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令和6年第2回 産業建設常任委員会 臨時会 本文

1.会議の経過
 午後 2時30分 開会

(第2回臨時会付託案件の審査)
○山本篤史委員長 ただいまから産業建設常任委員会を開会いたします。
 本日、当委員会に付託されましたのは、案件2件であります。
 これより、議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分及び議案第31号 砺波市下水道条例の一部改正についてを審査いたします。
 なお、議案に対する当局説明につきましては、議案説明会において説明を受けておりますので、付託案件に対する質疑から始めます。
 それでは、発言される方はどうぞ。
 小西副委員長。
○小西副委員長 私のほうからは、農地農業施設災害復旧費の補正額200万円について教えていただきたいと思います。
 本来、1月1日に発生した地震の影響で、当初からお金は670万円ほど見てあったわけでございますが、この期に及んでというか、今になって補正する理由について、どういう理由でこういった補正が発生したのかということと、多分、災害地が増えたからだろうなというふうには思いますが、具体的にどのような、この補正というか、支援の中身について、もしよければ、例えば具体的にあんなところ、こんなところと地名なんかが分かれば教えていただきたいと思います。
○山本篤史委員長 金子農地林務課長。
○金子農地林務課長 今になって補正をしたという理由につきましては、当初予算は昨年末に予算要求をしております。その段階での余剰金の金額は小規模の20万円の想定しかしておりませんでした。それ以外は工事費と調査費を計上しております。
 その後、正月の地震が起こったわけですけれども、そのときに、1月の全員協議会でも御説明しましたが、当初は降雨だけの災害の復旧支援であったわけですが、国で採択できる復旧事業と対象要件が同等となるように市の支援要件を変更いたしました。そのことによって、その段階で初めて地震の小規模災害が補助該当、今回の支援の該当になるということになりました。
 令和5年度につきましては、1月から3月までの間で、いくらか見える範囲で支援してきたわけでありますけど、具体的に江ざらいとか、山間部は特に雪解け、ため池がある山間部とかはなかなか春にならないと皆さん山に入らないので、それがありましたので、春から自治振興会のほうに確認いたしました。
 そうしましたら、ため池から流れ出るような水路、結構長いのですが、その水路の斜面について十数か所の小規模な崩壊があるという相談を受けましたので、今回、その金額に関する所要額を計上したものであります。具体的な地名につきましては、ほとんど栴檀山のほうになっております。
○山本篤史委員長 続きまして、山本善郎委員。
○山本善郎委員 それでは、地域住宅支援事業についてお伺いしたいというふうに思います。
 能登半島地震がありましてから、地震に対する考え方が非常に変わってきたんじゃなかろうかなと思っております。さらに今回はそういったことで、補正の中で国の交付金等が箇所付けになったということでございます。
 木造住宅の耐震化というのは、私らはよく分かるんですが、危険ブロック塀というのはどの辺にあるのか、ちょっと私は分かりませんが、そういったことも含めて、予算の中でどのような件数が対応できるのか伺いたいと思います。
○山本篤史委員長 金厚都市整備課長。
○金厚都市整備課長 今ほどの耐震改修と危険ブロック塀の補助金の件数、どれだけ見込んでいるかという御質問だったと思いますが、そちらのほうは今回の補正予算で、当初予算と合わせまして木造の耐震改修は9件を見込んでおります。また、危険ブロック塀については、除却と設置を併せましてセットで4件を見込んでいる状況でございます。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 そのように見込まれるということでございますが、現時点ではどれぐらい申請されていますか。
○山本篤史委員長 金厚都市整備課長。
○金厚都市整備課長 今年度の申請件数につきましては、昨日5月14日時点で申し上げますと、木造住宅の耐震改修が1件の申請がございました。また、危険ブロック塀については除却の申請が1件ございました。
 なお、地震発生後から問合せなど相談件数は非常に多くありまして、具体的な申請に向けた相談というのは、今ほど申し上げました耐震改修の申請済みの1件以外に、具体的な相談が3件ございます。
 また、ブロック塀の除却につきましても、申請済みの1件以外に、書類等の内容を確認するというような具体的な相談は3件ございます。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 思ったより、えらい少ないような気もします。と言いながら私自身もその中の一人でありますけれども、さらにこういうことが皆さんに認識されまして、今後増えてくるということになった場合の予算的な処置はどうなりますか。
○山本篤史委員長 金厚都市整備課長。
○金厚都市整備課長 今、補正を提案させていただきまして、それ以上に予算を上回るような申請が想定されてきた場合につきましては、国の交付金とかも活用しているものですから、国や県と相談の上、さらなる補正予算というものを検討していきたいと考えております。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 認識を皆さん持っていらっしゃるというふうに思いますけれども、高額になりそうでなかなか進まないのかなというふうに思っております。必要なことは重々承知していますから、この後、どのようにしてPRしていけばいいのか、ちょっと伺いたいと思います。
○山本篤史委員長 金厚都市整備課長。
○金厚都市整備課長 耐震化のPRにつきましては、地震後につきまして、地震発生後の2月から3月におきましては、過去に耐震診断を受けられて耐震改修をされていない方というのが何名もいらっしゃいましたので、そういった方に直接ダイレクトメールを送付して耐震改修をしませんかという案内をしております。
 さらに、今年に入りましてからは、市の広報の5月号で耐震改修の周知を図っておりまして、それに加えてFMとなみにおいても定期的に放送していただいております。さらに9月に予定しております防災訓練におきましても、耐震の復旧啓発活動を予定しておりまして、積極的にPRしてまいりたいと考えております。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 この後、しっかりとPRしていっていただきたいというふうに思っております。
○山本篤史委員長 ほかに質疑、御意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山本篤史委員長 ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより付託案件を採決いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっています議案第29号及び議案第31号、以上議案2件を一括して採決いたします。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本篤史委員長 御異議なしと認めます。
 お諮りいたします。議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分、議案第31号 砺波市下水道条例の一部改正について、以上議案2件について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○山本篤史委員長 挙手全員であります。よって、議案2件については原案のとおり可決することに決しました。
 以上で付託されました案件の審査を終了いたします。

○山本篤史委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本篤史委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
 以上で産業建設常任委員会を閉会いたします。
 市長をはじめ当局の皆さん、御苦労さまでした。

 午後 2時40分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会産業建設常任委員会

   委員長   山 本 篤 史



令和6年第2回 産業建設常任委員会 臨時会 議事日程・名簿

            産業建設常任委員会

1.会議に付した事件
  ・第2回臨時会付託案件の審査

1.開会及び閉会の日時
    5月15日  午後 2時30分  開会
    5月15日  午後 2時40分  閉会

1.出席委員(5名)
  委員長 山 本 篤 史     副委員長 小 西 十四一
   委員 山 森 文 夫       委員 山 本 善 郎
   委員 林   教 子

1.欠席委員(なし)

1.委員外出席議員
   議長 川 辺 一 彦

1.説明のため出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修      副 市 長 齊 藤 一 夫

 商工農林              建設水道
 部  長 坪 田 俊 明      部  長 構  富 士 雄

 商工農林部次長           商工農林部
 商工観光課長 高 畑 元 昭      農業振興課長 小 西 啓 介

 農地林務課長 金 子 幸 弘      都市整備課長 金 厚 伴 行

 上下水道課長 石 黒 一 憲

1.職務のため出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 石 黒 哲 康      議事係長・調査係長 佐 藤 秀 和

 主  査 瀧 川 千賀子



令和6年第2回 本会議 臨時会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時02分 開会

               開 会 の 宣 告
○議長(川辺一彦君) ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、これより令和6年第2回砺波市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめ配付してあります議事日程のとおりであります。

                  日程第1
               会議録署名議員の指名
○議長(川辺一彦君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において指名いたします。
  4番 神 島 利 明 君
  5番 小 西 十四一 君
  6番 開 田 哲 弘 君
以上といたします。

                  日程第2
                会期の決定について
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決しました。

                  日程第3
                特別委員会の報告
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第3 特別委員会の報告を議題といたします。
 議会改革特別委員会から報告を求められておりますので、これを許可いたします。
 議会改革特別委員会委員長 川岸 勇君。
 〔議会改革特別委員長 川岸 勇君 登壇〕
○議会改革特別委員長(川岸 勇君) それでは、議長の許可を得ましたので、議会改革特別委員会の取り組んできた経過について、報告をしたいと思います。
 令和5年度に設置した議会改革特別委員会組織に、議会組織専門部会、それと議会運営専門部会を設け、議員全員がいずれかの部会に所属し、議会改選後の議会環境改善に向けて取組を始めたところであります。
 まず、昨年6月27日に2部会合同で令和5年度取り組むべき事項、課題について話合い、年間計画を策定しました。
 議会組織専門部会では、第一の議題として、議員報酬、定数の在り方の根拠と理由について調査研究すること、議会運営専門部会では、政策立案に関する道筋の研究と緊急事態の見直しについて協議検討することを年間の指針としました。
 そしてその後、議会組織専門部会については10回開催し、議会運営専門部会については5回開催し、それぞれの部会が持つ課題について、調査研究に努めたところであります。
 初めに、議会運営専門部会の取組経緯について御報告いたします。
 令和5年度議会運営専門部会では、大きく2つについて取り組みました。その一つは政策の立案等に関するガイドラインの作成です。砺波市議会の議会基本条例において、政策については第4条、基本方針、第5条、議会の位置づけ、第18条、政策の立案及び提言について記載していますが、議員の達成状況は低い状況でした。
 そこで、砺波市議会基本条例の基本方針に、議員間の討議を大いに活性化し、政策立案及び政策提言を行うことと定めていることから、政策提言、政策立案に真摯に取り組むため、政策立案等に関するガイドラインを策定しました。
 2つ目は、砺波市議会緊急事態マニュアルの見直しです。砺波市議会議長は、緊急事態発生により市対策本部が設置された場合は、必要に応じ議員による協議、調整等を行うため、議会内に市議会災害対策支援会議を設置することになっています。この支援会議のメンバーに事故があるとき、または欠けたとき、その対応について見直しを行ったところでございます。
 次に、議会組織専門部会での定数、報酬について協議した結果について、御報告申し上げます。
 議員報酬は、平成9年以降、旧砺波市と庄川町が合併した平成17年当時、人勧により1,000円引き下げられた後、今日まで28年間見直しがされていない状況や、議員年金の廃止により身分保障がないことなど、地方議員の成り手不足が深刻化しており、議員の活動量も年々増加している現状も踏まえ、若い世代が出馬できる環境を整えるためにも、議員の報酬を引き上げるべきとの意見が部会員から出されました。
 そこで、全国市議会議長会をはじめ県内近隣の市議会の実態調査資料や、学識経験者の報酬に関する意見調査の資料を作成、提示し意見交換を図ったところであります。
 その中でも、議員報酬の見直しに当たって参考になったのは、令和4年に全国町村議会議長会が報告書でまとめた、そして、それを提言している原価方式での報酬額試算でございます。
 この方式では、議会改革を進める上で、有数の議会でも利用されていることが分かり、この方式により議会組織専門部会でも試算したところ、月数万円の増額となったところでございます。
 この結果については、議員全員の賛意を得ていないことからも、令和6年度に引き続き検証していくものとします。
 次に、議員定数について申し上げます。
 平成27年に議員定数条例が一部改正され、現行の18名となっています。市民の代表として、市民に寄り添った活動をするためにも、また、この10年間の議員活動を見ても1.5倍の議員活動を遂行していること、常任委員会の運営等を考えるとこれ以上削減すべきではないという意見もあるなど、また、市議会主催の議会報告会で実施したアンケート調査では、参加された6割の方は現在の定数18名が適当と答えられていることや、県内の人口5万人以下の7市の議員定数の実態も踏まえ、引き続き議員定数の在り方を検証していくものといたします。
 以上、議会改革特別委員会の報告といたします。
 以上であります。

                  日程第4
         議案第29号から議案第35号まで及び報告第2号
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第4 議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)から議案第35号 富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてまで、及び報告第2号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。

                (提案理由の説明)
○議長(川辺一彦君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 本日、砺波市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位の御出席をいただき、厚く御礼を申し上げます。
 まず、令和6年能登半島地震の対応について申し上げます。
 今回の地震を踏まえ、地区自治振興会や自主防災会をはじめ各方面からの御意見を基に、見直し作業を進めております砺波市地域防災計画につきましては、来る5月22日に開催を予定しております砺波市防災会議で審議いただき、避難所の開設基準や災害対策本部体制など、本計画を改正するとともに、必要となる施策を順次進めることで、市民の皆さんと共に災害に強い地域づくりを進めてまいります。
 なお、見直しにつきましては不断に進めていくこととしており、今後とも適宜対応してまいります。
 さて、去る4月23日に「新砺波市誕生20周年記念式典」を挙行いたしましたところ、市議会議員の皆さんをはじめ、新田富山県知事や県内全ての市町村長など、総勢700名余りの方々に御臨席を賜りました。
 この場をお借りしまして、厚く御礼を申し上げたいと存じます。
 この20年の歩みは、一体感を高めながら、それぞれの強みと弱みを補い合った、意義のある合併と実感しており、市民の市政に対する御理解と御協力、市議会をはじめ関係各位の御高配と御支援の賜物であると考えております。
 今後とも、この合併の効果を生かしながら全ての市民が住みよさや幸せを実感し、いつまでも暮らし続けたいと思える「選ばれるまち砺波」を実現するため、より一層の御理解、御協力、そして御支援をお願い申し上げます。
 次に「令和6年度フラワー都市交流連絡協議会砺波市総会」について申し上げます。
 去る4月25日から27日までの3日間にわたり、平成25年以来11年ぶりに総会を本市で開催し、加盟8市町から約200名、砺波市から約80名の方々に参加をいただきました。
 チューリップフェアはもちろんのこと、会場以外にも庄川遊覧船チューリップクルーズ、散居村展望台、出町子供歌舞伎曳山会館など、砺波の春を満喫いただき、加えて、フラワーパーティーでは大門素麺や砺波の地酒などのおもてなしにより、本市の魅力を十分に堪能いただいたものと考えております。
 次に、「2024となみチューリップフェア」について申し上げます。
 「チューリップで広がる彩りの波」をテーマに去る4月23日から5月5日までの13日間にわたり開催したところ、昨年に比べ会期が1日短いにも関わらず、天候にも恵まれたことなどから、目標の30万人を上回る30万3,000人のお客様に来場いただきました。
 中でも、満開宣言をいたしました4月28日には5万人の来場があり、平成26年以来10年ぶりの大台となりました。
 今回のフェア来場者WEBアンケートでは、福井県や大阪府からの来場者が増加しており、北陸新幹線敦賀延伸開業の効果もあったのではないかと考えております。
 チューリップの開花状況につきましては、会期中は、花の入替えを行い、最終日まで色とりどりの美しいチューリップを楽しむことができ、笑顔や感動、癒やしなどが、まさに今回のフェアのテーマである波のように国内外に広がったものと考えております。
 催事では、福井県立恐竜博物館の化石標本展示や、JR西日本のミニ新幹線がチューリップパレードを先導したほか、京都橘高等学校吹奏楽部特別演奏会など、いずれも大好評でございました。
 このほか、フェア期間中に、レクリエーション事業を展開する台湾の企業が来訪しまして、富山県花卉球根農業協同組合との間で、12品種の球根数千球を輸出する商談が成立したことは、チューリップのさらなる販路拡大につながるうれしい動きであります。
 このようにフェアを成功裏に終えることができましたのは、国内外から御来場の皆さんや御協力・御支援をいただきました市民や関係機関をはじめ、協賛企業、各種団体並びに多くのボランティアや運営スタッフの皆さんのおかげであり、改めて深く感謝を申し上げます。
 それでは、これより本日提出いたしました議案等について御説明申し上げます。
 まず、議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ8,250万6,000円を追加し、歳入歳出予算総額を235億2,650万6,000円とするものであります。
 歳出予算の主なものとしては、
  企画費                          640万円
  園芸振興対策費               1,478万4,000円
  砺波市美術館管理運営費                4,910万円
などであり、そのほか当面必要となってまいりました、やむを得ない諸経費について、精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源の主なものは、
  国庫支出金                 2,195万1,000円
  県支出金                       1,193万円
  市債                         1,840万円
などであり、不足する額2,182万5,000円を繰越金で措置するものであります。
 次に、予算関係以外の諸議案について、御説明いたします。
 条例関係につきましては、「砺波市税条例の一部改正」をはじめ、国の法令改正に伴うもの4件であります。
 条例関係以外の案件につきましては、工事請負契約の締結が1件、広域連合の規約変更が1件、専決処分の承認が2件であります。
 以上をもちまして、本日提案いたしました議案等の説明といたします。
 よろしく御審議の上、可決または承認をいただきますようお願いを申し上げます。

