作成者別アーカイブ: tonami



平成24年6月 本会議 定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時08分 開会

               開 会 の 宣 告
◯議長(飯田修平君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより、平成24年6月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第1号のとおりであります。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 地方自治法第243条の3第2項の規定に基づく公益法人等の経営状況説明書について、砺波市土地開発公社、公益財団法人砺波市花と緑の財団、株式会社フラワーランドとなみ、公益財団法人砺波市農業公社、公益財団法人砺波市文化振興会、財団法人砺波市体育協会より、お手元に配付のとおり提出がありましたので、御確認をお願いいたします。

                  日程第1
               会議録署名議員の指名

◯議長(飯田修平君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において
 18番 江 守 俊 光 君
 19番 堀 田 信 一 君
 20番 山 森 文 夫 君
を指名いたします。

                  日程第2
               会期の決定について

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本6月定例会の会期は、本日から6月26日までの19日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から6月26日までの19日間と決定いたしました。

                  日程第3
       施政方針、並びに議案第36号から議案第47号まで、
            及び報告第4号から報告第9号まで

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第3 施政方針、並びに議案第36号から議案第47号まで、平成24年度砺波市一般会計補正予算(第2号)外11件について、及び報告第4号から報告第9号まで、継続費の逓次繰越しについて外5件についてを議題といたします。

           (施政方針表明並びに提案理由の説明)

◯議長(飯田修平君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 上田信雅君。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) まず、冒頭でございますが、ただいま、全国市議会議長会から永年議員として15年以上の議員表彰を受けられました山森議員、そして、10年以上の表彰を受けられました飯田議員には、このたび、晴れて永年議員としての表彰を心からお祝い申し上げたいと思います。大変おめでとうございます。
 さて、平成24年6月砺波市議会定例会の開会に当たりまして、提出いたしました平成24年度一般会計補正予算を初めとする諸案件につきまして、その概要と主な事業の進捗状況を申し上げ、議員各位を初め市民の皆さんの御理解と御協力を賜りたいと存じます。
 初めに、最近の経済情勢等について申し上げます。
 5月の月例経済報告によりますと、景気は依然として厳しい状況にあるものの、緩やかに回復しつつあるとされており、また、先行きについても、復興需要などを背景に、景気回復の動きが確かなものとなることが期待されるとしております。また、北陸財務局発表の経済調査によると、総括判断で持ち直しているとされ、1年10カ月ぶりに上方修正されたところであります。なお、海外景気や電力供給、原油高の影響などに注意する必要があるとされているところでもあります。
 このため、市といたしましては、平成24年度予算の早期執行に努め、また、国、県の施策に呼応した積極的な施策の遂行によりまして、社会資本整備の推進、金融対策などの中小企業支援、雇用機会の創出などの経済・雇用対策に取り組み、地域経済の活性化と市民生活の安定を図ってまいります。
 次に、平成23年度の決算見込みについて御報告申し上げます。
 各会計の決算につきましては現在調整中でありますが、一般会計の決算では、歳出において、事業の効率的な執行と経費の削減等により、限られた財源の有効活用に努めたところであり、また、歳入では、市税や地方交付税など一般財源の確保に努めた結果、平成23年度一般会計は実質収支で剰余金が生じる見込みとなっております。
 次に、主な事業の進捗状況について申し上げます。
 まず、砺波市総合計画後期計画タウンミーティングについて申し上げます。
 今年度から総合計画後期計画がスタートいたしました。この計画は総合計画審議委員を初め、多くの市民に御協力をいただいてつくり上げたものであります。つきましては、今後とも市民と行政との協働による市政運営を推進する観点から、総合計画の実行に当たり、市民各位の御理解と御協力をいただくことが大切であると考え、現在、小学校区ごとにタウンミーティングを開催しているところであります。
 次に、空き家対策について申し上げます。
 過日、自治振興会やNPO法人の代表など、関係の皆さんに参画をいただき、空き家再生等推進協議会を立ち上げたところであります。協議会では、空き家情報バンクの内容や運営方針、モデルケースとなる空き家の利活用方策のほか、廃屋の今後の取り扱いについても協議、検討をいただくこととしております。空き家の利活用は、散居景観の保全や交流、定住の促進に直結するものであることから、市民各位の理解を得ながら積極的に推進をしてまいります。
 次に、ボランティア団体について申し上げます。
 市町の合併以降もそれぞれで活動されておりました砺波市ボランティア連絡協議会と庄川町ボランティア連絡協議会が去る5月25日に合併され、新たに砺波市ボランティア連絡協議会として活動を開始されました。今後とも、お互いのよい点が相乗効果となって発揮され、組織の活性化とより活発な活動の展開を期待したいと思います。
 次に、行政改革の推進について申し上げます。
 去る4月4日に行政改革推進本部会議を開催し、砺波市行政改革大綱に基づき、今年度において検討する課題などを確認いたしたところであります。今後は、市の職員で構成する行政改革推進委員会や、市内外の有識者で構成する行政改革委員会での議論や御意見、御提案を踏まえ、具体的な検討を行ってまいります。
 次に、防災対策について申し上げます。
 東日本大震災を教訓に、国を初めとして全国の自治体が地域防災計画の見直しに取り組んでいるところであります。当市においても、国、県の修正等を踏まえ、砺波市地域防災計画の修正を進めてまいります。この防災計画の修正に当たりましては、市議会、自治振興会、自主防災会を初めとした関係機関並びに市民の皆さんの御意見などを十分に伺うとともに、庁内検討組織として設置した砺波市地域防災計画検討委員会及び砺波市地域防災計画専門部会において具体的な検討を行い、最終的には砺波市防災会議において修正計画を決定したいと考えております。
 次に、保健衛生について申し上げます。
 昨年、市内で発生した焼肉チェーン店の集団食中毒事件から1年余りが経過しましたが、この間、食肉管理の安全基準の強化を国に要望するとともに、市民の食の安全施策を推進してまいりました。これから食中毒が発生しやすい時節となりますので、来る6月17日に食育イベントと食中毒予防研修会を開催し、市民への食育と食中毒予防の啓発普及に努めてまいります。
 次に、社会福祉について申し上げます。
 今年度から砺波市社会福祉協議会に設置いたしました地域福祉コーディネーターにつきましては、市内全地区から推薦のあった方々をコーディネーターに委嘱したところであります。今後、研修等を通じまして、コーディネーターの役割や福祉施策の概要等について認識を深めていただき、自治振興会と福祉推進協議会との情報の橋渡しなど、民生委員・児童委員や福祉サポーターの皆さんと一体となって、地域福祉の増進に御活躍をいただきたいと考えております。
 また、ひとり親家庭等の医療費助成事業につきましては、ひとり親家庭等の自立を促進するため、4月から所得限度額を引き上げ、適用対象者の拡大を図ったところであります。
 次に、環境行政について申し上げます。
 去る4月1日と5月27日の2日間、市民ごみゼロ運動を実施いたしましたところ、早朝から多くの市民に参加をいただき、約7.7トンのごみを回収いたしました。皆さんの積極的な御協力に感謝を申し上げますとともに、今後とも環境美化の向上に努めてまいります。
 次に、交通安全対策について申し上げます。
 昨年は交通死亡事故が多発いたしましたが、昨年8月を最後に交通死亡事故は発生していない状況にあります。これは、交通安全活動に取り組んでいただいた関係者の方々の御尽力のたまものであると思っております。今後とも、今年3月に策定いたしました第9次砺波市交通安全計画に基づき、人優先の交通安全思想を基本として、交通安全活動を推進してまいります。
 次に、公共交通について申し上げます。
 昨年10月に大幅な市営バス路線の見直しを行い、交通空白地域、重複路線の解消や、通学、通院、買い物などの利便性の向上を図りましたが、その後、各方面の御意見を伺い、この4月からは、バス停の増設やJR城端線のダイヤ改正に合わせた運行時刻の変更を行ったところであります。
 さらには、来る10月には一部の運行経路の見直しを行いたいと考えております。今後とも、一層利用しやすい市営バスとなるように努めてまいりますので、多くの市民の皆さんに利用していただくようお願いするものであります。
 次に、病院事業について申し上げます。
 平成23年度の決算につきましては、入院患者数の減少から厳しい予測をしておりましたが、病院改革プランに基づき収益の確保と経費の節減に努めた結果、約3億8,000万円の黒字決算となる見込みであります。しかしながら、病院の耐震化整備や高額医療器械などの更新など喫緊の課題もあり、病院経営は依然として厳しい状況が続くものと予想されます。平成24年度診療報酬改定の影響も見極めながら、より一層の経営の効率化を進め、自治体病院として市民の皆さんの安心・安全の確保のため、良質で信頼される医療の提供に努めてまいります。
 なお、病院耐震化整備事業につきましては、災害拠点病院として十分な安全性を確保するよう、基本設計、実施設計を進めているところであります。
 また、病院が組織的に医療を提供するための基本的な活動が適切に実施されているかどうかを第三者が評価する病院機能評価につきましては、平成19年に認定された日本医療評価機構の定める認定基準のバージョン5の更新が本年3月までと迫っておりましたが、本年2月に現在の最新基準であるバージョン6を受審し、先月、認定基準を達成していると認められ、認定書の交付を受けたところであります。
 次に、商工業の振興につきましては、引き続き緊急雇用対策事業を活用し、観光や教育などの重点分野や市内企業等の人材育成を目的とした雇用創出事業や、空き店舗を利用した商店街の活性化拠点の運営支援を実施してまいります。
 また、企業誘致活動につきましては、先般、岐阜県、愛知県において情報収集を行ったところであり、引き続き中京圏において砺波市の立地環境のPRを行うとともに、市内企業に対して展示会、商談会への参加を呼びかけるなど、商工団体や企業間の交流を積極的に働きかけてまいります。なお、商工業の振興及び企業誘致の促進等を目的とする産業振興計画につきましては、現在、策定委員会の設置に向けて準備作業を進めているところであります。
 次に、観光振興について申し上げます。
 砺波市観光振興戦略プランの重要施策である交流人口の拡大と地域の活性化を図るため、富山国際大学の協力を得て、庄川峡、庄川温泉郷の観光資源の魅力を全国へ発信する大学連携庄川峡魅力アップ事業に着手したところであります。本事業の中で、学生諸君が若い観点でまとめる庄川峡観光活性化ビジョンの提案に大きな期待を寄せております。
 イベントの開催状況につきましては、6月2日、3日に開催されました庄川観光祭では、庄川峡花火大会や庄川音頭街流し、ヨサコイ、夜高行燈の街練りなどに大勢の人出があり、盛況に開催をされました。また、本日とあすの2日間、出町市街地でとなみ夜高まつりが開催されるほか、今月の22日から7月1日までの10日間にわたって、第27回目を迎える頼成の森花しょうぶ祭りが県民公園頼成の森で開催されます。会場では、国内最大級の600品種、70万株のハナショウブを観賞できるほか、多彩な催しが繰り広げられます。このほか、7月28日、29日は、子どもから大人まで楽しめる庄川水まつり、8月には、チューリップ公園でカンナフェスティバルを開催するなど、より一層、魅力あふれる観光のまちづくりを進めてまいります。
 次に、農業振興について申し上げます。
 農作物の生育状況につきましては、コシヒカリは品質を高めるため、5月15日を中心とした田植えを推進しており、ほぼ計画どおりに実施されたところであります。また、大麦やチューリップ球根につきましては、平年並みの生育状況となっております。タマネギにつきましては、苗づくりや排水対策など、技術指導に加え、10月定植の推進により年内生育量が確保され、暴風や降雪による葉折れなどが発生したものの、順調な生育を見せております。
 4月の暴風で被災した農業施設への支援につきましては、国が新たに農業用ハウスの再建、修繕に助成する支援策を示したことから、現在、要望を取りまとめているところであります。
 国が進める集落や地域が抱える人や農地の問題を自ら解決するための地域農業マスタープランの策定につきましては、県砺波農林振興センターやとなみ野農協とともに地区説明会を順次開催し、周知に努めてきたところであり、今後はプラン作成に向け、地区の皆さんと協議を進めてまいります。
 次に、農林業関係事業について申し上げます。
 4月の暴風による屋敷林の倒木被害につきましては、散居景観保全事業対象地域内で被害件数が498件、倒木本数が1,091本を確認しており、その倒木被害処理に対する支援につきましては、散居景観保存活動特別補助金として県と協調し、支援をしてまいります。また、県に対して要望しておりました散居景観保全事業の制度改善につきましては、今年度から支援内容が拡充されることとなったことから、さらなる利用促進に努めてまいります。
 次に、国営総合農地防災事業につきましては、附帯県営農地防災事業庄川左岸二期地区が今年度当初予算において新規採択されましたので、関係地域と調整を図り推進に努めてまいります。なお、平成23年度末の本事業の進捗率は、事業費ベースで国営事業が22.7%、附帯県営事業一期地区が30.8%となっております。引き続き、予算確保について、国、県等へ働きかけてまいります。また、県営基幹水利施設ストックマネジメント事業、庄西1期地区は、平成25年度新規採択を目指して、関係受益者の同意の取りまとめが行われているところであります。
 次に、土木事業について申し上げます。
 一般国道359号砺波東バイパス事業につきましては、般若地内の一部と栴檀野地内の用地境界立ち会いを4月中に終え、すべての用地確認作業が完了したことから、現在、用地取得に向けた準備が進められております。今後は、国に対し、事業予算の確保とともに、スムーズな用地取得と早期工事着手を働きかけてまいります。
 次に、高岡砺波スマートインターチェンジにつきましては、4月に用地境界立ち会いを実施し、現在、用地取得に向けた準備に入っております。今後は、高岡市とともに、中日本高速道路株式会社並びに地元関係者と協議、調整を行う一方、アクセス道路となる関連市道の整備を進めてまいります。
 県道整備事業の主なものにつきましては、砺波庄川線では、大門地内において年内事業完了に向け改良工事が進められており、また、富山戸出小矢部線では、高波地内において工事が本格的に進められております。市道整備事業につきましては、新たに駅南線及び寺島2号線において、それぞれ事業化へ向けた調査に着手をいたしました。また、引き続き、小杉狐島線、鷹栖高儀線、示野上中野線、久泉東開発線、十年明千保線において事業の進捗を図ってまいります。
 防災対策事業につきましては、やまぶき荘合口ダム線の災害防除事業や庄川町庄地内金剛寺地区の急傾斜地崩壊対策事業を継続して進めるとともに、土砂災害のハザードマップ作成に着手し、安全で安心して暮らせるまちづくりを進めてまいります。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 中神土地区画整理事業につきましては、地区の中心となる商業街区を形成する都市計画道路や区画道路の築造工事など、事業の推進に向け、引き続き技術的援助を進めてまいります。また、杉木土地区画整理事業につきましては、公園修景整備などを行い、換地処分に向けた準備が進められております。都市計画道路中央町鷹栖線街路事業につきましては、すべての物件移転補償契約が整い、現在、道路築造工事が行われており、早期完成に向けて県と協力しながら進めてまいります。
 次に、景観まちづくりの取り組みについて申し上げます。
 現在、策定を進めております景観まちづくり計画につきましては、これまで各地区の自治振興会や婦人会、商工業関係団体、不動産関係団体、建築関係団体などの協力をいただいて説明会を開催するほか、市の広報やパブリックコメントなどを活用して、市民の理解の増進や意見の聴取に努めてきたところであります。実効性の高い景観まちづくりを推進するためには、市民と行政との協働、あるいは市民の機運の盛り上がりが大変重要であると考えておりますので、今後、シンポジウムや行政出前講座などを通じて、市民の皆さんが誇りを持って住み続けることのできる美しく活気のある砺波らしいまちづくりの姿をより明確にし、景観まちづくりへの市民の理解がさらに深まるよう努力してまいりたいと考えております。
 次に、上水道事業について申し上げます。
 市の基幹配水場である上中野配水場の更新につきましては、先に配水池築造工事を初め、場内配管工事、機械電気設備工事の契約を行ったところであります。今後、2カ年継続で工事を実施し、耐震性を満たす施設として、貯水容量も現在の3,600立方メートルから7,400立方メートル余に増強するなど、配水能力の安定化を図るものであります。
 次に、下水道事業につきましては、既に国の補助金交付決定額の7割の工事を発注しており、特に、特定環境保全公共下水道事業につきましては、中野・五鹿屋地区において順調に工事を進めております。また、小矢部川流域下水道事業高岡砺波幹線につきましては、県において事業計画の変更認可を受けた上で、順次、北部地域を含め地元説明を開始すると伺っております。
 次に、教育関係について申し上げます。
 去る5月21日、日本国内では25年ぶりとなる金環日食が観測されました。県内では部分日食でしたが、市内の全小中学校で観測会が実施されたところであり、自然や宇宙科学に興味を抱き、関心を高めるよい機会になったものと考えております。
 次に、出町中学校の耐震改修事業につきましては、校舎棟改築工事及び既設校舎の耐震補強・改修工事の契約が完了したことから、この6月15日に工事の安全祈願祭を行い、本格工事に着手する運びとなりました。今回の発注工事につきましては平成25年度末の完成予定であり、安全の確保に万全を期してまいりたいと考えております。また、庄川小学校の耐震改修事業につきましては、このほど基本設計が完了したところであり、引き続き実施設計を進めてまいります。
 次に、青少年の国際交流事業につきましては、去る4月17日から4月28日まで、中学生使節団一行10名をオランダ王国リッセ市へ派遣し、現地でのホームステイやフィオレッティ校訪問など、相互の交流を深めてまいりました。
 また、となみ“もっと”元気事業につきましては、チューリップの花びらを利用した花びら流しや足湯など、若者たちの企画によりチューリップフェアや庄川木工まつりなどを大いに盛り上げていただいたところであります。
 次に、文化財保護事業につきましては、去る6月3日に文化庁の「歩き・み・ふれる歴史の道」事業として増山城ふれあいウオークを、地元が主催する増山城戦国釣り大会とともに実施したところであります。市内外から大勢の参加があり、貴重な歴史遺産に直接触れることで、多くの方々に増山城跡についての理解を深めていただいたものと考えております。
 次に、スポーツ推進事業につきましては、去る4月29日に、砺波総合運動公園並びに庄川水辺ふれあいロードを会場に、第8回となみ庄川清流マラソンを2キロから10キロまでの4コースで開催いたしました。当日は天候にも恵まれ、県内外から1,200名余の参加があったところであります。
 次に、子育て支援につきましては、去る4月12日、出町幼稚園に市内で7番目となる出町子育て支援センターを開所いたしました。また、この夏休みからは、新たに出町幼稚園と般若幼稚園において、長期休業時の預かり保育を実施することとしており、一層の子育て支援の拡充に努めてまいります。
 これより、本会議に提出いたしました議案等につきまして、その概要を御説明申し上げます。
 まず、議案第36号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ2億3,456万3,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ203億7,496万3,000円とするものであります。
 歳出予算の増額の主なものは、
  老人福祉施設整備費       1億992万5,000円
  農村環境創造事業費       2,197万9,000円
  商工振興費                1,670万円
などであり、その他、当面必要となってまいりましたやむを得ない諸経費についても精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源として計上するものは、
  国庫支出金                1,440万円
  県支出金          1億4,787万5,000円
などであり、不足する額6,108万8,000円を前年度繰越金で措置するものであります。
 次に、予算関係以外の諸案件について御説明を申し上げます。
 まず、議案第37号から議案第39号までにつきましては、いずれも法令の改正に伴うものであり、砺波市税条例の一部改正について外2件であります。
 次に、議案第40号につきましては、児童等の保健の向上と福祉増進を図るために、その医療費の助成に係る所得制限を廃止することとし、砺波市子育て支援医療費の助成に関する条例の一部の改正を行うものであります。
 次に、議案第41号につきましては、法令の改正に伴うものであり、砺波市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第42号につきましては、母子の健康の保持及び増進を図るために、その医療費の助成に係る所得制限を廃止することとし、砺波市妊産婦医療費の助成に関する条例の一部の改正を行うものであります。
 次に、議案第43号から議案第46号までにつきましては、いずれも法令の改正に伴うものであり、砺波市心身障害者福祉金支給条例の一部改正について外3件であります。
 次に、議案第47号につきましては、口径150ミリメートルの水量料金区分の変更を行い、大口利用者への呼び水とするため、砺波市給水条例の一部改正を行うものであります。
 次に、報告第4号 継続費の逓次繰越しにつきましては、一般会計における継続事業であります出町中学校耐震改修事業については、平成24年度へ繰り越した事業費につきまして、法令の定めるところにより議会に報告するものであります。
 次に、報告第5号から報告第8号までにつきましては、一般会計、下水道事業特別会計、水道事業会計及び病院事業会計において、やむを得ず平成24年度へ繰り越した事業費につきましては、法令の定めるところにより議会に報告するものであります。
 次に、報告第9号 専決処分の報告につきましては、損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について報告するものであります。さらに、公益法人等の経営状況につきましては、法令の定めるところにより、砺波市土地開発公社、公益財団法人砺波市花と緑の財団、株式会社フラワーランドとなみ、公益財団法人砺波市文化振興会、財団法人砺波市体育協会及び公益財団法人砺波市農業公社の各経営状況について報告書を提出するものであります。
 以上をもちまして、市政の概要と本日提出いたしました議案等の説明といたします。何とぞ慎重に御審議の上、可決賜りますようお願いを申し上げます。

