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平成14年第2回臨時会(第1号) 議事日程・名簿

     平成14年第2回砺波市議会臨時会会議録

1.議事日程
  第1 会議録署名議員の指名
  第2 会期の決定について
  第3 議案第53号 市道路線の認定について
     (提案理由説明、質疑、委員会付託、
       委員長報告、質疑、討論、採決)
  第4 特別委員会の設置について

1.本日の会議に付した事件
  日程第1 会議録署名議員の指名
  日程第2 会期の決定について
  日程第3 議案第53号 市道路線の認定について
       (提案理由説明、質疑、委員会付託、
         委員長報告、質疑、討論、採決)
  日程第4 特別委員会の設置について
  議案第54号 砺波市助役の選任について

1.開議及び閉議の日時
  7月 8日  午後 2時04分 開議
  7月 8日  午後 2時47分 閉議

1.出席議員(20名)
  1番 飯 田 修 平 君      2番 林   忠 男 君
  3番 柴 田   智 君      4番 齊 藤 源 秋 君
  5番 寺 島 良 三 君      6番 江 守 俊 光 君
  7番 松 本   昇 君      8番 池 田 昭 作 君
  9番 石 田 隆 紀 君     10番 高 田 隼 水 君
 11番 村 中 昭 二 君     12番 堀 田 信 一 君
 13番 山 岸 銀 七 君     14番 西 尾 英 宣 君
 15番 宮 木 文 夫 君     16番 柴 田 豊 明 君
 17番 前 田 喜代志 君     18番 吉 澤 邦 麿 君
 19番 松 本 恒 美 君     20番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

  市  長 安 念 鉄 夫 君   収入役  柳 原 和 夫 君

  総務部長 野 村 泰 則 君   民生部長 津 田 俊 祐 君

  産業建設
  部  長 藪 田 康 男 君   水道部長 紫 藤 健 一 君

  企画調整
  室  長 堀   秋 博 君   検査室長 宮 井   正 君

  総務課長 吉 田 孝 夫 君   財政課長 永 田 俊 満 君

  社会福祉             商工観光
  課  長 今 井 孝 夫 君   課  長 有 若   隆 君

  上水道
  課  長 安 念   茂 君   病院長  北 野 喜 行 君

  病  院             教  育
  事務局長 井 上 辰 夫 君   委員長  長 久 太 郎 君

  教育長  飯 田 敏 雄 君   教育次長 喜 田 豊 明 君

                   監  査
  監査委員 畑   尚 之 君   事務局長 永 井   進 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

  事務局長 古 井 勝 久     主  幹 舘   賢 一

  調査係長 田 嶋 和 樹



平成14年第2回臨時会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時04分 開議

◯議長(高田君) ただいまより、平成14年第2回砺波市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第109条の規定により議長において
    5番 寺島 良三 君
    6番 江守 俊光 君
    7番 松本  昇 君
を指名いたします。

◯議長(高田君) 次に、日程第2 これより、会期の決定についてを議といたします。
 お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日といたします。
 これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。

◯議長(高田君) 次に、日程第3 議案第53号 市道路線の認定についてを議題といたします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 安念 鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 本日、ここに当面必要となってまいりました議案につきまして御審議願いたく、市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位には、御多用中にもかかわらず御出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 まず、当面の事業等について若干申し上げます。
 児童福祉につきましては、去る6月25日、「(仮称)太田保育所」建設工事の安全祈願祭が行われ、工事に着手したところであります。来年4月の開所を目指し安全に十分配慮しながら、工事を進めてまいりたいと存じております。
 また、昨年度から取り組んでまいりました戸籍の電算化につきましては、来る7月29日に戸籍総合システムとして始動式を行い、供用を開始する予定であります。これによって、戸籍の証明発行に要する時間が短縮できるなど、市民サービスの向上と戸籍事務の効率化が図られるものであり、現在供用開始に向けての手続き及び諸準備を進めております。
 次に、交通安全対策について申し上げます。
 7月21日から7月30日まで、夏の交通安全県民運動が実施されます。市内の交通事故状況につきましては、昨年に比べて死傷者数は減少しているものの発生件数が増加の傾向にあり、また依然として高齢者が被害に遭う事故が多発しております。運動期間中は、交通事故防止啓発キャンペーンや参加・体験型講習会等を開催し、関係機関と連携を図りながら、交通安全意識の高揚と交通事故防止に努めてまいりたいと存じております。
 それでは、これより、本日提出いたしました議案について、御説明申し上げます。
 議案第53号 市道路線の認定につきましては、油田地区における開発行為による住宅団地の道路について、住宅の建築も進められておりますので、市道路線として認定しようとするものであります。
 以上をもちまして、本日提案いたしました議案の説明といたします。
 何とぞ慎重に御審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(高田君) これより、ただいま議題となっています議案に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 質疑なしと認めます。
 ただいま議題となっています議案第53号 市道路線の認定については、お手元に配付いたしてあります議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
 この際、暫時休憩いたします。

 午後 2時 8分 休憩

 午後 2時26分 再開

◯議長(高田君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより、付託いたしました案件について、常任委員会の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 寺島 良三君。
  〔産業建設常任委員長 寺島良三君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(寺島君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今第2回臨時会におきまして、当委員会に付託されました議案1件について審査するため、本日、市長を初め、関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 本臨時会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第53号 市道路線の認定について、以上議案1件であります。
 当局から案件について詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件につきましては、原案のとおり可決することに決したのであります。
 以上、まことに簡単ではありますが、産業建設常任委員会の御報告といたします。

◯議長(高田君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 討論なしと認めます。
 これより、ただいま議題となっています議案第53号 市道路線の認定についてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 議案第53号 市道路線の認定についてに対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(高田君) 起立全員であります。よって、議案第53号は、原案のとおり可決されました。

◯議長(高田君) 次に、日程第4 特別委員会の設置についてを議題といたします。市町村合併特別委員会の設置について、お諮りいたします。
 市町村合併について、調査するため、11名の委員をもって構成する市町村合併特別委員会を設置して、その終了まで閉会中も継続して調査することにいたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、11名の委員をもって構成する市町村合併特別委員会を設置し、市町村合併についての調査をその終了まで、閉会中も継続して調査することに決定いたしました。
 お諮りいたします。たたいま設置されました市町村合併特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第6条第1項の規定により
    7番 松本  昇 君
   11番 村中 昭二 君
   12番 堀田 信一 君
   13番 山岸 銀七 君
   14番 西尾 英宣 君
   15番 宮木 文夫 君
   16番 柴田 豊明 君
   17番 前田 喜代志君
   18番 吉澤 邦麿 君
   19番 松本 恒美 君
   20番 梶谷 公美 君
を指名いたしたいと思います。
 これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました11名の諸君を市町村合併特別委員会委員に選任することに決しました。
 この際、暫定休憩いたします。

 午後 2時31分 休憩

 午後 2時40分 再開

◯議長(高田君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 会議に入るに先立ちまして、市町村合併特別委員会から正副委員長の当選者の報告がありましたので、御報告を申し上げます。
 市町村合併特別委員長に  山岸 銀七君
 同副委員長に       村中 昭二君
が当選されました。
  〔総務部長 野村泰則君 退席〕

◯議長(高田君) お諮りいたします。ただいま議案第54号 砺波市助役の選任についてが提出されました。
 この際、これを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。これにより、議案第54号を議題といたします。本案について提案理由の説明を求めます。
 市長 安念 鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) ただいま追加提案いたしました議案第54号 砺波市助役の選任について、御説明申し上げます。去る6月30日をもって任期満了となっておりました砺波市助役につきましては、後任として、野村泰則氏を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議いただき、御同意賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(高田君) お諮りいたします。本議案については事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、本議案はこの際直ちに採決することに決しました。

◯議長(高田君) これより議案第54号を採決いたします。
 議案第54号 砺波市助役の選任について、お諮りいたします。
 議案第54号 砺波市助役の選任について、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(高田君) 起立全員であります。よって、議案第54号 砺波市助役の選任については、原案に同意することに決しました。
  〔総務部長 野村泰則君 入場〕