                 (質  疑)
○議長(川辺一彦君) これより、ただいま議題となっております案件に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。

               議案の常任委員会付託
○議長(川辺一彦君) ただいま議題となっております議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)から議案第35号 富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてまで、及び報告第2号 専決処分の承認を求めることについては、会議規則第37条第1項の規定により、配付してあります議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。
 この際、暫時休憩いたします。

 午後 2時22分 休憩

 午後 3時21分 再開

○議長(川辺一彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

              (常任委員会の審査報告)
○議長(川辺一彦君) これより、付託いたしました案件について、所管委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員会委員長 山本篤史君。
 〔産業建設常任委員長 山本篤史君 登壇〕
○産業建設常任委員長(山本篤史君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 本日、当委員会に付託されました、案件2件について審査するため、委員会を開催いたしました。
 それでは、本日、産業建設常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分、議案第31号 砺波市下水道条例の一部改正について、以上、議案2件あります。
 当局から議案についての説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、意見・要望がありましたので、次の2点について申し上げます。
 議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(所管部分)のうち、1点目に、地域住宅支援事業費については、現在耐震改修の支援については申請が1件、危険なブロック塀の除却については申請が1件とのことでした。
 現在も数件の相談があり、申請は今後も増えると想定しているとのことでした。
 委員からは、今後も引き続き制度の周知に努めてほしいと意見がありました。
 2点目に、農地農業施設災害復旧事業費については、元旦の地震による小規模崩壊に対する費用であり、山間部のため池から流れる水路について、雪解け後の江ざらい等で住民により十数か所の災害箇所が発見されたため、早期の復旧のため予算を確保したとのことです。
 委員からは、災害が拡大しないよう早期の復旧に取り組んでほしいと意見がありました。
 以上、審査の結果と意見・要望について申し上げ、産業建設常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 民生病院常任委員会委員長 山田順子君。
 〔民生病院常任委員長 山田順子君 登壇〕
○民生病院常任委員長(山田順子君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 本日、当委員会に付託されました、案件1件について審査するため、委員会を開催いたしました。
 それでは、本日、民生病院常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第35号 富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更について、以上、1件であります。
 当局から議案についての説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、意見・要望がありましたので申し上げます。
 議案第35号「富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更」については、「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律」の一部が令和6年12月2日に施行され、マイナンバーカードと健康保険証の一体化により、後期高齢者医療制度の被保険者証等を廃止し、新たに資格確認書等を発行することとなるため、本規約のうち、この取扱いに関する部分を変更するものとのことでした。
 委員からは、対象が75歳以上の高齢者であるので、分かりやすく丁寧に説明していただきたいとの要望がありました。
 以上、審査の結果と意見・要望について申し上げ、民生病院常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 総務文教常任委員会委員長 大楠匡子君。
 〔総務文教常任委員長 大楠匡子君 登壇〕
○総務文教常任委員長(大楠匡子君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 本日、当委員会に付託されました、案件5件、及び報告1件について審査するため、委員会を開催いたしました。
 それでは、総務文教常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分、議案第30号 砺波市税条例の一部改正について、議案第32号 砺波市地方活力向上地域における固定資産税の課税免除又は不均一課税に関する条例の一部改正について、議案第33号 砺波市過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正について、議案第34号 工事請負契約の締結について、報告第2号 専決処分の承認を求めることについて、以上、議案5件及び報告1件であります。
 当局から議案についての説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、原案のとおり「可決」または「承認」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、意見・要望がありましたので申し上げます。
 議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分のうち、砺波市美術館管理運営費4,910万円については、砺波市美術館の駐車場として使用している前庭の石畳等に劣化が生じているため、アスファルト舗装する工事を計画している。また、駐車場入口は門が立っており、入りにくい状況であるので、南側に新たに出入口を整備するもので、改修により利用者の利便性と安全性が確保されると考えている。
 委員からは、工事期間中の美術館利用者に影響がないよう、安全等に十分留意して進めてほしいと意見がありました。
 以上、審査の結果と意見・要望について申し上げ、総務文教常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 以上をもって、各委員長の報告を終わります。

                 (質  疑)
○議長(川辺一彦君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。

                 (討  論)
○議長(川辺一彦君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 7番 境 欣吾君。
 〔7番 境 欣吾君 登壇〕
○7番(境 欣吾君) 議長の許可がありましたので、通告に基づき、富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更についての反対討論を行います。
 この変更は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部改正の施行に伴い、後期高齢者の被保険者証等を廃止するため、新たに資格確認書等を発行する必要が生じ、規約の変更を行おうとするものです。
 しかし、このような変更を行っても、保険証をなくし、強引にマイナカードを普及させようとするなら、受診の際のトラブルが絶えず医療現場などに混乱をもたらすことが危惧されます。
 マイナカードによる受診の際の医療機関窓口でのトラブルの報告が相次いでいます。システムの初動時には間違いは起こりやすく、時の経過に応じて修正され、完成されていくものだと、そういった意見もあります。しかし、この考え方には間違いがあると思います。
 1つは、初動時にしても起こしてはいけない間違いを起こしているということです。マイナカードの読み取り機を通しても本人確認ができず、10割負担の診療になったという報告さえあります。銀行窓口に預金があるのに、現金を引き出せない銀行カードはあり得ないのと同様です。
 2つには、修正の努力がなされても著しい改善が見られないということです。政府はカードリーダーの精度を向上させた、負担割合の誤表示はシステムを改修したと説明し、2023年7月で医療保険に関するひもづけミスの点検は終了したと報告していますが、事態はさほど改善していないようです。
 全国保険医団体連合会が実施した2023年10月以降のマイナ保険証トラブル調査によると、回答の寄せられた8,672の医療機関のうち、59.8%に当たる5,188の医療機関で、10月1日以降もマイナ保険証オンライン資格確認に関するトラブルがあったとのことです。該当の被保険者番号がない、資格情報の無効がある、名前や住所の間違い、負担割合が違う、他人の情報にひもづけられたなどといったものです。6月に行った同様の調査と比べても、トラブル報告の割合はほとんど変わっていないということです。
 マイナ保険証に関わるトラブルは、1枚のカードに様々な個人情報を集約しようとする、ボタンのかけ違ったデジタル化の推進方法によるものだと考えます。出だしから間違った方法では、あってはならない間違いを起こし続け、その対処に不要な経費と労力を空費するばかりです。
 マイナ保険証の利用が進まないのは、安心できて、しかも便利だと実感されないからで、スマホの普及とは対照的です。保険証をなくしてマイナカードに集約することにこだわれば、デジタル化を進めるのに逆行することにもなります。
 受診に際して、患者に新たな困難や不安を招き、医療現場や高齢者施設などに一層の混乱をもたらす保険証の廃止はやめるべきです。この規則変更は、マイナカードを持たない人、また、持っていても保険資格をひもづけていない人の保険資格を確認して受診を可能にしようとするものですが、保険証をなくさなければ必要のない措置です。保険証をなくすことを前提とした、この規約変更には賛成することはできません。
 以上で反対討論とします。
○議長(川辺一彦君) 3番 向井幹雄君。
 〔3番 向井幹雄君 登壇〕
○3番(向井幹雄君) 議案第35号 富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更について、賛成討論を行います。
 マイナンバーカードと保険証を一体化させ、従来の保険証の発行を廃止することは法改正され、今年の12月2日に実施することが決まっております。マイナ保険証を利用することでよりよい医療を受けることができるメリットが示されており、今後も全ての市民が安心して保険診療を受けてもらわなければなりません。
 この規約の変更は、後期高齢者医療制度の加入している方々が、12月2日の法律施行後、マイナンバーカードを持っていなくても引き続き保険診療を受けることができるよう、国から示されたとおり資格確認書等を交付することとするため、その取扱いに関する部分を変更するものであり、必要であると考えます。
 このことから、議案第35号 富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更について賛成いたします。
○議長(川辺一彦君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)
○議長(川辺一彦君) それでは、ただいまから採決に入ります。
 まず、議案第35号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決であります。本案を、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第29号から議案第34号まで、及び報告第2号を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は、いずれも原案のとおり可決または承認であります。以上の案件は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立全員であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決または承認されました。
 この際、暫時休憩いたします。

 午後 3時40分 休憩

 午後 3時41分 再開

 〔副議長 有若 隆君 登壇〕
○副議長(有若 隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

(議長の辞職)
○副議長(有若 隆君) ただいま議長 川辺一彦君から、議長の辞職願が提出されました。
 お諮りいたします。この際、議長辞職の件を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(有若 隆君) 異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 議長辞職の件を議題といたします。
 まず、辞職願を朗読させます。
○議会事務局長(石黒哲康君)
辞 職 願
 このたび、一身上の都合により、期半ばで議長を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。
  令和6年5月15日
                    砺波市議会議長 川辺一彦
 以上でございます。
○副議長(有若 隆君) お諮りいたします。川辺一彦君の議長の辞職を許可することに、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(有若 隆君) 異議なしと認めます。よって、川辺一彦君の議長の辞職を許可することに決しました。
 〔12番 川辺一彦君 入場〕
○副議長(有若 隆君) ただいま川辺一彦君から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
 川辺一彦君。
 〔12番 川辺一彦君 登壇〕
○12番(川辺一彦君) 議長の退任に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 私は、令和3年4月に執行されました砺波市議会議員選挙の改選後から3年間にわたりまして、議会の議長として務めさせていただきました。その間には、コロナ禍真っ最中における新しい議会組織体制の構築、そして、議会改革の進展に対しまして取り組んできたと思っております。
 中でも、議会基本条例にあります市民との情報共有、そして、議会活動への市民参加に向かいまして、全21区における議会報告会や各種団体との意見交換会、そして、全議員による議員研修会などを実践させていただきまして、議会が市民の前へ出ていける議会づくり、そして、議員の資質向上に努めてきたつもりでございます。
 しかし、私としては一番の課題でございました議員活動における議員環境の整備につきましては、まだ道半ばというところであります。これにつきましては残念な気持ちも持ってはおります。
 されども、私は今これから一議員として皆様とともに、この課題の解決に向けて努力をしていきたい、そのように思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
 結びに、私のこれまでの3年間にわたる議会運営と議会活動に対しまして、御理解と御協力、そして、御指導を賜りました議員各位の皆様、夏野市長をはじめとする行政の皆様、報道機関の皆様、そして、多数の市民の皆様に心から感謝を申し上げまして、退任の御挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。(拍手)

                 (議長の選挙)
○副議長(有若 隆君) ただいま議長が欠員となりました。
 お諮りいたします。この際、議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(有若 隆君) 御異議なしと認めます。よって、この際、議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行います。
 選挙は、投票により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(有若 隆君) 御異議なしと認めます。よって、投票により行うことに決しました。
 議場の閉鎖を命じます。

                 (議場閉鎖)
○副議長(有若 隆君) ただいまの出席議員は17名であります。
 お諮りいたします。会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に、1番 境 佐余子君、2番 林 教子君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(有若 隆君) 御異議なしと認めます。よって、開票立会人は、1番 境 佐余子君、2番 林 教子君といたします。
 投票用紙を配付させます。

                (投票用紙の配付)
○副議長(有若 隆君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(有若 隆君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。

                 (投票箱の点検)
○副議長(有若 隆君) 点検の結果、異状なしと認めます。
 ただいまから投票を行いますが、念のため申し上げます。
 投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、事務局長の点呼に応じて順次投票を願います。
 点呼を命じます。
○議会事務局長(石黒哲康君) それでは、順に議席番号とお名前を申し上げますので、登壇の上、投票をお願いします。投票用紙に議長の被選挙人の氏名を御記入の上、準備をお願いします。
  1番 境 佐余子議員、 2番 林 教子議員、  3番 向井幹雄議員、
  4番 神島利明議員、  5番 小西十四一議員、 6番 開田哲弘議員、
  7番 境 欣吾議員、  8番 山本篤史議員、 10番 山田順子議員、
 12番 川辺一彦議員、 13番 山本善郎議員、 14番 島崎清孝議員、
 15番 川岸 勇議員、 16番 大楠匡子議員、 17番 今藤久之議員、
 18番 山森文夫議員、  9番 有若 隆副議長。
○副議長(有若 隆君) 投票漏れはありませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(有若 隆君) 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
 開票を行います。1番 境 佐余子君、2番 林 教子君、開票の立会いを願います。

                 (開  票)
○副議長(有若 隆君) 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数   17票
  有効投票   15票
  無効投票    2票
 有効投票中
  山田順子君  14票
  川辺一彦君   1票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は4票であります。よって、山田順子君が議長に当選となりました。
 議場の閉鎖を解きます。

                 (議場開鎖)
○副議長(有若 隆君) ただいま議長に当選されました山田順子君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。
 それでは、議長に当選されました山田順子君から発言を求められておりますので、これを許可します。
 〔議長 山田順子君 登壇〕
○議長(山田順子君) それでは、一言御挨拶を申し上げます。
 ただいま議員の皆様の温かい御推挙を賜り、砺波市議会20年の記念すべき節目の年に、長い歴史と伝統ある、そして、栄えある砺波市議会第19代議長に、初めての女性議長として御選任いただき、身の引き締まる思いでいっぱいでございます。心から厚く御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。
 議会改革をはじめとするいろいろな諸課題が山積している中、その職責の重さを痛感しているところではございますが、砺波市政のより一層の発展のため、また、公正で円滑な議会運営のために誠心誠意努力してまいる所存でございます。
 議員の皆様、夏野市長をはじめとする市当局の皆様、そして、報道関係の皆様方には、より一層の温かい御支援、御協力を賜りますことを心よりお願い申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、議長就任の挨拶とさせていただきます。
 本日は誠にありがとうございました。(拍手)
○副議長(有若 隆君) 以上をもって、私の職務を終了いたしました。どうもありがとうございました。
 それでは、議長と交代をいたします。
 山田順子議長、議長席にお着き願います。
 〔副議長 有若 隆君 退場〕

                (副議長の辞職)
○議長(山田順子君) ただいま副議長 有若 隆君から、副議長の辞職願が提出されました。
 お諮りいたします。この際、副議長辞職の件を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 副議長辞職の件を議題といたします。
 まず、辞職願を朗読させます。
○議会事務局長(石黒哲康君)
                 辞 職 願
 このたび、一身上の都合により、副議長を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。
  令和6年5月15日
                    砺波市議会副議長 有若 隆
 以上です。
○議長(山田順子君) お諮りいたします。有若 隆君の副議長の辞職を許可することに、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、有若 隆君の副議長の辞職を許可することに決しました。
 〔9番 有若 隆君 入場〕
○議長(山田順子君) ただいま9番 有若 隆君から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
 有若 隆君。
 〔9番 有若 隆君 登壇〕
○9番(有若 隆君) 副議長退任に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。
 一昨年の5月の臨時議会におきまして、議員各位の御推挙により、歴史と伝統ある砺波市議会の副議長の要職に就かせていただきました。川辺議長の下、2年間、議会運営や議会改革、議会の活性化、そして、市民福祉の増進及び砺波市のさらなる発展に、微力でありましたが、全力で努めることができました。
 この間、議員各位をはじめ、市長、市当局の皆さん方には、温かい御指導と御鞭撻を賜りましたことに対し、深く感謝を申し上げる次第でございます。
 本日をもって、この職を辞するわけでありますが、この間の貴重な経験を生かし、今後とも、一議員として市民の皆さん方の負託に応えるよう、砺波市と砺波市議会のさらなる発展に尽力してまいりますので、皆様方の変わらぬ御指導と御鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げまして、副議長退任の御挨拶とさせていただきます。
 2年間、誠にありがとうございました。(拍手)

                (副議長の選挙)
○議長(山田順子君) ただいま副議長が欠員となりました。
 お諮りいたします。この際、副議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、この際、副議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行います。
 選挙は、投票により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、投票により行うことに決しました。
 議場の閉鎖を命じます。

                 (議場開鎖)
○議長(山田順子君) ただいまの出席議員は17名であります。
 お諮りいたします。会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に、3番 向井幹雄君、4番 神島利明君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、開票立会人は、3番 向井幹雄君、4番 神島利明君といたします。
 投票用紙を配付させます。