◯議長(飯田修平君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明6月9日から6月17日までの9日間は、議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、明6月9日から6月17日までの9日間は議案調査のため休会することに決定いたしました。
 次回は、6月18日、午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 御苦労さまでした。

 午前10時42分 閉議



平成24年6月 本会議 定例会(第1号) 議事日程・名簿

        平成24年6月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
   第1 会議録署名議員の指名
   第2 会期の決定について
   第3 施政方針、並びに議案第36号から議案第47号まで、平成24年度砺波
      市一般会計補正予算(第2号)外11件について、及び報告第4号から報
      告第9号まで、継続費の逓次繰越しについて外5件について
      (提案理由説明)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   6月 8日  午前10時08分  開議
   6月 8日  午前10時42分  閉議

1.出席議員(20名)
   1番 多 田 裕 計 君     2番 川 辺 一 彦 君
   3番 山 本 善 郎 君     4番 島 崎 清 孝 君
   5番 川 岸   勇 君     6番 大 楠 匡 子 君
   7番 今 藤 久 之 君     8番 村 岡 修 一 君
   9番 岡 本 晃 一 君    10番  (欠  員)
  11番  (欠  員)      12番 稲 垣   修 君
  13番 井 上 五三男 君    14番 嶋 村 信 之 君
  15番 飯 田 修 平 君    16番 山 田 幸 夫 君
  17番 林   忠 男 君    18番 江 守 俊 光 君
  19番 堀 田 信 一 君    20番 山 森 文 夫 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長   上 田 信 雅 君    副市長    柴 田 敏 秋 君

 企画総務                福祉市民
 部  長   齊 藤 一 夫 君    部  長   川 原 國 昭 君

 商工農林                建設水道
 部  長   八 田 俊 伸 君    部  長   齊 藤 和 芳 君

 庄  川                会  計
 支所長    間 馬 秀 夫 君    管理者    黒 河 修 光 君

 企画総務部次長             企画総務部次長
 企画調整課長 浅 田 章 敬 君    総務課長   池 田 仁 吾 君

 企画総務部次長             福祉市民部次長
 財政課長   南 部 光 宏 君    社会福祉課長 松 本 義 信 君

 商工農林部次長             建設水道部次長
 商工観光課長 齋 藤 幸 二 君    土木課長   三 部 隆 雄 君

                     病  院
 病院長    伊 東 正太郎 君    事務局長   永 森 耕 治 君

 教  育
 委員長    河 西   求 君    教育長    舘   俊 博 君

 教育委員会
 事務局長   横 山 忠 司 君    監査委員   水 木 保 男 君

 監  査
 事務局長   北 村   篤 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                     議事調査
 事務局長   神 島 英 弘      課  長   有 澤 哲 郎

 主  幹   中 田   実



平成24年6月 本会議 定例会 目次

        平成24年6月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(6月8日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  施政方針、並びに議案第36号から議案第47号まで、及び報告第4号から
  報告第9号まで
   施政方針表明並びに提案理由の説明 ………(上田市長)…………………  4
★第2号(6月18日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 15
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 15
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 15
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 15
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 16
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 16
  市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(代表質問)
   20番  山森 文夫 議員 ………………………………………………… 17
      ・行財政改革ついて
      ・市長任期を迎えるにあたっての考え方について
   22番  池田 守正 議員 ………………………………………………… 25
      ・地域防災計画の見直しと土砂災害ハザードマップの作成について
      ・今後の小水力発電への取り組みについて
      ・市政運営について
  市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
   14番  嶋村 信之 議員 ………………………………………………… 35
      ・市政運営について
      ・「人」と「心」を育むまちづくりについて
      ・笑顔があふれるまちづくりについて
    7番  今藤 久之 議員 ………………………………………………… 51
      ・市立砺波総合病院について
      ・空き家対策について
    6番  大楠 匡子 議員 ………………………………………………… 61
      ・総合計画後期計画から
      ・チューリップフェアの総括について
    4番  島崎 清孝 議員 ………………………………………………… 74
      ・農業排水路改修に係る市補助率の嵩上げについて
      ・本市の介護保険事業について
    2番  川辺 一彦 議員 ………………………………………………… 83
      ・砺波市景観まちづくり計画について
      ・小中学校の交通安全教育と通学路の安全確保について
★第3号(6月19日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 95
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 95
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 95
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 95
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 96
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 96
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
    8番  村岡 修一 議員 ………………………………………………… 97
      ・青少年育成活動「B&G砺波海洋センタープール施設」の維持管
       理について
      ・魅力ある街づくり政策について
    3番  山本 善郎 議員 …………………………………………………103
      ・農業対策について
      ・医療対策について
      ・公共交通対策について
      ・花と緑の推進事業について
    5番  川岸  勇 議員 …………………………………………………115
      ・少子高齢化・人口減社会に向けた財政運営について
      ・風害等予期せぬ出来事に対する対応・対策の充実を
      ・資源循環型社会の再構築と地域環境の整備について
      ・農業被害対策について
    1番  多田 裕計 議員 …………………………………………………130
      ・義務教育現場について
      ・花と緑の推進について
      ・空き家を地域の資源とすることについて
      ・市長の政治姿勢について
   21番  前田喜代志 議員 …………………………………………………144
      ・指定管理者制度の改善点について
      ・砺波市地域防災計画の見直しについて
   議案の常任委員会付託(議案第36号から議案第47号まで) …………149
  公的年金の改悪に反対する意見書提出を求める請願
   請願の常任委員会付託 …………………………………………………………150
★第4号(6月26日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………151
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………151
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………151
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………151
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………152
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………153
  議案第36号から議案第47号まで
   各常任委員会の審査報告 ………………………………………………………153
   質 疑 ……………………………………………………………………………159
   討 論 ……………………………………………………………………………160
   採 決 ……………………………………………………………………………160
  請願1件
   公的年金の改悪に反対する意見書提出を求める請願
    質 疑 …………………………………………………………………………160
    討 論 …………………………………………………………………………161
    採 決 …………………………………………………………………………162
  議員提出議案第3号
   提案理由の説明 ………(村岡議員)…………………………………………162
   質 疑 ……………………………………………………………………………163
   討 論 ……………………………………………………………………………163
   採 決 ……………………………………………………………………………163
  議員提出議案第4号
   提案理由の説明 ………(今藤議員)…………………………………………164
   質 疑 ……………………………………………………………………………164
   討 論 ……………………………………………………………………………165
   採 決 ……………………………………………………………………………166
  議員提出議案第5号
   提案理由の説明 ………(今藤議員)…………………………………………166
   質 疑 ……………………………………………………………………………167
   討 論 ……………………………………………………………………………167
   採 決 ……………………………………………………………………………167
  所管事務調査に係る閉会中の継続審査について ………………………………168
  議案第48号
   提案理由の説明 ………(上田市長)…………………………………………169
   採 決 ……………………………………………………………………………169
  閉会のあいさつ ……………………………………………………………………169
  閉会の宣告 …………………………………………………………………………170
  請願審査結果 ………………………………………………………………………173



