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平成14年第4回臨時会 目次

     平成14年第4回砺波市議会臨時会会議録目次

★11月12日
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  3
  報告事項 ……………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定 …………………………………………………………………………  3
  議案第66号
  決算審査特別委員長報告 (梶谷委員長)………………………………………  4
  質疑・討論 …………………………………………………………………………  9
  採 決 (議案第66号) ………………………………………………………  9
  議案第71号及び議案第72号
  提案理由の説明 (安念市長) ………………………………………………… 10
  総務病院常任委員会及び決算審査特別委員会へ付託 ………………………… 12
  総務病院常任委員長報告 (堀田委員長) …………………………………… 12
  決算審査特別委員長報告 (梶谷委員長) …………………………………… 13
  質疑・討論 ………………………………………………………………………… 13
  採 決 (議案第71号及び議案第72号) ………………………………… 13
  閉会の宣告 ………………………………………………………………………… 14



平成14年第4回臨時会(第1号) 議事日程・名簿

     平成14年第4回砺波市議会臨時会会議録

1.議事日程
  第1 会議録署名議員の指名
  第2 会期の決定について
  第3 議案第66号 決算の認定について
     (委員長報告・質疑・討論・採決)
  第4 議案第71号 字の区域の変更について(出町地区)
     及び議案第72号 決算の認定について
     (提案理由説明・質疑・委員会付託、
       委員長報告・質疑・討論・採決)

1.本日の会議に付した事件
  議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
  11月12日  午後 2時09分 開議
  11月12日  午後 3時53分 閉議

1.出席議員(20名)
  1番 飯 田 修 平 君      2番 林   忠 男 君
  3番 柴 田   智 君      4番 齊 藤 源 秋 君
  5番 寺 島 良 三 君      6番 江 守 俊 光 君
  7番 松 本   昇 君      8番 池 田 昭 作 君
  9番 石 田 隆 紀 君     10番 高 田 隼 水 君
 11番 村 中 昭 二 君     12番 堀 田 信 一 君
 13番 山 岸 銀 七 君     14番 西 尾 英 宣 君
 15番 宮 木 文 夫 君     16番 柴 田 豊 明 君
 17番 前 田 喜代志 君     18番 吉 澤 邦 麿 君
 19番 松 本 恒 美 君     20番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君   助  役  野 村 泰 則 君

 収入役  柳 原 和 夫 君   総務部長  吉 田 俊 和 君

                  産業建設
 民生部長 津 田 俊 祐 君   部  長  藪 田 康 男 君

 水道部長 紫 藤 健 一 君   検査室長  宮 井   正 君

 合併推進
 室  長 堀   秋 博 君   総務課長  吉 田 孝 夫 君

                  社会福祉
 財政課長 永 田 俊 満 君   課  長  今 井 孝 夫 君

 商工観光             上水道
 課  長 有 若   隆 君   課  長  安 念   茂 君

                  病  院
 病院長  北 野 喜 行 君   事務局次長 島 田 正 広 君

 教  育
 委員長  桃 井 千 秋 君   教育長   堀 田 良 男 君

 教育次長 喜 田 豊 明 君   監査委員  畑   尚 之 君

 監  査
 事務局長 永 井   進 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

  事務局長 古 井 勝 久    主  幹  舘   賢 一

  調査係長 田 嶋 和 樹



平成14年第4回臨時会(第1号) 本文 

1.会議の経過
  午後 2時09分 開議

◯議長(高田君) ただいまから、平成14年第4回砺波市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員から地方自治法第235条の2第1項の規定により実施されました例月出納検査の結果報告を受け、お手元に配付いたしておりますので、御検討をお願い申し上げます。

◯議長(高田君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第109条の規定により、議長において指名をいたします。
   15番 宮 木 文 夫 君
   16番 柴 田 豊 明 君
   17番 前 田 喜代志 君
を指名いたします。

◯議長(高田君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。
 これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。

◯議長(高田君) 次に、日程第3 議案第66号 決算の認定についてを議題といたします。
 去る9月、市議会定例会において、決算審査特別委員会に付託をいたし継続審査となっておりました各企業会計の決算審査の経過と結果について、その報告を求めます。
 決算審査特別委員長 梶谷 公美君。
  〔決算審査特別委員長 梶谷公美君 登壇〕

◯決算審査特別委員長(梶谷君) 決算審査特別委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 去る9月定例会において提案され、当特別委員会に付託された議案第66号決算の認定について、平成13年度砺波市水道事業会計及び平成13年度砺波市病院事業会計の2企業会計決算につきましては、慎重に審査を行うべく、閉会中の継続審査となっていたのであります。このため、10月23日、24日と25日の3日間にわたって委員会を開催し、監査委員から適切な審査所見を承り、その後当局より詳細な決算内容の説明を受け、引き続き関係諸帳簿等をつぶさに審査いたしたのであります。その結果、当委員会といたしましては、両事業会計とも原案のとおり認定すべきものと決定いたしたのであります。
 以下、審査の概要について御報告申し上げます。
 水道事業の平成13年度の経営状態につきましては、消費税抜きの損益計算書では総収益8億7,804万1,000円と前年度より4,795万5,000円、5.2%の減、総費用は8億8,269万円と前年度より50万2,000円、0.1%の減となり、収支差引額は465万円の赤字決算となっております。これは、平成9年度以来の赤字決算であります。
 経営収支の状況は、料金体系の見直しや使用水量の減少による給水収益の減少、他会計補助金の減少などにより収益は前年度をかなり下回っており、一方費用については原水費で1立方メートル当たり消費税抜きで5円の値下げがあり、前年度より負担軽減になったものの、全体としてはほぼ前年並みの支出になったため、赤字決算となったものであります。
 この収益及び費用の内訳を見ますと収益に関しましては、給水収益において給水量の減及び料金改定による収益の減により、約3,359万円減の7億7,498万円余りとなっております。その外他会計補助金等の減も合わせて、総収益で4,795万円余りの減収となっております。
 また、費用に関しましては、原水費で前年度より2,159万円余り減額のほか、企業債利息等で減額となっておりますが、減価償却費や資産減耗費では増額となっており、総費用では50万円余りの減となっております。
 また、業務状況については、平成13年度末における給水人口は4万1,788人と前年度に比べ320人、0.8%の増、給水件数は12,282件で、前年度に比べ201件、1.7%の増となっております。
 しかしながら、昨今のデフレ不況による企業活動の鈍化や市民の節水意識の高まりにより、総配水量は561万6,855立方メートルと前年度に比べ1万2,393立方メートル、0.2%の減となり、有収水量も401万5,544立方メートルで、前年度に比べ4万7,928立方メートル、1.2%の減となっております。また、有収率は71.49%と前年度に比べ0.69%低下しております。
 次に、主な意見、要望等について申し上げます。
 まず、未収金の状況及び滞納対策についてただしたところ、平成13年度末における未収金の残高は8,496万6,000円とのことでありましたが、現在では回収が進み、1,528万円に減少しているとのことでした。また、そのうち平成12年度以前のものは、法人においては20件で68万4,000円、また個人では865件で728万6,000円とのことであります。
 さらに、平成13年度末に不納欠損処理を行ったものは21件で65万8,000円で、対前年度に比較して8件で43万6,000円の増とのことで、その内訳は、行方不明が8件、倒産によるものが4件、自己破産によるものが2件、生活困窮によるものが7件とのことでありました。
 また、水道料の滞納対策としては、滞納者に対し、納付期限を1ヶ月経過したものについて、督促状を出すなどしており、以降毎月督促を行い、さらに6ヶ月を経過したものについては、給水停止の警告を行うとともに、面談による督促を行い、誓約書の提出を求めるなどしており、事情によっては分割納付などにも応じているとのことであります。また、滞納常習者には臨戸徴収を行い、未収の解消に努めているとのことでありました。
 また、水道使用料の口座振替については1万2,000件余りの給水件数のうち、89.5%に当たる約1万1,000件とのことでありました。当委員会としても常に滞納状況を把握され、口座振替の促進、保証人制度の導入など未収金の発生の防止に努められるよう、強く要望するものであります。
 次に、自己水源の活用及び今後の原水単価の見通しについてただしたところ、現在砺波広域水道企業団の責任水量を超える水需要については、水道企業団からの追加供給を受けることも可能であるが、約4,000トン程度までは、中野地内及び安川地内にある既存の自己水源を活用しながら、コストの安い原水の確保を図っており、さらに必要となれば遊休の太田水源の活用が可能とのことでありました。
 また、供給原水単価の見通しについては、砺波広域水道企業団から二万石用水への水利権の利用負担等が解消するため、平成13年度に引き続き平成16年度には原水費の減額が可能となる見込みとのことでありました。当委員会においても低コストの原水の活用による経営の安定を要望するものであります。
 次に、石綿セメント管の布設替えの今後の見通しについてただしたところ、当市における石綿セメント管の布設替えについては、国の補助事業により平成3年度から実施しているが、当初10ヵ年の予定であった補助期間が延長されたことにより平成13年度以降も可能な限り補助事業を活用し対応しているとのことであり、布設替えの箇所については、公共下水道の布設工事に併せることを含め、計画的に行っているとのことであります。
 平成13年度末現在での老朽管布設替えの進捗率は、総延長62キロメートルのうち63.7%となっているとのことであり、平成14年度においては、累積更新延長を46.5キロメートル、75%を見込むとのことでありました。当委員会としても速やかに石綿セメント管等の老朽管の布設替えを行われ、有収率の向上に努められるよう要望するものであります。
 このほか、有収率の低下について、水圧調査の結果について、鉛管の取り替え状況について、原水費の今後の見通しについて、管工事の入札状況について、企業債の繰り上げ償還について、意見・要望があったところであります。
 次に、病院事業会計について申し上げます。
 まず、経営状況につきましては、消費税抜きの総収益は98億5,945万3,000円と前年度に比べ2億8,015万6,000円、2.9%の増、総費用は107億149万4,000円と前年度に比べ11億7,235万円、12.3%の増となり、収支差引決算額は8億4,204万1,000円の赤字となっています。
 業務状況では、年間入院延べ患者数は14万6,903人と前年度より1,212人、0.8%の増となっておりますが、年間外来延べ患者数は36万1,426人と前年度より1,505人、0.4%の減となっております。
 なお、一般病床利用率は82.7%で、前年度に比べ5.7ポイントの減となっておりますが、これは平均在院日数の短縮や増改築工事等の影響によるものと考えられます。全体といたしましては、平成13年度に入り西棟のオープンや北棟での回復期リハビリの開始など看護環境の整備が行われたことから病床利用については、工事の影響と年度途中で稼動病床数の増減が行われた関係もあり、前年度に比べて微増にとどまっています。
 入院収益、外来収益はともに前年度より増収になっておりますが、入院収益は単価の伸びと患者数の増であり、外来収益は単価の伸びによるものであります。一方、医業費用においては、ほとんどの項で前年度より増額となり、特に西棟オープンに伴う看護職員増等による給与費の増、医療機器の更新に伴う資産減耗費の増等があります。
 また、医業外費用では工事費にかかる消費税の償却である繰り延べ勘定償却が大きく伸びたこと、また支払い利息や雑損失の伸びやさらには建物取り壊しに伴う特別損失などにより赤字額が大きくなったものと思われます。
 収益及び費用の内訳としては、医業収益のうち、入院収益は入院患者数の増加に伴い54億4,383万3,000円で前年度より1億3,484万8,000円、2.5%の増となっております。また、外来収益は外来患者数の減少にもかかわらず、36億6,637万1,000円と前年度より1億783万8,000円、3.0%の増収となっております。医業収益全体では前年度に比べ、2.8%の伸びとなっております。また、医業外収益も補助金、負担金交付金などの増加に伴い、3億9,917万5,000円と前年度より2,269万円の増となっております。
 一方費用については、医業費用が96億1,346万6,000円と前年度より5億6,435万6,000円の増となっており、この内訳としては、全体の43.8%を占める給与費が、46億9,112万2,000円と前年度より2億7,407万円の増であり、また29.1%を占める材料費が、31億1,752万3,000円と前年度より3,693万6,000円、1.2%の増となっております。
 経費につきましても12億5,547万1,000円で前年度より1億6,385万2,000円の増であり、減価償却費、資産減耗費なども前年度より大幅な増となっております。
 次に、医業外費用は5億5,164万1,000円と前年度より7,160万8,000円、14.9%の増となっております。今後、増改築事業の完成に伴う費用の増や近隣における公立総合病院の開設、診療報酬の改定、さらに健康保険制度の改正など病院経営をとりまく環境は、一層厳しいものが予測されます。ついては、砺波医療圏の中核病院として、質の高い医療サービスの実施及び医療水準の向上並びに住民福祉の増進を図りつつ、効率的な企業経営に向け、さらなる努力をされるよう期待するものであります。
 ここで、意見、要望について申し上げます。
 まず、医薬品の購入についてただしたところ、医薬品の購入については、年2回見積もり入札を行っており、その他にも随時値引き交渉を行っているとのことでありました。また、薬価の引き下げ改定に伴い、以前よりも値引き率が下がっているが、他の自治体病院と薬価差益について情報交換を行い、価格交渉の参考にしているとのことでありました。また、薬品の中で新薬の使用割合が多いが、安価な後発品については、内服薬では2.4%、外用薬では9%で全体としては1.3%とのことであり、医師による処方状況は品目数の割には、使用量が少ない現状とのことでありました。当委員会としても材料費の中でも6割以上を占める薬品の購入について、十分に研究を行い、少しでも安価に購入されるよう要望するものであります。
 次に、清掃業務の委託の状況についてただしたところ、現在院内の清掃業務については、病院の特殊性もあるため、県内の認可業者を対象に入札を行い委託業者の選定をしているとのことであります。今後、東棟の完成に伴い、業務範囲も拡大することから清掃区域を複数に分割し、複数の業者に委託することも考えたいとのことでありました。当委員会としても多数の業者の導入など競争原理の積極的導入に努められ、経費の節約及び委託業務の質の向上に努められるよう要望するものであります。
 次に、診療報酬の改定に伴う病院経営への影響についてただしたところ、今回の診療報酬の改定率は、診療でマイナス1.3%、薬品でマイナス1.4%、材料でマイナス0.1%、全体ではマイナス約2.7%と大変厳しいものになっているとのことでありました。
 また、平成17年度に企業債の償還がピークを迎えるもこともあり、病院経営を取り巻く環境は大変厳しく予断を許さない状況とのことでありました。当委員会としても経営計画の見直しを含めて、経営の効率化に努められることを強く要望するものであります。
 このほか、医療費の滞納状況について、人件費増の理由について、土曜日の外来診療の実施について、救急体制の充実について、院外処方の状況について、企業債の繰り上げ償還について、給食材料の地産地消について、へき地医療活動について、院内売店の運営状況について等の意見、要望があったところであります。
 以上、水道事業及び病院事業の両事業会計の決算につきまして、審査の結果とその所見を申し上げ、決算審査特別委員会の報告といたします。

◯議長(高田君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 質疑なしと認めます。

◯議長(高田君) これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 討論なしと認めます。
 これより議案第66号を採決いたします。
 お諮りいたします。
 議案第66号 決算の認定について、平成13年度砺波市水道事業会計決算、平成13年度砺波市病院事業会計決算、以上2会計決算に対する委員長の報告は、認定することが妥当であるとするものであります。本決算を委員長報告のとおり、認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(高田君) 起立全員であります。よって、議案第66号 決算の認定については、委員長報告のとおり認定することに決しました。

◯議長(高田君) 次に、日程第4 議案第71号 字の区域の変更について(出町地区)及び議案第72号 決算の認定についてを一括議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 市長 安念 鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 本日、決算の認定を初め、当面必要となってまいりました議案につきまして御審議願いたく、市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位には、御多忙中にもかかわらず、御出席を賜り厚く御礼を申し上げます。
 初めに、昨日当市におきまして「知事のまちまわり」が行われました。知事には、前回の平成3年以来11年ぶりに当市を訪問いただき、近年整備した施設等の視察、市内のボランティアグループとの意見交換等により、当市の発展の様子を御覧いただいたところであります。また、議員各位にも御出席をいただき、当市の課題等について、知事と熱心に議論をいただいたところであります。
 続いて、事業の進捗等について申し上げます。
 まず、市町村合併について申し上げます。
 9月24日に開催されました市議会市町村合併特別委員会での報告を受け、9月27日に開催されました市町村合併協議会準備会で各市町村の状況等について協議いたしましたが、取り組みの状況に大きな開きがあることや想定されている合併の規模について意見が分かれていることが確認されました。そこで、残された年月も考えまして、隣接する庄川町、井波町、福野町並びに利賀村に当市との合併について検討をお願いしてきたところであります。なお、その際には「合併の方式」、「目途とする合併の期日」、「新たな市の名称」、「事務所の位置」の基本4項目について、当市の考え方を率直に申し上げ、御検討をお願いしてまいりました。
 また、市としての考え方も固まってまいりましたので、現在市民の皆さんの御意見を拝聴するため、各地区自治振興会の御協力をいただきまして、全17地区での説明会を行うとともに、去る11月1日に開催されました市町村合併協議会準備会において、準備会会長の助役から参加市町村に対しまして正式にその旨をお伝えしたところであります。
 次に、男女共同参画の推進について申し上げます。
 昨年9月に制定いたしました「男女共同参画都市宣言」を記念し、来る11月30日、文化会館におきまして「砺波市男女共同参画都市宣言記念大会」を開催いたします。当日は、砺波市男女共同参画推進員の皆さんの御協力をいただきながら、広岡守穂中央大学教授の記念講演などを予定しており、この記念大会を契機として、さらに市民の意識の高揚を図り、男女共同参画社会の実現を目指してまいりたいと考えております。
 次に、「グリーン・コミュニティ全国大会」について申し上げます。去る11月2日から3日にかけまして、日英同盟100周年を記念して、日英グリーン同盟2002記念「グリーン・コミュニティ全国大会」が出町小学校で開催されました。大会では、スチュワート・ジャック駐日英国公使を初め、英国児童や全国のグリーン・コミュニティ活動団体をお招きして、「記念植樹式」や「田園会議inとなみ」を行い、日本と英国との友好親善を深め、緑と環境を守り育てるメッセージを発信したところであります。
 次に、観光事業について申し上げます。
 10月に開催されました「2002となみ夢の平コスモスウォッチング」は、天候にも恵まれて、県内外から約9万8,000人の来場があり大変にぎわいました。幸いなことに、夢の平スキー場ゲレンデ内のコスモスは、期間を通してきれいな状態が保たれ、来場者に好評でありました。
 次に、教育関係について申し上げます。
 まず、学校給食センター建設事業については、現学校給食センターの西側で建設を予定しております給食センターの実施設計が完了しましたので、建設工事発注の準備にかかりたいと考えております。
 また、砺波市文化会館及び砺波市農村環境改善センター大規模改修事業についても実施設計が完了しましたので、工事発注の準備にかかりたいと考えております。
 これより、本日提出いたしました議案について御説明申し上げます。
 まず、議案第71号 字の区域の変更(出町地区)につきましては、深江土地区画整理事業により字の区域の変更が生じましたので、地方自治法の定めにより、議会の議決を経て県知事へ届け出をしようとするものであります。
 次に、議案第72号 決算の認定につきましては、地方自治法の定めるところにより、平成13年度の富山県砺波市一般会計並びに砺波市国民健康保険事業、砺波市国民健康保険太田診療所、砺波市老人保健医療事業、砺波市赤坂霊苑、砺波市下水道事業及び砺波市農業集落排水事業の各特別会計の歳入歳出決算を監査委員の意見を付して議会の認定をお願いするものであります。
 なお、終わりになりましたが、去る10月6日から19日にかけまして、全国市長会の「欧州都市行政調査団」に参加いたしました。イギリス、デンマーク、フィンランド、ドイツ、フランスの5か国を訪問し、福祉、環境、都市計画、情報化等の先進的事例について研さんを深めてまいりました。この調査団で学んだことを今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。
 以上をもちまして、本日提案いたしました議案等の説明といたします。
 何とぞ慎重に御審議の上、可決、認定を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(高田君) これより、ただいま議題となっています議案に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 質疑なしと認めます。
 ただいま議題となっています議案第71号及び議案第72号につきましては、お手元に配付いたしてあります議案付託表のとおり、所管の常任委員会並びに決算審査特別委員会に付託いたします。
 この際、暫時休憩いたします。

 午後 2時42分 休憩

 午後 3時46分 再開

◯議長(高田君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより、付託いたしました案件について委員長の報告を求めます。
 総務病院常任委員長 堀田 信一君。
  〔総務病院常任委員長 堀田信一君 登壇〕

◯総務病院常任委員長(堀田君) 総務病院常任委員会の審査結果とその概要について、御報告を申し上げます。
 今臨時会におきまして、当委員会に付託されましたのは、議案第71号 字の区域の変更について(出町地区)の1件であります。これを審査するため、本日三役初め、関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 付託案件の字の区域の変更については、出町地区の深江土地区画整理事業の施行に伴い、平成15年度において、土地区画整理法に基づく換地処分が予定されていることから従前の字の区域を変更し、大字「広上町」に編入する区域及び大字「深江一丁目」に編入する区域を定めるものであります。なお、字区域の変更は、法令に従い換地処分の公告の翌日から施行されるとのことでありました。
 以上、本案件については、慎重に審議いたしました結果、やむを得ないものと認め、原案のとおり可決することに決したのであります。
 以上、審査の結果を申し上げ、総務病院常任委員会の御報告といたします。

◯議長(高田君) 決算審査特別委員長 梶谷 公美君。
  〔決算審査特別委員長 梶谷公美君 登壇〕

◯決算審査特別委員長(梶谷君) 決算審査特別委員会の審査結果について、御報告を申し上げます。
 本日、本会議におきまして、当特別委員会に付託となりました議案第72号決算の認定について、平成13年度富山県砺波市一般会計及び平成13年度の各特別会計、以上7会計の歳入歳出決算の認定につきまして審査するため、先ほど特別委員会を開催いたしました。今後、慎重に審議を行うため、閉会中に継続して審査することに決したのであります。
 以上、まことに簡単でございますが、決算審査特別委員会の御報告といたします。

◯議長(高田君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 討論なしと認めます。
 これより、ただいま議題となっています議案第71号及び議案第72号を採決いたします。
 まず、議案第71号 字の区域の変更について(出町地区)を採決いたします。
 お諮りいたします。
 議案第71号の委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(高田君) 起立全員であります。よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。

◯議長(高田君) 次に、議案第72号 決算の認定についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案に対する委員長の報告は、閉会中の継続審査とするものであります。
 本案を委員長報告のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、議案第72号は、閉会中の継続審査とすることに決しました。

◯議長(高田君) 以上をもって、本臨時会に付議されました議案を議了いたしました。
 これをもちまして、平成14年第4回砺波市議会臨時会を閉会いたします。市長よりごあいさつがあります。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 本日は、臨時議会を招集いたしましたところ、全議員御多忙中にもかかわらず、御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。
 今日は、字区域の変更等でございますが、なお決算の認定につきましては、この後決算審査特別委員会もございますので、るる細部について御説明を申し上げ、皆さん方の御意見も聴取いたしたいとこのように存じておる次第でございます。
 なおまた、寒さも加わってまいりますが、いろいろ合併等の問題ございますが、大いに議論をしていただいて、今後将来に向かって禍根のないようなそういう体制づくりをすべきだとこのように思っております。ぜひ、さらに議論を煮詰めていただくようにお願いを申し上げて、閉会のあいさつといたします。
 ありがとうございました。

◯議長(高田君) これをもって散会いたします。
 どうも、御苦労さまでした。

 午後 3時53分 閉議

 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

 平成14年11月12日

      議  長    高 田 隼 水

      署名議員    宮 木 文 夫

      署名議員    柴 田 豊 明

      署名議員    前 田 喜代志



平成14年9月定例会(第4号) 議事日程・名簿

     平成14年9月砺波市議会定例会会議録(第4号)

1.議事日程
  第1 議案第57号から議案第66号まで、平成14年度富山県砺波市一般会計補
     正予算(第4号)外9件について
     (委員長報告、質疑、討論、採決)
  第2 国民の主食・米の生産を守り、国民に安定供給をはかる米政策の実現を求め
     る意見書提出を求める請願
     (質疑、討論、採決)
  第3 議員提出議案第4号 砺波市議会議員の定数に関する条例等の一部改正する
     条例について
     (提案理由説明、討論、採決)
  第4 議員提出議案第5号 「森林・林業基本法」に基づく施策の充実についての
     意見書の提出について
     (提案理由説明、討論、採決)
  第5 議員の派遣について
  第6 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

1.本日の会議に付した事件
  日程第1 議案第57号から議案第66号まで、平成14年度富山県砺波市一般会
       計補正予算(第4号)外9件について
       (委員長報告、質疑、討論、採決)
  日程第2 国民の主食・米の生産を守り、国民に安定供給をはかる米政策の実現を
       求める意見書提出を求める請願
       (質疑、討論、採決)
  議案第67号 砺波市教育委員会委員の任命について
  議案第68号 砺波市教育委員会委員の任命について
  議案第69号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
  議案第70号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
  日程第3 議員提出議案第4号 砺波市議会議員の定数に関する条例等の一部改正
       する条例
       (提案理由説明、討論、採決)
  日程第4 議員提出議案第5号 「森林・林業基本法」に基づく施策の充実につい
       ての意見書の提出について
       (提案理由説明、討論、採決)
  日程第5 議員の派遣について
  日程第6 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

1.開議及び閉議の日時
   9月20日  午後 2時02分  開議
   9月20日  午後 3時05分  閉議

1.出席議員(20名)
   1番 飯 田 修 平 君     2番 林   忠 男 君
   3番 柴 田   智 君     4番 齊 藤 源 秋 君
   5番 寺 島 良 三 君     6番 江 守 俊 光 君
   7番 松 本   昇 君     8番 池 田 昭 作 君
   9番 石 田 隆 紀 君    10番 高 田 隼 水 君
  11番 村 中 昭 二 君    12番 堀 田 信 一 君
  13番 山 岸 銀 七 君    14番 西 尾 英 宣 君
  15番 宮 木 文 夫 君    16番 柴 田 豊 明 君
  17番 前 田 喜代志 君    18番 吉 澤 邦 麿 君
  19番 松 本 恒 美 君    20番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 野 村 泰 則 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    民生部長 津 田 俊 祐 君

 産業建設
 部  長 藪 田 康 男 君    水道部長 紫 藤 健 一 君

 企画調整
 室  長 堀   秋 博 君    検査室長 宮 井   正 君

 総務課長 吉 田 孝 夫 君    財政課長 永 田 俊 満 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 今 井 孝 夫 君    課  長 有 若   隆 君

 上水道
 課  長 安 念   茂 君    病院長  北 野 喜 行 君

 病  院              教  育
 事務局長 井 上 辰 夫 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 喜 田 豊 明 君

                   監  査
 監査委員 畑   尚 之 君    事務局長 永 井   進 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

 事務局長 古 井 勝 久      主  幹 舘   賢 一

 調査係長 田 嶋 和 樹



平成14年9月定例会(第4号) 本文 

1.会議の経過
 午後 2時02分 開議

◯議長(高田君) ただいまから、本日の会議を開きます。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第1項の規定により実施した例月出納検査の結果報告をお手元に配付のとおり受けておりますので、御検討をお願い申し上げます。
 次に、御報告を申し上げます。
 先に設置されました決算審査特別委員会において、正・副委員長を互選されました結果、
 委員長に   梶 谷 公 美 君
 副委員長に  石 田 隆 紀 君
がそれぞれ選任されましたので、御報告を申し上げます。

◯議長(高田君) これより日程に入ります。
 日程第1 議案第57号から議案第66号まで、平成14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)外9件についてを議題といたします。
 これより、各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 寺島良三君。
  〔産業建設常任委員長 寺島良三君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(寺島君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第57号 平成14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分外2議案及び請願1件を審査するため、去る9月13日午前10時より、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開催しました。
 本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、議案第57号 平成14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分、議案第59号 平成14年度砺波市水道事業会計補正予算(第2号)、議案第62号 砺波市夢の平リフト条例の制定について、受理番号11番 「国民の主食・米の生産を守り、国民に安定供給をはかる米政策の実現を求める意見書提出を求める請願」、以上議案3件並びに請願1件について、当局から議案等の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、それぞれ原案どおり可決することに決したのであります。
 また、請願1件につきましては、不採択とすることに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 夢の平レクリエーション地帯におけるスイセン植栽事業についてただしたところ、スイセンの植栽については、コスモス荘周辺の遊歩道沿いと現コスモス園の上部斜面に約2,000平方メートルの規模でススキなどの抜根を行い、実施するとのことでありました。また、技術指導についてはエレガガーデンにお願いするとともに、栽培管理については宿根の球根であるため特段の管理を必要とはしないが、地域活性化の観点から地元に依頼したいとのことでありました。
 当委員会としても、秋のコスモス以外の新しい花の名所になるよう要望するものであります。
 次に、砺波市夢の平リフト条例に関して、管理運営体制についてただしたところ、今回設置しますリフトについては公設民営化方式の運営形態をとるものであり、市においてリフトを設置し、管理運営を地元の五谷観光企業組合に委託するもので、当該企業組合が暖冬などにより欠損を出しても、市としてはそれに対する補てんを行わないとのことであり、管理責任についてもリフトの機能的問題に関するもの以外は、五谷観光企業組合が担保するとのことでありました。
 歩道用除雪機の購入についてただしたところ、現在、小型歩道用除雪機のうち市で管理しているものは4台あり、そのうち昭和59年に導入されたものを今回、県の補助を得て更新しようとするものであります。そのほか、乗用の歩道除雪機1台については、砺波南部小学校校下の周辺の通学路除雪のため11月までに配置したいとのことでありました。
 「グリーン・コミュニティ全国大会田園会議inとなみ」の内容についてただしたところ、このイベントは、日英同盟100周年を記念して、全国各地において、英国の木でありますオークの植樹を行う「日英グリーン同盟2002」の一環であります。当富山県では、本年11月2日から3日にかけ砺波市において、英国大使、英国児童や全国グリーン・コミュニティ活動団体を招き、「記念植樹」と「グリーン・コミュニティ全国大会田園会議inとなみ」を開催するものであります。事業の内容としては、出町小学校における「オークの記念植樹」、出町子供歌舞伎等を披露する「歓迎レセプション」「散居の見学」「散居の民家での宿泊」、2つの分科会に分かれた「田園会議inとなみ」及び「記念講演」が計画されているとのことでありました。
 次に、出町市街地東部区画整理の状況についてただしたところ、昨年度に引き続き調査費を計上し、出町東部促進協議会により世話人会の発足に向け協議されているとのことであります。今後、世話人会が発足次第、5.7ヘクタールの規模でコンサルタントに基本計画について調査を委託したいとのことでありました。
 そのほか、下中条排水機場管理費について、街路事業費の内容について、夢の平リフトの冬季以外の活用について、県営かんがい排水事業の概要について、本年度の転作率並びに転作作物別の作付状況について、市営住宅の駐車場の利用状況について、通学路における歩道の整備状況について、堆肥舎建設工事の進捗状況について、上水道未接続地域における工事着手について、畜産農家における下水道使用料の滞納状況についてなどの意見及び要望があったところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げ、産業建設常任委員会の御報告といたします。