                (投票用紙の配付)
○議長(山田順子君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。

                 (投票箱の点検)
○議長(山田順子君) 異状なしと認めます。
 ただいまから投票を行いますが、念のため申し上げます。
 投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、事務局長の点呼に応じて、順次投票を願います。
 点呼を命じます。
○議会事務局長(石黒哲康君) それでは、順に議席番号とお名前を申し上げますので、登壇の上、投票をお願いします。投票用紙に副議長被選挙人の氏名を御記入の上、準備をお願いします。
  1番 境 佐余子議員、 2番 林 教子議員、  3番 向井幹雄議員、
  4番 神島利明議員、  5番 小西十四一議員、 6番 開田哲弘議員、
  7番 境 欣吾議員、  8番 山本篤史議員、  9番 有若 隆議員、
 12番 川辺一彦議員、 13番 山本善郎議員、 14番 島崎清孝議員、
 15番 川岸 勇議員、 16番 大楠匡子議員、 17番 今藤久之議員、
 18番 山森文夫議員、 10番 山田順子議長。
○議長(山田順子君) 投票漏れはありませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
 開票を行います。3番 向井幹雄君、4番 神島利明君、開票の立会いを願います。

                 (開  票)
○議長(山田順子君) なお、本日の会議時間は、議事の都合により会議終了まで延長いたします。
 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数   17票
  有効投票   15票
  無効投票    2票
 有効投票中
  島崎清孝君  14票
  有若 隆君   1票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は4票であります。よって、島崎清孝君が副議長に当選となりました。以上のとおりであります。
 議場の閉鎖を解きます。

                 (議場開鎖)
○議長(山田順子君) ただいま副議長に当選されました島崎清孝君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。
 それでは、副議長に当選されました島崎清孝君から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
 〔副議長 島崎清孝君 登壇〕
○副議長(島崎清孝君) ただいまは、議員各位の御推挙によりまして、副議長に御選任をいただきました。誠に光栄であり、心より感謝を申し上げる次第でございます。
 もとより微力ではありますけれども、山田議長をお支えし、公正かつ円滑な議会運営に努めてまいりたいと存じます。
 また、現在、砺波市政、議会ともに重要課題が山積をいたしております。課題解決に向けまして、山田議長と共に議会の役割を十二分に果たせるよう、全力を尽くしてまいる所存でございます。
 先輩、同僚議員の皆様、市長をはじめ執行部の皆様、そして、報道機関の皆様の今後一層の御指導、御鞭撻、御協力を賜りますよう、心からお願いを申し上げますとともに、川辺前議長、有若前副議長の御尽力に深く感謝を申し上げ、就任の挨拶とさせていただきます。
 誠にありがとうございました。(拍手)
○議長(山田順子君) この際、暫時休憩いたします。
 着席のままお待ち願います。

 午後 4時21分 休憩

 午後 4時23分 再開

○議長(山田順子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                  日程第5
             常任委員会委員の選任について
○議長(山田順子君) 日程第5 常任委員会委員の選任についてを議題といたします。
 お諮りいたします。常任委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。
 総務文教常任委員会委員に、
  1番  境   佐余子  君
  4番  神 島 利 明  君
  7番  境   欣 吾  君
  8番  山 本 篤 史  君
 15番  川 岸   勇  君
 17番  今 藤 久 之  君 以上6名を、
民生病院常任委員会委員に、
  5番  小 西 十四一  君
  6番  開 田 哲 弘  君
 12番  川 辺 一 彦  君
 14番  島 崎 清 孝  君
 16番  大 楠 匡 子  君 以上5名を、
産業建設常任委員会委員に、
  2番  林   教 子  君
  3番  向 井 幹 雄  君
  9番  有 若   隆  君
 10番  山 田 順 子
 13番  山 本 善 郎  君
 18番  山 森 文 夫  君 以上6名を、
それぞれ指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました以上の諸君を、それぞれの常任委員会の委員に選任することに決しました。

                  日程第6
            議会運営委員会委員の選任について
○議長(山田順子君) 次に、日程第6 議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。
 お諮りいたします。議会運営委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、
  9番  有 若   隆  君
 12番  川 辺 一 彦  君
 13番  山 本 善 郎  君
 15番  川 岸   勇  君
 16番  大 楠 匡 子  君
 17番  今 藤 久 之  君 以上6名を、
指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君を、議会運営委員会委員に選任することに決しました。

                  日程第7
              特別委員会の設置について
○議長(山田順子君) 次に、日程第7 特別委員会の設置についてを議題といたします。
 まず、今年度、新たに次の特別委員会を設置することについて、お諮りいたします。
 新たに設置いたします新庁舎検討特別委員会について、お諮りいたします。
 新庁舎整備の基本理念である「市民の安全を守り、環境と人に優しく、機能的でコンパクトな庁舎」に基づき、将来の庁舎機能に求められる社会的要請等を踏まえ、新庁舎の位置をはじめ備えるべき規模・機能・性能等について調査研究、調整をするため、全17名の委員をもって構成する新庁舎検討特別委員会を設置して、審査が終了するまで、閉会中も継続して調査することといたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、全17名の委員をもって構成する新庁舎検討特別委員会を設置し、審査が終了するまで、閉会中も継続して調査することに決しました。
 お諮りいたします。ただいま設置されました新庁舎検討特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、配付いたしました名簿のとおり指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、新庁舎検討特別委員会委員には、配付いたしました名簿のとおり選任することに決しました。
 次に、議会改革特別委員会の設置についてをお諮りいたします。
 令和5年度の議論を踏まえ、地方分権と変わりゆく時代や現状に対応できる砺波市議会の在り方について調査研究するとともに、議会の権能強化、住民参加の在り方、情報公開等について検討するため、全17名の委員をもって構成する議会改革特別委員会を設置して、審査が終了するまで、閉会中も継続して調査することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、全17名の委員をもって構成する議会改革特別委員会を設置し、審査が終了するまで、閉会中も継続して調査することに決しました。
 お諮りいたします。議会改革特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、配付いたしました名簿のとおり指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、議会改革特別委員会委員には、配付いたしました名簿のとおり選任することに決しました。
 次に、広報広聴特別委員会の設置について、お諮りいたします。
 議会報告会の開催等、市民の意見を広く聴く機会を設け、議会活動を市民に公開・周知し、議会の見える化を進めるため、委員会条例第5条第2項の規定により、13名の委員をもって構成する広報広聴特別委員会を設置し、審査が終了するまで、閉会中も継続して調査することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、13名の委員をもって構成する広報広聴特別委員会を設置し、審査が終了するまで、閉会中も継続して調査することに決しました。
 お諮りいたします。広報広聴特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、配付いたしました名簿のとおり指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、広報広聴特別委員会委員には、配付いたしました名簿のとおり選任することに決しました。
 この際、各常任委員会、議会運営委員会及び各特別委員会を開催し、正・副委員長を互選するため、暫時休憩いたします。

 午後 4時31分 休憩

 午後 5時19分 再開

○議長(山田順子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 (各常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会の正・副委員長の互選結果報告)
○議長(山田順子君) この際、報告事項を申し上げます。
 各常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会から、委員長及び副委員長の当選者の報告がありましたので、御報告申し上げます。
 総務文教常任委員会委員長に   山 本 篤 史 君
 同副委員長に          境   佐余子 君
 民生病院常任委員会委員長に   川 辺 一 彦 君
 同副委員長に          大 楠 匡 子 君
 産業建設常任委員会委員長に   有 若   隆 君
 同副委員長に          林   教 子 君
 議会運営委員会委員長に     山 本 善 郎 君
 同副委員長に          大 楠 匡 子 君
 議会改革特別委員会委員長に   島 崎 清 孝 君
 同副委員長に          川 辺 一 彦 君
 新庁舎検討特別委員会委員長に  山 本 善 郎 君
 同副委員長に          今 藤 久 之 君
 広報広聴特別委員会委員長に   今 藤 久 之 君
 同副委員長に          島 崎 清 孝 君が、
それぞれ当選されました。

                  日程第8
                議員の派遣について
○議長(山田順子君) 次に、日程第8 議員の派遣についてを議題といたします。
 地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、派遣する議員については、お手元にお配りいたしました議員の派遣についてのとおりであります。
 お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、お手元の配付文書のとおり議員を派遣することに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、議員の派遣についての配付文書のとおり議員を派遣することといたしました。

                  日程第9
          所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
○議長(山田順子君) 次に、日程第9 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会、各常任委員会及び特別委員会から、会議規則第111条の規定に基づく、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会、各常任委員会及び特別委員会から申出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会、各常任委員会及び特別委員会からの申出のとおり、それぞれ調査が終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

                 追加日程第10
○議長(山田順子君) 次に、お諮りいたします。ただいま市長から、議案第36号 砺波市監査委員の選任についてが提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第10として、議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、議案第36号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
 〔16番 大楠匡子君 退場〕

                 議案第36号
○議長(山田順子君) これより、追加日程第10 議案第36号 砺波市監査委員の選任についてを議題といたします。

                (提案理由の説明)
○議長(山田順子君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) ただいま追加提案をいたしました議案第36号 砺波市監査委員の選任についてを御説明いたします。
 議員のうちから選任されておりました今藤久之氏から、令和6年5月14日付で辞職願が提出されましたので、これを承認し、後任の砺波市監査委員に大楠匡子氏を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。何とぞ御審議の上、御同意をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(山田順子君) お諮りいたします。本案については事情を十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、この際、直ちに採決することに決しました。

(採  決)
○議長(山田順子君) これより、議案第36号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第36号 砺波市監査委員の選任については、本案に同意することに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、議案第36号 砺波市監査委員の選任については、本案に同意することに決しました。
 〔16番 大楠匡子君 入場〕

○議長(山田順子君) 以上で、本臨時会に付議されました全案件を議了いたしました。

               閉 会 の 挨 拶
○議長(山田順子君) 市長から御挨拶がございます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 本日の臨時会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 今臨時会に提出いたしました一般会計補正予算をはじめ、市政を運営する上で当面必要となってまいりました諸案件につきまして、それぞれ可決、承認をいただき誠にありがとうございました。
 さて、新たな議会組織が決定をされました。このたび当選されました山田議長、そして島崎副議長並びに各委員長や副委員長、それぞれの皆様、御就任を心からお祝い申し上げます。
 また、前任の川辺議長、有若副議長には議会の円滑な運営としての発展に御尽力をいただきました。この場をお借りして心から感謝を申し上げます。
 今後とも、議員各位とともに、砺波市の発展と市民の幸せの向上のため、より一層の努力をしてまいる所存でありますので、引き続きの御理解と御協力をいただきますようお願い申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。

               閉 会 の 宣 告
○議長(山田順子君) これをもちまして、令和6年第2回砺波市議会臨時会を閉会いたします。

 午後 5時28分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

令和    年    月    日

   議    長   山 田 順 子

   署名議員   神 島 利 明

   署名議員   小 西 十四一

   署名議員   開 田 哲 弘



令和6年第2回 本会議 臨時会(第1号) 議事日程・名簿

        令和6年第2回砺波市議会臨時会会議録

1.議事日程
   第1 会議録署名議員の指名
   第2 会期の決定について
   第3 特別委員会の報告
   第4 議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)から議案第35号 富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてまで、及び報告第2号 専決処分の承認を求めることについて
      (提案理由説明、質疑、委員会付託、委員長報告、質疑、討論、採決)
   第5 常任委員会委員の選任について
   第6 議会運営委員会委員の選任について
   第7 特別委員会の設置について
   第8 議員の派遣について
   第9 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

1.本日の会議に付した事件
   日程第1 会議録署名議員の指名
   日程第2 会期の決定について
   日程第3 特別委員会の報告
   日程第4 議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)から議案第35号 富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてまで、及び報告第2号 専決処分の承認を求めることについて
        (提案理由説明、質疑、委員会付託、委員長報告、質疑、討論、採決)
   追加日程 議長辞職の件
   追加日程 議長の選挙
   追加日程 副議長辞職の件
   追加日程 副議長の選挙
   日程第5 常任委員会委員の選任について
   日程第6 議会運営委員会委員の選任について
   日程第7 特別委員会の設置について
   日程第8 議員の派遣について
   日程第9 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
   追加日程 議案第36号 砺波市監査委員の選任について

1.開議及び閉議の日時
    5月15日  午後 2時02分  開会
    5月15日  午後 5時28分  閉会

1.出席議員(17名)
   1番 境   佐余子 君     2番 林   教 子 君
   3番 向 井 幹 雄 君     4番 神 島 利 明 君
   5番 小 西 十四一 君     6番 開 田 哲 弘 君
   7番 境   欣 吾 君     8番 山 本 篤 史 君
   9番 有 若   隆 君    10番 山 田 順 子 君
  12番 川 辺 一 彦 君    13番 山 本 善 郎 君
  14番 島 崎 清 孝 君    15番 川 岸   勇 君
  16番 大 楠 匡 子 君    17番 今 藤 久 之 君
  18番 山 森 文 夫 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修 君    副 市 長 齊 藤 一 夫 君

 企画総務              福祉市民
 部  長 島 田 繁 則 君    部  長 横 山 昌 彦 君

 商工農林              建設水道
 部  長 坪 田 俊 明 君    部  長 構  富 士 雄 君

 企画総務部次長           企画総務部次長
 企画政策課長 佐 伯 幹 夫 君    総務課長 二 俣   仁 君

 企画総務部次長           福祉市民部次長
 財政課長 河 合   実 君    社会福祉課長 河 西 晃 子 君

 商工農林部次長           建設水道部次長
 商工観光課長 高 畑 元 昭 君    土木課長 老   雅 裕 君

                   病  院
 病 院 長 河 合 博 志 君    事務局長 嶋 村   明 君

 病院事務局次長           会  計
 総務課長 田 村 仁 志 君    管 理 者 三 井 麻 美 君

                   教育委員会
 教 育 長 白 江   勉 君    事務局長 安 地   亮 君

 教育総務課長 幡 谷   優 君    監査委員 佐 野 勝 隆 君

 監  査
 事務局長 林   哲 広 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 石 黒 哲 康      議事係長・調査係長 佐 藤 秀 和

 主  査 瀧 川 千賀子



令和6年第2回 本会議 臨時会 目次

        令和6年第2回砺波市議会臨時会会議録目次

★5月15日
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  2
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  2
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  3
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  4
  特別委員会の報告 …………………………………………………………………  4
  議案第29号から議案第35号まで及び報告第2号
   提案理由の説明 ………(夏野市長)…………………………………………  6
   質 疑 ……………………………………………………………………………  9
  議案の常任委員会付託(議案第29号から議案第35号まで及び報告第2
  号) …………………………………………………………………………………  9
   常任委員会の審査報告 …………………………………………………………  9
   質 疑 …………………………………………………………………………… 12
   討 論 …………………………………………………………………………… 12
   採 決 …………………………………………………………………………… 14
  議長選挙 …………………………………………………………………………… 17
  副議長選挙 ………………………………………………………………………… 21
  常任委員会委員の選任について ………………………………………………… 24
  議会運営委員会委員の選任について …………………………………………… 25
  特別委員会の設置について ……………………………………………………… 26
   各常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会の正・副委員長の互選結果
   報告 ……………………………………………………………………………… 28
  議員の派遣について ……………………………………………………………… 28
  所管事務調査に係る閉会中の継続審査について ……………………………… 29
  議案第36号
   提案理由の説明 ………(夏野市長)………………………………………… 30
   採 決 …………………………………………………………………………… 30
  閉会の挨拶 ………………………………………………………………………… 31
  閉会の宣告 ………………………………………………………………………… 31



令和6年第2回 本会議 臨時会 議案一覧

          本臨時会に付議された議案等の件名

議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)
議案第30号 砺波市税条例の一部改正について
議案第31号 砺波市下水道条例の一部改正について
議案第32号 砺波市地方活力向上地域における固定資産税の課税免除又は不均一課税に関する条例の一部改正について
議案第33号 砺波市過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正について
議案第34号 工事請負契約の締結について
議案第35号 富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更について
報告第 2号 専決処分の承認を求めることについて
 専決処分第 1号 砺波市税条例の一部改正について
 専決処分第 2号 砺波市地方活力向上地域における固定資産税の課税免除又は不均一課税に関する条例の一部改正について



令和6年2月 本会議 定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時00分 開議

○議長(川辺一彦君) ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめ配付してあります議事日程第4号のとおりであります。

                日程第1
           議案第2号から議案第26号まで
○議長(川辺一彦君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算から議案第26号 工事請負契約の締結についてまでを議題といたします。