平成24年6月 本会議 定例会 議案一覧

          本定例会に付議された議案等の件名

議案第36号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第2号)
議案第37号 砺波市税条例の一部改正について
議案第38号 砺波市国民健康保険税条例の一部改正について
議案第39号 砺波市手数料条例の一部改正について
議案第40号 砺波市子育て支援医療費の助成に関する条例の一部改正について
議案第41号 砺波市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部改正について
議案第42号 砺波市妊産婦医療費の助成に関する条例の一部改正について
議案第43号 砺波市心身障害者福祉金支給条例の一部改正について
議案第44号 砺波市霊苑条例の一部改正について
議案第45号 砺波市印鑑条例の一部改正について
議案第46号 砺波市下水道条例の一部改正について
議案第47号 砺波市水道事業給水条例の一部改正について
議案第48号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
報告 第4号 継続費の逓次繰越しについて
報告 第5号 歳出予算の繰越しについて
報告 第6号 歳出予算の繰越しについて
報告 第7号 支出予算の繰越しについて
報告 第8号 支出予算の繰越しについて
報告 第9号 専決処分の報告について
 専決処分第5号 損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について
 専決処分第6号 損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について
議員提出議案第3号 持続可能な市町村国保の構築を求める意見書の提出について
議員提出議案第4号 基地対策予算の増額等を求める意見書の提出について
議員提出議案第5号 北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書の提出に
          ついて
請    願 公的年金の改悪に反対する意見書提出を求める請願



平成24年第1回 本会議 臨時会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時01分 開会

               開 会 の 宣 告
◯議長(稲垣 修君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより平成24年第1回砺波市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程のとおりであります。

                  日程第1
               会議録署名議員の指名

◯議長(稲垣 修君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、
 21番 前 田 喜代志 君
 22番 池 田 守 正 君
  1番 多 田 裕 計 君
を指名いたします。

                  日程第2
               会期の決定について

◯議長(稲垣 修君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りをいたします。本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。

                  日程第3
    議案第32号から議案第34号まで、並びに報告第2号及び報告第3号

◯議長(稲垣 修君) 次に、日程第3 議案第32号から議案第34号まで、平成24年度砺波市一般会計補正予算(第1号)外2件について、並びに報告第2号 専決処分の承認を求めることについて及び報告第3号 専決処分の報告についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(稲垣 修君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 上田信雅君。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 本日、砺波市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位には、御多忙中にもかかわらず、御出席を賜り厚く御礼を申し上げます。
 まず、議案説明に先立ち、最近の事務事業の進捗状況等について申し上げます。
 最初に、防災対策について申し上げます。
 去る4月3日に通過した低気圧の影響により、市内では暴風となり、とうとい生命が奪われたほか、住宅や農業施設等に甚大な被害が生じたところであります。ここに、亡くなられた方及び御遺族に対しまして哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた方々に対しまして心からお見舞いを申し上げるところでございます。
 市では、この暴風で被災された方々に対する見舞金や罹災証明の手続、廃材などのごみの処理等をできる限り迅速に行ったところでありますが、一方で、農業施設、農作物、屋敷林の倒木等に対しては支援措置がないことから、南砺市と協調して、県に対しまして支援の申し入れを行ったところであります。
 今回の暴風では、市の一部地域で停電などライフラインの障害が発生し、自然災害の恐ろしさを経験したところであり、改めて日ごろから防災に対する備えが大変重要であると感じたところでございます。自然災害は抑えることはできませんが、災害に対する正しい知識を得て、適切な対策を施すことによって、確実に減災にできると思っておりますので、引き続き、防災啓発に努めてまいりたいと考えております。
 次に、東日本大震災の被災地への復興支援について申し上げます。
 昨年11月からこの3月末までの茨城県東海村への職員派遣に引き続き、4月から10月まで、宮城県名取市に対して技術職員を1名派遣し、引き続き、被災地復興支援を行うこととしております。
 また、昨年10月に復興支援の一環として名取市に贈呈しましたチューリッププランターでございますが、4月末には満開となり、被災者の方々も大変喜んでおられたとのうれしい報告を受けております。改めて、御協力をいただきました市議会、富山県花き球根農業協同組合、消防団、市内4中学校、花と緑の財団などの関係者の皆さんにお礼を申し上げるところでございます。
 次に、となみチューリップフェアについて申し上げます。
 第61回2012となみチューリップフェアにつきましては、「笑顔あふれる愛の花」をテーマに、4月25日から5月6日までの12日間にわたり開催いたしました。会場の入場者は、開花が順調に進んだことや天候に恵まれたことから、昨年の入場者数に比べて2万3,000人増の29万8,000人となり、大勢のお客様に砺波のチューリップを存分に楽しんでいただくことができました。
 また、連携イベントとしては、出町子供歌舞伎曳山祭りを初め、タピ・ドゥ・フルーとなみや庄川木工まつり、せんだん山水仙そばまつりなどが各地域で開催され、盛況のうちに無事終了したところであります。
 次に、市民交流の推進について申し上げます。砺波市観光振興戦略プランの重点施策に掲げております市民交流の推進につきましては、市民交流協定締結都市であります愛知県安城市に本年4月より市職員1名を派遣したところであり、展示会、商談会などによる企業や商工団体の交流や文化スポーツ団体、イベントでのさらなる相互交流を足がかりに、より一層の市民交流の推進につなげてまいりたいと考えております。
 以上、近況を申し上げましたが、これより、本日提出いたしました議案について御説明を申し上げます。
 まず、議案第32号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第1号)につきましては、風害に伴う施設復旧経費について、既定予算で早急に対応したところでありますが、一部経費について増額補正を行うものであります。この結果、今回の補正により、歳入歳出それぞれ2,040万円を追加補正し、歳入歳出予算総額は201億4,040万円となるところであります。
 次に、議案第33号 工事請負契約の締結につきましては、出町中学校耐震改修事業に係る工事請負契約を締結するため、法令の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。
 次に、議案第34号 富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更につきましては、関係法令の改正に伴い、所要の変更を行うものであります。
 次に、報告第2号 専決処分の承認を求めることについては、砺波市税条例の一部改正について、関係法令の改正に伴い、専決処分をいたしたものであります。
 次に、報告第3号 専決処分の報告については、損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について報告するものであります。
 以上をもちまして、本日提案いたしました議案等の説明といたします。何とぞ慎重御審議の上、可決、承認を賜りますようお願いを申し上げます。

◯議長(稲垣 修君) この際、暫時休憩をいたします。

 午後 2時12分 休憩

 午後 2時41分 再開

◯議長(稲垣 修君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                 (質  疑)

◯議長(稲垣 修君) これより、ただいま議題となっております議案に対する質疑に入ります。
 質疑の通告がありますので、発言を許します。
 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 議案第33号 工事請負契約の締結について質疑を行います。
 出町中学校耐震改修事業校舎東棟・北棟改築工事(建築主体工事)、予定価格、消費税抜き8億6,690万円について、条件つき一般競争入札の結果、消費税抜き8億6,600万円で契約をしようとするものであります。
 入札結果は、あろうことか落札率99.9%、同時に行われた西棟補強・南棟補強改修工事も落札率は99.9%、1億4,000万円での落札と、いずれも極めて高額の工事でありながら、高い落札率となっています。
 市民からは、それぞれ2つの共同企業体しか入札がなく、いずれも落札率99.9%とは異常ではないか、2月の予定価格では応じることができず、今回の価格では応じられるということはどういうことなのか、入札の意味が本当にあるのかなど、疑問視をする声も聞かれております。
 また、市長の親子契約については、以前から市民の中に不信感が生じていることは否めないと思います。道義的に問題である、砺波市が地元業者を育成するためといって指名業者を市内業者に限定をするのであれば、市長の息子が経営をする砺波工業は指名を辞退すべきではないか。北部小学校に続いて、連続して受注するというのは暴挙とも言えるのではないかといった声も聞かれております。
 学校耐震化などの大型事業について、引き受けることができる市内業者は限られるという現実を考えれば、これからも高値の落札が相次ぎ、税金を納める市民にとっては不利益となるようなことが容易に予想されるものであり、入札制度の見直しは不可欠であると考えます。
 この本会議において、議会に対し、そして市民の皆さんに対して、市長の考え方を明らかにしていただきたいものであります。法的に何ら問題はないとおっしゃるかもしれませんが、違法でなければそれでよいということではありません。市長、そして、とりわけこの砺波市の品格にかかわる問題でもあると考えます。
 さて、出町中学校の工事2件は、2月の入札では応札がなかったものであり、設計内容を一部見直し、市独自の裁量を1年前倒して廃止をするなどして、それぞれ2月の予定価格より1,715万円、あるいは、271万円増額をして、5月2日、再入札が行われたものであります。条件つき一般競争入札で、参加資格について市内業者と準市内業者、または市内業者と南砺市の業者の組み合わせの共同企業体の参加を認めることに広げましたが、市外業者を入れた入札はなく、また応じた共同企業体はそれぞれ2つのみでありました。結果だけを見れば、2月の時点からの変更について、業者の言いなりに価格をつり上げたのではないかとも受けとられかねないものであります。
 また、関連をして、砺波市との災害時応援協定について、砺波市建設業協会を窓口として個別の締結は行わないことによって、結果としては、協会に加盟していない業者が排除をされ、このことが談合の温床ともなりかねないのではないかということも指摘をされているようであります。
 地元業者の育成、あるいは、地域経済の活性化と常々言われるところでありますが、現状の仕組みが本当に地元業者の育成などにつながるのか。受注業者だけが利益を得て、市民が不利益をこうむるような構造となっているのではないでしょうか。
 2月の時点で応札者がいない、この条件ではできませんということであれば、指名範囲を拡大すべきではなかったでしょうか。恐らく、2月の時点の条件でも引き受ける業者はあったはずであります。8億の工事で仮に95%での落札としても4,000万円。この4,000万円を、例えば、私どもが以前から主張している住宅リフォーム助成などの形で市民やあるいは地元業者に還元をしていくというほうが有益ではないか。また、受注者が市内業者であろうが、市外の業者であろうが、下請けも含めて適正な条件を確保させていくために公契約条例、あるいは、適正な工事が行われるような管理体制なども必要となるでしょう。
 るる述べてまいりましたけれども、第1に、今回の入札についてどのように考えているのか。第2に、今後入札制度について見直すつもりがあるのか。そして、第3に、市長は恥ずべき親子契約についてどのように考えているのか。以上、3点について、市民の皆さんにもわかりやすい答弁を求めるものであります。
 以上です。

◯議長(稲垣 修君) 答弁を求めます。
 副市長 柴田敏秋君。
  〔副市長 柴田敏秋君 登壇〕

◯副市長(柴田敏秋君) 多田議員の議案第33号 工事請負契約の締結についての3つの御質問にお答えをいたします。
 まず、1点目の、今回の入札についてどのように考えているのかとの御質問でございます。今回の入札につきましては、当初の入札に応札がなかったため、設計書等の見直しを行い、新たな入札として入札を実施したものでありますが、応札があるかどうか大変心配をいたしておりました。結果は、幸いにも今回は応札があり、落札された。このように考えております。
 なお、砺波市発注の公共事業につきましては、市内業者の育成や地域経済の活性化、地域雇用の確保などの観点から、これまで、県内の各市町村と同様に、市内業者を優先して発注することに努めてきたところでございます。今回の入札におきましても、この方針により、当初は市内業者であることを条件とする入札を行ったところであります。
 しかしながら、設計数量が明示されている金抜き設計書の提示がなかったことや、震災による原材料費高騰の懸念、あるいは、最近の公共事業発注量の減少などによる固定費割合の増大など、さまざまな理由により、受注側の積算額が市の予定価格を上回り、応札がなかったものと考えております。
 そこで、今回は設計等の見直しを行い、金抜き設計書を提示するとともに、営業所の所在地条件を南砺市にまで広げ、新たな入札を実施したところであります。また、新年度からは、従来から国のほうから是正を求められておりました予定価格などの算定の際の市独自の裁量を廃止することとし、県などと同様の取り扱いといたしております。
 なお、落札率が高いとの御指摘ですが、予定価格が事前公表されている本件のような場合には、予定価格を超える額での入札ができないことになっているなどから、応札しなかった共同企業体は、予定価格よりも高い積算額となったものというふうに思われます。
 次に、今後、入札制度について見直すつもりはあるのかとの御質問でございます。市では、入札制度について、一般競争入札の積極的導入や総合評価制度の試行など、従来から入札制度の改革を行ってきているところであります。今後の入札におきましても、市内業者優先の方針は変わりませんが、規模的にも技術的にも市内業者のみで行うことが困難な事案につきましては、これまでも市内業者にこだわらない入札を行っておりまして、今後さらに、このような点に意を用いてまいりたいというふうに考えております。
 また、そのほかの点も含め、入札制度につきましては、国、県の指導や動向を勘案しながら、逐次見直しを行ってきたところでありまして、今後とも、より適正な制度となるよう努力してまいりたいというふうに考えております。
 最後に、市長の親子契約についてどのように考えているのかとの御質問でございます。まず最初に、今回の契約は2つの法人によって構成された共同企業体と地方自治法上の法人である砺波市との法人と法人の契約であり、個人と個人の契約ではない。このことを、まずしっかりと御理解願いたいと思います。
 また、地方自治法では、市町村の長や議員などは、当該市町村に対し、個人の場合は請負をする本人やその支配人、法人の場合は当該市町村に対する請負が業務の主要部分を占める法人の取締役、監査役や支配人などになることができないと、兼業の禁止を規定いたしておりますが、この点につきましても該当するものではなく、問題がないものであります。市の入札につきましては、市の入札に参加資格があり、入札の条件等を満たす企業であれば、どの企業にも公平に応札の機会が与えられており、公正に執行いたしているところでございます。
 以上でございます。