◯議長(高田君) ただいま助役の選任に同意いたしました、野村泰則君からごあいさつがございます。
  〔総務部長 野村泰則君 登壇〕

◯総務部長(野村君) お許しを得ましたので、一言お礼とごあいさつを申し上げます。
 先ほど、議員各位の御同意をいただき、助役に選任されたところでございます。心から御礼申し上げます。
 今、国並びに地方とも多くの難問を抱えております。その中で、特に市町村合併は避けて通ることのできない課題であります。それは、砺波市にとりましても将来を左右する大きな課題でございます。御同意を賜った以上、浅学非才の身ではありますけれども、市長の補佐役として粉骨砕身、万全を尽くして努力いたしたいと覚悟をいたしたところでございます。議員各位の御指導と御鞭撻を賜りますようお願いい申し上げまして、簡単ではございますが、ごあいさつにかえさせていただきます。ありがとうございました。
                               (拍手)

◯議長(高田君) 以上をもちまして、本臨時会に付議されました全議案を議了いたしました。
 これをもちまして、平成14年第2回砺波市議会臨時会を閉会いたします。市長からごあいさつがございます。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 臨時会の閉会に当たりまして、ごあいさつを申し上げたいと思います。御多忙のところ、御出席をいただきまして、提案いたしました案件、それぞれ可決を賜り、深くお礼を申し上げたいと存じております。
 このたび、今ごあいさつもございました野村助役が誕生したわけでございますが、市町村合併を初め、課題の多い今日よく調整しながら、市政の執行を円滑に進めさせていただきたいと、このように存じておる次第でこざいます。何とぞ、これまで以上に御指導賜りますようお願いを申し上げたいと存じます。
 なお、このたび、議会において市町村合併特別委員会が設置されたところでございますが、まことにすばらしいことだと、このように存じております。議会とも市勢発展と市民の幸せのために、今後とも慎重に議論を進めたいと、このように存じております。
 終わりになりますけれども、平成15年度の要望など、今進めてまいるところでございますが、議員各位の御支援をお願い申し上げ、また御健勝をお祈り申し上げまして、臨時議会の閉会に当たりまして、ごあいさつとお礼を申し上げた次第でございます。ありがとうございました。

◯議長(高田君) これをもって散会いたします。
 どうも、御苦労さまでございました。

 午後 2時47分 閉議

 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  平成14年7月8日

    議  長  高 田 隼 水

    署名議員  寺 島 良 三

    署名議員  江 守 俊 光

    署名議員  松 本   昇



平成14年6月定例会(第4号) 議事日程・名簿

     平成14年6月砺波市議会定例会会議録(第4号)

1.議事日程
  第1 議案第46号から議案第51号まで、平成14年度富山県砺波市一般会計補
     正予算(第2号)外5件及び報告第3号 専決処分の承認を求めることにつ
     いて
     (委員長報告、質疑、討論、採決)
  第2 「有事法制三法」案を直ちに撤回することを求める請願書
     (質疑、討論、採決)
  第3 砺波市農業委員会委員の学識経験委員の推薦について
  第4 砺波広域圏事務組合議会議員の一般選挙
  第5 議員提出議案第3号 道路特定財源の確保等に関する意見書の提出について
     (提案理由説明、討論、採決)
  第6 議員の派遣について
  第7 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

1.本日の会議に付した事件
  日程第1 議案第46号から議案第51号まで、平成14年度富山県砺波市一般会
       計補正予算(第2号)外5件及び報告第3号 専決処分の承認を求める
       ことについて
       (委員長報告、質疑、討論、採決)
  日程第2 「有事法制三法」案を直ちに撤回することを求める請願書
       (質疑、討論、採決)
  議案第52号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
  日程第3 砺波市農業委員会委員の学識経験委員の推薦について
  日程第4 砺波広域圏事務組合議会議員の一般選挙
  日程第5 議員提出議案第3号 道路特定財源の確保等に関する意見書の提出につ
       いて
       (提案理由説明、討論、採決)
  日程第6 議員の派遣について
  日程第7 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

1.開議及び閉議の日時
   6月21日  午後 2時03分  開議
   6月21日  午後 3時04分  閉議

1.出席議員(20名)
   1番 飯 田 修 平 君     2番 林   忠 男 君
   3番 柴 田   智 君     4番 齊 藤 源 秋 君
   5番 寺 島 良 三 君     6番 江 守 俊 光 君
   7番 松 本   昇 君     8番 池 田 昭 作 君
   9番 石 田 隆 紀 君    10番 高 田 隼 水 君
  11番 村 中 昭 二 君    12番 堀 田 信 一 君
  13番 山 岸 銀 七 君    14番 西 尾 英 宣 君
  15番 宮 木 文 夫 君    16番 柴 田 豊 明 君
  17番 前 田 喜代志 君    18番 吉 澤 邦 麿 君
  19番 松 本 恒 美 君    20番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 野 村 泰 則 君

                   産業建設
 民生部長 津 田 俊 祐 君    部  長 藪 田 康 男 君

                   企画調整
 水道部長 紫 藤 健 一 君    室  長 堀   秋 博 君

 検査室長 宮 井   正 君    総務課長 吉 田 孝 夫 君

                   社会福祉
 財政課長 永 田 俊 満 君    課  長 今 井 孝 夫 君

 商工観光              上水道
 課  長 有 若   隆 君    課  長 安 念   茂 君

 病  院              病  院
 副院長  杉 本 立 甫 君    事務局長 井 上 辰 夫 君

 教  育
 委員長  長 久 太 郎 君    教育長  飯 田 敏 雄 君

 教育次長 喜 田 豊 明 君    監査委員 畑   尚 之 君

 監  査
 事務局長 永 井   進 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

 事務局長 古 井 勝 久      主  幹 舘   賢 一

 調査係長 田 嶋 和 樹



平成14年6月定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時03分 開議

◯議長(高田君) これより本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。
 日程第1 議案第46号から議案第51号まで、平成14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)外5件及び報告第3号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
 これより、各常任委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 寺島良三君。
  〔産業建設常任委員長 寺島良三君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(寺島君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第46号 平成14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、外2議案を審査するため、去る6月17日午前10時より、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開催しました。
 本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第46号 平成14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)のうち、本委員会所管部分、議案第47号 平成14年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第48号 砺波都市計画出町地区土地区画整理事業施行に関する条例の一部改正について、以上、議案3件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案についてはそれぞれ原案どおり可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、繰越明許費の中で、農業費における経営体育成緊急支援事業及び畜産基盤再編総合整備事業、並びに林業費における林業地域総合整備事業の今後の見通しについてただしたところ、経営体育成緊急支援事業については、国の二次補正によるものであり、全額繰り越すものであります。施設については、本年中に竣工予定であり、この施設の中には大豆乾燥機も含まれるとのことでありました。また、畜産基盤再編総合整備事業については、事業実施区域が地すべり地域のため、地すべり調査を終え、現在、県と地すべりの協議が整い、敷地造成の設計に入っており、12月初旬をめどに堆肥舎を竣工させたいとのことでありました。
 さらに、林業地域総合整備事業については、林道増山城跡線の整備に際し、遺跡調査を実施したところ、当該現場の地層の中に中世の住居跡が確認されたため、さらに約2週間程度の再調査が必要になったとのことであったが、発掘に支障のない樹木伐採などについては、業者と協議の上実施し、本年度末には竣工の予定とのことでありました。
 次に、未公認業者による下水道の無断接続についてただしたところ、現在、無断接続については、公認業者で3件、未公認業者で4件の合計7件の無断接続が確認されているとのことで、その対応としては、施工業者から始末書を徴し、さらに下水道使用料の未納分については、過去の水道使用料から算出した下水道使用料を納入させているとのことでありました。また、5月から6月にかけて、未接続の世帯を個別に訪問するなどし、接続の依頼及び接続の確認を行っているとのことであります。
 当委員会としても、無断接続の防止について、今後の対策を求めたところであります。
 次に、集中豪雨発生時の防災情報支援システムの稼働状況についてただしたところ、平成10年及び平成11年8月に集中豪雨が発生し、出町市街地を中心に、溢水により大きな被害が生じたことから、平成12年度に溢水対策アクションプログラムを策定し、平成13年度には防災情報システムを導入したところであります。このシステムの導入により、36時間後の降雨予測情報が事前に把握できるため、各用水土地改良区との連携により流量管理が円滑に行われ、水量が適切に調整されていること、また、ハード的には、出町小学校での雨水調整機能並びに岸渡川や若林口用水の護岸の嵩さ上げなどの整備により、昨年度においても大きな溢水は発生しておらず、本年度においては、今月11日の大雨警報発令時においても、溢水対策アクションプログラムが十分に機能しており、今後とも各種整備事業にあわせて溢水対策を進めたいとのことでありました。
 次に、先般起工式が行われた杉木土地区画整理事業の本年度の事業概要及び出町市街地東部地区区画整理事業調査の状況についてただしたところ、杉木土地区画整理組合においては、仮換地が指定され、本年度から工事が実施されたところであります。
 本年度における主な事業内容については、都市計画道路栄町苗加線と主要地方道砺波高岡線交差点から市街地へ向かい、西回りバイパスまでのエリアを中心に、物件移転補償及び都市計画道路杉木1号線の築造を行うとのことでありました。また、事業期間は、本年度から平成22年度までの間の予定であるが、昨今の経済情勢、地価の低迷及び保留地の問題等の難問があるものの早期に事業を完了したいとのことでありました。
 また、出町市街地東部地区区画整理事業調査につきましては、昨年から地元で協議が進められ、今日では都市計画道路杉木花園町線を中心とした区域の事業化に向けて、地元の皆さんで準備中であるとのことでありました。
 そのほか、チューリップフェアの他の観光地との相互協力について、勤労青少年ホームにおけるヤングセミナーの内容について、下水道接続に伴う既存の合併処理槽の処理について、土地改良区の合併の見通しについて、農業ふれあい体験農園の実施状況について、農業公社における農業機械のリース状況について、調整池の有効活用について、本年度の転作率の状況及び来年度の見通しについて、建築工事における設計及び施工監理の業者の一元化について、建設リサイクル法について等の意見及び要望があったところです。
 以上、審査の結果とその概要について申し上げ、産業建設常任委員会の御報告といたします。