             (各委員会の審査報告)
○議長(川辺一彦君) 以上の案件につきましては、各常任委員会に付託してありますので、その審査結果について各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員会委員長 山本篤史君。
 〔産業建設常任委員長 山本篤史君 登壇〕
○産業建設常任委員長(山本篤史君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告いたします。
 今2月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算所管部分外8件について審査するため、去る3月11日午前10時から、市長はじめ関係部課長等の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算所管部分、議案第6号 令和6年度砺波市工業団地造成事業特別会計予算、議案第7号 令和6年度砺波市水道事業会計予算、議案第8号 令和6年度砺波市工業用水道事業会計予算、議案第9号 令和6年度砺波市下水道事業会計予算、議案第15号 砺波市水道事業給水条例の一部改正について、議案第20号 市道路線の認定について、議案第21号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第9号)所管部分、議案第26号 工事請負契約の締結について、以上、議案9件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、意見、要望がありましたので、次の5点について申し上げます。
 1点目に、夢の平スキー場のペアリフト機器設備更新工事について、ペアリフトの更新計画について問いただしたところ、令和6年度から令和8年度までの3年間で計144台のペアリフトを更新するとのことでした。
 委員からは、リフトの更新を機に、イベント時等でさらなる活用の検討をしてほしいとのことでした。
 2点目に、新規就農者育成総合対策事業補助金について、市内の農業者の現状と本事業の内訳について問いただしたところ、市内の認定農業者は132組織あり、今回は新規就農者2名への経営開始資金として年間150万円を支給するものであり、ブドウ栽培者と切り花生産者とのことでした。
 委員からは、引き続き農業者への支援を続けてほしいとのことでした。
 3点目に、安全施設等工事費について、工事費の内訳を問いただしたところ、砺波北部小学校西側の防護柵・道路照明灯の柱の更新、カーブミラー・道路標識・外側線・視線誘導標などの設置に係る費用とのことでした。
 委員からは、引き続き通学路の安全対策を講じてほしいとのことでした。
 4点目に、消雪施設長寿命化修繕計画策定業務委託について、修繕計画策定の目的を含む趣旨について問いただしたところ、市内には消雪施設が約140キロメートルあり、2年間で台帳をつくり直して予防保全に努めることにより長寿命化を図るとのことでした。
 委員からは、円滑に進めていただきたいとのことでした。
 5点目に、工事請負契約の締結について、今後の展開について問いただしたところ、議決後本契約を行い、4月に地元説明を行い、造成工事着手、令和7年7月に完成を目指して進んでいくとのことで、第1工業団地同様に、東海北陸自動車道の工事に伴う発生土をNEXCO中日本から調達し、敷地を2メートルかさ上げするとのことでした。
 委員からは、引き続き企業誘致を進めていただきたいとのことでした。
 なお、当委員会は、2月7日に砺波市飲食店組合との意見交換会を開催しました。コロナ禍を乗り越えて、どの店舗も何とか経営をしており、とにかく店に足を運んで飲食してほしいとの切実な声がありました。
 以上、審査の結果とその概要について申し上げ、産業建設常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 民生病院常任委員会委員長 山田順子君。
 〔民生病院常任委員長 山田順子君 登壇〕
○民生病院常任委員長(山田順子君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について報告いたします。
 今2月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算所管部分外10件について審査をするため、3月12日午前10時から、市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算所管部分、議案第3号 令和6年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算、議案第4号 令和6年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計予算、議案第5号 令和6年度砺波市霊苑事業特別会計予算、議案第10号 令和6年度砺波市病院事業会計予算、議案第18号 工事請負契約の締結について、議案第21号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第9号)所管部分、議案第22号 令和5年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第23号 令和5年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)、議案第24号 令和5年度砺波市霊苑事業特別会計補正予算(第2号)、議案第25号 令和5年度砺波市病院事業会計補正予算(第3号)、以上、議案11件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、意見、要望がありましたので、次の4点について申し上げます。
 1点目、議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算(所管部分)のうち、砺波市斎場火葬炉更新工事の工事期間中の対応については、火葬炉は2炉の稼働となることから、市民へは市広報等、また、葬祭業者へは打合せ会議で事前に周知を図るとともに、また停止期間がなるべく短くなるよう作業工程等の効率化に努めるとのことでありました。
 委員からの、セラミック化への更新による年間の灯油削減量とCO2削減量についてただしたところ、灯油削減量は約6,000リットル、CO2削減量は約1万5,000トンを見込むとのことでありました。
 2点目、エコ推進事業費の新庁舎建設に当たってのZEB Ready認証取得については、新庁舎整備での認証取得へ前向きに検討するとのことであり、委員からは、次世代の負担を少なくするため、庁舎の維持コストを抑え、環境に優しい庁舎の建設が必要であるとの意見がありました。
 3点目、議案第10号 令和6年度砺波市病院事業会計予算の緩和ケア病棟転換改修工事については、緩和ケア病棟として一般病棟40床を14床に転換するもので、がんと診断されたときから支援対象となり、がん患者の心と体の苦痛を緩和し、在宅に近い療養環境を提供して、在宅への円滑な移行を支援するためとのこと。
 委員からは、がん患者が苦痛なく穏やかに過ごせるよう、さらなる温かい支援をしていただきたいとの要望がありました。
 4点目、議案第21号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第9号)所管部分の財政管理費のうちの高齢者社会対策積立金事業については、市内篤志家の方から高齢者福祉の向上に資するための寄附の申出があり、基金に積み立てるもので、現時点では活用の予定はないが、高齢者福祉施設(在宅福祉事業)の修繕やソフト事業等に活用していきたいとのことでありました。
 委員からは、寄附された方に分かりやすい一般高齢者向けの目に見える事業を考えていただきたいとの要望がありました。
 次に、市政一般における審議の経過において、次の意見、要望がありましたので、主なものについて申し上げます。
 マイナンバーカードの保険証利用促進のための普及についてただしたところ、チラシ配布、院内での掲示、声かけ等の啓発活動を行っており、新年度予算では顔認証機を4台増設し、利用の促進をしていくとのことでした。
 委員からは、今後、マイナンバーカードの取得や保険証利用の促進をさらに進めていただきたいとの要望がありました。
 このほかに、診療報酬の改定による影響について等、2項目の意見、要望がありました。
 なお、当委員会では、去る3月6日、市立砺波総合病院経営強化プラン(令和6年度~令和9年度)の詳細内容について研修会を開催いたしました。
 以上、審査の結果と意見、要望について申し上げ、民生病院常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 総務文教常任委員会委員長 大楠匡子君。
 〔総務文教常任委員長 大楠匡子君 登壇〕
○総務文教常任委員長(大楠匡子君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告いたします。
 今2月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算所管部分外8件について審査するため、去る3月13日午前10時から、市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算所管部分、議案第11号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、議案第12号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正について、議案第13号 砺波市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について、議案第14号 砺波市公民館条例の一部改正について、議案第16号 砺波市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部改正について、議案第17号 砺波市立幼稚園条例の廃止について、議案第19号 辺地に係る総合整備計画の変更について、議案第21号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第9号)所管部分、以上、議案9件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において意見、要望がありましたので、次の4点について申し上げます。
 1点目、議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算(所管部分)のうち、チョイソコとなみ事業では、現在ウチマチサポーターが147か所登録されており、利便性が向上している。令和6年10月からこのウチマチサポーターズ制度を有料化するが、それに併せ、今月発行した「チョイソコ通信」や、ホームページの広告枠を含めたウチマチサポーター協賛制度を検討する。協賛金額は決まっていないが、業種や規模によって金額を変えるなどについては今後検討したい。
 ウチマチサポーターズの継続については、協賛金額が決定後、今年10月から継続によるメリット等をお伝えするとともに、利用実績の多い場所等については直接働きかけたいと考えている。
 委員から、利用促進のため、登録の仕方等を教えてもらえるようなイベントを計画されているが、今後どのように進められるのかとただしたところ、年に2回程度で次年度も予定しているとのことでした。
 2点目、20周年記念事業として行う「となみっ子の夢パネル掲示」は、新砺波市誕生20周年を大人だけでなく、子供たちにもお祝いしてもらいたいという目的で行う。児童館まつりなどのイベントの中で、会場の一角にブースを設け、メッセージカードが貼れるパネルを用意し、夢や希望を書いてもらう予定である。メッセージカードを貼り付けたパネルは、市役所や砺波図書館、イオンモールとなみ等で巡回展示し、広く市民の方に見てもらいたいと考えている。
 委員からは、子供たちの声がたくさん集められるような機会をつくっていただきたいとの意見がありました。
 3点目、防災となみ改訂版の作成については、前回改訂したのは平成30年度で、今回の改訂版では、避難情報等の見直しや、新たに掲載すべき情報を追加するほか、元旦の能登半島地震の経験を踏まえて改訂を行う。日本語版だけでなく、英語版も作成する。日本語版は市内の全世帯へ配布し、英語版は、窓口に来られた方や転入された方々へ配布する。英語版を作成するのは、海外でも、外国語教育としては英語教育が実施されている国が多いことからである。
 委員からは、英語版を出すのであれば、教育委員会とタイアップして、英語教材の副読本等として利用されてもよいのではないかと考える。いろんな相乗効果が上がるような施策を検討していただきたいと要望がありました。
 4点目、海外留学支援奨学金給付事業については、御寄附をいただいた篤志家の思いとして、青少年が国際社会で活躍できるような人材となることを期待していることから、短期間ではなく、おおむね1年以上という海外留学に対して奨学金を支援することとしている。この奨学金は給付型であり返済する必要がなく、一人でも多くの青少年の方々に夢やチャンスをつかむきっかけとなればと期待しているとのことでした。
 次に、市政一般における本委員会の所管事項の中から、土曜日に子供を預けたいニーズに対応する考え方について、能登半島地震の体験を生かす今後の防災活動について質疑、提案がありました。
 以上、審査の結果とその概要について申し上げ、総務文教常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。

               (質  疑)
○議長(川辺一彦君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 質疑なしと認めます。

               (討  論)
○議長(川辺一彦君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 7番 境 欣吾君。
 〔7番 境 欣吾君 登壇〕
○7番(境 欣吾君) 通告に基づき、議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算についての反対討論を行います。
 この予算には、松村外次郎記念庄川美術館を解体するための費用が計上してあるので賛成できません。
 以前から議会で申し上げていたように、この美術館は、松村外次郎氏による作品の寄贈に端を発して、多くの皆さんの思いが重ねられて造られた県内初の町立美術館でした。地域の小さな美術館として、独自の役割を果たしてきました。
 地域の皆さんが芸術になじむ機会を提供し、また、ここに毎年出展することを励みに制作に意欲を燃やす芸術家を生み出すことにもなりました。四季の絶景を眺める希少な施設です。
 公園の再整備が切迫した事案で、この大切な建物を取り壊さないとできないものとはどうしても思えません。先人の貴重な営みを包含した計画をなぜ立てられないのでしょうか。貴重な宝を、耐用年数にも達していないのに、高額の税を投じて壊してしまう意味が理解できません。先人たちの熱い思いを抱きながら練り上げてきた貴重な歴史が断ち切られていくようで、残念な思いを禁じ得ません。庄川美術館を解体しようとするこの予算案には賛成することはできません。
 以上で、議案第2号に対する反対討論を終わります。
 続いて、議案第3号 令和6年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算についての反対討論を行います。
 マイナンバーカードの大混乱は、2022年10月に、岸田政権が突如として、2024年度秋に健康保険証を廃止してマイナンバーカードに一体化すると言い出したことが引き金になりました。任意であるのに強制的に全国民に持たせようとするこのマイナンバーカードには、マイナポータルとして、納税状況、医療、年金などの保険料納付と受けたサービスの状況、公金受取口座、さらには、がん検診など受けた健康診断とその結果や、生活保護、児童扶養手当の支給、雇用保険の支給などなど、29分野の膨大な個人情報がひもづけられています。このマイナンバーカードを性急かつ強制的に国民に持たせようとすれば、大混乱を招き、国民の不信と怒りは一層広がることになります。
 昨年秋までの段階でも、本人以外の公的給付金の受取口座の誤登録が約14万件、マイナ保険証に他人の情報が登録されたケースが7,400件を超え、他人の年金記録が閲覧されたケース170件や、障害者手帳の誤登録62件など、トラブルは多方面で多数に及んでいます。個人情報の漏えいという重大な問題が起きています。
 政府は、批判と矛盾が噴き出しても、健康保険証の廃止、マイナンバーカードへの一本化を強引に進めようとして大迷走に陥っていますが、担当大臣が、初診時などには念のため従来の健康保険証を持参と言い出し、総務大臣は、暗証番号なしで保険証にだけ使えるマイナンバーカードを発行するなどの言い繕いを行い、デジタル大臣からは、混乱しているのでマイナンバーカードの名前を変えるといった発言が飛び出す始末です。
 個人情報ビジネスでの特定企業の利益拡大をデジタル化による成長戦略と位置づける政治が、国民に不安と不信を広げたマイナンバーカードの大混乱の根本にあります。
 デジタル化やIT利用を推進する上でも、個人情報保護など、国民が安心して利用できる環境をつくることが大前提です。
 政府のマイナンバーカード暴走は、本当の意味でのデジタル化に逆行するものです。
 昨年来の事態は、マイナンバー制度の根本からの再検討を求めています。廃止を含めた白紙からの見直しを国民的な議論で行うべきです。
 医療現場での混乱と、国民の不安を増大させるマイナンバーカードへの保険証の一本化は、今のまま強行すべきではありません。
 国から発せられた施策ではありますが、それを進めようとする予算が計上してあるので、この予算に反対をします。
 以上で、議案第3号に対する討論を終わります。
 続いて、議案第16号 砺波市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部改正についての反対討論を行います。
 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律が昨年6月に成立しました。本条例の改正案は、この法律改正を受け、対応する箇所を改正しようとするものです。
 この改正では、マイナンバー制度の拡大を図っています。
 そもそもマイナンバー制度は、プライバシー侵害のリスクが避けられないものです。そのため、制度発足以来、使用は社会保障、税、災害対策の3分野に限定し、利用する事務、情報連携も法律で規定し、マイナンバーを含む個人情報の収集、保管は、本人の同意があっても禁止してきたのです。これを大転換するのがこの法律改正であり、行おうとしている条例改正です。
 マイナンバーの利用の限定を外し、全ての行政分野において利用を推進し、法定事務に準ずる事務や条例で措置した自治体事務は法定することなく利用できるようにするものです。マイナンバーの情報連携は、法改正なしに拡大可能としています。プライバシーの侵害の危険性を一層高めるものであり、認めるわけにはいかないので、委員長報告に反対をいたします。
 以上で反対討論を終わります。
○議長(川辺一彦君) 3番 向井幹雄君。
 〔3番 向井幹雄君 登壇〕
○3番(向井幹雄君) 議案第3号 令和6年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算、マイナンバーカード保険証の一体化事業に係る予算について賛成討論を行います。
 マイナンバーカードと保険証を一体化させ従来の保険証の発行を廃止することは、法改正され、今年の12月に実施することが決まっております。
 マイナ保険証を利用することで薬や特定健診の結果を確認できるため、よりよい医療を受けることができることや、限度額確認証・適用認定証がなくても医療費の増減分が分かるなど、被保険者にとってもメリットがあります。そして、医療機関でも、本人確認と保険証の情報確認を確実にできるなど利点がある事業です。
 また、災害時には、避難先で薬の内容などを確認することができ、不安を解消することができるものです。
 さらには、マイナ保険証を実施するに当たり、マイナンバーカードを持っていない方にも引き続き保険診療を受けてもらえるようにするため、国から示されたとおり、資格確認証等を交付するためのマイナンバーカード、保険証の一体化事業に係る予算は必要であると考えます。
 以上の観点から、議案第3号 令和6年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算、マイナンバーカード、保険証の一体化事業に係る予算について賛成いたします。
○議長(川辺一彦君) 以上で、討論を終結いたします。

               (採  決)
○議長(川辺一彦君) これより採決をいたします。
 まず、議案第2号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案に対する各委員長の報告は、原案のとおり可決であります。本案は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立多数であります。よって、本案は各委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第3号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第16号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第4号から議案第15号及び議案第17号から議案第26号までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。各委員長の報告は、原案のとおり可決であります。以上の案件は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立全員であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決されました。

                日程第2
        所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第2 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

            追加日程第3及び追加日程第4
○議長(川辺一彦君) 次に、お諮りいたします。本日、市長から、議案第27号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、議案第28号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、以上、議案2件が提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第3及び追加日程第4として議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第27号及び議案第28号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

            議案第27号及び議案第28号
○議長(川辺一彦君) これより、追加日程第3 議案第27号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて及び追加日程第4 議案第28号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、以上、2議案については、関連がありますので一括して議題といたします。

              (提案理由の説明)
○議長(川辺一彦君) 各議案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) ただいま追加提案いたしました議案第27号及び議案第28号の人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて御説明いたします。
 現人権擁護委員の小田二映芳氏及び上田昭二氏の任期が本年6月30日をもって満了となります。つきましては、議案第27号において、小田二映芳氏の後任に金子文子氏を、議案第28号において、上田昭二氏の後任に石森真由美氏を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく、議会の御意見を求めるものであります。
 何とぞ御審議の上、意見をいただきますよう、お願い申し上げます。
○議長(川辺一彦君) お諮りいたします。本案については、事情十分に御承知のことと存じますので、この際、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。