               議案の常任委員会付託

◯議長(稲垣 修君) ただいま議題となっております議案第32号から議案第34号まで、平成24年度砺波市一般会計補正予算(第1号)外2件について及び報告第2号 専決処分の承認を求めることについては、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託をいたします。
 この際、暫時休憩いたします。

 午後 2時54分 休憩

 午後 4時52分 再開

◯議長(稲垣 修君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 本日の会議時間は、議事の都合により、会議終了まで延長いたします。

             (各常任委員会の審査報告)

◯議長(稲垣 修君) これより、付託いたしました案件について、所管の各委員長の審査結果の報告を求めます。
 民生病院常任委員長 今藤久之君。
  〔民生病院常任委員長 今藤久之君 登壇〕

◯民生病院常任委員長(今藤久之君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今、第1回臨時会におきまして、当委員会に付託されました議案1件について審査するため、本日、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本臨時会において、民生病院常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第34号 富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更について、以上、議案1件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、審査の概要について申し上げます。
 議案第34号 富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更につきましては、富山県後期高齢者医療広域連合の共通経費は、住民基本台帳及び外国人登録原票に基づく人口の割合により負担すべき額を算定しているが、住民基本台帳法の一部を改正する法律及び出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する等の法律の施行に伴い、外国人登録法が廃止され、特別永住者等の一定要件に適合する外国人は、住民基本台帳に登録することになったことから、共通経費は住民基本台帳に基づく人口の割合によって算定することとし、この規約によって所要の変更を行うものであります。
 なお、施行期日は改正入管法及び住民基本台帳法が本年7月9日に施行されることに伴い、本年同日から施行するものであります。また、変更した規定の適用は、平成25年度以降の関係市町村負担金について適用されるとのことでありました。
 以上、審査の結果とその概要の一端を申し上げ、まことに簡単ではありますが、民生病院常任委員会の御報告といたします。

◯議長(稲垣 修君) 総務文教常任委員長 村岡修一君。
  〔総務文教常任委員長 村岡修一君 登壇〕

◯総務文教常任委員長(村岡修一君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今、第1回臨時会におきまして、当委員会に付託されました議案2件及び報告1件について審査するため、本日、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本臨時会において、総務文教常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第32号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第1号)、議案第33号 工事請負契約の締結について、報告第2号 専決処分の承認を求めることについて、以上、議案2件及び報告1件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、原案のとおり可決、または承認することに決したのであります。
 ここで、審査の概要について申し上げます。
 まず、議案第32号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第1号)につきましては、4月3日に発生した暴風により、被害を受けた市内、庄下保育所、小学校7校、中学校3校、太田幼稚園、庄川若者の館、出町ふれあいセンター、かいにょ苑、増山城跡、庄川民芸館、旧中島家及び地域体育館7館等の修理、復旧に要する経費2,040万円の補正を行うとのことでありました。
 次に、議案第33号 工事請負契約の締結につきましては、平成23年度から26年度までの4カ年の継続費を計上し、実施しております、出町中学校耐震改修事業に係る工事のうち、校舎東棟・北棟改築工事(建築主体工事)を行うものであります。
 これに係る契約内容につきましては、契約金額9億930万円で、砺波・鷹栖出町中学校耐震改修事業・校舎東棟・北棟改築工事(建築主体工事)共同企業体と工事請負契約の締結を行おうとするものであります。
 以上、工事請負契約の締結に関しましては、適切なものとして認めたものでありますが、今後、入札のあり方については、本日の委員会での協議内容を十分に踏まえ、対応されるよう強く申し上げるものであります。また、市民に対しても、今後の入札への信頼回復と子どもたちのため一日も早く学校建設の工事に着工されるよう、配慮をしていただきたいと思うものであります。
 また、報告第2号 専決処分の承認を求めることにつきましても、やむを得ないものとして認めたものであります。
 以上、審査の結果とその概要の一端を申し上げ、まことに簡単ではありますが、総務文教常任委員会の御報告といたします。

◯議長(稲垣 修君) 以上をもって、所管の各委員長の審査結果の報告を終わります。

                 (質  疑)

◯議長(稲垣 修君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(稲垣 修君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(稲垣 修君) これより、議案第32号から議案第34号まで、平成24年度砺波市一般会計補正予算(第1号)外2件について及び報告第2号 専決処分の承認を求めることについてを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は原案のとおり可決または承認であります。以上の案件は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(稲垣 修君) 起立全員であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決または承認されました。
  〔副議長 飯田修平君 退場〕

                (副議長の辞職)

◯議長(稲垣 修君) 次に、ただいま、副議長飯田修平君から、副議長の辞職願が提出されました。
 お諮りいたします。この際、副議長辞職の件を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 副議長辞職の件を議題といたします。
 まず、辞職願を朗読させます。

◯議会事務局長(神島英弘君)
                 辞 職 願
 このたび、一身上の都合により、副議長を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。
  平成24年5月15日
                   砺波市議会副議長 飯田修平
 砺波市議会議長 稲垣 修殿

◯議長(稲垣 修君) お諮りいたします。飯田修平君の副議長の辞職を許可することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、飯田修平君の副議長の辞職を許可することに決しました。
  〔15番 飯田修平君 入場〕

                (副議長の選挙)

◯議長(稲垣 修君) ただいま、副議長が欠員となりました。
 お諮りいたします。この際、副議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、この際、副議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行います。
 選挙は投票により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、投票により行うことに決しました。
 議場の閉鎖を命じます。

                 (議場閉鎖)

◯議長(稲垣 修君) ただいまの出席議員は20名であります。
 お諮りいたします。会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に、1番 多田裕計君、2番 川辺一彦君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、開票立会人は、1番 多田裕計君、2番 川辺一彦君といたします。
 投票用紙を配付させます。

                (投票用紙の配付)

◯議長(稲垣 修君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。

                (投票箱の点検)

◯議長(稲垣 修君) 異状なしと認めます。
 ただいまから投票を行いますが、念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。
 投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、事務局長の点呼に応じて、順次投票を願います。
 点呼を命じます。

◯議会事務局長(神島英弘君) それでは、順にお名前を申し上げますので、登壇の上、投票をお願いいたします。投票用紙に副議長被選挙人の氏名を御記入の上、準備をお願いいたします。
  1番 多田裕計議員、  2番 川辺一彦議員、  3番 山本善郎議員、
  4番 島崎清孝議員、  5番 川岸 勇議員、  6番 大楠匡子議員、
  7番 今藤久之議員、  8番 村岡修一議員、  9番 岡本晃一議員、
 13番 井上五三男議員、14番 嶋村信之議員、 15番 飯田修平議員、
 16番 山田幸夫議員、 17番 林 忠男議員、 18番 江守俊光議員、
 19番 堀田信一議員、 20番 山森文夫議員、 21番 前田喜代志議員、
 22番 池田守正議員、 12番 稲垣 修議員。
 以上であります。

◯議長(稲垣 修君) 投票漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
 開票を行います。1番 多田裕計君、2番 川辺一彦君、開票の立ち会いを願います。

                 (開  票)

◯議長(稲垣 修君) 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数   20票
  有効投票   18票
  無効投票    2票
 有効投票中
  岡本晃一君  18票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は5票であります。よって、岡本晃一君が副議長に当選となりました。
 議場の閉鎖を解きます。

                 (議場開鎖)

◯議長(稲垣 修君) ただいま副議長に当選されました岡本晃一君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。
 それでは、副議長に当選されました岡本晃一君からごあいさつがあります。
  〔副議長 岡本晃一君 登壇〕

◯副議長(岡本晃一君) ただいまは、副議長に選任いただき、大変ありがとうございます。身の引き締まる思いをしております。
 もとより浅学非才でございますが、議長の補佐役として頑張ってまいりたいと思っております。つきましては、当局並びに議員各位の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、就任のごあいさつといたします。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)

◯議長(稲垣 修君) この際、暫時休憩いたします。
  〔議長 稲垣 修君 退場〕

 午後 5時15分 休憩

 午後 5時17分 再開

  〔副議長 岡本晃一君 登壇〕

◯副議長(岡本晃一君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

                 (議長の辞職)

◯副議長(岡本晃一君) ただいま、議長、稲垣 修君から、議長の辞職願が提出されました。
 お諮りいたします。この際、議長辞職の件を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯副議長(岡本晃一君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 議長辞職の件を議題といたします。
 まず、辞職願を朗読させます。

◯議会事務局長(神島英弘君)
                 辞 職 願
 このたび、一身上の都合により、議長を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。
  平成24年5月15日
                   砺波市議会議長 稲垣 修
 砺波市議会副議長 岡本晃一 殿
 以上でございます。

◯副議長(岡本晃一君) お諮りいたします。稲垣 修君の議長の辞職を許可することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯副議長(岡本晃一君) 御異議なしと認めます。よって、稲垣 修君の議長の辞職を許可することに決しました。
  〔12番 稲垣 修君 入場〕

◯副議長(岡本晃一君) ただいま、稲垣 修君から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
 稲垣 修君。
  〔12番 稲垣 修君 登壇〕

◯12番(稲垣 修君) それでは、議長退任に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 議長在任中は、議員各位、そして、上田市長を初め当局の皆様の温かい御支援を賜りましたことを、この場をかりまして、厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
 1年間を振り返りますと、本当に多忙な日々であったなというのが正直な気持ちでございます。1年間でありましたけれども、全国市議会議長会の関連の会合等々、また、全国散居村サミット、そして、全国フラワー交流協議会の交流イベント等々、本当に数多くのすばらしい経験をさせていただきました。本当にありがとうございます。
 本当にすばらしい勉強の1年間だったというふうに振り返っております。今後は、一議員に戻りまして、さらなる砺波市の発展に向けた、課題も山積いたしております。これからも砺波市発展のために、微力でございますけれども、取り組んでいきたいというふうに思っております。
 どうか今後とも、引き続き御指導賜りますように、高い席からでございますけれども、お願いを申し上げる次第でございます。御礼と感謝を申し上げ退任のごあいさつとさせていただきます。まことにありがとうございました。(拍手)

                 (議長の選挙)

◯副議長(岡本晃一君) ただいま、議長が欠員となりました。
 お諮りいたします。この際、議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯副議長(岡本晃一君) 御異議なしと認めます。よって、この際、議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行います。
 選挙は投票により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯副議長(岡本晃一君) 御異議なしと認めます。よって、投票により行うことに決しました。
 議場の閉鎖を命じます。

                 (議場閉鎖)

◯副議長(岡本晃一君) ただいまの出席議員は20名であります。
 お諮りいたします。会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に、3番 山本善郎君、4番 島崎清孝君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯副議長(岡本晃一君) 御異議なしと認めます。よって、開票立会人は、3番 山本善郎君、4番 島崎清孝君といたします。
 投票用紙を配付させます。

                (投票用紙の配付)

◯副議長(岡本晃一君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯副議長(岡本晃一君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。

                (投票箱の点検)

◯副議長(岡本晃一君) 異状なしと認めます。
 ただいまから投票を行いますが、念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。
 投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、事務局長の点呼に応じて順次投票を願います。
 点呼を命じます。

◯議会事務局長(神島英弘君) それでは、順にお名前を申し上げますので、登壇の上、投票をお願いいたします。投票用紙に議長被選挙人の氏名を御記入の上、準備をお願いいたします。
  1番 多田裕計議員、  2番 川辺一彦議員、  3番 山本善郎議員、
  4番 島崎清孝議員、  5番 川岸 勇議員、  6番 大楠匡子議員、
  7番 今藤久之議員、  8番 村岡修一議員、 12番 稲垣 修議員、
 13番 井上五三男議員、14番 嶋村信之議員、 15番 飯田修平議員、
 16番 山田幸夫議員、 17番 林 忠男議員、 18番 江守俊光議員、
 19番 堀田信一議員、 20番 山森文夫議員、 21番 前田喜代志議員、
 22番 池田守正議員、  9番 岡本晃一議員。
 以上でございます。

◯副議長(岡本晃一君) 投票漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯副議長(岡本晃一君) 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
 開票を行います。3番 山本善郎君、4番 島崎清孝君、開票の立ち会いをお願いします。

                 (開  票)