◯議長(高田君) 民生文教常任委員長 宮木文夫君。
  〔民生文教常任委員長 宮木文夫君 登壇〕

◯民生文教常任委員長(宮木君) 民生文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第57号 平成14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分外4議案を審査するため、去る9月17日午前10時より、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 それでは、当委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第57号 平成14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分、議案第58号 平成14年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第60号 砺波市地域体育館条例の制定について、議案第61号 砺波市環境基本条例の制定について、議案第64号 砺波市国民健康保険条例の一部改正について、以上、議案5件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。有限会社バッタ・スワインの立入調査の状況についてただしたところ、7月8日に第1回目の立入調査を行ったが、同養豚場の排せつ物処理施設のみで豚舎等への立ち入りは拒否されたため、飼育環境等の確認ができなかったので悪臭の発生源の特定には至らなかったとのことでありました。さらに、去る9月9日に、豚舎を含む施設内への第2回目の立ち入りを求める旨通告し、現地に赴いたところでありますが、当事者から拒否されたため調査が実施できなかったとのことでありました。今後は、約1カ月程度の時間がかかるものの、法的手段等を踏まえ対応いたしたいとのことでありました。
 当委員会としても、悪臭の被害を受けている近隣住民の生活環境の保全のためにも、一日も早い解決を要望するものであります。
 次に、旧金岡家住宅保存整備事業についてただしたところ、同住宅の文化財保護審議委員等による調査の結果、後に改築された部分等にシロアリの被害並びに屋根の一部に不具合が発見され、今後文化財として保存するためには改修が必要であるとのことであったので、今回文化財保護整備事業の増額補正が提出されたものであります。
 また、改修終了後には、旧中嶋家が江戸時代のものとして、またこの旧金岡家は明治時代の歴史的建造物としてそれぞれ位置づけ、文化財として保存するとともに、歴史学習や生涯学習の場として活用したいとのことでありました。
 次に、環境基本計画の策定スケジュール等についてただしたところ、本定例会に提案されている砺波市環境基本条例が制定された後、10月中に市民からの公募委員を含めた砺波市環境審議会を設置し、同計画の策定作業に入るとのことでありました。さらに、市民20名程度で組織される(仮称)懇談会まちづくり委員会もあわせて設置し、各種課題等の検討を行うとのことでありました。
 また、策定に向けての主なスケジュールは、本年11月に市民意識調査を実施し、平成15年3月に中間報告、同年7月に計画素案の発表、同年10月には計画原案の発表を予定しており、平成16年2月に環境基本計画の策定を完了するとのことでありました。
 次に、介護保険の認定基準の見直し時期が来ているが、痴呆性老人における認定基準の改正の見通しについてただしたところ、従来、痴呆性老人の認定において、痴呆の実態が正確に反映されていないのではないかという指摘がありましたが、現在、国においてそのような問題を解消するため、第1次認定基準ソフトの見直し作業が進められているとのことでありました。
 また、現在の認定審査では、調査票の特記事項に記載することにより二次判定時に考慮するほか、6カ月の再認定の時期にかかわらず、本人の状態が変化すればその時点で再申請するなどとして対応しているとのことでありました。
 次に、奨学資金貸付制度についてただしたところ、本年度は、当初11名の貸し付けを予定していたところであるが、近年の景気低迷により年々出願者が増加しており、18名の出願者があったとのことでありました。そのうち、奨学生選考委員会において、所得及び学業成績を基準として選考した結果、17名に貸し付けを行うこととなったため、今回6名分の奨学金について増額補正が上程されたとのことであります。また、奨学生の総数については現在36名とのことでありました。
 当委員会としても、今後、奨学生の増加が見込まれることから、奨学金の需要見込みの適正な把握を行うよう要望するものであります。
 そのほか、住民基本台帳ネットワークについて、国民健康保険法見直しに伴う電算システムの改修業務について、新学校給食センターの完成後の既存施設の活用について、14歳の挑戦事業について、般若幼稚園の改修計画について、地域体育館の管理委託及び活用について、ボランティア活動の充実について、介護保険料の減免について、指定ごみ袋の更新についてなど、質疑、要望があったところであります。
 以上、簡単でありますが審査結果の一端を申し上げまして、民生文教常任委員会の御報告といたします。

◯議長(高田君) 総務病院常任委員長 堀田信一君。
  〔総務病院常任委員長 堀田信一君 登壇〕

◯総務病院常任委員長(堀田君) 総務病院常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第57号 平成14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分外2件についてを審査するため、去る9月18日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 本定例会において、総務病院常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第57号 平成14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分、議案第63号 砺波市税条例の一部改正について、議案第65号 市立砺波総合病院並びに診療所の使用料及び手数料条例の一部改正についてであります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案等については、原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、市立砺波総合病院並びに診療所の使用料及び手数料条例の一部改正の内容についてただしたところ、今回改正される手数料については診療報酬に準じて単価を設定しており、県内の他の公立病院でもほぼ同様となっているとのことでありました。
 また、180日を超える入院療養加算については、今回の診療報酬の改定により、社会的要因による長期入院の患者に対する診療報酬が減額されることに対処するもので、現在、当院における長期入院患者の9名中1名が該当するとのことでありました。
 次に、固定資産税の評価替えについてただしたところ、平成15年度の評価替えに当たり、平成14年1月1日を価格調査基準日として評価替えの作業を進めているところでありますが、依然として地価の下落傾向が続いていることから、価格調査基準日は7月1日まで延長し、その間の下落率を反映させるための措置を講じることが国より示された。このことを踏まえ、必要な鑑定調査を行うため、補正予算を計上し、標準宅地不動産鑑定業務委託を実施するとのことでありました。
 次に、総合病院増改築事業の今後の工事見通しについてただしたところ、現在、工事は予定どおり進んでおり、今月中に東棟2階のコンクリートの打設を終了し、10月には3階及び4階を、11月には5階及び6階の躯体工事を順次行い、年内には8階までの躯体工事を終了し、来年1月からはヘリポートの工事に取りかかり、2月には全体躯体工事を終了し、5月に東棟が完成するとのことでありました。
 次に、市町村合併の今後の日程等についてただしたところ、過去4回にわたり市町村助役による準備会が開催され、その報告では、合併に向けて合意を確認すべき事項について各市町村の課題が提示されており、今9月定例会中に各市町村で議論を進めていただき、近日中に第5回準備会を開催し、その結果について報告を受け、検討に入るとのことでありました。今後、合併協議会の設置については、議会との協議を進めながら、各地区及び準備会での動向なども踏まえ進めたいとのことでありました。
 また、市民へのPRについては、今年1月に市内全戸を対象にパンフレットを配布するとともに、広報となみ、ケーブルテレビ、砺波市のホームページを活用して行っているとのことでありました。
 そのほか、総合病院産婦人科外来の診療体制の充実について、高速道路における事故の救急体制について、病院と健康づくりセンターとの連携について、本年度の法人市民税の見通しについて、不法・有害広告物の撤去についての地域での取り組みについて、住民自らによるまちづくりについてなど、意見及び要望があったところでございます。
 以上、まことに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げ、総務病院常任委員会の報告といたします。

◯議長(高田君) 決算審査特別委員長 梶谷公美君。
  〔決算審査特別委員長 梶谷公美君 登壇〕

◯決算審査特別委員長(梶谷君) 去る9月11日、本会議において平成13年度の砺波市の各会計決算を審査するため、決算審査特別委員会が設置されました。
 翌9月12日に、議案第66号の平成13年度砺波市水道事業会計及び平成13年度砺波市病院事業会計の各決算が付託となりましたので、これを審査するため、当日直ちに委員会を開催したのであります。
 まず、正・副委員長互選の後、付託になりました議案第66号 決算の認定については、閉会中に継続して審査することに決したのであります。
 以上、まことに簡単でありますが、決算審査特別委員会の御報告といたします。

◯議長(高田君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 14番 西尾英宣君。
  〔14番 西尾英宣君 登壇〕

◯14番(西尾君) 議案第57号 平成14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)のうち、文化財保護事業3,708万2,000円の支出と、県営田園空間整備事業関連駐車場等整備費4,000万円の支出に反対をいたします。
 3月定例市議会において、「金岡家のカヤのふき替えに約1,500万円、今後の維持管理費を考えると問題がある」と指摘して、反対をいたしました。
 今回提案されたのは、シロアリによる被害が見つかったため、天井、床、全面的に行わなければならなく、3,708万2,000円の支出が提案されています。
 3月補正で出された工事費2,400万円、外構工事費200万円は一体何だったのでありましょうか。カヤのふき替えに1,000万円、事務所を離れにするということで数百万円かかるから3,700万円は余りにも無謀な支出と言わなければなりません。江戸時代に建てられた中嶋家は、チューリップフェア期間中だけかぎをあけて、金岡家には2億1,800万円もかけてゲストハウスや生涯学習活用に使うという市民的要請が一体あるのでありましょうか。第7次総合計画には全くないものです。3月補正の1億8,000万円のうちの工事費2,400万円で行われ、シロアリ被害は管理をしていた金岡家の責任であり、管理責任者に請求するべきものではないでしょうか。
 次に、散居村ミュージアムの駐車場4,000万円の支出についても問題です。維持管理についても明確になっていなく、芝生の管理、調整池に果たして芝生がふさわしいのか。芝生そのものの発想が貧弱であり、東京の設計事務所に対する批判などもあり、場所についてはチューリップ公園の活用をも視野に入れて十分に検討することを求めてまいりました。
 公共的な施設を建てると駐車場は必要なものであり、できる限り兼用できるようにしていくことが必要です。チューリップ公園の横に文化会館があり助かっています。散居村ミュージアムをチューリップ公園の中にすることによって、チューリップ公園を1年中活用することになり、四季彩館やエレガガーデンの活用にもなっていきます。
 太郎丸に求めた土地は、若林口用水の調整池として活用、今議会で提案の諏訪川の調整池1億6,000万円でできることを考えても、池の周りに木を植えたものにしても2億円で十分できます。改めて、散居村ミュージアムの計画を、場所をも含めて根本的に見直しをすることを求めるものです。
 当市の財政状況から見ましても、平成13年度決算によると、財政力指数0.559と、3年前の0.58よりも悪化しています。公債費比率は18.6%、3年前17.7%からも悪化、20%に迫っています。
 平成13年度決算でも、市債は20億円と、前年度よりも3億4,000万円も増え、借金頼みで返済のための公債費は23億円、支払い利息だけで6億円と年々増えています。10年前に比べても、一般会計の借金は88億円が何と200億円に増えているではありませんか。金岡家にしましても散居村ミュージアムにしましても、計画には全くなかったものです。市民の要望で、よく吟味してつくられた第7次総合計画に基づき、市政の運営に努められることを求めて、反対討論といたします。
 次に、議案第64号 砺波市国民健康保険条例の一部改正について反対討論をいたします。
 7月末に、小泉内閣は医療改悪法案を国会で強行採決された結果、各市町村で改正しなければならなくなったものであります。
 今回の医療改革のねらいは、患者負担を大幅に増やし受診を抑える。健康保険証で受けられる医療の範囲を縮小し、差額徴収範囲を拡大する。医療を営利化し、医療をもうけの対象にする。国民には「自立、自助」を求める一方、国の責任を後退させることであります。
 今回提案のものは、老人医療の対象年齢の変更であります。現在の老人医療の対象年齢「70歳以上」を1年に1歳ずつ5年間かけて「75歳以上」に引き上げ、老人医療の対象人口を600万人に削減していくことであります。
 窓口負担率の変更は、加入している保険の種類に関係なく、70歳以上は1割負担、3歳以上70歳未満は3割負担、3歳未満は2割負担にするものです。
 小泉内閣が進める医療改革に、サラリーマンもお年寄りも医療関係者も「異議あり」の声を上げ、「経済不況に耐えている多くの患者、国民の生活を直撃するもの」と、全国老人クラブ連合会の代表は強く訴えています。何よりも心配なのは、医療を受けにくくして健康を悪化させることです。そもそも医療保険は、国民が懐の心配なく病気の治療に専念できるようにつくられた制度です。市民の命を守る医療制度を、市民の命を脅かすものにしてはなりません。国民のだれもが貧富の区別なく、安心して医療が受けられるような医療制度を確立していくことこそ大切であります。
 以上の理由により反対をいたします。

◯議長(高田君) 以上で討論を終結いたします。
 これより、順次採決をいたします。
 まず、議案第57号及び議案第64号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第57号 平成14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)、議案第64号 砺波市国民健康保険条例の一部改正についての2議案に対する委員長報告は、原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(高田君) 起立多数であります。
 次に、議案第58号から議案第63号まで及び議案第65号の平成14年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)外6件を一括採決いたします。
 お諮りいたします。議案第58号 平成14年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第59号 平成14年度砺波市水道事業会計補正予算(第2号)、議案第60号 砺波市地域体育館条例の制定について、議案第61号 砺波市環境基本条例の制定について、議案第62号 砺波市夢の平リフト条例の制定について、議案第63号 砺波市税条例の一部改正について、議案第65号 市立砺波総合病院並びに診療所の使用料及び手数料条例の一部改正について、以上、議案7件に対する委員長報告は、原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(高田君) 起立全員であります。よって、議案第58号から議案第63号まで及び議案第65号の議案7件は、原案のとおり可決されました。
 続きまして、議案第66号 決算の認定についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案に対する委員長報告は、閉会中の継続審査とするものであります。
 本案を、委員長報告のとおり閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、議案第66号 決算の認定については、閉会中の継続審査とすることに決しました。

◯議長(高田君) 次に、日程第2 「国民の主食・米の生産を守り、国民に安定供給をはかる米政策の実現を求める意見書提出を求める請願」を議題といたします。
 請願に対する委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告書のとおりであります。
 これより、受理番号11番 「国民の主食・米の生産を守り、国民に安定供給をはかる米政策の実現を求める意見書提出を求める請願」について質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 質疑なしと認めます。
 討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 14番 西尾英宣君。
  〔14番 西尾英宣君 登壇〕

◯14番(西尾君) 受理番号11 「国民の主食・米の生産を守り、国民に安定供給をはかる米政策の実現を求める意見書提出を求める請願」について、賛成討論をいたします。
 農林水産省の生産調整研究会が打ち出した「米政策の見直しの方向」が実施されるなら、国民の主食であり、日本農業の大黒柱である米の生産と国民への安定供給が危ぶまれる事態となることを強く危惧いたします。
 「米価の暴落を防いで、再生産できる米価を」「100万ヘクタールを超える減反を何とかしてほしい」というのが農民の切実な願いです。また、食の安全に対する信頼が大きく揺らいでいる中で、「安心、安全、信頼できる国内産の農産物を」というのが多数の国民の声です。
 ところが、米政策の見直しの方向は、米の生産と流通を一層市場原理にゆだね、国の責任を放棄し、国民の主食である米への大企業の参入、支配をさらに強めるものです。この方向が実施されるなら、国民の主食、日本農業の大黒柱である米の生産と国民への安定供給が危ぶまれる事態となることを強く危惧いたします。
 中間取りまとめは、「需要に応じた売れる米をつくっていない」「減反は農家自身のためという認識がない」など、今の米政策の破綻は生産者の責任であるかのように主張し、今後は、生産調整と余剰米処理を農家の自己責任で行うべきだとしています。しかし、米価の暴落や減反拡大の要因は、政府がWTO協定を受け入れて、ミニマムアクセス米を輸入し、食管制度を廃止して市場原理を導入した結果にほかならず、農家の責任ではなく、政府の米政策の結果によるものです。
 今必要なのは、米の自給を維持し、米の需給と価格に国が責任を持ち、農家の工夫や努力が生かされる米政策に転換することこそ大切であります。砺波の農業を守り、市民の健康を守るためにも、この意見書の提出を求めるものです。

◯議長(高田君) 以上で討論を終結いたします。
 これより、受理番号11番 「国民の主食・米の生産を守り、国民に安定供給をはかる米政策の実現を求める意見書提出を求める請願」を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号11番 「国民の主食・米の生産を守り、国民に安定供給をはかる米政策の実現を求める意見書提出を求める請願」に対する委員会報告は、不採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(高田君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。

◯議長(高田君) 次に、お諮りいたします。ただいま議案第67号及び議案第68号砺波市教育委員会委員の任命について2件が提出されました。
 この際、これを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定をいたしました。
 これより、議案第67号及び議案第68号を議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) ただいま追加提案いたしました議案第67号及び議案第68号 砺波市教育委員会委員の任命について御説明申し上げます。
 議案第67号につきましては、現砺波市教育委員会教育長飯田敏雄氏が来る9月30日をもって教育委員会委員の任期満了となりますので、後任の委員として堀田良男氏を任命いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
 議案第68号につきましては、現砺波市教育委員会委員雄川美勝氏から、このたび一身上の都合により、辞職願が提出されましたので、事情やむを得ないものと認め、9月30日をもって辞職を承認することとし、後任の委員として砂田龍次氏を任命いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議をいただき、御同意賜りますようお願いを申し上げます。

◯議長(高田君) お諮りいたします。本議案については事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、本議案はこの際、直ちに採決することに決しました。
 まず、議案第67号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第67号 砺波市教育委員会委員の任命について、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、議案第67号は原案に同意することに決しました。
 次に、議案第68号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第68号 砺波市教育委員会委員の任命について、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、議案第68号は原案に同意することに決しました。

◯議長(高田君) 次に、お諮りいたします。ただいま議案第69号及び議案第70号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて2件が提出されました。
 この際、これを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
 これより、議案第69号及び議案第70号を議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) ただいま追加提案いたしました議案第69号及び議案第70号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて御説明申し上げます。
 議案第69号につきましては、現人権擁護委員廣瀬哲久氏が来る12月31日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。
 議案第70号につきましては、現人権擁護委員竹林順子氏が来る12月31日をもって任期満了となりますので、後任に西嶋かな子氏を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議をいただき、御同意賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(高田君) お諮りいたします。本議案については、事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、本議案はこの際、直ちに採決することに決しました。
 まず、議案第69号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第69号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、廣瀬哲久氏を適任とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、議案第69号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、廣瀬哲久氏を適任とすることに決しました。
 次に、議案第70号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第70号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、西嶋かな子氏を適任とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、議案第70号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、西嶋かな子氏を適任とすることに決しました。

◯議長(高田君) 次に、日程第3 議員提出議案第4号 砺波市議会議員の定数に関する条例等の一部改正する条例を議題といたします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。
 16番 柴田豊明君。
  〔16番 柴田豊明君 登壇〕

◯16番(柴田君) 議員提出議案第4号 砺波市議会議員の定数に関する条例等の一部改正について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明をいたします。
 平成12年4月に施行された地方分権一括法により、地方自治法の一部を改正する法律が平成15年1月1日から施行され、地方議会の議員定数を条例で定めることになったことにより、砺波市議会議員の定数に関する条例の一部を改正しようとするものであります。
 また、本年4月に、地方自治法の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、同法の条文を参照している「砺波市政務調査費の交付に関する条例」の一部を改正しようとするものであります。
 以上、お手元に配付してあります議案書として御提案いたすものであります。
 まことに簡単でありますが、提案理由の説明といたします。

◯議長(高田君) これより提案理由に対する討論に入ります。
 討論はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 討論なしと認めます。
 これより、議員提出議案第4号 砺波市議会議員の定数に関する条例等の一部改正する条例を採決いたします。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(高田君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第4号は原案のとおり可決することに決しました。

◯議長(高田君) 次に、日程第4 議員提出議案第5号 「森林・林業基本法」に基づく施策の充実についての意見書の提出についてを議題といたします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。
 5番 寺島良三君。
  〔5番 寺島良三君 登壇〕

◯5番(寺島君) 議員提出議案第5号について、提案者を代表いたしまして、提案理由の説明をいたします。
 森林に対する国民の要請は、木材生産機能から水源の涵養、国土や自然環境の保全、地球温暖化の防止、保健休養の場としての利用など多面にわたる機能の発揮へと多様化しており、これに応えていけるよう将来にわたって適正に森林の整備と保全を行うことが求められております。
 一方、国産材需要の減退、木材価格の極端な下落による採算性の悪化で、林業生産活動は停滞し、林業経営は存続の危機に直面しています。21世紀を見据えた今、森林の有する多面的な機能が十分発揮するには、森林所有者個人ではおのずと限界があり、国民全体で支える観点から、計画的な森林・林業対策の推進が必要であります。
 このような実情を十分踏まえ、本市における森林・林業の将来が展望できる施策の確立に向け、「森林・林業基本法」に基づく施策の充実について強く要望いたします。
 砺波市議会といたしましても、適切な決議を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

◯議長(高田君) これより、提案理由に対する討論に入ります。
 討論はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 討論なしと認めます。
 これより、議員提出議案第5号 「森林・林業基本法」に基づく施策の充実についての意見書の提出についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(高田君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第5号は原案のとおり可決することに決しました。

◯議長(高田君) 次に、日程第5 議員の派遣についてを議題といたします。
 地方自治法第100条及び砺波市議会会議規則第110条の規定により派遣する議員については、お手元にお配りいたしております「議員の派遣について」のとおりであります。
 お諮りいたします。地方自治法第100条及び砺波市議会会議規則第110条の規定により、配付文書のとおり、議員を派遣することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、「議員の派遣について」の配付文書どおり、議員を派遣することに決しました。

◯議長(高田君) 次に、日程第6 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第69条の規定により、お手元にお配りいたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

◯議長(高田君) 以上で、本定例会に付議されました全議案を議了いたしました。
 これをもちまして、平成14年9月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 市長からごあいさつがあります。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 9月定例議会の閉会に当たりまして、ごあいさつを申し上げたいと存じます。
 このたびは、西尾議員さんから反対されましたが、田園空間整備事業、文化財保護、農地災害復旧及び水道の老朽管更新事業の補正予算並びに環境基本条例の制定など提案をさせていただきました。それぞれ可決、同意を賜りまして御礼を申し上げたいと存じております。
 なおまた、企業会計決算につきましては継続審査となりました。よろしくお願いを申し上げたいと存じております。
 本議会中、一般質問あるいは委員会での発言が種々ございました。それぞれ尊重しながら執行させていただきたいと存じておる次第でございます。特に、市町村合併につきましては、議会でも具体的な議論をされておりまして、その集約と市民の意向を再度、私も聴取をさせていただいて、住みよさランキングあるいはシティランキングでも評価されております。このような形を残して、皆さんが喜んでいただけるまちづくりができるように、この後、協議会等設置に対処いたしたいと、このように存じておる次第でございます。
 先日は敬老の日であったわけでございますが、県内の高齢化率が発表されました。砺波市は、発表によりますと21.4%の県平均であります。しかし、人口が増えておりますので、若干これよりも低いのではないかと、私はそのように思っておりますが、県内では25番目でございますので、案外元気な都市であると、このように認識しておるわけでございます。しかしながら、全国平均が18%でございまして、本格的な高齢化時代であることを認識をし、今後は、「敬老」の観点から行政対応をしなければならないと存じておる次第でございます。
 つきましては、このたび、全国市長会のヨーロッパ行政調査団に参加することになりました。北欧の高齢者福祉、介護保険、その他ボランティア活動並びに環境対策等の先進地を訪問して勉強してまいりたいと思っております。しばらくの間留守にいたしますので、よろしくお願いを申し上げたいと存じております。
 さて、このたびは、教育委員の同意もいただいたわけでございますが、飯田教育長さんには教育委員として3期12年の間、市の教育行政に大変御足労をいただきました。深く御礼を申し上げたいと思います。今回、任期満了に当たりまして、幾つかの御功績に心から御礼を申し上げまして、この場を借りて感謝とお礼を申し上げたいと、このように存じておる次第でございます。
 終わりになりますが、暑かった夏も終わりまして、収穫の秋となりまして少しは過ごしやすくなりましたが、合併論議も始まり、行政課題もますます多く、議員各位には御健勝で御活躍をされんことをお願いを申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。
 ありがとうございました。

◯議長(高田君) これをもって散会いたします。
 どうも長い時間御苦労さまでございました。

 午後 3時05分 閉議

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

 平成14年9月20日

      議  長    高 田 隼 水

      署名議員    堀 田 信 一

      署名議員    山 岸 銀 七

      署名議員    西 尾 英 宣



平成14年9月定例会[ 請願審査結果 ]

                請  願  審  査  結  果
┌────┬────────────┬────────┬─────┬─────┬────┬───┐
│受理番号│   件    名   │請願者住所氏名 │紹介議員名│委員会名 │審査結果│意 見│
│    │            │        │     │     │    │   │
├────┼────────────┼────────┼─────┼─────┼────┼───┤
│    │国民の主食・米の生産を守│農民運動富山県連│     │産業建設 │    │   │
│ 11 │り、国民に安定供給をはか│合会      │西尾 英宣│常任委員会│不採択 │   │
│    │る米政策の実現を求める意│  岩河 秀雄 │     │     │    │   │
│    │見書提出を求める請願  │        │     │     │    │   │
└────┴────────────┴────────┴─────┴─────┴────┴───┘



平成14年9月定例会(第3号) 議事日程・名簿

     平成14年9月砺波市議会定例会会議録(第3号)

1.議事日程
  第1 市政一般に対する質問、並びに議案第57号から議案第66号まで、平成
     14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)外9件について
     (一般質問、質疑、委員会付託)
  第2 国民の主食・米の生産を守り、国民に安定供給をはかる米政策の実現を求め
     る意見書提出を求める請願
     (委員会付託)

1.本日の会議に付した事件
  議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   9月12日  午前10時02分  開議
   9月12日  午前11時52分  閉議

1.出席議員(20名)
   1番 飯 田 修 平 君     2番 林   忠 男 君
   3番 柴 田   智 君     4番 齊 藤 源 秋 君
   5番 寺 島 良 三 君     6番 江 守 俊 光 君
   7番 松 本   昇 君     8番 池 田 昭 作 君
   9番 石 田 隆 紀 君    10番 高 田 隼 水 君
  11番 村 中 昭 二 君    12番 堀 田 信 一 君
  13番 山 岸 銀 七 君    14番 西 尾 英 宣 君
  15番 宮 木 文 夫 君    16番 柴 田 豊 明 君
  17番 前 田 喜代志 君    18番 吉 澤 邦 麿 君
  19番 松 本 恒 美 君    20番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 野 村 泰 則 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    民生部長 津 田 俊 祐 君

 産業建設
 部  長 藪 田 康 男 君    水道部長 紫 藤 健 一 君

 企画調整
 室  長 堀   秋 博 君    検査室長 宮 井   正 君

 総務課長 吉 田 孝 夫 君    財政課長 永 田 俊 満 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 今 井 孝 夫 君    課  長 有 若   隆 君

 上水道
 課  長 安 念   茂 君    病院長  北 野 喜 行 君

 病  院              教  育
 事務局長 井 上 辰 夫 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 喜 田 豊 明 君

                   監  査
 監査委員 畑   尚 之 君    事務局長 永 井   進 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

 事務局長 古 井 勝 久      主  幹 舘   賢 一

 調査係長 田 嶋 和 樹



平成14年9月定例会(第3号) 本文

1.会議の経過
 午前10時02分 開議

◯議長(高田君) これより本日の会議を開き、直ちに本日の日程に入ります。
 日程第1 市政一般に対する質問、並びに議案第57号から議案第66号まで、平成14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)外9件についてを議題といたします。
 通告に基づき順次発言を許します。
 14番 西尾英宣君。
  〔14番 西尾英宣君 登壇〕