◯議長(高田君) 民生文教常任委員長 宮木文夫君。
  〔民生文教常任委員長 宮木文夫君 登壇〕

◯民生文教常任委員長(宮木君) 民生文教常任委員会の審査の結果とその概要について御報告申し上げます。
 今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案などを審査するため、去る6月18日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 本定例会において、民生文教常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第46号 平成14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)のうち、本委員会所管部分、報告第3号 専決処分の承認を求めることについて、以上、議案1件、報告1件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり可決または承認することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、学校週5日制が本年4月から完全実施されたが、実施後の現状と授業時間の減少に伴う学力の低下などの懸念についてただしたところ、各学校での調査では、小学生は午前中に勉強や宿題をし、午後からは友達と近所で遊んだり両親と過ごすことが多く見られ、中学生においては、午前にクラブ活動を行い、午後はゆとりある生活を送っているとのことで、現在週5日制に伴う非行行為の発生や苦情などについて、学校及び保護者からの報告を受けていないとのことでありました。
 また、地域における取り組みとしては、公民館を中心に地域の特性を生かし、各種行事などが計画されており、学校としても積極的に参加するように指導しているとのことでありました。
 学力の低下に対する懸念については、実施後約2カ月余りであるが、昨年までの月2回の週5日制の試行においても特に学力の低下の兆候は見受けられなかったことも踏まえ、あまり懸念はないものとのことでありました。
 また、本県では以前より、県小学校教育研究会並びに中学校教育研究会において、毎年学力調査をして、その結果から重点的に指導すべき点を明らかにし、指導に力を入れているとのことでありました。これを今後も継続して学力の見直しを図り、しっかりと力がつくように指導していくとのことでありました。
 次に、出町地区大辻地内の畜産農家の悪臭に関し、砺波市公害防止条例に基づく対応の経過についてただしたところ、大辻地内の養豚農家の悪臭問題について、去る4月11日、地元から悪臭防止の要望書が提出されました。こうしたことを踏まえ、悪臭の発生原因を特定することがまず先決であり、砺波市公害防止条例の規定に基づく立ち入り調査について、口頭催告を含めて、本年4月26日、5月17日及び6月7日の3度にわたり、「養豚施設内立ち入り通知」を行ったとのことであります。いずれも養豚への病気感染防止等のためとして、立ち入りの承諾を拒否されたところでありますが、富山県西部家畜保健衛生所とも十分協議を行い、7月に万全の防疫体制のもとに立ち入りを行うこととしたところでありました。
 当委員会としても、出町地区及び東野尻地区の両地区から同養豚場の悪臭防止に対する要望が議会に提出されているところであり、一日も早い解決を要望するものであります。
 次に、学校給食センター建設に伴う生ごみの堆肥化等の計画についてただしたところ、現在、調理段階で排出される野菜くずの一部は、幼稚園及び小学校の小動物のえさとして提供しているが、野菜くず及び残飯については、生ごみとしてクリーンセンターへ搬出しているとのことでありました。
 食べ残しなどの残飯の堆肥化については、油及び塩分が多量に含まれており、堆肥としての利用は困難とのことであるが、今後、実施設計を行っていく中で、生ごみ処理の方法を検討したいとのことでありました。
 現在計画中の健康づくりセンターの駐車場対策及び集団検診の実施方法についてただしたところ、健康づくりセンターについては、総合病院の建物内に併設されるため、駐車場については総合病院の駐車場と共用することになり、道路の横断もあり、安全対策として誘導員の配置を行い、事故の防止を行うとのことでありました。また、センター内の検診用機器及び施設は、ミニドック等の一次検診に使用するが、集団検診の実施については、従来どおり委託し、検診車によるものになるとのことでありました。
 そのほか、高齢者の交通安全教室について、子育て支援ネットワーク事業について、学校クラブ活動の状況について、学校週5日制に伴う公共施設の無料開放について、金岡家の管理について、美術館の運営状況について、砺波市体育館の利用状況について、クリーンセンターのごみ処理状況について、地区スポーツ振興会について、OA機器のリサイクルについて、介護保険料の未納状況について、生涯学習センターの計画について、埋蔵文化財の展示について、砺波東部小学校の検討委員会の状況について、小学校の学区制について、民生委員の活動状況について、北部地区の総合福祉施設の用地についてなどの意見及び要望があったところであります。
 以上、審査の結果とその概要について申し上げ、民生文教常任委員会の御報告といたします。

◯議長(高田君) 総務病院常任委員長 堀田信一君。
  〔総務病院常任委員長 堀田信一君 登壇〕

◯総務病院常任委員長(堀田君) 総務病院常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第46号 平成14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、外3議案及び請願1件を審査するため、去る6月19日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 本定例会において、総務病院常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第46号 平成14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)のうち、本委員会所管部分、議案第49号 工事請負契約の締結について、議案第50号 工事請負契約の締結について、議案第51号 財産の取得について、受理番号9番 「有事法制三法」案を直ちに撤回することを求める請願書、以上、議案4件及び請願1件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案4件についてはそれぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。また、請願1件については、不採択とすることに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、ケーブルテレビの加入率向上対策についてただしたところ、市内のケーブルテレビの加入率は、砺波広域圏事務組合及びとなみ衛星通信テレビ株式会社の各エリアを合わせて、現在25.9%であり、毎月0.3%程度の伸びが見られるとのことでありました。
 加入率の向上対策としては、加入料の50回分割納入制度や1年間無料で視聴できるモニター制度などを設け、加入促進に努めているところであるが、市民の関心がいま一つ高まっていないとのことでありました。
 現在、行政側の加入促進対策としては、助役を先頭に各地区推進員を配置し、また、民間側においては、7名の営業マンによりPRを行っているとのことでありました。
 また、市職員や市の関係団体職員の中で、未加入者への加入促進を行うとともに、今後は、加入率の目標値を定めたり、推進体制を強化するなどして、加入促進に努めたいとのことでありました。
 また、放送のデジタル化の検討や今後加入率が向上した場合は、利用料金の引き下げなどについても、となみ衛星通信テレビ株式会社に対し要望したいと考えているとのことでありました。
 当委員会においても、ケーブルテレビ伝送路の双方向の活用として、インターネットによる各種行政サービスの提供も今後予定されているため、一日も早い加入率向上を望むものであります。
 次に、職員の資質向上対策の取り組み状況についてただしたところ、職員の資質向上について、新規採用職員に対しては、職務基礎研修に加え、市の現場業務を体験するなど職員研修を行っているところであり、中堅職員及び管理職に対してもそれぞれ研修会を実施し、資質の向上を図っているとのことでありました。
 また、きれいなまちづくりに向けて、花や緑を慈しむ心を養う機会として、チューリップ街道へ参加しているほか、全職員による庁舎花壇の除草やかん水作業などを行っているとのことでありました。
 次に、医療器械の有効活用についてただしたところ、医療器械の購入については、現場において購入の目的、効果、保険点数などの調査をし、医療機器選定委員会で十分検討の上、購入の可否を決定し、入札により購入しているとのことでありました。
 また、医療器械の保守点検については、5名の臨床工学技師が院内の各医療機器を把握しており、現場で支障があれば、簡易なものは点検整備を行い、また、高度なものについてはメーカーへ依頼するなどし、常に整備を行い、医療機器が有効に活用されるよう努めているとのことでありました。
 次に、市で発行されている行政サービス用の個人カードの共通化についてただしたところ、現在、当市では印鑑証明や総合病院などにおいて、個人カードが使用されており、これらのカードは個人の各種情報が記憶されておらず、単に個人の識別に活用しているとのことであり、また、個人情報の管理の面から、現時点ではカードの共通化は困難とのことでありました。
 また、本年8月には、住民基本台帳ネットワークが実施されるに当たり、当市でも戸籍の電算化が行われており、さらに来年8月には国民にICカードが発行され、全国どこでも住民票が交付されるとのことであります。
 現在、市のIT推進本部に研究会を設置し、このICカードにどのような付加機能を持たせるかが検討されており、今後は各種行政サービスにおける個人カードの共通化についてもあわせて検討したいとのことでありました。
 このほか、IT講習会の実施内容について、消防・救急講習会の実施について、行政情報のインターネットでの公開について、公文書のデジタル保存について、中央要望の内容について、市町村合併について、国際サマースクールin立山・黒部・有峰についてなどの意見及び要望があったところであります。
 また当日の委員会審議終了後、市立砺波総合病院及び市が出資をしております株式会社エフエムとなみを視察したところであります。
 以上、審査の結果とその概要について申し上げ、総務病院常任委員会の御報告といたします。