◯副議長(岡本晃一君) 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数   20票
  有効投票   18票
  無効投票    2票
 有効投票中
  飯田修平君  18票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は5票であります。よって、飯田修平君が議長に当選となりました。
 議場の閉鎖を解きます。

                 (議場開鎖)

◯副議長(岡本晃一君) ただいま議長に当選されました飯田修平君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。
 それでは、議長に当選されました飯田修平君からごあいさつがあります。
  〔議長 飯田修平君 登壇〕

◯議長(飯田修平君) 一言、ごあいさつを申し上げます。
 ただいまは、多くの議員の皆様から御推挙をいただきまして、図らずも議長に就任をさせていただきました。まことにありがとうございました。
 大変、光栄に存じておりますが、同時に責任の重さを痛切に感じているところでございます。もとより浅学非才でございまして、皆様方の御協力、御指導を賜りまして、すばらしい砺波市、夢のある砺波市のために職責を全うしたいというふうに考えているところでございます。
 どうか皆様方の力強い御指導、それから御協力を賜りますことを切にお願いを申し上げまして、大変、措辞ではございますが、議長就任のごあいさつとさせていただきます。本日は本当にありがとうございました。(拍手)

◯副議長(岡本晃一君) この際、暫時休憩いたします。

 午後 5時35分 休憩

 午後 5時45分 再開

◯議長(飯田修平君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                  日程第4
             常任委員会委員の選任について

◯議長(飯田修平君) 日程第4 常任委員会委員の選任についてを議題といたします。
 お諮りいたします。常任委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。
 それでは、総務文教常任委員会委員に、
  2番  川 辺 一 彦  君
  4番  島 崎 清 孝  君
  7番  今 藤 久 之  君
 14番  嶋 村 信 之  君
 15番  飯 田 修 平
 16番  山 田 幸 夫  君
 20番  山 森 文 夫  君 以上7名を、
民生病院常任委員会委員に、
  1番  多 田 裕 計  君
  5番  川 岸   勇  君
  8番  村 岡 修 一  君
  9番  岡 本 晃 一  君
 12番  稲 垣   修  君
 18番  江 守 俊 光  君
 21番  前 田 喜代志  君 以上7名を、
産業建設常任委員会委員に、
  3番  山 本 善 郎  君
  6番  大 楠 匡 子  君
 13番  井 上 五三男  君
 17番  林   忠 男  君
 19番  堀 田 信 一  君
 22番  池 田 守 正  君 以上6名を、
それぞれ指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました以上の諸君をそれぞれの常任委員会委員に選任することに決しました。

                  日程第5
            議会運営委員会委員の選任について

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第5 議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。
 お諮りいたします。議会運営委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、
 13番  井 上 五三男  君
 17番  林   忠 男  君
 18番  江 守 俊 光  君
 19番  堀 田 信 一  君
 20番  山 森 文 夫  君
 22番  池 田 守 正  君 以上6名を
指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました以上の諸君を議会運営委員会委員に選任することに決しました。

          (特別委員会委員の辞任・選任について)

◯議長(飯田修平君) 次に、ただいま20番 山森文夫君外1名の諸君から、特別委員会委員を辞任したい旨の願い出がありました。
 お手元に配付いたしてあります特別委員会委員辞任申出一覧表のとおりであります。
 お諮りいたします。この際、特別委員会委員の辞任についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、この際、特別委員会委員の辞任についてを日程に追加し、議題といたします。
 お諮りいたします。お手元に配付いたしてあります特別委員会委員辞任申出一覧表のとおり、特別委員会委員の辞任を許可することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、特別委員会委員の辞任を許可することに決しました。
 次に、お諮りいたします。
 特別委員会委員の辞任に伴う新たな委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、お手元に配付いたしてあります特別委員会委員選任一覧表のとおり、それぞれ指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま配付のとおり指名いたしました諸君を、それぞれ特別委員会委員に選任することに決しました。

                  日程第6
              特別委員会の設置について

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第6 特別委員会の設置についてを議題といたします。
 今回、新たに行政改革を追加した、行政改革・公共交通対策特別委員会を設置することについて、お諮りいたします。
 行政改革の推進、在来線等及び市営バス等の公共交通対策について調査するため、6名の委員をもって構成する行政改革・公共交通対策特別委員会を設置して、その終了まで閉会中も継続して調査することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、6名の委員をもって構成する行政改革・公共交通対策特別委員会を設置し、行政改革の推進、在来線等及び市営バス等の公共交通対策についての調査を、その終了まで、閉会中も継続して実施することに決定いたしました。
 お諮りいたします。ただいま設置されました行政改革・公共交通対策特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、
  3番 山 本 善 郎  君
  9番 岡 本 晃 一  君
 14番 嶋 村 信 之  君
 15番 飯 田 修 平
 19番 堀 田 信 一  君
 20番 山 森 文 夫  君を
指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました6名の諸君を行政改革・公共交通対策特別委員会委員に選任することに決定いたしました。
 この際、各常任委員会、議会運営委員会及び各特別委員会を開催し、正・副委員長を互選するため、暫時休憩いたします。

 午後 5時52分 休憩

 午後 6時26分 再開

◯議長(飯田修平君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 (議会運営委員会、各常任委員会及び各特別委員会の正・副委員長の互選結果報告)

◯議長(飯田修平君) この際、報告事項を申し上げます。
 各特別委員会から、それぞれの委員会において、委員長及び副委員長の辞職を許可した旨の報告がありました。
 また、議会運営委員会、各常任委員会及び各特別委員会から委員長及び副委員長の当選者の報告がありましたので、御報告申し上げます。
 議会運営委員長に       江 守 俊 光 君
 副委員長に          山 森 文 夫 君
 総務文教常任委員長に     今 藤 久 之 君
 副委員長に          島 崎 清 孝 君
 民生病院常任委員長に     村 岡 修 一 君
 副委員長に          川 岸   勇 君
 産業建設常任委員長に     井 上 五三男 君
 副委員長に          山 本 善 郎 君
 企業誘致・地域振興
     対策特別委員長に   稲 垣   修 君
 副委員長に          川 岸   勇 君
 環境・防災対策特別委員長に  川 辺 一 彦 君
 副委員長に          井 上 五三男 君
 行政改革・公共交通
     対策特別委員長に   山 森 文 夫 君
 副委員長に          山 本 善 郎 君
 広報編集特別委員長に     島 崎 清 孝 君
 副委員長に          大 楠 匡 子 君が、
それぞれ当選されました。

               (監査委員の選任)

◯議長(飯田修平君) 次に、お諮りいたします。
 ただいま市長から、議案第35号 砺波市監査委員の選任についてが提出されました。
  〔12番 稲垣 修君 退場〕

◯議長(飯田修平君) お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、議案第35号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

               (提案理由の説明)

◯議長(飯田修平君) 本案について提案理由の説明を求めます。
 市長 上田信雅君。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) ただいま追加提案いたしました議案第35号 砺波市監査委員の選任についてを御説明申し上げます。
 議員のうちから選任されておりました山田幸夫氏から平成24年5月14日付で辞職願が提出されましたので、これを承認し、後任の砺波市監査委員に稲垣 修氏を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。何とぞ慎重に御審議をいただき、御同意賜りますようお願いを申し上げます。

◯議長(飯田修平君) お諮りいたします。本案については事情を十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、この際、直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)

◯議長(飯田修平君) これより議案第35号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第35号 砺波市監査委員の選任については、本案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、議案第35号 砺波市監査委員の選任については、本案に同意することに決しました。
  〔12番 稲垣 修君 入場〕

                  日程第7
         砺波広域圏事務組合議会議員の補欠選挙について

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第7 砺波広域圏事務組合議会議員の補欠選挙についてを議題といたします。
 これより、砺波広域圏事務組合議会議員の補欠選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法は議長において指名することに決しました。
 砺波広域圏事務組合議会議員に、
     私 飯 田 修 平 を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました、私、飯田修平を、砺波広域圏事務組合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました、私、飯田修平を砺波広域圏事務組合議会議員の当選人とすることに決しました。

                  日程第8
               議員の派遣について

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第8 議員の派遣についてを議題といたします。
 地方自治法第100条第13項及び会議規則第160条の規定により派遣する議員については、お手元にお配りいたしました議員の派遣についてのとおりであります。
 お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第160条の規定により、お手元の配付文書のとおり議員を派遣することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、議員の派遣についての配付文書のとおり議員を派遣することに決しました。
 以上で、本臨時会に付議されました全案件を議了いたしました。

                閉会のあいさつ

◯議長(飯田修平君) 市長からごあいさつがございます。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 本日の臨時会の閉会に当たりまして、お礼のあいさつを申し上げたいと思います。
 平成24年度も1カ月余りが経過いたしまして、市政を運営する上で必要となってまいりました諸案件につきまして、それぞれ可決、承認をいただきましてまことにありがとうございました。この4月からは砺波市総合計画後期計画がスタートいたしました。市民、市議会と市とが一体となりまして取り組む「人が輝く活力あふれる砺波」を目指し、私も全力を傾注する所存でございます。議員各位におかれましては、今後とも、御指導と御支援を賜りますようにお願いを申し上げます。
 さて、議会組織が円満にそれぞれ選出されました。当選されました飯田議長さん、岡本副議長さんの御就任を心からお祝いを申し上げます。なお、退任されました稲垣議長さん、飯田副議長さんには市政発展に御尽力をいただきました。この場をかりまして心から感謝を申し上げる次第でございます。
 以上、閉会に当たりましての私からのごあいさつといたしたいと思います。大変、本日はありがとうございました。

               閉 会 の 宣 告

◯議長(飯田修平君) これをもちまして、平成24年第1回砺波市議会臨時会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 6時34分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

平成    年    月    日

   議  長   飯 田 修 平

   署名議員   前 田 喜代志

   署名議員   池 田 守 正

   署名議員   多 田 裕 計



平成24年第1回 本会議 臨時会(第1号) 議事日程・名簿

       平成24年第1回砺波市議会臨時会会議録

1.議事日程
   第1 会議録署名議員の指名
   第2 会期の決定について
   第3 議案第32号から議案第34号まで、平成24年度砺波市一般会計補正予
      算(第1号)外2件について、並びに報告第2号 専決処分の承認を求め
      ることについて、及び報告第3号 専決処分の報告について
      (提案理由説明、質疑、委員会付託、委員長報告、質疑、討論、採決)
   第4 常任委員会委員の選任について
   第5 議会運営委員会委員の選任について
   第6 特別委員会の設置について
   第7 砺波広域圏事務組合議会議員の補欠選挙について
   第8 議員の派遣について

1.本日の会議に付した事件
   日程第1 会議録署名議員の指名
   日程第2 会期の決定について
   日程第3 議案第32号から議案第34号まで、平成24年度砺波市一般会計補
        正予算(第1号)外2件について、並びに報告第2号 専決処分の承
        認を求めることについて、及び報告第3号 専決処分の報告について
        (提案理由説明、質疑、委員会付託、委員長報告、質疑、討論、採決)
   追加日程 副議長辞職の件
   追加日程 副議長の選挙
   追加日程 議長辞職の件
   追加日程 議長の選挙
   日程第4 常任委員会委員の選任について
   日程第5 議会運営委員会委員の選任について
   追加日程 特別委員会委員の辞任・選任
   日程第6 特別委員会の設置について
   追加日程 議案第35号 砺波市監査委員の選任について
   日程第7 砺波広域圏事務組合議会議員の補欠選挙について
   日程第8 議員の派遣について

1.開議及び閉議の日時
   5月15日  午後 2時01分  開議
   5月15日  午後 6時34分  閉議

1.出席議員(20名)
   1番 多 田 裕 計 君     2番 川 辺 一 彦 君
   3番 山 本 善 郎 君     4番 島 崎 清 孝 君
   5番 川 岸   勇 君     6番 大 楠 匡 子 君
   7番 今 藤 久 之 君     8番 村 岡 修 一 君
   9番 岡 本 晃 一 君    10番  (欠  員)
  11番  (欠  員)      12番 稲 垣   修 君
  13番 井 上 五三男 君    14番 嶋 村 信 之 君
  15番 飯 田 修 平 君    16番 山 田 幸 夫 君
  17番 林   忠 男 君    18番 江 守 俊 光 君
  19番 堀 田 信 一 君    20番 山 森 文 夫 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長   上 田 信 雅 君    副市長    柴 田 敏 秋 君

 企画総務                福祉市民
 部  長   齊 藤 一 夫 君    部  長   川 原 國 昭 君

 商工農林                建設水道
 部  長   八 田 俊 伸 君    部  長   齊 藤 和 芳 君

 庄  川                会  計
 支所長    間 馬 秀 夫 君    管理者    黒 河 修 光 君

 企画総務部次長             企画総務部次長
 企画調整課長 浅 田 章 敬 君    総務課長   池 田 仁 吾 君

 企画総務部次長             福祉市民部次長
 財政課長   南 部 光 宏 君    社会福祉課長 松 本 義 信 君

 商工農林部次長             建設水道部次長
 商工観光課長 齋 藤 幸 二 君    土木課長   三 部 隆 雄 君

                     病  院
 病院長    伊 東 正太郎 君    事務局長   永 森 耕 治 君

 教  育
 委員長    河 西   求 君    教育長    舘   俊 博 君

 教育委員会
 事務局長   横 山 忠 司 君    監査委員   水 木 保 男 君

 監  査
 事務局長   北 村   篤 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                     議事調査
 事務局長   神 島 英 弘      課  長   有 澤 哲 郎