◯14番(西尾君) ニューヨークにおける同時多発テロから1年がたちました。犠牲者の家族を思うといたたまれなく、戦争でテロはなくすことができないことがアフガン戦争で明らかになったのに、今度はイラク戦争に進もうとアメリカは計画しています。
 21世紀の世界は、軍事力に物を言わせた横暴勝手がまかり通る世界ではないことを強調いたしまして、まず市町村合併について伺います。
 今、平成の大合併が進行中ですが、総務省によりますと、ことし4月時点で合併協議会や研究会への参加自治体は約7割の2,226団体で、1,000の市町村は今のところ動きが全くありません。国のスケジュールからすると大幅な遅れとなっています。これは、合併しても利点がないことを多くの自治体が感じ始めているからではないでしょうか。
 全国注視の長野県知事選挙で田中康夫氏は、「ヨーロッパやアメリカで1,000人、2,000人の村であっても活気がある。合併ありきではなく、小さな町や村を支援していきたい」と見解を明らかにし、圧倒的な支持を得ました。「地方公共団体は住民の福祉の増進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担うものとする」と地方自治法で定義されていますが、国民いじめの悪政のもとで、市町村の役割がますます重くなってきています。
 人が生まれ育って住み、営んでいる地域でこそ、基本的人権が保障されなければならないと私は考えます。福祉や医療、教育が合併をすることによって後退することが懸念されます。12市町村の現行の地方交付税は240億円ですが、合併をすることによって140億円と100億円も減少する試算がある中では、合併前の行政サービスを維持することは不可能です。したがって、固定資産税や国民健康保険税などの市民負担の引き上げ、議員や職員の減少による行政サービスの低下、当市の比較的進んでいる行政サービスの切り捨ても予想され、砺波市にとってはメリットよりもデメリットが多いように感じられます。
 日本共産党砺波地方議員団8名は、9月に入って12市町村長と懇談をいたしました。「国はなぜ急がせるのか。合併のメリットが見えてこない」「合併には1.納得、2.意欲、3.希望が必要だが、どれも町民には理解されていない」「福岡町は矢祭町、上平村は群馬県上野村へ伺い、合併しなくてもやっていける町や村の視察をも行った」などの意見をお聞きいたしました。また当市に対して、「市役所は砺波市に置く」とか「砺波広域圏のリーダーが合併の相手をより好みするとは」などの批判も聞かれました。砺波市長は小規模な合併を考えておられるような感じがいたしますが、他の自治体は納得していないようです。特に庄川町は10市町村でなければ合併しない、編入合併はしないとも聞いています。結局10市町村の合併で押し切られる危険性があり、当市は北の辺地になります。砺波の幸せにつながらないおそれがあります。
 一方、8月28日の参議院決算委員会において、合併をしなかったら交付税は減ると宣伝していることを取り上げ、これは事実かとただしたところ、総務省の自治財政局長は、「合併しない場合に減額されるものではなく、各地方団体の財政事情に応じて算定される」と明確に答えています。
 改めて、合併をしない選択肢もあることを強調し、市長の合併に対する見解を伺います。
 次に、介護保険の問題について伺います。
 8月13日に開かれた砺波地方介護保険組合議会で、介護保険料が2,800円から30%851円引き上げ、3,651円の案が提案されています。全国平均11%アップ3,241円から見ますと、410円も砺波は高くなっていきます。
 平成14年度の介護保険料普通徴収に関する滞納は173件150万円、収納率84.9%という実態で、保険料が上がるとますます増えることが予想されます。低所得者に対し、市町村独自で保険料の減額や免除を行っているところが429自治体に広がっています。富山市も来年度より減免を行うことを表明されました。当市においても介護保険料を引き上げることをすることなく国保税の減免要綱をぜひ介護保険にも適用されたい。
 あわせて、砺波市のように広い持ち家だからこそ在宅介護に力を入れていくことに創意工夫していくことが大切だと思います。
 本年1月に行われた高齢者実態調査では、介護が必要になった場合、「サービスを活用して自宅で」が29%、「家族などを中心に自宅で」が19%、「介護施設などに入所」が15%などと約半数が在宅介護を求めています。介護保険の給付額を調べてみますと、1カ月当たり在宅では1人当たり8万円、施設利用では31万円と施設利用の給付額は在宅の4倍にもなります。在宅介護を伸ばすことにもっと知恵や工夫をしていかなければなりません。その対策を伺います。
 在宅介護を行っている家庭に介護手当を支給していくように道を開くことを提案いたします。当市において、在宅介護について福祉計画に基づき見直しを求めるものです。
 次に、ホームヘルパーの充足度についてお尋ねいたします。
 福祉計画では、常勤ヘルパー30人になっていますが、現状では20人と10人も不足しています。また、訪問リハビリの要望もありますが、他の自治体でも行われているのに当市では行われていません。また、配食サービスは希望にこたえられる体制になっているのでありましょうか。ボランティアに依存する体制を再検討する必要があります。
 加えていきいきサロンをすべての地域で行うこと。老人が自由に集まることができる場所を設けることなど、在宅介護の充実とひとり暮らし老人を励まし、寝たきり老人を少なくすることにもっと力を入れていくことを求めるものです。
 次に、長野県小川村の実情を調べ、医療、保健、福祉の連携が極めて重要だと考え、見解を求めます。(図提示)
 小川村では福祉系サービス、介護保険によるサービス、医療系サービスと循環をまことにうまくやっております。小川村の老人の医療費は47万円、全国平均50%ということです。在宅志向に加え、在宅医療を初め保健、福祉の在宅組織の充実、医師、看護師の熱意で支えられていました。当市においても、医師会、病院、福祉担当、保健師の皆さんの連携のもとにさまざまな施策を展開していくことが必要です。医療が地域の問題にもっと連携を深め、訪問看護センターの充実、医師のいない地域への体制など検討を深める必要があります。健康づくりセンターを機会に小川村の取り組みを参考に、当市にふさわしい医療、保健、福祉連携の取り組みを求めるものです。
 次に、砺波東部小学校の対策について伺います。
 小学校の授業状況について伺うと、普通教室が22クラスであり最低でも24クラスが必要で、現状では学年ごとのまとまりのある配置ができない。特別教室は1クラスしかなく、各クラスへの配当ができない。砺波東部小学校には資料室、学年集会室などの多様な学習空間がなく、教育方法の多様化に対応する学校施設となっていないと訴えておられます。自治振興会長さんたちが砺波東部小学校を見て、大変ひどい状況になっていることに驚かれ、直ちに対策をしていかなければならないと訴えておられました。
 これは(図提示)各箇所でどういうところを直せばいいのか出ています。避難経路、避難道具、耐震性についても検討が必要だということです。先生方からもアンケートが集められ、便所の数が足りない、各棟で便所は3カ所は欲しい、手洗い場が少なく歯磨きの指導ができない。保健室は普通教室を改造したものであり、物置や相談室の設置が必要との意見が出されました。755人で54の便器ですから15人に1つであり、授業中でもトイレに行かせざるを得ないとのことです。保健室登校の子供もおられます。当校には放送室の奥に相談室があります。(写真提示)相談室を見てきました。放送室の器具があって、かぎを2回開けなければここへ入れないという状況になっております。全く使用されたような形跡がない。保健室に附属した相談室がぜひ必要だと思います。
 また、今後クラスが増えると先生が増えてきますが、職員室が狭く、対策を急がなければなりません。女性職員が33名の状況で、便所も不足しています。40年を経過し建物の壁が崩れている、これは(写真提示)砺波東部小学校の壁が崩れている状況です。子供たちがこの下を通ると落ちる可能性がありますよ。子供たちの日常の生活の場であり、地域の避難所としての役割を果たす学校の耐震性を確保することが緊急の課題です。また、30人学級に備えた学校づくりも必要です。今度の改築計画については平成19年度までの推計だけでは問題があり、少なくとも10年後、20年後の住宅状況などを見て検討していくことが大切です。一刻も早く対策を講じられることを求めます。
 次に、教育長の公募制の導入について提案をしたいと思います。
 全国的には数人の公募の教育長が誕生していますが、福島県三春町へ伺い、公募の成功を視察してきました。町長さんは教育界の硬直化した体質を痛感しまして、活性化していくためにも人材を広く求めるため、全国公募に踏み切ったと述べておられました。
 三春町では校舎の真ん中に図書室、オープンスペースの教室があり、こたつに足を入れての授業、社会、数学、国語の部屋、各教科ごとの資料室、ホームルーム室といったブロックが校舎の中に散在していました。また教壇はなく、先生は生徒の机の片隅に座って問題を解いたりディスカッションをしていました。生徒たちはいきいきとして勉強が楽しくなったと述べています。これは公募による三春町の教育長の新しい試みの成果と言えます。教育長公募についての市長の見解を伺います。
 次に、散居村ミュージアムと金岡家について伺います。
 砺波の散居景観を残す趣旨で田園空間博物館事業が4年前から計画され、その拠点施設として散居村ミュージアムの整備に向けて準備されています。散居村の維持は行政の理念を明確にするとともに、農業の再生産を保障していくことこそ砺波市政の果たすべき役割と指摘してきました。農地がこの10年間で220町歩も減少していることについて、なぜなのか。農業に活気を注入すべく施策が基本として必要です。地域の散居景観保全活動に対して支援を行うこと、散居景観を生かした地域づくり協定は砺波広域圏では27カ所になっていますが、砺波市はゼロとは何が原因か。問題があるならその点を明らかにすることです。県下で富山市に次いで環境基本条例の制定に取り組もうとしている当市においてゼロとは、何とか対策を立てる必要があります。
 屋敷林を持っている方の苦労話もよく聞いて対処していくことが大切です。管理ができないからと切り倒したり、アズマダチの家の解体も増える一方です。屋敷林のある家には固定資産税の軽減、自然災害で樹木が損傷したときの補償、アズマダチの家の修理のときの財政支援など総合的な検討を求めるものです。屋敷林がどれだけの人間の生命を助けているのかその役割を明確にして、屋敷林とともに生きる市民を励まし、確信を持たせることも重要です。屋敷林のある家に住んでいることが誇りに思えるようサポートすることです。そのためにも、市は率先して木を植える運動を展開していくことです。
 第1に、公民館や学校、体育館、農村公園など市の施設に積極的に樹木を植えることです。第2に、団地や新たな家を建築される際には樹木を植えるよう指導すること。第3に、散居村ミュージアムはそのモデルとし、指導援助をするために中核施設とすることが大切であります。そのためにも、カイニョ倶楽部や花と緑の銀行、グリーンキーパーの人たちの意見をよく聞き、施設の運営には樹木、建物、用水、農業などの専門家を配置すること。ときには散居村パトロールも行うなど多種多様な活動をもって活気のある、人の寄ってくる施設にするよう求めるものです。
 なお、散居村ミュージアムの手順、金岡家の買い取りについては幾つかの問題があり、反対をしてきました。しかし、進行経過を踏まえ、ミュージアムの建設の具体化には地元関係者の知恵を積極的に取り入れるよう求めるものです。
 散居村ミュージアムの設計は、東京の設計事務所が担当、当初よりその強引なやり方はひんしゅくを買っていました。建物の向きについても批判されるように、「砺波の心」をつかんだものになっていない。黒部市のコラーレを設計された方ですが、黒部市の議員からも大変な不評でした。運用コストも考えずに設計者の個性を出し、当初予算よりも大幅に増え、管理も大変との意見を聞きました。
 遊水施設の関連で調整池に果たして芝生がふさわしいのでしょうか。泥水をかぶった場合の対応、芝生そのものの発想が貧弱だと思います。水辺、ため池の関係では、婦中町の県立中央植物公園の水辺空間は大変参考になります。(写真提示)大変すばらしいものになっております。
 また、砺波の樹木をたくさん植え、砺波にふさわしい納屋をつくり活用するなど、もっと市民の声をよく聞いて散居と屋敷林の拠点をつくり、そこから元気が発信される施設を考えられたいのであります。そのためにも、砺波市内の設計業者が今後中心になって進められるように県に意見を述べられたいのであります。
 散居村ミュージアムにしましても、金岡家にしましても、単なる観光施設にするのではなく、砺波地域の住民が楽しんで集まれるような施設にしていくことこそが大切であります。そのためにも、企画、利用、活用、発信のチームの設置を求めて私の質問といたします。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 西尾議員にお答えをいたします。
 まず市町村合併についてであります。
 第1点は、合併することによって福祉の施策の後退が懸念されるということでなかったかなと思います。いろいろ市町村合併についての思いも述べられたわけでございます。一部理解できる面もございますので、参考にさせていただきたいと思います。
 おっしゃるとおり市町村合併は個性豊かで活力のある地方自治体を建設することだろうと、このように私は思っております。福祉施設等につきましては、砺波市は平均的にサービス強化をいたしておると思います。このことの停滞や切り下げは一切考えておりません。そのように努力することが市民に対する重要な私どもの任務だとこのように思っておりますので、その点御理解をいただきたいと思います。
 それから、財源等でいろいろ言われている面もあるわけであります。そのことについて現況も述べられたわけでございます。ただし、国を初めとして各市町村は多くの借金を抱えております。一般的には666兆円の借金があると言われております。その上合併することによって、特例債を発行しようということでございます。私はでき得れば、合併の段階で一番いいのは従来の繰上償還をさせてくれる、この間総務省でそのように言いました。特例債を発行するよりも7.5%、8%の起債償還をさせてくれないじゃないか。一時借入をして1.5%か2%で借りて7.5%を返させていただく。合併のときには特例債よりもそのことが大事ではないか。そうすると公債残高も下がるし、みんなにパワーがつくんだという提案をしてまいりました。個別でありますけれども、そのようにしてまいりました。私はそのようなことなど、合併することによってそういう点を強調してやることが力がつくんではないか。西尾議員さんがおっしゃるように、そうすることによってサービスや福祉の後退はないと。ぜひそのことで逆に応援をしていただきたいと思います。
 もう一方考えることは、これだけ国が大臣を初めとして皆さんが骨太の方針を出す。その際に必要なのはやっぱりベースが大きくないと、スケールメリットがある程度ないといけないのではないかと、このように思っております。へたな言い方をして失礼でございますけれども、率直な話、2,000や3,000の町村ではというのが国の考え方でございます。私どもしては、ある程度の力をつけることによって、調整財源として特例債を使わせてもらうということなど、この際考えるべきではないか。
 もう1点、これだけ国が一生懸命になって合併しなさいと。これに反対した場合に、報復措置ではないけれども、いろんな公共事業等についてどうも指定とか認可とか、その辺ある程度整備するのではないか。ちらっとそのことも聞きました。
 したがいまして、合併の方向というのは国の流れとして一部問題はあるかもしれませんが、そのようなスケールメリットを利用して基盤をつくることによって、各制度についても配慮してほしい。これも私申し上げておきました。いろんな新しい制度が出てまいります。そのときに構造改革の特区というものを考えているようですが、それらについてはこの地域を指定をしてほしいなというのが私の願いでございます。あながち反対するものではないし、そのように思っているところでございます。
 なおまた西尾議員さんは議論の中で、12市町村の首長さんと面談された、そのことの報告がございました。
 昨日も申し上げましたように準備会で議論が出ているわけです。そのことを折返し首長さんにお返ししてございます。したがいまして、このことについては大変解決が難しいと言われている町村長もおられるわけですから、私はそのような思いがそれぞれの町村長にあると思う。これをお互いにどう切り詰めていくか、調整するかが難しい問題であろうとこのように思いますので、西尾議員さんがどのように受け取ってこられたかよくわかりませんけれども、問題があることについての指摘は理解するところでございます。
 そこで、いつも私が申し上げますが、ある程度合意した段階で相思相愛だろうと、このように理解をしているわけでございます。西尾議員さんの言葉をかりるなら、どこの町村もあまりいい返事がなかったようだということでございますが、いずれ私はこの市町村長さんも理解をされてくるんではないか、そのように理解をいたしておるところでございます。
 今、議員の皆さん方もそれぞれの地域でお話し合いをされておるわけでございます。私も先日申し上げましたとおり、地区へ出向きまして市民の皆さんの意思の把握をしてまいりたいと思っているわけでございます。
 それから、合併の基本方針は先ほど申しましたが、いずれにしましても住民の意思でございます。ただし西尾議員さんは合併をしない選択肢もあるよということでございます。私は堀田議員にも申し上げましたが、対等でいくということでございますから、何か先ほどどこかの町村で、砺波市が思い上がって覇権主義みたいな言葉があったようでありますけれども、私は人口が小さくても、この際の合併については、いわゆる編入とか吸収とか、やはり相手を尊重するというのが必要ではないか。これは堀田議員にもお答えしたわけですが、そのことを十分理解されていないのではないか、このように思っております。どこかでいろいろ批判があったようでございますけれども、それは当たらないと私は自信を持って言えると思います。
 いずれにしても、砺波市民の幸せを願っての合併でありますから、おっしゃるように、福祉の後退であったりあるいはサービスの低下であったりすることになれば、これは市民の意思に合わないわけですから、おっしゃるように合併をしない選択もまま出てくるのではないか、このようにも思っております。これは私の感想でございますので、御理解をいただきたい。以上でございます。
 それから次は、教育長の公募についてでございます。
 確かに私も専門誌等で読ませていただいて理解をしているつもりでございますが、ただ西尾議員さんは日ごろから地方とか郷土とかという論調があるわけでございますが、その点を考えるならば、いささか異なる提案ではないかなと、こんなことを思っておるわけでございます。
 私は、教育長さんというのは教育委員会も含めてでありますが、学校教育だけではないんです。地域や家庭や教育の向上、願わくは所管ではないですけれども、今、こども園などをつくっておりますので、幼児保育、あるいは生涯学習、スポーツ振興、文化財保護、そういう広範囲にわたっての行政が私はあると思います。そういう意味での識見を持った方になっていただきたいということでございます。教育長はそういう意味で専門的な知識、的確な行政手腕が期待されるわけでございます。特に先ほども申し上げましたように、強調したいのは今地方の時代と言われておるわけです。地方分権の時代でございます。そういうことから、自らの郷土こそベースがある。ベースが郷土であるという認識に立てば、提案のようなことはこの際考えたくないというのが私の今の考え方でございます。
 ただし、公募制を頭から否定するものではございませんが、いずれにしても、地元にも優秀な人材がたくさんおられます。そんなことなどを考えますときに、提案については否定をいたしたい。ただし教育長は首長の任命制ではございません。三春町の町長が公募したんでしょうけれども、しかし教育委員の中から教育委員会が任命するという法律になっておりますので、首長に任命権があるわけでございませんので、その点を西尾議員さん、誤解のないようにしていただきたいと、このように思います。
 次は、散居村ミュージアムの質問でございます。
 まず、散居景観を生かした地域づくりの協定等について批判もありましたが、その前段にミュージアムの課題等についていろいろ申されました。その意見も参考にさせていただきたいと思いますが、今、ゼロだということでございますが、調査をしたところ、ことしがスタートでございますので、今PRをいたしております。
 ついては、今、問い合わせを含めて5から10の協定が出てきておるわけです。県も補助金を出しますが、大きいものでございませんので上限15万円、1軒当たりその2分の1ですから、大きいものでもございません。そうかといって、それぞれ所有者の財産をきれいにするわけですから、そんなにどんどん補助金を出すものではないだろうと、このように私は思っております。そんなことで協定等につきましてはゼロということではないようでございますので、その点、誤解のないようにお願いをいたしたいと思います。
 それから、家のすばらしい景観だから固定資産税をおまけしたり補助金を出せということですが、西尾議員さんは常々全体の公平と平等を訴えておられる共産党さんとしてはおかしな提案だなと、こんなことを思いますので、一切出す気はございません。
 ミュージアム等の建設に当たりましては、おっしゃるように相談の窓口であったり緑花推進の窓口であったり、あるいはすばらしい屋敷景観を残すというコーナーを設けていくことが大切ではないかと、それは行政に課せられた大きい課題であると思います。
 いずれにしても砺波地域の中核的な施設でございますので、十分配慮してモデル的に進めさせていただきたい。
 なおまた、公民館や学校に木を植えなさいということですが、もともとこのことについては以前から進めておりますし、記念樹等も配布をして緑花に努めるようにお願いをいたしておりますことは御承知だと思います。
 それから、計画策定及び設計等についてのいろいろ御批判もあったようです。もちろん、地域の散居村にかかわるグループが幾つかございます。それらの皆さんの意見も聞いておるわけでございまして、そのことについて提案されたものについていろいろ議論されてきた。その議論の拡張を西尾議員さんが批判をされているのではないかと思います。したがいまして、設計が東京だから云々ではなくて、設計して基本的なものがあったものについて、地元の皆さんも含めていいものをつくろうという努力がこれから必要だと、このように思っておるわけでございます。十分地元の皆さんのご意見も参考にさせていただきたいと、このように思っております。
 私もこのことにかかわりますので、散居村の歴史や砺波平野の農業の発達のことなども十分含めてレイアウト等について専門家ではございませんけれども、私の思いも述べさせていただければと、このように思っておるわけでございます。
 いずれにしても設計は砺波市が発注しているわけではございません。何か私がしかられているような感じの質問でございましたが、富山県が設計担当いたしておりますので、そのことについては、もう富山県に申し込みをしてございます。契約が終わっておりますから、富山県に申し入れをしておりますので、その点は御理解をいただきたい。
 再度申し上げますが、地元の有識者の意見を集約することで西尾議員さんにぜひ賛成をしていただいて御協力をいただきたい、このように存じておるわけでございます。
 次に、金岡家の問題については、若干の批判もございましたが、まず基本的には文化財として保存することが大前提であります。文化財として一般公開をしたり、お茶やお花やその他伝統文化を中心にした学習の場をつくる、それから外国からお見えになった方についてのゲストハウス的な活用方法もあるのではないか。そして先ほど西尾議員もおっしゃったように直接屋敷林の管理もございますので、あのカイニョを利用しての講習会といいますか、研修会といいますか、そういう場になれば御理解いただけるのではなかろうか、このように思うわけでございます。
 中嶋家は江戸時代、そして金岡家は明治時代、さらに今、田園空間整備でやるのは大正、昭和の家というようなことで並ぶわけでございますので、これらをいろいろ勉強する場、子供たちにもそういう勉強の場を提供することが我々の任務ではないかとこのように思いますので、ぜひその点御理解をいただきたいと、このように思っております。
 なお、このことにつきましては関係者とも十分協議して進めますが、金岡家等につきましては、この後設置条例をつくりたいと思います。それにつきましては専門家の意見も含めまして、活用度も含めて考えていきたいと、このように存じておるわけでございます。
 介護保険及び小学校等につきましては、助役、教育長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 助役 野村泰則君。
  〔助役 野村泰則君 登壇〕

◯助役(野村君) 介護保険の問題について御説明を申し上げます。
 まず、保険料の引き上げについてでございます。
 西尾議員御指摘のとおり、砺波地方介護保険組合のほうでは、現在第2期の介護保険事業計画の策定作業をいたしております。その中で介護保険料の見通しについて、現段階ではありますが、あくまでも暫定的な中間値といたしまして県がまとめたものが出てきております。それによりますれば、砺波地方介護保険組合の第1号保険料の基準月額3,651円余は県内平均3,897円よりは低めでございます。富山県の平均値そのものが全国平均3,241円よりは600円余り高くなると予想されております。
 介護保険料につきましては、昨日柴田議員へもお答えしたとおり、次のような理由から値上げをせざるを得ないと予想しておるわけであります。
 その第1点、65歳以上の高齢者の増加により現在の第1号の保険料の法定負担割合が17%から18%に改正されるということ。その2といたしましては、今後、待機者解消のため特別養護老人ホーム140床、老人保健施設が80床、合わせて220床増床整備の予定であるということ。第3点といたしまして、居宅サービスの伸びが年間15%余り、3年間で50%余りが見込まれておるということが料金の値上げをせざるを得ないという要因でございます。
 それから、介護保険料につきましては、国の制度に基づいて徴収はいたしておりますが、確かに普通徴収分に滞納がございます。該当者の理解を得ながら徴収に努めているところでございます。調査によりますと、所得階層が一番低い第1階層には滞納はございません。第2階層から第5階層まで滞納率が平均している実態から言えば、必ずしも所得が低いから滞納が多いということは言えないということではないかと分析いたしております。
 一方、厚生労働省からは、基準所得額の一部見直しと5段階から6段階へ所得階層区分を見直し検討する旨の保険料設定の弾力化についての通達も出てきております。今後、低所得者対策につきましては、介護保険組合の保険料見直しの中で検討されるものと思っております。
 それから、国保税では災害被災時や事業の倒産等により減免措置が適用されております。介護保険制度にも同様な減免措置がございます。今までに数件が実際に適用されておるところであります。
 それから、配食サービスという問題が出てまいりましたが、配食サービスは現在ボランティアによってやっていただいておりまして、給食数も増えてきております。届けるという目的だけからいたしますと、西尾議員の言われることも合っているかもしれませんけれども、ボランティアによってひとり暮らしの高齢者とのコミュニケーションや安否の確認にもつながるということから、今後ともボランティアによる配食サービスを行っていただきたいというふうに思っております。
 それから、ふれあいいきいきサロンにつきましては、現在50カ所で実施されております。介護予防とか寝たきり予防を図るためにも有効な事業と考えておりますので、今後、準備が整ったところから認可をして増やすことを進めていきたいというふうに思っております。
 それから、医療、保健、福祉の連携の重要性についてでありますけれども、これにつきましても十分理解はいたしております。特に予防に力を入れることによって医療費や介護保険料を抑制していくことを目指すべきだと思っております。幸い砺波市の現状は、例えば国民健康保険で言えば、一人当たりの医療費、老人医療費がともに県下で最も低いランクにおります。これをさらに進めるためには検診等による一次予防の強化とそれを医療につなぐ保健と医療の連携、さらに訪問看護や訪問介護等の福祉サービスとの連携が大切であろうと思っております。そういう意味でも、現在進めております(仮称)健康づくりセンターをその連携機能を持った拠点施設として整備を進めていくということでありますので、今後、お説の医療、保健、福祉の連携がますます深まるものだろうというふうに思っております。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 西尾議員の砺波東部小学校の対策について3点についてお答えいたします。
 まず第1点ですが、砺波東部小学校の手洗いやトイレの数については、児童100人当たりの所要便器数は満たしております。今後、児童数の増加が予想されますので、現在検討中の増改築事業の中で考えております。
 次に、保健室においては、文部科学省の小学校施設整備指針においても健康教育の中心となるとともに児童のカウンセリングの場としても活用することが望ましいとされています。また、相談室も児童が立ち寄りやすいよう保健室との連携を考慮して計画することが望ましいとされており、今後検討すべき事項と考えております。
 3番目に、現在の職員室は124平方メートルと市内の小学校では広いスペースを持っておりますが、児童数の増加に伴う教員数の増加により狭隘化しています。また、職員トイレについても女性職員の増加も相まって、職員室同様に不足を生じてきています。増改築事業の際に増設について検討が必要と考えております。
 なお、砺波東部小学校増改築事業においては、現在、増改築事業推進委員会において、地域の皆さんや教職員の意見を聞きながら基本設計の計画を検討しております。教室不足の解消と体育館、プールの改築などを含め、今回の増改築事業の中で進めてまいりたいと思っております。
 以上です。

◯議長(高田君) 14番 西尾英宣君。
  〔14番 西尾英宣君 登壇〕

◯14番(西尾君) 再質問をいたします。
 市長は、合併をしなかったらいろいろと補助金とかそういう面で国の圧力がかかるとの答弁でありましたけれども、中沖県知事が知事の後援会で「合併しない市町村には不利に扱わない」と強調しております。全国的にも合併しないと宣言した市町村がありますし、1,000の自治体がいまだに立ち上がっていない状況、交付税試算でも15年後には、私の試算では100億円も12市町村では減っていくというような状況の中で、例えば公共料金など今のままでいくとのことでしたけれども、例えば固定資産税にしても1.45%、小矢部市は1.6%、国民健康保険税にしても低い部分です。固定資産税で12市町村で不足するのは7億円、国保税で10億円も不足する。この財源は合併した市町村でやっていかなければならない。ですから合併した自治体では、数年後には公共料金を引き上げているという事態などを見ると、私はもっと住民に、これは(実物提示)白川村で、合併した場合としない場合の村長及び議会、役場及び行政組織とか財産とか公共料金はどうなっていくとか、こういうようなことをわかりやすく書いたものですが、住民に9月議会が終わってから説明会をするとおっしゃいますけれども、ぜひこういうのをやって住民にわかりやすいようにしていただきたい。ただ合併したらいろんな面でよくなるというけれども、見えてこないんですね。そういう面では、私は、合併特例債などを使って大型公共事業に走る危険性が十分にあるということを述べておきたいと思います。
 それから介護保険で、ホームヘルパーが福祉計画では30名になっておりますけれども、現在20名です。ホームヘルパーをもっと増やす施策をやっていただきたいということについての答弁がなかったし、訪問リハビリについてもなぜ砺波市でやられないのか。
 それから、教育長に伺いますけれども、学校教育法では12学級から18学級が望ましい。それ以上になるといろいろと問題がある。その問題が今砺波東部小学校で起きているんです。砺波東部小学校では当初は各学年2クラス、12学級で設計されているんです。ですからトイレも少ないんです。児童相談室もこのような状況で改築計画で再来年教室を建てると言っておりますけれども、再来年は24学級になるんですよ。職員室も小さいんですよ。先生が増えるんですよ。ですから平成16年度をどう過ごされるのか、16年度が大変なんですよ。16年度は24学級になるんですよ。職員室も先生方が入れない状況です。
  〔「答弁漏れでないがい」と発言する者あり〕

◯14番(西尾君) 答弁漏れでないですよ。しっかりした答弁がなかったから言っているんですよ。その平成16年度の対策をどうなされるのか、明確にはっきりと答えられたい。
 以上です。

◯議長(高田君) 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 西尾議員さんの合併の件での再質問でありますが、合併反対とはおっしゃっていなかったですね。反対なんですか。

◯14番(西尾君) 合併しない道もあるということです。

◯市長(安念君) 私はだから合併しない道もあるよと答弁しましたよ。
 それと、今の起債その他については私自身が申し上げたことでございますが、いろんな制度があるわけです。それなりに知事がどうおっしゃったか知りませんが、それは配慮されない向きもありますよということを申し上げたんです。このことは市民に対して不幸ではないかなと。それをうまく活用すればいいということなんですが、したがってスケールメリットがあって、力も少し強くなるということの上に立って現在の制度なども配慮してほしい。公的には全部来ると思いますよ。ただし、その上乗せの新しい構造改革でいろんなメニューが考えられております。それは全体の市町村ではないわけです。それが欲しくても、「いや合併しないところなら」という話が私はあると思う。そのことを懸念して申し上げたことを御理解いただきたいと思います。
 それから砺波東部小学校は、教育長から答えると思いますが。十分数字も読んで計画をして、これは前々から西尾議員さんおっしゃっていることですから、今大体のレイアウトができているんですよ。そのことを踏まえて細かい便所がどうとか、それは必要なことでしょうけれども、大きい意味で計画を立てて、それで皆さんにお示しをしてやろうということですから、それはできることになっているんです。そんな義務教育で失礼なことはしません。自信を持って進めさせていただきたい、このように思っております。今ちょうどそのことについて県の教育委員会を含めて国にも進達しておりますので、恐らく同意があると思う。ただし同意のないものについてどうしても必要だということになれば、これは市の負担を余儀なくせざるを得ないだろうと、このように思っております。
 もう1つ私は考えたいのは、本当にこれが持続的に右肩上がりに生徒が増えるかどうかというのは、数字を調べさせておりますが、私疑問なんです。後ほど廃墟と化すようなことになってもいけない。そのときにはどうするか。1つは福祉施設を考えるという時代がくるのではないか。そのことを含めて私の念頭にあるわけです。そのときまで私生きておりませんけれども、やっぱり先輩諸公はなるほど考えていったなというものをつくりたいので、その辺は慎重に考えさせていただいて、あなたの心配される向きは私の行政として責任を持ってやりますので、また御議論いただければ……。あまり腹立てないでその辺は進めさせていただければありがたいと、このように思います。
 立ったついでに申し上げます。ホームヘルパーにつきましては、計画時は30人ぐらい必要だろうと言われておった。ところが民間が出てきたでしょう。今はやっぱり公設民営化の時代です。できれば民間も使う、そういうことが大事ではないですかね。そのことを含めて、今のところは皆さんに努力をしていただいて、何とか円満にそれぞれサービスさせていただきます。それで西尾議員さんがおっしゃるように、やっぱり市役所のヘルパーでなけにゃあかんという気持ちもあるんですよ。もちろん優秀な人間をうちが抱えまして、それなりにサービスをしています。下手なことをすると上司からしかられますから。それと相手側がやっぱり民間ということになると少し心配するんです。民間のサービスはいいはずなんですが、そのように心配の向きも実はあるわけですから、そのことを念頭に入れて対処してまいりたいと思います。今十分私どもとしてはこなしているということを申し上げておきたいと思います。それぞれ立って申し上げればいいんでしょうけれども、私の方で総括してお答えしておきます。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 助役 野村泰則君。
  〔助役 野村泰則君 登壇〕

◯助役(野村君) 在宅介護でありますが、今ほど市長の発言ありましたように、官民挙げて総体として在宅介護をすべきだということが基本であります。1つの施策だけで有効な解答になるかといったらそうではありません。例えば介護者の高齢化、老人が老人を介護するとか、あるいは世代分離が進んでいるというような現状がございますので、1つの施策ですべてがカバーできるかというとそうではございません。例えば介護手当とかあるいは在宅サービスというものは介護保険のメニューにありませんけれども、福祉サービスとして寝たきり等高齢者の福祉金を砺波市が支給いたしております。
 それから、訪問リハビリにつきましても、介護保険の適用外の福祉サービスとして家庭訪問を行っております。市の理学療法士とか訪問看護士等が同行してサービスを行っております。今後は、総合病院の地域医療室等での医療系のリハビリテーションの連携も必要であるというふうに思っております。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 17番 前田喜代志君。
  〔17番 前田喜代志君 登壇〕

