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令和元年12月 本会議 定例会(第2号) 議事日程・名簿

         令和元年12月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
   第1 市政一般に対する質問、並びに議案第19号から議案第38号まで、令和元年度砺波市一般会計補正予算(第4号)外19件について
      (代表質問、一般質問)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   12月9日  午前10時00分  開議
   12月9日  午後 4時01分  閉議

1.出席議員(17名)
   1番 開 田 哲 弘 君     2番 境   欣 吾 君
   3番 山 本 篤 史 君     4番 桜 野 孝 也 君
   5番 有 若   隆 君     6番 山 田 順 子 君
   7番 雨 池 弘 之 君     8番 堺   武 夫 君
   9番 川 辺 一 彦 君    10番 山 本 善 郎 君
  11番 島 崎 清 孝 君    12番 川 岸   勇 君
  14番 今 藤 久 之 君    15番 稲 垣   修 君
  16番 嶋 村 信 之 君    17番 林   忠 男 君
  18番 山 森 文 夫 君

1.欠席議員(1名)
  13番 大 楠 匡 子 君

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修 君    副 市 長 齊 藤 一 夫 君

 企画総務              福祉市民
 部  長 今 井   潔 君    部  長 黒 河 英 博 君

 商工農林              建設水道
 部  長 加 藤   孝 君    部  長 喜 田 真 二 君

 庄  川              会  計
 支 所 長 川 島 ひとみ 君    管 理 者 南   佳 子 君

 企画総務部次長           企画総務部次長
 総務課長 堀 池 純 一 君    財政課長 構   富士雄 君

 商工農林部次長           建設水道部次長
 商工観光課長 島 田 繁 則 君    土木課長 大 浦 信 雄 君

 企画総務部             福祉市民部
 企画調整課長 坪 田 俊 明 君    社会福祉課長 袴 谷 敏 実 君

                   病  院
 病 院 長 河 合 博 志 君    事務局長 愛 場 誠 一 君

                   教育委員会
 教 育 長 山 本 仁 史 君    事務局長 畑     進 君

                   監  査
 監査委員 佐 野 勝 隆 君    事務局長 千 秋 由美子 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

 事務局長              主  幹
 議事調査課長 有 澤 哲 郎      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 林   哲 広



令和元年12月 本会議 定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時04分 開会

               開 会 の 宣 告
○議長(島崎清孝君) ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、これより令和元年12月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第1号のとおりであります。

                  日程第1
               会議録署名議員の指名
○議長(島崎清孝君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において
  9番 川 辺 一 彦 君
 10番 山 本 善 郎 君
 12番 川 岸   勇 君
を指名いたします。

                  日程第2
                会期の決定について
○議長(島崎清孝君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本12月定例会の会期は、本日から12月18日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から12月18日までの17日間と決定いたしました。

                  日程第3
         議案第15号及び認定第1号から認定第8号まで
○議長(島崎清孝君) 次に、日程第3 議案第15号 平成30年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び認定第1号から認定第8号まで、平成30年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件についてを議題といたします。

              (特別委員会の審査報告)
○議長(島崎清孝君) 去る9月市議会定例会において、決算特別委員会に付託をいたし閉会中の継続審査となっておりました、砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について、一般会計及び各特別会計並びに各企業会計の決算審査の経過と結果について、その報告を求めます。
 決算特別委員長 今藤久之君。
 〔決算特別委員長 今藤久之君 登壇〕
○決算特別委員長(今藤久之君) それでは、決算特別委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 去る9月10日開催の9月定例会本会議におきまして、当特別委員会に付託されました、議案第15号 平成30年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び認定第1号から認定第8号まで、平成30年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件につきましては、慎重に審査を行うべく「閉会中の継続審査」となっていたのであります。
 このため、9月24日、25日、26日、27日の4日間にわたって委員会を開催し、議案第15号及び平成30年度の各会計決算について慎重に審査を行ったのであります。
 また、審査に当たりましては、監査委員から各会計決算についての審査所見を承り、その後、当局から詳細な決算内容の説明を受けるとともに、関係諸帳簿及び証拠書類等の提示を求め、予算執行の適否などについて審査を行ったのであります。
 その結果、議案第15号については、「全会一致」で、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 また、各会計決算については法令並びに議決に基づき適正に執行されており、所期の事業を計画的に遂行されるとともに、行政効果も上げられているものと認め、当委員会に付託されました認定第1号から認定第8号までによる各会計決算については、「全会一致」で、それぞれ原案のとおり「認定」すべきものと決したのであります。
 以下、審査の過程における各委員からの主な意見、要望等について申し上げます。
 まず、まちづくり協働事業費のうち対象となった団体と応募状況並びに事業継続の割合等についてただしたところ、平成30年度分の協働事業は4団体の事業申請があり、そのうち3団体の事業採択を行った。事業の予算額は120万円であり、その内訳は新規30万円が3団体、継続15万円が2団体となっており、選考に当たっては外部の方も入れた審査会を設けており、審査により決定をしている。この事業は先進的な事業や新規事業について補助を行うものであり、過去に実施されているものについては受理されない場合もある。ほぼ全ての事業が継続されるものであるが、3年満期前に目的を達成するものもあり、継続されないものもある。地域や団体が熱心に取り組んでくださることで、行政と市民の協働意識の醸成も図られることから、当局としても頑張る人たちを応援していきたいとのことでありました。
 次に、三世代同居推進事業の事業効果や増加傾向にある単身世帯の当事業への取り込みについてただしたところ、事業については、平成30年度まで4年間行ってきたところであり、庁内に専門部会を設け、事業効果の検証をしているところである。効果としては大きく3つ挙げられる。1つ目として「時間」であり、三世代間の時間共有で恐らくは4年間で1万時間以上の共有があったと思われる。2つ目は「経済」であり、4年間で7,600万円の補助金そのものの直接効果に加え、手出し分という二次効果により、経済への波及は何倍にもなっているのではないかと考えている。3つ目は「将来」であり、民間誌の「SDGs」の評価では、人口5万人以下の市247市中、本市は10位に位置づけされたとのことであり、特に三世代同居推進事業が持続可能な社会づくりに効果的な施策であると高く評価されているところである。次年度以降は、現在、検討委員会で協議中であり、事業内容においては若干の変更もあるかもしれないが、概ね事業継続の方向であるとのことでありました。
 なお、三世代同居推進事業に婚活補助を含めるなど、単身世帯への取り組みについての意見には、別事業で取り組むものとのことでありました。
 平成30年度における「いきいき百歳体操」の状況と、使用するおもりなど用具や会場の助成についてただしたところ、平成30年度末で76グループ約1,400名余の参加となっている。使用するおもりについては、平成29年度までに購入したものを利用することとしており、新規で始められた場合、2年間はお貸しするが、その後については、安価なものでもあり、自分たちで求めていただくことになっている。また、会場使用料の支援については行っていないとのことでありました。
 次に、切り花出荷とその他の花卉の現状についてただしたところ、市内の切り花は4経営体が生産をしている。一番大きな生産者は高波地区で、出荷は市場への形態で関西を中心に関東など幅広い出荷を行っている。その他3経営体でも市場出荷並びに直接販売を行っている。花卉については、東般若地区の経営体が後継者とともに熱心に取り組んでおられ、今後も伸びるものと考えているとのことでありました。
 また、切り花に対してチューリップ球根生産が下がっているが、生産者の支援策はどうなっているのかをただしたところ、球根生産農家を廃業された方や、都合により植えつけができなかった農業者もおられたとのことでありました。
 また、チューリップ生産農家の育成支援については、チューリップ球根新規生産振興事業で新規の生産者育成事業を行っており、あわせて県とも連携をとりながら新たな取り組みの支援を行ってはいるが、残念ながらたまねぎに押されている。しかし、ネット栽培が労働力削減につながり、これが本格稼働すれば、もっと多く取り組んでいただけると期待しているところであるとのことでありました。
 関連して、チューリップ球根ネット栽培の進捗状況についてただしたところ、機械の現況については掘り取り並びに植え込みはできているが、改良を要する部分もある。ロボット化の精度を上げ最終的なものに仕上げたい。国の革新的技術開発緊急展開事業は本年度が最終年度であるので、さまざまな支援を得て完成に漕ぎ着けたいとのことでありました。
 次に、上水道の漏水による減免措置対応と下水道における負担金・分担金についてただしたところ、上水道の平成30年度の漏水件数は104件、320万円余となったところであるが、この中には平成29年度1月から3月の漏水分が4月になってから発覚したものも含まれていることから、例年の倍以上になっているものである。減免措置については、見えないところの漏水で通常の1.5倍以上のものがその対象である。また、申請者に限るが、消雪や学校のプール等も減免措置をしているものである。
 下水道の負担金・分担金に関しては、公共下水道については、北部地区の工事が進んでおり、新たな分担金負担が増えている。従来から一括納付しておられる方も8割程度おられるが、それ以外にも5年間で10回分割までの納付方法がある。また、未納者には、督促状を発送し収納を促しているとのことでありました。
 関連して、決算時の未収金の経過と下水道の不納欠損者の人数についてただしたところ、決算時の600万円の未収金は現在少しずつ減少しており、不納欠損については、公共下水道が10名、農村下水道が1名となっているとのことでありました。
 次に、奨学金貸付事業、未収金増加の背景についてただしたところ、奨学資金回収については、貸付最終年度の翌年から3年の猶予を経て10年間で償還することになっており、4年制大学で年間36万円、4年間で144万円の貸し付けとなる。償還は無利子で年間14万4,000円の償還となっており、償還方法は一括返納するもの、月払いで12等分にするものとさまざまである。年1回償還案内をしているが、本人所在不明や月払いの滞りがある場合には、保証人と連絡をとりながら貸付金の回収に努めている。貸付金の収入未済が増えていることと社会的背景についての因果関係については不明であるとのことでしたが、引き続き貸付金の回収について催促を続けているとのことでありました。
 次に、総合病院における退職給与引当金を計上しない理由についてただしたところ、退職手当については、職員全員が一斉に退職した場合の必要額に対して、それを上回る積立金があることから、引当金を計上しないとのことでありました。
 次に、未収金対策についてただしたところ、窓口負担の未収金は前年度と比較して433万6,000円程度の増であったが、平成29年度発生分の回収が進まなかったことが主な原因であった。4月から未収金担当者を1名から2名体制で取り組んだことや患者さんに限度額適用申請を行っていただいたことで、約280万円の未収金の圧縮を行ったものであるとのことでありました。
 このほかにも、防災無線の管理運営について、空き家の増加に伴う利活用と空き家バンクの現状について、市営バスの運行と高齢者運転免許返納について、マイナンバーカードの普及について、企業誘致対策について、メディアを活用した情報発信について、下水道事業会計の企業会計化について、道路・橋梁の維持修繕箇所と内容について、就学援助の保護者に対する周知について、通学路の安全について、病診連携についてなどの意見、要望があったところであります。
 以上、平成30年度の各会計決算等につきまして、審査結果とその所見を申し上げ、決算特別委員会の報告といたします。
○議長(島崎清孝君) 以上をもって、委員長の審査結果の報告を終わります。

                 (質  疑)
○議長(島崎清孝君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)
○議長(島崎清孝君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)
○議長(島崎清孝君) これより、議案第15号 平成30年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び認定第1号から認定第8号まで、平成30年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件についてを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。議案第15号 平成30年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について、認定第1号 平成30年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について、認定第2号 平成30年度砺波市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第3号 平成30年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第4号 平成30年度砺波市霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第5号 平成30年度砺波市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第6号 平成30年度砺波市水道事業会計決算認定について、認定第7号 平成30年度砺波市工業用水道事業会計決算認定について、認定第8号 平成30年度砺波市病院事業会計決算認定について、以上の案件に対する委員長の報告は、原案のとおり「可決」または「認定」すべきであるとするものであります。以上の案件は、委員長の報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(島崎清孝君) 起立全員であります。よって、以上の案件は、委員長報告のとおり可決または認定することに決しました。

                  日程第4
        施政方針、並びに議案第19号から議案第38号まで
○議長(島崎清孝君) 次に、日程第4 施政方針、並びに議案第19号から議案第38号まで、令和元年度砺波市一般会計補正予算(第4号)外19件についてを議題といたします。