 主  幹   中 田   実



平成24年第1回 本会議 臨時会 目次

        平成24年第1回砺波市議会臨時会会議録目次

★5月15日
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  2
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  2
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  3
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  4
  議案第32号から議案第34号まで、並びに報告第2号及び報告第3号
   提案理由の説明 ………(上田市長)…………………………………………  4
   質 疑 ……………………………………………………………………………  7
   委員会付託 ……………………………………………………………………… 10
   各常任委員会の審査報告 ……………………………………………………… 11
   質 疑 …………………………………………………………………………… 13
   討 論 …………………………………………………………………………… 13
   採 決 …………………………………………………………………………… 13
  副議長選挙 ………………………………………………………………………… 14
  議長選挙 …………………………………………………………………………… 19
  常任委員会委員の選任 …………………………………………………………… 22
  議会運営委員会委員の選任 ……………………………………………………… 23
  特別委員会委員の辞任・選任 …………………………………………………… 23
  特別委員会の設置 ………………………………………………………………… 24
  議会運営委員会、各常任委員会及び各特別委員会の正・副委員長の互選結果
  報告 ………………………………………………………………………………… 25
  議案第35号
   提案理由の説明 ………(上田市長)………………………………………… 26
   採 決 …………………………………………………………………………… 27
  砺波広域圏事務組合議会議員の補欠選挙 ……………………………………… 27
  議員の派遣について ……………………………………………………………… 28
  閉会のあいさつ …………………………………………………………………… 29
  閉会の宣告 ………………………………………………………………………… 29



平成24年第1回 本会議 臨時会 議案一覧

         本臨時会に付議された議案等の件名

議案第32号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第1号)
議案第33号 工事請負契約の締結について
議案第34号 富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更について
報告第 2号 専決処分の承認を求めることについて
 専決処分第2号 砺波市税条例の一部改正について
報告第 3号 専決処分の報告について
 専決処分第3号 損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について
 専決処分第4号 損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について
副議長選挙について
議長選挙について
常任委員会委員の選任について
議会運営委員会委員の選任について
特別委員会委員の辞任・選任
特別委員会の設置について
議案第35号 砺波市監査委員の選任について
砺波広域圏事務組合議会議員の補欠選挙について
議員の派遣について



平成24年3月 本会議 定例会[ 請願審査結果 ]

            請 願 審 査 結 果

┌────┬─────────────┬───────────┬──────┐
│    │             │           │      │
│受理番号│   件    名    │  請願者の氏名   │ 審査結果 │
│    │             │           │      │
├────┼─────────────┼───────────┼──────┤
│    │公的年金の改悪に反対する意│全日本年金者組合   │      │
│ 2  │見書提出を求める請願   │砺波支部       │ 不採択  │
│    │             │ 支部長  石崎 和男│      │
├────┼─────────────┼───────────┼──────┤
│ 3  │B型肝炎・C型肝炎患者の救│すべての肝炎患者の救済│      │
│    │済に関する意見書採択の請願│を求める全国センター │ 継続審査 │
│    │             │ 代表   村田 光子│      │
│    │             │        外1名│      │
└────┴─────────────┴───────────┴──────┘



平成24年3月 本会議 定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時16分 開議

◯議長(稲垣 修君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく例月出納検査の結果報告について、お手元に配付のとおり提出がありましたので、御確認をお願いいたします。

                  日程第1
        議案第1号から議案第30号まで、及び報告第1号

◯議長(稲垣 修君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第1号から議案第30号まで、平成24年度砺波市一般会計予算外29件について及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。

             (各常任委員会の審査報告)

◯議長(稲垣 修君) 以上の案件につきましては、各委員会に付託してありますので、その審査結果について各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 岡本晃一君。
  〔産業建設常任委員長 岡本晃一君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(岡本晃一君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第1号 平成24年度砺波市一般会計予算(所管部分)外8件及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについてを審査するため、去る3月15日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第1号 平成24年度砺波市一般会計予算(所管部分)、議案第5号 平成24年度砺波市下水道事業特別会計予算、議案第6号 平成24年度砺波市水道事業会計予算、議案第7号 平成24年度砺波市工業用水道事業会計予算、議案第17号 砺波市営住宅管理条例の一部改正について、議案第21号 砺波市下水道条例の一部改正について、議案第24号 市道路線の認定及び廃止について、議案第25号 平成23年度砺波市一般会計補正予算(第6号)(所管部分)、議案第29号 平成23年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第3号)、報告第1号 専決処分の承認を求めることについて、以上、議案9件及び報告1件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり可決または承認することに決したのであります。
 ここで、今3月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、企業誘致についてただしたところ、東海となみ野会を初め商工会議所の会員企業の方々などと企業訪問及び意見交換会を実施し、企業誘致活動を行っているとのことでありました。
 次に、上中野配水場の資金計画についてただしたところ、平成24年度、25年度の2カ年間にわたる継続費を予算計上し、各年度ともに企業債及び過年度損益勘定留保資金を財源とするとのことでありました。
 次に、地域優良賃貸住宅(高齢者型)JAチューリップの郷の家賃減額補助金について、市外の入居者に対し市の税金で補助すること、また、入居の決定についてただしたところ、市外の人は入居時に砺波市に住民登録をしてもらっている。また、入居の決定については、窓口はJAであっても、最終の決定は砺波市が審査し、承認しているとのことでありました。
 次に、低所得者向け公営住宅調査費800万円についてただしたところ、東矢木団地改修に対する調査費で、大変老朽化していること、低所得者の方も入居していること、民間施設を建てた上で借り上げる場合など経費検討を行い、基本設計までを予算計上した。また、空き家の利用については、今後、検討していきたいとのことでありました。
 次に、空き家の実態調査についてただしたところ、市内全域を調査実施して305軒となった。所有者などに連絡がついたところの235軒にアンケート調査を行った。その内訳としては、そのまま持っている65軒、売却または貸す58軒、取り壊し18軒、不明37軒。合計178軒から回答を得たとのことでありました。
 次に、畜産環境改善モデル実証事業についてただしたところ、畜産業において臭気等の周辺環境への影響をより少なくする県のモデル事業を活用し、庄東地区の養豚事業者が豚舎2棟に細霧装置を設置するものであるとのことでありました。
 次に、となみブランド認定事業についてただしたところ、観光振興戦略室が担当し、観光振興戦略アクションプランの優先度の高い施策として特産品の開発と販路拡大が設定された。この施策を具体的に推進するため、砺波の特産品などのブランド認定制度を創設し、特産品等のPRと販路拡大に結びつけていきたいとのことでありました。
 次に、上水道事業の漏水調査の効果についてただしたところ、漏水調査実施により、有収率で平成22年度は81.22%、平成23年度は12月までで84.26%と3%以上アップしており、今後とも有収率の向上に努めていきたいとのことでありました。
 次に、景観条例について、30日以前に届け出をしなければならないことや、色の規制などについて、砺波市の成長の妨げや転入の足かせになるのではないか。市民に周知を図るべきであり、市民の意向も酌み取るべきでないかとただしたところ、散居の景観継承することに対して、マイナス面だけをとらえず、何が問題でどこが悪いのかを聞かせてもらいたい。市民に周知徹底を図り、規制についても今後もっと検討していきたいとのことでありました。
 次に、当委員会に関する市政一般に関する質疑・意見等では、農地利用の集積化について、中山間地域総合整備事業について、契約後倒産した市発注の工事について、中神土地区画整理事業についてなど、意見及び要望があったところであります。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、産業建設常任委員会の御報告といたします。

◯議長(稲垣 修君) 民生病院常任委員長 今藤久之君。
  〔民生病院常任委員長 今藤久之君 登壇〕

◯民生病院常任委員長(今藤久之君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第1号 平成24年度砺波市一般会計予算(所管部分)外12件について及び請願2件を審査するため、去る3月19日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、民生病院常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。付託案件は、議案第1号 平成24年度砺波市一般会計予算(所管部分)、議案第2号 平成24年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算、議案第3号 平成24年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計予算、議案第4号 平成24年度砺波市霊苑事業特別会計予算、議案第8号 平成24年度砺波市病院事業会計予算、議案第14号 砺波市国民健康保険税条例の一部改正について、議案第15号 砺波市地域包括支援センター条例の一部改正について、議案第16号 砺波市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部改正について、議案第25号 平成23年度砺波市一般会計補正予算(第6号)(所管部分)、議案第26号 平成23年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第27号 平成23年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)、議案第28号 平成23年度砺波市霊苑事業特別会計補正予算(第1号)、議案第30号 平成23年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)、受理番号2番「公的年金の改悪に反対する意見書提出を求める請願」、受理番号3番「B型肝炎・C型肝炎患者の救済に関する意見書採択の請願」、以上、議案13件及び請願2件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議をいたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 また、請願2件のうち、受理番号2番については不採択とすることに、また、受理番号3番については継続審査とすることに決したのであります。
 ここで、今3月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、高齢者入浴施設等利用券配布事業の実績と予算の積算根拠についてただしたところ、平成23年度においては対象者は6,440人であり、入浴券への引きかえ者は3,251人、9月末現在で引きかえ率が約50%程度であり、また、1人当たりの利用枚数は約2.6枚でありますが、年度末の利用率が約60%と見込まれることや、例年の利用率にあまり変化が見られないことなどの実績を見込んでの積算となっているとのことでありました。
 次に、予防接種事業、子宮頸がん予防ワクチンの接種率、対象年齢、事業目的についてただしたところ、第1回の接種率は85から90%となっている。現在は、基本的に中学校1年生から高校1年生が対象であるが、今年度中に接種を受けた方については高校2年生までを対象としている。また、妊娠の可能性が高まる前にヒトパピローマウイルスに対する抗体をつくる目的で行っているとのことでありました。関連して、接種回数と啓発方法についてただしたところ、ワクチンは学年で1度というのではなく、効果の上がるように、一定の間隔で3回接種することになっている。啓発については、市内4中学校において、PTA総会での説明やチラシの配布を行った。また、9月と12月に学校を通じ個別に通知を行うなどの啓発に努めたとのことでありました。
 次に、国民健康保険税の改定と収支見込みについてただしたところ、改定により6,600万円余の増収を見込んでいるが、それでも不足する1,850万円については基金を取り崩す予定である。平成24年、25年度の国保会計を賄うための必要最小限の改定である。平成26年度以降については、後期高齢者医療制度の変更が見込まれることから、平成26年度以降については改めて検討を考えているとのことでありました。さらに、国民健康保険証のカード化とその有効期限についてただしたところ、7月1日から個人カード化にする予定としており、今回の更新時については15カ月間の有効期限とし、それ以降については従前どおり、10月1日を更新日とする1年間の有効期限としたいとのことでありました。
 次に、平成24年度砺波市病院事業会計予算の収支予算の組み方と病院改革プランとの整合性についてただしたところ、病院改革プランは平成21年3月に策定をしたものであり、改革の視点の1つである経営の効率化については3年間で達成するというのが総務省の指導であった。その間に、診療報酬の改定やジェネリック薬品の採用等で経費の削減を図ったとのことで、そのため、計画と実績に乖離が生じているものである。また、現在の課題として、南棟の耐震化整備事業や高額医療機器の更新が新たに発生してきており、今後は病院改革プランと同時に作成をした中長期計画を見直し、経営目標としたいとのことでありました。
 次に、庄川健康プラザの利用状況と介護予防の検証についてただしたところ、本年2月末日現在でのプール利用者は1万5,685人で、機能訓練室等の利用者は7,700人、合計2万3,385人の利用があったところである。これは、昨年度対比96%となっている。
 初級ゆっくりコースの教室に人気があり、庄川地区以外の利用者が多く、全体の82%を占めている。力を注いでいる教室としては、2次予防を目的としたいきいき元気教室が挙げられるとのことでありました。検証については必要と考えている。現在、月に一度、関係機関で調整会議を行っているものであり、結果等については今後公表をしていきたいとのことでありました。
 次に、後期高齢者医療の富山県と市内の現状及び被保険者数や1人当たりの医療費についてただしたところ、県下では平成21年度において15万人の被保険者が24年度では16万1,000人となる見込みであり、3年間で1万1,000人増となる。医療給付費については、21年度が74万9,000円、24年度が82万4,000円となる見込みであり、1人当たりの医療給付費は7万5,000円の増となる見込みである。市内の被保険者医療費は、年間当たり120から130人の被保険者数の増加があり、実績として20年度では6,497人で71万5,565円、21年度では6,614人で72万5,546円、22年度では6,760人で75万3,770円となっているとのことでありました。
 次に、国民健康保険会計の医療費抑制策についてただしたところ、ジェネリック薬品使用に努力をしているところであり、平成22年度からジェネリック薬品希望カードを保険証の更新時に同封し、医療機関や薬局等へ提示していただくよう推進をしている。24年度に富山県国保連合会で、後発と先発薬品の差額通知を出すよう検討をいただいているところであり、さらには特定健診の受診率向上に努めているとのことでありました。
 次に、平成23年度に建設を計画していたグループホームの繰越明許理由についてただしたところ、当初は合併処理浄化槽での排水処理計画であったため、地元との協議が難航する中、農業集落排水へ接続をすることで調整が整い、現在建設が進んでいる。建物に関しては5月いっぱいで完成予定であり、事業開始は8月1日からの予定とのことでありました。
 次に、当委員会に関する市政一般に関する質疑・意見等では、東日本大震災の瓦れき処理受け入れについて、クリーンセンターとなみと最終処理場の延命施策について、病院機能評価について、砺波福祉会のショートステイについて、砺波総合病院における院外処方とクレジット支払いについてなどの意見及び要望があったところであります。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、民生病院常任委員会の御報告といたします。