◯17番(前田君) 4点にわたりまして質問いたしたいと思います。
 最初に防災計画の見直しについてでございます。
 防災計画の見直しにつきまして、最近は都市化の進展などによって過去の災害時とは異なった災害の態様を示す可能性が高くなっております。あるいは高齢化の進展から、医療施設や社会福祉施設が増えておりまして、災害時の行動に何らかの制約のある人も年々増加しつつあります。さらに一部には道路が狭い上に木造家屋が密集するなど災害に弱い生活環境もなお存在しております。平成7年度に策定された砺波市地域防災計画について、これをハードの面、ソフトの面ともに見直しをして、災害に強い地域づくりに対処して市民の命、財産と暮らしを守っていく必要があります。現計画の見直しについてどのように考えておられるか。
 第2点目は、災害情報の収集伝達など通信体制の整備についてでございます。
 現計画の第1章第5節の「防災のビジョン」では、これまでのハード面を主体とした対策に加え、防災行政との連携を一層密にしたソフト面の対策が必要であり、さらに現地に即応した予警報システムなどを開発し、避難体制の確立を図る必要があるとしておりましたが、この間、このことについてどのように対応されてきたのか。
 また、災害情報の収集伝達について、災害情報通信計画に示されておりますが、非常通信の自前の体制整備を進めなければなりません。テレビ、ラジオ、携帯電話など以前よりそれぞれ情報を得やすい環境に変わってきておりますが、非常時の通信体制という点ではどれも万全ではありません。暮らしの安全を守る新しい緊急情報網として防災行政無線システムの整備が必要ではないか。地区公民館や主たる避難場所に指定されている学校などに固定局を設け、子局には拡声装置を通じて防災や断水、工事などの情報を逐次流し、必要箇所には個別受信機も設置をして随時情報を受けることができるよう、非常時の通信体制を確立していく必要があるのではないか。
 次に、自主防災組織の育成計画の具体化についてでございます。
 市の防災計画の第2章第19節の「自主防災組織の整備」では、この組織と活動について示されておりますけれども、市民の自主防災力の強化はもとより、地域の自主防災体制の強化は重要な課題でございます。自主防災組織の育成、指導、地域ぐるみの防災対策の推進など組織的に日常の備えを確立していくには、自主防災組織の育成計画を具体的に推進していく必要があるのではないか。
 以上、防災計画の見直しに関連して3項目に対する市長の所見を伺います。
 次に、介護保険サービスの今後のあり方についてであります。
 昨日来、幾つも質問がございましたが、まず1点目は、在宅よりも特別養護老人ホームの割安感がある、これをどう是正していくかという問題でございます。
 介護保険の計画見直し作業に既に入っているわけですけれども、どのような傾向が特徴的に見られるか。介護保険の利用状況について言えば、コストの低い在宅よりもコストの高い施設利用が予想以上に多かった。また、要介護認定を受ける高齢者の割合が増えてきている。この特徴的な傾向を生んだ背景には何があったかという、このことであります。
 1つは措置の時代、特別養護老人ホームの入所手続は所得や家族構成に関する調査など手続は大変だった。介護保険になって施設サービスが利用しやすくなったということが言えると思います。2つ目には、従前、特養施設である程度所得のある人は介護保険になって最高で4分の1程度の自己負担で済むようになった。3点目としては、生活費全体で見ると、特養施設の方が在宅より少なくて済む割安感がある。例えば賃貸住宅なら家賃も払う、食費、光熱水費のほかに介護保険の利用者負担が必要になる。生活を丸抱えしてくれる特養施設のほうが在宅で対応するよりも割安になるというわけです。4つ目には、施設では24時間サービスが受けられ、何があっても安心。在宅では24時間サービスは受けられず、おのずと限界がある。家族の肉体的、精神的負担は施設より在宅の方がはるかに大きい。5点目としては、在宅では低所得者には1割の自己負担が重く、どうしても受けるサービスを手控える。このような背景があるのではないかというふうに認識しております。見直し作業はこれにどう対応しようと考えているか、この点をお聞きしたいわけであります。
 2点目は、在宅でも施設入所と同等のサービス供給体制を求めたい。介護保険料の引き上げ幅をできるだけ低く抑えていくために今何が必要か。要介護高齢者の総数がさらに伸びていきます。施設整備もさらに必要になっていきます。しかし介護保険料を納める人の総数も増加していきますから、健康で自立して生きられる高齢者の割合をより高めていくことで介護保険料の引き上げ幅を低く抑える、これが最大のポイントではないか。介護保険の制度だけで考えていては袋小路に入るだけ。とにかく必要なものは引き上げざるを得ない、こういう袋小路に入るだけなのであります。やはり何よりも健康で自立して生きられる高齢者の割合をどう高くしていくか。そのための健康づくり、保健師の充足が全く十分でない市町村がある。生涯学習との連携が十分とれていない市町村もある。この現状をそのままにして介護保険計画を立てていくのは大変問題である、このように思うわけです。
 地域福祉など介護保険以外の在宅サービスの充実についても、介護保険組合を構成する市町村の中に格差があるし、これらのことを構成市町村がまず統一的に取り組む、その上で在宅でも施設入所と同等のサービス供給体制を確立するために介護保険と地域福祉を一体的に推進いただくことが大変重要になってくるわけでありますけれども、高齢者保健福祉計画づくりについて、このような観点に立って構成市町村の地域福祉をレベルアップしていく、このことの十分な議論を尽くしていただかなければならない、そういう議論のテーブルをまず設けていく必要があるのではないか。介護保険のほうだけを一生懸命計画を立てておったのでは、これが引き上げの理由だと説明されても納得いかないではないか、こういう点でございます。
 3つ目は、低所得者の在宅サービスの自己負担軽減を求めたいのであります。
 低所得者のサービス利用の実態はどのようになっているか。手控える傾向があるかどうか、このような観点での介護保険の実態把握ができていないのではないか。追加調査を実施して見直し作業に生かすべきである、このように思います。
 4点目は、介護保険料の低所得者の負担軽減を求めたいのであります。
 国民健康保険制度は4割軽減と6割軽減、介護保険についても軽減は4割・6割の2段階になるように。先ほど今度は6段階の見直しになるという国の方向も示されておるわけですが、ぜひ国保と同様に4割・6割という段階が導入されるように国にも働きかけ、独立してでもこれを実現いただく、このような見直し作業の中で十分検討いただきたい。
 次に、学校図書館司書の全学校への専任配置を求めたいという点であります。
 読書の秋になってまいりました。学校での読書の取り組みは年1年と充実してきたとみておるわけでありますが、社会環境の変化の中で、まだ読書離れの傾向は引き続き進んでいるのではないか。中学校に続き小学校においても、図書館司書の各学校ごとの専任配置を進めていただき、児童と司書とのふれあいの時間をもっと増やしていただくように小学校の図書館活動をさらに伸ばしていただきたいのであります。この点について教育長に伺います。
 最後に、市町村合併について市長の見解を賜りたいと思います。
 最初に、魅力のあるまちづくり、砺波にずっと住み続けたい、子や孫にも砺波に住まわせたいと自信と誇りを持ち合えるまちづくりを求めたいからであります。
 合併でどんなまちづくりを進めるのか、砺波市は今日まで7次にわたる総合計画に基づいてまちづくりを進めてきております。その時代、その時代に厳しい財政運営を乗り越えて重点施策を打ち、今日、シティランキングでもトップ級に評価されるなど、目覚ましい発展を遂げてきました。そして今、第7次総合計画を策定してその緒についたばかりであります。
 ところが市町村合併という課題に直面して、これにどのように対処するか問われております。国の示したアメとムチのもとで、まさに去るも地獄、残るも地獄という厳しい選択を迫られております。しかし、富山県内の市町村合併については、ここで大合併に進むことで合併を機に大きな飛躍を遂げ得るかのこどく幻想にとりつかれているような議論が横行しています。
 富山県の示した広域圏事務組合の構成市町村を単位とした合併パターンに影響されて、より人口規模の大きい枠組みが考えられ、まさに果てしなく続く拡大路線によって、これからの都市間競争に備えるべきとの動きが当局によっても議会によっても表面化しておりますが、都市間競争が何か人口の多さで決まるとでも考えていらっしゃるのでしょうか。大変疑問を感じるわけであります。このような議論は、そしてデメリットを軽く見ているのではないかと危惧もいたします。大きいことはいいことだ式の議論に惑わされてはなりません。量に目を奪われずに、まちづくりの質を追求していく姿勢が重要なのではないか。
 これからも「砺波は一つ」と言われるような広域圏内はもとより周辺の市町村との連携協力を一層強めつつ、市民の参加のもとに市民と協働して魅力のあるまちづくり、砺波にずっと住み続けたい、子や孫にも砺波に住まわせたいと自信と誇りを持ち合えるまちづくりを着実に進めていく。このような姿勢を貫いていただきたいと思うわけであります。
 2点目は、大きいことはいいことだ式の議論に惑わされないで、砺波市の今日までのまちづくりが生かせるような、そういう合併を望むのであります。
 人口規模の小さい農山村や漁村にも人々の歴史があり、そこには人が生き続け働き続けてきた、そしてその地域社会を自分たちの手で守り育ててきた、このような地域社会を維持していくことは国民社会全体にとっても大変大切なことである。それゆえに今日まで国として地方交付税制度によって、人口の少ない地方にも人口がしっかり定住し得る条件を与え続けてきたのではないか。
 政府は財政運営の行き詰まりをこのような小さな都市が非効率であるといって、より厳しい課題を押しつけてきたと言えます。地方分権のためとしながら、頭ごなしにこの地方交付税の仕組みを変えようとしています。人口1万人以下の町村は、町村の資格を剥奪すべきだとまで議論されております。このような政策の背景にあるのは、大都市住民の負担する税金が小都市に流れていて、大都市は損をしているという考え方があります。人が生き働き、その地域社会を自分たちの手で守り育てようという意欲もある。このような過疎の地域社会も自治体として維持していくことはこれからも国民社会にとって大切なことのはずです。
 より効率的な行政を行えるように努力しなければなりませんが、過度に人口規模を大きくする余り、面積が広くなりすぎることによって、かえって効率を引き下げてしまうという側面もあり、人口が県内で何番目になるかというようなそんな観点よりももっと大事なことは、この合併問題に臨んでも砺波市の今日までのまちづくりを本当に生かしていけるかどうか、このことが市民にとって一番重要なのではないか。
 以上、市長の見解をお聞きし、質問を終わります。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 前田議員にお答えをいたします。
 防災につきましては林議員からもお尋ねのあったところでございます。防災計画の見直し等につきまして御指摘がございました。そのとおりだと思っております。見直し等についてはこれから進めさせていただきたいと、このように思っております。
 防災計画は市民の生命と財産を守るという立場から、風水害、火災、そして地震等に対処するものでございまして、「快適都市となみ」を宣言しております「快適」に当たる重要な部分ではないかと、このように認識をいたしているところでございます。
 御意見にありましたように、平成8年に策定いたしましたが、その間おっしゃるように法改正もございました。災害を取り巻く状況も変わってまいりました。1つは高齢化がございます。それから福祉施設も増えました。砺波総合病院も大きくなりました。耐震性でございますけれども油断はできないと、このように思っておりますし、なおまた、高層ビル等あるいは大型店も出てきているわけですから、見直しするというのは私は重要なことであると思っております。
 なお、国は東海地震等の関連もあって、4月に基本計画の見直しがあったわけですが、先般の地震予知連絡会では、さらに見直しをする必要があるということで各会議を拡大された。そういう面も刻々と変化しているわけです。富山県も砺波市同様遅いようでありますが、見直しの準備をされているということでございます。
 なお、防災というのは、自ら地域を守るという思想がまず原点にあると思うんです。もちろん行政もその中にあって、防災組織だとか育成の面も考えなきゃいけませんけれども、ぜひこのことを考えて対処いたしたい。
 よく言われる言葉に「災害は忘れたころにやってくる」というのがありますが、そうではないんだ。忘れないうちにやってくるんだという認識に立てというのがいわゆる有識者の発言であります。私も、災害というのは忘れないうちにくるよという認識の上に立って、基本的な計画を立案させていただきたいと、このように思っております。
 ついては防災の通信体制でございます。率直な話、希薄であるとこのように認識をいたしております。体制整備を図りたいと思いますが、今日的には御存じのようにテレビであったりラジオであったり、あるいは携帯電話の普及だとか、そういう手段が随分変わってまいりました。なおまた砺波市はケーブルテレビもございますし、エフエムラジオも来たわけでございますが、これらを有効に活用することが大事だとこのように思っております。
 今は希薄な状況を申し上げますと、県との行政無線の活用、それから、許可済みでございますけれども移動車の防災行政無線など、あるいは富山県高度情報ネットワークによります体制づくり、そういう情報システムを保持しております。
 いずれにしましても、御提案のありました防災放送などございますけれども、財源との兼ね合いも少しございますので、今のできる範囲内の情報網を位置づけて、準備といいますか整備をすべきではないか。幾つかデータを取ったようでありますが、過大な経費がかかるわけでありまして、もちろん補助とか起債とかございますけれども、なかなかそれに取り組めないという実態があるわけでございます。いずれ合併するということになれば、それを含めて対処すべきものかなと、こんなことも思っておりますので、何かあいまいな答弁になりますけれどもその点御理解をいただきたいと、こう思っております。
 それから自主防災組織、大変いいことでございまして、先ほども申しましたように、自ら災害を守るという立場に立つことが大切でございますので、このことは林議員からもございましたが、できれば自治会あるいは町内会において整備されることを期待をいたしております。
 なおまた、消防団で少年消防クラブなども設置をしていただいて、防災の地域普及といいますか、そのことにも努力をされておりますが、今、自主防災組織と言われる団体が17ございます。消防機器を持たない自主防災組織を入れますと、今私どもで把握しておりますのは30ございます。特別財政的な支援をしておりませんが、その活動に感謝をしておりますし、できれば各地域で組織までできなくても、防災は我々でやるという認識の自治会ということを念願をいたしたいと、このように思うところでございます。
 次に、介護保険サービス等についてでございます。
 提案の中に、私は一種の精神的な問題や市町村間のバランスの指摘もございましたので、私から申し上げていきたいと、このように思うわけでございます。
 第1点は、特養の施設に入ると24時間面倒を見てもらえる。ところが在宅でございますと、24時間在宅で介護しなければいかん。そんなことなどを考えると、施設入所のほうが安いのではないか。私はやっぱりそう思います。家族のことを思ったりしますと。そうなると前田議員さんも御指摘になるように随分どんどん経費がかかるわけです。その負担を国や県や保険料で賄う。保険料をますます上げなきゃいかん、おっしゃるとおりでございます。
 このことにつきましては、現状としてはいわゆる核家族化といいますか、あるいは大きい敷地に若い人だけのうちを別に建てたりするという実態がたくさん出てまいりました。いわゆる介護者が年寄りになるということでございますので、介護者不在という家も実はあるわけです。そのことを考えていかなければいけませんけれども、しかしおっしゃるような、そういう施設に入ったら金は高くつきますが、割安感というのは私はあるような気がいたします。ただしそのことを助長することによって、自らの保険料を高くするわけですから、そのことをどう皆さんにPRしていくか、私は大変重要なことだと、このように思っております。
 そこで必要なのは、これも御指摘ありましたが、在宅における福祉サービス、それを十分に承知してもらう。例えば一般福祉メニューとしてはショートサービスもございますよ、近ごろはミドルサービスもあるんだ。そしてホームヘルパーを活用してくださいという形でのいわゆる在宅サービスというものについて十分申し上げるということが私は大事ではないかと、このように思います。
 そして、時代の趨勢だと言いますけれども、核家族が本当にいいのかどうか、もう一つ見直してほしいと。私がどれだけ言っても言えるわけでございませんけれども、この間、直木賞を取りました山本一力が『家族力』という本を書きました。彼に言わせると、自分の人生の中の消したい部分もあるんだと。だけどそれは家族力で支えてくれたんだということで努力をして直木賞を取ったわけでありますが、いわゆる家庭の温かみというものを介護を受ける者も、それから介護をする者も家族力、温かみがあるんだと。そういう精神的なものを甘受してほしいなという気がいたします。
 あるいは先般出版された石原慎太郎の『老いてこそ人生』とか、あるいは日野原重明の『豊かに老いを生きる』というようなベストセラーがございますけれども、それぞれ家族の温かみと「老い」というすばらしい人生観を持つことによって、施設介護に走らない、そういうことをみんなで考えるべきではないかとこのように思って、そのことが自らの経費の負担軽減にもなるんだと、このことを私は訴えていきたいなと思っております。
 おっしゃるとおり、施設介護の割安感というのは何とか除去して、やっぱり精神力と高齢化の生きがいなどをよく申し上げて、そのときに施設におって箱詰めでいいのか、温かい家庭で人生を暮らすのか、そのことを私は訴えていくべきではないかと、このように存じておるわけでございます。
 次は保健福祉計画の問題ですが、砺波市が一生懸命保健福祉計画を立ててサービスをやっている。ほかのところは保健師もままならないで適当にやっている。そのことについてはみんな傾くのではないかと、おっしゃるとおりです。ただし、このことをやはり独立した地方自治体に対して私がなかなか強制できないんですが、指導助言といいますか、そういう意味でお互いに予防事業をやったらどうかというような提案はしてお願いはいたしたいと思います。おっしゃるとおり段差は絶対あります。その点では、砺波市は生意気ですが、サービスを十分行っておりますので、今データを見られても一人当たりの保険料等々については、私はその点ではいいところにあるのではないか。高いところはめちゃくちゃに高いということになりはしないかと、このように思います。
 したがいまして、保健福祉計画の重要性とその中身の問題だと思います。ただしこれは市町村間との問題ですから、他の市町村をなかなか干渉するわけにいきませんが、おっしゃるとおり予防事業をお互いにやろうじゃないかということで、大砺波圏域のなかに福祉圏と医療圏を一緒にした協議会もございますので、そういう立場で介護予防事業とこれらについて進めさせていただきたい。砺波市はまだまだ頑張りたいと思いますので、新しく保健師をさらに採用して現地へ行かせたい。そして皆さんの健康保持をするということで努力を積み重ねていきたい、こんなことを思っておるところでございます。
 それから、低所得者の在宅サービスの自己負担軽減でございます。現在のところ、所得階層別の全体的なサービス利用というのは把握はしておりませんが、ホームヘルプサービスの利用者の所得状況から申し上げますと、利用者の7割近くが本人負担が無料になっております。いわゆる低所得者でありますので、必ずしも低所得者であるからサービスの利用を手控えるというようなことではないと思っております。なお、現在そのような軽減策が実施されておりますので、介護保険サービスの利用料にかかる軽減については高額サービスの制度がございますので、申請ではございますけれども、償還が原則ですが、地方介護保険組合の場合、該当者全員に通知をしておりますので、ほとんどの方が還付を受けておられるということを申し添えておきたいと思います。
 また、議員も御承知だと思いますけれども、当市といたしましては、低所得者高齢者のホームヘルプサービスについては無料の措置をとっておるところでございます。大きな支援をしておると、このように私は思っております。さらに低所得者であっても、在宅での生活を続けていく上で受けるサービスの量が介護保険で決められた限度額をやむを得ず超える場合には、福祉サービスとしてホームヘルプサービスで補っておるわけでございますので、その点では砺波市としてはいいサービスをしておると、このように思っておるわけです。十分まだ徹底はしていないと思いますが、これから広報なども通じまして、在宅におけるホームヘルプサービス等の充実を図っていきたいと、このように思っておる次第でございます。
 次は、介護保険料の低所得者の負担軽減であります。
 御存じのように介護保険組合については特異な例でございますけれども、第1段階の該当者の保険料を基準額の0.5から0.4でいわゆる条例で決めているのは珍しいんです。金額的には大きくないわけですが、これは先駆けてやっていることを御承知だと思いますが、進めております。
 なおまた、前田議員からも提案がありましたように、今、事業計画の見直しをやっておりますが、基準所得割の一部見直しというのが出てまいりました。従来の5段階から6段階にしようということで、6段階にすることによってその調整を図るということでございます。これは国の制度です。前田議員さんは国の制度よりもさらに新しい制度をつくれと、このようにおっしゃっておるわけですが、その辺のところは少し研究をさせていただきたいと思います。
 なおまた、これらにつきまして、建設的なあるいは具体的な提案がありましたらお聞かせをいただいて参考にさせていただきたいと、このように思っておるところでございます。
 次に、市町村合併について申し上げます。
 幾つか申されましたが、要約いたしますと、市町村合併に対する砺波市の総合計画をどう対処するかということです。私は、緒についたばかりでございますが、これをベースにして砺波市民の場合、実施させていただきたいと率直に申し上げておきたいと思います。
 私は、市民各位の努力によって、皆さんの協力によってつくり上げた第7次総合計画でございますので、この計画は進めさせていただきたいと、このように思っておるわけでございます。
 ただ、合併するとすればこれをスライドするだけでございますので、これは抜本的に直すということでもないと思います。ただ相手が幾つかあると思いますが、相手の総合計画がどこまでつくり上げて、どこまで考えてあるのか。私のほうの計画は財政計画もきちっと組んでやっておりますので、その点では相手を信用しないわけでございませんけれども、今の計画そのものをスライドすることでどうだろうか。ただ新しい要素が新しく加わってくるとすれば、それは補充をしていくという手があると思いますが、基本的には今の21世紀プランを大切にしていきたいという考え方でございます。
 おかげさまで先ほども申されたように人口も伸びておりますし、その意味では順調に発展をしていると思います。そして皆さん方から協力をいただいてつくり上げたプランでございます。このことを評価をして進めさせていただきたいと、こう思っておるわけでございます。
 それから、このあと合併ということになりますと、特例債などの問題もございますが、私はでき得れば、西尾議員さんにも申し上げたと思いますけれども、この総合計画を大事にして、あとは補充するという面があるとすれば、それはソフト面の充実だろうと、このように思っております。したがって、新たな事業は極力控えて後世に負担を残さないという考え方でおります。そのことを申し上げておきたいと思います。
 次は、砺波市の今日までのまちづくりを生かせる合併をしなさいと、そのとおりだとこのように思っております。
 大規模な合併は行政的にはスケールメリットもあると私は思っております。果たして住民サービスや効率的な行政ができるかというとそうでもないような気がいたします。その点ではご意見のとおりだと、私はそのように思っておるところでございます。
 私はこれまで何冊かの著書を読ませていただきました。前田議員も聞くところによると同じ著書を読んでおられ、随分勉強もされたようでございます。
 その中に弱小の財源の弱い村々が集まって強くなったかといいますと、なおさら弱くなったというデータがちゃんと出ているんです。今でないですよ。もう4、5年前です。そのデータが自治総合センターから出ているんですよ。それからこれまで文化と伝統のあった門前町の一つの例が出ておりまして、これが合併することによって、有名な門前町の名前も消えてしまったというのがこの本の中にもございました。田中知事が言わなくても、私も何冊か読みました。
 スウェーデンの例ではコミュニティーという考え方がある。今で言う一部事務組合です。今、砺波の場合、一部事務組合がものすごくいい。細かく言えば損得もございますが、一緒になってこれこそ砺波市一つで広域行政を進めておるわけです。これはものすごい成果があると思う。一例をいいますと、介護保険にして本当に村でやれるのか。1万の町で、これは絶対できないと思う。その意味では、お互いに協定をして組合をつくることによって発揮をしているわけです。私は住民サービスをしていると、このように理解をしているわけです。
 スウェーデンでは多くの村や町があるわけですが、これを近代化するために一つのコミュニティー組織いわゆる広域圏組織をつくったということを書いております。
 同じコミュニティーでも、フランスは3万8,000の町村がある。これはコミュニティーと言われているんですけれども、現実的には今これから共同体が生まれようとしている。ミッテラン等が随分このことについて町村合併あるいはコミュニティーの合併等を呼びかけたようですが、なかなか進まない。地方の文化を大切にする、その地域の皆さんがずっと村を育て上げたという認識が多分にあると思う。ただし行政組織は違いますよ。行政組織は日本は御存じのように国家財政と地方財政が1対1ですね。ここは3対1なんですよ。3分の1の能力しかない。ただし行政範囲の保険、国民健康保険とか介護保険とか保険と言われるものは全部国が持っている。それから徴収権、私どもは賦課権を持っています。ただし徴収権については市町村でなく国が持っているわけです。いわゆる税務署が徴収するわけです。だから滞納がどうこうというのは全然市町村は関係ないんですね。
 そんなことなど制度は若干違いますけれども、そのことを見ますと、それぞれ地方文化は行政の中身は違いますが、自らつくり上げてきたと。もちろん向こうは取ったり取られたり、歴史が同じ大陸ですから戦争があって、わやわやのところですから、みんな同士で固まって一生懸命やろうという認識が強いんでしょうか。そんなことなどございますので、それぞれメイヤーがおられるようですが、1,000人以下のメイヤーが過半数を占めているというのがフランスの状況のようでございます。それでもちゃんとフランス共和国という形でつくり上げておられますから、そのことなども勉強させていただきました。ちょっと要らんことを申し上げますけれども、そのような認識に立っているということでございます。
 これからは砺波の場合は東海北陸自動車道なども開通されますし、そんなことなどを含めまして、スケールメリットの必要性も考えていくべきではないか。そして議員がおっしゃるように、砺波市にずっと住み続けたい。子や孫にも砺波に住んでほしい。そういう自信と誇りにつながるようなことをこれから議論をして、立ち上げていくということでございますので、趣旨については十分理解をしていきたい、このように存じておるわけでございます。あとは教育長からお答えいたします。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 前田議員の学校ごとに専任の図書館司書を配置するようにということについてお答えいたします。
 学校図書館に司書教諭の専任配置となるよう、都市教育長会や教育委員会や連合会など全体が連携して国や県に働きかけをずっとしてまいりました。専任としての位置づけがなされておりません。
 そこで砺波市教育委員会では、平成11年度からは3名の司書を中学校に、平成13年度からは4名、うち3名は2校かけ持ちとなりますが、4名の司書を小学校にそれぞれ配置しているところであります。
 その目的は、児童生徒が読書に親しみ、借り方や扱い方が正しくでき、資料を積極的に活用して目的に応じた課題解決の力を養うなど、学校図書館の有効利用を図るため、資料を収集分類したり、図書の貸し出し、読書の案内などの専門事務に従事するため設置しているものです。読書活動は児童生徒の知的活動を増進し、豊かな感性や情操を育み、さらには知的好奇心を増し、情報の選択と活用を図るなど大きな役割を担っており、日々の生活の中で子供たちが読書を楽しむオアシスの場として学校図書館の役割は大変重要でございます。
 専任の司書教諭は、現在学校で最も要望されている課題の一つであります。今後ともその配置が実現すべく努力してまいりたいと思います。
 また、現在配置の嘱託司書につきましては、学校現場など実態を見極めながら配置人員及び時間数などを充実してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 以上で、通告による質問並びに質疑は終わりました。
 ほかに質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 質疑なしと認めます。
 これをもって、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を終結いたします。

◯議長(高田君) ただいま議題となっております議案第57号から議案第66号まで、平成14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)外9件については、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会並びに決算審査特別委員会に付託いたします。

◯議長(高田君) 次に、日程第2 国民の主食・米の生産を守り、国民に安定供給をはかる米政策の実現を求める意見書提出を求める請願については、お手元に配付してあります請願文書表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。

◯議長(高田君) これをもって本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明13日から19日までの7日間は委員会審査等のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、明13日から19日までの7日間は休会することに決定いたしました。
 なお、次回の本会議は9月20日午後2時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午前11時52分 散会



平成14年9月定例会(第2号) 議事日程・名簿

     平成14年9月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
  第1 決算審査特別委員会の設置について
  第2 市政一般に対する質問、並びに議案第57号から議案第66号まで、平成
     14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)外9件について
     (一般質問)

1.本日の会議に付した事件
  議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   9月11日  午前10時02分  開議
   9月11日  午後 2時57分  閉議

1.出席議員(20名)
   1番 飯 田 修 平 君     2番 林   忠 男 君
   3番 柴 田   智 君     4番 齊 藤 源 秋 君
   5番 寺 島 良 三 君     6番 江 守 俊 光 君
   7番 松 本   昇 君     8番 池 田 昭 作 君
   9番 石 田 隆 紀 君    10番 高 田 隼 水 君
  11番 村 中 昭 二 君    12番 堀 田 信 一 君
  13番 山 岸 銀 七 君    14番 西 尾 英 宣 君
  15番 宮 木 文 夫 君    16番 柴 田 豊 明 君
  17番 前 田 喜代志 君    18番 吉 澤 邦 麿 君
  19番 松 本 恒 美 君    20番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 野 村 泰 則 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    民生部長 津 田 俊 祐 君

 産業建設
 部  長 藪 田 康 男 君    水道部長 紫 藤 健 一 君

 企画調整
 室  長 堀   秋 博 君    検査室長 宮 井   正 君

 総務課長 吉 田 孝 夫 君    財政課長 永 田 俊 満 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 今 井 孝 夫 君    課  長 有 若   隆 君

 上水道
 課  長 安 念   茂 君    病院長  北 野 喜 行 君

 病  院              教  育
 事務局長 井 上 辰 夫 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 喜 田 豊 明 君

                   監  査
 監査委員 畑   尚 之 君    事務局長 永 井   進 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

 事務局長 古 井 勝 久      主  幹 舘   賢 一

 調査係長 田 嶋 和 樹



平成14年9月定例会(第2号) 本文

1.会議の経過
 午前10時02分 開議

◯議長(高田君) これより本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。

◯議長(高田君) 日程第1 決算審査特別委員会の設置についてを議題といたします。
 お諮りいたします。平成13年度に属する砺波市各会計の決算を審査するため、11名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、11名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置することに決しました。
 続いて、委員の選任についてをお諮りいたします。
 ただいま設置することに決定されました決算審査特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第6条第1項の規定により、指名をいたしたいと思います。
   1番 飯 田 修 平 君
   3番 柴 田   智 君
   5番 寺 島 良 三 君
   7番 松 本   昇 君
   9番 石 田 隆 紀 君
  10番 私 高 田 隼 水
  12番 堀 田 信 一 君
  14番 西 尾 英 宣 君
  16番 柴 田 豊 明 君
  18番 吉 澤 邦 麿 君
  20番 梶 谷 公 美 君
 以上11名を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました11名の諸君が決算審査特別委員会委員に選任されました。

◯議長(高田君) 日程第2 市政一般に対する質問並びに議案第57号から議案第66号まで、平成14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)外9件についてを議題といたします。
 これより、市政一般に対する質問、並びにただいま議題となっています案件に対する質疑を行います。
 通告により発言を許します。
 12番 堀田信一君。
  〔12番 堀田信一君 登壇〕