            (施政方針表明並びに提案理由の説明)
○議長(島崎清孝君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 皆さん、おはようございます。
 令和元年12月砺波市議会定例会の開会に当たりまして、提出いたしました令和元年度一般会計補正予算案を初めといたします諸案件につきまして、その概要と主な事業の進捗状況を申し上げ、議員各位を初め市民の皆さんの御理解と御協力をお願い申し上げたいと存じます。
 さて、本市におきましては、旧砺波市と旧庄川町が平成16年11月1日に合併して15周年を迎えました。この間、議員各位を初め市民の皆さんの御理解と御協力のもと、県内合併市の中でも最も円滑に一体化が進み、概ね順調な発展を続けているものと感じております。
 この節目の年に当たり、本市の強みであります地域力を生かした元気な砺波市づくりの機運を醸成するため、市や関係団体などが実施する各種事業の名称に「砺波市合併15周年記念」の冠をつけたPR事業を実施するとともに、広報となみ11月号においては、合併15周年のあゆみを各年の三大ニュースなどで振り返る特集記事を掲載し、さらなる飛躍を目指す砺波市を情報発信しております。
 また、合併15周年を記念し、11月1日を「ザ・となみデイ」と称して、チューリップ四季彩館やゆずの郷やまぶきなど市内14施設の無料開放を行いましたところ、例年より多くの皆さんに御利用いただき、改めて各施設のよさを再認識していただけたものと考えております。
 令和という新しい時代を迎え、合併15周年はあくまでも通過点でございます。これからも「もうひとつ上の“となみ”」の実現に引き続き努めてまいりますので、今後とも議員各位を初め、市民の皆さんの御支援と御協力をお願い申し上げます。
 初めに、新年度の予算編成方針について申し上げます。
 令和2年度は、「第2次砺波市総合計画」の4年目に当たり、計画に掲げます将来像「~庄川と散居が織りなす花と緑のまち~ もっと元気 ほっと安心 ずっと幸せ “やっぱり砺波”」を目指し、引き続き事業の選択と集中をより一層進め、財政の健全化と着実な事業展開を図ることとしております。
 中でも、「10WAVEプロジェクト」につきましては、「学びの充実と健康寿命延伸プロジェクト」であります新砺波図書館整備事業のほか、「公共施設等長寿命化・最適化プロジェクト」であります出町東部第3土地区画整理事業や、砺波チューリップ公園再整備事業における新チューリップタワーの建設などの事業推進に予算を重点的に配分し、その波及効果を確かなものとしたいと考えております。
 次に、主な事業の進捗状況等について申し上げます。
 まず、公共施設再編計画について申し上げます。
 この計画の策定に当たりましては、9月に公表いたしました素案をもとに各地区や関係団体と協議を行ってきたところであり、今月中に最終案を取りまとめて公表することとしております。
 さらに、広く市民の皆さんから御意見をお聞きするため、パブリックコメントを行い、年度内の計画策定を目指してまいります。
 次に、防災対策について申し上げます。
 陸上自衛隊富山駐屯地の拡張整備事業につきましては、去る11月15日、16日の両日、防衛省が工事概要等の地元説明会を開催され、関係者の御理解のもと12月から工事に着手されることとなり、引き続き令和2年度内の工事完成に向けた取り組みを支援してまいります。
 次に、国際交流について申し上げます。
 去る10月11日から17日までの日程で、オランダで開催されました第8回世界チューリップサミットに参加してまいりました。サミットには前回を上回る15カ国、21団体の代表者が集まり、それぞれの先進的な取り組みについて発表を行ったところであり、本市からはチューリップ産業やチューリップフェアの歴史等を紹介し、参加者から多くの称賛を受けました。
 加えて、今回のサミットでは、となみチューリップフェアが「最も旅する価値のあるチューリップの名所賞」を、また、チューリップ四季彩館が「今年最も素晴らしいチューリップの展示賞」を受賞いたしました。前回に引き続き2つの部門で受賞したことは、砺波のチューリップが世界の名だたる都市の中にあっても確かな存在感を示したことのあらわれであり、これからの観光、産業面においてさらなる弾みとなることに期待を寄せるところであります。
 また、サミット参加に先立ち、姉妹都市でありますリッセ市を訪問し、再来年に開催いたします第70回のチューリップフェアへのリッセ市長の出席を要請するとともに、2016年を最後に中断しております中学生相互派遣事業の再開に向け、同市及び学校関係者と意見交換し、引き続き砺波とリッセ双方で努力していくことで合意してまいりました。
 次に、男女共同参画の推進について申し上げます。
 今年度の取り組みとして、砺波市男女共同参画推進員連絡会との協働によりまして、「イクメン・カジダン川柳、フォトコンテスト」を募集したところ、川柳は85句、写真は22作品の応募がありました。昨日の「男女共同参画推進のつどい」において入賞者の方を表彰したところであり、入賞作品につきましては、広報となみやホームページ等で幅広く周知するなど、仕事優先になりがちな男性の働き方の見直しや家事、育児への参画の機運醸成に努めてまいります。
 次に、地域福祉について申し上げます。
 本年は、3年に1度の民生委員児童委員及び主任児童委員の全国一斉改選の年であり、本市におきましても、去る11月30日に新任の43名を含めた105名の方々に厚生労働大臣からの委嘱状を伝達したところであります。
 砺波市地域福祉計画の基本理念である「互いに助け合い励ましあう あたたかいまちづくり」の実現に向け、地域福祉・児童福祉の担い手として委員の皆さんの御活躍を期待しております。
 次に、商工業の振興について申し上げます。
 過日、パナソニック株式会社から、近年の競合他社の勢力拡大などによる半導体事業を取り巻く厳しい環境の中、半導体事業について、再編の後に台湾企業に譲渡するとの発表があったところであります。
 本市といたしましては、本市内に生産拠点のあるパナソニック・タワージャズセミコンダクター株式会社に対しまして、資本関係に変更があっても、引き続き地域の雇用をしっかりと守り、地元や関係団体との協力関係を維持していくよう要請するとともに、今後の推移を注視してまいります。
 次に、出産や育児などを機に仕事を離れた女性の再就職を支援するため、去る11月18日に「ママの再就職応援セミナー」を開催し、求職活動の心構えや面接の受け方などの基礎知識を身につけていただくことで就業に向けた不安の解消に努めたところであり、引き続き積極的に女性の再就職を支援してまいります。
 また、11月24日には、砺波駅前広場において「となみ食彩ふれあい市2019」が開催され、食をテーマに農産物の販売や各種団体の出店のほか、出町認定こども園の園児や出町小学校5年生によりますステージ発表など多彩なイベントが行われました。当日は多くの来場者でにぎわったところであり、今後も駅前広場が市民の交流や出町市街地活性化に向けた拠点としてさらに活用されることを期待しております。
 このほか、10月からの消費税率の引き上げに伴う負担緩和策として実施しておりますプレミアム付商品券事業につきましては、去る9月24日から市内11カ所の郵便局で商品券の販売を開始いたしました。これまでより多くの申請が行われますよう、制度の概要や特典などを中心に周知を図ってきたところであり、引き続き分割購入できることなども含めて購入促進につながるよう努めてまいりたいと考えております。
 次に、観光の推進について申し上げます。
 去る11月1日に、新たな「となみブランド」として株式会社蔵蕃の「増山城 蔵蕃そば」を認定いたしました。これによりまして「となみブランド」の総数は17品目18事業者となったところであり、11月3日、4日の両日にイオンモールとなみで開催した「となみのめぐみフェア」において、これらの認定品目の紹介や販売、大門素麺の試食会、庄川挽物木地の絵つけ体験を行い、となみブランドの認知度向上に努めたところであります。
 また、昨日開幕いたしました「チューリップ公園KIRAKIRAミッション2019」につきましては、準備作業のボランティアや協賛金等に多大な御協力をいただくなど、多くの市民や企業、団体の皆さんに支えられておりますことに改めて感謝を申し上げます。
 今回で8回目を迎え、メーンとなりますチューリップタワーには、令和の「和」、2020となみチューリップフェアのキーワードであります「WA!」をイメージしたイルミネーションを施したほか、タワー内部にはチューリップタワーやチューリップ公園への思いを自由に書いていただくメッセージボードを新たに設置するなど、参加して楽しめるものとなるよう趣向を凝らしておりますので、多くの方々の御来場をお待ちしております。
 次に、農業関係について申し上げます。
 主要作物であります水稲につきましては、富山県における作況指数は102の「やや良」と発表されたものの、出穂期以降の高温によりまして品質低下を招き、11月末現在のとなみ野農業協同組合管内の1等米比率は、昨年に比べ4ポイント低い83.8%となっております。
 また、特産のたまねぎにつきましては、10月の長雨により定植が遅れておりましたが、市内の作付面積は本年度とほぼ同面積の約120ヘクタールとなったところであり、引き続き関係機関による適切な栽培指導と生産農家による徹底した肥培管理により、たまねぎ産地として確固たる地位を築くことができるよう努めてまいります。
 さて、去る10月20日に青島地内において熊が出没いたしましたが、警察や消防、鳥獣被害対策実施隊など関係機関の適切な対応で捕獲に至りました。市では、直ちにクマ緊急対策会議を開催し、今後の取り組み内容や役割分担、連絡体制等について改めて確認をしたところであります。なお、その後も熊の出没が続いておりますことから、引き続き関係機関との連携を図りながら対応してまいります。
 次に、豚コレラ対策につきましては、特定家畜伝染病防疫指針の一部改正により、市内養豚事業者では、去る10月31日までにワクチン接種が完了したところであり、引き続き県とも連携しながら、野生イノシシの捕獲強化など各種対策に努めてまいります。
 次に、農地林務関係事業について申し上げます。
 県営農地整備事業(経営体育成型)につきましては、「高波地区」において11月5日に完工式が行われました。また、その他の事業継続地区(若林・南般若・種田地区)や新規計画地区(五鹿屋花島地区)におきましても、農業生産基盤の整備により地域農業の担い手の育成とともに農地の集約化の推進を図り、さらなる効率的かつ安定的な農業生産が実現できるよう、事業の促進と予算の確保を国や県に対し強く働きかけてまいります。
 また、中山間地域等直接支払制度につきましては、現在、市内19組織で事業に取り組まれており、新年度から新たに5期対策――これは令和2年から6年度でありますが――が始まることから、農業の生産条件が不利な中山間地域等における農業生産活動を継続するため、引き続き支援してまいります。
 次に、土木関係について申し上げます。
 一般国道359号砺波東バイパスにつきましては、平成9年度から事業が着手され、この12月7日に全線開通する運びとなりました。これまで開通に向け御協力いただきました多くの関係者の皆さんに、心から感謝を申し上げます。
 この砺波東バイパスの開通によりまして、安心と快適な走行を確保し、観光振興や物流の効率化など大きな効果が期待されており、引き続き地域の安全と経済活性化につなげてまいりたいと考えております。
 次に、今年度の道路除雪実施計画につきましては、市道の車道実延長の約85%に当たります637キロメートルと歩道の約83%に当たります96キロメートルを対象としており、各地区除雪委員会等と連携しながら、冬期間における安全・安心な生活道路の確保に努めてまいります。
 また、多年にわたり地域ぐるみ除排雪に従事していただいている方々の功績をたたえるため、去る11月26日に17人の方々の除雪功労者表彰を行ったところであります。受賞された皆さんのこれまでの御尽力に敬意を表するものであります。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 砺波チューリップ公園の再整備事業につきましては、新チューリップタワーにつながる連絡デッキやスロープ、ひょうたん池西側の園路などの工事を年度内の完成を目途に進めており、新しいビュースポットとしてより一層親しまれ、多くの方々に御来園いただけるよう、現在、愛称の募集を行っているところであります。なお、新しいタワーの建設工事につきましては契約手続が整ったところであります。
 次に、春日町地内で計画しております出町東部第3土地区画整理事業に関連する都市計画道路の変更につきましては、市並びに県の各都市計画審議会において原案のとおり承認をいただきましたので、引き続き地元と連携し、事業の推進に向け支援してまいります。
 次に、上下水道事業について申し上げます。
 まず、上水道事業につきましては、今年度予定の上中野配水池場内整備工事を去る9月25日に終え、上中野配水池の耐震化更新事業に関連する全ての工事が完了したところであります。
 また、基幹配水管耐震化更新工事につきましては、上中野地内等で進めておりました管路工事の約1.5キロメートルが完了し、新年度以降も引き続き「基幹管路耐震化更新計画」に基づき、順次工事を進めてまいります。
 次に、下水道事業につきましては、年内に整備を予定しておりました出町、鷹栖、林地区の枝線管渠工事が完了したところであり、今後、地区下水道推進協議会と連携し、速やかに下水道に接続していただくよう普及促進に努めてまいります。
 また、下水道整備基本計画の見直しにつきましては、未整備地域の意見等を踏まえ、現在、見直し方針の素案を作成しているところであり、今後、素案がまとまり次第、改めて関係自治会等に御説明して意見等を伺うとともに、今年度末までに具体的な見直しの方針を定めたいと考えております。
 次に、病院事業について申し上げます。
 去る11月6日に市立砺波総合病院経営改善委員会を開催し、患者数の推移に関する検証や広報活動の充実など、病院新改革プランに基づく経営改善に向けた取り組み等について御意見をいただいたところであり、今後、これらの御意見を踏まえ、一層の健全経営に努めてまいります。
 また、昨年10月、その検査工程等における不適切行為が公表されました病院南棟の免震オイルダンパーにつきましては、病院職員立ち会いのもとで性能検査の確認を行い、去る11月30日に交換工事が完了したところであり、今後の安全性が十分に確保されたものと考えております。
 次に、子育て支援について申し上げます。
 去る11月27日に「子ども・子育て会議」を開催し、第2期の子ども・子育て支援事業計画の素案を提示し、今後5年間の教育・保育の量の見込みや確保の方策等について御意見をいただくとともに、新年度の教育・保育施設の定員の設定などを行いました。
 また、出町小学校区放課後児童クラブの増築改修事業につきましては、新年度の早期整備に向け、設計業務を発注したところであります。
 次に、スポーツの推進について申し上げます。
 去る11月17日に開催いたしました砺波市合併15周年記念「となみ庄川散居村縦断マラソン2019」は、好天に恵まれ、全国から3,000人を超えるランナーに参加いただき、大いに盛り上がったところであります。
 今回のハーフマラソンでは、競技中の道路混雑状況に配慮し、コースの一部を変更するなどの工夫を行ったところでありますが、今後ともよりよいコースとなるよう検討をしてまいります。
 なお、開催に当たり御協賛いただきました事業所や個人の皆さんを初め、650人を超える大勢の協力員の方々、そして沿道で応援いただいた多くの市民の皆様に心から感謝を申し上げます。
 次に、新砺波図書館整備事業につきましては、順調に工事が進捗しており、屋根工事及び屋上防水工事が完了し、内装工事に取りかかっております。
 また、去る9月21日には、例年実施しております市民ワークショップを砺波地区中学校文化連盟の行事であります「秋のアートワーク大会」と連携して実施いたしました。今回は、「学びをつなぐ図書館」をテーマに、中学生が新図書館に寄せる期待感などを色彩豊かに描いたパネルを国道沿いの建設現場の仮囲いに掲示したところであり、国道を行き交う多くの方々の目に触れ、来年秋の開館に向けた機運の醸成に役立っているものと考えております。
 それではこれより、本日提出いたしました議案について御説明申し上げます。
 まず、議案第19号 令和元年度砺波市一般会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出それぞれ6,976万9,000円を追加し、歳入歳出予算総額をそれぞれ231億5,328万8,000円とするものであります。
 歳出予算の主なものとしては、
  除雪対策費          9,400万円
  企業誘致対策費          500万円
などであり、そのほか当面必要となってまいりました、やむを得ない諸経費につきまして精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出予算に対する財源の主なものは、
  国庫支出金       258万4,000円
  県支出金        168万6,000円
であり、不足いたします6,549万9,000円を繰越金で措置するものであります。
 また、繰越明許費につきましては、電算システム改修及び産業用適地調査業務委託が今年度内に完了しない見込みであるため、やむを得ず翌年度に繰り越すものであり、債務負担行為の補正につきましては、令和2年度以降の公の施設の指定管理委託等のほか、令和2年度の施設保守管理業務委託等などについて追加するものであります。
 次に、議案第20号 令和元年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、療養費について必要額を補正するとともに、令和2年度の電算保守管理等業務委託について債務負担行為を設定するものであります。
 次に、議案第21号 令和元年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、令和2年度の電算保守管理業務委託について債務負担行為の設定をするものであります。
 次に、議案第22号 令和元年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、令和2年度の施設保守管理等業務委託について債務負担行為を設定するものであります。
 次に、議案第23号 令和元年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、令和2年度の施設保守管理等業務委託について債務負担行為を設定するものであります。
 次に、議案第24号 令和元年度砺波市病院事業会計補正予算(第1号)につきましては、令和2年度の医療器械等賃借及び施設保守管理等業務委託について債務負担行為を追加するものであります。
 次に、予算関係以外の議案について御説明いたします。
 まず、議案第25号につきましては、国の法令改正に伴い、会計年度任用職員に関し必要な事項を定めるため、砺波市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例を制定するものであります。
 次に、議案第26号につきましては、国の法令改正に伴い、砺波市職員定数条例ほか10条例について、一部改正を行うものであります。
 次に、議案第27号につきましては、下水道事業について、令和2年4月1日より地方公営企業法を適用することに伴い、条例を制定するものであります。
 次に、議案第28号につきましては、国の人事院勧告等による給料表及び諸手当の改正に準じ、砺波市職員の給与に関する条例ほか2条例について、一部改正を行うものであります。
 次に、議案第29号につきましては、公民館活動の拠点を移転する地区があることから公民館の位置を変更するほか、公民館長及び公民館主事を会計年度任用職員として任用するため、砺波市公民館条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第30号につきましては、国の法令改正に伴い、災害援護資金の償還免除の対象範囲を拡大することなどを定めるため、砺波市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第31号につきましては、国の法令改正に準じ、利用料金の規定について、砺波市デイサービスセンター条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第32号につきましては、農業集落排水事業区域において宅地開発等を促進するため、砺波市農業集落排水事業分担金徴収条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第33号につきましては、国の法令改正に伴い、指定給水装置工事事業者の指定の更新制度に関することなど、砺波市水道事業給水条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第34号及び第35号につきましては、下水道事業について、令和2年4月1日より地方公営企業法を適用することに伴い、砺波市農業集落排水事業財政調整基金条例及び砺波市公共下水道事業財政調整基金条例を廃止するものであります。
 次に、議案第36号及び第37号につきましては、閑乗寺夢木香村を閑乗寺観光開発株式会社へ譲渡するため砺波市閑乗寺夢木香村条例を廃止し、建物等を無償で譲渡するものであります。
 次に、議案第38号につきましては、指定管理期間が令和元年度末をもって満了する庄川河川敷公園及びゆずの郷やまぶきについて、令和2年4月からの指定管理者を指定するものであります。
 以上をもちまして、市政の概要と本日提出いたしました議案等の説明といたします。
 何とぞ、御審議をいただき、可決いただきますよう、お願いを申し上げます。

○議長(島崎清孝君) 以上をもって、本日の日程は全て終了いたしました。
 お諮りいたします。明12月3日から12月8日までの6日間は、議案調査のため本会議を休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 御異議なしと認めます。よって、明12月3日から12月8日までの6日間は、議案調査のため本会議を休会することに決定いたしました。
 次回は、12月9日午前10時から再開いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 御苦労さまでした。

 午前10時55分 閉議



令和元年12月 本会議 定例会(第1号) 議事日程・名簿

         令和元年12月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
   第1 会議録署名議員の指名
   第2 会期の決定について
   第3 議案第15号 平成30年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について、及び認定第1号から認定第8号まで、平成30年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件について
      (委員長報告、質疑、討論、採決)
   第4 施政方針、並びに議案第19号から議案第38号まで、令和元年度砺波市一般会計補正予算(第4号)外19件について
      (提案理由説明)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   12月2日  午前10時04分  開会
   12月2日  午前10時55分  閉議

1.出席議員(17名)
   1番 開 田 哲 弘 君     2番 境   欣 吾 君
   3番 山 本 篤 史 君     4番 桜 野 孝 也 君
   5番 有 若   隆 君     6番 山 田 順 子 君
   7番 雨 池 弘 之 君     8番 堺   武 夫 君
   9番 川 辺 一 彦 君    10番 山 本 善 郎 君
  11番 島 崎 清 孝 君    12番 川 岸   勇 君
  14番 今 藤 久 之 君    15番 稲 垣   修 君
  16番 嶋 村 信 之 君    17番 林   忠 男 君
  18番 山 森 文 夫 君

1.欠席議員(1名)
  13番 大 楠 匡 子 君

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修 君    副 市 長 齊 藤 一 夫 君

 企画総務              福祉市民
 部  長 今 井   潔 君    部  長 黒 河 英 博 君

 商工農林              建設水道
 部  長 加 藤   孝 君    部  長 喜 田 真 二 君

 庄  川              会  計
 支 所 長 川 島 ひとみ 君    管 理 者 南   佳 子 君

 企画総務部次長           企画総務部次長
 総務課長 堀 池 純 一 君    財政課長 構  富 士 雄 君

 商工農林部次長           建設水道部次長
 商工観光課長 島 田 繁 則 君    土木課長 大 浦 信 雄 君

 企画総務部             福祉市民部
 企画調整課長 坪 田 俊 明 君    社会福祉課長 袴 谷 敏 実 君

                   病  院
 病 院 長 河 合 博 志 君    事務局長 愛 場 誠 一 君

                   教育委員会
 教 育 長 山 本 仁 史 君    事務局長 畑     進 君

                   監  査
 監査委員 佐 野 勝 隆 君    事務局長 千 秋 由美子 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

 事務局長              主  幹
 議事調査課長 有 澤 哲 郎      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 林   哲 広