◯議長(高田君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 14番 西尾英宣君。
  〔14番 西尾英宣君 登壇〕

◯14番(西尾君) 議案第46号 平成14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)のうち、文化財保護事業嘱託職員報酬212万9,000円について、反対の立場で討論をさせていただきます。
 文化財の保護については、まず、文化財保存要綱などの整備をすることが優先的に必要だと思うのであります。市民の理解を得た上で、そのルールに基づいて事業展開をすべきではないでしょうか。
 今回提案の防犯、防火のための職員配置であれば、コストの低い他の方法もあるのではないでしょうか。
 第7次総合計画は、市民の参加のもとに、時間をかけて策定されたものであります。この計画にないものについては、市民の理解を得られるものかどうかよく見きわめた上で、慎重な取り組みが必要です。この機会に、文化財の保護について、総合的な計画を立て、保存、維持管理など確立していくことが必要ではないでしょうか。
 討論といたします。

◯議長(高田君) 以上で討論を終結いたします。
 まず、議案第46号を採決いたします。
 議案第46号 平成14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)に対する各委員長報告は、それぞれ原案のとおり可決であります。
 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(高田君) 起立多数であります。よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第47号から議案第51号まで、及び報告第3号の議案5件、報告1件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。議案第47号 平成14年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第48号 砺波都市計画出町地区土地区画整理事業施行に関する条例の一部改正について、議案第49号 工事請負契約の締結について、議案第50号 工事請負契約の締結について、議案第51号 財産の取得について、報告第3号 専決処分の承認を求めることについて、以上、議案5件並びに報告1件に対する各委員長報告は、それぞれ原案のとおり可決または承認であります。
 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(高田君) 起立全員であります。よって、議案5件並びに報告1件は、原案のとおり可決または承認されました。

◯議長(高田君) 次に、日程第2 「有事法制三法」案を直ちに撤回することを求める請願書を議題といたします。
 請願に対する委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告書のとおりであります。
 これより、受理番号9番 「有事法制三法」案を直ちに撤回することを求める請願書について、質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 質疑なしと認めます。
 討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 14番 西尾英宣君。
  〔14番 西尾英宣君 登壇〕

◯14番(西尾君) 受理番号9番 「有事法制三法」案を直ちに撤回することを求める請願について、賛成討論をいたします。
 国会で審議がされています有事法制、国会審議でも次々に明らかになり、法案に反対する声は、思想、信条、政党支持の違いを超えて、急速に広がっています。
 小泉総理は「備えあれば憂いなし」と、会期延長してまで無理やり通そうとしています。核兵器やミサイルなど、軍事力が発達した時代では、「備えあれば憂いあり」と考えなければならないのではないでしょうか。
 我が国が他国と戦争をしないと定めた憲法に違反することが明らかになってきました。
 3年前に「周辺事態法」が成立し、アジアでアメリカが軍事介入したとき、自衛隊が軍事の支援を行うとなっていましたが、今回の「武力攻撃事態法」では、武力攻撃の発生、おそれ、予測の3つのケースを「武力攻撃事態」として、自衛隊の武力行使ができるとしています。このことは、アメリカが引き起こす戦争に、世界のどこの地域でも日本が参戦できるということになっています。また、武力攻撃事態が発動された場合には、国民を総動員させるため、地方自治体やすべての国民に戦争協力が義務づけられ、NHKなど指定公共機関や医療、運輸、建築、土木などの関係者も協力、動員を求められます。民間にも国からの命令ができることになっており、国民の人権、財産、地方自治を踏みにじるものであります。
 砺波市は、過去の大戦の貴重な教訓をもとに「非核平和都市宣言」をしています。政府は、憲法の平和主義を厳守し、積極的な平和外交により、世界平和に貢献すべきではないですか。
 最近、お年寄りの話を聞きますと、戦争体験の苦しみ、そして戦前の何も言えなかった暗黒時代の経験から、この有事立法は何としても廃案にしていかなければならないと切々と訴えておられました。
 砺波市議会として、「有事法制三法」案の撤回を求めて、地方自治法第99条の規定により、政府に意見書の提出をされたいのであります。

◯議長(高田君) 以上で討論を終結いたします。
 これより、受理番号9番 「有事法制三法」案を直ちに撤回することを求める請願書を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号9番 「有事法制三法」案を直ちに撤回することを求める請願書に対する委員長報告は不採択であります。
 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(高田君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。

◯議長(高田君) お諮りいたします。ただいま、議案第52号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてが提出されました。この際、これを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
 これより、議案第52号を議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) ただいま追加提案いたしました議案第52号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて御説明申し上げます。
 現人権擁護委員 丹羽宗吉氏については、来る9月30日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議いただき、御意見を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(高田君) お諮りいたします。本議案については事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決をいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、本議案はこの際、直ちに採決することに決しました。
 これより、議案第52号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第52号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、丹羽宗吉氏を適任とすることに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、議案第52号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、丹羽宗吉氏を適任とすることに決しました。

◯議長(高田君) 次に、日程第3 砺波市農業委員会委員の学識経験委員の推薦についてを議題といたします。
 お諮りいたします。推薦の方法につきましては、議長において指名推薦といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、推薦の方法は議長において指名推薦することに決しました。
 砺波市農業委員会委員の学識経験委員に、
  岡 田 良 子 氏
  加 藤 一 郎 氏
  亀 永 壽 次 氏
  佐 伯 一 郎 氏
  宮 野 健 一 氏
を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました
  岡 田 良 子 氏
  加 藤 一 郎 氏
  亀 永 壽 次 氏
  佐 伯 一 郎 氏
  宮 野 健 一 氏
を砺波市農業委員会委員の学識経験委員として推薦することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました
  岡 田 良 子 氏
  加 藤 一 郎 氏
  亀 永 壽 次 氏
  佐 伯 一 郎 氏
  宮 野 健 一 氏
を砺波市農業委員会委員の学識経験委員として推薦することに決しました。

◯議長(高田君) 次に、日程第4 砺波広域圏事務組合議会議員の一般選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 お諮りいたします。指名につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。
 砺波広域圏事務組合議会議員に、
  梶 谷 公 美 君
  松 本 恒 美 君
  吉 澤 邦 麿 君
  柴 田 豊 明 君
  山 岸 銀 七 君
を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました
  梶 谷 公 美 君
  松 本 恒 美 君
  吉 澤 邦 麿 君
  柴 田 豊 明 君
  山 岸 銀 七 君
を砺波広域圏事務組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました
  梶 谷 公 美 君
  松 本 恒 美 君
  吉 澤 邦 麿 君
  柴 田 豊 明 君
  山 岸 銀 七 君
が砺波広域圏事務組合議会議員に当選されました。
 ただいま当選されました
  梶 谷 公 美 君
  松 本 恒 美 君
  吉 澤 邦 麿 君
  柴 田 豊 明 君
  山 岸 銀 七 君
が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定により当選の告知をいたします。