               (採  決)
○議長(川辺一彦君) これより議案第27号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第27号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、金子文子氏を適任とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第27号については、金子文子氏を適任とすることに決しました。
 次に、議案第28号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第28号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、石森真由美氏を適任とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第28号については、石森真由美氏を適任とすることに決しました。

○議長(川辺一彦君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

               閉 会 の 挨 拶
○議長(川辺一彦君) 市長から御挨拶がございます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 2月砺波市議会定例会の閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。
 今定例会に提案いたしました全ての議案につきまして可決をいただき、ありがとうございました。
 新年度予算は、となみ暮らし魅力アップ予算Ⅳとして、10WAVEプロジェクトをはじめとした各種事業の着実な進捗を図り、議会中にいただきました御意見や御要望などにも十分留意しながら、本市の豊かさ、暮らしやすさのさらなる向上を目指してまいりたいと考えております。
 能登半島地震の復興につきましては、依然厳しい状況が続く中ではありますが、県内の被災地も含め鋭意進められており、本市としても引き続き、被災地や避難者の方に対して、今後も官民協力して支援を行ってまいりたいと考えております。
 また、砺波市地域防災計画をはじめ防災施策の見直し作業を、能登半島地震を踏まえて、各地区自治振興会や自主防災会と調整しながら進めており、各地区での課題、教訓を共有しながら計画に反映し、地域防災力の向上を図ってまいります。
 このような中、4月23日に開幕いたしますとなみチューリップフェアにつきましては、年末からの積雪量が少なく、暖かい日が続いた後、一転して不安定な天候が続き、開花調整のための遮光ネットの設置や撤去の調整など苦労しながら進めておりますが、関係者一丸となって準備に万全を期して開幕を迎えたいと考えております。
 また、このたびの北陸新幹線敦賀延伸の記念企画として、福井県立恐竜博物館の御協力により、同館所蔵の化石標本を特別展示することとしております。北陸の春を代表するチューリップフェアと恐竜博物館とが連携して開業効果を盛り上げ、北陸の春のトップバッターのイベントとして、観光振興や経済活動に弾みをつけたいと考えております。
 新幹線でつながる北陸3県が一体となって、能登半島地震の被災地にも元気を届ける一助となればと考えているところであります。
 結びに、議員各位をはじめ関係各位に重ねてお礼を申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。

               閉 会 の 宣 言
○議長(川辺一彦君) これをもちまして、令和6年2月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午後 2時46分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

令和    年    月    日

   議    長   川 辺 一 彦

   署名議員   境   佐余子

   署名議員   林   教 子

   署名議員   向 井 幹 雄



令和6年2月 本会議 定例会(第4号) 議事日程・名簿

         令和6年2月砺波市議会定例会会議録(第4号)

1.議事日程
   第1 議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算から議案第26号 工事請負契約の締結についてまで
      (委員長報告、質疑、討論、採決)
   第2 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
  追加日程
   第3 議案第27号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
   第4 議案第28号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
    3月18日  午後 2時00分  開議
    3月18日  午後 2時46分  閉会

1.出席議員(17名)
   1番 境   佐余子 君     2番 林   教 子 君
   3番 向 井 幹 雄 君     4番 神 島 利 明 君
   5番 小 西 十四一 君     6番 開 田 哲 弘 君
   7番 境   欣 吾 君     8番 山 本 篤 史 君
   9番 有 若   隆 君    10番 山 田 順 子 君
  12番 川 辺 一 彦 君    13番 山 本 善 郎 君
  14番 島 崎 清 孝 君    15番 川 岸   勇 君
  16番 大 楠 匡 子 君    17番 今 藤 久 之 君
  18番 山 森 文 夫 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修 君    副 市 長 齊 藤 一 夫 君

 企画総務              福祉市民
 部  長 島 田 繁 則 君    部  長 横 山 昌 彦 君

 商工農林              建設水道
 部  長 坪 田 俊 明 君    部  長 構  富 士 雄 君

 企画総務部次長           企画総務部次長
 総務課長 安 地   亮 君    財政課長 二 俣   仁 君

 商工農林部次長           建設水道部次長
 商工観光課長 高 畑 元 昭 君    土木課長 菊 池 紀 明 君

 企画総務部             福祉市民部
 企画政策課長 佐 伯 幹 夫 君    社会福祉課長 藤 森 俊 行 君

                   病  院
 病 院 長 河 合 博 志 君    事務局長 嶋 村   明 君

 総合病院              会  計
 総務課長 田 村 仁 志 君    管 理 者 東 川 弘 美 君

                   教育委員会
 教 育 長 白 江   勉 君    事務局長 森 田   功 君

 教育総務課長 河 合   実 君    監査委員 佐 野 勝 隆 君

 監  査
 事務局長 林   哲 広 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 津 田 泰 二      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 吉 水 慎 一