令和元年12月 本会議 定例会 目次

         令和元年12月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(12月2日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  議案第15号及び認定第1号から認定第8号まで
   特別委員会の審査報告 …………………………………………………………  4
   質 疑 ……………………………………………………………………………  7
   討 論 ……………………………………………………………………………  8
   採 決 ……………………………………………………………………………  8
  施政方針、並びに議案第19号から議案第38号まで
   施政方針表明並びに提案理由の説明 ………(夏野市長)…………………  9
★第2号(12月9日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 19
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 19
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 19
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 19
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 19
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 20
  市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(代表質問)
   14番  今藤 久之 議員 ………………………………………………… 21
      ・令和2年度の予算について
      ・砺波市公共施設再編計画について
      ・次代を担う子供たちの環境整備について
      ・防災・減災の施策について
      ・砺波総合病院について
  市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
    6番  山田 順子 議員 ………………………………………………… 44
      ・安全で安心なまちづくりの推進について
      ・市民がいつまでも健康で質の高い生活を送るための支援の充実について
      ・新図書館開館に伴う利用者増の提案について
    7番  雨池 弘之 議員 ………………………………………………… 57
      ・地域防災対策について
      ・交通安全対策について
      ・森林経営制度及び森林環境譲与税について
    8番  堺  武夫 議員 ………………………………………………… 71
      ・市道の管理について
      ・新しい洪水ハザードマップ等について
      ・総合案内AIチャットボットサービスなどの導入について
      ・自分たちのまちとなみを誇る市民を増やすことについて
      ・会計年度任用職員制度の創設を契機とする職員の服務の宣誓につ
       いて
    9番  川辺 一彦 議員 ………………………………………………… 89
      ・砺波市の国際交流ビジョンについて
      ・移住・定住の促進および「関係人口」の拡大について
    1番  開田 哲弘 議員 …………………………………………………104
      ・AI等を活用したスマート自治体について
      ・となみちサポーターについて
★第3号(12月10日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………111
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………111
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………111
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………111
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………111
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………112
  市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
   16番  嶋村 信之 議員 …………………………………………………113
      ・指定医療機関として果たす役割について
      ・砺波医療圏の中核病院としての役割について
      ・予防医療等の取組について
    5番  有若  隆 議員 …………………………………………………129
      ・安全で安心して暮らせるまちづくりの治水対策の推進について
      ・新砺波図書館の開館に向けた取組みについて
    3番  山本 篤史 議員 …………………………………………………143
      ・除雪対策について
      ・教育について
      ・「砺波市重点事業に関する要望書」について
      ・新生児聴覚検査について
    4番  桜野 孝也 議員 …………………………………………………152
      ・観光振興戦略について
      ・市民と協働のまちづくりについて
      ・人とペットの共生する社会の実現について
    2番  境  欣吾 議員 …………………………………………………163
      ・公共施設の再編計画について
      ・子どものインフルエンザ予防接種に補助を
      ・公立学校教員への「一年単位の変形労働時間制」導入について
  議案の常任委員会付託(議案第19号から議案第38号まで) ……………174
★第4号(12月18日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………177
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………177
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………177
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………177
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………178
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………178
  議案第19号から議案第38号まで
   各常任委員会の審査報告 ………………………………………………………179
   質 疑 ……………………………………………………………………………187
   討 論 ……………………………………………………………………………187
   採 決 ……………………………………………………………………………189
  議員提出議案第4号
   提案理由の説明 ………(有若民生病院常任委員長)………………………190
    質 疑 …………………………………………………………………………190
    討 論 …………………………………………………………………………191
    採 決 …………………………………………………………………………191
  庄川水害予防組合議会議員の選挙について ……………………………………191
  所管事務調査に係る閉会中の継続審査について ………………………………192
  議案第39号
   提案理由の説明 ………(夏野市長)…………………………………………193
   採 決 ……………………………………………………………………………194
  議案第40号
   提案理由の説明 ………(夏野市長)…………………………………………194
   採 決 ……………………………………………………………………………195
  議案第41号
   提案理由の説明 ………(夏野市長)…………………………………………195
   採 決 ……………………………………………………………………………196
  議案第42号から議案第44号まで
   提案理由の説明 ………(夏野市長)…………………………………………196
   採 決 ……………………………………………………………………………197
  閉会の挨拶 …………………………………………………………………………198
  閉会の宣告 …………………………………………………………………………199



令和元年12月 本会議 定例会 議案一覧

          本定例会に付議された議案等の件名

議案第15号 平成30年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について
認定第 1号 平成30年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について
認定第 2号 平成30年度砺波市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 3号 平成30年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 4号 平成30年度砺波市霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 5号 平成30年度砺波市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 6号 平成30年度砺波市水道事業会計決算認定について
認定第 7号 平成30年度砺波市工業用水道事業会計決算認定について
認定第 8号 平成30年度砺波市病院事業会計決算認定について
議案第19号 令和元年度砺波市一般会計補正予算(第4号)
議案第20号 令和元年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
議案第21号 令和元年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)
議案第22号 令和元年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第23号 令和元年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)
議案第24号 令和元年度砺波市病院事業会計補正予算(第1号)
議案第25号 砺波市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について
議案第26号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について
議案第27号 砺波市下水道事業の設置等に関する条例の制定について
議案第28号 砺波市職員の給与に関する条例等の一部改正について
議案第29号 砺波市公民館条例の一部改正について
議案第30号 砺波市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について
議案第31号 砺波市デイサービスセンター条例の一部改正について
議案第32号 砺波市農業集落排水事業分担金徴収条例の一部改正について
議案第33号 砺波市水道事業給水条例の一部改正について
議案第34号 砺波市農業集落排水事業財政調整基金条例の廃止について
議案第35号 砺波市公共下水道事業財政調整基金条例の廃止について
議案第36号 砺波市閑乗寺夢木香村条例の廃止について
議案第37号 財産の無償譲渡について
議案第38号 指定管理者の指定について
議員提出議案第4号 高齢者の安全運転支援と移動手段の確保等を求める意見書の提出について
庄川水害予防組合議会議員の選挙について
議案第39号 砺波市教育委員会教育長の任命について
議案第40号 砺波市教育委員会委員の任命について
議案第41号 砺波市公平委員会委員の選任について
議案第42号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任について
議案第43号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任について
議案第44号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任について



令和元年9月 本会議 定例会[ 請願審査結果 ]

              請 願 審 査 結 果

┌────┬────────────────┬────────────┬──────┐
│    │                │            │      │
│受理番号│     件    名     │   請願者の氏名   │ 審査結果 │
│    │                │            │      │
├────┼────────────────┼────────────┼──────┤
│    │日米貿易交渉の中止を求める請願 │農民運動富山県連合会  │      │
│  8  │                │代表者 大橋 国昭    │ 不 採 択 │
│    │                │            │      │
├────┼────────────────┼────────────┼──────┤
│    │豚コレラの対策を求める請願   │農民運動富山県連合会  │      │
│ 10 │                │代表者 大橋 国昭    │ 継続審査 │
│    │                │            │      │
└────┴────────────────┴────────────┴──────┘



令和元年9月 本会議 定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時00分 開議

○議長(島崎清孝君) ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 先に設置されました決算特別委員会において、正・副委員長を互選されました結果、
 委員長に   今 藤 久 之 君
 副委員長に  川 岸   勇 君
が、それぞれ選任されましたので、御報告申し上げます。

                  日程第1
    議案第12号から議案第15号まで及び認定第1号から認定第8号まで
○議長(島崎清孝君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第12号から議案第15号まで、令和元年度砺波市一般会計補正予算(第3号)外3件について、及び認定第1号から認定第8号まで、平成30年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件についてを議題といたします。

             (各委員会の審査報告)
○議長(島崎清孝君) 以上の案件につきましては、各委員会に付託し、それぞれ委員会が開催されておりますので、その審査結果等について各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員会委員長 山田順子君。
 〔産業建設常任委員長 山田順子君 登壇〕
○産業建設常任委員長(山田順子君) 産業建設常任委員会の開催結果とその概要について報告いたします。
 去る9月11日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 今9月定例会の提出議案に関し、当委員会に付託されました案件はありませんでしたので、市政一般に関する質疑、意見等について申し上げます。
 まず、一般国道359号砺波東バイパスが今年完成するに当たり、今後のさらなる整備計画を推進する観点から、現在、暫定2車線化となっている箇所の4車線化について、砺波東バイパスの既存道路の接続箇所について、冬期の除雪対策について、以上、3点についてただしたところであります。
 このうち、伊加流伎大橋の冬期の除雪対策については、歩道部分は無散水融雪とし、車道部分についてはその無散水融雪の水を循環して散水するとのことでありました。
 また、伊加流伎大橋の上流部から旧359号との交差点までの三合新地内の消雪設備の整備については、国道359号砺波東バイパスの開通後の管理者である富山県並びに砺波土木センターに対して、市の重点事業として要望を行ったとのことでありました。
 次に、庄東地域の宅地開発計画に関連して、開発指導要綱の見直しについてただしたところ、これまで形成されてきた砺波型の宅地開発の特色にも配慮しながら新年度に向けて取り組むとのことであり、委員会としても、人口減少対策にもつながるものとして、積極的な取り組みを要望したところであります。
 このほか、豚コレラ対策の関連で、捕獲イノシシの焼却を増やすことについて、荒廃地・耕作放棄地の利活用について、市内経済循環のための施策について、独自色のある産物や営みを、市や地域ぐるみの取り組みにしていく施策について、砺波チューリップ公園の再整備計画の進め方についてなどの意見及び要望があったところです。
 以上、産業建設常任委員会の報告といたします。
○議長(島崎清孝君) 民生病院常任委員会委員長 有若 隆君。
 〔民生病院常任委員長 有若 隆君 登壇〕
○民生病院常任委員長(有若 隆君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について御報告いたします。
 今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第12号 令和元年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分外1件について審査するため、去る9月12日午前10時より、市長初め関係部課長等の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、議案第12号 令和元年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分、議案第13号 令和元年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、以上、2件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 次に、付託案件に関する質疑、意見、要望の概要について申し上げます。
 まず、老人福祉施設整備費の地域密着型施設整備補助金を受けて今回整備が予定されています認知症高齢者グループホーム「グループホームたかのす」の内容についてただしたところ、民間事業者が鷹栖保育所の東側敷地に木造平家建てで整備されるもので、定員は2ユニット18人となっている。10月に着工し、来年3月に開設される予定とのことでした。
 これに関連して、グループホームの入所待機者の状況についてただしたところ、現在、グループホームは市内に12カ所あり、総定員は198人で、ほぼ満室状態となっており、入所待機者は30人である。新しいグループホームの開設により、待機者の減が期待されるとのことでした。
 また、今後のグループホームの整備計画についてただしたところ、現行の第7期砺波市高齢者保健福祉計画においては、今回整備する北部圏域の1カ所のみとなっており、次期の第8期計画における整備目標値については、今後検討していくとのことでした。
 次に、国民健康保険事業におけるオンライン資格確認等システム改修委託料の概要についてただしたところ、保険証の被保険者番号を個人単位化し、マイナンバー制度のインフラを活用して、被保険者番号と資格情報とを一元管理することにより、オンラインでの情報連携を可能にするものであるとのことでした。
 これに関連して、その運用開始時期が1年半後になる理由についてただしたところ、今回の国保システムの改修は今年度と来年度の2カ年にかけて行うもので、個人単位被保険者証番号を管理できるよう2桁の個人識別番号を管理する機能の追加や国保連合会のシステムとの連携、保険証等への印字等の改修を行い、令和3年3月の運用開始を目指すとのことでした。
 また、現在発行されているマイナンバーカードを保険証として利用する方法についてただしたところ、政府が運営するオンラインサービスを介して、被保険者がマイナンバーカードに登録された電子証明書の識別番号と自分の資格情報を相互に結びつける初回登録の作業を行うことにより、マイナンバーカードを利用してオンライン資格確認等システムによる資格情報の照会ができるようになるとのことでした。
 また、市政一般に関しては、いきいきサロンの実態と拡充方策について、国民健康保険における服薬情報通知事業の進捗状況について、認知症高齢者等見守り模擬訓練について、家庭ごみの分け方と出し方のポスターの更新について、自殺対策のゲートキーパー養成講座の実施計画について、介護職員不足による介護施設運営への影響について、介護支援専門員(ケアマネジャー)の養成について、MRI(磁気共鳴画像診断)装置の更新による効果について、訪問看護ステーションの看護師増員による効果等について、がん患者の生存率の現状とがん克服に向けた治療の取り組みについて、ダヴィンチ(内視鏡下手術支援ロボット)の現状と今後の見通しについて、意見及び要望があったところです。
 以上、審査結果とその概要について申し上げ、民生病院常任委員会の報告といたします。
○議長(島崎清孝君) 総務文教常任委員会委員長 雨池弘之君。
 〔総務文教常任委員長 雨池弘之君 登壇〕
○総務文教常任委員長(雨池弘之君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について報告いたします。
 今9月定例会におきまして当委員会に付託されました議案第12号 令和元年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分外1件について審査するため、去る9月13日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、議案第12号 令和元年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分、議案第14号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、以上、2件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 次に、付託案件及び市政一般に関する質疑、意見、要望の概要について申し上げます。
 まず、市有財産管理費、砺波区検察庁跡地舗装工事について、駐車場として、駐車台数46台とあるが、砺波体育センター等の利用者の不足分が確保できるのか、また、消雪装置の設置や駐車スペースの基準等についてただしたところ、駐車場は、通常は閉鎖しているが、周辺の公共施設において特別な行事があるとき、駐車場として開放する。今後の維持管理費等を考慮し、消雪装置は設置しない、駐車スペースは、通常基準の2.5メートル掛ける5.0メートルで整備するとのことでありました。
 次に、地域児童対策費、出町小学校の放課後児童クラブ増築工事実施設計について、対象児童数40名で対応が可能か、また、今後の計画見込みや支援員の確保等についてただしたところ、1人当たり2平米という考えで、面積は145平米、40名が収容でき、運営委員会や支援員の意見を聞きながら、スケジュールを調整し国の補助を得て実施したいとのことでありました。また、今年度、支援員の処遇改善を行ったが、全て満足とはいかない状況であるが、今後、支援員の確保に努めていくとのことでありました。
 次に、保育所費で、30万円の寄附で購入する備品についてただしたところ、子どもたちのバランス感覚を養うためのバランスストーンを購入し、青島保育所ほか1カ所に配置予定とのことであり、他の保育所についても、順次配置していくとのことでありました。
 次に、図書館運営活動費で購入する視聴覚図書の機能についてただしたところ、今回購入する予定の視聴覚図書は、有名な小説、落語等のCDである。現在、障害者向けCD350枚を所有しており、点字図書は一部あるが、希望があれば県立図書館から借用し、貸し出ししているとのことでありました。
 次に、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例についてただしたところ、関連する複数の条例において一部改正を行う一括整理条例の制定であり、消防団員については地方公務員法を準用していることから改正を行うものである。消防団員に対する改正趣旨の周知については分団長会議等で行う。条例の施行は12月なので、今年度実施の職員採用手続には影響はないとのことでありました。
 このほかの付託案件に関しては、小学校児童就学奨励費の児童就学援助費について、中学校生徒就学奨励費の生徒就学援助費について、公民館費の地区公民館分館等建設費補助金について、砺波総合運動公園の乗用スイーパー購入についてなどの意見及び要望があったところです。
 また、市政一般に関しては、来年11月の新砺波図書館開館について、図書館の名称やマイナンバーカードの使用等についてただしたところ、新図書館の名称は「砺波図書館」とする、また、マイナンバーカードで貸し出しサービスが受けられるよう、システム導入を検討するとのことでした。
 このほか、災害時における学校給食のマニュアル化について、小中学校特別教室の冷房設置計画について、これからの公共施設のあり方について、本庁電話交換機の更新等について、第1回総合教育会議での協議事項の対応方針について、空き家対策の対応としての市政バスの運行について、消費税10%の対応について、人口推計プログラマーの育成について、令和2年度予算編成に向けた財務諸表や固定資産台帳の活用について、令和元年度全国学力・学習状況調査について、会計年度任用職員制度の導入についてなどの意見及び要望があったところです。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、総務文教常任委員会の報告といたします。
○議長(島崎清孝君) 決算特別委員会委員長 今藤久之君。
 〔決算特別委員長 今藤久之君 登壇〕
○決算特別委員長(今藤久之君) 決算特別委員会の審査結果について、御報告申し上げます。
 去る9月9日、今9月定例会本会議において、平成30年度の砺波市各会計決算を審査するため、決算特別委員会が設置されたところであります。翌9月10日に、議案第15号 平成30年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び認定第1号から認定第8号まで、平成30年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件が当特別委員会に付託となりましたので、これを審査するため、当日直ちに委員会を開催いたしたのであります。
 まず、正・副委員長を互選の後、議案について審議した結果、付託案件9件につきましては、閉会中に継続して審査することに決したのであります。
 なお、日程につきましては、9月24日、25日、26日及び27日の4日間にわたり審査を行うことといたしました。
 以上、まことに簡単ではありますが、決算特別委員会の御報告といたします。
○議長(島崎清孝君) 以上をもって、各委員長の審査結果等の報告を終わります。

                 (質  疑)
○議長(島崎清孝君) 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)
○議長(島崎清孝君) これより討論に入ります。
 討論の通告はございませんので、討論なしと認めます。

                 (採  決)
○議長(島崎清孝君) これより採決をいたします。
 まず、議案第12号から議案第14号までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は、原案のとおり可決であります。以上の案件は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(島崎清孝君) 起立全員であります。よって、以上の案件は、各委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第15号及び認定第1号から認定第8号までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する委員長の報告は、閉会中の継続審査とするものであります。以上の案件は、委員長の報告のとおり閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 御異議なしと認めます。よって、以上の案件は、委員長の報告のとおり閉会中の継続審査とすることに決しました。

                  日程第2
      日米貿易交渉の中止を求める請願及び豚コレラの対策を求める請願
○議長(島崎清孝君) 次に、日程第2 日米貿易交渉の中止を求める請願及び豚コレラの対策を求める請願を議題といたします。