◯議長(稲垣 修君) 総務文教常任委員長 村岡修一君。
  〔総務文教常任委員長 村岡修一君 登壇〕

◯総務文教常任委員長(村岡修一君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第1号 平成24年度砺波市一般会計予算(所管部分)外11件についてを審査するため、去る3月21日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、総務文教常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第1号 平成24年度砺波市一般会計予算(所管部分)、議案第9号 砺波市合併振興基金条例の制定について、議案第10号 砺波市暴力団排除条例の制定について、議案第11号 砺波市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について、議案第12号 砺波市特別職の職員で常勤のものの給与等に関する条例及び砺波市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部改正について、議案第13号 砺波市税条例の一部改正について、議案第18号 砺波市立図書館条例の一部改正について、議案第19号 砺波市立美術館条例の一部改正について、議案第20号 砺波市子育て支援医療費の助成に関する条例の一部改正について、議案第22号 砺波市消防団条例の一部改正について、議案第23号 雄神辺地に係る総合整備計画の変更について、議案第25号 平成23年度砺波市一般会計補正予算(第6号)(所管部分)、以上、議案12件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、今3月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、空き家の利活用方法についてただしたところ、空き家については基本的には所有者の個人財産であることから、所有者から譲渡や賃貸などについて申請があれば空き家情報バンクに登録をさせていただき、購入希望者や利活用希望者を募集する。なお、行政としては売買や賃借に関する仲介についてはできないとのことでありました。
 次に、電算システム予算の算定根拠とコストの削減方法及び新規電算システム導入の契約方法についてただしたところ、予算の算定根拠については、リース料や保守料、通信費などの積み上げにより予算計上している。また、コスト削減については、システムの仕様についてなるべく市独自の仕様を加えないことで削減を図っている。また、新規電算システムの導入に際しては仕様書を作成して提示し、事業者から仕様と価格の提示を受け、比較検討した上で事業者を決定しており、契約方法については見積もりによる随意契約としているとのことでありました。
 次に、小水力発電調査事業費の内訳についてただしたところ、小水力発電調査事業費の内訳については、導入可能性調査費として140万円、外部委員3名を含む研究会運営費として50万円、事務局費として33万円など予定しているとのことでありました。
 次に、子育て支援医療費の所得制限と子どものための手当ての所得制限についてただしたところ、子育て支援医療費の所得制限は現行の児童手当に準じた県の基準に基づいており、今後も県の動向を見ながら対応していきたい。
 また、所得制限の限度額を夫婦、子ども2人世帯の所得で比較すると、対象者は現行の児童手当で646万円以下であり、子どものための手当てでは736万円以下となるとのことでありました。
 次に、消防訓練塔の建設及び消防団員の出動費用弁償、防火水槽の設置についてただしたところ、消防訓練塔については砺波市は今まで仮設でやってきたが、小矢部市や南砺市には常設の訓練塔があり、今回建設することで署員の士気を高め、やる気、活気が出る有効な施設になるものと期待をしている。また、消防団員の出動費用弁償については、通常時は1回当たり1,300円で、団員595人の22回分であり、災害時は1回当たり1,500円で500名分を計上している。また、防火水槽の設置については、原則隔年で計画的に建設をしているとのことでありました。
 次に、消防団条例の年額報酬10%アップの改定内容と額の妥当性についてただしたところ、震災以降、消防団員の活動が重要視されており、今回の砺波市特別職報酬等審議会では、県内10市の消防団員の報酬額が調査され、その中でも、砺波地域消防組合の構成市である南砺市及び小矢部市との比較検討を行った。報酬額では南砺市が県内でも最高水準にあること、一方、砺波市は出動費用弁償の額が他市に比べ多いことなどを踏まえて、この両市の中間水準で設定したもので、総額規模で10%アップも適切と考えているとのことでありました。
 次に、暴力団条例第2条についてただしたところ、今回の条例は、社会から暴力団を排除する活動を総合的に推進するため、国、県の対応や指導を受けて、県内15自治体が共同歩調をとる内容となっている。条例の対象としては、関係法律に定める指定暴力団の組織や、暴力団員及び離脱後5年を経過しない者であり、市内にも数名がいると聞いている。今回の条例により、市民、事業者及び市の行政が連携して、それぞれの立場から、暴力団に利益を供与するような行為を行わないように努めるものである。なお、県条例により、学校などの特定施設の周辺には暴力団事務所の設置が禁止されるとのことでありました。
 次に、学校給食センターの施設工事費の内容について、また、市内の保育所、幼稚園及び小中学校の空調設備計画についてただしたところ、現在、学校給食センターでは4,730食を調理している。今後、庄川小学校分を集約すると最大で5,100食となるが、調理能力の計画内である。今回の施設工事費では、コンテナ乾燥消毒室の改修とコンテナの増設及び大型調理機器の増設等を計画しているとのことでありました。また、空調設備については、基本的には保育所、幼稚園を優先的に設置しており、小中学校については、今後、計画的に設置していきたいとのことでありました。
 次に、当委員会の市政一般に関する質疑・意見等では、出町中学校耐震改修事業の入札については、現時点で第3者機関からの検証結果が届いていないことから、当委員会として今後も継続して審査していくこととし、当局に対し、検証結果の報告を求めていくことを要請した。平成23年度の建設工事の入札件数及び発注額等について、行政改革における課の統廃合とスタッフ制の導入について、職員の人材育成及び研修制度について、災害地への職員派遣と原子力に対する知識の周知について、全国学力調査への参加と武道必修化に伴う安全指導についてなどの質問、意見及び要望があったところであります。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、総務文教常任委員会の御報告といたします。

◯議長(稲垣 修君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。

                 (質  疑)

◯議長(稲垣 修君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(稲垣 修君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 21番 前田喜代志君。
  〔21番 前田喜代志君 登壇〕

◯21番(前田喜代志君) それでは、議案第10号 砺波市暴力団排除条例の制定についてのうち、第10条について反対いたします。以下、その理由を申し上げます。
 議案第10号 砺波市暴力団排除条例の制定についての第10条は次のとおり規定しております。「市は、市の設置する学校において、生徒が暴力団の排除の重要性を認識するとともに、暴力団に加入せず、及び暴力団員等による犯罪の被害を受けないようにするための教育が必要に応じて行われるよう適切な措置を講ずるよう努めるものとする。」というふうにしております。
 もともと、憲法では法の下の平等ということが定められておりまして、人種、信条、あるいは、性別や社会的身分、または門地によって政治的、経済的、あるいは、社会的関係において、これを差別されないというふうにしているものですが、暴力団の中には奥さんもいるし、子どももおります。今、学年の進行とともに小学校、そして中学校へと進んでくる暴力団のお子さんも当然、中におられる場合もあります。そんなときに、いや、彼は暴力団の子だというようなことを学校側がそういうことを言ったり、あるいは地域の仲間の中でそういうことが話し合われたりして、これがいじめの原因になったり、あるいは、いじめられる側になったりということが当然起きてくる可能性は十分にあります。
 いじめというのは、仲間の中にのけものをつくってしまうということですね。実は般若中学校では、平成23年度、人権教育研究指定校になりました。教育全体を通して人権教育を推進していこうと。したがって、人権尊重の精神の涵養を目的とする教育活動をこの1年間取り組んできたわけですね。今、いじめはゼロです。こういうお互いの存在を尊重し、ともに高め合おうという、そういう大きな教育目標を持って生徒を育成していくと。お互いの存在を尊重し、ともに高め合おうとする生徒の育成。こういうことがほんとうに大事であって、クラスの中にだれかのけものをつくろうというようなことというのは決してあってはならないことなんですが、でも、実態として、仮に暴力団の子どもが自分たちのクラスに来るようなことがあれば、それはおのずとそういう方向に進んでいく場合のほうが多いでしょう。
 ですから、こういう中学校という学校現場で暴力団の排除について教育、指導していこうというようなことよりは、般若中学校のようにほんとうに人権の尊重を重んじて進んでいく教育のほうがいじめもゼロになって、ほんとうに砺波市のこれからの人間づくりに大いに役立つものではないかと、このように考えるわけです。
 今回、第10条、いや、どの項目もすべて県下統一なんだと、こうおっしゃっておられるわけですが、砺波市では子どもたちに携帯電話も持たせていない。そういう他の中学校などとも違っているし、暴力団から直接電話をかけて、どこそこへ行って幾ら幾ら、番号を押してお金を持ってこいというようなことをせびられる可能性というのは、携帯電話を持っておられるような中学校から見たらうんと少ないというようなこともあるでしょう。
 やっぱり、このようなのけものをつくるという教育より、人権を尊重していく教育、こういう方向にぜひお願いしたいと思う次第でございます。したがって、この第10条については反対をしたい。
 以上、理由を申し上げました。

◯議長(稲垣 修君) 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 心が躍る春であるはずなのに、今年の4月を考えれば、介護保険料と後期高齢者医療保険料が同時に見直され、残念なことにいずれも大幅に値上げという状況。さらに加えて、国民健康保険税も引き上げ、その一方では、年金の減額。まさに三重、四重の苦しみを市民に与えることは到底耐えられないものであります。
 巨大な企業と富裕層には優遇を続ける一方で、庶民に負担を押しつける構造を変えない限り、この悪循環はとまらないのであります。そうした中での、砺波市の平成24年度予算案ということで見たときに賛成できない部分がありますので、反対の討論をさせていただきます。
 税と社会保障の一体改革ということが言われておりますけれども、厚生労働省の解説を見ると極めて問題であります。国の社会保障に対する責任を放棄し、貧しい者同士の助け合いということに問題をすりかえるという極めてひどい中身。国が大変厳しいときに、せめて市が市民の暮らしを守るという立場で精いっぱい頑張らなければいけないものだと思っています。
 そうした意味で、まず、議案第1号 平成24年度砺波市一般会計予算について、子供医療費の無料化の対象拡大など積極的な面もありますけれども、例えば市の嘱託ホームヘルパーは補充せずに登録ヘルパーで対応をするであるとか、見守りが必要な人に対する緊急通報装置の貸与について利用者の負担を求めること。あるいは、障害者の更生訓練費については廃止をすることなど、砺波市の予算案の中身を見ても弱者に冷たい内容が含まれており、賛成をできないものであります。
 もちろん、必要なこと、いいこともありますので、積極面はよりよくなるように、例えば子ども医療費については中学校3年生まで通院も無料にするとか、所得制限については先ほどの委員長報告にもありましたが、さまざまな差異があるので、市民にとってせめて有利な方向に働くようにとか、さらなる努力を求めるものであります。
 次に、議案第2号 平成24年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算及び議案第14号 砺波市国民健康保険税条例の一部改正についてであります。
 国民健康保険税については、昨年まで毎年のように最高限度額の引き上げが続けられておったところでありますが、今限度額は77万円にまで及んでいます。そのことについて、中間所得層の負担を軽減するためだという説明がなされてきたわけでありますが、実際にはそのようなことには作用をしなかったということについて、政府も所得の低い層への負担増であることを認めた形となっているものであります。
 砺波市だけが国保会計が厳しいというのであればまだしも、全国どこでも厳しいということは、この制度そのものが根本的におかしいということであります。全国的に見れば、厳しい中で一般会計からの法定外の繰り入れも増額をするという流れの中で、砺波市においてはそういった対応を行おうとしないということが極めて残念であります。このままでは保険税は上がる一方だということでありまして、賛成しかねるものであります。
 次に、議案第3号 平成24年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計予算についてであります。
 今の政権は後期高齢者医療制度を廃止するという公約もどこへやら、世代間の公平などといってこの制度を弁護し続けるような対応であり、あきれるばかりであります。消費税の増税とセットで提出をするという新しい制度についても、75歳以上は別勘定、保険料が際限なく上がるという仕組みは変わらないと言われています。国だけがその責任を大きく後退をさせ、国民と地方自治体に肩がわりをさせるようなことは全く論外であり、そうした背景の上に立った今回の後期高齢者の予算には賛成をできないものであります。
 以上、反対の討論とします。

◯議長(稲垣 修君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(稲垣 修君) これより採決をいたします。
 まず、議案第1号から議案第3号まで及び議案第14号を採決いたします。
 お諮りをいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は原案のとおり可決であります。以上の案件は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(稲垣 修君) 起立多数であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第10号を採決いたします。
 お諮りをいたします。本案に対する委員長の報告は原案のとおり可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(稲垣 修君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第4号から議案第9号まで、議案第11号から議案第13号まで、議案第15号から議案第30号まで及び報告第1号を一括して採決をいたします。
 お諮りをいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は原案のとおり可決または承認であります。以上の案件は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(稲垣 修君) 起立全員であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決または承認されました。

                  日程第2
       公的年金の改悪に反対する意見書提出を求める請願外1件

◯議長(稲垣 修君) 次に、日程第2 公的年金の改悪に反対する意見書提出を求める請願外1件を議題といたします。
 請願に対する各委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告書のとおりであります。

                 (質  疑)