◯議長(高田君) 次に、日程第5 議員提出議案第3号 「道路特定財源の確保等に関する意見書」の提出についてを議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 5番 寺島良三君。
  〔5番 寺島良三君 登壇〕

◯5番(寺島君) 議員提出議案第3号について、提案者を代表いたしまして、提案理由の説明をいたします。
 道路は、豊かな国民生活や活力ある経済社会の活動を支える最も基礎的な社会資本であります。地域の活性化を促し、日常生活を支える生活関連施設であることから、道路網の整備を長期的視野に立って、着実に推進する必要があり、道路交通機能の確保はもとより、住みよいまちづくりのかなめとして、さらには高齢化、少子化が進展している中、21世紀の社会基盤を計画的に充実させるためにも、高規格幹線道路から市町村道に至る道路網を早期に整備充実することが一層重要になっています。
 とりわけ、本市は富山県の西部に位置し、北陸自動車道に東海北陸自動車道及び能越自動車道が接続し、また国道156号、359号が交差する要衝として、道路網の整備を進めているところでありますが、その水準はまだ不十分であるため、より一層推進する必要があります。
 よって、政府におかれましては、平成15年度以降の新たな道路整備計画等を策定するとともに、それを支える道路特定財源を堅持すること、道路整備財源を確保し、道路整備費の充実強化を図ることについて特段の措置を講じられるよう強く要望します。
 砺波市議会といたしましても、適切な御決議を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

◯議長(高田君) これより、提案理由に対する討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 14番 西尾英宣君。
  〔14番 西尾英宣君 登壇〕

◯14番(西尾君) 議員提出議案第3号 「道路特定財源の確保等に関する意見書」の提出について、反対の立場で討論をいたします。
 道路の整備を一般財源にのみ依存していては道路の整備が促進されないからと、道路の財源を目的に、昭和28年に、道路整備費の財源等に臨時措置法が成立したころと違っている状況で、特定財源について見直しをしていかなければならないときです。
 昨年春の政府の経済財政諮問会議でも「国民には痛みは重く、道路特定財源については見直す」と言っており、経済同友会においても「道路特定財源は、予算配分を硬直化させ、事業を無理に続ける財政的保障になっている」と厳しく批判しています。
 車社会の行き詰まりは、ガソリン等の化石燃料はあと数年で不足すると言われ、石油価格は上昇、金持ちしか車に乗れない時代はもうすぐです。
 車社会の見直しを行い、お年寄りも安心して乗ることのできる鉄道などの充実した社会にしていくことが必要であり、道路特定財源の確保の意見書提出には賛成できないことを申し上げて、私の討論といたします。

◯議長(高田君) 以上で討論を終結いたします。
 これより、議員提出議案第3号 「道路特定財源の確保等に関する意見書」の提出についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(高田君) 起立多数であります。よって、議員提出議案第3号は原案のとおり可決することに決しました。

◯議長(高田君) 次に、日程第6 議員の派遣についてを議題といたします。
 地方自治法第100条及び砺波市議会会議規則第110条の規定により派遣する議員については、お手元にお配りいたしております「議員の派遣について」のとおりであります。
 お諮りいたします。地方自治法第100条及び砺波市議会会議規則第110条の規定により、配布文書のとおり、議員を派遣することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、「議員の派遣について」の配布文書のとおり、議員を派遣することに決しました。

◯議長(高田君) 次に、日程第7 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第69条の規定により、お手元にお配りいたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

◯議長(高田君) 以上をもちまして、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。
 これをもちまして、平成14年6月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 市長よりごあいさつがございます。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 6月定例会の閉会に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。
 まず、提出いたしました案件につきましては、議決、承認を賜り、お礼を申し上げたいと存じております。
 おかげさまで、予定をいたしておりました平成14年度の公共事業等につきましては、ほとんど内示をいただき、特に電源地域産業再配置促進事業につきましても、久しぶりに、関係各位の御協力によりまして認めていただいたところでございます。
 今後は、それぞれ早期発注をいたし、地域の活性化に努めてまいりたいと、このように存じておる次第でございます。
 今や、政界はやや混乱をしているようでございますが、早急に正常化されて、減税などの景気対策を示してほしいものだと、このように存じておるところでございます。
 先般、全国市長会がございまして、小泉総理大臣から祝辞がございました。「民間でできることは民間で、地方のことは地方で」と、このように強調されたのでございますけれども、「それなら地方交付税を削るな」というやじも飛んだところでございます。これからは、地方財源も大変厳しいものがあろうと、このように存じておるところでございます。
 さて、サッカーワールドカップで、日本も予選を突破し、トルコに惜しくも破れましたが、国民に感動を与えたものと存じております。
 議会中、何かと指導を賜りましたが、感動まではいかなくても、市民に喜んでいただけるような合併論議や事業の執行を進めさせていただきたいと、このように存じておるところでございます。
 議員各位には、これから暑くなってまいりますので御健勝をお祈りいたしておるところでございます。
 終わりになりますけれども、このたび、今井助役さんが任期を迎えられることになりました。この4年間大変お世話になりました。国体や全国菊花大会、あるいは総合計画の策定、合併における研究会、準備会等について手腕を発揮していただきまして、深くお礼を申し上げたいと存じております。今後の御発展と御多幸をお祈り申し上げたいと、このように存じておる次第でございます。
 以上で閉会に当たりましての私のごあいさつといたします。
 ありがとうございました。

◯議長(高田君) 助役今井烈君から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
 助役 今井 烈君。
  〔助役 今井 烈君 登壇〕

◯助役(今井君) 発言のお許しをいただきましたので、一言ごあいさつを申し上げます。
 皆様方の御同意をいただきまして、平成10年7月1日に助役に就任して以来、この6月末をもちまして任期を満了し、退任することとなりました。一言ごあいさつを申し上げる次第でございます。
 ただいまは、市長さんから過分なお言葉をちょうだいし、恐縮しておる次第でございます。
 この間のことを少し思い起こしてみますと、就任いたしましたとき、私の任務として聞かされておりましたのは、議会の皆様方と当局との適切な関係を持つ仕事がおまえのまず第一任務だというふうに聞いてまいりました。ちょうど、そのときは総合病院の増改築問題がございました。9月議会に、現在の原案で御審議いただけるような準備をまずしたことが最も大きな記憶に残るわけでございます。
 その後、地区公民館の料金の問題とか固定資産税の問題とか水道料金の問題とかいろいろございました。その都度、議会の皆様方といろいろと議論、調整をさせていただきました。1年間はあっという間に過ぎたような感じでございました。その後、介護保険の問題が出てまいりまして、12市町村で事務組合をつくる準備にも携わらせていただきました。
 その後、入札制度の数次にわたる改善、チューリップフェアの実施期間の確立並びに見直し、そしてまた、今市長さんの言葉にもございましたが、全国菊花大会主催者といたしまして最も経費をかけないでやる、そのことも実現できたかと思うわけでございます。それからまた、ケーブルテレビの管内全域にわたるところの敷設、そして2チャンネルのコミュニティー番組の放送開始、そしてまた高岡、福岡の斎場問題が起こりまして、それの調整の仕事。そして今、合併の仕事と、4年間それぞれの節目節目で新しい問題に携わらせてもらいましたこと、本当に私の生涯の仕事の中で思い出に残る仕事をさせていただきましたことを厚く御礼を申し上げる次第でございます。
 しかしながら、私は4年間を通して意を注いでまいりましたのは、安念市長さんも知っておられますが、市民の目線で仕事をするということの職員の皆さんに対する指導、実地。私は、首長さんがかわられたこのときこそ、そのようにあるべきだと思って意を注いできたつもりでございます。
 これから財政多難でございます。地方分権が進みます。市町村合併ももうすぐそこに見えております。職員の資質向上こそがこれからの地域間競争に打ち勝つ最も肝心なことではなかろうかと思うわけでございます。私のまきました種が何とかして芽を吹き、育ってくれたら大変ありがたいと思っておりますし、また、そのように期待をするわけでございます。議員の皆様方にも、ぜひその点でよろしくお願いをしたいと思うわけでございます。
 終わりになりますが、市民の皆様、議員の皆様方、そして安念市長を初めとする御当局の皆様方の御健勝と御多幸、そして砺波市の発展を御祈念申し上げまして、退任のあいさつとさせていただきます。
 どうもありがとうございました。                 (拍 手)

◯議長(高田君) これをもって散会といたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 3時04分 閉議

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

 平成14年6月21日

      議  長    高 田 隼 水

      署名議員    林   忠 男

      署名議員    柴 田   智

      署名議員    齊 藤 源 秋



平成14年6月定例会[ 請願審査結果 ]