            (産業建設常任委員会の審査報告)
○議長(島崎清孝君) 以上の案件につきましては、産業建設常任委員会に付託してありますので、その審査結果について、委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員会委員長 山田順子君。
 〔産業建設常任委員長 山田順子君 登壇〕
○産業建設常任委員長(山田順子君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について報告いたします。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、受理番号8番 日米貿易交渉の中止を求める請願、受理番号10番 豚コレラの対策を求める請願、以上、請願2件であります。
 慎重に審査した結果、受理番号8番については「不採択」とすることに、また、受理番号10番については「継続審査」とすることに決したのであります。
 次に、付託案件に関する審議の概要について申し上げます。
 まず、受理番号8番 日米貿易交渉の中止を求める請願において、今回の日米貿易交渉は、先月開催された日米閣僚会議の場で、既に「基本合意」がなされているところである。その合意内容としては、「牛肉と豚肉を含む農産物への関税引き下げは環太平洋経済連携協定(TPP)水準内に抑える」とされており、請願趣旨にある「TPPには縛られない」というような、枠組みを逸脱したものではない。また、請願趣旨にある「日本の農業が壊滅的な打撃を受けるような自由貿易」には至らないものと考えられる。そして、今月、国連総会中に日米首脳会談が開催され、最終合意がなされる運びとなっていることから、本請願は時期を逸しているなどの意見があったところです。
 次に、受理番号10番 豚コレラの対策を求める請願において、地域を限定した豚コレラワクチンの使用については、既に県知事がワクチン接種を国に要請されており、国でもいろいろな観点から各県に対し意見を求め検討していることから、引き続き国や県の動向を注視していきたいとの意見があったところです。
 なお、市内にも養豚農家があり、豚肉についてはよりすぐりの名産品「となみブランド」に認定されているので、今後も引き続き精いっぱいの支援をしていただくよう、委員会として市に要望したところであります。
 以上、審査結果とその概要について申し上げ、産業建設常任委員会の報告といたします。

             日米貿易交渉の中止を求める請願
○議長(島崎清孝君) まず、受理番号8番 日米貿易交渉の中止を求める請願を議題といたします。
 請願に対する委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告書のとおりであります。

                 (質  疑)
○議長(島崎清孝君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)
○議長(島崎清孝君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 2番 境 欣吾君。
 〔2番 境 欣吾君 登壇〕
○2番(境 欣吾君) 通告に基づき、日米貿易交渉の中止を求める請願をぜひとも採択されたく、賛成討論を行います。
 9月下旬の国連総会の際に首脳会談を行い署名することを目指すとされている日米貿易協定は、日本農業の危機的状況をさらに深刻な事態に導くものであり、断じて認められないものです。
 まず、最初に指摘しなければならないのは、日米交渉が大筋合意に達したと報じられているのに、その内容が一切国民に知らされていないということです。
 すばらしい数字を発表できるだろうと胸を張るトランプ大統領の巧言だけは伝わってきますが、日本政府は、具体的な中身は伝えられないの一点張りです。
 TPP交渉のときには、大枠合意したときには数百ページに及ぶ政府説明書が公表されましたが、それと比べても異常な隠蔽交渉と言わなければなりません。農業関係者を初め、各界からの不安の声の上がる中、中身を知らせないまま合意した内容を国会に諮り、数の力で承認させることは許されないことです。
 そして、重大なのは、予想されている交渉の中身です。
 TPP11が発効しました。日欧EPAが発効しました。その結果、TPP11参加国とEU諸国からの日本への農産物の輸出が激増し、アメリカのひとり負けとなりました。
 東京大学の鈴木宣弘教授は、遅れを回復しようとするアメリカがTPP超えの要求を迫ってくるのは間違いないと述べていますが、TPP11が発効したのは昨年12月30日でしたけれども、今年1月には牛肉の輸入が前年同月比で1.56倍に伸びました。日欧EPAが発効したのは今年2月1日でしたが、2月の豚肉の輸入が前年同月比で1.62倍、チーズで1.26倍に伸びました。その結果、牛肉の1カ月の輸入量は国内の一月の生産量をはるかに上回り、豚肉の輸入量も国内での生産量に匹敵する量となりました。
 この上さらにTPP超えのアメリカとの協定が結ばれることになれば、これまで経験したことのない異次元の農産物市場の開放となり、日本の食料自給の土台を決定的に壊すことになりかねません。日本の食料自給率は、1965年には73%ありましたけれども、続けられてきた自由化政策に伴って急激に落ち込み、人口1億を超える国ではほかに見られない異常な事態になっています。農林水産省は2018年度の食料自給率がカロリーベースで37.33%と過去最低になったことを公表しましたが、日本農業はまさに深刻な事態に陥っています。
 最近10年間に農業経営体は32%も減少し、そのテンポは速まっています。農業の基幹的従事者は、2010年に205万人であったものが、2019年では140万人に減少し、しかも、その42%が70歳以上です。大量リタイアによる農業者の激減は必至です。
 政府自身が、世界の食料需給が中長期的には逼迫すると予想しているのに、自給率の低下が確実になるような、このような協定を結んではいけません。
 農業の危機的な状況を肌身で感じている地方議会からこそ、農業を守っていくべきとの声を国に届けるべきと考えます。
 日米貿易交渉の中止を求める請願の採択を求め討論とします。
○議長(島崎清孝君) 9番 川辺一彦君。
 〔9番 川辺一彦君 登壇〕
○9番(川辺一彦君) 私は、日米貿易交渉の中止を求める請願に反対の立場で発言いたします。
 日本政府は、今年4月から始まった日米貿易交渉で、先の環太平洋経済連携協定(TPP)交渉や日米両国が抱える農業・工業問題も踏まえ、先月の8月23、24日に開催された日米閣僚会議において基本合意されました。
 その合意内容は、日本の牛肉と豚肉を含む農産物の関税はTPP水準内におさめるとしており、請願趣旨に記載されてあるような、米国大統領が言うTPPには縛られないとの枠組みを脱した合意はされていませんし、米国による日本の自動車への追加関税も発動されない見通しとなっています。
 さらに、このほかにも多々合意点はあるようであり、この請願の趣旨にある、日本の農業が壊滅的な打撃になるような自由貿易には至らないと考えられるのです。
 そして、2日前の17日から開幕した今国連総会中において、両国首脳会談が開催され、最終合意が締結される運びとなっていることからも、この請願は時期を逸していると考えられることから、日米貿易交渉の中止を求める請願には反対の意を表し討論といたします。
○議長(島崎清孝君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)
○議長(島崎清孝君) これより採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号8番 日米貿易交渉の中止を求める請願に対する委員長の報告は不採択であります。本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(島崎清孝君) 起立多数であります。よって、本請願は、委員長の報告のとおり不採択とすることに決しました。

              豚コレラの対策を求める請願
○議長(島崎清孝君) 次に、受理番号10番 豚コレラの対策を求める請願を議題といたします。
 請願に対する委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告書のとおりであります。

                 (質  疑)
○議長(島崎清孝君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)
○議長(島崎清孝君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 2番 境 欣吾君。
 〔2番 境 欣吾君 登壇〕
○2番(境 欣吾君) 通告に基づき討論を行います。
 豚コレラの対策を求める請願を本市議会で採択し、農家が安心して養豚に臨めるよう、国に対して万全の対策を求める声をぜひとも届けていただきたく賛成討論を行います。
 豚コレラが昨年9月に岐阜県で発生して以降、感染の拡大がとまりません。この17日には埼玉県で2例目の養豚場での陽性反応が確認されました。関東にまで広がりました。
 富山県でも8日に、新たに立山町、富山市、砺波市で感染した野生イノシシが発見されたとの発表があり、これで10頭目となります。砺波市では4頭目です。
 これまでも砺波市からは、感染防止のために養豚業者への真剣な支援がなされてきましたが、問題は、収束のめどが立たず、さらに危険性が広がっているのではと危惧されることです。
 感染イノシシの実態を把握しコントロールすることは困難ですし、ウイルスの媒介手段もさまざま考えられ、感染を完全に防ぐことは容易ではありません。この14日に、防疫対策を指導する立場の長野県畜産試験場の豚が感染したとの発表がありました。いかに事が困難かということを示しています。
 日本養豚開業獣医師会は、ワクチン接種への決断が遅れれば遅れるほど拡大が広がるという懸念がある、豚へのワクチン接種に加え、野生イノシシへの経口ワクチンと両面で防疫を図ることが豚コレラ撲滅への道だと考えている、このように訴え、地域限定、期間限定の豚への緊急ワクチン接種を国に要望しています。
 その豚肉が市のブランドにも指定されている市内唯一の養豚農家は、できることは全てやっているが、どれだけ対策をしても安心はできない、いつまでもこんな状態が続くのだろうかと精神的にもきつい、豚の更新も困難になって、経営が続けられなくなる、早くワクチン接種を認めてほしいと切実に訴えておられます。
 これまでどおり飼育衛生管理基準に基づく対策を万全に行えるよう支援するとともに、期間・地域限定の豚へのワクチン接種を一刻も早く行えるよう、国に強く要望すべきです。
 請願を採択することを重ねて訴え賛成討論といたします。
○議長(島崎清孝君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)
○議長(島崎清孝君) これより採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号10番 豚コレラの対策を求める請願に対する委員長の報告は継続審査とするものであります。本請願は、委員長の報告のとおり継続審査と決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(島崎清孝君) 起立多数であります。よって、本請願は、委員長の報告のとおり継続審査とすることに決しました。

                  日程第3
                議員の派遣について
○議長(島崎清孝君) 次に、日程第3 議員の派遣についてを議題といたします。
 地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、派遣する議員については、お手元に配付いたしました議員の派遣についてのとおりであります。
 お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、お手元の配付文書のとおり議員を派遣することに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 御異議なしと認めます。よって、議員の派遣については、配付文書のとおり議員を派遣することに決しました。

                  日程第4
          所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
○議長(島崎清孝君) 次に、日程第4 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

            追加日程第5から追加日程第7まで
○議長(島崎清孝君) 次に、お諮りいたします。本日、市長から、議案第16号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、議案第17号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、議案第18号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、以上、議案3件が提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第5から追加日程第7までとし、議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 御異議なしと認めます。よって、議案第16号から議案第18号までを日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

            議案第16号から議案第18号まで
○議長(島崎清孝君) これより、追加日程第5 議案第16号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてから追加日程第7 議案第18号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてまで、以上、3議案については、関連がありますので一括して議題といたします。

               (提案理由の説明)
○議長(島崎清孝君) 各議案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) ただいま追加提案をいたしました、議案第16号、議案第17号及び議案第18号の人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを御説明いたします。
 現人権擁護委員の今井準子氏、近藤令子氏及び南部都志子氏の任期が令和元年12月31日をもって満了となります。つきましては、議案第16号において今井準子氏を、議案第17号において近藤令子氏を引き続き、また、議案第18号において、南部都志子氏の後任として伊東幸惠氏を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく、議会の御意見を求めるものでございます。
 何とぞ御審議をいただきまして御意見をいただきますようお願いをいたします。
○議長(島崎清孝君) お諮りいたします。本案については、事情を十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)
○議長(島崎清孝君) これより議案第16号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第16号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、今井準子氏を適任とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 御異議なしと認めます。よって、議案第16号については、今井準子氏を適任とすることに決しました。
 次に、議案第17号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第17号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、近藤令子氏を適任とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 御異議なしと認めます。よって、議案第17号については、近藤令子氏を適任とすることに決しました。
 次に、議案第18号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第18号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、伊東幸惠氏を適任とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島崎清孝君) 御異議なしと認めます。よって、議案第18号については、伊東幸惠氏を適任とすることに決しました。

○議長(島崎清孝君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

               閉 会 の 挨 拶
○議長(島崎清孝君) 市長から御挨拶がございます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 9月砺波市議会定例会の閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。
 今定例会に提案いたしました一般会計補正予算案を初め、当面必要となってまいりました諸案件につきましては、それぞれ御審議の上、可決をいただきまして、まことにありがとうございました。
 議会中にいただきました各般の御意見や御要望などの趣旨にも意を配しながら、今後とも適正で効率的な市政の運営に努めてまいりたいと存じます。
 また、平成30年度の砺波市一般会計を初め、各会計の決算及び関連議案につきましては、今後決算特別委員会において審議されることとなりますが、しかるべく認定等をいただきますようお願いを申し上げます。
 さて、全国的に豚コレラの問題が発生しております中、去る9月8日と13日に本市内で捕獲されました野生イノシシからも豚コレラウイルスが検出されました。
 市といたしましても直ちに、国や県、関係機関などと連携、協力して防疫対策に取り組んできたところでございますが、引き続き、捕獲の強化と適正な処理、また、経口ワクチンの散布などの対策強化を図り、家畜伝染病の発生防止と養豚農家への防疫対策、衛生管理の指導、助言にしっかりと努めてまいります。
 また、企業誘致につきましては、将来に向け持続可能なまちづくりを目指して、本市のさらなる商工業の振興や財源の確保等の観点から、今後は地元の御理解も得ながら、市内における工業団地化に向けた調査、研究も行うなど、さまざまな手法を用いてその取り組みを加速させてまいります。
 このほか、公共施設の再編につきましては、現在長期的な視点に立ちまして、公共施設の総合的かつ計画的な管理、運営に資する砺波市公共施設再編計画の策定に向けて、既に地区や関係団体等への説明を始めております。
 議員各位におかれましても、議員間での議論を深めていただくなど、引き続き御理解と御協力をいただきますよう、改めてお願いを申し上げます。
 終わりになりますが、議員各位を初め、関係各位にお礼を申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。

               閉 会 の 宣 告
○議長(島崎清孝君) これをもちまして、令和元年9月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 御苦労さまでした。

 午後 2時55分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

令和    年    月    日

   議    長   島 崎 清 孝

   署名議員   山 田 順 子

   署名議員   雨 池 弘 之

   署名議員   堺   武 夫



令和元年9月 本会議 定例会(第4号) 議事日程・名簿

         令和元年9月砺波市議会定例会会議録(第4号)

1.議事日程
   第1 議案第12号から議案第15号まで、令和元年度砺波市一般会計補正予算(第3号)外3件について、及び認定第1号から認定第8号まで、平成30年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件について
      (委員長報告、質疑、討論、採決)
   第2 日米貿易交渉の中止を求める請願及び豚コレラの対策を求める請願
      (委員長報告、質疑、討論、採決)
   第3 議員の派遣について
   第4 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
  追加日程
   第5 議案第16号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
   第6 議案第17号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
   第7 議案第18号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   9月19日  午後 2時00分  開議
   9月19日  午後 2時55分  閉会

1.出席議員(18名)
   1番 開 田 哲 弘 君     2番 境   欣 吾 君
   3番 山 本 篤 史 君     4番 桜 野 孝 也 君
   5番 有 若   隆 君     6番 山 田 順 子 君
   7番 雨 池 弘 之 君     8番 堺   武 夫 君
   9番 川 辺 一 彦 君    10番 山 本 善 郎 君
  11番 島 崎 清 孝 君    12番 川 岸   勇 君
  13番 大 楠 匡 子 君    14番 今 藤 久 之 君
  15番 稲 垣   修 君    16番 嶋 村 信 之 君
  17番 林   忠 男 君    18番 山 森 文 夫 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修 君    副 市 長 齊 藤 一 夫 君

 企画総務              福祉市民
 部  長 今 井   潔 君    部  長 黒 河 英 博 君

 商工農林              建設水道
 部  長 加 藤   孝 君    部  長 喜 田 真 二 君

 庄  川              会  計
 支 所 長 川 島 ひとみ 君    管 理 者 南   佳 子 君

 企画総務部次長           企画総務部次長
 総務課長 堀 池 純 一 君    財政課長 構  富 士 雄 君

 商工農林部次長           建設水道部次長
 商工観光課長 島 田 繁 則 君    土木課長 大 浦 信 雄 君

 企画総務部             福祉市民部
 企画調整課長 坪 田 俊 明 君    社会福祉課長 袴 谷 敏 実 君

                   病  院
 病 院 長 河 合 博 志 君    事務局長 愛 場 誠 一 君

                   教育委員会
 教 育 長 山 本 仁 史 君    事務局長 畑     進 君

                   監  査
 監査委員 佐 野 勝 隆 君    事務局長 千 秋 由美子 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

 事務局長              主  幹
 議事調査課長 有 澤 哲 郎      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 篠 島 彰 宏