令和6年2月 総務文教常任委員会 定例会 本文

1.会議の経過
 午前10時00分 開会

(2月定例会付託案件の審査)
○大楠委員長 ただいまから総務文教常任委員会を開会いたします。
 本定例会において当委員会に付託されましたのは、案件9件であります。
 これより、議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算所管部分外8件について審査をいたします。
 なお、議案に対する当局説明につきましては、議案説明会において説明を受けておりますので、付託案件に対する質疑から始めます。
 それでは発言される方はどうぞ。
 今藤委員。
○今藤委員 文書収発管理費1,216万7,000円についてお伺いします。
 議案説明会でも、今年の秋には郵便料金が値上がりすると、その料金の節約と事務手続の簡略化を目指すために必要でありますという説明があったところです。
 私も調べてみました。そうしましたら、秋頃に郵便料金の値上げが予定されている定型の封書25グラム以下が84円から110円と31%の値上げ、同じく定型の封書50グラム以下が94円から110円への17%の値上げ、そして、はがきが63円から85円への35%の値上げと、それぞれ大幅な値上げとなる予定であることが分かりました。やはりおっしゃるように、少しでも郵便料金の節約であるとか事務手続の簡略化を目指さなければならないということには賛同するものであります。
 郵便区内特別郵便物の利用で、同一差出人から同時に100通以上差し出すことや、同一区内での配達することなどの条件を満たすことで、格安な郵便料金の適用を受けられるとのことであります。
 そこで、これまでとは異なり、具体的にはどのような郵便物の発送業務になるのか、併せまして、郵便料金計器運用のレンタル機器を導入することで、期待される事務量の軽減や内訳票不要などによるペーパーレスの効果の見込みなどについて、お聞かせいただきたい。
○大楠委員長 安地総務課長。
○安地総務課長 まず、どのような発送業務になるかということでございます。
 これまで、各課において封書等の重さを量り、郵便物差出票というものを作成し、総務課で再度取りまとめしておりました。今後は、各課から封書等をじかに持って来ていただき計器を通すことで自動で重さを量るとともに通数も管理し、合算がスムーズに行うことができるものです。
 これを入れることによる効果ですが、1つ目には、各課での郵便分類業務が減り、また、総務課で取りまとめていた業務について、この機械により取りまとめることで業務量の削減ができると思っております。
 2つ目には、現在も行っていますが、市内郵便等を多量にまとめて発送することで適用できる郵便料の割引についても、機械を使うことでよりスムーズにできると考えています。
 あと、ペーパーレスのお話もありますが、今は、各課からペーパーによる郵便物差出票というものを出してもらっています。これにつきましては、計器により、そういうものを出さない形になりますのでペーパーレスの効果も期待できると思っております。
○大楠委員長 今藤委員。
○今藤委員 先ほど、私から説明したつもりですけど、100通以上を同一差出人からであれば、割引を受けるために、例えば週に1回とか2回とか曜日を限定して、100通以上ためてから発送するのはどうなのかについては、お聞かせ願えますか。
○大楠委員長 安地総務課長。
○安地総務課長 現在、令和6年1月1日からこういうことも想定し、月、水、金の週3回をなるべく合わせる形で発送日をまとめています。ただし、必要であれば火、木についても発送できる形を取っているものです。
○大楠委員長 今藤委員。
○今藤委員 やはりそうやってまとめていただいて、少しでも割安になる努力をお願いしたいと思います。
 2つ目になります。
 郵便物に係る経費を抑制するには、連絡手段としての郵便物の絶対量の削減ということも配慮すべきだと私は考えております。全ての案内や通知が替えられるものではないとは思うんですが、より安価に効率的にということであれば、例えばメールであるとかSNS、それからホームページの利用などの思い切った導入ということも考えていかなくてはならないと考えておりますが、どうでしょうか。
○大楠委員長 安地総務課長。
○安地総務課長 これまで郵便で対応してきた書類につきましては、メール等により対応できないか、今後、全庁的にも検討してまいります。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 では、私から、事業アドバイザー委託料500万円について伺います。
 これは、各課の事業提案に対してアドバイザーを配置するということでしたが、アドバイザーはどの事業に配置されるのか、また、どのような方にお願いするのか伺いたいと思います。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 各課からの事業提案のうち、特に専門的知識が必要となる事業、事業の充実や拡充とか、より効果的な事業展開の構築など、そういった事業に対して配置することを考えており、事業内容にもよりますが、これは個人に関わらず、企業とか団体等も対象として適切なアドバイザーを選定していきたいと考えております。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 では、契約は年契約なのか、それとも1事業終わるごとに契約されるのか、どんな感じでしょうか。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 基本的には1件当たりということ、あと、年間契約で年度内の契約を基本で考えております。事業の内容によって年度内完了が見込めない場合は、翌年度への繰越しをする場合もあると考えております。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 確認ですが、500万円ということは1件当たり500万円という考えでよろしいでしょうか。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 金額については事業内容によって異なりますので、一概に1件とは言えませんが、見込みとしては2件から3件程度のアドバイザー配置ということで考えております。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 事業をよりよく結ぶためにはやっぱり専門のアドバイザーが必要だと思いますので、効果を出して、次年度以降もそういったアドバイザー契約ができるように取り組んでいってもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 私からは、縁結び交流事業について質問いたします。
 砺波市のホームページのAIチャットボットに「婚活」と2文字を打ち込みますと、3択が出てきました。「今年こそは結婚したい」、「人生の節目に記念樹をプレゼント」、「戸籍、住所登録云々」というのが3つあります。「今年こそは結婚したい」を選択しますと、「いいですね、砺波市も応援します」と、「結婚・婚活に関するイベント情報など、となみでkoiしようにまとめていますので、御覧いただき云々」と書かれて、最後に「よい出会いがありますように」と書かれております。これは非常に応援されている感があっていいなと感じました。
 婚活については、議会報告会の場でも市民の方から婚活事業の推進が要望されております。ただ、今回、僅かなんですけれども、4万円ほど前年に比べて予算が減少しておりました。この理由についてまず、お聞かせください。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 基本的に、予算については本年度の予算の内容と大きくは新年度予算も変わっておりませんが、本年度の事業を実施する中で、より効果的な事業となるように実施方法等を見直したということから、予算総額としては若干の減少があったということです。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 民間事業者の方が入られまして、いろいろないい婚活のやり方を提案しているという話も伺っております。こうやって民間の力を活用していかれる、餅は餅屋じゃないですけれども、いいのかなと感じております。
 地域での婚活イベントに対する予算も計上されておりますが、実際、地域での婚活イベントの開催というのはどのぐらい見込んでいるのか、お答えください。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 今の婚活事業支援事業補助金については一応2件。10万円掛ける2件ということで20万円を見込んでおります。あと、今年度の申請件数は1件でございまして、栴檀山公民館は報道にもされておりましたが、その実績がございます。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 1件ということだったんですが、いろいろ相談はあるけれども、なかなか地域での開催につながっていないというお話もありました。地域で実際どうされるかということになるとは思うんですが、また、そうした相談にぜひ応えていっていただきたいと思います。
○大楠委員長 開田副委員長。
○開田副委員長 私からは、市営バス運行業務委託料についての質問をさせていただきます。
 この市営バス運行業務委託料につきましては、昨年の予算よりも3,297万円の減額となっております。これは路線数の変更と便数の減少が要因として考えられ、市営バスについては現在の8路線から5路線に整理され、運行のルートも見直しが行われています。路線数が減るということは、今まで運行されていた場所に公共交通が通らなくなるということで、一見するとマイナスのイメージとなりますが、利用がほぼないということでの整理であると伺っております。また、廃止となった停留所もこれに併せて出てきております。
 路線の減少に至った背景、そして、路線減少による利用者への影響はどのように想定されていますか。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 基本的に、市の地域公共交通計画の基本方針として、持続可能な地域交通ネットワークの構築というものを掲げております。チョイソコとなみの導入と市営バスの路線の再編を併せて実施することで、公共交通の最適化を目指すものです。
 今ほどありましたように、日中の市営バスは減便ということになりますが、その分、日中の移動はチョイソコとなみを利用していただくということで、チョイソコとなみの運行をしない朝夕は市営バスということで、双方のすみ分けを図っていくものです。また、日中の市営バスを利用されていた方には、日中の市営バスがなくなるということで、その方につきましてはチョイソコとなみの利用促進を図ることにより、交通弱者の生活支援、足を確保していくことで考えております。
○大楠委員長 開田副委員長。
○開田副委員長 チョイソコとなみと市営バスとの共存ということでのすみ分けということです。となったら、チョイソコとなみの利用というものがすごく普及していかないと、今まで利用されていた方にとっては不便さが出るかと思います。そもそも日中の市営バスはどれぐらいの利用があった中で、このようなすみ分けに結びついていったんでしょうか。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 今ほどの質問をもう一度お願いしてよろしいですか。
○大楠委員長 開田副委員長。
○開田副委員長 チョイソコとなみとのすみ分けということで、日中走っていた市営バスがもう必要ないということであるのは、市営バスの路線とチョイソコとなみの時間が決まっており、チョイソコとなみとのすみ分けという部分について、これが、例えばチョイソコとなみであれば、ある程度の時間の融通が利くと思うのですが、市営バスとチョイソコとなみとのすみ分けについての考え方をお聞かせください。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 基本的に日中の市営バスの利用については、路線によっても違いますが、1便当たり1人とか2人程度であったわけです。
 今、日中はチョイソコとなみということで、これはオンデマンドですから、自宅まで迎えに来てくれる、目的地まで行ってくれるという利便性の向上を図られたものですから、これまで市営バスを利用されていた方もチョイソコとなみに移行して利用していただくこともありますし、今まで市営バスを利用されていなかった方も、自宅まで迎えに来てくれるという利便性の向上がありますので、日中のほうのチョイソコとなみで病院の通院とか、買物へ行きやすくなるということで、そういう意味で日中はチョイソコとなみにするということでございます。
○大楠委員長 開田副委員長。
○開田副委員長 市営バスの便数は、現在、夏24便、冬26便あります。4月からは大幅な見直しで、5路線のうち4路線が朝と夕方の便だけを運行する内容となっています。この中で唯一庄川線のみが、朝と夕方に加えて日中走る便が2便用意されています。便数としては13便、ほぼ朝夕の11便がメインということになっております。
 今回、市営バスの運行本数を朝夕の1便とされたのは、先ほどのチョイソコとなみとのすみ分けもあって朝と夕に集中するということだと思いますが、この1便ずつということを今始めるわけです。これで足りるのかという部分と、もし利用者が増えそうなことがあれば、今後、この朝の便とかの増便も考えられるのかについてお伺いいたします。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 市営バスの朝夕の1便の考え方につきましては、基本的に、今回は高校生を中心とした通学をメインターゲットとしておりますので、朝の便については、7時半前後のJR城端線の運行ダイヤに合わせました。これは、一番多く朝の通学で利用される便としてちょうどあったものということです。
 それから、各路線の夕方の便については、高校生の帰宅も見据えて運行を想定しておりますが、学校のカリキュラムとか部活動の状況によって、帰りの時間は早い時間帯から夜遅くまでかなり分散するものですから、それを市営バスで全てをカバーするのは難しいので、一番帰りのJR城端線の利用が多い5時前後のJR城端線の運行ダイヤにしたということです。また、それ以降の遅い時間帯においては、現在、仕事を終えられた保護者の送迎というか、お迎えが結構メインとなっておりますので、そういったところは市営バスではカバーしないというところです。
 あと、今後の増便という話もありましたが、まず、4月からのダイヤ改正で運行してみて、利用状況を見ながらということになりますが、その辺りはその利用状況を見て、バスもマイクロから中型までのバスがありますので、もしも劇的に増える路線があれば車両の入替え等で対応していくということで考えております。
○大楠委員長 開田副委員長。
○開田副委員長 ぜひ多くの方に利用していただきまして、マイクロから中型へということになればと思います。
 次に、3番目の質問をさせていただきますが、この市営バスの運行本数や時間になったというのは、先ほども変更の話がありましたが、毎年変えていくことも可能だということでよろしいですか。その時々の状況に応じたタイムリーな運行ができれば一番いいのではと思いましたが、そうでなければ、設定した時間で1年間やることになり、空の便を運ぶことにもつながるんですが、そういったことを避けるためにも、例えばその便は休便にするとか、そういったことはできるものなのでしょうか。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 まず、4月からの運行状況を見ながらになりますが、この運行本数、例えば運行ダイヤ、それから停留所の場所も含めて1年の運行状況を見ながら、これは毎年変更することは一応可能です。その辺りは今後の運行状況を見ながら適宜、柔軟に変更も検討していくことになります。
○大楠委員長 開田副委員長。
○開田副委員長 4つ目に、市営バスの片道定期券というのが導入されるとアナウンスされています。今までのところで、これに対する反応とか問合せはどれほどあるものでしょうか。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 片道定期券の反応ですが、まだ始まっていない段階でちょっと反応はなかなか見えづらいんですが、これまで各地区の説明会とか窓口、広報となみ、ホームページにも出していますので、それによる電話等の問合せでは、例えば小学生の保護者からは、片道定期券はいいねという声も若干いただいております。
○大楠委員長 開田副委員長。
○開田副委員長 保護者の送り迎えとの絡みで片道定期券が設けられたとも考えます。こういったものの活用によってさらに乗客が増えればいいなと思いますので、この部分のアナウンスをまた積極的にされたらいいのではないかなと思います。意見でした。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 私も、デマンド型交通運行費について質問いたします。
 先日、チョイソコ通信Vol.1が届きました。以前、当局側の説明にもこうした通信を出していくという、以前の委員会での話がありましたが、今後、このチョイソコ通信はどのぐらいの頻度で出される予定か、まずお聞かせください。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 今後は、来年度、年間2回の発行を予定しております。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 年間2回ということです。このチョイソコ通信の発送コストなんですけれども、登録者全員にこれを発送したと思います。ありがたいことに登録者が1,300名を超えております。ただ、登録者数が1,300名で、利用されている方が全員ではないとは思うんですが、今後、増えていくかもしれないこの発送コストをどういうふうに考えていかれるのかなということです。
 例えば、チョイソコ通信の中にウチマチサポーターなど企業の広告枠なんかを設けまして、そうしたコストをサポートしてもらえるような考えがあるかどうかお聞かせください。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 今ほどのチョイソコ通信の関係もあるんですが、今、広告枠ということです。
 基本的には、今、ウチマチサポーターになっていただいている店舗等に、次年度以降、ウチマチサポーターを有料化していく中で、チョイソコ通信での広告掲載とか、それからホームページでの例えばPRの広告とか、そういったことも含めたウチマチサポーターの協賛制度も検討してまいりたいと考えております。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 協賛制度ということなんですけれども、諸収入の見込みが120万円で計上されていたかと思いますが、有料でも120件程度は残ってもらえるんじゃないかとお考えかどうかお聞かせください。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 今回は協賛金の金額が決まっていない段階での予算ですので、今のところ他市の協賛金を超えない範囲でということで、予算上、仮に1件当たり月額2,000円で今は想定をしていまして、150件程度今あるウチマチサポーターのうち100件程度は残られるかなと考えており、あと、それを半年の6か月ということで120万円としておりますが、この協賛の金額についてはあくまで予算上の見込みですので、これから検討して決めていくということになります。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 今ほどの話の中にもありましたけれども、例えばスーパーとかですと、今は小矢部市でもチョイソコおやべをしていらっしゃいますが、同じようなお店が砺波市にもあって、停留所をするときに金額はどうするこうするという話になったら、やっぱり今のお話のように合わせていったりとか、相談されたりすることも必要なのかなとは思いました。
 やっぱり有料でもウチマチサポーターを続けたいと思ってもらえるような働きかけというのが必要かと思うんですが、今お話があった金額を変えたりとかという形で対応されることでよかったでしょうか。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 他市では小矢部市が一番近くではあるんですけれども、他市を参考にし、他市の協賛金額を超えるということはまず考えられませんし、また、店舗の中には両市を股にかけてといいますか、両方でウチマチサポーターになっている店舗もありますので、金額に大きな差をつけることはなかなか得策ではないとは思っております。また今後、業種とか職種、規模の違いによって区別する場合は、その判断基準というのを決めないといけないので、この辺は検討が必要になります。
 あと、ウチマチサポーターを継続してもらうような促進策については、ウチマチサポーター協賛金を決定後、現在サポーター登録されている店舗に対しては、令和6年、今年の10月から継続についての照会を行いますので、その際に継続していただけるようなPRとかメリット、そういった情報も併せて周知をしていきたいと考えております。また、特に利用者実績が多い店舗等には直接的な継続も働きかけてまいりたいと思います。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 このチョイソコとなみが、先日、新聞にも出ておりましたけれども、回数券の話でございます。代表質問の答弁の中にもありましたが、ガバメントクラウドファンディングで、チョイソコとなみのさらなる利便性向上を図るとし、これはホームページにも出ておりました。募集はふるさとチョイスのガバメントクラウドファンディング公式サイトを通じて行うもので、返礼品として利用回数券が届くということだったと思います。
 サイトの下に、市民が寄附されても返礼品は届きませんとされており、あくまでふるさと砺波市に住む御親族に送っていただけたらということで、この私の考えというか見方は合っておりますか、確認です。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 今おっしゃったとおりです。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 実は新聞を見て、もしかしたら市民の方はどうなるのかなと思ったのでちょっと確認させていただきました。ガバメントクラウドファンディングで親族の方にぜひ使ってねということで、送っていただいた際に、例えば、利用者登録をその方がしていなかったら使えないということでしょうか。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 おっしゃるとおりで、会員登録は必須です。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 送る際には、利用登録してくださいねというのも併せてぜひお伝えいただきたいと思います。
 あわせて、市民の方はこの回数券をいつ、どのような形で購入することができるのでしょうか。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 市民の方には4月1日から、250円券の12枚つづり、3,000円の額面ですけど、2,500円で販売ということになります。
 実際にどこで販売するかなんですが、現在、市営バス回数券を販売している店舗等ということなります。例えば、市役所で言えば市民生活課や庄川支所、市立砺波総合病院とか、イオンモールとなみなどで販売ということになります。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 今回の広報となみのほうに、チョイソコ通信にも書かれておりましたけれども、チョイソコとなみを使ったイベントが告知されておりました。チョイソコとなみの利用促進ですとか、登録の仕方を教えてもらえるイベントにもなると伺っております。
 今後、こうした利用促進ですとか、登録促進のイベントを考えていらっしゃいますか。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 このイベントにつきましては年間2回の予定で、次年度以降も予定しております。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 変わりまして、新市20周年事業について質問させていただきます。
 LINEのスタンプの作成と出ておりました。このLINEのスタンプですけれども、誰がどのようなデザインをされる予定なのか、もう決まっているのかを教えていただきたいと思います。
○大楠委員長 端谷広報情報課長。
○端谷広報情報課長 今回作成するLINEスタンプにつきましては、チューリ君とリップちゃんのLINEスタンプを予定しております。新市20周年をもじったものと、あと、いつでも使える砺波市をかわいくPRできるものを作成する予定としております。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 そのLINEのスタンプですけれども、LINEのスタンプはいろいろありまして、有料で購入していただく場合と無料で配布する場合があります。有料か無料か、そして期間限定というのもあるのですが、その辺りはどうなっているのか教えてください。
○大楠委員長 端谷広報情報課長。
○端谷広報情報課長 今回制作します公式LINEのほうは、有料スタンプとして販売する予定にしております。販売期間につきましては、新市20周年記念イヤーである令和6年度いっぱいを予定しております。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 LINEスタンプについて伺いました。
 また、砺波っ子の夢パネルというのも新市20周年の事業の中にありますけれども、この砺波っ子の夢パネルの事業の趣旨はどんなものであるか伺います。
○大楠委員長 端谷広報情報課長。
○端谷広報情報課長 この事業は、新砺波市誕生20周年をみんなでお祝いする目的のものです。大人だけでなく子供たちにも新砺波市誕生20周年を実感していただいて、お祝いしてもらいたいと考えております。
 そこで、子供が集まるイベントとしまして、8月に行われる出町児童センターまつりや、10月に行われます庄川地域の児童館まつりのイベントを活用しまして、イベント会場の一角にブースを設け、シール使用のメッセージカードが貼れるパネルを用意し、そこで、大人になったら何なりたいとか、こんな砺波市にしてほしいとか、砺波っ子の夢や希望を書いてもらう予定にしております。また、メッセージカードを貼り付けてもらったパネルは、市役所や砺波市立図書館のほか、イオンモールとなみなどで巡回展示して、広く市民の方に見てもらいたいと考えております。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 いろんな方にぜひ子供たちの思いを見ていただきたいなと私も感じます。
 ただ、8月と10月のイベントに来た子供たちには書くチャンスがあると思うんですが、市内の子供たち全員に書いてもらうことは考えられませんでしょうか。
○大楠委員長 端谷広報情報課長。
○端谷広報情報課長 今のところですが、センターまつりとか児童館まつりの参加者は例年150人程度いらっしゃるんですけど、対象を大体200人で予算を見込んでおります。全員にというのはなかなか難しいのかなと考えているんですけど、夢や希望を書いてくれた子供たちには新砺波市誕生20周年を実感してもらうということで、シンボルマークとかお祝いメッセージのシールを貼り付けたお菓子等をプレゼントして、みんなに書いてもらいたいと思っております。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 お話を伺っていて何かわくわくしてきましたので、予算もありますけれども、子供たちがいっぱい参加してくれたらと思います。子供たちがいろいろ思っていることを聞いていく場面というのは、この後、必要になると思います。
 富山県美術館で、出町中学校の生徒が、砺波市にあったらいいなと思うベンチですとか公園のデザインとか、いろいろ考えていらっしゃいました。なかなか言葉にできない子はデザインにしたりとかいろいろやり方があると思います。ぜひ、未来の子供たちの声をたくさん拾えるチャンスをつくっていただきたいと思います。
○大楠委員長 今藤委員。
○今藤委員 地域防災力向上支援事業費330万円についてお尋ねいたします。
 今回、新たに県からの補助金があり、市内全地区の自主防災組織に資機材を整備する補助金を交付されるとのことですが、今回、令和6年度に予定されている6地区の選定についてはどのように決定をされたのか、また併せまして、今後の交付順番をどのように決定していくのかお聞かせください。
○大楠委員長 安地総務課長。
○安地総務課長 今回、県の補助を活用して6地区への補助金を予算計上し、今後支援していく計画としております。
 6地区についての支援の順番につきましては、令和5年度まで全地区に補助してございます。その順番を考慮しながら計画的な補助を考えています。また、より早い支援の検討も必要であることから、県の補助ですので県に補助件数を増やすことができるかを確認し、可能であれば補正での対応も考えてまいります。
○大楠委員長 今藤委員。
○今藤委員 では続きまして、新規事業の「防災となみ」改訂版作成費142万5,000円についてお尋ねいたします。
 今年は正月から大きな地震があり、2か月以上経過した本日に至っても、報道されない日はないという状況が続いております。比較的災害の少ないと言われてきた砺波市や富山県でありますが、自分事として災害を捉える機会になったものであろうと思われます。
 さて、今回の「防災となみ」改訂版の作成についてですが、まず、今回の改訂版を作られる目的についてお聞かせください。
○大楠委員長 安地総務課長。
○安地総務課長 今回の「防災となみ」改訂につきましては、前回が平成30年度でございまして、避難情報等の見直しや、新たに掲載すべき情報の追加または今回の能登半島地震の経験を踏まえて改訂を行いたいと考えているものです。
○大楠委員長 今藤委員。
○今藤委員 今回の改訂版では日本語版だけではなくて、英語版も予定されているとお聞きしました。具体的にそれぞれ何冊ずつ作られて、どのような使い方を想定されているのか、また、外国語版に英語を選択された理由についてもお聞かせください。
○大楠委員長 安地総務課長。
○安地総務課長 まず冊数ですが、日本語版につきましては1万9,000冊、英語版につきましては500冊を予定しております。
 どのようにという形ですが、配布につきましては、日本語版は各世帯へ配布、英語版は窓口に来られた方あるいは転入して来られた方々へ配布していきたいと考えております。
 なぜ英語という質問ですが、一般的に多国籍で話しをする場合には英語を使う場合が多く、また、海外でも外国語教育としては英語教育が実施されている国が多いことから英語を選択したものです。
○大楠委員長 今藤委員。
○今藤委員 今ほどの理由は理由としてよく分かるんですが、手元に本年1月9日現在の砺波市内在住の外国人の人数の表を持っているんですが、これはあくまでも暫定値ですが、ある程度信頼性のある数字であるのは間違いありません。全体で728名の在日外国人の方がおられるとあります。ネーティブで英語を話される米国、英国、カナダ人は合計11名と全体の1.51%となっています。一方で、例えば中国と台湾を足しますと174名で全体の23.9%となります。
 実際には同じ中国語でも違うとかいろいろな理由もありますし、識字率であるとか母国語以外の習熟率も関係してくる話で、一概に何がどうだという言い方をするつもりはありませんが、今回は国際的な共通言語としての英語を採用される結論に至ったのだと理解はいたします。ただ、そうであるとすれば、せっかく英語版を出されるのであれば、例えば教育委員会とタイアップをされて、英語教材の副読本としての利用というものも考えれば、1つとすれば英語の学習、それからもう一つとすれば砺波市内の防災知識、両方一遍に、いわゆる1粒で2度おいしいということになったのではないかなと感じるものなんです。今後とも効率のよい施策の充実ということで、1つの仕事だからこの1つの施策ということではなしに、いろいろなことを立体的に考えられて、いろんな相乗効果が上がるような施策を考えていただくように要望をいたします。答弁は要りません。要望でございます。
 それでは続いて、救急安心センター事業#7119の29万2,000円についてお伺いいたします。
 急な病気やけがなどで、救急車を呼んだほうがいいのか、それとも病院に駆け込んだほうがいいのかと迷ったときの相談窓口として、全国統一の番号#7119にダイヤルをすれば、専門家からのアドバイスを受けられる仕組みであるという説明をお聞きいたしました。地域の限られた医療資源である救急車の有効活用ですとか、逆に潜在的な重症者の発見にもつながると期待をしております。
 運用開始は本年の5月からと聞いていますが、この番号には、例えば、過去にはスマートフォンから0120がかからなかったり、050で始まる発信ができなかったりとかいうことがあったと思うんですけれども、今回は、例えば固定電話であるとか、スマートフォン、携帯電話などの区別なく利用ができるのかどうなのか、そしてまた、これまでは市立砺波総合病院の救急に電話して相談するといった事例もあったようにお聞きしていますが、これが採用されることによって今後はそのことができなくなるのかどうなのか、まずお聞かせいただきたいと思います。
○大楠委員長 加藤砺波消防署長。
○加藤砺波消防署長 まず、本事業は県が令和6年度に行う事業であり、現在、県議会において予算案が審議中のため事業の詳細は確定はしておりませんが、#7119番は、スマートフォンを含む携帯電話及びプッシュ回線の固定電話から利用できると県の担当者から伺っております。
 また、市立砺波総合病院につきましては、救急安心センターの運用開始以降も、従来から実施されている相談体制に変更はございません。
○大楠委員長 今藤委員。
○今藤委員 大変いい施策の一つと私は感じているんですが、運営に関しては県下全域での実施と聞いております。救急のことでもあり、受付時間が限定されているのかどうなのかということも大変気になります。また併せて、事業の経費負担は砺波市としてどのようになるのか、県全体ということであれば当然事業負担というのが出てきてこの予算立てになっていると思うんですけれども、その内訳についてもお聞かせください。
○大楠委員長 加藤砺波消防署長。
○加藤砺波消防署長 受付時間につきましては、平日、土曜日、日祝日で分かれております。
 まず平日です。平日は午後7時から翌朝の9時まで、土曜日が午後1時から翌朝の9時まで、日曜祝日が午前9時から翌朝の9時までの24時間対応になると伺っております。
 次に、経費負担につきまして、全体事業費1,200万円のうち半額を県が負担いたします。あとの半額が市町村の負担であります。市町村の負担割合につきましては、標準財政規模により案分をされております。
○大楠委員長 今藤委員。
○今藤委員 せっかくの救急に対する事業で、受付時間がやっぱり限定されているのは大変残念であると思います。もちろん様々な要因があって一概にいつでもと、24時間対応というのも困難な部分もあるのかもしれませんが、将来的にはぜひ24時間、救急のことだけを受付していただけるように働きかけをお願いしたいと思います。
 せっかくの制度ですので、市民の皆さんにもしっかりと周知されるべきだと私は考えております。周知方法につきましては、どのように考えておられるのかお聞かせください。
○大楠委員長 加藤砺波消防署長。
○加藤砺波消防署長 本事業は県が実施するため、県及び県内市町村が協力し、県民に周知していくことになります。
 県では、広報物品として、ポスター、パンフレット、マグネットシールを作成し、県内市町村、医療機関、高齢者福祉施設及び消防本部への配布、また、インターネット広告の作成配信、新聞、テレビ、ラジオによる広報が予定されております。
 市といたしましては、県と連携し、効果的な広報に努めてまいりたいと考えております。
○大楠委員長 開田副委員長。
○開田副委員長 私からは、学校規模適正化検討事業についての質問をさせていただきます。
 この事業では58万円という金額が上がっており、これは代表質問の答弁に地域、保護者から成る委員会を設けて3回の協議会や視察を重ねており、そして必要に応じて、地域や保護者を中心に広く情報を提供し、御意見も伺いながら協議するとありました。令和6年度末までにこの答申が出る予定と伺っております。地域や保護者の意見、砺波市に魅力を感じて移住してきた人々の意見、これから子育てが訪れる若者の意見、市民それぞれに思いがあるはずです。答申の前にこういったものを拾い上げていくことがとても重要と考えます。
 これらのことについてどのように動いていかれるか、教育総務課長にお伺いいたします。
○大楠委員長 河合教育総務課長。
○河合教育総務課長 まず、現在設けております、砺波市立学校規模適正化検討委員会にも地域の代表の方とかPTAの関係者、それから学校関係者、商工業の関係者の方々に参加をいただいているところでございます。
 また、これまで市の教育委員会では、市内の全地区の自治振興会、それから市のPTAの連絡協議会、そのほかの御希望のありましたPTAの庄東小学校とか庄川中学校の役員会などにも出向きまして、この学校規模適正化検討事業について御説明をし、御意見、御提言などをいただいております。
 新年度におきましても、必要に応じまして、地域、保護者の皆さんを中心に広く情報を提供し御意見など伺って、それらの御意見をその砺波市立学校規模適正化検討委員会にお伝えすることで、生徒にとってよりよい教育環境となるような検討を進めていただきたいと考えております。
○大楠委員長 開田副委員長。
○開田副委員長 様々な意見を聞きまして活用していく、よりよいものに仕上げていくということはとても重要なことであります。また、答申後には地域に対しての丁寧な説明も必要になり、綿密に進めていただきたいと思います。これは要望です。
 続けて、海外留学支援奨学金給付事業について、お伺いいたします。
 市では、令和6年度から新たに海外留学支援奨学金を実施したいということで上がっております。山本篤史議員の質問の答弁もありましたけれども、海外の高等学校または大学等で、おおむね1年以上の就学課程を履修する方を対象としているということで答弁があったところであります。
 この留学の期間や留学先についてどのように考えておられますか。教育総務課長の答弁を求めます。
○大楠委員長 河合教育総務課長。
○河合教育総務課長 これは御寄附を頂いて実施する事業なんですが、御寄附いただきました篤志家の方の思いとしましては、青少年が国際社会で活躍できる人材となることを期待しているという御趣旨です。そのために、留学というのは短期じゃなくてある程度の期間が必要という思いでした。それで、今回はおおむね1年以上という期間にしているものです。
 また、留学先につきましては、海外の留学ということでありまして国等の指定はないものです。
○大楠委員長 開田副委員長。
○開田副委員長 1年間の留学となりますと、留学に関する費用も高くなっていくものと思われます。今回の1人50万円の額というのは、どのように考えての設定なのでしょうか。
○大楠委員長 河合教育総務課長。
○河合教育総務課長 まず、全国的に見ましても、海外留学の奨学金を行っている自治体自体そんなに多くはありません。そして、その奨学金の額を比較しましても、そんなに少ないものではないと考えております。また、実は海外留学の奨学金、ほかの自治体では貸与型としているところもあるんですが、今回の当市は給付型ということにしております。さらに、ほかの海外留学の奨学金との重複の受給も制限していません。
 ぜひ、海外で勉強を頑張ってみたいと思われる青少年の方々、1人でも多く、夢やチャンスをつかむきっかけになればと期待しているものです。
○大楠委員長 開田副委員長。
○開田副委員長 もう一つの質問は、この制度について周知というのは、中学、高校までとか何か決まりはありますか。
○大楠委員長 河合教育総務課長。
○河合教育総務課長 年齢的には15歳以上25歳以下の方を対象にしておりますので、高校や大学を卒業されてすぐの方を考えているところでございます。
 そして、市の広報となみの3月号に掲載させていただきましたし、市ホームページあるいは関係するような高校等にも案内をしたいと考えております。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 私からは、学習用デジタル教科書導入事業について伺います。
 こちらは、今回、国語のデジタル教科書を導入、小学校ということですが、中学校の国語の教科書はデジタル化の予定はありますでしょうか。
○大楠委員長 河合教育総務課長。
○河合教育総務課長 令和6年度に小学校の教科書の改訂がありまして、このタイミングで、今回は小学校の国語のデジタル教科書を考えているものです。
 中学校については、令和6年度には今のところ予定はありませんが、中学校の教科書の改訂は令和7年度の予定となっております。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 昨年、当委員会で、兵庫県の小野市に視察に行ってまいりました。その際に、デジタル教科書を使用しない方向に再変更されたというお話も伺っております。
 デジタル教科書は手元に集中しがちであるとか、視力の問題などが懸念されております。学校側においても、児童や生徒の体に負担がかからないような適切な使用を意識させていただきたいと思うんですけれども、例えば、今、英語であったり、数学、算数、国語も、今、入りますが、そのほかの教科書でデジタル化する考えはありますでしょうか。
○大楠委員長 河合教育総務課長。
○河合教育総務課長 今年度は英語と算数、数学が半数、英語は全学年入っています。新年度は国語ということで、今のところはそれ以外のはありませんけれども、これまでの実証実験の中で、理科や社会などをやった時期もございました。国の実証実験がありまして、そのときには活用しております。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 では、私から、砺波市子ども・子育て支援事業計画調査業務委託費用374万円について伺います。
 砺波市子ども・子育て支援事業計画(第3期)の策定に取りかかられますが、これはどのようなメンバーで、どのようなスケジュールで進められるのか伺います。
○大楠委員長 老こども課長。
○老こども課長 計画の策定につきましては、まず、コンサルタント業者に委託を実施いたします。これは、ニーズ調査結果の分析が必要であり、項目ごとに分析し、サービスの提供量を算定する必要があるためです。また、途中段階の報告、協議につきましては、砺波市子ども・子育て会議にて行う予定としています。
 会議の委員は、学識経験者や地域の代表者、それから、教育、保育に関係する者、子育て支援事業に関する者、子育て支援サービスの利用者、そして子育て支援に関心のある公募委員など20名以内で構成をしております。このような内容で進めていく予定としております。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 最近、少子化とか保護者の就労問題で子育て環境も変わっていると思いますが、計画に対して新たな取組があるのかどうか伺いたいと思います。
○大楠委員長 老こども課長。
○老こども課長 新たな項目につきましては、計画の内容は現時点で13の事業について行っておりまして、今のところ、新たな事業については国からも示されておりませんので変更はない予定です。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 こども基本法で、施策に対する、こども・若者・子育て当事者の意見を反映するとなっています。今回の計画で、子供のアンケートを取られると伺いましたが、どのような方法で取られる予定になっているんでしょうか、伺います。
○大楠委員長 老こども課長。
○老こども課長 今回の計画は、もともと子ども・子育て関連3法に基づいて策定することが定められた計画でありまして、当初であれば、計画に当たり、こども・若者の意見の反映が必ずしも必要かどうかについては今のところ国からは示されてはおりません。しかしながら、意見を聞くということは今回のこども基本法でも定められておりますので必要と考えておりまして、子供向けのアンケートが行えないか、今のところ内容も含めて検討しているところです。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 子供の意見が反映されるような計画の策定をよろしくお願いいたします。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 変わりまして、私からは、こども家庭センターの運営費について質問させていただきます。
 こども家庭センターの中に、住民健康管理システムを導入するということになっておりますけれども、この住民健康管理システムが保健師のサポートになるシステムだということで、こども家庭センターの職員用に2台分のライセンスが追加取得されると伺っておりますが、この住民健康管理システムを使うに当たり、特別な研修などを受ける必要はありますでしょうか。
○大楠委員長 老こども課長。
○老こども課長 住民の健康台帳みたいなものでして、何をしているかといいますと、健診結果の入力ですとか、相談を受けた内容の入力を行っているものでして、使用に当たり、特段の研修は必要ないものです。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 では、すぐ使えるということかと思いますが、この住民健康管理システムは活用策というのがいろいろあるそうで、マイナポータルの子育てワンストップサービスに対応できるということだったんですが、今後こうしたことも考えていかれるのでしょうか。
○大楠委員長 老こども課長。
○老こども課長 今回の住民健康管理システムTIARAにつきましては、砺波市民の健康等を管理する個人台帳になります。乳幼児健診の結果ですとか、その際の相談内容などを入力するものでして、いわゆる個人情報がそれぞれ入力されているようなシステムになります。
 今回、こども家庭センターで使用する住民健康管理システムTIARAのライセンス2台分なんですけれども、これは、乳幼児健診の結果や相談内容の情報を共有するという目的で、こども課でも利用すると考えたものです。一方、マイナポータルでの子育てワンストップサービスについてつなげられるかということなんですが、今現在はデジタル庁が提供しておりまして、児童手当や保育に関する手続の13項目が今のところ上がっており、市役所の窓口に来られなくても自宅等で申請が行えるというもので、既に砺波市でも手続ができるように準備を行っているものです。
 今回の住民健康管理システムTIARAにつきましては、今のところワンストップサービスとは質が異なっておりますので連携はないものと思っております。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 変わりまして、社会に学ぶ「14歳の挑戦」事業費について質問させていただきます。
 こちらは令和6年度からは7月上旬に実施となります。社会に学ぶ「14歳の挑戦」事業というのは、多方面からの御尽力そして御理解があって続いている事業だと理解しております。
 今までの実施時期と変わることにおいて、いろんなところで御苦労されたのではないかなと思うのですが、逆に、今までの開催時期では不都合があったのかどうかお聞きします。
○大楠委員長 河合教育総務課長。
○河合教育総務課長 令和6年度は7月上旬に実施の予定であります。
 これまで9月末に実施をしておりましたが、事業所の方にアンケートなどを取っているものであります。その中で、9月末が決算時期であって棚卸しと重なるとか、月末については少し多忙だという御意見がありまして、今回、変更を考えているものです。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 逆に、今回7月上旬になったことで、例えば、学校側として期末テストですとか、部活動の何か大きな大会などにかかってくるかなと思うんですが、そういった問題はなかったんでしょうか。
○大楠委員長 河合教育総務課長。
○河合教育総務課長 今回のこの7月上旬の日程につきましては、学校全体の他の行事の予定とを勘案しまして、学校のほうから提案があったものです。期末テストは既に終わっておりますし、選抜大会はもう少し後ということで、今回のこの実施時期に関しましては大きな問題はないものと認識をしております。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 社会に学ぶ「14歳の挑戦」は、本当に受入れ側があるからできる事業だと思っております。
 企業側のアンケートがあって日が変わったということなんですけれども、変わりましたという依頼はどのように進めてこられたのかお伺いします。
○大楠委員長 河合教育総務課長。
○河合教育総務課長 実施していただいています企業のほうには、手紙で御案内を毎年、去年と今回もしているものでして、令和5年度につきましては9月末の実施で、6月にその案内を出しておりました。
 令和6年度は7月に変更するということで、実は半年早い先般1月に、7月に実施したい旨、そして、御協力いただけるかどうかという調査・依頼をかけたところです。そして少し加えますと、現在、取りまとめをちょうどしているところでして、現時点でもこの変更した形の取りまとめをしているんですが、現時点でおおむね、この生徒を受け入れてくださるような事業所の確保はめどがつきそうだなということで考えております。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 ぜひ、地域の方にもたくさん理解していただいて、続いていけばいい事業だなと思います。またよろしくお願いします。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 では続きまして、文化施設(庄川生涯学習センター、砺波市文化会館、砺波市美術館)のLED照明リース代について伺います。
 LEⅮ照明の移行は脱炭素の観点から非常にいいことだと思います。今回、10年リースだと伺っていますが、10年リースにされた根拠とメンテナンス費用についてどうなっているか伺いたいと思います。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 まず、リースの概要につきましては、水銀灯や蛍光灯の生産停止への対応及び省エネによる脱炭素化を図るため、照明灯のLED化を図るものです。
 方法としましては、10年間120か月のリースの契約を予定しており、リース期間の終了後は、その所有権は市に譲渡されるものです。リース期間中に生じた消耗品の劣化を含む、点灯しない不具合に関する費用、器具の交換、部品交換や出張料金をはじめ、その他の維持管理に必要な経費もこの契約に含まれるものです。
 リース期間を10年としておりますのは、単年度の支出を抑えながら多くの施設でLED化が図れるということが1つの目的としております。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 LEDの寿命は4万時間で、使用時間でも違うと思いますが、約8年から10年ぐらいと言われています。
 これをもっと15年リースみたいにはならないのかどうかについて伺います。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 現時点では10年が1つのスタンダードな形ということで10年間といたしました。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 それで、今現在、一部でLEDの照明になっているところもあると思いますが、LEDはリースにしたものと市でつけたものと混在していると思いますが、そういった管理はしっかりされて、同じフロアについていたらなるだけ同じような照明にしないとちょっと見方も変わってくると思いますが、どのようにお考えでしょうか、伺います。
○大楠委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 一部でLED化と共用する部分もありまして、それと同様な形のものを主要に今考えているところです。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 あと、市内では、公共施設でまだLEDになっていない学校とか保育園もありますので、これも早急にリースで行えるのだったら早く切り替えたらいいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○大楠委員長 川辺委員。
○川辺委員 それでは、砺波市立幼稚園条例の廃止についてこども課長にお伺いをいたします。
 今年の4月から、庄東地域に庄東認定こども園が開園されることで、唯一砺波市内に残っていた般若幼稚園がこれで廃園されることになりました。そのことによって、今定例会に付議されました砺波市立幼稚園条例の廃止ということになるのでしょうが、旧庄川町と旧砺波市からすれば、旧砺波市のほうは先人の皆様からすると、小学校や中学校と同じ教育というものを受けることができる幼稚園を長きにわたり奨励されてきたものであります。
 それでも、時代は変わってきまして、市民の生活環境も変わってきたことで子育て環境の改善が求められてきたことにより、今では教育も保育も同じ施設で受けることができる認定こども園の制度が確立されたものであり、砺波市としても認定こども園の移行を推し進めて、現在、子育て環境が充実し整っていっていることは、本当に市民の皆さんも大変うれしく思っておられると感じております。
 そこで、市民の中には昔を知る高齢者もおいででありまして、その方たちにしてみると幼稚園の存在がなくなることへの一抹の寂しさをお持ちになっているのでありますが、この砺波市立幼稚園条例をなくすというのはもう前々から順番に決まっていた話ということは十分分かっておりますが、そのことについて、教育委員会の中では、今までの中でどのような御意見がありながら動いてきたものかをお聞かせ願いたいと思います。
○大楠委員長 老こども課長。
○老こども課長 今回の砺波市立幼稚園条例廃止に関しまして、教育委員会の中では特段の異論などはありませんでした。
 この砺波市立幼稚園条例はあくまで幼稚園施設の設置に関する条例でありまして、現に幼稚園と呼ばれる公立の施設を廃止することから条例を廃止するということと、また、市内の認定こども園は全て幼保連携型認定こども園でして、保育と幼児教育を一体的に行う施設となっており、これまで幼稚園で行ってきた幼児教育が認定こども園のカリキュラム内で実施されているということもありまして、異論が出なかったということです。
○大楠委員長 川辺委員。
○川辺委員 そのとおりだと思っておりますし、また、そうであってほしかったと思っております。要は1つの時代がこれで流れていくというような中において、これで昔を知る高齢者の皆さんも御納得いただいたものと考えております。
 では、2つ目でありますが、廃止となる般若幼稚園でありますが、平成19年の建築と聞いておりました。要はまだ17年しかたっていない施設ということであります。
 今後も当然活用されていくべき施設だと考えるのですが、廃止される般若幼稚園は、今後どのような方針で考えておられるのか、お聞きしたいと思います。
○大楠委員長 老こども課長。
○老こども課長 砺波市公共施設再編計画の中では、建物につきましては、短中期、令和2年から令和17年の間に福祉施設へ転用し継続するということとされておりまして、現在、担当部署で調整が行われていると聞いております。
 今後、進展があれば手続を進めていくことになると思っております。
○大楠委員長 川辺委員。
○川辺委員 そうでしたね。今後の流れの中で福祉施設という項目は確かにあったかと思います。
 やはり今まで子供たちを中心とした施設として造られてきたものでありますので、要は、企業や会社が入ってくることのないようにしていただければというのが市民の気持ちだと思っておりますので、どうぞ住民の皆様のために活用していっていただきたいと思います。
 では、3つ目の質問に行きますが、一般会計には般若幼稚園の不要物品処分委託料165万円が計上されております。不要物品の中には、市における他の施設や地元などで使える物品もあるのではないかと思われますし、また、今のリサイクルという流れにおいては、そういうところで活用できるものもあるんじゃないかと思われますが、不要物品の処分だけでなく多方面への分類も考えておいでなのか、お伺いしたいと思います。
○大楠委員長 老こども課長。
○老こども課長 般若幼稚園の備品などにつきましては、まずは使用できるものは市内の保育所、認定こども園へ優先的に照会をかけて移動させます。その次に、市役所内の各部署に必要のある物品がないかどうか照会をかけます。さらに、地域に対しましても、使用したい物品があるかないかの照会をかけていく予定です。さらに、建物の引受け者がもし決まれば、その方へ、さらに使えるものがないか確認をした上で全て引き取っていただきます。これでも残ってしまった物品につきましては、商品のリサイクルも含め、業者に処分委託をしたいと考えております。
 これは、今年度の庄川地域の保育施設も同様でございまして、残った物品を同じように処分させていただいています。なお、庄川の保育所の場合は、調理施設がありましたので調理機器などもありまして、リユース可能な機器は有料で売却をしたところです。
○大楠委員長 川辺委員。
○川辺委員 ではそのように進めていただくよう、よろしくお願いをいたします。
 では、質問を変えます。
 今度は辺地に係る総合整備計画の変更について佐伯企画政策課長にお伺いしたいと思います。
 この辺地に係る今回の総合整備計画の変更は、雄神地区において除雪機を導入されるという内容のものであったと思っております。辺地債を使える、要は過疎債も使える庄川地区の中の雄神地区なんですけれども、やはり有利な辺地債を使うということで、今回、その計画の変更が出されたものと理解しております。
 それで、当初これは5年計画の中で動かされてきた辺地に係る総合整備計画だったんですが、その5年計画は令和6年までということでもありましたので、そこへ計画変更して入れることが、早く、そして必要なものに対応できるという考え方だったものと思っております。
 その話が、もし令和7年、要は1年遅れという形で導入せざるを得ないということになった場合、この計画は1年延ばすということができたのか、また、新たに計画をつくり直さなければならなかったのか、お伺いしたいと思います。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 今ほどの変更の話でありますが、この辺地債の計画は令和2年度から令和6年度までの5年計画となっておりますので、これを令和7年度までに延長して6年の計画にするということは基本的にございません。もしも令和7年度以降にそういった事業が出てきた場合には、今度、令和7年から5年間の計画の中に、辺地に係る総合整備計画に基づいて計画の中に盛り込んでいくということになります。
○大楠委員長 川辺委員。
○川辺委員 では、5年スパンの計画でしか立てられないということで、理解させていただきたいと思います。分かりました。
 では次に、辺地として指定されているところは雄神、栴檀山とお聞きしておりますが、そういう地域において鳥獣対策、イノシシであったり熊であったり、農業振興に対してこの辺地債はきっと使えるのではないかとは思うんですが、今回の令和2年から令和6年までの5年間にはそういうものはなかったのか、また、今後出てきたらそれには対応できるのかをお聞きしたいと思います。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 鳥獣対策とか農業振興などといった事業ということで、どういった事業を想定されているのかちょっと分からないんですけど、基本的にソフト事業を想定されるのであれば辺地債の対象ではないということで辺地債には盛り込まれません。その場合はソフト事業に対応できる過疎債ということになるかと思います。
○大楠委員長 川辺委員。
○川辺委員 要はソフトではなくて、ハードの面のこれは辺地債であるということで理解させていただきます。
 もう一つ、この辺地債というものには、適用できる期間と事業金額に対する上限というものは設定されているんでしょうか。お聞きしたいと思います。制約ですね。
○大楠委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 まず、期限の関係でありますが、これは辺地債の根拠法令であります、「辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律」ということで、これは恒久的な法律であるため現時点では期限はございません。
 また、金額の上限につきましては、計画上の事業費の上限は特に定めはないんですが、基本的に総務省の地方債計画によりまして国全体の起債発行額の上限が定められますので、その中で、毎年、本市の上限が定められていくと理解しております。
○大楠委員長 川辺委員。
○川辺委員 もちろん、その地域がそういう思いで動いていただかないと、これには当然該当しないと思います。地域の要望がこれからも出てきましたらどうか対応していただきたい。そのことをお願いして私は質問を終えます。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 私からは議案第21号です。令和5年度の砺波市一般会計補正予算のネットワークアセスメントの環境調査事業費です。小学校の教育奨励費と中学校の教育奨励費、合わせて質問させていただきます。
 このネットワークアセスメント環境調査事業ですけれども、対象校が一部と書かれておりますが、何校の小中学校があるのか、まず確認させてください。
○大楠委員長 河合教育総務課長。
○河合教育総務課長 現在、小学校で2校、中学校で1校の調査を予定しております。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 このネットワークに関しましては、国からも、以前、GIGAスクールの構想の際に校内の通信ネットワークの調査というのが出ていたかとは思うんですけれども、今回の調査は国の調査とはまた関係なく、学校側から都合が悪いから直してほしいというのが上がってきたということでよかったでしょうか。
○大楠委員長 河合教育総務課長。
○河合教育総務課長 国の調査の時点で調査したものです。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 小学校2校、中学校1校の環境調査をされるということなんですけれども、この調査期間ですが、どのぐらいの期間を見込まれているのかお聞きします。
○大楠委員長 河合教育総務課長。
○河合教育総務課長 これは補正予算ですので繰り越しまして、新年度に入りまして発注をかけることになります。それで数か月はかかると考えております。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 詳しいその調査の内容、方法についてですが、数か月というお話がありました。生徒の学習、活動、ふだんの日常の生活の中で調査されるという認識でよろしかったでしょうか。
○大楠委員長 河合教育総務課長。
○河合教育総務課長 はい、そのように考えております。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 調査の結果いかんでは工事など対策が必要になってくると思うんですけれども、この調査の後の対策、どのように出てくるかは分からないかもしれませんが、大体どのように考えていらっしゃるのか、最後にお聞かせください。
○大楠委員長 河合教育総務課長。
○河合教育総務課長 調査をしてみて、その原因を突き止めてということになりますが、対策の例としましては、例えば配線を変更するとか、あとは、電波干渉をしている場合はそれを改善するとか、機器の能力が弱い場合は能力の向上を図るとか、そういったことが考えられると思っております。
○大楠委員長 ほかに御質疑、御意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大楠委員長 ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより付託案件を採決いたします。
 ただいま議題となっています議案第2号、議案第11号から議案第14号、議案第16号、議案第17号、議案第19号及び議案第21号、以上、議案9件を一括して採決いたします。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大楠委員長 御異議なしと認めます。
 お諮りいたします。議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算所管部分、議案第11号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、議案第12号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正について、議案第13号 砺波市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について、議案第14号 砺波市公民館条例の一部改正について、議案第16号 砺波市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部改正について、議案第17号 砺波市立幼稚園条例の廃止について、議案第19号 辺地に係る総合整備計画の変更について、議案第21号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第9号)所管部分、以上、議案9件について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○大楠委員長 挙手全員であります。よって、議案9件については、原案のとおり可決することに決しました。
 以上で、付託されました案件の審査を終了いたします。
 なお、要望が1件、提出されております。
 砺波市建設業協会から要望書が提出されておりますので御報告いたします。