              請  願  審  査  結  果
┌────┬────────────┬────────┬─────┬─────┬────┬───┐
│受理番号│   件    名   │請願者住所氏名 │紹介議員名│委員会名 │審査結果│意 見│
│    │            │        │     │     │    │   │
├────┼────────────┼────────┼─────┼─────┼────┼───┤
│    │「有事法制三法」案を直ち│砺波市平和委員会│西尾 英宣│総務病院 │    │   │
│  9 │に撤回することを求める請│代表 南 弘志 │前田喜代志│常任委員会│不採択 │   │
│    │願書          │        │     │     │    │   │
│    │            │        │     │     │    │   │
└────┴────────────┴────────┴─────┴─────┴────┴───┘



平成14年6月定例会(第3号) 議事日程・名簿

     平成14年6月砺波市議会定例会会議録(第3号)

1.議事日程
  第1 市政一般に対する質問、並びに議案第46号から議案第51号まで、平成
     14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)外5件及び報告第3号
     から報告第8号まで、専決処分の承認を求めることについて外5件
     (一般質問、質疑、委員会付託)
  第2 「有事法制三法」案を直ちに撤回することを求める請願書
     (委員会付託)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   6月14日  午前10時04分  開議
   6月14日  午後 2時02分  閉議

1.出席議員(19名)
   1番 飯 田 修 平 君     2番 林   忠 男 君
   3番 柴 田   智 君     4番 齊 藤 源 秋 君
   5番 寺 島 良 三 君     6番 江 守 俊 光 君
   7番 松 本   昇 君     8番 池 田 昭 作 君
   9番 石 田 隆 紀 君    10番 高 田 隼 水 君
  11番 村 中 昭 二 君    12番 堀 田 信 一 君
  13番 山 岸 銀 七 君    14番 西 尾 英 宣 君
  15番 宮 木 文 夫 君    16番 柴 田 豊 明 君
  17番 前 田 喜代志 君    19番 松 本 恒 美 君
  20番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(1名)
  18番 吉 澤 邦 麿 君

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 野 村 泰 則 君

                   産業建設
 民生部長 津 田 俊 祐 君    部  長 藪 田 康 男 君

                   企画調整
 水道部長 紫 藤 健 一 君    室  長 堀   秋 博 君

 検査室長 宮 井   正 君    総務課長 吉 田 孝 夫 君

                   社会福祉
 財政課長 永 田 俊 満 君    課  長 今 井 孝 夫 君

 商工観光              上水道
 課  長 有 若   隆 君    課  長 安 念   茂 君

                   病  院
 病院長  北 野 喜 行 君    事務局長 井 上 辰 夫 君

 教  育
 委員長  長 久 太 郎 君    教育長  飯 田 敏 雄 君

 教育次長 喜 田 豊 明 君    監査委員 畑   尚 之 君

 監  査
 事務局長 永 井   進 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

 事務局長 古 井 勝 久      主  幹 舘   賢 一

 調査係長 田 嶋 和 樹



平成14年6月定例会(第3号) 本文 

1.会議の経過
 午前10時04分 開議

◯議長(高田君) これより本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。
 日程第1 市政一般に対する質問、並びに議案第46号から議案第51号まで、平成14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)外5件及び報告第3号から報告第8号まで、専決処分の承認を求めることについて外5件を議題といたします。
 昨日に引き続き、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告に基づき、発言を許します。
 3番 柴田 智君。
  〔3番 柴田 智君 登壇〕