令和元年9月 総務文教常任委員会 定例会 本文

1.会議の経過
 午前10時00分 開会

(9月定例会付託案件の審査)
○雨池委員長 ただいまから総務文教常任委員会を開会いたします。
 本定例会において当委員会に付託されましたのは、案件2件であります。
 これより議案第12号 令和元年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分外1件について審査をいたします。
 初めに、補正予算の内容について当局からの説明を受けます。
 坪田企画調整課長。
○坪田企画調整課長 おはようございます。
 企画調整課の案件は1件であります。
 それでは、議案第12号 令和元年度砺波市一般会計補正予算(第3号)の当課所管の部分について御説明を申し上げます。
 国際交流事業では、予算額150万円を計上いたしております。これは、チューリップなどによるまちづくりを推進している世界チューリップサミットに参加するとともに、姉妹都市交流について協議する目的でオランダ、リッセ市などを訪問するものであり、主な予算の内訳といたしましては、訪問時の通訳等の報償費、市長及び随行者の国内、国外の旅費、そのほかに交流用の記念品、日本との連絡に必要な電子機器などの借り上げ代、それからサミット参加負担金などを計上しているものでございます。
 世界チューリップサミットでは、チューリップフェアを世界に向けて改めて情報発信するとともに、世界の名立たる公園などの取り組みを拝聴するなど、第69回、そして第70回フェアの参考としたいというふうに考えております。
 また、リッセ市では、中断している中学生の交流を含め、今後の交流について意見を交わし、姉妹都市交流が両市民にとって意義のあるものにしたいというふうに考えております。
 企画調整課の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○雨池委員長 構財政課長。
○構財政課長 私からは、財政課所管の補正予算について御説明を申し上げます。
 財政管理費につきましては、6月下旬に法務省から深江1丁目にあった旧砺波区検察庁の跡地の譲与を受けましたことから、周辺施設であります出町中学校や砺波体育センターの駐車場として活用するため、その整備費用として、舗装、フェンス設置等の工事費のため追加の補正予算をお願いするものでございます。
 財政課からは以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○雨池委員長 森田教育総務課長。
○森田教育総務課長 教育総務課からは、補正予算案件の所管部分について御説明申し上げます。
 小学校児童就学奨励費のうち、児童就学援助費につきましては、経済的な理由により就学が困難な学齢児童の保護者に対し、必要な経費の一部を市が扶助しているもので、当初予算の見込みに対して25人分の増となったため、また、国の標準単価及び国庫補助限度単価の改定があり、これに合わせて市の就学援助費の支給単価等の改定を行ったことから扶助費の不足が見込まれることから、その額、248万円を追加して補正をお願いするものです。
 次に、中学校教育振興補助費につきましては、新潟県で開催された北信越中学校総合競技大会に出場する中学生に対して交通費等の補助を行っておりますが、当初予算を上回る出場となったこと、また、新たに北信越大会において優秀な成績をおさめ、近畿ブロックで開催された全国中学校体育大会に出場する生徒に対する補助が新たに必要となったことから、その不足する額160万円について、追加して補正をお願いするものであります。
 次に、中学校生徒就学奨励費のうち、生徒就学援助費につきましては、小学校児童就学奨励費と同様に、当初予算で見込んでおりました人数に対して13人分の増となったことから、また、援助費の支給単価等の改定を行ったことにより扶助費が不足することが見込まれ、その額233万円を追加して補正をお願いするものです。
 教育総務課からは以上です。よろしくお願いいたします。
○雨池委員長 横山こども課長。
○横山こども課長 引き続きまして、こども課から補正予算の所管分の案件について御説明申し上げます。
 地域児童対策費につきましては、出町小学校区放課後児童教室の増築工事の実施設計の業務委託であります。
 出町小学校区放課後児童教室につきましては、現在、1、2年生を中心に40名程度を受け入れしているところ、利用希望者の増員に伴い、支援単位の40人分の1教室、増やすこととし、3年生以上の受け入れを可能とするためのものであり、建設に向けて実施設計費用の委託料として400万円の補正予算をお願いするものであります。
 次に、母子寡婦等福祉対策費につきましては、児童扶養手当の受給者のうち、未婚のひとり親の方々に対しまして、今年度において児童扶養手当に上乗せをして、臨時の特別給付金を支給するために、52万5,000円の追加補正をお願いするものであります。なお、財源につきましては、全額を国庫補助金の母子家庭等対策総合支援事業費補助金を充てるものであります。
 次に、保育所費につきましては、市内の事業者さんから児童福祉に役立てていただきたい旨の寄附申し込みがあり、保育所等への備品購入の費用といたしまして30万円の追加補正をお願いするものであります。
 こども課からは以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○雨池委員長 平木生涯学習・スポーツ課長。
○平木生涯学習・スポーツ課長 生涯学習・スポーツ課からは、補正予算案件の所管部分について御説明を申し上げます。
 公民館費につきましては、地区公民館分館等建設補助金におきまして、新富町会館の改築並びに中野5、6区公民館、苗加西部公民館及び新千代公民館の改修申し出があったことから、規定に基づき、交付する補助金額に不足いたします239万6,000円の追加をお願いするものでございます。
 続きまして、体育施設費につきましては、砺波総合運動公園で使用しておりました乗用スイーパー、スイーパーとは刈り取った芝を集める集草機のことでございますが、これが故障し、修理不能で施設管理に支障となっているため購入しようとするもので、必要な備品購入費の390万円の追加をお願いするものでございます。
 生涯学習・スポーツ課からは以上でございます。
○雨池委員長 小西砺波図書館長。
○小西砺波図書館長 砺波図書館からは、補正予算の所管部分について御説明いたします。
 図書館運営活動費につきましては、視覚障害者向け朗読CDの購入に役立てていただきたい旨の寄附申し込みがありました。図書等購入費の費用50万円の追加補正をお願いするものであります。
 図書館からは以上であります。よろしくお願いします。
○雨池委員長 以上で説明は終わりましたので、付託案件に対する質疑に入ります。
 それでは、発言される方はどうぞ。
 嶋村委員。
○嶋村委員 それでは、市有財産管理費1,100万についてお尋ねしたいと思います。
 今ほど説明がございましたけれども、駐車場として利用するということで、全体の、この検察庁の跡地においては46台の駐車場を確保するということでございました。そこで、現在、この体育館、あるいは、中学校等における駐車台数に対して、プラス46でどの程度まで大きな行事等があった場合における対応が可能なのかということ、1点目。
 それから、2点目は、消雪機能はどうなっているかということ。
 それから、図面、いただきましたけれども、この駐車スペースの基準というもの、どういう形で決められて46台になったのか、その点について3点お願いいたしたいと思います。
○雨池委員長 構財政課長。
○構財政課長 嶋村委員の御質問にお答えさせていただきます。
 まず、駐車場がどの程度、今回整備することによってクリアされるのかということでございますが、現実的には、今まで通常であれば、出町中学校並びに砺波体育センターは職員用では対応できておりました。しかしながら、特別な行事等が入った場合には何らかの形で代替駐車場を用意しなければならないということで、対応する施設として考えております。したがいまして、どの程度といいますと、具体的な数字等はお示しすることはできないわけでございますが、主催者側が、例えばその駐車場を活用して、逆に通常利用している駐車場にほかの利用者が駐車するといった形での対応に努めてまいりたいというふうに考えております。
 2点目の消雪装置等につきましては、今ほど申し上げましたように、通常は鎖等で閉鎖し、特別な行事等があった場合に利用するという形で対応したいというふうに考えております。したがいまして、消雪装置等のメンテナンスといいますか、ランニングコストのかかるような施設等については設置しない考え方でおります。
 3番目は基準でございますが、通常の基準で、私、具体的な数字までは記憶しておりませんですが、幅が2.5メートル、長さが5メートル、あと、通路の幅という基準がございます。その基準に基づいて、今回、駐車場を整備したものでございます。
 以上でございます。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 今の3点目について理解をしたわけでございますが、あわせて、現在、例えば市役所の駐車を見ても、今の基準を満たさない、そういうスペースもあるかと思いますので、この機会に、だんだん高齢化とあわせて駐車におけるトラブル等も起きてきているような感じがするものですから、その辺もまた見直しも含めて御検討をいただきたいということを要望しておきます。
 以上であります。
○雨池委員長 要望ですね。
 嶋村委員。
○嶋村委員 引き続きまして、地域児童対策費、今回、400万円についてでございます。これは、説明もございましたように、出町小学校の放課後児童クラブ、3年生以上40名ということでございますが、この40名ということで対応可能なのかどうか、その点、まずお尋ねしたいと思います。
○雨池委員長 横山こども課長。
○横山こども課長 今ほどの嶋村委員の御質問にお答えいたします。
 今回の出町小学校放課後児童教室の増築に伴います実施設計の委託部分で、40名の増員を見越してのということでございますが、今回、既存の施設プラス増築の分については、145平米余りの面積を今計算しております。40名部分につきましては、居住スペース、生活スペースとして1人当たり約2平米ぐらいを予定しており、その他として、廊下であったり、玄関であったり、トイレであったりという部分がございます。そのようなことを含め、40名を収容できるようなスペースではあるかというふうに理解しているところでございます。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 今回、実施設計ということでございますので、実際の建物というのはこれからだと思いますが、どういう計画で完成の予定なのか、その辺の見込みをお聞かせください。
○雨池委員長 横山こども課長。
○横山こども課長 現在、形状などの具体的な分につきましては、実施設計の段階で、放課後児童教室の運営委員会の方々や日々子どもたちのお世話をいただいております支援員の方々等の御意見をいただきながら、子どもたちが有意義に放課後を過ごせるような形状を求めていきたいと思います。
 なお、今後のスケジュール等につきましては、建設に当たりましては国の補助事業等を上手に活用することといたしますので、実施設計の段階で県の関係課と調整をしながら進めてまいりたいと。新年度において着工、建築できればというふうに考えているところでございます。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 あわせて、放課後児童クラブの運営上、やはり課題になっているのは支援員だと思います。支援員の確保について、手だてといいますか、どういう形の支援員を確保するための方策をとられるのか、お尋ねしたいと思います。
○雨池委員長 横山こども課長。
○横山こども課長 今ほどの御質問でございますが、今年度におきまして、放課後児童クラブ運営委員の皆様に対する処遇改善的な部分で、賃金等のベースアップ等の対応をしたところでございます。しかしながら、人員の確保、支援員の確保に向けては、全て満足がいっているような状態ではないというふうには認識しておりまして、引き続き丁寧に支援員の確保に努めてまいりたいなというふうには思います。
 以上です。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 皆で8放課後児童クラブがあるわけでございますが、それぞれの努力によりまして人員が確保されているわけでございます。そこで、出町ということですが、それ以外にも不足しているところもあるかなというふうに伺っております。その辺の計画について、どういうふうなお考えをお持ちなのか、お尋ねしたいと思います。
○雨池委員長 横山こども課長。
○横山こども課長 少子化の流れの中で、各小学校区においても子どもの数の減少率にはそれぞれ差がございます。それぞれの小学校区の教室の増築であったり等につきましては、これは今後も小学校によっての減少率の差、違いによって、一概に増築であったりということの方向性は打ち出せないんだというふうには考えております。ただ、それぞれの個別の対応は必要になってくるのかなというふうには考えております。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 もう一点でございますけれども、1人当たりの平米数の基準といいますか、砺波市の場合は放課後児童クラブ育成事業の設備及び運営に関する基準を定めており、1.65平米ということでございます。これは国の基準だと思いますが、砺波はもう少しスペース的に余裕があっていいんじゃなかろうかという思いをしているわけでございますが、実際、運営上において、この1.65という1つの基準でうまく運営しているか、その辺のことについてお尋ねしたいと思います。
○雨池委員長 横山こども課長。
○横山こども課長 私ども、基準上は、条例上は国の基準を準用し、1人当たり1.6平米というふうにしております。ただ、現実的に運用の中では、建設費であったり、受け入れの段階では1人頭2平米というような余裕を持った運用をとっているところでございます。
 以上です。
○雨池委員長 ほかにございませんか。
 開田委員。
○開田委員 保育所費30万についてお伺いします。
 寄附があったということで、備品を購入するということであります。30万円でできる範囲というのはすごく限られてくるわけですけれども、こちらのほうはどのような感じで備品購入というものを考えているのか、お聞かせください。
○雨池委員長 横山こども課長。
○横山こども課長 開田委員の御質問にお答えいたします。
 今ほどの御質問の部分で、30万円の備品でどのようなところにどのようなものをというふうなことでございます。購入を考えている備品については、バランスストーンと申しまして、子どもたちが体感、バランスを養うための運動遊びの一種でございます。子どもが好きなカラフルな色使いで、保育室でも廊下でも、また、遊戯室でも使える、持ち運びができ、また、パーツを接続することで遊びの場も広がるものでございます。
 なお、30万円の予算の中で、現在は青島保育所ともう一つの保育所に納入したいというふうに考えております。
 以上でございます。
○雨池委員長 開田委員。
○開田委員 今、保育所を2カ所ということなんですけれども、ほかの保育所には既にそういうものがあるのか、今後、どこか順番にまたやっていこうというのか、そういう考えはおありでしょうか。
○雨池委員長 横山こども課長。
○横山こども課長 現時点でも寄附があるなしにかかわらず、保育所、認定こども園等において必要な備品については当初予算のほうで見ているところでございます。今回、児童福祉に役立てていただきたいという寄附申し込みに際して、保育所においてこういうようなバランスストーンがないところの保育所に配置、設置をするものでございます。
 また、ほかの保育所においてもこういうバランスストーンであったり、バランス平均台というのはございます。決められた予算の中で計画的に配置できればというふうに考えております。
 以上です。
○雨池委員長 よろしいですか。
 嶋村委員。
○嶋村委員 それでは、小学校の児童就学奨励費248万円についてお尋ねしたいと思っています。
 今も説明がございましたように、25名が増になったということでございます。そこで、少し調べておりましたら、平成27年には、小学校で準要保護・要保護児童数は188名、現在8月末でございますが、令和元年は233名ということで、増えてきております。ただ、幸いにして要保護児童数というものはゼロというふうに伺っているわけでございます。
 そこで、このように増えてきているその辺の背景についてどのように捉えていらっしゃるか、まずお尋ねしたいと思います。
○雨池委員長 森田教育総務課長。
○森田教育総務課長 嶋村委員の御質問にお答えいたします。
 対象となる世帯につきましては、基本的には経済的な理由により就学が困難な家庭とされております。生活するために必要な額につきまして調査いたしまして、世帯全員の収入額が必要な額に対して1.2倍未満の家庭について支給対象となっております。また、児童扶養手当の支給世帯についても対象となっておりまして、児童扶養手当の支給世帯、または収入の全体での支給が個別世帯になっていると、ひとり親になっているような家庭とか、そういった家庭が増えてきているという状況がこの手当の増額になっているというふうに考えております。
 以上でございます。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 それでは、引き続き中学生のほうも当然該当する生徒がいるわけでございます。予算に関する説明におきましては、230万円見てあるわけでございます。これにつきまして、13名増ということで、中学校におきましては、比較してもそんなに増減がないんじゃないかと思っているわけでありますので、その辺の支援が十分配慮されているかなという思いはいたしておりますので、先ほど小学校のことでお聞きいたしましたので、今後とも小中学校とも就学奨励費の児童に対する学習指導体制については、十分御配慮いただきますことを要望しておきます。
 以上であります。
○雨池委員長 堺委員。
○堺委員 地区公民館分館等建設補助金の説明をいただきました。それで、市内全域の地区公民館の分館の把握をされているのかということと、なぜ今ごろ、当初でなくて補正でこれだけが固まるのかということをちょっとお尋ねしたいと思います。お願いします。
○雨池委員長 平木生涯学習・スポーツ課長。
○平木生涯学習・スポーツ課長 ただいまの堺委員の御質問にお答えをいたします。
 市内には、地区公民館分館という定義をしております各地区の下にありますそういった自治公民館は178ございます。あと、もう一つのこの時期に何でこれだけの建設の補助の申し出があったかということでございますが、10月より消費税が上がるということも原因の一つではないかというふうに感じているところでございます。
 以上でございます。
○雨池委員長 堺委員。
○堺委員 この件については了解しました。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 図書館運営費50万円についてお尋ねいたします。
 先ほど説明がございましたように、指定寄附ということで、視聴覚図書としての寄附と伺ってございますが、まず、この視聴覚図書としてどういう機能を持っているのか、今回購入しようとするその機能というのはどういうような図書なのか、説明をお願いいたします。
○雨池委員長 小西砺波図書館長。
○小西砺波図書館長 嶋村委員の質問にお答えいたします。
 朗読CDにつきましては、有名な名作小説とか、落語、ラジオ深夜便とかのCDを取りそろえております。音楽CDとか、そういうものではなくて、本に関係あるものをCD化したものをそろえているという形になります。
 以上です。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 今少しCDと小説、落語ということでございましたけれども、現在、砺波図書館としてそういう視聴覚障害がある方についてどの程度の事柄が整備されているか、お尋ねいたします。
○雨池委員長 小西砺波図書館長。
○小西砺波図書館長 今、CDの所有枚数につきましては、350タイトル用意しております。
 以上でございます。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 そうしますと、CDの350枚以外は特にない、例えば視聴覚でありますから、点字的なそういうような図書的なものはどうなんでしょうか。
○雨池委員長 小西砺波図書館長。
○小西砺波図書館長 視聴覚のものはCDなんですけど、点字とか、目の見えない人のための本は一部ありますが、そういうものの貸し出し依頼があったときには県立図書館から貸し出しを受けるという形で運営しております。
 以上です。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 これからは、やっぱり高齢化とあわせて生涯学習拠点として新図書館へもつながっていくわけでございますので、その辺の生涯学習という位置づけにおける視聴覚、目なり耳なり、そういう方々が十分活用できるような事柄を新図書館でお考えになっていらっしゃると思いますが、また、そういう事柄も1つ御検討いただくということで要望しておきます。
○雨池委員長 要望ですね。
 ほかに。堺委員。
○堺委員 総合運動公園のスイーパーの更新の話ですが、取得時期等、固定資産台帳に載っているような事項を簡単に説明いただきたいと思います。
○雨池委員長 平木生涯学習・スポーツ課長。
○平木生涯学習・スポーツ課長 ただいまの堺委員の御質問にお答えいたします。
 乗用スイーパーにつきましては、総合運動公園が整備されました平成5年の3月に購入をしているものでございます。
 それと、固定資産台帳に掲載されているかということでございますが、掲載してございます。
 以上でございます。
○雨池委員長 堺委員。
○堺委員 ということは、当然減価償却が進んでいるということですね。
○雨池委員長 平木生涯学習・スポーツ課長。
○平木生涯学習・スポーツ課長 減価償却をしておりまして、期末の簿価という、残存でございますが、一応帳簿上は1円という形で現在載っております。
 以上でございます。
○雨池委員長 よろしいですか。
 ほかにございませんか。嶋村委員。
○嶋村委員 議案第14号 成年被後見人等の権利に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の今回、制定をされております。これにつきましては、今年の6月の国会においてこの法律が制定されたということで、法整備をされるかと思っているわけでございます。
 そこで、何点かお尋ねしたいと思っていますけれども、改正内容を見ておりましたら、公務員あるいは師業というか、弁護士、医師等、あるいは法人役員、法人営業許可など等があるわけでございますが、今回特に消防団の団員における欠格事項のみ外してあるわけでございますが、それだけで法整備はされているかどうか。
 あわせて、今年も新規採用試験が行われたと思うわけでございますが、当然、地方公務員法に基づいてと思うわけでございます。その辺の欠格事項、その辺の対応についてどうしていらっしゃったのか、それを1つお尋ねしたいと思います。
○雨池委員長 堀池総務課長。
○堀池総務課長 嶋村委員の御質問にお答えいたします。
 まず、消防団の話がありました。今回、国の一括整理法令の改正ということで、全部関係ある条例をチェックいたしまして、関係ある条例について一括整理条例を制定したという形になっております。
 ということで、消防団の部分につきましては、地方公務員法を準用しているということで、これが該当してくるということで上程をさせていただいた形になっております。それ以外の部分につきましては、一緒に出させていただいた給与条例ですとか、旅費条例ですとか、そういった部分に影響があったということになっております。
 それと、もう一点、職員採用についての話ですが、施行が12月ということにさせていただいておりますので、今年度の採用につきましては、とりあえず影響がないものであります。
 以上でございます。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 今、説明がございましたように、砺波市の職員の採用につきましては、地方公務員法の基準に基づいた採用かと思いますので、地方公務員法そのものの欠格事項が削除されれば、おのずから次年度からの新規採用試験については削除されるというふうな認識でよろしいでしょうか。
○雨池委員長 堀池総務課長。
○堀池総務課長 来年度からはそのような対応になると考えております。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 この法律を見ておりますと、制定後6カ月ということでございますので、12月かなというような思いをしているわけでございます。そこで、関連する、今話をされました消防団等の欠格事項が削除されるわけでございますので、その辺の砺波市の消防団に対する周知徹底についてどういう計画をお持ちなのか、お尋ねいたします。
○雨池委員長 石田消防署長。
○石田砺波消防署長 嶋村委員の御質問にお答えいたします。
 消防団のほうの周知につきましては、幹部会、そして分団長会議等でこのような条項の削除等について今後協議してまいりたいというふうに考えております。
 以上です。
○雨池委員長 よろしいですか。
 それでは、ほかに質疑、御意見等はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○雨池委員長 ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより付託案件を採決いたします。
 ただいま議題となっています議案第12号、議案第14号、以上2件を一括して採決いたします。
 これに御異議ございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○雨池委員長 御異議なしと認めます。
 お諮りいたします。議案第12号 令和元年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分、議案第14号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、以上2件について、原案どおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○雨池委員長 挙手全員であります。よって、2件の付託案件は原案のとおり可決することに決しました。
 以上で、付託されました案件の審査を終了いたします。
 なお、要望が1件提出されております。一般社団法人富山県建築士事務所協会会長、堂田重明氏ほか2名から建築士事務所の健全な発展についてが提出されておりますので御報告いたします。