◯12番(堀田君) 通告に基づきまして、4項目について質問をさせていただく前に、1年前にニューヨークの世界貿易センタービルが、同時多発テロということで、二千数百名の大変大きな犠牲を出したわけでございまして、心から冥福を祈るとともに、一日も早く平和が訪れることを期待したいと、このように思うわけでございます。
 さて、質問の第1は、市町村合併でございます。
 市町村合併につきましては、当砺波市議会もいち早く今日まで取り組んでまいったわけであります。
 また、我が砺波市を含めて1市5町4村が、30数年前から、これからは広域圏の時代だということで、一部事務組合をつくりながら、消防や水道やごみやいろいろな問題について、そしてまた、最近では介護等多方面にわたりまして、みんなで協力して「砺波は一つ」という考え方で、すばらしい地域づくりを今日まで迎えて来たのであります。
 政府は、何回も合併法令を10年ごとに引き延ばしをしてまいりまして、今回が最後だというようなことで全国に通達をしてきたわけであります。
 私は、青年会議所活動時代から合併をしていかなければならないという主義の一人でございました。これはどういう考え方かと申しますと、民間発想をもって守りでなくやはり攻めていかなければならない。合理的にするものは合理的に取り組んでいく、こういうようなことをしていかなければ、全国一律のまちづくりから特色あるまちづくりを進めるには、やはり合併をして挑戦心を持って、そしてまた、競争心を持って取り組んでいかなければならないというようなことを発言をしてきたのでございます。
 さて、今日まで合併関係も、市当局も大変な努力をしていただきまして、研究会等でも各自治振興会を中心に説明、そしてまた市長への手紙等でもいろんな意見を安念市長もお聞きになっておられると、このように思うわけでございます。
 さて、合併関係につきましては、東北地方では非常に消極的だと、こういうような報道もあるわけでありますが、つい最近、再度当選されました長野県のほうでは、人口は富山県の約2倍あるわけでありますが、市町村が120くらいある。私どもで考えると信じられないようなことが全国にはまだまだあるんだということでございますが、富山県は昭和29年の合併のときにしっかりと取り組んできたという評価もあるわけでございます。
 しかしこれからの時代は、さらに合理化を進めてすばらしい地域社会づくりに取り組んでいかなければなりません。そういう意味で、この合併関係をどのように今後取り組むか、そろそろ9月議会で本音を出していっていただいて、そして12月でしっかりとした体制を整えていく時期に来たのではないかなと、このように思うわけでございます。
 理想といたしましては、1市5町4村でやるというのが私の理想でございます。ただし、理想があるからには、現実ということもあります。ただ、これまでのようなやり方でやって、あとは国や県がばっかいしてくれるがやろとか、こういうような考え方で今回の合併に臨んでは大変なことになるんではないかなという気持ちも心配をしておるわけであります。
 そういう意味で、今回の合併はしっかりと調査研究をして、そして自己決定し、自己責任をする。そして市民を含めてみんなで意識改革をして、新しいまちづくりに取り組むということが、私は大変重要な問題ではないかと、このように思うわけでございます。
 先日も、安念市長も特別委員会でも発言がございましたが、出雲地方では協議会をつくろうと思ったんだけど、議会で否決されたところがあると。またつい最近では、滋賀県でも1市2町で協議会ももうできていたわけでございますが、協議会でも広報等を通じて広く市民に流れをアピールしていたわけでございますが、最後の大事なところで頓挫してしまった、白紙に戻そうじゃないかと、こういうような報道があったわけでございます。そういう意味で、私どもは協議会の前にしっかりと発言をする内容、そしてまた協議会ができた後結論を出すと、こういうような話もやっていただいておるわけでございますが、私は、大変的の射たやり方ではないかなと思っているわけでございます。
 そういう意味で、慎重にやるところは慎重に考えて行動していただかなければならないところもございますが、準備会の今後の日程について、また、準備会の各市町村の課題を踏まえて、合併のパターンをどのように安念市長は考えていらっしゃるのか、お尋ねをしたいと思います。
 また、新設合併と編入合併がありますが、それぞれの方式によって、特別職や議員の身分の取り扱いが異なるわけでありますが、合併の方式はどのような形が現実的であるとお思いなのか、この点についても安念市長からお伺いをしたいと、このように思うわけでございます。
 平成17年4月1日以降になりますと、現行の合併特例法の適用がなくなるという政府の強い方針でございますけれども、合併の期日、時期としてはいつごろを想定して事務関係を進めていかれるのか、これについてもお伺いしたいと思うわけでございます。
 次に、砺波市の名称についてお尋ねしたいと思います。
 これまでチューリップフェアや花と緑のまちづくり、住みよさランキングでも、常に上位を保ってきた砺波市であります。全国的にも「砺波」という名称が大変知られるようになったわけでございますが、新しい市の名称についてどのようにお考えをお持ちなのか、この点についてもお尋ねをしたいと思っております。
 さて、私は先日、池田議員とともにアメリカ、カナダの研修視察をさせていただきました。参加されました北信越の各議員の皆さん方ともいろいろと議論をしてまいったところでございますが、特にやはり課題は市町村合併でございました。お隣石川県の松任市の議員の皆さんがこういうお話をしておられました。松任市というのは昭和45年に3万1,000人でスタートしたわけでございますが、平成14年7月には6万7,000人の人口ということで、倍以上に増えたということでございます。議員の皆さん方も自ら行革をしようということで、議員数は現在18名で取り組んでおられます。また、自主財源が100億円を少々切るという、私どもからすると大変うらやましい財政運営もなさっているわけでございますが、松任市は御存じのように、日本海の海が8キロメートルあり、そしてまた大きな平野があります。
 議員の皆さん方のお話では、もっとこれからは人づくりという観点で森がほしいなと、そしてアウトドアの野外学習のできるような、そういう森があり、平野があり、海があり、川がありというようなまちづくりを私たちは考えてやっているんだと、こういうようなお話も聞いてきたところでございます。
 以上、4点につきましては、安念市長から御答弁をいただきたいと、このように思うわけでございます。
 次に、砺波市の構造改革、「まちづくりは人づくり」についてお尋ねしたいと思います。
 安念市政になりまして、砺波市行政改革市民会議を開催されまして、市民の公募も含め大変すばらしい活動を行ってきていただいたのではないかなという意味で、私は大変評価をいたしているところでございます。
 しかし、これから合併を踏まえて、今までのような国の補助金を当てにするとか、そういうようなやり方から、砺波市の独自色、独自路線をしっかりと出していく、しっかりとした行政運営をしていくということにおいて、私は、民間人を登用し、組織の活性化と専門化を図ることが大変重要ではないかと思っているところでございます。
 このことにつきましては、政府自身も平成12年11月に行政の高度化、多様化、国際化などが進展する中で、これからの変化に的確に対応して、国民の期待する行政を遂行していくには、行政を担う公務員について、新規学卒者の採用、部内育成を基本としながらも、部内育成だけでは得られない部外の人材を活用していくことが求められていると、このようなことで平成12年11月から一般職の任期付職員の採用を行ってきたのでございます。
 これにつきましては、総務省を中心に、現在67名の皆さんが採用されているわけであります。また、国のほうでは民間企業と人事交流をしませんかというようなことで、大変すばらしい取り組みをなさっておられます。
 一方、私ども地方のほうでございますが、地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律というものが、平成14年5月29日に公布されたのであります。法は地方分権の進展に伴い、地方行政の高度化、専門化が進む中で、地方公共団体においては公務内では得られない高度の専門性を備えた民間の人材を活用する必要性というような文言で、これから地方でもしっかりとした考え方を持って専門的な人を雇用して活性化を図るべきと、このようにもうたっているのでございます。この点について安念市長のお考えをお尋ねしたいと、このように思うわけでございます。
 それからまた活性化につきましては、職場の異動等についても自己申告をしていく、これが私は、やる気や自分の希望にかなった──その自己申告も第1希望、第2希望も書いておく、そして自分がどういう理由でそこの職場で仕事をしたいのか、こういうような希望職場の調査をやっていく、こういうようなシステムも検討していただきたいと思うわけでございます。
 そしてまた、その取り組みがどのような評価があるのか、「評価」という評価制度でも取り組むべきではないかということを検討していただきたいと思うわけでございます。
 私自身も全国いろいろ調べてみましたが、長岡京市とか、寝屋川市とかいろいろ全国で取り組みをされておりますし、北陸でも羽咋市で取り組んでおられますので、安念市長のお考えをお聞かせいただきたいと、このように思うわけでございます。
 次に、田園空間エコツーリズムカルチャー構想についてお尋ねをしたいと思います。
 今定例会で、安念市長は環境基本条例を提案されております。この前文には、砺波平野に広がる美しい散居村の風景、チューリップに代表される花と屋敷林の緑に彩られた活気あふれるまち、歴史と風土によって培われてきた地域固有の生活様式など、砺波市には人々を引きつける多くの魅力があるとうたっております。
 私は、田園空間整備事業を初め金岡家、それからまたチューリップ公園の中の施設、そういう江戸時代、明治時代につくったもの、それからまた砺波市のすばらしさ、そういうものをしっかりとチューリップフェアのみならず、少人数であろうが、自転車のリサイクル等を利用して親子で見ていただく、そして通年観光につながる、こういうことを考えて取り組んでみてはどうかなと思いますが、いかがでございましょうか。
 また、大変残念ではございますが、空き家が相当増えてきたように聞いております。この空き家をどのように生かしていくか、そういう中では、私は、芸術家の皆さんやアーチストの皆さんを招致して、小学生や中学生、高校生、そしてまた一般の市民と芸術文化、カルチャーの時代です。そういうような交流等も含めながら、砺波市の人づくり、まちづくりに取り組むべきではないかと思いますが、お考えをお尋ねします。
 ちょうどただいまチューリップ四季彩館では、「ふるさとの四季を描く 原田泰治の世界展」が行われております。田園や農村の風景、特に砺波市の散居村を描いた苗床、私は非常に的を射た展示がされていると、このように思っておるわけでございます。
 さて最後に、市のケーブルテレビ独自チャンネルについてお伺いをしたいと思います。
 砺波広域圏は、TSTを中心にケーブル網を敷設してきたわけでございますが、敷設されなかった地域によっては、私ども議会も行動を起こし、広域圏事務組合において光ファイバー網を敷設してきたところでございます。残念ながらまだまだ普及率は20数%ということで低迷をいたしているように思います。また、市民の皆さん方からはいろんな声を聞いておりますが、今までは5チャンネルでいろんなものが見られた。しかし、2チャンネルで砺波市のいろんなものを見られるということで大変に好評でございましたが、あるときから福野町、福光町も入ってまいりました。これについては、広報とかいろんなところで市民の皆さんには呼びかけをしているわけでございますが、残念ながら、また見たときに何かほかのを見ておって「あれそんなが」と思っておったら砺波と違っていたとか、いろんな苦情と申しますか、もっと砺波の細かいようないろんなことも見たいねというような市民の皆さん方の要望も聞いているわけでございます。私なりに調査をしてみましたところ、約3,500万円から4,000万円で砺波市の独自チャンネルができるそうでございます。例えば、お隣小矢部市では小矢部コミュニティチャンネルということで、小矢部市の独自チャンネルをお持ちでございます。
 これからは、合併の時代ということもございますが、ぜひそういうような地域社会の合併したときの行政情報やサービスが低下するなどいろんなことについて、私ども初め市当局も心配をされていると思いますが、今やIT時代は大変に進んできました。ブロードバンドということで、高速大容量の通信インフラがされておるところでございますが、私もつい最近、この北陸で非常に進んでいるところはどこかということで、石川県は奥能登の柳田村を視察してまいりました。ここの柳田村は農林水産省の整備だと思いますけれども、村の独自チャンネルが入り、インターネットが使い放題、インターネット電話が使い放題、そしてまた自分の見たい番組をリクエストして、それが自分のテレビに入る。そして自分の地域だけで区長さんが皆さんにお伝えしたいということもちゃんとできると、そういうふうに大変に進んだ地域社会をつくっておられます。
 私は、村の皆さんにもいろいろ聞いてみたんですが、料金は幾らですかと聞きましたら、2万1,000円ですべてが賄えるそうでございます。普及率も大変高く、80数%から90%というところへ来ているというようなことを聞いております。
 私は、これからの合併に鑑み、やはりきらりと光る、そしてまた地域密着の地域社会、そして情報化で魅力あるまちづくりをしていくことが極めて肝要だと考えております。
 兵庫県でも淡路等で大変進んでいる町もございます。ぜひこの点について安念市長のお考えをお聞きし、私の質問を終わります。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 堀田議員の質問にお答えいたします。
 まず、同時多発テロのことにつきまして、私も大変遺憾に思いまして、同感でございます。ただその後、報復戦争と言われるアフガン戦争が一般市民を巻き添えにして、悲惨な戦争があったわけでありますが、これも私は遺憾に思うところであります。ぜひ国連がこの調整役を担っていただいて、平和な世界をつくっていただくことを希望するものであります。
 ただいまは、市町村合併を初めとして必要な要望を含めての質問でございます。
 まず、市町村合併の基本方針でございますけれども、最初に、準備会の今後の日程、あるいはパターンをどうするのか。その他合併の方式、新設なのか編入なのかということでしょう。そしてその合併の時期、新市の名称等についての質問でございます。
 ただ堀田議員は、理想としては広域圏全体でやったらという、そういう理想であります。もちろん県もこのパターンを示しておるわけであります。ただし、議員もおっしゃったように、理論と現実は一致しないよというところに難しさがあろうかと思います。
 何と言いましても、地方自治というのは住民の幸せをどうつくり上げていくかということが大事でございまして、合理化や発展やという言葉の中に、そのことをもう少し踏み込んでいくのが大切ではないかと、このように思っておるわけでございます。
 言われる趣旨についても私も理解をいたすところであります。ただ、これをお答えするに当たりましては、今、議員各位も各地区で議論をされております。なお、準備会等もこの後開催をすることになっておりますので、大変恐縮ですが、暫定的な答えと、私の若干の気持ちを申し上げてお許しを願いたいと、このように思っております。
 したがいまして、このことは基本的な大変重要なことでございますので、少し時間をかけますけれども、お許しを願いたいと思っておるわけでございます。
 まず、準備会の今後の日程、また合併パターンの考え方であります。
 御承知のように、12市町村の助役による合併協議会、準備会から報告書が出ました。公共施設の統廃合については、同じものは淘汰すべきでないかという議論、いやそうでない、うちの施設は保持したいという意見などがございまして、いろいろ異論があるわけです。そのことを先般まとめまして、各市町村にお返ししてございますから、この9月議会で首長さんや議会で、私は議論が始まっておるものと、このように存じておりますし、ぜひ各自治体で議論をしていただくことが大切だと、このように思っております。
 この後の準備会等については、私がお願いをする立場でございますけれども、各町村の議会が終わった段階で、合併のいわゆる先般の報告書、それに対するそれぞれの議会での議論があるわけですから、それらを持ち寄ってさらに議論を深めていただきたいと、そういうことで準備会にお願いをいたしたいと、このように思っております。
 それから次に、肝心のパターンでありますが、理想論は理想論として、堀田議員もおっしゃるように現実はなかなかそうはいかないよというのがございますので、その準備会から報告書もいただいております。その中に、大規模な合併は難しい環境にあるという意見も実はあるんです。砺波市だけでなくて、広い視野の中にそういう意見もあります。12市町村ですから、福岡町も小矢部市も入っておりますので、確かにそういう意見が私はあると思う。現実あったわけですから。そういう議論の内容を整理して申し上げますと、先ほども若干触れましたが、行財政の効率化をするというのが、この趣旨に一つあるわけです。財源だけで合併するというのはいかがなものと思いますけれども、やっぱりこの時代、効率化を図らなければいけない。ところが各地区の慣れ親しんだ施設を、あんたとこの施設は残そう、うちの施設はつぶしてくれるなという議論になりますから、例えば、文化会館や美術館──美術館のないところについては、公平の原則だから美術館もくれという要望も実はあるわけです。広く言いますと、例えばスキー場でも幾つもあるわけですね。これをみんなで調整できるかというたらなかなか調整できない。そういう議論が一つ施設としてはあるわけであります。
 それから、まだまだあるんですけれども、1つ、2つ具体的に申し上げますけれども、南砺中央病院が完成したと。広域圏内に公立病院が4つあるわけです。今、御存じのように診療報酬が下がってきたわけです。私どもの病院も今一生懸命頑張っておってくれます。建築中でございますので、若干収益性は悪いんですけれども、院長と話をして頑張ろうと、このように努力をしておるわけですが、1つの自治体になって4つの公立病院を運営できるのかどうか。富山市は御存じのように30万を超す、県立中央病院もございます。幾つか大きいのがございますけれども、公立として市が持っているのは富山市民病院だけですね。それでも経営はそんなに楽ではないわけですね。そんな議論が現実的に実はあるということを御理解いただきたいと思います。
 それから、後ほどまた申し上げますけれども、新市の中心はという話になります。全体の広がりから言うたら、地図を見て真ん中はどこだと、こういう話もあります。いやそうじゃない、率直な話、砺波市は今一番発展しておるし核だと、では砺波市に置いておくべきだという議論も実はあるわけです。
 そこで、議員の皆さんもあちこち研修に行ってこられたと思いますが、この市役所の位置によって紛糾しているんですね。平野の真ん中、中心はどこだというたらどこかになります。その議論もありましょう。いやそうじゃなくて4万1,500人を持つ砺波市だという意見も、また応援していただいておる方もあるわけですね。そこにいろいろな議論が準備会であるわけでございまして、こんなことなどあると同時に、大前提になる合併の話し合いの項目は30項目だと言われております。ただし、中身を調べてみますと、皆さんも御承知のように、私どもに条例集が2冊ございます。すり合わせをするというのは約4,000項目あるわけです。これを広域の皆さんでそれぞれ4,000項目を各自治体とやるというのは時間的にどんなものかなという議論もあるわけでございます。
 そのような懸念を1つ、2つ申し上げましたが、議論の内容の集約の一部分を申し上げたわけでございますので、その点御承知おきを願いたいと、このように存じております。
 そこで、具体的なパターンであります。これまでの説明会や議員の皆さんも今各地区でお話し合いをさせていただいております。いずれ私も各地区ヘ出向きまして、御意見をいただきたいと、このように思っているところでございますが、それらの意見を集約しながら、私は第2回目の説明に乗り出して市民の意向を十分お聞きしたいと、このように思っております。
 その後、議会の皆さんと協議をした上で一つの方向を出していただきたい。これについては1時間や2時間で議論はおさまらないと思いますが、そのような、いわゆる皆さん方が今一生懸命になって議論を各地区で行っております。それを受けまして、ある程度の提案をしながら議論を今度したいと思います。それは各界各層でございますし、平たくは各地区にも出向いて意見を聞くということで、一つのパターン化を出すべきではないかと、このように私は思っております。それが民主主義のルールだと、このように理解をいたしておるわけでございますので、あえてここで枠組み等については申し上げることはできませんので、その点お許しをいただきたい。しかし、今広域圏のリーダーとして砺波市があるわけでございます。その調整には砺波市が責任を持って申し上げ、説明をしていくという立場があると思う。
 その際には、皆さんにも御理解をいただく、調整をしていかなければいけませんので、その上に立ってそのような調整役をしなければならないかなと、このように思っておるわけでございます。その点御理解をいただきたい。
 それから、合併の方式はどうか。新設か、どこかの市長さんは新設だという話もございます。2つの方法がございますけれども、私は、幾つかこの枠組みが来た段階では、やっぱり相手もある程度尊重するという立場で考えますと、対等・新設という、そういう構想が正しいんではなかろうか。私どもが4万1,000人だから、相手が1万の人口だから、そうではなくて、相手の意見も尊重するという立場から考えると、私は対等の新設合併というのが正しいんではなかろうかと、こういう理解をしております。
 議会の皆さんの御意見もこれからお聞きしてまいりたいと思いますが、私の考え方はそんなことを思っております。ぜひこれはその面での譲り合いというものがなければ私はできないのではないか。編入でもいい面があるんです。確かにスムーズにいきますし、いい面があるんです。ただし、住民感情からして、まぜてもろうたという考え方と、それではやっぱり相手に対して失礼なような感が私はいたしますので、この際、住民感情として相手を尊重するという立場で、私は新設という考え方のほうが正しいんではなかろうか。ちょっとくどいようですが、そのように感じておるわけでございます。
 次は、合併の時期はいつごろかという、もう期限が切られております。話し合いが2年かかりますので、できれば年内中に相手を決め、遅くとも平成14年度末、平成15年の3月議会には法定協議会を設立しなければならないと、このように思っておるわけでございます。
 いわゆる早ければ早いほうがいいんですけれども、そして中身を検討し、それぞれの町の建設計画も練り上げるということになると、私は早く手を握って中身を議論して、そして立ち上げるという、そういう意味から言いますと、早いほうがいいような気がいたしておりますので、その点御理解いただければありがたいと、このように思います。
 新市の名称等の考え方については、このことについても私も幾つか見てまいりましたが、名前で実は紛糾しております。要は庁舎の位置と名前で紛糾するんですね。ただし私の思いとしては、全国的にチューリップで知られ、散居村で知られ、あるいは住みよさランキング等々で全国的に知れ渡っておるわけでございます。たった4万1,000人の市でございますけれども、相手から「ああ、チューリップの砺波さんか」、このように言っていただいてほっとするわけですね。その意味では、私は堂々と新市の名前は砺波市であっていいんではないかと、このように思っております。もちろん相手のあることですから、十分話し合いをするという立場に立つものでございますけれども、そういう気持ちを持っておるところでございます。
 次に、まちづくりは人づくりというのは、堀田議員さんの常にスローガンとして掲げておられる課題でございます。
 今回の質問につきましては、民間人を登用して組織の活性化を図りなさいということでございます。このことについては、堀田議員さんもおっしゃっておりますように、国の法整備ができました。地方公共団体の一般職の任期付研究員の採用等に関する法律が、実は施行されたわけでございます。引き続きまして、ことしの5月に地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律が施行されております。この2つの法律の意図は、おっしゃるとおり今輻輳した時代でございますが、高度化、専門化をしております。行政課題もそのような意味で随分広がりがあります。そのことを解決するためにはこのような法律を活用する。そのことによって地方の活性化にもつながる、私はそのことを理解をいたしておるわけでございます。
 ただ、これがうちが欠陥がある、例えば外国語面については行政屋にあまりおらん、これを入れようということになると、英語だけでいかんわけです。今ブラジル人も多いわけです。今国が言っているのは、正規採用しなさいとこうなっている。もちろん期限付でありますけれども、ただ期限付でと言ったら人が来てくれるかどうか。
 1つの例をとりますと、外国語に堪能な──英語で今嘱託で来ております。ポルトガル語は月曜日に来ていただいております。中国語もそれぞれあるわけでありますが、現実的には大変難しい制度があって、5年だとか短期だとかということになります。
 もう1つは、外国人等々については、管理職についてはいけないという国の人事院規則にあるわけであります。しかも、5年間の制限付だと言ったら、相手側もなかなか来にくい一面があるわけですね。そういう身分保障の問題があったり、それから採用しようと思っても制限付であったりという法律の枠がございます。せっかくの法律ですが、もっと理解のある法律をつくってほしかったなというのは、私は実はそう思っておるんです。そんなことで、県内でもまだ導入には至っていない状況であります。
 今後は、おっしゃるような、あるいは国が示したその制度を視野に入れて、これからはおっしゃるとおり広域化時代でございますので、それに対処することも考慮して、いい人材が発掘されるならば、ぜひ御協力願いたいという気持ちを持っておることを申し上げておきたいと、このように存じておる次第でございます。
 次に、自己申告制度でございますが、これも堀田議員が再三、この議会でも提案をされて強調されておりますが、その趣旨を理解して、これまでも配置がえ等をしてきたわけであります。
 まず私は、市の職員は若いうちに数カ所、得意であろうと不得意であろうと、とにかく配置がえをして総合的な行政を勉強してもらう、そのように思います。仮に3年ずつおって10カ所回ったらもう30年になってしまうんですね。それじゃまだ逆に遅いんですけれども、ぜひ若いうちは頻繁に、おらこれは得意ながやと思っても、市民サービスの原点に立つというと立場から考えると、それぞれ若いうちに配置転換をして、そのことが行政全体の能力アップにつながるのではないか、このことだけは堅持してまいりたい。
 その後、いろいろ評価制度も実は持っております。管理職からそれぞれ評価をされて内申もございますので、自らの申告制度となりますと、仮に申告していきますと、同じ部署にたくさん集まる。それを切ったと。恐らく本人は何で要望したのに入れてくれない、自分の希望がかなえられないということで、逆に意気消沈する部面もあるんではないかと、私はそのように思います。狭い視野ですから、せいぜい200人ぐらいの中身ですから、集中する可能性も実はある。そんなことなどを考えて、今は堀田議員がおっしゃるような趣旨を踏まえて、評価制度の中に管理職からいろいろ希望を入れさせております。本人の申告でございませんので、そのことを十分踏まえて能力アップさせておるような状況でございます。
 いずれにしても、私はこの場所は少々好まないけれども、精一杯頑張るんだと、そういう姿勢、そしてプロ意識を持つのがまず原則だろうと、このように思っております。何遍も申し上げますが、若い時代には多様な経験を身につけさせることがまず肝要、それから堀田議員がおっしゃるような、もう本人の行動がわかりますから、管理職からの内申を受けて配置がえをして、適材適所に配置をしていくということが正しいんではないかと、このように思っておりますので、その点御理解をいただきたいと、このように存じておる次第でございます。
 なおまた、この機会に申し上げますけれども、民間は厳しい状況でございます。市役所だけがリストラもないし給与の削減もない。ただし、今回は人事院は削減することになりました。そのことを十分認識した上で、地域社会の動向も把握をして、そして給与体系等を考えなければいけないと、このように思います。その意味では、一律昇給という時代ではなくて、できる者は昇格制度を活用して、そして活気あふれる市役所づくりをしたいと、このように思うところでございます。
 以上、このことについて堀田議員、不満足かもしれませんけれども、そのように御理解をいただいて御了承を願いたいと、このように存じておる次第でございます。
 次に、田園空間におけるエコーツーリズムカルチャー構想というのが出されまして、従来このようなことにつきまして、いろいろ具体的に考えておるわけでございますが、田園空間につきましては、先般来議論のありますすばらしい散居を残したいということで、今コア施設の整備等についてお願いをし、特に堀田議員にもお世話になっておるところでございますが、すばらしい田園空間を残していきたい。なおまた、この田園空間の活用・利用というのはおっしゃるとおりでございます。
 そこで、おっしゃるようにリサイクルの自転車を活用したらどういうかということでございます。現実的に、自転車の廃棄が実は多いんです。年間約1,000台持ち込まれております。中には修理のきかないものもございますけれども、100台近くリサイクルをして皆さんに再利用を願っているところでございます。
 ついては、田園空間を自転車でさっそうと回っていただくということは大変いいことだと思っております。ただ、今はチューリップフェア期間中に、JR利用者にレンタサイクルとして10台を提供して、随分本年度も活用していただきました。JRに置いておいて公園へ行って、帰りはまたJRに持ってきてもらうと、こういう約束でしております。
 ただ、私は常日ごろ、このことについてもう少し考えて、もっともっとたくさんあるから、廃棄になった物を再利用して、その場合にきちっときれいな色にするとか、砺波市のマークを入れるとか何か考えて活用することを考えたらどうか。そしておっしゃるように、今できます田園空間のコアとあるいは金岡家、あるいはチューリップ公園、これらを大いに散策してもらうという、そのことについてはいろいろ議論をしております。なかなか職員の皆さんは法律面を活用されるのかどうか、管理運用面、自転車で事故を起こしたらどうなるとか、管理者をどうするか、細かいことを言ってくれます。それもそうかなと思っておりますが、何かこのことを十分クリアできるようなそういう体制づくりをして進めていったらどうか。確かに観光地では民間が自転車貸し出しをやっておるようであります。
 できれば民間サイドで、私どもの廃棄された物を再利用して、きちっと番号をつけて登録をして、もちろん警察にも登録して、どなたか民間サイドでやっていただく、商売にはならないと思いますけれども、そういう体制づくりをすることがいいんではないか。今、非営利団体が動く時代でございます。そういう意味で一つの目的を持った非営利団体等でやっていただければ大変ありがたいんではないかと。その用地等につきましては、市の持っておる用地を提供していくことも一つの方法、もちろん議会の皆さんとも協議をしなければいけませんけれども、そんなことなども今考慮しているところでございます。
 堀田議員のいい知恵があったら、気持ちは一緒でございますので、運用管理面でいい知恵があったら教えていただきたいと、このように思うわけでございます。
 次に、空き家への美術家等の招聘の提案でございます。
 確かに砺波のアズマダチであったり、マエナガレであったりすばらしい家があるわけでございます。そして屋敷林もありまして、その意味では芸術家の皆さんというのはすばらしいアトリエだと、このようにおっしゃっておられますので、そのことで何人かの先生方も入り込んでおられることは、堀田議員も御承知だと思います。
 先般、この田園空間の整備をするに当たって空き家を調査させました。44戸あります。ただ、具体的に貸してあげてもらえませんかと言いますと、ノーであります。
 私は、戦後間もなくの農地解放時代を思い出されておるんではないかなという気がいたします。利活用等について、不動産屋が行くんでしたらいいんですけれども、役所がしつこく交渉するというわけにまいりませんし、問い合わせぐらいはいたしますけれども、それ以上はできません。おっしゃる気持ちはよくわかりますし、現実的にもう3人か4人の方が入っておられます。これはやっぱり民間サイドで十分お話し合いをされて、民間サイドの契約をしてもらうことが大切ではないかと思います。
 農地等については農業公社であっせん等、これは法律がございますから、やりますけれども、家屋等についてはなかなかできない。ただ私どもとしては、そういった空き家等の情報を収集をしておくことも大切ではないか。そしていずれ散居村のミュージムの中にそのような仕事もさせたい、このように思うところでございますので御理解をいただきたいと思います。
 次は、CATVの問題であります。
 おかげさまで砺波市の独自チャンネルも評価が高いわけでございますし、やっぱり映像を伝達することによって、家族全体で楽しめるということもございます。ぜひこれから、まず第1は普及をするのが大切だと、このように思っております。もちろん会社も絡んでおりますけれども、御存じのように会社の絡まない地域も行政でやったわけでございますから、その面ではまず普及をするのが大切だと思います。おかげさまで口コミで、「あんた2チャンネル見たあ?」という話になると、ないところの子供たちは不足のようでございますので、その意味から口コミで少しずつではございますけれども、普及率が高まっておりますが、さらに高まるように努力するのがまず第1だと、このように思っておるわけでございます。
 そこで、情報等につきましては、今申しましたように、家族全体で、そして地域のお祭あるいは行事、子供たちの運動会、そういうものを眺めながらお互いに談笑するという意味から、家庭教育の面からも随分よろしいんではないかと、このように思います。したがいまして、今、地区の特派員の皆さんに御協力をいただいておりますが、ぜひ、どんどんイベント等の情報を流すことにいたしたいと、このように思っておるわけでございます。
 ただ、これまで2チャンネルは砺波市だけだったが、福野町、福光町が入ってきたじゃないかと、何か排他的なことをおっしゃいますけれども、そこは理解をしていただいて、独自チャンネルを持ったらもっともっと金がかかるわけです。幸い向こうが使わなかったから、うちは1時間番組でこれまでやってきたわけですが、他の市町村ではいろいろやっておるようでございます。ただ、設備費、運営費等々については相当の経費もかかりますし、そうなると、独自の放送室を持って、それこそ先ほどおっしゃったような専門家を雇ってやるというようなことをしなければいけないんではないかと、このように思います。
 気持ちはよくわかりますので、この後の後期基本計画等につきまして、少し議論をさせていただきたいと、このように思っておるところでございます。
 それから、CATVを利用して電話など新しいサービスをしなさいと、おっしゃるとおりであります。IT時代でございますので、ぜひおっしゃるようなこと等についてはこれからもう少し進んでいくと思いますし、新しい機器等が私は生まれると思います。あまり難しい機器ですと、お父さん、お母さんはなかなかひねれませんので、やっぱりボタン1つですぐできる、そして双方向という時代になりますので、もう少し時間をかけたら皆さんがそれに対応できる。いわゆる有線を通じてですからできるんではないかと、このように思っておりますので、ぜひ早く操作しやすい機器ができることを期待いたしておりますし、今は御存じのように光ファイバーを結んで各施設つながりを持たせております。そのことの拡大をというのは各家庭にまでということになると思います。そのうち、公共施設の予約等を今やっておりますけれども、もっと手近にできるような、そういうことを考えなければいけないのではないかと、このように思うわけでございます。
 他の市町村では、随分すばらしくやっておるよということでございます。それも聞き及んでおりますけれども、何といっても小さい村でしたら、特にお話し合いをしやすいかもしれませんが、今、砺波市は4万1,000人です。世帯数も増えてまいりました。アパートもたくさんあります。そのことについて1軒1軒やるのかどうかなかなか難しいんですよ。簡単に堀田議員だとか、安念の家だとかということならこれはやれますが、到底じゃないが輻輳した時代で精一杯公共施設、あるいは準公共施設ぐらい等とやっていくということだろうと思います。
 したがいまして、この後、そういった面については議論もしてみたいと、このように思っておるわけでございます。
 いずれにしても熱心な要望でございますので、十分検討をさせていただきたいとこのように思って、以上でお答えといたします。