◯3番(柴田君) お許しを得ましたので、通告に従い、市政一般の中で4項目に関する質問と提案をさせていただきます。
 第1項目目には、学校指導要領に基づく学校週5日制実施後の子供を守る安全、安心対策についてお伺いいたします。
 子ども110番平和の家制度につきましては、学校と家庭を結ぶ通学路を安心、安全で通学できるようにと、校下ごとの防犯協会とPTAが中心となり、子供たちが何かあったとき駆け込みできるようにと聞いております。
 市内での取り組みは、平成9年10月8日、砺波北部小学校から始まり、設置場所は通学路沿いの商店、住宅で、設置数は24軒となり、その後、平成10年1月17日に砺波東部小学校60軒、砺波南部小学校、平成10年4月18日に事業所を含め46軒、庄南小学校では平成10年7月18日に事業所を含め65軒、鷹栖小学校、平成11年1月16日住宅を含めて48軒、庄東小学校、平成11年1月30日90軒となり、設置機関名はPTAが中心となって333軒の設置数となっております。地域の皆様方の温かい御理解のもと今日に至っているところであります。
 実際の状況は、昨年の声かけ事犯(路上で子供に声をかけて車に連れ込んだりする)は、市内では17件、うち小中学生が声をかけられたのは3件の報告がされたと聞いております。17件中、解決されたのは4件と聞いておりますが、歩行中、転んだり、すりむいたりでキズバンを求めたり、体の不調からトイレを借りるなどと聞いております。
 学校週5日制に入り、地区公民館が中心となり、体育館、神社、お寺等の施設で、月2回以上、子供たちを育てるという意識の中、2カ月が過ぎ、活発に地域活動が展開されていると思いますが、各校下の活動場所や帰宅までの道路等には、子ども110番の取り組みがなされているかどうかお伺いいたします。
 これからの安全、安心対策として、教育委員会も防犯協会、PTAと連携を保ちながら、子供たちを見守っていただける家をお願いすべきではないでしょうか。
 現在、防犯協会、PTA等に負担をしていただいております看板制作費の軽減や届出軒数を現在の2倍の600軒に増やし、子供を犯罪から守る目標を持っていただきたいと思います。
 次に、動く子ども110番としては、安心の車、動く子ども110番、例えばタクシー、郵便車両、小中学校の車両、市役所の車両等への呼びかけも必要ではないでしょうか。今後の取り組みをお伺いいたします。
 次に、大阪池田小学校事件後の安全対策についてお伺いいたします。
 公立学校への安全対策として、小中学校を中心に、教育委員会や学校が危機管理マニュアルを作成していらっしゃいますが、1つには、何かあればすぐに教師全員がベルの合図によって行動体制ができるようになっていると聞いております。ほかには、訪問者には名札の着用が義務づけされていますが、定期的に確認するシステムができているのでしょうか。運用面での事務員さん、先生からは、「不審者をどうやって見分けるのか」などの不安が強く、教育現場での対策が必要になってきております。まだ多くの対策マニュアルがあると思いますが、ぜひお聞かせいただきたいと思います。
 なお、教育委員会は、地域と連携し、開かれた学校にすることが学校の安全につながり、全国的には、事件を風化させない取り組みとして、6月8日を「学校安全の日」とし、地域全体で子供を見守っていく動きが出てきております。
 次に、住みよさ上位ランキングでの防犯、防火対策についてお伺いいたします。
 今年に入り、6月2日現在、既に10件の火災が発生し3名が亡くなっておられます。県下35市町村別年間累計6月2日現在では、1番には、高岡市は本年累計35件、前年同期が27件で8件の増加を見ております。2番目には、氷見市は本年累計10件、前年同期が4件でありまして、6件の増加になっております。3番目には、砺波市が本年度累計で10件、前年同期が5件でありまして、5件の増加となっております。
 以下、4番目以後の市町村は多くても累計で1、2件ほどであります。ほかの市町村はマイナス傾向であり、なぜ砺波市が多いのか。出火原因も、一般使用火のたばこ火やガスコンロの消し忘れがありましたが、放火自殺の件数も多く発生しております。心のケアが必要となってまいりました。
 先日も、砺波市消防団、砺波広域圏砺波消防署から「緊急ストップthe火災報告紙」の配布があり、火災に対する心構えを強く感じ取りました。過去7年間で一番火災件数の多かった平成9年13件にならないように、市民の尊い財産を守るためにも防火対策が急務となり、市の対策をお聞きいたしたいと思います。
 住みよさから来る高規格道路網による犯罪防止につきましては、4月から10月にかけ刑法犯罪が多く発生し、郊外から車で来ての車上ねらいや、侵入盗、訪問販売、自販機荒らし等で、砺波市内の犯罪月別刑法犯罪発生件数は、平成13年度には総数706件のうち、特に交通便のいい4月から10月にかけて、4月には53件、5月には59件、6月には72件、7月には82件、8月には62件、9月には91件、10月には77件と、7カ月間に全体で496件、70%と犯罪が発生しております。
 主要犯種別発生件数及び検挙件数は、平成13年は発生件数が706件で、検挙件数が117件となり、犯罪の手口が巧妙で逮捕まで至らない現状であります。
 砺波市内での犯罪発生状況は、平成14年1月から4月まで、窃盗が157件、暴行・傷害が1件、その他が25件、合計183件と、昨年に比べ全体で11件増加しております。
 対策としては、地域防犯灯の増設や設置費の軽減、そして防犯連絡所を多く組織化し、犯罪に屈しない地域連携を強化することであると思います。市当局の対策をお聞きいたします。
 次に、少年の非行は、戦後から現在に至るまで、その時々の社会情勢、国民の意識や生活様式の変化に応じ増減を繰り返してきました。砺波署管内でも、平成14年1月から4月までの少年非行の比較は、小中学生4人、高校生7人、大学生1人。少年非行内容は、万引きが6人、自転車盗が2人、車上ねらいが1人、侵入盗が1人となり、少年不良行為別人員調査からも、平成13年には中学生の深夜徘徊が29人、飲酒9人、喫煙35人。以上の結果から、年々増加傾向にある非行に少年補導員の活動を充実し、青少年健全育成推進を図っていかねばならないと思いますが、当局のお考えをお聞かせください。
 第51回チューリップフェアは、「散居にひろがる花のまち」をテーマに、4月20日から24日までをプレイベント、4月25日から5月6日までを本イベントに位置づけ、厳しい自然環境を克服しての開催であり、地温を下げる初めての試みとして、花壇の一部分に水ホースを張りめぐらせ対策に当たり、調整には大変だったと思っております。その結果、フェア初日には大花壇も5分咲き、4月28日に満開宣言を行い、終了まで12万6,000本のチューリップを入れかえするなど、会場整理に力を注ぎ、市民に喜びを与えていただきました。大きな事故もなく、多くの市民参加で30万7,000人と30万人の入場を達したところでございます。基本的には、生産振興の中で昨年と今年の反省点の違いをお聞かせください。
 なお、今回、安念市長、村中前議長さんには、4月12日から18日まで、アメリカ合衆国のスカジットバレー・チューリップフェスティバル実行委員会から招待を受けられ、交流を深められたところであります。砺波とスカジットバレーとの相違点、将来の見通しについてお聞かせください。
 今後の取り組みの一つとして、散居村のチューリップ畑から3時間で一気に2,600メートルの銀世界へ上がる雪の立山ツアーに観光客の皆さんをお連れし、大自然を満喫してもらい、宿泊施設の整った砺波で過ごしてもらえるよう今後とも県に呼びかけ、そしてまた韓国、中国、台湾等にあらゆる手を尽くしてアピールする必要があると思います。
 最後になりますが、チューリップフェアや福祉ボランティアについて、今日まで先輩議員さんが何度となくNPOへの試みの提案をなされてこられました。市民が自らの力でボランティアを初めとする市民活動を支援する組織であり、行政や企業とは異質の機関であります。
 今、アメリカでは、NPOを理解することなくしてアメリカ社会を理解することはできないまでになっております。アメリカ成人の2人に1人、総数にして9,000万人以上の男女が非営利組織で無給のスタッフとして働き、週当たり最低でも3時間、平均して5時間を使っていると言われております。
 私が市長に申し上げたいのは、非営利組織をつくり機能させていくことが真のコミュニティーを構築していくことになると信じております。市民がまちづくりに参加するという受け身の立場ではなく、市民がまちづくりをしていくためには、非営利組織をつくらなければならないと思います。
 では、どのような分野から始めたらいいのか、だれが始めるのか、どのようにして始めるのか、組織経営にかかる経費はどのように賄っていくべきなのか、市長には勇断を持って取り組んでいただきたいと思います。これからのチューリップフェアにNPOの構想を視野に入れることを提案し、私の質問を終わらせていただきます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 柴田議員にお答えをいたします。
 まず、住みよさランキングをいただいております砺波市にとって、防犯、防火対策について心配をされております。火災があったり犯罪が多かったり、そのようになれば、住みよさランキングも下降するものと思っております。このことについては、市民一体となって対応すべきものと、このように考えておるわけでございます。
 柴田議員から火災状況など報告があったんですが、そのとおりでございます。現在のところ10件ございまして、建物火災が9件と車両火災が1件があったわけでございます。確かに、昨年よりも5件今のところ多いわけでございます。下手すると、さらに伸びるんではないかという心配をいたしております。
 原因別に見ますと、放火または放火の疑いというのが実は4件あるんです。なお、電気配線が2件、たばこが2件、コンロが1件、その他1件となります。なおまた、放火自殺と思われる死者が3名、負傷者3名が出ておる現状であります。4月に入りましてから、さらに隣接の市で、放火と思われる火災が相次いで発生をいたしました。夜間巡回、広報などをいたしまして、消防団の皆さんには大変御足労を願っておるところでございます。
 柴田議員おっしゃったように、私どもとしては、まず広報で呼びかける。特に6月広報では、防火のチラシを折り込みにしたわけであります。
 火災の発生は、生命も心配ですし、財産が消滅をすることでもございます。このことについては地方自治体の任務になっておりますので、消防団とともに十分これからも呼びかけてまいりたい。その際には、皆さん一体になって、防火思想の高揚を図るということが大切だと思います。
 新しくケーブルテレビのヘッドラインとなみ野で呼びかけたりしておりますし、先般も課長会議の際に「人ごとでないよ」と。それぞれ施設を抱えておりますから、施設の周辺を朝晩見回った上で、きちんと戸締りをしてと、基本的なことでございますけれども、お願いをしたところでございます。教育委員会でも校長先生方にお願いをして、出町中学校の例もございますので、万全を図るように指示をしたところでございます。
 なおまた、近ごろは老人家庭が多うございます。あるいはひとり暮らしの方もおられます。そのことにつきましては、社会福祉事務所、民生委員の皆さんあるいは女性消防団の皆さんにも点検をしてもらう、災害弱者と言われる皆さんを見回る、そのように意識の啓発をしておるところでございます。