(市政一般における本委員会の所管事項について)
○雨池委員長 次に、その他といたしまして、市政一般における本委員会の所管部分について質疑、御意見等はございませんか。
 嶋村委員。
○嶋村委員 それでは、最初に、災害時における学校給食のマニュアル等について少しお尋ねをしたいと思っているわけでございます。
 昨今、あちこちで非常に災害が起き、また、台風15号によります影響によって、現在千葉県において、まだ何十万という単位における停電で、大変生活が困窮しているわけでございます。そういう事柄というのは、あちこちで起きてくるわけでございますので、特に子どもの教育の観点というのは、健康、そして生命を守るという観点から、やはり学校給食は非常に重要視を私自身はいたしているわけでございます。
 そういう中において、まだまだ富山県下においても、各お尋ねしましたところ、災害時におけるマニュアル等につきましては、15市町村についてはできていないというように認識しているわけでございますが、しかしながら、備えあれば憂いないということでございますので、現在この学校給食に関するその辺の対応について、どの程度できているかということについてお尋ねしたいと思います。
 例えば、当然、災害が発生した、そうしますと教育委員会から給食センターへの流れといいますか、ついている職員、そして、あるいは、また、給食食材を納めている方々への連絡と、いろいろあるかと思いますが、その辺の災害時における連絡なり、その対応についてまずお聞きしたいと思います。
○雨池委員長 森田教育総務課長。
○森田教育総務課長 嶋村委員の質問にお答えいたします。
 地震などを想定した場合、学校に児童生徒が在籍していれば、当然児童生徒の安全を確保し、保護者への引き渡しを行うということになります。その後は、基本的に施設を閉鎖し、施設の完全確認を行い、児童生徒が通学できる、学校が再開できるという環境等のさまざまな要因が整うかどうか、そういった確認をしていかなければならないと考えております。
 そこで、学校が再開できる状況が確認できれば、児童生徒に対する給食提供を検討することになりますが、同時に災害時には学校給食センターが調理、搬送といった業務が機能するかというところを確認する必要があると思います。また、あわせまして食材の確保、食材に合わせた献立が可能かどうかという確認も必要となっております。給食再開のめどが立った上で学校給食の配食が始まるものと考えております。
 マニュアルといった点につきましては、当然、通常、日常の中で施設点検マニュアルに基づきまして調理業者等が機械の点検を行っており、そのマニュアルに基づきまして、まず機械が機能するかどうか確認の上、災害時におきましても同様の点検を行うということになっておりますので、そういった対応をしていきたいと考えております。
 以上でございます。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 大体今の説明で流れはわかったわけでございますが、非常時、当然、献立に基づいて給食がつくられますが、当然給食をできないということもあるわけでございますので、その辺の非常食的なものについて、どの程度給食センターで確保されているか、それをお尋ねしたいと思います。
○雨池委員長 森田教育総務課長。
○森田教育総務課長 緊急食につきましては、こちらのほうといたしましては、給食の機械のほうが故障した場合に給食を提供できないということを想定いたしまして、先日ですが救給カレーというものを提供、新聞等で載っておりましたけれども、そういったことを1日分だけ準備しております。こちらのほうを1日提供できるようなうちに機械の修理を行って提供していくと。もしその後、提供できないような状況が続くようであれば、簡易給食の対応で給食を提供できるように確保していきたいと考えております。
 以上でございます。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 できるだけ、やはり子どもにとって学校が再開され、学校で友達、あるいは、また、学習することが子どもにとって大きな生きがいでございますので、その中における学校給食が非常に重視されると思いますので、その対応につきまして今後とも十分御検討いただけますようによろしくお願いいたします。要望であります。
○雨池委員長 ほかにございませんですか。
 引き続き、嶋村委員。
○嶋村委員 次、小中学校の冷房化事業につきまして、少しお尋ねをしたいと思っております。
 現在、普通教室につきましては、冷房施設が設置されたということで、ある校長さん、小学校の校長さんでございますけれども、2学期からは校長室もエアコンをつけるようになりました。子どもがいる間は、遠慮して使っておりませんでしたけれども、子どもたちが9月に入ってから利用することによって、校長室も使うようになりましたということで、本当に子ども中心的な学校を運営しているなという思いで、頭が下がる思いをしております。
 そこで、次は何かというと、やっぱり特別教室でございます。この特別教室につきましては、有若議員の一般質問に対し答弁があったわけでございます。現在、設置率は中学校においては29.6%ということで、今回、出町中学校の特別教室10室が整備されれば43.7%ということでございます。今後、その上においてさらに必要な、やはり教科担任制でございますので、理科室、あるいは音楽室、美術室等については整備していきたいということでございますが、それを総合計画の上において計画を立てたいということでございますが、その計画を立てて、どの辺の年数等で現在計画をお持ちなのか、お尋ねしたいと思っております。
○雨池委員長 森田教育総務課長。
○森田教育総務課長 総合計画ということで、こちらのほうではないんですけれども、こちらといたしましては、今、川辺議員の質問にもお答えした大規模改造の関係で、砺波南部小学校と庄西中学校を計画したいということで考えております。その計画の位置づけによりまして、その着手年度というものは決まってくると思いますので、総合計画のほうで位置づけされた後、順次、事業を進めていきたいと考えております。
 以上でございます。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 中学校の特別教室ということでございましたけれども、小学校の現場の声を聞いておりましたら、やはり小学校は音楽室。楽器等を使うものですから、どうしても戸を閉めなければならない。あるいは、普通教室と隣接しているものですから、窓をあけることができないということで、まず音楽室をお願いしたいという強い要望がございましたので、その辺、小学校については音楽室を優先的という考え方を位置づけしたいと思っていますが、いかがでしょうか。
○雨池委員長 森田教育総務課長。
○森田教育総務課長 特別教室につきましては、まず、中学校が教科担任制をとっておりますので、中学校のほうを優先的に行っていきたいということで、順次整備したいと、先ほど申し上げたとおりでございます。小学校につきましては、教科担任ということではなくて、教室内で代替措置ができるということで、冷房を普通教室に整備いたしましたので、できるだけ普通教室、あるいは冷房の入った部屋で授業を行うようにお願いしているというところでございます。その後、小学校についても教科担任制という話が出ておりますが、そちらのほうが変わっていくようであれば検討する余地があると思いますが、当面は中学校の整備をした上で、小学校について検討していきたいと考えております。
 以上でございます。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 あわせて全国的に災害が起きたときに、各学校の体育館が避難所になるわけでございます。今、国レベルにおいても体育館そのもののエアコン設置ということの動きがあるわけでございますが、当教育委員会においては、その辺の考え方はどういうふうにお持ちなのか、お尋ねいたします。
○雨池委員長 森田教育総務課長。
○森田教育総務課長 体育館については、その後ということになりますので、当面予定はございません。
 以上でございます。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 例えば国のほうから、先ほど申し上げましたように、非常に災害が発生してきている、そういう点において予算で措置をされればどうなるのでしょうか。
○雨池委員長 畑教育委員会事務局長。
○畑教育委員会事務局長 嶋村委員の御質問にお答えします。
 小中学校の体育館を避難所として使うということについては、学校教育施設を使うという部分、途中で用途が変わってくるということになります。学校教育施設としては、優先順位はそれほど高くはないと、普通教室、特別教室と、そういう順番の中よりも遅れてくるかなというふうに思っております。
 今の災害時を想定してのということになりますと、また別の考え方が入ってまいりますので、教育委員会としてはお答えのしようがないところがあるかと思っております。
○雨池委員長 よろしいですか。
 では、ほかに。堺委員。
○堺委員 企画調整課になると思いますが、人口の関係で、社人研推計、市人口ビジョン、それから住民基本台帳の人口の関係を整理していただいております。それで、3つ段になって並べていただいているんですが、住民基本台帳人口実績、今年の分については9月末ですが、10月の押さえたものだと思います。
 私が一般質問でも注視しなければならないと思うのは、年少人口、14歳以下、大変減っているよと。人口ビジョンに対しても減っていると。それが5年たてば5年落ち込んでくる。どんどん落ち込んできて、人口が落ち込んでいる。人口を何とか維持しているのは、市長以下、努力によって交流人口で転入していることもあります。それはそのとおりです。それから、また、老年人口も医療費の改善というのか、そういうものもあって伸びてきております。それで年少人口は、総数で見れば何とか維持しているというのか、増えたり、ほかの市町村に比べると砺波はぐっといいのはよくわかっております。ですけど、14歳以下のほうが大変減っているんですよね。
 それで、年少人口、2019年、R1のところ、今年の数字は6,113人、去年は同月6,316人と、203人も落ちていると。将来どうなっていくか、どんどん落ちていくのではないかということで、教育委員会も急遽将来の学級編成の問題なり、話をされたと思います。
 それで、その辺のことについて、この表を見られてどのように思っておられるか、コメントをいただければと思います。
○雨池委員長 坪田企画調整課長。
○坪田企画調整課長 堺委員の御質問にお答えします。
 今の御質問は、年少人口が計画よりも少なくなっているのではないかという面でお答えしてよろしいでしょうか。
 年少人口につきましては、人口ビジョン、社人研の推計値、いずれよりも住民基本台帳の人口のほうが進んで減少をしていたり、例えば出生数が300人を割り込んだというような事実もございまして、これにつきましては、真摯に受けとめたいというふうに考えております。
 しかしながら、少子化という傾向でございますが、国、県もいろいろな施策を講じているにもかかわらず、やはり社会全体の傾向として減じていることはなかなか特効薬がないというところでございます。
 引き続き、子どもを産み、育てる機運の醸成とか、環境づくりに注力してまいりたいなというふうに考えております。
 以上でございます。
○雨池委員長 堺委員。
○堺委員 将来の年齢構造というのか、減少が心配されるわけですが、市民はあまり知らないんですね。何か避けて通っているというか、そういった部分があるように僕は思います。その辺のことについて、何か考えられんものかなという思いなんですけど、もう一回、何かその辺あったらお願いしたいと思います。
○雨池委員長 坪田企画調整課長。
○坪田企画調整課長 今の御質問では、市民があまり知らないという、その質問の趣旨がちょっとわかりませんが、人口の統計部分につきましては、きちんと公表はしているところでございますし、今もこうやって資料をお出ししているところでございます。特にこういったようなところから、年少人口、あるいは生産年齢人口、老齢人口がどうであるかということは読み取っていただけるものではないかなというふうに感じております。
 以上でございます。
○雨池委員長 堺委員。
○堺委員 質問は終わりたかったんですけど、発信すれば相手が受けとめて理解しているかというと、そうでないんです。そこの辺をまた考えていただきたいと思います。要望しておきます。
○雨池委員長 では、ほかにございませんでしょうか。
 開田委員。
○開田委員 市役所本庁の電話交換機についてお伺いします。
 私、先だってから市役所のほうから電話がかかってくることがあるんですけれども、代表電話しか表示されないような感じで、折り返しかけてもどこにつなげていいかわからないというふうなことが何回かありました。多分、私だけじゃなくて、代表電話で皆さんがそういうふうな感じになっているかと思います。3年前の常任委員会で今後検討するというふうなお話も出ていたというふうに委員の方から聞いております。
 そこで、現在の電話交換機というものを考えたときに、耐用年数が来て交換するという際に、ダイヤルイン化というふうな考えはあるんでしょうか。また、それよりも前に、今ある仕組みの中でダイヤルイン化というのはできないのでしょうか。本当にどこにかけていいかわからないという状況は困るんですけれども、そういった部分について御意見をお聞かせください。
○雨池委員長 構財政課長。
○構財政課長 開田委員の御質問にお答えさせていただきます。
 今ほどの本庁の電話に関してダイヤルイン化ができないかということでございます。御不便をおかけしているのは、こちらからかけたときに誰からかかってきているのかがわからないというのだというふうに思っております。おっしゃるように、回線数がそんなにございません。したがいまして、代表電話の番号が通知されており、具体的な発信者が明確でないということだというふうに思っております。
 現在使用しております電話交換機は、今年度でその保証期間が終わるということから、新年度に向けてどういった体制で臨むかということを検討している途中ではございます。その中で、ダイヤルイン化につきましては、現在もかけていただくときには、一応一部ダイヤルイン化がされております。それは、33―1119にかけて内線番号を押すことによって通じるようになっておりますが、いかんせんこちらからかけた場合には、その通知がなされないということであります。
 御質問にありましたように、ダイヤルイン化、要するにこちらから電話をかけたときの通知が発信できるようなことも含めて、新たな電話交換機を導入する際には検討してまいりたいと思っております。
 なお、最終的にはコストを重視しておりますので、その点も含めて検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○雨池委員長 開田委員。
○開田委員 ダイヤルインについていろいろ調べていましたら、ある自治体のほうで見積りを出したところ、2億かかると言われた話がIP電話の自社構築ということで860万で終わってしまったというふうな実例が載っていました。そういったこともあるので、業者の方のサービスというのはとてもいいかもしれませんけれども、基本、コンピューターをベースに動くような仕組みになってきますので、そういった部分も考えてみられたほうがいいかと思います。
 あと、耐用年数が来て交換という時期というのは、概ねいつごろのことを考えておられるのでしょうか。
○雨池委員長 構財政課長。
○構財政課長 一応保証期間は今年度いっぱいというふうになっております。したがいまして、新年度早々までにはその対応をしてまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。
○雨池委員長 堺委員。
○堺委員 新図書館の開館に向けてのお話をさせていただきたいと思います。
 いろいろ懸案もあるようですが、順調に進んでいるのではないかと思っております。そこで、新図書館の名称について、私、一度、提言というのか、したことがあると思います。それで、名称はどのようにされるのか、それから、また、砺波市で成り立つのかどうかわかりませんけれども、ネーミングライツというような話もありますが、どうされるのか。
 それと、2つ目、蔵書の整備、計画目標に向かって順調に進んでいるのかなということ。
 それから、東北4市、5カ所ほど視察した中で、青森県つがる市と岩手県の滝沢市の図書館を見てきたんですが、津軽図書館では、ブッククリーナーというものが、あまり高くなかった、150万円ほどだったと思いますが、本を返したときというか、そのときに親御さんが使っていかれることが多いというふうに聞いております。それで、そういうものをどうされるのかということ。
○雨池委員長 小西砺波図書館長。
○小西砺波図書館長 堺委員の質問にお答えいたします。
 1点目の新砺波図書館の名称についてということで、新砺波図書館の整備に当たりましては、新しい砺波の図書館の整備として進めているところでございます。市民の皆さんにわかりやすい名称が一番と考えていることから、名称は長年親しんでいただきました砺波図書館を引き続き使用することが望ましいのではないかと考えております。
 また、施設などに対して命名することができる権利でありますネーミングライツにつきましては、今ほども申し上げたように、わかりやすく親しみやすい名称が一番であると考えておりますことから、現在のところ考えておりません。
 2点目の蔵書の整備について、計画目標に向かって順調に進んでいるのかという質問につきましては、新砺波図書館の整備計画では、新図書館の蔵書目標は、開館後3年後に30万冊となっております。平成30年度末現在の蔵書冊数は、24万6,000冊余りであることから、今後、計画的な予算要求をしてまいりたいと考えております。
 3点目のブッククリーナーの整備の予定でございますが、ブッククリーナーは、本の汚れを気にされる方が本を借りられた後、そこの横に置いているブッククリーナーのほうに本を設置して、スタートボタンを押して約1分間掃除するという形で、利用者さんが自ら機械を操作していくということになります。
 ブッククリーナーの仕組みといたしましては、紫外線を使って本を殺菌消毒する、よくお風呂にあります紫外線の櫛とかを入れてある、ああいう形のものでございますが、それに風を当てて、本の隙間に入ったごみをとるという形になります。ただ、紫外線を使った殺菌消毒では、ウイルスに効果がないことや、風に本を当てただけでは、隙間に挟まった髪の毛が取り除けないなど、ほかの図書館で利用している方に確認したところ、そういうこともあるものですから、当初の整備計画には盛り込まれておりませんでした。
 ただ、今後、ブッククリーナーの導入につきましては、その性能が向上し、費用対効果、150万円という数字でございましたが、費用対効果があるようでございましたら、また検討していきたいと思っております。
 今、汚れた本につきましては、職員のほうでファブリーズしたり、ハイターで消毒したりという形で対応しております。
 以上でございます。
○雨池委員長 堺委員。
○堺委員 あと2つお願いします。
 新図書館、開館すれば、ワークハウスがカフェみたいなのをやるような話、お願いしているところですが、それの準備状況ですね。それともう一つは、これまでマイナンバーカードを利用できないかということで提言なりしてきたんですが、否定的な答弁だったと思いますが、何か状況が変わっているような話も聞くんですが、改めて検討できないのか、お尋ねをしたいと思います。
○雨池委員長 小西砺波図書館長。
○小西砺波図書館長 ワークハウスとなみ野によります飲食サービスについてでございますが、新図書館でコーヒーサービスをしたらどうかという堺委員の議会での質問があり、ワークハウスとなみ野と事業について検討しているところでございます。
 ワークハウスとなみ野のほうでは、本日第2の金曜日ということで、平日の中で一番利用者数が多い日でございますが、本日の午後1時30分から2時間にわたって、砺波図書館の1階で実際に出張カフェサービスを試行、リハーサルをしてみて、図書館利用者によるニーズ等の調査をして、データ集約をして新図書館に臨むという形で進めてまいりたいと思っております。
 2点目のマイナンバーカードの利用について再検討ということで、以前、平成30年1月の常任委員会の席で質問があったわけですが、そのときには、マイナンバーの普及率が非常に低いことから、検討はしておりませんでした。しかしながら、最近、総務省のほうでマイナンバーカードの取得につきまして、国家公務員だけではなく、地方公務員にも一斉取得させるとか、マイキープラットフォームと連携したキャッシュサービスにつきまして5,000円のキャッシュバックをつけるとか、新たな施策が出ておりまして、総務省のほうでもマイナンバーカードの普及に非常に力を入れているところでございます。
 つきましては、砺波図書館のほうでも新図書館の開館にあわせ、図書館システムとマイナンバーカードの連携を行い、マイナンバーカードでの本の貸し出しができるよう、システム改修をしていきたいと考えております。
 以上でございます。
○雨池委員長 よろしいですか。
 堺委員。
○堺委員 次は、総合教育会議のテーマでお尋ねをしたいと思います。
 そこでは、保育所等の適正な保育環境、2つ目が小中学校の今後、3つ目が教育環境の整備という3点のテーマであったのかなと、協議されていたと思います。
 そこで、基準に満たない保育所と幼稚園5施設、抽出というのか、選ばれているわけですが、これら施設の対応を急ぐ必要があると思いますが、どのように進めるのかということで、まず、よろしくお願いします。
○雨池委員長 横山こども課長。
○横山こども課長 今ほどの堺委員の御質問にお答えします。
 保育所等の適正規模の基準につきましては、5月と8月に2回、市の子ども子育て会議にて委員より御意見をいただき、了承をいただいたところでございます。また、8月29日には、市の総合教育会議にて教育委員の方々からも教育的見地から御意見をいただき、賛同をいただいたというところでございます。
 今ほどの御質問の中で、基準を受けて、その基準に満たない施設、3つの保育所と2つの幼稚園について、これに対しての対応ということでございますが、該当する園に対しましては、保護者の方々、また、そこの施設が存在します地域の皆様方には説明を行う必要があるというふうに考えております。
 なお、スケジュールに関しましてですが、各施設がそれぞれ抱えている状況であったり課題が違っているというようなことでございます。統一的なタイミングで話し合いに行く、あるいはその辺の検討時期ということではございませんが、個別の対応をして、スピード感を持っていく必要があるというふうには考えております。
 なお、子ども子育て会議の席上におきまして、委員の方からは、施設の再編については、これまでの施設の人数などを見ると、すぐに再編統合というものでもないのか、検討する時期については、すぐにでも開始する必要があるんじゃないかという御意見があったところでございました。
 以上でございます。
○雨池委員長 堺委員。
○堺委員 時間のかかる話かもしれませんが、進めておくことについてとどまることはできますから、できるだけ早く着手していただきたいなと思います。
 それと、もう一つの話ですが、小中学校の今後、これについて学校別、学年別、児童生徒数の推移、ゼロから高1まで赤黒で資料が提示されていたと思います。そこで、保育所というのか、そちらのほうは大体速やかに着手されるのではないかと思いますが、小中学校のほうはどのようにされるんだろうかなと思っております。それで、公共施設の再編計画の中では、まだ穴があいているものもありますので、教育施設のほうは一番大きいグループだと思いますので、その辺もあわせてお聞きしたいと思います。
○雨池委員長 森田教育総務課長。
○森田教育総務課長 堺委員の御質問にお答えします。
 先の総合教育会議のほうでは、将来の小中学校の児童生徒数、学級数が減少傾向にあることを踏まえまして、現状、より多くの市民に知っていただいた上で、適正な規模に関する基本的な考え方を整理し、小中学校の適正な配置並びに適正な規模化に向けた統廃合の具体的な方策を検討することが必要ではないかという意見があったところでございます。このことを踏まえまして、有識者や関係機関の方々による専門的な組織による検討会を準備していく必要があるのではないかと考えております。他市の例も踏まえつつ、来年度以降を目途に設置について作業を進めていきたいと考えておりますので、事業を進めていきたいと考えております。
 以上でございます。
○雨池委員長 よろしいですか。
 では、ほかにございませんか。開田委員。
○開田委員 空き家対策についてお伺いいたします。
 本年6月28日、砺波市市政バスツアーがありまして、空き家バスツアーという形で行われております。こちらのほうは29名参加されたということで、新聞報道などでは、評判等よかったというふうにも書いてありました。
 参加された方については、実際に空き家になりそうな方々が参加されていたのか、または、近くに近隣空き家があって、空き家に対して興味があったという方々が多いかと思うんですけれども、参加された方は空き家に対してどういうふうな思いがあって参加されたかということを聞き取られていたら教えていただきたいのと、あと、バスツアーの計画というのは、市政バスというのは毎年やっているかと思うんですけれども、こういった空き家に特化したようなバスツアーを別個独断でやっていくというふうな可能性はあるのでしょうか。
○雨池委員長 坪田企画調整課長。
○坪田企画調整課長 開田委員の御質問にお答えをいたします。
 参加された方の状況でございますが、今回は50代から70代の方の参加が全てでございまして、これから空き家の所有者になる、いわゆる当事者になる年代が多かったのではないかなというふうに思っておりまして、意見としましてアンケートをとっております。ちょっと一部御紹介をしますと、我が家を今後どうすればいいか迷っていたので参考になった、あるいは元気なうちに空き家について取り組もうというふうに思いましたと、それから空き家がリノベーションされたということで、こんなすてきなものになるんだなというようなことを知るきっかけになったということで、関心が高まったということのいい機会だったという評価がほぼ全員でございました。非常にこの空き家に対しての関心を持っていただく契機になったのかなというふうに考えております。
 それから、今後のバスツアーの計画ということでございます。市政バスにつきましては、今ほど委員さんが述べられましたとおり、市の重点事業を幅広く広報する観点で行っておりまして、今回、空き家を取り上げたというところでございます。ほかのテーマもあるわけではございますが、今回の参加状況等、反応が非常によかった、アンケートの結果も非常に関心の高いことであるというようなことがわかったことなので、改めて市政バスに取り上げていくのか、あるいは市政バスといったカテゴリーではなくて、空き家対策の一つとして取り組むことを柔軟に考えていくことも必要なのかなということで、今ほどの御意見については今後の検討というような形にさせていただきたいというふうに思います。