◯議長(高田君) 6番 江守俊光君。
  〔6番 江守俊光君 登壇〕

◯6番(江守君) お許しを得ましたので、私は通告に基づき、市政一般の中から3項目の質問並びに要望、提案をさせていただきます。
 砺波市環境基本条例の制定についてお尋ねいたします。
 21世紀は環境の時代とも言われております。市長は3月定例議会で、散居という自然環境の中で、もっと住みたくなる砺波をつくるために、環境の保全に関する長期的な視野に立った目標を定める「環境基本計画」を策定すると述べられておりました。
 市民に環境に対する意識が高まり、とりわけ婦人会の皆さんは早くから環境について勉強され、婦人会活動の重点目標の1つとして「美しい地球を次の世代に残しましょう」を合言葉として、早くからマイバック運動などに取り組んでおられるところであります。
 しかし、1980年代からの急激な産業・経済の進展により、大量生産・大量消費に伴い環境破壊が急速に進み、大気汚染や水質汚濁などの産業公害による生活環境が変化し、良好な自然景観を失い、清らかな水、さわやかな空気などが薄らいだような気がします。生活様式の変化や圃場整備事業による地形の変化と宅地開発による都市化が進み、環境の変化は著しいものがあります。
 私は、昔はよかったとすべてを肯定するものではありませんが、当市は全国に誇る散居村の風景を後世に残そうとする田園空間整備事業を進められておる中で、今般、議案として提出される環境基本条例の策定は、実に時宜を得たものと考えます。
 つきましては、この条例をどのように市民に反映させるのか、また、市民の意見をどのように吸収するのかをお聞かせください。そしてまた、この条例にはしっかりとした魂を入れていただきたいと思います。
 第2項目として、児童の体力向上について、教育長にお尋ねいたします。
 子供たちは家庭の宝であると同時に、次世代の社会を担う希望の星であります。大事に育成しなければなりません。しかし、最近の子供たちは体力的に問題があると報道されています。その内容は、児童生徒の体格は向上しているが、体力が向上しないと発表されております。
 そこでまず、市内の児童生徒の体格は県平均あるいは全国平均と比較して、どのような状況にあるかをお尋ねします。
 第2点として、当市の児童生徒の体力に問題があるとすれば、今後どのような対策を考えておられるのか。
 最近の子供たちは、ちょっとつまずいただけでも骨を折ったり大けがをしたりといった話をよく耳にしますが、昔では考えられなかったことであります。この原因について、食生活に問題があるか、あるいは日常の運動不足等に起因するのか。食生活に問題があるとすれば、家庭ではもちろんでありますが、学校給食の面で改善する余地はないのか。また、運動不足によるものならば体の鍛練の仕方に問題があるのではないか。あるとすれば体育の授業の面で考えていかなくてはならないのではないか。以上についてお考えをお尋ねいたします。
 古来、「健全なる精神は健全なる肉体に宿る」と言われております。教育長の答弁をお願いいたします。
 最後に、下水道事業についてお尋ねいたします。
 週刊ダイヤモンドの日本の全698都市ランキングによりますと、当市は6位となっております。東京特別区を除きますと、本年も市制をしく675都市の中で実質1位であります。砺波市民には大変喜ばしい結果となっています。これもひとえに先人の行政、議会、市民一体となった努力のたまものであると感謝している一人であります。議会の一員として、今後ともこの輝かしい実績を汚すことなく、維持発展にかかわりたいものだと考えているところであります。
 さて、この都市ランキングを決定する指標の中で、当市の課題の1つとして、下水道普及率があります。この下水道普及率向上については、都市ランキングの維持発展はもとより、生活排水による生活環境負荷軽減の観点からも大変重要な施策であると考えます。
 現在、進められている下水道整備の計画に基づく、今後の下水道普及率の推移はどのような見通しなのか。また、普及率向上に向けた取り組みもありましたら、あわせてお聞かせください。
 また、下水道が整備されても、水洗化率が悪ければ効果が半減します。水洗化率の向上も大変重要と考えますが、水洗化率の向上に向けた取り組みも、今後どのようにされるのかお尋ねいたします。
 以上で、私の質問を終わります。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 江守議員にお答えをいたします。
 砺波市環境基本条例の制定についてであります。
 今回、提案いたしました砺波市環境基本条例は、地域性豊かな田園空間の保全、そして個性豊かな都市景観の創造、それをキーワードにして砺波市民、事業者及び滞在者の責務を明らかにして人と自然が共生できる、そして快適な環境をつくり、次世代に引き継ぐという趣旨でございます。
 この条例に基づきまして、早々にでありますが、市民参加型の環境基本計画の策定を明年度にはいたしたいと、このように存じておるところでございます。
 市民の皆さんの御意見を環境計画に反映させる方策といたしましては、まず、審議会という諮問機関を設けていきたいと思います。この審議会には一部公募する予定でもございます。なお、本年条例ができましたら、その趣旨を含めまして、各振興会ごとに懇談会を開催いたしまして、今もごみ等でお世話になっておりますけれども、これらの実態を認識するためにも御意見を承りたいと、このように思うわけであります。
 また、できれば、事業者で組織をしていただく皆さんの意見も聞きたいと思います。なお、総合計画をつくったときに、まちづくり委員会というものをつくっていただきました。そういう方策も一つあるんではないかと、このように思っております。
 これは推薦もございますし、自ら応募される皆さんもございますが、そういうようなまちづくり委員会というのをそれぞれ具体的に議論してもらう。そして提案をしていただければ、かえって十分PRになるし、自分たちがつくった基本計画だから守りましょうという意識にもなるんではないかと、このように思います。
 なおまた、先般、中学生と市長と語る会がございました。中学生も随分環境について勉強されております。幾つも提案がございました。したがいまして、この中学生諸君の御意見、総合学習等々でもおやりになるようでありますが、そのような学習から提案をされる事項等についても貴重な提案だと私は理解をしておりますので、そういったものもくみ上げることが将来の砺波市を担う子供たちですから、私どもが提案したんだ、ここに載っているんだと、そうすれば私もこれは実践しなければいかんということになって、合理的な環境基本計画というのができるのではないか、このように思っておりますので、そのように趣旨の徹底と皆さんの協力を、そしてそれは専門家だけでなくて、中学生を初めとして青年・女性、そういった組織もございますので、御意見を賜って公表して、さらに審議会で審議をしてまとめていくということではないかと、このように思っておるところでございます。
 ある新聞社の社説でも随分評価をいただいております。その期待に応えるように、いわゆる私がよく言う市民参画型の計画ということで進めさせていただきたいと、このように理解をしておるところでございます。
 次は、下水道の普及見通し等々でございますが、当市の公共下水道につきましては、昭和59年、町の市街地から端を発して、現在、油田地区で整備が終わるところであります。なおまた、農業集落排水あるいは特環等々を進めてまいったところであります。おかげさまで今のところ49.4%の見通しになる予定であります。それは本年から庄下、南般若の工事を始め両地区の完成が平成17年、17年で約半分ということになるわけでございます。ただし、住みよさランキング等々で実は足を引っ張っておるのは下水道普及率でございます。その意味で、いわゆる集合施設をできない地域については、これからも補助金を出しながら、ことしも何十軒かあるわけでありますけれども、施設整備をしていただいて、地域の農業用水を汚さないように、そしてすばらしい田園空間を守るようにお願いをいたしておるところでございます。
 ことしは昨年度の補正予算の繰り越しがございます。ことしも予算議決をしていただきました。したがいまして、早期から準備をいたしまして、大小合わせて31本契約をいたしておるわけでございます。金額にして13億円程度を発注しておりまして、今あちこちで道路を傷めておりまして、皆さんに御迷惑をかけておると思いますが、いずれにしても一生懸命施設投資を進めております。施設投資をしますけれども、今度は皆さんがそれぞれ活用、利用していただかないと普及率が上がりません。ぜひこのことについては御協力を願いたいと、このように思っておる次第でございます。
 いずれにしましても、集合処理を基本といたしますけれども、先ほど申しました個別処理、合併浄化槽も普及をして、おっしゃるとおり、住みよさランキングの上位を保っていきたいと、このように念願をしておるわけでございます。
 あと、細部につきましては、水道部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 江守議員の児童の体力の向上についてということで2点の質問がございました。そのことについてお答えいたします。
 まず、第1点でございますが、本県の児童生徒の体格は徐々に向上してきておりますが、中学3年生男子を例にとれば、ここ10年間の間に身長が165.8センチメートルから166.3センチメートルで、0.5センチメートルの伸びを示しております。また、体重が55.5キログラムから56.2キログラムで、0.7キログラム増加し、本市でも同様の傾向であり、同じく中学3年生男子では身長が165.5センチメートルから166.8センチメートルで、1.3センチメートルの伸びを示しております。また、体重は54.8キログラムから55.1キログラムで、0.3キログラム増加しております。
 平成14年度の調査によれば、小学1年生から中学3年生までの学年のうち、身長では男子が4つの学年、女子が7つの学年、体重でも同じく男子が4つの学年、女子が7つの学年、座高では男子が2つの学年、女子が6つの学年が県平均を下回っており、本市の児童生徒は全県的に見てやや小さいと言えます。しかし、全国平均から見ればほとんどの学年では上回っている状況にあります。
 次に、我が国においては児童生徒の体力が年々低下し、懸念されているところでありますが、文部科学省が2000年にまとめた体力、運動能力の調査報告書によれば、青少年の運動能力はほとんどの年齢段階で低下傾向にあることを指摘しています。これは車社会の発達などにより、日常生活の中で運動をほとんどしない子供が増加していることなどが主な原因と考えられます。
 砺波市でも毎年5月から6月にかけて、5年生以上の小中学生を対象に体力テストを実施しております。それによれば、中学生の握力など一部に下降傾向の見えるものがありますが、総じて横ばいか上昇傾向にあると出てきております。
 これまでも強化体育や部活動の充実、スポーツ少年団活動等の振興に向けて指導に努めてきたところであり、その成果が徐々にあらわれてきていると考えています。
 今後とも、まず1番目に強化体育のさらなる充実、2番目に休憩時間における戸外遊びの奨励、3番目に部活動における科学的トレーニングの導入、4番目に体を動かすことの大切さに関する家庭の啓発、5番目にスポーツ少年団等学校、家庭、地域社会の連携による運動機会の提供などの施策を進めるとともに、スポーツに親しみやすい環境の充実にさらに努めてまいりたいと存じております。
 また、学校給食の充実や家庭における食生活改善などに努めてきたところでありますが、食事指導の面からの充実もあわせて努力してまいりたいと存じております。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 水道部長 紫藤健一君。
  〔水道部長 紫藤健一君 登壇〕

◯水道部長(紫藤君) 私のほうから、下水道の普及率向上に向けた取り組み、それから水洗化率向上に向けた取り組みについてお答えを申し上げたいと思います。
 今後、順次整備を進めていきます柳瀬地区、太田地区、中野、五鹿屋地区については、各地区に設立されました下水道推進協議会と協議をしながら、集合処理、個別処理の区域を確定し、認可拡大の手続をとりたいと考えておりまして、当該地区との協議を進めております。特に個別処理の自治会と鋭意協議を進めているところでございます。
 4地区の整備完了につきましては、今のところ平成22年を想定いたしております。また、東野尻、鷹栖の西部地区、それから北部の若林、林、高波地区につきましては、小矢部川流域の管路、高岡福野幹線、いわゆる2次幹線の建設計画について、流域の町村との協議を始めておりますが、布設までに相当の年月を要するものであり、今後も合併浄化槽を設置される方に補助金を交付して、公共水域の水質保全に努めていきたいと考えておるところでございます。
 次に、水洗化率の向上に向けた取り組みについて申し上げたいと思います。
 砺波市の水洗化率は、平成13年3月末で公共下水区域におきましては82.9%、特定環境保全公共水域につきましては43.1%、農業集落排水区域につきましては72.9%となっております。中でも、東般若地区の農業集落排水につきましては、水洗化率について積極的に取り組んでいただいておりまして、100%近くに進んでおります。大変感謝をいたしておるところでございます。
 また、その他の地区につきましても、自治会ごとの水洗化率をお知らせし、積極的に接続への協力をお願いいたしておるところでございます。
 なお、水洗化率向上に向けた取り組みの中で、公共、特環については、本年6月から7月にかけまして、砺波市下水道排水設備工事組合とお願いをいたしまして、無断排水の調査にあわせまして未接続の世帯への依頼文書を配布し、接続の向上を図っておるところでございます。
 また、農業集落排水の区域につきましては、本年度設定いたしました水洗化補助助成金交付要綱に基づきまして、各地区下水道推進協議会を通じて早期の接続にお願いをいたしているところでございます。8月号の広報、そして9月10日は下水道の日でありまして、新聞折り込み等によりチラシを配布し啓蒙いたしておるところでございます。
 以上でございます。

◯議長(高田君) ここでちょっとおわびを申し上げます。
 先ほど、堀田議員のときに再質問の確認が不確実だったかと思っております。どうも申しわけございません。
 それでは、4番 齊藤源秋君。
  〔4番 齊藤源秋君 登壇〕

◯4番(齊藤君) お許しを得ましたので、通告に従い、市政一般についての質問と若干の要望について述べさせていただきます。
 まず、スポーツ振興の推進についてであります。
 2000年とやま国体は「市民総参加により、活力に満ちたふるさとづくりを進め、心のふれあいを深めながら生涯スポーツを推進する」を基本として実施され、盛況裏に終わったことはまだ記憶に新しいところであります。その後も心身ともに健康な市民づくり、市民1人1スポーツを推進するため、地区体育館の建設が進み、夜間照明施設が完備し、マラソンコースの一部開通などハード面の整備も進んでおります。また、昨夏の全国巡回ラジオ体操や今年度の日米対抗女子バレーボール大会、名球会がやってくるの砺波市大会など、市民が一堂に会して参加や観戦した大会も数多くあります。運営や指導を体育協会に移管されたこと等によって、きめの細かいスポーツ推進が図られつつあります。
 市民の間にも、体操やジョギングで汗を流す人が増えておりますし、屋内外でできる軽スポーツを楽しむ高齢者グループも増えているので、元気で活気にあふれた姿が随所に見られることなど、スポーツへの関心が高まってきております。
 私は、各地区にスポーツ振興会を設けることによって、より地域のスポーツ推進が活発に図られるものと思っております。
 とやま国体を契機として、地域住民の健康増進と活性化を目指し、さまざまな世代の市民がふれあい、軽スポーツから各種大会まで地区公民館体育部が主管し、多くの体育活動を進めております。地区にスポーツ振興会を設けて市スポーツ振興会連合会が体育協会と連携して、市民体育大会への参加やクラブの育成など、子供から高齢者までのコミュニティーとしてのスポーツ推進と1人1スポーツの勧めから、心身ともに健康な市民づくりを図るべきと考えております。
 生涯スポーツ検討委員会で生涯スポーツ推進について意見が交わされた折、振興会を設けるよう指導が行われ、既にできている3地区以外でも設立に向けて協議されているとのことでありますが、その現況と設立が遅れていることへの課題等についてお尋ねをします。
 次に、冬のスポーツ推進と夢の平スキー場のリフト利用者増大についてであります。
 市民の健康増進とスポーツレクリエーション活動の推進を図るために、長年市民に親しまれてきた1人乗りリフトも老朽化し、新たにペアリフト建設工事とスキーセンターの改修工事が進められており、一日も早い完成と冬の到来が待たれております。
 この2人乗りリフトは、冬期は毎秒2メートル動くので、1時間に1,200人も運べる施設とのことであります。このリフトは夢の平レクリエーション地帯の拠点施設であり、市民の憩いと健康増進の場でもあると考えます。4万1,500市民がこの夢の平に集い、スキー、スノーボード、そりなど冬のスポーツに親しむとともに、リフトを利用して500メートルの山頂から美しい冬の山並みと散居の広がりの絶景を満喫できる機会をつくらなければと考えます。
 スキーで滑降しない人たちには、そりのゲレンデのほか、リフトで登ってリフトで戻る、リフトで登って歩いて戻る。こんな市民のために雪上遊歩道も設けてほしいと思います。近年、積雪期間が短くなっているので、市内の児童生徒のスキー学習は夢の平で行い、リフト料金を免除し、さらに児童生徒には家族利用券を配布し、スキー学習で学んだことを家族とともに復習し、健康増進と技術向上に努めさせるよう指導とPRが必要と考えます。
 また、平日とナイターのリフト利用者が少ないわけですが、各種団体に呼びかけ、スキーや雪上遊びなどを楽しんでもらえるよう夢の平ならではの楽しみ方を工夫することと、ボランティア等によるスキーや雪遊び指導員を常駐させるなど、きめの細かい配慮とPRによってリフト利用者の増大を図らねばと考えます。
 さらに、家族無料招待半日券数枚を「広報となみ」にとじ込み、シーズン中1回以上市民が夢の平に集い、スキーセンター・コスモス荘を利用し、美しい砺波市の広がりと雪の山並みを満喫し、冬の雪山とスポーツに親しむことにより「健康な市民づくり」が推進されるよう強く要望いたします。
 第2に、生活環境の美化について。
 まず、ごみ収集量の現況と減量対策についてであります。
 野焼きの禁止に加えて、今年12月より焼却炉の構造がダイオキシン類の排出を抑えるために、その基準が強化されるとのことであります。そのため、現在家庭で使用している焼却炉では、落ち葉などたき火程度の焼却と少量の紙類の焼却ならやむを得ないとのことでありますが、家庭から出るごみの焼却もかなり制限されるため、市指定の袋を使い、ごみステーションに出すことになります。このことは広報でPRされたり、ごみ袋を値下げするなど市民にも周知のことでありますが、今年度に入って収集されたごみの量の増減についてお尋ねします。
 また、6月には「ごみ減量大作戦」としてごみを出さない工夫月間が実施されましたが、私は、基準が強化されればされるほど、排出するごみ量を減らす工夫が必要であり、この作戦はまことに有意義で、今後は地域の美化委員会等が主体となって減量対策をさらに進めなくてはと思います。ごみを減らす買い物、ごみの再利用、ごみの再資源化がPRされておりましたが、その成果とこの月のごみ収集量をお伺いします。
 さらに、資源の循環方法としてコンポストや生ごみ処理機に補助がありますが、今年度に入っての活用状況についてもお尋ねします。
 次に、ごみステーションに出る規定違反ゴミ対策についてであります。
 ごみステーションに出すごみは「分別し、市指定の袋に入れ、名前を書き、二重袋としない」などルールがあります。これに違反すると収集されず、持ち帰りが余儀なくされ、赤いステッカーが張られて、ステーションに残されることがありますが、夏場は既に腐敗の進んだ生ごみを出しているので、翌日まで置くと一層傷みがひどく、責任者や係員が地区民にそのことを知らせたり、夜間のごみ出しを監視するなど、関係者が苦慮している地区がありました。集落単位のごみステーションですから、違反袋を出さないことの申し合わせは確実に伝達できますし、おそらく他地区の心ない人たちが置いていったごみと考えられるので、市指定の袋に入っている場合は違反袋でも収集し、違反事項については後日該当地区責任者に連絡し、対応について協議されるよう要望し、ルール違反の現況とその対応についてお伺いします。
 また、ごみの不法投棄防止対策についてであります。
 廃棄物の不法投棄は、市内の山間部や河川に現在もあり、この美しい自然を汚したり、壊したりする行為は許すべきではないと思います。環境美化を啓発する立て看板の設置してあるところに箱や袋に入ったごみが放置されてあったり、ごみ入れのかごが置いてあってもその周囲に捨てたり、心ない人たちの行為に憤慨する地区民の声も聞いております。
 監視員の人たちも投棄されそうな場所をパトロールし、投棄物を除いたりしながら、絶えず目配りされておりますが、減少しているようには見られないとのことであります。幸い市環境基本条例が制定されると、市民も一層自然と共生しながら安全で安心して暮らせる快適な環境の実現に努めなくてはならないと考えます。
 夏場に入って、電化製品や粗大ごみ、不燃ごみ等の投棄の現況と環境基本条例の制定によって、ポイ捨てや不法投棄に一層厳しく対処していくよう考えられているかについてお尋ねをします。
 第3に、市道の整備促進について、まず、市道の整備と舗装についてであります。
 砺波市は、北陸や東海を結ぶ高速道路、東西南北に走る国道のほか、整備された県道や橋も何本かあります。そんな中で、市道も総延長で549.932キロメートル、そのうち舗装されている道路が520.614キロメートルあり、未舗装道路は29.318キロメートルとなります。最も整備や舗装を先送りしてもよい道路もありますが、民家に隣接している道路で市道に認定されていない道路や未舗装の道路もあります。
 少し改良すれば、きついカーブがとれたり、歩道を拡幅して除雪が容易にできる道路も各所にあります。特に、庄東地区での坂道やカーブは振動による積み荷の落下や冬期の除雪が困難で、安全で快適な生活環境ではないと苦情の寄せられる箇所もあります。
 大型車の通行と各種工事などの影響により、地盤沈下や路面の凹凸、排水不良や車の通行により大きな振動を感じる箇所、自転車やモーターバイクで通行する人には特に危険と思われる箇所もあります。このことへの早期対応と民家に隣接する道路の舗装促進に努められるよう強く要望します。
 次に、交通安全上より道路標識や標示の整備についてであります。
 舗装された道路でも、見通しの悪いカーブや交差点では、停止のラインや標識があればと思われる箇所、標識の位置によって見通しを悪くしたり、通行を妨げているところ、安全柵の設置の望まれる箇所などがあります。
 当局では十分調査されていることと思いますが、冬期に入る前に地区民とともに現地を調べ、順次対応してほしいことを要望し、市当局の答弁を期待して一般質問を終わります。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 齊藤議員にお答えいたします。
 まず、スポーツ振興についてでありますが、21世紀プランの柱の第1番に健康を掲げております。そのことからスポーツが大変重要だと、このように理解をしております。
 なお特に、従来ありましたスポーツ等については、それなりに普及をしておるわけであります。しかし、今高齢化時代を迎えまして、幼児を含めて地域スポーツというのが大事ではないかというのが私の発想でありまして、教育委員会でそのことの検討委員会を設けていただきました。長い時間をかけて議論をしていただきました。基本的には地域のスポーツ振興会を充実されたらどうかと、こういう提案です。
 確かに今ニュースポーツが入ってきております。従来の野球あるいはバレーボール、バスケット、テニス等々につきましては、その地域にも指導者もおられ、熱心にスポーツの展開をされておるところでございますけれども、ニュースポーツの受け皿が実はないわけです。ニュースポーツのいいところは、だれでも参加できて楽しんでもらうというスポーツでございますが、従来のスポーツ競技はなかったものですから、その受け皿というのはやっぱり必要だろうと私はそう思っておるわけであります。
 ついては、でき得れば公民館とか地域にそういう団体があれば、いい雰囲気ができて、青少年の育成やあるいは老人の生きがいを発揮する場になるんではないかということでございまして、これらについては、私のお願いといいますか、そのような形になったわけでありますが、今言われております現況、経過、あるいはできないところの課題等につきましては、教育長からお答えをいたします。
 次に、生活環境の美化問題であります。
 市といたしましては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づきまして、ごみ処理等をお願いをしてサービスもし、御協力もいただいておりますが、ただ、御指摘のように心ない方もおられて大変残念でございます。
 モラルの向上になるといいますが、何といってもこれは生涯学習の場あるいは家庭教育の場、そういう市民全体で協力しないとモラルの向上にはならないと、このように私は思っております。
 そのことのためにも、先ほど江守議員に申し上げましたように、環境基本計画を立てながら、その趣旨をお互いに徹底していく、そしてみんなでつくり上げるという中で責任を持つという、そういう体制づくりが必要だろう、そしていい知恵づくりをしてほしいということでございます。
 今、外国では何でも政府がやるんだといういう認識から、そうではなくて自治権は我々にあるんだという考え方がございます。ぜひその意味で、何でもお上、何でも市、そんな時代では毛頭ないと思います。
 方向と方針を市が立てて、やっぱり守るべきは自分たちの地域は自分たちでという、そういう認識の上に立たないといけないのではないかと、このように私は思っております。
 具体的な事項につきましては、民生部長からお答えをいたします。
 次に、市道の整備促進等についてであります。
 まず、市道の舗装率は現在95.3%で、一生懸命努力をいたしておるところでございます。残っているところは、残念ながら実は庄東地区に多いのでございまして、今後とも整備に努力をしてまいりたいと思っております。
 ただ、先般、中学生と話をしておりましたら、石けりのできる道路がほしいと、舗装されたら車が通るので危なくてどうもならん、道草することはいいことかどうかわかりませんが、そういうような気持ちも実は子供たちにあるようであります。私も道草をしました。石けりもしました。その楽しみは今の子供たちにはないような気がいたします。
 それから、お盆に帰省をした私の友人が言いました。「少しはふるさとのイメージがあってもいいがでないがか、全部舗装ちゃ情けないのお」と、そんな言葉でした。自分のところは都会におりますから、すべすべになっておりますが、里へ来たらたまに石ころがあっもいいがでないかという、これは彼の勝手な言い方でしょうが、ただし、イメージとしては昔はもう里道ですね、泥道であったと。その懐かしさが見えないということでございます。まだまだ農道がありますからということでございますが、これらを考えますときに、市内全体の道をオール舗装というのはいかがなものかというのは、私はそのようにも感じます。
 残った農道や、皆さん怒られるかも知りませんが、それも環境の大事な一面ではないかと、こんなことを思っておりますので、何もかも舗装というのはいかがなものかというのが、少し私の気持ちにありますので、その点齊藤議員怒らないでいただきたいんですが、努力はいたしますが、一部そうあってもいいんじゃないかという気持ちが多分にあるという理解をしてほしいと思います。
 それから交通安全施設については、市長への手紙でくるのは、実は国道関連、主要地方道の関連であります。この管理者ともこれから要望していかなければいけませんので、ぜひまた御協力をお願いしたいと思っております。
 このあとリフトの件、御意見はよくわかりますが、なかなか難しい面もございます。あと市道整備その他につきましては、産業建設部長から詳細にお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) スポーツ振興について、地区スポーツ振興会の設立という1点、それから冬のスポーツの推進ということで、この2点についてお答えいたします。
 まず最初に、地区スポーツ振興会の設立についてということでございますが、砺波市生涯スポーツ検討委員会の提言を受け、一人でも多くの人にスポーツに親しんでもらい、地区ぐるみでスポーツを通じて健康づくりを進めてもらうため、各地区に地区体育振興会の設立をお願いしています。現在市内17地区のうち7地区において設立され、数地区において設立に向け協議が行われています。設立に向けては自治振興会長会議、公民館長、主事会議等を通じて設立を依頼しているほか、地区へ出向き設立趣旨を説明しています。
 また、平成13年度から地区体育振興会設立に向けての会議費等を公民館へ支出しています。しかしながら、一部の地区では公民館の体育部会とのすみ分けが難しいとのことから、まだ設立に向け協議が行われていない地区もございます。
 今後は、体育指導委員のOBやスポーツ指導者など幅広い地区のスポーツ関係者で組織し、柔軟な発想で地域のスポーツニーズを的確に把握できる体育振興会のメリットを理解していただきながら、まだ設立されていない地区に体育振興会の設立を積極的に働きかけていきたいと考えております。
 次に、冬のスポーツの推進でございます。
 現在、市内小中学校において毎年スキー教室が実施され、平成13年度では1,538名の児童生徒が参加しています。また、小学生を対象とした公募によるスキー教室や小学校低学年を対象としたスポーツチャレンジ隊での雪上ハイキングなどを実施し、冬期間のスポーツの振興を図っています。
 今後は、リフトの更新を契機に、さらに小中学生の利用が行われるよう働きかけてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 民生部長 津田俊祐君。
  〔民生部長 津田俊祐君 登壇〕

◯民生部長(津田君) 齊藤源秋議員の生活環境の美化について、具体的な3点についてお答えを申し上げます。
 まず、ごみ収集量の現況と減量対策についてであります。
 議員御指摘のとおり4月からの野焼きの禁止や、来る12月からは家庭用小型焼却炉の構造基準が強化され、家庭での紙くず、ごみや剪定枝、落ち葉の焼却にも制限が加えられることになり、自家処理がなかなか難しくなることから、ごみ減量化に反して排出される燃えるごみの量は増加するものと予想いたしております。そうしたことも踏まえ、6月から市指定のごみ袋を10円値下げしたところでございます。
 そのような背景から、今年度に入って4月から8月までの5カ月間の燃えるごみの収集量は4,533トンで、前年同期間の1.8%増となったところであります。
 また、減量対策として環境月間の6月中の燃えるごみ、燃えないごみの収集量につきましては、砺波青年会議所等との連携によるごみ減量大作戦を実施したこと等によりまして、859トンで前年同月間に比べて0.5%減であり、一定の減量効果があったものと思っております。
 また、4月から8月までのコンポスト、電気式生ごみ処理機等購入費補助金の活用状況でありますが、コンポストが4台、電気式生ごみ処理機が36台と好評でございます。ちなみに、電気式生ごみ処理機につきましては、平成11年度から延べ数で604台に助成したところであります。
 次に、ごみステーションに出されている規定違反のごみ対策についてであります。
 日ごろ各地区の皆様方には、ごみの分別収集や資源ごみの回収、さらには設置されているごみステーションを管理していただいておりますことに厚く感謝をいたすものでございます。
 さて、ごみには分別して指定ごみ袋に入れて名前を記入し、決められた日に排出するルールづくりを確認しているところでありますが、最近ルールに反することが若干見受けられるところでございます。
 具体的事例といたしましては、指定ごみ袋以外のものを使用、それから氏名が記入されておらない、それから金属類等を布でくるんで燃えるごみの袋に入れる、こうした具体的なことがございます。
 これらの対策として、心ない一部の方であるとは思いますが、ルール違反の排出ごみ袋には違反をあらわす赤いステッカーを張りまして、違反排出者の確認をする一方、ステーション管理者に連絡して、周知徹底を図っているところであり、御理解をいただきたいと思うわけでございます。
 また、広報9月号で「守ってください、ごみ出しルール」ということで、注意を喚起するなど啓発に努めておるところでございますが、いま一度自分の出すごみについて責任を持って、迷惑がかからないようにルールを守ってほしいと思うわけでございます。
 次に、ごみの不法投棄防止対策でございます。
 去る5月21日から6月28日までに実施した不法投棄ごみバック策定事業を行ったわけでありますが、それに基づきまして申し上げますと、鍋、コンロ、空き缶、電気ストーブなど不法投棄物が庄東山間地、庄川河川敷等で23カ所、そういう場所があったわけでございます。処理しやすいところにつきましては、順次処分をいたしたところでございます。
 また、地元協力者や不法投棄パトロール隊からの通報には、砺波警察署の応援もいただきまして、速やかに対応しているところでございます。
 しかしながら、ちょうど夏場の時期でございますと、草木が生い茂っておりまして、なかなか発見が難しい点もあり、電化製品4品目等の不法投棄は見られませんでしたが、しかし、空き缶や空きびん、それからコンクリート殻、金属くず等が不法投棄物として若干あったところでございます。
 また、御指摘のポイ捨て等不法投棄等の具体的対応策につきましては、先ほどの市長の答弁にもございましたが、今回提案をしております環境基本条例の行動指針の策定作業の中で、市民の御意見をお聞きし、防止対策等をいろいろ議論をし、盛り込まれるべきものと考えておるわけでございます。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 藪田康男君。
  〔産業建設部長 藪田康男君 登壇〕