(市政一般における本委員会の所管事項について)
○大楠委員長 次に、その他といたしまして、市政一般における本委員会の所管事項について質疑、御意見はございませんか。
 神島委員。
○神島委員 では私から、土曜日に子供を預けたいというニーズに対しての考え方について伺いたいと思います。
 保育園児には土曜保育があり、預けられるところがありますが、小学校に上がると土曜日に子供を預けられるところがなくて困っている方がおられます。先週の土曜日3月9日には、土曜保育を利用された方が5歳児の今度小学校に入学される方で、市内のこども園に通う15人がおられると伺いました。通常であれば、土曜日には20人から25人の方が利用されていると伺っています。
 そこで、土曜日に小学生の子供を受け入れる受皿について、市としての考え方について伺いたいと思います。
○大楠委員長 老こども課長。
○老こども課長 現状では、土曜日はファミリーサポート事業がございますので、御利用いただくことになるかとは思っております。
 現在の就学児の土曜の利用希望の声は実際あるとは思いますが、現時点では喫緊の課題までとは考えておりません。ただ、今後、労働者不足が見込まれる将来、休日等の預かりを必要とする数が増えるということも考えておりまして、今後の検討課題の一つと考えているところです。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 今ほど、土曜日のファミリーサポートという事業がありましたが、これはなかなかマッチングがうまくいかなかったという話もありますし、8時間利用しますと料金が5,600円かかると、そういったようなちょっと課題面もあると思います。できれば、先日も一般質問もしましたが、土曜日に開設できるような、「とやまっ子さんさん広場」みたいなものができないか伺いたいと思います。
○大楠委員長 老こども課長。
○老こども課長 「とやまっ子さんさん広場」に関しましては議会でも答弁したとおりですが、まずは民間のNPO法人などが事業に取り組みたいということがありましたら、県と協力して支援をしてまいりたいと考えているところです。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 本当に土曜日に子供の預ける場所で困っている方がおられますので、温かい御支援をまたよろしくお願いいたします。
○大楠委員長 開田副委員長。
○開田副委員長 私からは地震時の防災活動について、少し質問させていただきたいと思います。
 能登半島地震において、多くの市民が地震の恐ろしさとを感じたことと思います。地震に遭遇したときにどのような行動が取れたか、そういった部分を家族の中でも話し合われたのではなかろうかと思います。
 東日本大震災において防災士の必要性というものが高まり、防災士の数は大きく増えております。市民や地域の防災訓練も盛んに行われるようになったという状況を生み出した次第であります。
 この東日本大震災の際の「釜石の奇跡」という事例がよく紹介されます。これは小学生と中学生の行動が大変大きな話題となったものであります。児童生徒約570人が全員無事に避難することができたという事例なんですけれども、この地域で行われていた防災教育を学んだ子供たちが、自分たちのふだんから行っている行動を当たり前に実践したということで大きく取り上げられた例でありました。
 今回の能登半島地震により大きな揺れを経験したところでありますけれども、中学生以下の児童に対して、地震発生時にどのようなことができたのかという調査を一度行うべきではないかと考えます。今後の防災教育の在り方、地区防災計画の在り方につなげていく必要があります。
 この件についてどのようにお考えでしょうか。
○大楠委員長 安地総務課長。
○安地総務課長 中学生以下の児童に対しての防災教育につきましては、神島議員の一般質問にもお答えいたしましたが、行政出前講座で避難所開設の実習や避難所運営ゲームを実施しているほか、市の総合防災訓練でも本年度は出町小学校に参加いただくなど、防災教育を進めております。出前講座の際にアンケート等も行っており、新たに対応調査を行う予定はありませんが、出前講座のアンケートを参考にして、より有効な防災教育について検討してまいりたいと考えております。
 また、地区防災計画についてのお話もありましたが、地区防災計画につきましては、地区の方が自らの地区に合わせた防災計画を策定するものであり、今後、地区のほうで防災計画を策定されていくに当たり必要な事項について取り入れられていくものと考えており、今後、地区防災計画策定時には市としても各種支援をしてまいりたいと考えております。
○大楠委員長 開田副委員長。
○開田副委員長 先ほど紹介した「釜石の奇跡」につきましては、多くの方が御存じの案件であると思います。このときになぜ奇跡と呼ばれたかというと、ほぼ小学生、中学生が自ら行動して避難をしていたということがすごく評価されている案件であります。
 実際、防災訓練の中では、砺波市の場合でもいろいろやっておりますけれども、終わった後には、本当に実践できるところまでいっているか、すごく不安になるところも実はあります。
 そういったことで、自らが考え、行動できるということをぜひ生徒側にも教えるような、子供たちに伝えるようなそういった訓練を1つ目指していただきたいと思います。これは要望です。
 あと、高齢者に対する支援の部分になります。
 災害時において高齢者の方に情報を与えるツールとして、恐らく通信機器、スマートフォン、そういったものを活用されることが多いかと思います。ただ、本当にそれを使いこなせている方がいるかどうかというところもちょっと心配なところなんですけれども、そういった高齢者の方々へどのように避難に対するアクセスをするかというのは、これは近隣住民の方の行動によるものが大事だと思います。
 今回の地震において、独り住まい老人の調査というものを地元ではやっておりまして、その方々へのアクセス、アプローチというのがどれぐらいのタイミングでできたかというのをちょっと聞いてみましたら、大分時間がたってからということだったんです。時間がたったというのは、地震がいつ来るか分からない中で、どう動いていいか分からないというのが実はあったみたいです。揺れが収まったのか、これが続くのかというのがちょっと判断つかずになかなか行けなかった。これは大変難しい話なんですけれども、ただ、その近くの場所に足を運ぶという行動は最終的に行ったみたいなんですが、そういった部分の案件が実際行われたかどうかというのもすごく気にかかるところです。
 今回、災害が起きて、砺波市はいろんな面で先行して取り組んできた自治体だと思っております。今回のことを踏まえて、さらに上を目指してほしいと思います。よろしくお願いします。これは質問と要望です。
○大楠委員長 安地総務課長。
○安地総務課長 今ほどの御質問で、各振興会に対して調査をしたかという話でございますが、発災したときには、各地区において、いろんな被害状況等を確認させてもらっているところです。各自主防災会、各地区においては、各自治会、常会等に連絡いただいて、人による情報伝達等を行っていただいているところです。
 今後、各自主防災会で行われる安否確認や連絡体制の整備については、今後、訓練等で再確認していただけるものと考えており、今後とも連携してまいりたいと思っています。
○大楠委員長 ほかに質疑、御意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大楠委員長 ないようでありますので、以上で市政一般における本委員会の所管事項についての質疑を終了いたします。
 市長をはじめ当局の皆さん、御苦労さまでございました。委員の皆様はしばらくお待ちください。