◯議長(稲垣 修君) これより、受理番号2番 「公的年金の改悪に反対する意見書提出を求める請願」について質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(稲垣 修君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 受理番号2番 「公的年金の改悪に反対する意見書提出を求める請願」について賛成の討論を行います。
 常任委員会では年金財政が逼迫をする中、段階的な減額は必要であるなどとしてこの請願を不採択とされたところでありますが、果たしてそういう視点で市議会はいいのかという問題であります。私は違うと思っています。
 委員会の意見として、現役世代の年金額確保につなげるためというのは、また別の問題であります。今、政府は税と社会保障の一体改革と言って、私たちの暮らしにかかわる多くのことを悪くしようとしています。とりわけ、物価スライド特例分の解消を口実に年金を2.5%引き下げようとすることは、年金生活者にとっては到底容認できないものであります。
 そもそも、この特例措置は2004年年金法に位置づけられ、物価指数の上昇により解消をすることとされたものであります。それが解消されないということは、歴代政府が非正規労働者を増やし、賃金を下げるデフレ経済を続けてきたためであります。その責任を棚上げにして、適法に受給をしている年金をもらい過ぎなどというのは到底許されない話であります。10年も続いていたものを、突然本来水準などということを持ち出し、あたかも不当に年金を多く受けとっているかのようなキャンペーンが張られることこそが異常であります。10年も前の法に位置づけられた措置について、あたかも借金でもあるかのように認めることこそおかしなことであります。民法の消滅時効に相当すると考えるほうが自然であります。
 また、物価スライドの基準とされる消費者物価指数は、税金や社会保険料等が考慮をされていないものであります。ちなみに、2011年、これはテレビが30.9%、電機冷蔵庫が25.9%などがこの指数を引き下げている大きな要因であり、到底、年金生活者の生活実態とは離れたものであります。年金生活者の生活の実態にこそ思いをはせ、道理のない特例水準の解消、2.5%削減を行わせないように、国に意見をすることが議会としての良心ではないのでありましょうか。
 どうかこの請願を採択いただけますようにお願いをし、討論とします。

◯議長(稲垣 修君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(稲垣 修君) これより、受理番号2番を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号2番 「公的年金の改悪に反対する意見書提出を求める請願」に対する委員長の報告は不採択であります。本請願は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(稲垣 修君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり不採択とすることに決しました。

                 (質  疑)

◯議長(稲垣 修君) 次に、受理番号3番 「B型肝炎・C型肝炎患者の救済に関する意見書採択の請願」について質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(稲垣 修君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 受理番号3 「B型肝炎・C型肝炎患者の救済に関する意見書採択の請願」について賛成の討論を行います。
 B型肝炎は予防接種が原因としか考えられない、治療費が月2万円もかかる、あるいは、全身の倦怠感や甲状腺機能異常などの副作用に苦しみ、働くことが困難であるなどの声が聞かれています。B型、C型ウイルス性肝炎の感染原因の大半は、輸血や血液製剤、集団予防接種での注射針、筒の連続使用によるものであります。
 1953年、世界保健機関は、消毒をせずに注射器を使い回すと肝炎ウイルスに感染することを指摘し、各国に注意を促していたところであります。国には国民の健康を守る義務があるのに、それを怠っていたということであります。B型肝炎も薬害C型肝炎も、その感染の発生責任と、拡大した責任は国にあることが司法の場においても明らかとされているところであります。
 推定350万人もいるとされる感染者、患者のうち、現行の法や訴訟和解によって救済対象となるのはわずか1%にすぎないとも言われています。例えば、注射器の使い回しによるウイルス感染で国に損害賠償を求め、全国15の地裁で進められているB型肝炎訴訟の原告は2月末現在で3,116人。札幌地裁で今月9日和解が成立をした30人を含め、個別の和解が成立したのはようやく210人であります。すべての肝炎患者の救済、補償や治療体制を速やかに確立することが必要であります。
 党派の立場の違いを超え、肝炎患者救済対策確立のために力を合わせるべきであります。調査研究をしている間にも、次々と患者が亡くなっていることは事実であります。
 どうかこの請願を採択いただけますようお願いをし、討論とします。

◯議長(稲垣 修君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(稲垣 修君) これより、受理番号3番を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号3番 「B型肝炎・C型肝炎患者の救済に関する意見書採択の請願」に対する委員長の報告は継続審査であります。本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(稲垣 修君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり継続審査とすることに決しました。

                  日程第3
               議員提出議案第1号

◯議長(稲垣 修君) 次に、日程第3 議員提出議案第1号 戸別所得補償制度の見直し等、農業政策の立て直しを求める意見書の提出についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(稲垣 修君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 19番 堀田信一君。
  〔19番 堀田信一君 登壇〕

◯19番(堀田信一君) 議員提出議案第1号 戸別所得補償制度の見直し等、農業政策の立て直しを求める意見書の提出について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。
 世界的な人口急増や開発途上国における生活水準の急激な向上に伴う世界的な食料争奪の時代は目前に迫っています。我が国の食料自給率は既に40%を切り、自給率向上に向けて国内の農地を最大限活用し、担い手が意欲を持って消費者の需要にこたえられるような食料の供給体制を整備することが強く求められています。
 民主党政権が行っている農業者戸別所得補償制度は、いまだ制度が固定化されず内容的には政策効果に乏しいばらまき政策であり、農地集積が進まないなど、多くの欠陥を抱えています。
 よって、政府におかれましては、早急に農業・農村の衰退を食いとめ、農業政策の立て直しを図っていくことを強く求めます。
 議員各位におかれましては本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

                 (質  疑)

◯議長(稲垣 修君) これより、質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(稲垣 修君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 議会として提出をする意見書でありますから、できれば全会一致で出したいと思う気持ちは全く一緒なのでありますが、大変残念なことに、今回提案をされている意見書の案文については賛成をしかねるものであり、議員提出議案第1号 戸別所得補償制度の見直し等、農業政策の立て直しを求める意見書について、反対の討論を行います。
 この意見書の文案、第1段落目、我が国の食料自給率が切迫した課題であるということについては全く異論はないものであります。ところが、第2段落目において、戸別所得補償制度はばらまき政策であり、何ら意味がないといったような批判をされているところでありますが、それは違うと考えます。生産費と価格の差を補てんするという意味においては一定の効果があることもまた事実であります。
 さて、この問題の本質は、今言われているTPPへの参加、あるいは農産物の自由化を前提にしているがゆえに、極めて不十分な制度にしかなっていかないという問題だというふうにとらえています。
 この議会でも、TPP交渉への参加を行わないようにという意見書等も採択をするなどしてきた経過を考えれば、今、農業問題について意見を上げるときにTPPの問題について言及されないことが極めて不自然ではないでしょうか。また、文章の中に国会の開かれた場でもない密室での自民、公明、民主の3党合意なるものは公には認められないものであり、こうした文言が政党の意見書ではなく、市議会としての意見書に出てくることは見識が問われるような問題ではないでしょうか。
 私たち日本共産党は、安心して農業に励めるようにするためには、価格保障と所得補償の抜本的な拡充こそが基本であると考えています。今、言われている平地で20から30ヘクタール、中山間地で10から20ヘクタール規模の経営体への構造改革を進めようとする戸別所得補償経営安定推進事業は、米生産者の9割以上に離農を迫るような問題であり、中止をすべきであります。法人経営であろうが集落営農であろうが、あるいは家族経営であろうが、多様な形態のすべての農家を支援するということこそが重要であります。そういう観点に立ち、この意見書の第2段落目から項目の1にかけては賛成をすることができないということであります。
 さて、項目の2については、確かに必要な土地改良等や用水の改修などが進まないなどの実際の声も寄せられています。もちろんそれは十分に手当てをする必要があることでありますが、いたずらに復活を求めるだけでは、また土木予算のみが大きく膨らんではおかしいことであり、あくまで現地の要求に配慮をして進めるということが大事であります。
 項目の3については、農地の規模拡大がすべてではないという理解のもとで考えていかなければならないと思っています。
 以上、部分的には同調できることも含まれているものの、例えば所得補償はヨーロッパでは当たり前の制度であったり、農地の規模拡大や集積だけでは大きな役割を果たしている家族農業を破壊するものにつながるものであり、全体としてこの意見書案には賛成をできないものであります。
 以上、反対討論とします。

◯議長(稲垣 修君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(稲垣 修君) これより、議員提出議案第1号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第1号 戸別所得補償制度の見直し等、農業政策の立て直しを求める意見書の提出については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(稲垣 修君) 起立多数であります。よって、議員提出議案第1号 戸別所得補償制度の見直し等、農業政策の立て直しを求める意見書の提出については原案のとおり可決されました。

                  日程第4
               議員提出議案第2号

◯議長(稲垣 修君) 次に、日程第4 議員提出議案第2号 年金制度抜本改革の全体像を早期に公表することを求める意見書の提出についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(稲垣 修君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 19番 堀田信一君。
  〔19番 堀田信一君 登壇〕

◯19番(堀田信一君) 議員提出議案第2号 年金制度抜本改革の全体像を早期に公表することを求める意見書の提出について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。
 政府は税と社会保障の一体改革に強い意欲を示していますが、肝心の年金制度の抜本改革については、全体像が明らかになっていません。政府、民主党は平成21年の衆議院選公約、マニフェストでありますが、年金一元化、月額7万円の最低保障年金の創設を掲げました。ところが、政権交代から2年6カ月が経過しても、依然として最低保障年金に必要な財源や、年金一元化に向けた具体的な制度設計は全く明らかになっていません。
 税と社会保障の一体改革というのであれば、消費税の増税案と年金制度の改革案は一体で議論されるべきであり、試算を公表せず全体像を明らかにしないままでは、国民、市民が消費税増税に納得しないことは言うまでもありません。
 よって、政府に対して、年金制度抜本改革の試算を早期に公表し、全体像を明らかにするよう強く求めるわけであります。
 議員各位におかれましては本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

                 (質  疑)

◯議長(稲垣 修君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(稲垣 修君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 議員提出議案第2 年金制度抜本改革の全体像を早期に公表することを求める意見書について、これまた残念ながら反対の討論をさせていただきます。
 表題だけを見ればおかしくないように見えなくもないのでありますが、この意見書の中身、消費税の増税と一体に年金改革を議論するということが極めて問題をはらんでいるということであります。仮に試算を公表したとすれば、年金の支給額が下がり、10%に引き上げようという今の消費税の増税がさらに膨らむことにもなるのではないでしょうか。
 一番の問題は、社会保障の財源を消費税増税に求めるという、この間の姿勢であります。これでは、社会保障を充実しようと思えば消費税を増税するしかなく、増税が嫌だったら社会保障が低い水準でも仕方がないという話になってしまいます。
 日本共産党は、社会保障を充実させる財源としては、まず何よりも八ツ場ダムなどの無駄を一掃すること。1.7兆円にも上る巨大企業や大資産家への減税のばらまきをやめること。最終的に国民みんなが負担し合うにしても、逆進性が高い消費税ではなく、応能負担の原則に立ち、累進課税の税制改正を行うこと。そういった立場に立たない限り、決して新たな財源は生まれません。国民の負担をこれ以上増やさずに社会保障を充実することなどできるわけはないのです。
 そうした意味で、消費税増税を前提としてしまうようなこの意見書案文には賛成をできないものであります。
 以上、反対の討論とします。

◯議長(稲垣 修君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(稲垣 修君) これより、議員提出議案第2号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第2号 年金制度抜本改革の全体像を早期に公表することを求める意見書の提出については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(稲垣 修君) 起立多数であります。よって、議員提出議案第2号 年金制度抜本改革の全体像を早期に公表することを求める意見書の提出については原案のとおり可決されました。

                  日程第5
         所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

◯議長(稲垣 修君) 次に、日程第5 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中継続審査の申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることとに決しました。

                 追加日程第6
                 議案第31号

◯議長(稲垣 修君) 次に、お諮りをいたします。
 本日、市長から、議案第31号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてが提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第6として議題といたしたいと思います。
 これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、議案第31号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

               (提案理由の説明)

◯議長(稲垣 修君) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 上田信雅君。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) ただいま追加提案いたしました、議案第31号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを御説明申し上げます。
 現人権擁護委員の石野重幸氏の任期が平成24年6月30日をもって満了となりますので、後任の人権擁護委員の候補者として小林紀子氏を推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議をいただき、御意見を賜りますようお願いを申し上げます。

◯議長(稲垣 修君) お諮りいたします。本案については事情を十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。
 これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)

◯議長(稲垣 修君) これより採決をいたします。
 お諮りいたします。議案第31号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、小林紀子氏を適任とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、議案第31号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては小林紀子氏を適任とすることに決しました。

◯議長(稲垣 修君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

                閉会のあいさつ

◯議長(稲垣 修君) 市長からごあいさつがあります。
 上田市長。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 砺波市議会3月定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 提案いたしました、平成24年度予算を初め当面必要となってまいりました諸案件につきまして、それぞれ可決、承認を賜り大変ありがとうございました。
 また、議会中に賜りました御意見並びに御指摘の事柄につきましては、十分に意を配して市政の運営に努めてまいりたいと思っておるところでございます。
 特に新年度予算の執行に当たりましては、市民本位を基本に、さらに効率的かつ効果的な執行に努めてまいりますので、議員各位のより一層の御理解を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。
 さて、平成24年度は砺波市総合計画後期計画がスタートする、いわば計画を実行に移す元年であります。計画に織り込みました砺波型、砺波らしさを生かした施策を着実に推進することによりまして、市民の皆さんとともに一歩ずつ前進し「人が輝く活力あふれる砺波」の実現を目指してまいります。
 今後とも、市民福祉の向上のため、誠心誠意努めてまいりますので、より一層の御指導、御協力を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。
 終わりになりましたが、議員各位並びに報道関係の皆様方に御礼を申し上げまして、閉会に当たりましてのごあいさつといたします。大変ありがとうございました。

               閉 会 の 宣 告

◯議長(稲垣 修君) これをもちまして、平成24年3月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 大変御苦労さまでございました。

 午後 3時37分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

平成    年    月    日

   議  長   稲 垣   修

   署名議員   飯 田 修 平

   署名議員   山 田 幸 夫

   署名議員   林   忠 男