◯産業建設部長(藪田君) 齊藤議員さんの冬のスポーツ推進の御質問の中で、夢の平スキー場のリフト利用者増大について答弁をいたします。
 夢の平スキー場のペアリフトの新設やスキーセンターの改修に当たり、利用者の増大を図るため、市広報やホームページ、富山県観光連盟の発行するスキー場情報などを活用し、リニューアルした夢の平スキー場を市内外にPRしてまいりたいと考えております。
 また、管理運営を委託する砺波市五谷観光企業組合に対しましても、新聞等マスコミを活用しPRされるよう働きかけてまいります。
 冬期間以外では、来年からのコスモスウオッチング期間中のペアリフトの運行を考えており、当事業の新イベントとして、ポスター、パンフレットを活用し、ペアリフトの運行について周知を予定いたしております。
 さて、雪の遊歩道についての御提案でありますが、スキー場は本来、スキー、スノーボード等で滑り下りるところであり、1つにはゲレンデを傷める、2つ目にはゲレンデ幅が狭く、スキーヤーとの衝突の危険があるなどの理由により、歩くことを目的とした遊歩道の設置は好ましいことではないと考えております。
 また、平日及びナイターの利用増を図るため、コスモス荘とのタイアップ企画や競技コースの設置等については、管理受託者であります五谷観光企業組合に働きかけていきたいと考えております。
 次に、リフト利用については、子供たちが利用しやすいよう県内一安価な利用料金の基準を提案いたしました。また、利用料金の減免についても、小中学生のスキー学習、児童クラブ、スポーツ少年団の子供たちから老人クラブ、65歳以上の高齢者、身体障害者などについて実施する予定であります。
 御提案の無料リフト券配布によるPRにつきましては、市内の体育施設とのバランスや公設民営化により、管理受託者が自主的経営努力を発揮しやすい利用料金承認制を採用しており、採算面から考えても困難と思われます。
 次に、市道の整備促進についての御質問でございますが、最初に、市道の整備と舗装について答弁をいたします。
 未舗装市道の御要望に対しましては、部分的に舗装することにより、安全などが確保できる区間については随時行っております。ただし、未舗装路線全線の舗装整備につきましては多額の費用を要します。また、先ほど市長もイメージと環境に配慮してと答弁をされており、今後は優先度を検討し、必要な路線から農道整備事業や林道整備事業など、有利な事業で計画できるよう関係機関と協議してまいります。
 次に、市道認定に関しましては、平成12年度に市道認定の要望路線について、各地区に照会をして認定基準に基づき見直しを行ったところでありますが、各地区で新たな認定要望路線があれば現地確認の上、対応してまいります。
 なお、開発行為などによる市道認定は随時行っておるわけでございます。
 また、隅切りや突角部などの部分改良に関しましても、必要な箇所から随時行っており、道路の段差、陥没、排水不良箇所などの改修については、今後とも速やかに対応するよう努めてまいります。
 次に、交通安全施設としての道路標識などの整備について答弁をいたします。
 交通安全に対する道路標識には、警戒標識と規制標識がありますが、議員御質問の「止まれ」などの規制標識の設置、移設につきましては、県公安委員会の所管であり、新たな設置要望や補修箇所があれば、その都度、県公安委員会に連絡の上、対応してまいります。
 また、道路照明灯、安全柵、道路反射鏡の設置につきましても、その都度現地を確認し、主に通学路の危険な交差点や用水沿いに設置をいたしております。なお、道路区画線につきましては、従来幹線道路を中心に消えた区画線の引き直しを行っておりましたが、これからは児童生徒の安全を考慮し、小中学校周辺の通学路区画線の引き直しを重点に計画していきたいと考えております。
 今後は、さらに適切な道路パトロールを行い、市民の皆さんが安心して通行できる良好な道路管理に努めてまいります。
 以上でございます。

◯議長(高田君) この際、暫時休憩をいたします。

 午後 0時09分 休憩

 午後 1時03分 再開

◯副議長(池田君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質問を続けます。
 3番 柴田 智君。
  〔3番 柴田 智君 登壇〕

◯3番(柴田君) お許しをいただきましたので、通告に基づき、市政一般の中から3項目に関する質問と提案をさせていただきます。
 1項目目には、本会議に砺波市環境基本条例の制定について御提案がなされています。
 条例につきまして、散居を中心とした人と地域性豊かな「田園空間の保全」と個性的な「都市景観の創造」を人と自然が共生しながら、安全で安心して暮らせる快適な環境を実現し、これを将来の世代に継承を目指し制定なされることは、市民として大変うれしく思うところであります。
 今日私たちが生活していく生活環境基盤は、第7次砺波市総合計画における第3章10項目そのものであると思います。今回提出の条例は1条から21条ありますが、特に第19条については、広域的でグローバルな審議会と聞いていますが、近年の犯罪増加や青少年の非行に対して、地域の安全や秩序の維持を警察だけに任せるのではなく、市民を含む市全体で協力していくことや、市民が持っている文化的に高い品格を出し得る状況を審議していただきますよう要望いたします。
 2項目目につきましては、介護保険料の見直しについてお伺いいたします。65歳以上の介護保険料の見直しとして、第2期の介護保険事業計画(2003年~2005年度)づくりが全国の自治体で進められています。
 砺波市の人口は、8月の人口では4万1,493人、65歳以上の人口は8,695人、高齢化率21%でありますが、元気な高齢者が多く、本年4月までの介護認定者は1,169人であります。介護保険は「在宅」を基本に社会全体で支えるという理念を掲げ3年が経過し、見直しの期間となりました。しかしながら、先月の介護保険組合の答弁内容では、現行の基準額が2,800円からアップするような内容が出ていましたが、どういう理由でどうして上げざるを得ないのか、あわせて施設と在宅の整備状況をお聞かせください。
 私の理解としては、最大の要因として、今後3年間において在宅介護のサービス量が50%増えることとなれば、施設の増床も考えられ、介護サービスの利用が増大すれば一定の値上げもやむを得ないと思います。介護保険は老人のための在宅介護サービスを充実させ、できるだけ長く自宅で生活することを基本理念とすべきです。
 保険料計画の見直しについては、介護保険財政の政府の今後の状況を正確に分析し、住民が負担可能な保険料の上限はどの程度で提供すべきかを考えるべきです。介護保険サービスの水準をどの辺に置くかについて、行政、住民、保険者がそれぞれ考える必要があると思われます。
 3項目目につきましては、農業公社の現状についてお伺いいたします。
 設立初年度として、農業公社の事業としてチューリップ球根の生産振興から始まり、農地保有合理化事業、都市と農村の交流農業体験事業、農業経営技術研修等手探りの状態の中からの出発であり、苦労の連続であったと思います。チューリップ球根生産振興につきましては、現在、庄下、高波、柳瀬、太田地区となっていますが、他の地区への呼びかけと過去の栽培農家への機械リースを含め再構築ができないでしょうか。
 なお、柳瀬地区の御好意によるチューリップ栽培地から来期の栽培地はどうなのか、お聞かせください。
 農地保有合理化事業について、市内農地面積約4,400ヘクタール、うち約1,200ヘクタールにつきましては、既に相対により集積なされている状況の中で、農業公社を通しての取り組みはどうなっているのか。なお、虫食い状態での宅地造成についての考え方をお聞かせください。
 都市と農村の交流農業体験事業については、コシヒカリオーナー制度につきまして実施済みでありますが、チューリップ栽培のオーナー制度の取り組みについてお聞かせください。
 担い手の育成については、県内の農業高校へのPR等を含め、現在の取り組み状況についてお聞かせください。公社収益状況並びに今後の経営方針についてもお聞かせいただきたいと思います。
 なお、提案でありますが、3年を1サイクルとして見直しをかけながら、チューリップ農家の育成に努めていただきたい。
 以上についてどのようなお考えなのか市長にお伺いし、私の質問を終ります。

◯副議長(池田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 柴田議員にお答えをいたします。
 まず、環境基本条例につきまして、防犯対策も取り上げたらという提案であります。
 今回提案しました環境基本条例につきましては、先ほども申し上げたとおりでございます。
 1つは、今のすばらしいこの環境を保全をする。そして、でき得ればさらに創造していきたい。それが基本理念でございまして、市及び市民が責任を持って、これから安全で安心して暮らせる環境をつくりたいというのが私の念願でございます。このことにつきましては、先ほど江守議員にも申し上げましたが、環境審議会をつくってまいりたいと思います。その場では、柴田議員がおっしゃったことについてもおそらく議論されるものと、このように推定をいたしております。
 ただ、今回提案をしております条例の第8条には、施策の基本方針、そして1号から10号まで計画目標、行動指針、推進体制を中心にしておりますので、この審議が待たれると、このように期待をしております。
 要望された事項については、確かに大切なことでございます。これは焦点がぼけてもいけませんので、やるんだったら別途、安心で安全なまちづくり──仮にそういう条例等を設ける必要があるのではないかという気がいたします。焦点がぼけては意味がございません。したがいまして、別に対応すべきだと、このように思っております。
 現実的には、皆さんも御承知のように、市では青少年健全育成、交通安全都市宣言、それぞれ宣言を行っております。それを基本としてそれぞれ施策を進めておりますので、他の機関だけというのではなくて市もそのように対応していたしておることを御理解をいただきたいと、このように存じておるわけでございます。
 次に、農業公社等々の質問でございます。
 この際少し細かくなりますが、農業の持つ重要性、農業の持つ多機能、特に砺波平野を抱え、その中心であります砺波市としては、農業を避けて通れません。したがいまして、このことについて幾つか提案にもあったし、このことについて私の考え方を述べたいと、このように思います。
 1つは、チューリップ球根の生産振興であります。
 チューリップ球根につきましては、随分盛況であった時代もございます。ただし、昭和63年ですか、隔離検疫制度が緩和され、関税が外されたといいますか、球根が自由市場となったわけであります。そのことによって輸入球根が増大をしてきた。ついては生産する球根も収益が悪化するという傾向にあるわけであります。このような中で、さらに病害虫との戦いも真剣に行われてきたわけでございます。それと同時に生産農家が高齢化をしたということもございまして、面積も減少いたしておるわけです。
 さて、このことをどうするかということで長らく議論をしてきたし、議会でもこの議論があったわけでございます。私はこの球根生産を拡大、あるいは合理化をするとき、経費を節減するときにはどうするかという提案をいたしまして、本当の生産者や専門家の皆さんに寄っていただいて、検討委員会を開催をさせていただき、いろいろ提案がございました。その中で必要なのはこれとこれというふうに幾つか提案されました。その場合に市が直営というのはなかなかできないということで、議会の理解をいただいて公社づくりをしたことは御承知だと思います。したがいまして、今幾つかのリース事業、あるいは指導等々につきましては公社でも手を差し伸べております。ぜひ公社を利用していただきたい、そしてチューリップの産地を守り続けたいというのが私の念願でございます。
 したがいまして、本年度は実験的に公社で直営圃場を少し設けたいと、そしてこれまで経験のある皆さんにその管理をお願いをしていく、そういうモデル圃場をつくってもいいのではないか。私は採算は難しいと思いますが、この砺波平野の郷土を守ってチューリップというすばらしい商品を続けていくときには、そのことが大事ではないかと、そのように考えております。
 また、御指摘のありました柳瀬地区のチューリップ球根栽培については、2年で県の球根組合が採算が合わないということで撤退をされることになり、大変残念で、私も一押し二押しいたしましたが、やむを得ないとこのように存じております。
 しかしながら、集団圃場につきましては、1ヘクタールか1.5ヘクタールになると思いますが、何とかいい圃場を用意して県の球根組合にお願いしたり、中核農家を通じて進めさせていただければありがたいと、このように思います。
 ぜひ花のまち、チューリップのまちを守るためには、公費の一部を出して、そしてみんなで協力し合って守り続けたい、その基幹を公社が握っているということを理解をしていただきたいと思います。
 次に、農地保有合理化であります。
 御承知のとおり、既に1,200ヘクタール農地が相対で集積をされております。これは県内でも有数の集積率でございます。国内でもまれな状況だと、このように思っているところでございます。ただし、稲作を取り巻く状況は大変厳しいものがございます。今年も豊作のようでございます。販売面ではこの後心配があるわけでございます。しかし、放置するわけにまいりません。採算べースには乗らないけれども、どうしても圃場を守りたいというのが私の念願でございます。
 そんなことから、農地の集積等についてはいろいろ小作料の問題等もあるんですね。この点を農業委員会とも調整をしながら、合意のできる、貸す人はたくさん年貢がほしい、生産する側はなるべく年貢は安くしないと経営できない。米も値下がりをしたということでいろいろあるんですが、その辺は農業委員会等を介在して、でき得ればお互いに納得のいくような形での集積の仕方をしていきたいと、このように思うわけでございます。
 いずれにしても、お互い農業の持つ多機能を大事にする、いわゆる環境の問題からも農業は重要なんですから、ぜひその辺を私どもは橋渡しをする。ただし相対契約ということですから、市が入るわけにまいりませんので、公社がそのお世話をするということです。初年度でございますけれども、15ヘクタールをそのようなお世話をいたしておりますので、実績は上がっているのではないか。1,200ヘクタールある上に、さらにそのような形ですから、さらに私は進むのではないかと思っておりますので、努力をさせていただきたいと思います。
 それから、都市と農村との関係でコシヒカリオーナー制度に取り組んでおります。これも農協主体で任意団体でお世話をしておりましたが、今回は補助金なども入れまして公社でお手伝いをして、でき得ればオーナーの皆さんが種まきをして、田植えもして、そして本当は除草から管理もしてもらえればいいことなのでしょうけれども、そうお越しになれませんので、幾分か農業体験を通じて農業のよさを知ってもらうという意味では私は必要ではないかと、このように思っております。
 現在、ふれあい体験農園を設置しておりまして、8名の方が利用されており、なおまた野菜の収穫などにも喜びを感じておられるようでございますので、ぜひPRをして砺波のいいところで、砺波のうまい米をこの際、そこでもPRしていただくという作戦がよいのではないかと思いまして、この交流体験についても公社がお世話しておりますことを御理解いただきたいと思います。
 特にオーナーということで、チューリップ栽培のオーナー制度を考えたらどうかと、こういうことでございます。
 チューリップは御存じのように米生産以上に労働力がかかりますし、大変な作業であります。しかももう一方、米や果樹と違いまして販売消費、米でしたら自分のところでつくったものを持っていったり、隣近所で分けて消費ができるのですが、球根は1反に2万何千球かあるようであります──売れるものは1万球ぐらいでしょうけれど。それだけのものを、食べる物と違いまして自分の家の庭に植えたり人にやったりと、これは大変なことになると思いますので、その辺のことから考えますと、なかなかオーナー制度というのは無理な面があるのではないかと、このように私は思っております。ただし、園芸の好きな人がおられるようですから、少し研究をさせていただきたいと、このように思っております。
 それから、次は担い手でありますが、この問題についてはそれぞれの農家でも御苦労されておりますし、したがいまして、そのことが営農集団に実はかかわりつつございます。このことについては特に食料・農業・農村基本計画の中でもうたっておりますけれども、ぜひこの担い手育成を進めるべきではないかと、そういう研修体制なども進めております。このことにつきましては、農業の複式簿記やあるいは今はパソコンの時代でございます。そういう講師を呼んで、これから担い手になろうという何人かの皆さんに来ていただいて、研修会を開催しております。ぜひ育ってほしいというのが私の願いです。幸いこれにつきまして、国・県の補助金がございますので、活用させていただきたいと、このように思うわけでございます。
 なお、関係の農業高校なども、実は新しく新規担い手確保推進協議会というのがございまして、そこにも呼びかけておるわけでございます。
 先般新聞にも出ておりましたが、小泉内閣では新しい構造改革の中で特区を設ける。情報化の特区であったり、農業の特区であったり、あるいは果樹生産の特区であったり、特別区を設けるという提案がなされております。砺波市及び砺波平野につきましては、集落営農高度集積と田園空間の創造の特区と銘打って、この地域として提案をしております。農業経済活性化戦略ということになればよいのではないかと、このように思っております。
 今、全国で何百かの申し込みがあるということでありますが、できれば砺波を一つの特別区にしていただいて、それに各省が乗り合ってやろうと、そして一つの改革をしようというのがねらいのようであります。したがいまして、農林水産省や総務省だけではなくて、多くの省庁が集まっていわゆる内閣官房でやるようでありますが、そこで設定をしてやろうということですから、手を挙げていきたいと、こんなことを思っております。
 実現するかどうかわかりませんけれども、そのことも含めて、私は今田園空間のコアを考えております。その広がりの中でみんなで農業をやって、そして先ほども言いました環境を守るという意味から、一つの発想としてはよいのではないかと思っております。中国にあるような経済特区ではございませんけれども、いわゆる構造改革特区ということでこれに乗っかればどうかなと、こんなことも思っているわけでございます。
 また、公社の運営、あるいは経営いろいろ言われておりますが、公社というのは、もうけたら会社ですよね。もともと公社というのはもうからないから公社なので、あまり採算性、採算性と言われますと、ちょっと私も答えようがございませんが、その辺は、とにかく農地を守ったり、担い手を育成したり、チューリップを守ったり、あるいはそのための指導をしたり助言したり農地を集積したり、作業はたくさんございますので、あまり採算性を強調されると困りますが、その辺は理解をしてほしいと、このように思うわけでございます。
 それから、宅地開発について若干触れられましたので、ちょっと述べておきたいと思います。
 先の議会でも、いろいろ皆さんから提言があったわけであります。ただし用途区域というところへ持っていけば本当はいいんですが、ただし地面が高い関係上なかなか難しいと思います。
 いずれにしても、農地の中に非農用地があるわけですから、できればそこへ誘導する。そしてきれいな美田にはなるべく転用しないようにするのが一番いいわけでありますが、しかしながら個人の財産権を何とか処理したいというようなこともございまして、地元の皆さんやあるいは土地改良区やその皆さんに同意をいただいて農業委員会に申請されますと、この間新聞に出ておりましたけれども、「転用の権限は市町村長に与える」と書いてありましたが、今のところ全然通知も何もございませんので、やっぱり相変わらず農地法等につきましては農業委員会の仕事でございます。その点、農業委員会も一般の皆さんもよく理解をしていただいて、混在するような農地でないようにするのがよいのではないかと、今私は思っておるわけでございます。
 あと、介護等の問題につきましては、助役からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯副議長(池田君) 答弁を求めます。
 助役 野村泰則君。
  〔助役 野村泰則君 登壇〕

◯助役(野村君) 柴田議員の御質問のうち、介護保険料の見直しについて、あるいは在宅介護と施設介護のバランスについて御答弁をいたします。
 議員御指摘のとおり、本年度は第2期の介護保険事業計画の策定の年度に当たっております。現在、砺波地方介護保険組合の方では平成15年度から平成19年度までの5カ年計画について策定作業が鋭意進められているところでございます。
 この作業の中で、平成15年度から平成17年度までのサービスの利用料等を推計をいたしております。今後3年間の保険料が決定されることとなるわけでありますけれども、現在のところ、以下ありますような理由から、その料金を値上げせざるを得ないのではないかと推察いたしております。
 その理由といたしまして、まず第1点、65歳以上の高齢者数の増加によりまして、現在の1号保険料の法定負担割合17%が1%引き上げられて18%になるということ。それから2番目といたしまして、今後、待機者解消のための施設整備が特別養護老人ホームと老人保健施設合わせて220床を増床整備の計画があるということ。それから第3点といたしまして、居宅サービスの伸びが年間15%余り、3カ年では50%の伸びが見込まれるという状況にあるということ。この3つが今言いましたような理由で料金を値上げせざるを得ないという状況にあるということであります。
 それから、在宅介護と介護施設のバランスについてのお尋ねでございますけれども、介護保険制度というのはもともと在宅介護サービスの充実を基本としております。現実的には、介護者の高齢化──老人が老人を介護するという老老介護と言われているわけでありますが、あるいは世帯分離による介護者の不在等、まさに今日的な要因によって、より施設介護サービスの充実が求められているという実態がございます。現に、富山県や砺波地方介護保険組合では、全国平均より施設整備が進んでおり利用者が多い現状にございます。
 今後とも、施設の入居待機者の解消を図るためには計画的な増床整備が必要となるわけでございますが、その分、保険料が高くなるということも十分考慮する必要があるというふうに思っております。
 一方、利用者のニーズや家庭の状況等に応じて利用できる在宅介護サービスの充実は、介護保険制度が本来目指しているところでございます。今回の事業計画の見直しにおきましても、在宅介護サービスを年間15%以上、3年間で50%の伸びをみるといったような事業計画の策定を進めておるわけであります。
 在宅介護と施設介護の線引きについては、特に基準はございませんけれども、利用動向の現状を把握しながら、在宅サービスをベースとしながらも施設サービスについてもバランスよく整備されていることが必要ではないかというふうに思っているわけであります。
 以上でございます。

◯副議長(池田君) 2番 林 忠男君。
  〔2番 林 忠男君 登壇〕

◯2番(林君) 通告に従いまして、順次質問をいたします。
 まず最初に、高齢者社会の火災予防対策についてでございます。
 本年8月25日、砺波市鷹栖でとり行われた砺波広域圏消防団連絡協議会の消防訓練では、消防団員や職員ら133名が参加して行われた有毒ガスや爆発物によるテロ行為が発生したとの想定で、救助、消火活動を繰り広げられ、日ごろの訓練の成果をかいま見ることができ、今改めて地域住民への安全で安心で住んでいることへの感謝を思うものであります。
 このようにいろいろ努力をしていただいていますが、火災の多くを占めている住宅火災で、国内では高齢者の死者が依然多発しています。そこで、今後、当市の高齢化社会に向けた防火対策の推進についてお伺いをいたします。
 火災による死者は全国で毎年2,000人に達し、富山県では平成13年度では25人であり、また火災での死者は65歳以上が過半数を占めていると言われ、焼死者が出た火災は高齢者が就寝中にたばこや暖房器具を発火源とし、布団や衣類などに着火して発生するものが多いと言われ、逃げ遅れて亡くなったケースが約7割だったことがわかりました。
 平成14年8月末現在の砺波市での火災発生状況では、住宅火災件数は5件、校舎、自動車車両、共同住宅、工場、農作業場は各1件で、原因については放火の疑いや放火自殺が3件、電気系統での火災が2件、コンロに火をつけたまま消し忘れたことやたばこの火の不始末が2件などで、特に目立つのが放火の件数が4件であり、死者数、負傷者数がともに3名でありました。このような不幸なことがないよう、今後の対策が求められています。住まいの防火対策は個人の責任であるのは言うまでもないが、ひとり暮しなどの高齢者を地域で支える体制づくりが必要と感じます。
 これは防災に限らず、今後の高齢化社会が抱える重大な問題でもあり、いずれ行政と関係機関、そして地域との連携が大前提となるのではないでしょうか。そこで、1.住宅火災を防止する基本方針はどのようになっているのか。2.自治体を含む消防・福祉関係の取り組みは考えているのか。3.防火対策推進協力者の設置を考えてはどうか。4.高齢者向け火災に対する講習会を増やす必要を感じるがどう考えているか。このような対策をすることにより、ひとり暮らしの高齢者への啓発活動になることや住宅火災の原因に多い放火を監視する地域づくりになるのではないかと思います。
 次に、環境時代への対応の質問をいたします。
 ディーゼル車の排気に含まれる窒素酸化物(NOX)と、黒煙などの浮遊粒子状物質(PM)を削減して、大気汚染の改善を目指す「自動車NOX、PM法」の具体的な規制内容が環境省令などで正式に決まり、本年10月から始まり、首都圏や東海地方の都市部や千葉県においては国の規制をさらに強化した対策が盛り込まれ、規制車種の運行禁止や罰則規定を盛り込まれたと聞いております。
 主な変更点は、規制物質に健康への影響の大きさが指摘されている。排出される黒い煙の正体から発がん物質も含まれ、花粉症の共犯ともされ、ぜんそくなどの健康被害により大きな影響を与えていると言われています。これらのことを踏まえて、PMを加え規制車種には無関係だと思われていた一般ディーゼル乗用車も加えられるとのことです。いよいよ身近に環境時代の本格スタートを感じます。
 排出基準は厳しく、乗用車と3.5トン以下(車両総重量)のトラック、バスは年式を問わずすべてが規制され、使用期限が定められ、期限を過ぎると車検が更新できなくなる。例外は3.5トンを超えるトラック、バスの一部、大型車の場合、ガソリンエンジンに切りかえることが技術的に困難なため、平成10年規制適合車以降の新しい車両に限り規制対象外となり、使用期限はナンバープレートに記載されている登録地域名に続く3桁までの分類番号による種別と、初めて登録した時期によって決まるとしています。
 このように、環境省は大気保全対策としてディーゼル自動車に対象を絞り込み、本格的な環境規制の時代が改めてスタートしたことを身近に感じます。このようなことから、当市での公用車のディーゼル車を対象に調査したところ、上水道課では2台、学務課のスクールバス2台、生活環境課3台、総務課2台、消防車(特殊車両)9台、給食センター3台、土木課11台、体育課、総合運動公園、海洋センター、美術館、総合病院、農林課等が各1台で、合計38台の対象車両があり、当市ではいち早く環境対策として市民の健康生活の最大条件としての大気汚染や、健康被害をもたらす有害物質を排出ガス中に含むディーゼル車に対し、有害物質の排出が少ない、また極めて少ないガソリン車及び低公害車、ハイブリッド車などへの転換を考えられてはどうでしょうか。
 富山県内での低公害車の普及は年々増加をし、本年の調査では1万6,092台が登録されています。当局ではディーゼル車から低公害車への転換を考えているのか、また今後の対策についてお尋ねをいたします。
 次に、公共施設の冷暖房用設備から出る黒煙について質問をいたします。
 総合病院及び温水プールなど公共施設の設備を改善され、黒煙の出やすい黒油(重油)から黒煙の出にくい白油(灯油)への転換を考えられてはどうか御提案申し上げたいと思いますが、この対策についてどのようにお考えなのかお尋ねをいたします。
 次に、ごみ捨てへの対策に質問をいたします。
 本年の帰省シーズンも終わりましたが、身近な大型店舗や24時間営業の飲食業やコンビニエンスストアでは、ごみ箱に地域から持ち込まれたごみの比率が年々高まっています。ごみの6割近くは家庭の生ごみで、悪質なケースでは紙おむつも含まれています。また、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアでも同様です。
 ごみ箱のごみの内容を分析してみると、このうち家庭などから持ち込まれたと思われる割合が年を追って高まりを見せ、キャンプで使った紙皿や紙コップ、残飯やガスレンジの粗大ごみなどで、中には新聞、古雑誌、アダルトビデオや子供の玩具なども含まれています。家庭ごみの割合が高くなっていることについては、各地域で分別や有料化、ごみの出す日時の指定が進み、地域のルールを徹底してきたことが大きいのではないかと考えられます。旅行や帰省をする場合、生ごみを家に置いたまま留守にすることになるために、隣接の自治体の異なる地域のごみステーションに生ごみを置いたり、身近ないろいろなごみ箱にも捨てられ、いわゆるいつでも捨てられる収集所になってきています。
 このように、家庭ごみの投棄に業を煮やしている同機構は、マナー向上を呼びかけているのだが一向によくならず、ごみ箱を目立たない場所に設置を考えたり、少しでも持ち込みを抑制するためにごみ箱を小さくしたりするなど対策をしているようですが、効果はまだまだあらわれていないようです。店舗で商品を買ってもらっているので、面と向かっては捨てないでとは言いづらいこともあるようです。長期間出かけるときへの対策や、生ごみをなるべく出さない工夫や、再度ごみ捨てのマナーの徹底や教育に力を入れていただきたいと思いますが、このような対策をどのようにお考えか、またよいアイデアがないかお尋ねをいたします。
 以上の質問に対して当局の明快なる御答弁を期待いたしまして、私の質問を終ります。