 以上でございます。
○雨池委員長 よろしいですか。
 ほかにございませんか。嶋村委員。
○嶋村委員 それでは、消費税がいよいよ10月1日、あと18日間ぐらいで8%から10%になるわけでございますが、去る2月の定例会におきまして、条例等、使用料の改定に伴いまして、市のほうから上程されて、承認をされているわけでございます。そこで、気になるいろいろな点もあるわけではございますが、消費税後は非常に消費そのものが落ち込みをするとか、税収が伸びないというような事柄があるわけでございますが、まずは砺波市の市税、あるいは使用料に対して市民への周知はどのようになされているのか、まずお尋ねしたいと思います。
○雨池委員長 構財政課長。
○構財政課長 嶋村委員の御質問にお答えさせていただきます。
 消費税10%の引き上げに伴います利用料等の周知につきましては、本年2月の市議会において可決をいただき、そのことを踏まえまして、4月17日からではございますが、市のホームページで告知しております。なお、また、市の広報につきましては、5月号にて対象施設を列記し、案内をしているところでございます。
 なお、また、各施設においては、その施設におけるホームページでの案内であるとか、また、その施設に掲示して御案内をさせていただいております。
 特に頻繁に御利用いただく方々に対しましては、10月からは10%になりますよ、料金は変わりますよということもお伝えしながら対応しているところでございます。
 以上でございます。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 今のお話では、4月からホームページ、5月には広報ということでございます。今、あちこちの施設におきましては、こういう使用料が変わりますということで文書で置いてあるわけでございますが、今ほどお聞きいたしましたところ、口頭だということですが、その辺の文書に対しての周知という考えがなかったのか、それを1つ確認したいと思います。
○雨池委員長 構財政課長。
○構財政課長 書面による告知は十分、その辺は対応しております。それに加えて口頭において頻繁に利用いただく方々に御案内しているということでございます。
 以上でございます。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 この消費税、値上げをされたときにおきましては消費が落ち込むということでございますが、税務課としては、その辺の消費の落ち込みを受ける税収、その辺について何か把握していらっしゃるか、見込みはあるのかどうか、それがあればお答えください。
○雨池委員長 菊池税務課長。
○菊池税務課長 今ほどの嶋村委員の御質問にお答えいたします。
 消費税増税に伴う消費の落ち込みによる市税の税収がどうなるかということであると思いますが、まず、市税でございます市県民税につきましては、令和元年度の市県民税につきまして、前年の所得によるということになっておりますので、その辺は来年度、令和2年度の税収は確保されるものと考えております。
 それから、法人市民税の関係に、法人の関係になってくると思いますけれども、そちらのほうは、今後の動向を踏まえて見ていくしかないものだと思っておりまして、その他、固定資産税であるとか、あるいはたばこ税、入湯税については、これまでの推移を見ておりますと、変わらない、現状維持に近いものであると思っております。
 以上でございます。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 あまり税収のほうで落ち込みがないということで少し安堵をしているわけでございますが、できるだけ、やはり税収が安定した形でもっていける形のまた支援といいますか、そういう事柄も必要じゃないかと思いますので、その辺、庁内としてまた御検討いただきますように要望しておきます。
 以上であります。
○雨池委員長 要望ですね。
 ほかにございませんでしょうか。堺委員。
○堺委員 人口推計プログラマーの育成ということですが、市全体の人口の問題、それからいろいろな場面での地域の人口将来推計が求められるんじゃないかと思うんですが、そこで市職員を人口推計プログラマーという感じがするんですけれども、ちょっとできないのかということで、それを自前でやれば資金の外部リスクも防げるんじゃないかと。それでちょっと調べましたら、本年3月27日に内閣官房のまち・ひと・しごと創生本部事務局から、人口データ分析将来推計のための基礎データ等、暫定版の提供がされております。これらも使って何か人材養成できないものかなと思う。いろいろな場面で使えると思うんですけど、その辺のことをまずお聞きしたいと思います。
○雨池委員長 堀池総務課長。
○堀池総務課長 堺委員の御質問にお答えいたします。
 御提言の人口推計プログラマーといいますか、そういった分析をするという件ですが、どのような目的で、どのような解析で、どの程度まで行うかということでかなり変わってくるのかなと思っておりますが、一義的には、総務課といたしましては、データ解析を必要とする担当課において、その業務上、やっぱり専門知識はさらに必要だということで、研修を受講するというようなことであれば、まずは所管課において検討されて、職員研修担当である総務課に協議いただいて、総務課としては必要な対応を検討していくということになるかなと思っております。
○雨池委員長 堺委員。
○堺委員 市役所全体を代表して企画調整課長にお願いしたいと思いますが、いろいろあると思いますが、何か将来構想というのか、あったら述べてもらいたいんですが、持っていて悪いものではないと思っています。それから、提供されているこれも、僕はできませんけど、ある程度の知識があればできるのではないかと思っております。考え方、お尋ねをしたいと思います。
○雨池委員長 坪田企画調整課長。
○坪田企画調整課長 堺委員の御質問にお答えします。
 統計担当課としてお答えをすることになりますが、人口推計プログラマーということで、特殊な分野で述べられたことでありましたが、人口に限らず、統計データを有効に用いるということは重要なことであるというふうに認識はしております。このことから、企画調整課では、毎年ですが、統計の分析集計に関する研修を職員に受講させております。委員が述べられた専門的なそういったプログラムに対応できるように努めるところになりますが、統計分野の分析につきましては、幅広いところでございますので、まずは人材育成とか、スキルアップとかに努めて、そういったものにも取り組まれるように努めてまいりたいというふうに考えています。
 以上でございます。
○雨池委員長 堺委員。
○堺委員 次は、次年度予算編成に向けての話です。
 そういった基準による財務4表、それ、発表する時期が砺波はいつかなと。今度は平成29年度分ですね。
 それと、固定資産台帳を予算編成に活用できるんじゃないかと思っております。それで、固定資産台帳の発表、いつごろになるのかなと思っております。ちょっとのぞいてみましたら、固定資産台帳といいましてもホームページで見る限り612ページもあるのです。1ページにどれくらいあるのかね。相当なボリュームだと思います。先ほどの総合運動公園のデータを1つは見つけられたんだけれども、もう一つは見つからなかったと。いろいろ改善点はあると思いますけれども、それよりもまずきちんと正しく整理するということが一番大事じゃないかと思うんですけど、担当課長の財政課長にお願いします。
○雨池委員長 構財政課長。
○構財政課長 堺委員の御質問にお答えさせていただきます。
 まず、固定資産台帳並びに財務諸表の公表はどうなのかという分に関しましては、一応目途として、固定資産台帳につきましては9月中を予定しております。なお、また、財務諸表につきましては10月中を予定しているところでございます。
 そして、新年度予算にこれらの諸表を活用できないかということでございますが、こうした数値化は平成28年度分から進められておりまして、全国的には取り組まれてはいるものの、それをまとめたものがまだでき上がっていないという状況でございます。国の研究会においても報告書が出されておりまして、その中においてもやはり活用しなければ意味がないということで、今後そういった形での類似自治体との数値のまとめであるとか、そういったものが示されれば十分に活用できるものと思っております。したがいまして、今、現段階ではそのまとめがされていないという状況でありますので、新年度予算の反映とまでは至らないのかなというふうに思っております。
 それから、固定資産台帳の中身の点検のことについてであります。委員がおっしゃいましたように、全体で約3万件ほどのデータがございます。それを、実は、財政課職員だけでは点検し切れない部分がございまして、各課に照会をしながら精査をしているところでございます。しかしながら、やはり漏れていくものもあるのかなということで、常に点検を進めながら、正確な固定資産台帳づくりに今後とも努めてまいりたいというふうに思いますので、その点は御理解のほどをお願いしたいと思います。
 以上でございます。
○雨池委員長 よろしいですか。
 ほかにございませんか。嶋村委員。
○嶋村委員 それでは、平成31年度全国学力・学習状況調査の結果についてお尋ねをしたいと思っています。
 教育委員会からは、8月8日付の資料をいただいているわけでございます。小学校の国語、算数、そして、また、中学校の国語、数学、英語と、この教科ごとの状況につきまして資料をいただいております。
 そこで、小学校6年生の状況を見ますと、国語、算数ともある程度の散らばりは見られるが、正答数が少ない児童が平均して大きく下回っているという状況ではないと。しかし、学校ごとの結果を見ると、正答数が極端に少ない児童もいると。これが1つ小学校の分析の事柄を一部述べているかと思います。中学校におきましては、標準偏差から見て、国語の散らばりが少ないが、数学、英語に関してはばらつきが大きいというふうにコメントされているわけでございますが、この状況を踏まえて、まず最初は教育長の今回の学力調査結果についての所見を伺いたいと思います。
○雨池委員長 山本教育長。
○山本教育長 嶋村委員の御質問にお答えします。
 今年度の学力調査につきましては、あらかじめお手元のほうにお渡しした、今、御紹介があったとおりでございます。概括すれば、小学校、中学校とも全国平均を上回りました。県平均との比較においては、小学校のほうで国語、算数とも1点ほどずつ低いという結果、中学校においては、県の平均を全ての教科で上回っているということからして、まあまあ、ほぼ、そう悪くはない結果になったというふうに考えております。
 あと、今ほどの散らばりの偏差の話が出ました。おっしゃるとおりでございます。特に極端に正答数が少ない生徒がいる、これは今年度に限ったことではございません。ただ、中学校においてそのばらつきが2こぶ型といいましょうか、真ん中が薄くなっている状況が見られます。これについては、日ごろ、これからこの子たちをどう指導していくかということについて分析し、指導に役立てたいと思っております。
 以上でございます。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 今回の全国の学力調査に対する実施要綱の中身を見ておりましたら、小学校6年生、そして中学校3年生であります。その中におきまして、特別支援学級の児童生徒につきましては、知的障害学級は除くと。また、外国人の児童生徒につきましては、下学年の学習をしている児童生徒を除くとなっているわけでございますが、全体の受験した小中学校、そういった受験しなかった児童生徒数をお聞かせください。
○雨池委員長 森田教育総務課長。
○森田教育総務課長 嶋村委員の質問にお答えいたします。
 対象となる児童生徒数につきましては、小学校8校で495人、中学校で508人となっております。受検者数につきましては、科目によって若干違うところがあるんですけれども、小学校で472人、中学校で481人となっておりまして、欠席者につきましては、小学校では23人、中学校で27人となっております。受験できなかった理由につきましては、体調不良等で受験できなかったことが主な理由となっているところでございます。
 以上でございます。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 そこで、文部科学省はこの学習結果の活用ということについても手引きでお示ししております。各教育委員会及び学校においては、多面的な分析を行い、自らの教育普及及び教育施設の成果と課題等、把握、検証して保護者、地域住民の理解と協力のもとに適切な連携を図りながら教育及び教育施設の改善に取り組むということがあるわけですが、これについてどういうふうにお考えなんでしょうか、お尋ねいたします。
○雨池委員長 森田教育総務課長。
○森田教育総務課長 これまでの学力調査の結果を踏まえて、それぞれの学校の傾向を把握いたしまして、まず、課題が何であるかということを確認した上で、必要な基礎的、基本的な事項の課題、取り組みを漢字学習とか計算学習といったものを朝学習に取り入れたり、授業の終わりにその日の学習した部分についてまとめたりする問題演習等で確認する時間を設けて対応しているところでございます。
 また、授業の中で話し合い活動というものを意図的に仕組みまして、根拠を明らかにして自分の考えを説明したり、他人の考え方から自分の考え方を見直したりする活動を増やしたりしているところでございます。
 また、県教委が作成しております単元確認問題集等を利用したり、家庭学習の充実のため、家庭学習の手引きを作成したり、家庭学習の仕方を提案したり、自主学習ノートを活用したりしているところでございます。
 各学校に配付された結果を踏まえて、それぞれの教科の特徴を把握して、今後の対応を具体的に検討しているところでございます。
 以上でございます。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 当然、各学校の規模、あるいは地域等において子どもの実態等は違うわけでございますが、今回の調査結果を踏まえて、校長会、あるいは、また、関係者とのその辺の検証、打ち合わせ等、なされていらっしゃるのでしょうか、お尋ねいたします。
○雨池委員長 森田教育総務課長。
○森田教育総務課長 校長会につきましては、結果を通じましてそれぞれの学校で分析して、それぞれの学校の弱点等について確認して、その弱点を克服するためにどのような対策が必要かということをそれぞれの学校で対応していただいているところでございます。
 以上でございます。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 今、答弁がございましたように、各学校の課題、あるいは支援等があるかと思いますが、そういうものは当然教育委員会のほうに上がってくるかと思いますが、そういう1つの教育及び教育施策の改善、あるいは施設の充実等もあるかと思いますが、そういうものは当然、次年度の予算要求をされていくものと認識していますが、その辺のお考えをお聞かせください。
○雨池委員長 森田教育総務課長。
○森田教育総務課長 どう答えていいかわからないんですけれども、来年度から小学校につきましては新学習指導要領が完全実施されるということでございます。それに伴いまして、新たな授業指導が必要になってきますので、現在、その学習内容に合わせまして、どういった授業をしていけばいいかということについて、それぞれの学校のほうで検討しておりますし、それぞれ必要な研修について現在行っているということでございます。そういったことでよろしいでしょうか。
 以上でございます。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 了解いたしました。来年はいよいよ小学校教育課程が改正されるわけでございます。そこで、調査結果の活用を見ておりましたら、各委員会におきましては、平成32年度以後、小学校調査と中学校調査の結果の関係について、継続的な把握、分析結果を踏まえた教育施設の改善、充実に取り組むことができるというふうになっていますが、まず、小学校の、先ほどの比較等も出ていますので、小学校6年生の学習状況調査については、当然進学される中学校のほうには、その結果についてはお知らせしているのではなかろうかと思うんですが、その辺はどうなんでしょうか。
○雨池委員長 森田教育総務課長。
○森田教育総務課長 それぞれの学校の結果については、それぞれの学校にとどめておりまして、それを中学校に繰り越すということはしないということになっております。
 以上でございます。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 そういたしますと、受験等については利用しないというように認識していますが、義務教育学校に上がる場合において、そういう事柄というのは、文部科学省も必要ないというような認識なんでしょうか。
○雨池委員長 森田教育総務課長。
○森田教育総務課長 今回の検査につきましては、現時点での学習の内容についての把握状況について確認しているということでございます。将来にわたって受験とか、そういうことではなくて、今現在何が必要であるかということを確認する趣向でございますので、そういった内容について、現場のほうで、今、子どもたちにどんな課題が必要かということについて現時点での確認をするということで、将来の受験のための試験ではないということを御理解いただきたいと思います。
 以上でございます。
○雨池委員長 よろしいですか。
 ほかに。堺委員。
○堺委員 あと、2問ほどあるので、最初は、公共施設再編計画について、一般質問の延長戦みたいな話になるんですけど、これから関係地区へ出向かれて説明に入られるわけですが、その際どういう資料を持っていかれるのか、具体的にお答えいただきたいと思います。
○雨池委員長 構財政課長。
○構財政課長 堺委員の御質問にお答えいたします。
 8月に実施いたしました市民説明会、そのときも概要版という形で資料をお配りさせていただきました。今回、地区のほうに説明するに当たりましては、まずもってこの再編計画って何ぞやという話になろうかと思います。したがいまして、市民説明会でお配りした概要版を少しアレンジを加えまして、素案の中身を盛り込みながらまとめた資料をお配りし、その説明会資料とさせていただきたいというふうに思っております。
 以上でございます。
○雨池委員長 よろしいですか。
 堺委員。
○堺委員 それで、僕は何遍も言っておくけど、否認されているような感じなんですが、関係地区へ行っても、関係地区の対象者というのか、会議にというのか、出てこられる人、それ、何とかもうちょっと若いというのか、時代を、この懸案になっておる将来世代、そういう人が出てくるような仕掛けをつくれないかと。そういうことで、出前講座もありますけれども、それよりももっと何か振興会、役員会を開いてもらって、そこへ若い者が出てくるようなぐらいのことを言って、もう一つは、資料として、地元の皆さん、よく知らないのは、自分のところの地区というのか、もうちょっと広げてもいいんですけれども、人口推移がどうなるのかよく知らないんです。そこを十分説明していただきたいなと思っております。
 これは、子どもたちばかり言っておってはいけないですが、郷土愛を育むというのは、子どもたちもそうなんですけど、大人の人もやっぱりもうちょっと将来に対する郷土愛を持っていただくように何か工夫できないものかと思います。
○雨池委員長 構財政課長。
○構財政課長 地区での説明会に当たりまして、若い人にも参画いただくようにということに関しましては、実は、先般、9月11日付で各自治振興会長さん宛てには素案とともに素案の方向性、あの一覧表を送付いたしまして、あわせて地区説明会の希望といいますか、いつ行くのがよろしいかという形での文書を送付させていただきました。中にはもう既にお問い合わせもございまして、いろんな形で実施されるというふうにお聞きしております。したがいまして、地区役員であったり、どのような形で、私ども、多くの方にお聞きしていただきたいわけでございますが、その辺は地区に委ねているというのが実情でございます。
 あと、1点、人口推計を示すようにという御提言でございます。この人口減少時代、じゃ、自分の地区はどうなるかということも大変気にかかる分ではないかなというふうに思っておりますので、そのことにつきましては、当方のほうから説明させていただきたいというふうに考えております。
 以上でございます。
○雨池委員長 堺委員。
○堺委員 相手に依存するのは大変大事なんですけど、そこをちょっと、おせっかいかもわからんですけど、ちょっと踏み込んで、若い人にも出てきていただくように、そして人口統計というのは、私は将来の話、なかなか出せないという話ですから、現在までのものを持っていけば、過去で将来は見通せないという話はありますけれども、人口については大体見通せると思いますので、その辺を考えて対応していただきたいと思います。これ、要望にしておきます。
 続いてよろしいですか。
○雨池委員長 はい。
○堺委員 あと1つ。会計年度任用職員制度の導入、これも一般会計の延長線上みたいな話になるんですけど、これ、何で今というような当局の疑問のようですが、幾つか調べてみたところ、横浜市ではこういうことを言っておられるんですね。宣誓書にはこういうことです。国民全体の奉仕者であると同時に、とりわけ横浜市民の奉仕者であることを認識し、法令、条例規則、及び規定を遵守し、誠実かつ公正に良心に従って職務を遂行することを固く誓いますと。このような文書になっております。それから、九州ですけど、筑紫野市あたりは、私は筑紫野市民全体の奉仕者として公務、それから、後のほうに行ってちょっと飛びますが、筑紫野市民の意思によって制定された条例とか、南さつま市あたりも名前を上げて、南さつま市民の奉仕者である旨を自覚しと、ここまで踏み込んでおります。
 会計年度任用職員の条例を整備するということは、絶好のチャンスじゃないかと思うので、郷土愛をもって対応すればどうかと思っております。総務課長さん、お願いします。
○雨池委員長 堀池総務課長。
○堀池総務課長 堺委員の御質問にお答えを申し上げます。
 一般質問にお答えした内容の繰り返しになるかもしれませんが、服務の宣誓は、今おっしゃいましたとおり、地方公務員法に定める服務の根本基準の規定を受けまして、条例の定めるところで行うということになっております。本市の宣誓書につきましては、法施行時に国から示された条例案に基づき定めているものでございます。
 御紹介いただきましたように、独自の文言を設定している自治体もあるということではございますが、全国的にもほとんどの自治体が本市と同一のものを使っている、あるいはそもそも住民の福祉の増進というものを法令で定められている自治体に勤務するということにつきましては、すなわち御提言の趣旨に沿うものというふうに考えておりますことから、現状においては、あえて条例を改正する必要がないものということで考えているものでございます。
 以上でございます。
○雨池委員長 よろしいですか。
 では、最後に、嶋村委員。
○嶋村委員 それでは、高等学校等の奨学支援金制度についてお尋ねをしたいと思っております。
 御存じのとおり、今年10月から消費税10%に上がることから、やはり子育て支援という観点から、高等学校の今まで公立中心だったわけでございますが、私立も拡大して全て支援していこうということでございます。
 そこで、まず、かわりに高等学校の奨学支援金制度について、文部科学省は9月中に中学3年生の保護者に周知するということを伺っているわけでございますが、まず、この周知の状況についてお尋ねいたします。
○雨池委員長 森田教育総務課長。
○森田教育総務課長 嶋村委員の質問にお答えいたします。
 8月末に文部科学省のほうから直接学校のほうに周知の案内が届いております。各学校のほうにおきましては、保護者の皆さんへ私立学校につきまして高等学校の就学支援金制度について御案内しているところでございます。
 以上でございます。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 そこで、公立学校、私立学校、あるわけでございますが、砺波地区以外は各地区においては私学があるわけでございますが、砺波市には私立の高等学校はないわけでございます。そこで、教育委員会としてこの私学に進学する生徒数というのは把握していらっしゃるのかどうか、それをまず、わかれば教えていただきたいと思いますが。
○雨池委員長 森田教育総務課長。
○森田教育総務課長 昨年の結果については、現在手持ちがございませんのでお答えできませんが、基本的にはいるという状況ではございます。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 公立学校に進学する生徒について中学校の校長さんにお聞きしましたら、他の地区においては70%ぐらいかな、砺波地域においては72%から73%かなというような捉え方をしていらっしゃいました。そうしますと、3人弱に1人は私立学校へ行くわけでございますので、それこそ生活的において厳しい状況下にあるかと思いますので、その辺の周知につきましては、やはり個別的にきちっと対応していただけるように、教育委員会から各学校のほうに徹底をお願いしたいと思うのですが、いかがでしょうか。
○雨池委員長 森田教育総務課長。
○森田教育総務課長 基本的には県立学校でございますので、所管のほうは県教委のほうが保管しておる事業になっております。県教委のほうでそれぞれの学校を通じて在学生徒に対して周知をするという手続をとっていることと思います。
 市教委といたしましては、こういった事業がありますという紹介がありましたら、それを学校のほうから保護者へ流すという手続の協力をしていきたいと考えております。
 以上でございます。
○雨池委員長 嶋村委員。
○嶋村委員 所管は当然県立学校、あるいは、また、私立学校等でありますので、私立学校の場合には、当然、県の総務部になるかと思うわけでございますので、その辺もこれからは十分連携をとりながら、やはり砺波市民でございますので、やっぱり市民の子弟が安心して就学できる体制づくりを横の連携をとりながら進めていただきます事柄を要望しておきます。
 以上であります。
○雨池委員長 ほかに質疑、御意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○雨池委員長 ないようでありますので、以上で、市政一般における本委員会の所管事項についての質疑を終了いたします。
 市長を初め、当局の皆さん、大変御苦労さまでした。委員の皆さんはしばらくお待ちください。