○大楠委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大楠委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。

(閉会中継続審査の申出について)
○大楠委員長 次に、閉会中の継続審査についてをお諮りいたします。
 本総務文教常任委員会の所管事項について、閉会中もなお継続して審査する必要がありますので、会議規則第111条の規定により申出することといたしたく、これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大楠委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
 以上で総務文教常任委員会を閉会いたします。
 御苦労さまでございました。

 午前11時41分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会総務文教常任委員会

   委員長   大 楠 匡 子



令和6年2月 総務文教常任委員会 定例会 議事日程・名簿

            総務文教常任委員会

1.会議に付した事件
  ・2月定例会付託案件の審査
  ・市政一般における本委員会の所管事項について
  ・閉会中継続審査の申出について

1.開会及び閉会の日時
    3月13日  午前10時00分  開会
    3月13日  午前11時41分  閉会

1.出席委員(6名)
  委員長 大 楠 匡 子     副委員長 開 田 哲 弘
   委員 今 藤 久 之       委員 川 辺 一 彦
   委員 神 島 利 明       委員 境   佐余子

1.欠席委員(なし)

1.委員外出席議員(なし)

1.説明のため出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修      副 市 長 齊 藤 一 夫

 企画総務              企画総務部次長
 部  長 島 田 繁 則      総務課長 安 地   亮

 企画総務部次長           企画総務部
 財政課長 二 俣   仁      企画政策課長 佐 伯 幹 夫

 広報情報課長 端 谷 真奈美      税務課長 境   真 一

                   庄  川
 砺波消防署長 加 藤 裕 久      支 所 長 小 西 喜 之

 会  計
 管 理 者 東 川 弘 美      教 育 長 白 江   勉

 教育委員会
 事務局長 森 田   功      教育総務課長 河 合   実

 こども課長 老   雅 裕      生涯学習・スポーツ課長 三 井 康 司

 監  査
 事務局長 林   哲 広

1.職務のため出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 津 田 泰 二      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 吉 水 慎 一      議事係・調査係主任 榮   朋 江