◯副議長(池田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 林忠男議員にお答えをいたします。
 高齢化社会を迎えたことについての火災予防対策、大変重要なことだと認識をいたしております。いろいろ具体例なども申されましたが、まず住宅火災防止に対する基本方針は何かと、こういうことです。
 いろいろ消防でも方針等を立てて実践をいたしておりますが、私は防火の責任はやっぱりその家その家の個人にある。住民一人一人が、まず防火意識を持たねばならない。方針や方策よりもそのことを十分認識してほしい、いわゆる自己啓発を進めることが大事だろうと思っております。その自己啓発を進めるについては、行政としてはいろんな手だてをしなければならないと、このように思います。
 以下、御質問のことにつきまして触れたいと思います。
 全国的に見ても、火災による死者の過半数が65歳以上であるというデータが出ております。したがいまして、高齢者に対する防火意識の高揚、そのための広報、あるいは住宅の防火診断、消防機材やあるいは燃えにくい機器の配置促進をすることが大切ではないかと、このように思っております。
 このことについては、消防団の皆さんが地域にあってそれぞれ努力をしていただいておりますし、女性消防団の皆さんもひとり暮らし老人等を訪ねていただいて協力をして、先ほど申しましたように個人の防火意識の啓発に何よりも力を入れるべきだと、このように私は思っておるわけでございます。
 それから、消防と福祉の連携。今、御存じのようにひとり暮らしが多うございます。それから老夫婦の家庭も実は多いわけであります。おっしゃるとおり、その意味では福祉関係職員がそこへ携わるということは何より大切でございます。したがいまして、消防職員とホームヘルパーとの連携、そのことによってひとり暮らしや老夫婦の家の防火診断や啓発、それから年寄りに、消火器はあるんですが高いところにあったり、横に置いておくとけつまずくとか言われますけれども、そのことを注意をして、操作についてはよく熟知をしてもらう。ただし老人ですからなかなかそこまで知恵が回らない場合もございますので、その点は十分ホームヘルパーが再三にわたって申し上げるという手だてしかないかなと、こんなことを思って、今、民生・児童委員も中へ入っていただいて、提案されるとおり重要なことでございますので、そのように努力をさせていただきたいと思っております。
 それから、防火対策の推進協力者の設置であります。このことにつきましては、今申し上げましたように、ホームヘルパーを含めて消防団の皆さんにその役割をしていただきたいし、今30何カ所かに自主防災組織もございます。器具を持っておられる自主的な消防組織、器具のないことで拍子木を持って夜回りしておられる地区もあるわけです。大変ありがたいことですが、この人たちの努力があるんですが、その人たちにいわゆる防火対策推進協力者という役割を持ってもらうということで、事尽きるわけではございませんけれども、そういう認識を持ってもらって、改めて市長から「あなたは推進協力者です」というような委嘱はいかがなものかなという気がしております。
 いずれにしても、消防と福祉関係、いわゆる民生委員を含めた福祉関係、そこへ隣組の消防防災組織をからませて一緒にやらないと有効裏に働かないと、このように思いますので、その人たちにその役割を担ってもらうということが大切ではないかと、このように思っておるところでございます。
 ついては、講習会をぜひしなさいということでございます。確かに老人クラブその他につきましては、消防も出前講座で行っております。しかし、本当に来てほしいひとり暮らしや老夫婦というのが参加されないという実態がございます。それが、住宅へ行っての出前講座しかないと思います。ひとり暮らしで車いすだったら、なかなか出てこいと言っても出てきませんし、本当に出てきてほしい皆さんに講習をしたいんですが、実態を聞いてみますと、なかなか来てくれないというのが実態のようですから、それは今おっしゃるように推進協力者という役割の中で、本当に家まで行く出前講座、家へ入って点検をするということをしないといけないのではないかなと。強制的ではございませんよ。ただし財産と命がかかっているわけですから、少しぐらい強力に申し出ててもいいんではないか、そういう意気込みでこれから作業させていきたいと、このように思うわけです。
 おっしゃるように、そういう意味での講習会をきめ細かくやっていきたいなと、こんなことを存じております。またいい提案がございましたら承りたいと思います。
 次に、環境時代の対応ということで、林議員の専門的な知識からいろいろ調査されたことなどで申されました。
 おっしゃるとおり環境の時代でございますので、いわゆる汚染物質の少ないエネルギーに転換をする、そして地球環境への負荷を下げる。そうでないと地球も沈没するのではないか、このように思いますので、その意味からも環境基本条例を提案して、今皆さんに議論をしていただいておるわけでございます。
 先般も申し上げましたが、国土交通省の審議官のお話を聞きますと、大体7月から台風が来るのはおかしいよと、それから従来でしたら台風が来ても日本にぶつかるのは大体諸島だったと、今度はあっちへ向いていくと、これもちょっと異常気象ではないかと。私も台風が来ないのは大変ありがたいのですけれども、ちょっと異常ではないだろうかと思います。ただしこれから来るかもしれません。ただし7月から発生というのは異常だと言われております。何かどこかに欠陥があるのではないか、それは私どもが勝手にガソリンをたいたり、地球に対する悪影響を及ぼすような文化生活と言いながらそのことをやるのはいかがなものか、お互いにそのことを認識をしておりますので、御指摘の点は私も同感でございます。
 遅まきながら、市も月に1遍自家用車で来るな、バスを使いなさい。少なくとも2人乗り合わせてくるとかという方法があるのではないかと、このように言っておるわけでございます。このことも一つ認識をするという意味で、私は実施をしていきたいと、このように思っておるわけでごさます。
 さてそこで、庁用車は低公害車でないじゃないか、いつ転換するのかということでございます。ただ、認定されているいわゆるハイブリッド車等々についてはちょっと金が高いんですね。現在はこのように使っておりますけれども、買いかえするときには、ガスの少ない認定車を入れるようにお約束をしたいと、このように思っております。ただトラック、除雪車、大型車については、重油の関係がございますが、今、低公害車の実用化というのはまだ十分ではないのではないかと。林さんは御存じだと思いますけれども、今聞いたところ、力を出さなければいけないトラックとか除雪車というのは、まだ低公害車と言われるようなエンジン構造になっておらないということも聞いております。すべからく政府を含めてこのような対策が、私は乗り遅れておるのではないかと、このように思っております。ぜひそのような研究を速やかにしていきたい。一般的なものにつきましては、ガスの発生しない認定車の導入等につきましては、これから進めさせていただきたいと、このように存じておるわけでございます。
 それから、そのことも恐らく環境審議会を設けますのでこの議論もあると思いますが、ぜひ御指摘の点については一歩でも二歩でも前へ進めさせていただきたいと、このように思っております。
 それから、公共施設の重油について御指摘があったわけであります。
 総合病院の冷暖房燃料といたしましては、西棟の建築中、東棟を今つくっているわけですが、灯油を使うという前提で施設整備をしております。従来は灯油でなく重油であったわけですが、その意味で改善をしております。ただし自家発電等につきましては、硫黄分の少ない特A重油を使用しておりますが、これも何とかならないものかということですが、なかなか転換するような機種ではないようでございますので、ぜひこれも研究をしていただきたいと、このように思うわけでございます。
 それから、温水プール等につきましても、今、特A重油を使っておりますが、これから維持費の低減化と環境負荷の配慮を考えて、この後施設整備を改築をする段階では灯油の転換を考えていきたいと、このように思っている次第でございます。
 なお、義務教育等につきましては、いろいろこれも議論のあるところでございまして、出町小学校の段階でも、いわゆるエコスクールということで、自然にマッチした形でつくろうということで、その補助金もちょうだいをして進めさせていただいておるわけでございます。
 太陽熱なども利用するということなど、これから公共施設を建設する際には、さらに新しい機種もだんだん出てくるようでございますので、それも取り入れていきたいと。ただ、でたらめに高いものであったり、操作の難しいものであるとすればなかなかまだできませんけれども、いずれそういう機器も登場するように思いますので、これからの公共施設等の設備投資に当たりましては、今おっしゃいましたように、今後は地球に負荷のないような形のものを利用、活用するということでいきたいと存じているわけでございます。
 終わりに、ごみ問題等について具体的な事例も挙げておられました。これも先ほど江守議員さんが申し上げましたように、私は市民のマナーだろうと。その意味では総合的な教育、砺波市だけではございません。他の市町村、いわゆる滞在者も含めてでありますけれども、できればあまりひどいのは、捕まえて罰則適用ぐらいしなければいかんのではないか。これは私が言うべき問題ではないんですけれども、そうしないと勝手なことばかり──中には市民ではないと思うものもあるような気がいたします。ですからほかの市町村の皆さんを信用できないわけではないし、他の市町村の人が悪いとは申しませんが、何かそういう気風があるようでございますので、広く罰則適用も一つぐらいあってもいいのではないかと、そうしないとなかなかこの行為は直らないような気がいたします。
 いずれにしましても、基本は学校教育を初め、家庭教育でも家でも厳しくそういうマナーを教える、そして生涯学習の場でもやる。そして率先して館長さんとかリーダーとか、「さあ、きょう飲んだやつはみんな片づけていくんだぞ」ということを行動を示す、そのことが大切ではないかと、このように思います。私は、今度の環境基本計画の中にはそのような指針を載せたいと思います。そういう意味で御意見など賜ればありがたいと思いますが、具体的には民生部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯副議長(池田君) 答弁を求めます。
 民生部長 津田俊祐君。
  〔民生部長 津田俊祐君 登壇〕

◯民生部長(津田君) 林忠男議員のごみ捨て防止対策についての御質問にお答えをいたします。
 先ほど市長が御答弁でほぼ根幹はおっしゃっておるわけでございますが、補足して御説明を申し上げさせていただきます。
 ごみ捨て防止対策につきましては、捨てられたごみを処理するだけではなく、未然に防止することが大変重要でございます。特に先ほども御説明ありましたが、やはりごみを出す人のマナーなりモラルが一番のかなめであると思うわけでございます。これには各地区にあるごみステーションの部分でも、あるいは今御指摘のコンビニエンスストアにおけるごみ箱等につきましても同様でございます。
 このためにはやはり地域ぐるみで環境美化活動を行うなど、お互いに地域を守る取り組みが大切であるとともに、ごみを少なくする工夫やあるいはごみ捨て防止に関する学習の場を今後提供をいたしたいと思いますが、そうしたところで自発的な意識の高まりを期待いたすものであります。
 今回提案いたしました環境基本条例に基づきまして、市民参画型の環境基本計画の策定を目指すわけでありますが、10月から市内17地区の自治振興会や婦人会等の各種団体との懇談会あるいは小中学生の環境学習の機会をとらえ、また条例案第7条には滞在者の責務についても規定いたしておりますので、議員御指摘のごみ捨てマナーの現状を報告し、今後のごみ投棄防止対策について、市民とともにプランづくりを策定してまいりたいと考えるわけでございます。
 以上でございます。

◯副議長(池田君) 1番 飯田修平君。
  〔1番 飯田修平君 登壇〕

◯1番(飯田君) お許しをいただきましたので、通告に基づきまして3項目について質問をさせていただきます。
 最初に市町村合併についてでございます。私の現在の率直な思いを含め、質問をさせていただきたいというふうに思っております。
 市町村の自主的な合併を推進するための合併優遇策を盛り込んだ国の合併特例法は、平成17年3月31日までの時限立法であり、そこを目指して合併のスケジュールを入れようというのが一般的な動向でございます。
 税財源の分権が進まない中で、合併特例法による今後10年間に及ぶ交付税の特例措置と特例債発行の優遇策は、将来の財源確保に不安を持つ市町村にとって好機であります。
 私は、市町村合併は必要だと考える立場であり、この好機を生かした合併を目指すべきだと考えております。
 交通通信網の発達などにより、通勤、通学、買い物などの住民の日常の活動範囲は、市町村の枠を超えて飛躍的に広がっています。自転車中心の農業国の色濃い半世紀前に形成された現体制が今後ともうまく機能するとは考えにくいと思いますし、地方分権への対応、広域的なまちづくり、行財政基盤の充実・強化、どれをとっても合併による統治能力の向上は不可欠であります。
 しかし、問題は合併の進め方であり、地域住民がその合併を評価する視点が必要であるということです。
 地域は、そこに暮らし、活動している人々によって支えられており、身近な市町村のあり方は、住民が地域の将来をどうしたいか、主体性を持って決めなければならないと思います。そのためには、地域住民の自主的判断が可能となるような十分な情報提供とアイデア、そしてオープンな議論が、今後、今まで以上に不可欠だろうと考えています。
 砺波市において、本年1月に合併検討資料を全戸に配布、そして2月には17の地区すべてそれぞれ説明会が実施されました。これは、市民へ向かっての初めての説明会ということで、戸惑いやわかりにくい部分も多々あったかと思いますが、率直な提案や意見、質問が出ていたように思われます。
 その後、4月には砺波市では合併推進班の設置、そして広域圏・砺波地域では市町村合併協議会準備会が設置され、ここでは去る8月に、市町村合併に向けて関係市町村の合意を確認すべきと提案された事項19項目40課題を協議会設立前に合意すべき事項と協議会の中で合意すべき事項に分けて、関係市町村に提示されております。
 市議会におきましても、7月に市町村合併特別委員会を設立し、合併を前提として検討していくという方向づけを確認しております。
 今後、議会も行政とともに、砺波広域圏の中心である砺波市がリーダーシップをとり、合併協議会設立に向けて22課題について呼びかけをし、前向きに関係市町村と協議していくことが急務であろうと思います。
 さて、市町村合併事務手順(案)によりますと、第2回の住民説明会が任意協議会第1期、第2期後、合併協議会設置直前に予定されております。第1回の地区説明会報告書の中では、「次回は、今回の意見を踏まえ、関係する市町村とも協議し、具体的な合併案を示した上で、再度、市民の意見を伺いたいと考えている」となっております。
 任意協議会でしっかり課題を協議、整理した上で説明会を開催しようという手順は理解できます。しかしながら、将来のまちづくりを行う市町村合併は、市民が主体となってつくり上げていくべきであり、そのためには、市民の方から声を出していただけるような努力が必要だろうと思います。
 2月の地区説明会から6カ月経過しておりますが、地域住民の合併に対する取り組みがいま一つ盛り上がりに欠けているというのが現状のように思われます。各地区の性急な動員要請では出席者も限られ、全体の意見としてはちょっと疑問に感じられますし、判断材料に乏しいことから、雰囲気的に意見の出にくい部分もあったように思います。
 将来のまちづくりを行う合併は、やはり次代を担う若い世代の意見や主体的な取り組みも大事だと思います。教育振興会、あるいはPTA主導による中学生、高校生を含めた議論の場、あるいは各地区の青年団、青壮年会、あるいは体育振興会、母親クラブ、児童クラブなどの小さな単位での議論の場を持ち、十分な時間をかけて、いろいろな意見を積み上げ集約していくことが大事だろうと思います。
 また、市議会の合併特別委員会では、市議が独自に地元の意見を集約することを申し合わせたところであり、今後も地区地域の各年代層を網羅し、身近な議論の場をつくっていくことが極めて大事なことだろうと思いますし、そうすることが我々の責務であると考えております。
 今後も必要な情報を出前講座や市の広報、ケーブルテレビ、インターネット等で提供することはもちろんですが、各年代にそれぞれわかりやすい資料や情報を市民の皆さんに提供し、市民との合意形成に向けた取り組みが求められていると思います。
 行政と市民が相互に情報交換しながら、住民参加の中で議論をし、住みよいまちづくりを考えた市民のための合併を目指すならば、本当に住んでよかったと皆が実感できるような町、地域になっていくと思います。
 このことから、12月定例会までに2回目の地区説明会を開催すべきと考えているところでございます。
 去る8月30日の市町村合併特別委員会の冒頭、市長はあいさつの中で、この点について本定例会後、コシヒカリの終わるころに各地区へ出向きたいという意向を示されました。地区の皆さんと具体的な議論をする時期に来ているという認識のもとで、行政としての積極的な姿勢として十分評価できますし、ぜひ実現を期待したいと思います。そこで、第1点目でございますが、第2回目の地区説明会に臨む基本姿勢と地区民へ投げかける具体的な中身についてお伺いします。
 2点目ですが、市町村合併協議会準備会で19項目40の課題が提案されております。この中で、合併協議会設立前に合意を確認すべきとして提案された事項について、今後、任意協議会でどのように協議していくのか、任意協議会の枠組み、組織はどういったものになるのか、お知らせ願いたいと思います。
 また、合併協議会の準備会は、任意の合併協議会の設立まで、今後、どんな位置づけでどんな運営をされるのか、また、任意協議会の設立の時期についてもお伺いしたいと思います。
 私は、砺波平野は一つだと思います。「利家とまつ」の加賀藩の時代から砺波平野は一つであり、その歴史の中で独自の風土、文化が培われてきました。また、砺波平野には高速道路が東西、南北に整備、または整備されつつあり、生産、流通、交流の中継、あるいは拠点として位置づけられると思います。そして、水道、介護保険、消防、救急医療、農業共済、ごみ処理などの広域行政の実績もあります。
 これらの背景から「となみ野は一つ」を合言葉に、特例法期限の平成17年までに7万人都市、そして10年後の平成23年に11万人都市を目指すという方向性もあると思います。
 つまり、過去から将来の流れの中で、現在は一つの段階であるという観点に立ち、昭和の合併は歩いて1時間、平成の合併は車で1時間、特例法のスケジュール上、まずは第1段階として車で30分という範囲の合併から考えてもいいのではないかと思います。
 高速道路網を有効に活用した北陸の玄関として、21世紀の生活圏にふさわしい新都市プランを市民参加で作成すること。そのためには、若者と女性の能力が発揮できる、お年寄りが健康で生きがいが持てる文化福祉都市、環境にやさしい散居と屋敷林の田園空間都市を目指さなければならないと思います。
 新庁舎の問題は合併の最大の課題になろうかと思いますが、庁舎の建設よりも住民に密着した事業の推進を優先させるべきであり、新たな庁舎の建設は11万人都市まで考えない。その間は合併市町村の旧庁舎を分散して使用するということ。例えばA市は議会、総務部、B町は産建部、C町は教育委員会などと分散して使うことで、住民、職員の積極的な交流も生まれるのではないかと思います。
 同時に、合併特例債は旧市町村の継続事業には使わないなど、しっかり合併の条件を確認することで、将来に負担と不安を残さない、住民のための夢のある合併を目指さなければならないと考えております。
 3点目でございますが、先の砺波市の行政改革市民会議で、助役は市町村合併の見通しについて「今年中に合併の相手を決めなければならない状況だ」という認識を示されたところですが、具体的にそれはどういうものなのか、そのためにどのようにリーダーシップを発揮しなければならないとお考えなのか、お伺いしたいと思います。
 以上、午前の堀田議員の答弁と重なる部分があろうかと思いますが、市長のより前向きなお答えをいただきたいと思います。
 次に、増山城跡の整備についてお尋ねをいたします。
 この夏、私は増山城跡周辺を歩いてきました。付近からの眺望は、自然と緑豊かな森が広がり、特に増山湖に映える緑の姿は雄大で、そのすばらしい景観は目に焼きついております。
 次に、増山城跡に至る散策路に足を踏み入れてみました。至るところに倒木があり、一部には散策路をふさぐように横たわり、そのため非常に歩きにくい場所も何カ所かありました。整備された散策路も人通りを感じさせないほどに草で覆われておりましたし、各所に立てられている案内板も朽ちたものもあり、指し示す肝心のポイントも草や雑木に覆い隠されている状況でした。増山城跡県民公園としてよく知られているはずなのに、果たしてこれでいいのだろうか。期待をしていただけに、足取りはだんだん重くなる一方でした。
 さて、増山城跡は魚津市松倉城、高岡市の守山城と並んで越中の三大山城の一つと称され、富山県有数の規模を誇ると聞いております。昭和40年には県の指定史跡を受けており、増山城下町土塁跡は昭和56年に市の指定史跡にもなっております。また、平成9年度から7カ年事業として、国・県の補助を受け試掘調査と測量調査を中心に増山城跡総合調査が実施されております。
 ここで、この総合調査についてお伺いします。
 この発掘調査の内容については、広報等で詳しく述べられているとおり、これまでの調査で少しずつ増山城跡の歴史を解明することのできる成果は上がってきているように思われます。
 しかし、増山城跡の範囲が広いため、まだまだ調査が必要と聞いておりますし、年度別の調査箇所が点在していて全体としての系統立てに乏しく、市民にはちょっとわかりにくい部分も多いのではないかと思われます。
 私は、この増山城跡の歴史や構造の解明は砺波の歴史の解明でもあり、市民にとっても大変関心の高い事業であると思っております。来年度でこの調査期間が終了するわけですが、現在の調査の状況と成果、そして今後の見通しについて期間の拡大延長も含めお伺いをいたします。
 増山城跡とその周辺地域は、砺波の歴史と水と緑と動植物の宝庫であります。今後、市民全体の貴重な財産を歴史的遺産として保持しながらうまく活用していくことが求められていると思います。

◯副議長(池田君) 飯田議員、時間になりました。結論をまとめてください。

◯1番(飯田君) そこで、現在、整備計画が出されております増山城跡の利用活性化計画構想につきまして、具体的な内容について現時点の段階で結構でございますので、その辺をお伺いしたいと思います。
 あと、学校給食センターの建設計画についてでございますが、まず第1点目に、この新センターを建設するコンセプト、そして施設の概要と特徴について御質問をしたいと思います。
 第2点目は、砺波市学校給食センターでは地元産の農産物、この場合野菜を使用しておりますが、この消費拡大を図れないか。現在、食材費に占める割合は1.9%とまだまだ低いということで……

◯副議長(池田君) 再度、飯田議員に申し上げます。簡略にまとめてください。

◯1番(飯田君) 以上の2点でよろしくお願いいたします。

◯副議長(池田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 飯田議員にお答えをいたします。
 市町村合併の問題につきましては、堀田議員にもるる申し上げたところでございます。重要なことでございますので、少し角度を変えて申し上げたいと思います。
 飯田議員の細かい御意見などもございまして、一部尊重すべき点もあるように存じたわけでございます。
 まず、説明会でどういう具体的な中身を言うのかということでありますが、市町村合併の必要性、中には不必要と言う方もおられますけれども、そのことをまず住民に知らしめるということで、2月には各地区へ出向いたわけであります。その後、このことについて各種団体等々からも呼びかけがございまして、出前講座に出ておりますし、広報にも毎月のように出しております。ケーブルテレビ、インターネットでも示しておるわけでございます。
 そうかといって、十分な理解がされているかどうか、皆さんに合併の時期や、あるいはそのパターンや内容というのは、本当に理解はまだされていない状況であることは、私も承知しております。その意味で、確かに説明に行った段階で、その後、市長への手紙の中でも何枚もあるんですが、積極的な合併をしようと。そうかといって、消極的な合併論もございます。幾つもありますので、全部が理解されていないとは思いませんし、このように手紙が来ることを見ますと、ある程度の理解もされておると。各新聞においてもPRをされておりますので、心配な面もあるようであります。
 そんなことで、部分的には理解をされておるし、本当の中身はまだまだという感がしてならないわけでございますので、私は2回目を回る段階では、まずそのことを説明することが肝要だと思います。というのは、市民がこの市をつくり上げておると。必ず市民はプラスになるかマイナスになるかという、そういう観点にありますから、そのことをよく知らしめて、議論に参画してもらうということが大切だと思います。
 したがいまして、今度は合併の方式、このことを申し上げたいと思う。小さくても対等でやるのか、編入でやるのか、それは先ほど堀田議員に申し上げたとおり、私の気持ちを出したいと思う。
 それから合併の時期、これもはっきり言いたいと思う。平成17年の3月末ですが、平成17年の1月なのか、3月なのか。3月31日、これは理屈に合わないと思います。だから、3月1日にするか。これは議会との話ですが、あるいはそうじゃないと。平成16年にやんまいかという話に議論がなれば、そのことを踏まえてやろうと。それから新しい市の名前は、これも堀田議員に申し上げましたが、私の気持ちを出して議論をしてもらいたい。「そんなえらい、おまえ言うなま」という話になればまた別ですが、そんなことも思いますし、庁舎は、幾つかの出前講座に行っても、絶対、砺波市内から出すなというのはどなたもおっしゃっておりますので、やっぱり住民自治の気持ちから、私はそのように申し上げたいと、このように思っております。そういう形のものを踏み込むことによって、私は議論が巻き起こると思う。そんなことを今度は出していった方がどうかなと、このように思っております。
 それから、パターンとか枠組みとか、これは今、一生懸命議会の皆さん方も議論されております。その集約をするのに少し時間がかかると思いますが、それを待ちたいと思いますし、堀田議員にも申し上げましたように、準備会で早くも議論があるわけです。そこで困難性の問題を幾つか出しました。だからそれらを集約して出す必要があるんではないか。そうすると、飯田議員がおっしゃったように声を出しての議論が成ると思う。一方通行の会合じゃなくて、声も出て議論して、いい方向に向かうんではないか、このように思うわけであります。
 いずれにしても、相手があることでございますので、私は急ぐ必要はないと思いますが、よく協議をして協調して、あるときには皆さんとともにぶつかるということで方向を示していきたいと、このように思うわけでございます。
 それから、大筋で先ほど言いました4つぐらいの問題があるわけです。合併方式や合併の期日や、あるいは新市の名前や庁舎、これが実は大前提でありますので、この大前提につきましては、法定協議会設立の前にやっぱり決めておけばどうか、このように思います。
 したがいまして、各地区に行ってでも、難しい理論的な話をどうのこうの言う必要はないんで、これはどうか、これはどうかと私はいきたいと思う。何度も申し上げますが、議会の皆さんが、今各地区でお話し合いされておることを、特別委員会から集約してちょうだいいただけないかなと、このように思います。
 今、飯田議員から二段階方式など言われておりますが、私はそんな時期ではないと思う。一発審議で行くべきだ。二段階というなら、二遍目に庁舎建てればいいないかという、そういうような話もちょっとあったんです。なるほどなと思うけれども、私はそんな時代ではないような気がします。やっぱり、今は情報化の時代です。やるとすれば集中的にそういうものを考えなければいけませんし、ただ、今庁舎をつくる、そういうハード事業を盛り上げる時期ではないんではないか、私はそのような気がいたしますので、庁舎の取り合いと言いますけれども、あちこちで新設するという、私はそんな時代ではないような気がします。これはまた、議会の皆さんの意見を聞かなくてはいけませんけれども、そのように思うわけでございます。
 いろいろ御提案もあったようでございますが、十分にお答えができていないと思いますが、骨子だけを申し上げておきたいと、このように思います。
 次に、増山城について申し上げます。
 増山城跡につきましては、郷土資料館が中心になって、昭和62年から本格的な調査を開始したところでございます。教育委員会が増山城跡総合調査委員会を組織して平成9年から学術的な調査が行われてきました。
 この調査研究によりまして、北陸でも有数の規模の山城であること、遺構の残りぐあいが大変良好である、そのことがわかってきたわけでございます。ついては、先般の21世紀プランをつくるに当たりまして、増山城をどうするかという専門的な議論をしていただきまして、砺波市における歴史的なシンボルだと、こういう位置づけをしております。
 したがいまして、文化財として保存をして、今後、活用する方向で進めさせていただきたいと、このように思っております。その後、増山城跡利用活性化基本構想というのを策定委員会でつくっていただいております。今、その原案を各委員にもう一度送りまして、点検をしていただいております。そういう状況でございます。
 構想の中身といたしましては、主要部分は歴史公園としたい。まだ私の手元まで来ておりませんけれども、今、各委員に送付する段階で、そのように記載をいたしております。
 それから、砺波市のシンボルでございます増山杉を生かした自然公園、周辺をそういう形に整備したい。そして、今、アウトドアの時代でございます。その意味で、散策ルート、いわゆる生涯学習の場であったりということでございます。
 ついては、できれば増山城、あるいは中世の城を整備して勉強の場をつくるべきではないかという提言もございますので、それらの構想を皆さんとともに、意見をいただいて整備をしようと、このように思っておるわけでございます。
 ただ、現場を見られて──今、外周の林道をつくったわけです。これは今年、来年で整備が終わると思いますが、遊歩道はばたばただし、看板もないということですが、まず理解していただきたいのは、県指定の文化財であるということ。土地所有は県でも市でもないんです。全部個々のものです。
 私も遊歩道を整備した時代がある。栴檀野の皆さんがここにおられますけれども、なかなか厳しいんですよ。木一本切るにしても、枝一本切るにしても。今はそうでないと思う。遊歩道を整備するんですけれども、機械も入らんし、どうもなりませんから全部手作業です。ただし、従来の里道を整備するということになりますと、全部他の人の地面を取らないといけない。判こももらわないといけないし、お金の問題もございます。
 したがいまして、看板も立てろ、整備もしろと言われても、今、個人の所有であるということを認識していただいておきたい。なおまた、私は整備する場所は整備し、あとは本当の自然公園でいいんではないかという気さえしております。だから、現在立てております基本構想の中には、いろんな文言が入っております。皆さんの知恵が集約されておりますけれども、基本的にはそうお金を突っ込んでという時代ではないんではないか。
 今、外周の林道を整備いたしました。ただ、あちこちで、すりかえできるような場もあってもいいんではないかということで、これからそれは検討していきたいと思います。それから、あちこちに谷もございます、橋もございます。それらにつきましては、遊歩道らしいものを考えることがかえってベターではないかなという気がしております。
 あと、調査の現況その他については、教育長からお答えをいたします。
 それから、十分な質問を聞けなかったわけですが、学校給食センターにつきましては、先般、松本議員にもるる説明をいたしましたし、皆さん方に概要もお示しをいたしました。
 特徴としては、教育委員会の所轄でございますので、文部科学省の衛生管理基準というのがございます。それにきちっと即応したもので、現代的なものであるということを理解していただくと。なおまた、今後は、経費の節減等もございます。そのことを含めて進めたい。何よりも、児童生徒、それから父兄の皆さんにも安心していただける、そういう施設づくりでございます。そんなことでございますので、ぜひ御指摘の点がございましたら、お聞かせをいただきたいと。
 その他、食材とか跡地等々の問題につきましては、教育長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯副議長(池田君) 答弁を求めます。
 助役 野村泰則君。
  〔助役 野村泰則君 登壇〕

◯助役(野村君) 8月29日の行政改革市民会議での私の発言につきまして、御答弁を申し上げます。
 8月29日に出町小学校で行われた行政改革市民会議での私の発言につきましては、特別なことを言ったつもりではございません。平成17年3月の特例法の期限から算定した法定協議会のタイムリミットが平成15年3月末であり、法定協議会の準備機関である任意協議会の設置を考えて年内中に合併の相手を決めなければならないという趣旨の発言をしたものでございます。

◯副議長(池田君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 飯田議員の質問にありました増山城跡の整備のうち、総合調査の現状と成果についてのことについてお答えいたします。
 教育委員会では、平成9年度から7カ年の予定で増山城跡総合調査を実施しており、ことしで第6年次目となっています。総合調査の目的は、増山城跡を考古学など学術的な面から解明しようとするものであるが、側面として、1番目に県指定範囲の拡大、2番目に史跡整備のための資料収集、3番目に国の史跡指定に向けた資料の収集といったことも目的の一つとしております。
 昨年までの調査によって、まず空堀などは現在よりもさらに深く掘り込んでおり、大変大規模な土木工事を行っていること。2番目に、数度にわたる造成や縄張りの変更が行われていること。3番目に、主要郭群は落城に関連する火災を受けた可能性のあること。4番目に、北側に延びる尾根状の池の平等屋敷なども同時期使用させており、亀山城なども含めた大規模な防御施設群が構成されていることなどがわかっております。
 また、試掘調査と並行して測量調査も実施しており、昨年で林道内側部分の地形図や縄張り図の作成を完了しております。
 現在、県では、平成17年までを目標に中世城館調査が行われております。他の県の例では、この調査が終了した段階で、その県の代表的な山城が国指定史跡に指定されております。富山県内では、増山城と魚津市の松倉城が最有力と思われておりますが、今後も、国の指定に向けた要望を行っていきたいと考えております。
 なお、国の指定には全所有者の同意が必要なことから、現在、増山城跡全体の所有者調査も実施しており、実際に国の指定という段階では、所有者の皆さんの御理解と御協力をお願いいたしたいと考えております。
 以上でございます。

◯副議長(池田君) 1番 飯田修平君。
 再質問事項についてお願いいたします。新たな質問はないように御留意いただきたい。
  〔1番 飯田修平君 登壇〕

◯1番(飯田君) 再質問ということで、よろしくお願いいたします。
 給食センターの食材についてでございますが、子供時代の食生活は、「三つ子の魂百まで」と言われるように、生涯を決するくらいに将来の生き方に影響を与えるのではないかなというふうに思います。
 現在、給食センターでは、地元農産物の使用拡大のためにいろいろと取り組まれているところでございます。過去3年を見ましても、地元産野菜の使用は増加傾向にございます。砺波市内の農家で生産された新鮮で安全な地場の野菜を使って、子供たちにおいしい給食を提供するということがまず基本だというように思いますし、同時に砺波市内の農業活性化の一助のために、生産農家のすそ野を広げていくということも非常に大事なことではないかというふうに考えております。そういうことで……

◯副議長(池田君) 飯田議員に申し上げます。前回の質問に対する答弁漏れの内容について簡潔に。

◯1番(飯田君) 生産農家のすそ野拡大のために、今後どういうふうに取り組まれるのか。その辺について再質問をしたいと思います。よろしくお願いいたします。

◯副議長(池田君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 飯田議員の今の質問にありました地元産の食材料の使用についてということでお答えします。
 地元産の食材料の使用については、平成3年ごろから取り組んでまいりました。昨年度の実績では、全食品に占める割合は1.9%となっております。
 しかしながら、野菜そのものが食材料費全体に占める割合は10%です。そのうち、20%に当たるものが20グループ85人から、となみの農産物生産グループ協議会から納められているわけです。ですから、一見1.9%だけを聞きますと、そんなに少ないのかと思われますが、実は食材料全体の野菜の占める部分は10%しかない。そのうちの20%をこのグループが納めているということで、そういう意味では大変大きいものではないかと思います。
 品目的には20品目程度あり、品目ごとの使用率では小松菜が70%、ネギ及び大根が44%、白菜が24%にまで達しています。これらのことが評価され、「地産地消」をテーマにしたNHK「クローズアップ現代」で紹介され、全国から注目を浴びておるところでございます。
 これらのグループは露地での生産がほとんどで、しかも自家野菜の延長線上にあるため、収穫時期における需給バランスはとれていますが、時期外れの供給ができない現状でございます。
 したがって、地元産の食材料の使用をさらに拡大するためには、端境期に納品できる体制を整え、年間を通じて供給していただければ、さらに消費の拡大が可能であるかと思っております。
 以上でございます。

◯副議長(池田君) 以上をもちまして、本日の日程を終了いたします。
 次回は、明9月12日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもちまして散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 2時57分 閉議