○雨池委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○雨池委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。

(閉会中継続審査の申し出について)
○雨池委員長 次に、閉会中の継続審査についてをお諮りします。
 本総務文教常任委員会の所管事項について、閉会中もなお継続して審査する必要がありますので、会議規則第111条の規定により、申し出することといたしたく、これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○雨池委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
 以上で総務文教常任委員会を閉会いたします。
 御苦労さまでした。

 午前11時54分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会総務文教常任委員会

   委員長   雨 池 弘 之



令和元年9月 総務文教常任委員会 定例会 議事日程・名簿

            総務文教常任委員会

1.会議に付した事件
  ・9月定例会付託案件の審査
  ・市政一般における本委員会の所管事項について
  ・閉会中継続審査の申し出について

1.開会及び閉会の日時
    9月13日  午前10時00分  開会
    9月13日  午前11時54分  閉会

1.出席委員(6名)
  委員長 雨 池 弘 之     副委員長 今 藤 久 之
   委員 嶋 村 信 之       委員 島 崎 清 孝
   委員 堺   武 夫       委員 開 田 哲 弘

1.欠席委員(なし)

1.説明のため出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修      副 市 長 齊 藤 一 夫

 企画総務              庄  川
 部  長 今 井   潔      支 所 長 川 島 ひとみ

 会  計              企画総務部次長
 管 理 者 南   佳 子      総務課長 堀 池 純 一

 企画総務部次長
 財政課長 構  富 士 雄      砺波消防署長 石 田 忠 弘

 企画調整課長 坪 田 俊 明      税務課長 菊 池 紀 明

                   教育委員会
 教 育 長 山 本 仁 史      事務局長 畑     進

 教育委員会事務局次長        教育委員会事務局次長
 教育総務課長 森 田   功      生涯学習・スポーツ課長 平 木 宏 和

 こども課長 横 山 昌 彦      砺波図書館長 小 西 喜 之

 監  査
 事務局長 千 秋 由美子

1.職務のため出席した事務局職員

 事務局長              主  幹
 議事調査課長 有 澤 哲 郎      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 篠 島 彰 宏      議事係・調査係主査 山 田 なつ紀