 なお、従来とも自主防災活動があります。若林にもあります、栴檀野にもあります。あるいは町の中にも、市町村が認可しなくて自主的に消防ポンプを持っておられる地区もあるわけですが、その皆さんが夜回りをしたり、自営消防団ということでそれぞれ取り組んでいただいておりますことについて深く感謝をいたしますが、さらに御支援を申し上げておきたいと、こんなことを思っておるところでございます。
 次に、防犯対策について申し上げます。
 最近の犯罪は、道路網が整備されましたこともございまして、犯罪の手口が随分巧妙になっている、広域化をしている、さらにはスピード化をしておりまして、犯罪の傾向が多くなってきているわけでございます。なおまた、なかなか検挙に至らないのが現実のようでございます。また、外国人による犯罪も多くなっているということを聞いております。
 これらの実態につきましては、「防犯だより」等で情報を提供しておりますが、いずれにしても、自主的な防犯意識の高揚を図ることが何よりだと、このように思って、これからもPRあるいは各地区の防犯組合に呼びかけてまいりたいと、このように思います。
 先般も警察さんとの調整連絡会議をしていただきました。安全で住みやすい砺波市の実現のためには、各種関係団体と連携をして、防犯組合に多くの皆さんが協賛をしておられますが、そこへもチラシを出し、「防犯だより」も出して認識を高めてもらうということが大切だと、このように思っております。
 次に、防犯灯の問題につきましては、集落なら集落で皆さんにつくっていただきました。あとの電気料は半永久的に砺波市が負担をいたしております。なぜかと言いますと、行政的にやるんじゃなくて、自分たちでつくったとすれば、少しは金がかかるんですが、いわゆる防犯灯の下の土地等に虫が来るとかどうとかといって訴訟問題もあちこちであったようですが、私どもとしては、地域ぐるみで皆さんでつくってもらう、ずっとそういうスタイルをとっております。ただし、届出があれば、電気料については私どもが支払いをするということにしておりますので、もし若林に少ないとすれば、申し出をしていただいて、設置をしていただいて、あとは私どもが負担をする。ただし、管理については、つくった皆さんが、20ワットの電球ですから、これは寿命がありますので取りかえてもらう。これは地域でやってもらう。地域を守るためそれぐらいはお願いしたい。そういうことで進めておるわけでございます。
 それから、防犯連絡所につきましては、啓発と防犯協会とによりまして、町内ごとに約1カ所は設けております。現在230カ所ございますので、そこを活動拠点といたしておるところでございますので、御理解をいただきたいと思います。
 それから、少年非行等につきましては、確かに増えてきているようであります。週休2日制の問題もありまして、暇になったら、スポーツなんかしていますとなかなか時間がないんですが、例えばクラブ活動なんかしていない場合には、どうしてもたまり場へ行くんじゃないでしょうか。そうすると、衝動的に万引き等の行為があるようであります。
 したがいまして、そのことについては、少年補導員も配置しておりますけれども、やっぱり家庭と学校とがよく連携をとりながら、きのうも教育長が言われておりましたが、「きょう1日どうするの?」そういう相談の上で子供たちに教育をする、そのことが大事ではないかと、私はそのように思っておりますので、ぜひお互いに連携を密にして防犯思想を高めることが大事ではないか、このように思っておるところでございます。
 ただ、先般も議論のあったところですが、自動販売機などは売らにゃいかんということで歩道にまではみ出て、もう夜は放置でしょう。そのことをやっぱりきちんとしていくべきではないか。その辺は役所ももっと勇気を出して、撤去しろとまで言わなくてでも、中へ入れなさいと。そうなると、今度は売れないじゃないか、何かしてくれまという話も実はあるんです。これはやっぱり自治体ぐるみでやらなきゃいかんのではないかなと、こんなことを思います。
 そういう自販機荒らしというのは外国人が多いようでございますから、やっぱり歩道にちょっとはみ出たりしまして、電気をつけておきますと、それはどうしてもやると私は思います。したがいまして、そのことは自主的に、町内ごとに、そういうものをみんなで議論しながらやったら、だから自らもそのことを理解することが私は大切ではないか、こんなことを思って、先般もそんな議論があったわけでございます。
 心ない方については、率直に、私どもとしても申し上げてもいいんではないか、ぜひ議員さん方にもそのことを理解をしていただくべきである。そうすることによって、少しでも自販機荒らし等が少なくなって、犯罪件数も少なくなるんではないかという気がいたしますので、御協力を賜りたいと思います。
 いずれにしても、防火防犯は何よりも自治会等のコミュニティーが大事だと思います。皆さんと一緒になって、防火思想、防犯思想の高揚に努めさせていただきたい、このように思っておる次第でございます。
 次は、チューリップフェア等について申し上げたいと思います。
 51回のチューリップフェアにつきましては、議員各位にも御協力をいただきまして、おかげさまで無事に終了することができました。今、ある程度の反省をしておりますけれども、具体的にはさらに点検をしなければならない、そういう状況でございます。いずれにしても、花をより一層楽しんでいただくフェアにしたいというのが私どもの願いでございます。そのために、期間中は何とか花がもってほしいということで、今年は開花が早かったものですから、植えかえ用のものを準備いたしまして、会期中、何とか花がもってくれたことをうれしく存じております。これらも反省をしながら、これから進めさせていただく。
 なおまた、JR西日本とも若干対応をさせていただきました。それから、商工会議所の青年部の皆さんがタピ・ドゥ・フルーをやってくれました。そして、駐車場に出町中学校のグラウンドを使用した関係で、若干交通緩和になったかなと思いますが、しかし、中学校のグラウンドも傷んでおりますので、砂もたくさん入れなきゃいかんということで経費もかかるわけですが、ついでにグラウンドを直せと、こう指示をしておりますけれども、そんなことなどの反省もあるわけです。
 それから、加賀百万石との博覧会ともタイアップをいたしましたが、今年限りのイベントですから、そううまくいかなかった。おっしゃったように、雪の大谷もタイアップするという考え方があったんですが、あそこも若干お客さんが減ったようでありますけれども、何か富山県全体でもう少し考えなければいかんのではないかなと、こんなことを思うところでございます。
 つきましては、将来の見通しはどうかということでございます。率直な話、不景気の関係でしょうか、若干お客さんの入りがどこのイベント会場も少ないようであります。そのことで嘆いておってもいけませんけれども、立派な花を清楚に咲かせる、そういう意味で、もう少しイベントなど、あるいは今、会場内のレイアウトをどうするかいろいろ議論しておりますが、そういったことも少し考えながら進めさせていただくということを思っております。
 今、お話もございましたように、先般、村中前議長とスカジットバレーへ行ってまいりました。性格は全然違います。こちらは公園方式でやっておりますが、向こうは大きい畑をオープンにして、それこそこっちで言いますと農道でしょうか。そのときは一方通行にするんですが、片側全部を駐車場にして、ずーっと並んでいる。
 あそこも気候が悪くて、逆に日本と違って花が遅かったんですが、それでもたくさんの皆さんが来ておられた。こちらみたいに交通誘導員もいなければ何もおりません。片側駐車ですから、ちゃんと遠いところまで行って止めて、ただし圃場が点在しておりますので、そういう公園方式といいますか、そういうところは小さいものはあるんですけれども、そうじゃなくて、夫婦であるいは子供連れで、そこに車を置いて圃場を眺める、そういう感じでございます。全然スタイルが違います。
 ただし、そのお世話もやっぱりあるわけですが、そのお世話は、今おっしゃったように、いわゆる非営利団体、NPOの皆さんだと思います。NPOとはおっしゃらなかったんですが、それぞれ花の大好きな皆さんがフェア実行委員会をつくって、その人たちが宣伝PRをする。
 スカジットバレーには5つの町村があるんですが、その協賛を得て、スポンサーを取って、私どもが行った日は雨で最悪の日で、パレードを見てまいりましたけれども、参加される皆さんも出演料その他は一切取らないようであります。なおまた、スイセンの花なんかもどんどん皆さんにおあげして、来てもらって、雰囲気を高めて、気候が悪かったので花火はなかったんですが、従来でしたら花火をたいて、みんながグリーンの広場で楽しくやるという盛り上げ方のようであります。
 なお、ボランティアでございますから、その司会者が何と官邸の裁判所の判事なんです。子供たちがジャッジ、ジャッジと激励をしているんです。裁判所の判事が自ら進行役ということで、そしてパレードの名前もちゃんと言うんですね。全部ボランティアです。だから、そこまで日本が育っていれば、おっしゃるようにNPOで自主運営できますけれども、日本はそこまでまだ行っていません。おっしゃる気持ちはわかります。
 そこで、柴田議員は私にNPOを組織しろ何かしろと、こういうことですが、NPOというのは行政が指導するものか。そうではないと思う。おかげさまで、今、福祉関係についてはボランティアで一生懸命努力されている人もおられます。ボランティア協議会というのがございまして、1年に一遍ボランティアフェスティバルをやっている。私も参加いたしました。多くの皆さんがおられる。それは福祉中心であります。行政が、お前つくれ、お前参加せいと言うものではないと思う。それなりに必要なときに、みんなが話し合って、やってやろうかという形になるんじゃないかと思う。例えば、NPOとは言わないけれども、うちの散村研究所を支援したり、郷土資料館をバックアップするあのメンバーたちもそのような形でないか。自然発生的で、教育委員会が指導したわけでございません。
 いずれにしても、土壌づくりはしなければいけないと思う。私は、21世紀はボランティアの時代だと思う。何でもかんでも行政という時代ではないと思う。
 きょうの新聞にありましたように、公共事業も、直轄と、あとは地方でやりなさいというようなスタイルになってきましたから、必要なものはやらなければいかん。ただし、財源というのがあります。その細かい部分については、NPOというそういう組織体をそれぞれつくってもらうことが大事ではないかと、このように思っております。
 いずれにしても、趣旨はわかりますけれども、私がつくってNPOに任すという思想ではなくて、できればそういう人たちが育ってくれるように、その土壌づくりはしなければいけない。おかげさまで、福祉のボランティアの皆さんは、私が別につくれと言ったわけじゃないのに、それぞれみんなでヘルスボランティアでもそうですし、福祉のほうの皆さんは、あそこのふれあい号を自ら無報酬でそれぞれ迎えたりしていただいている。そういう影の力もあるわけです。そのことを、観光とか、あるいはきょうも花ショウブをやっておりますけれども、般若中学校の子供たちも後から清掃に参加してやるということでございますので、すばらしいいいことだと、このように思っておるわけでございます。ぜひそのことの理解をしていただければありがたい、このように思うわけでございます。
 なおまた、花ショウブの話をしましたが、きょう開幕をしてまいりました。おかげさまで今四分咲きぐらいでしょうか、清楚な花が咲き並んでおります。このことについては、建設してこの花しょうぶ祭りが17回を迎えて、いわゆる歴史を刻んできてあのような水生植物園になった。私は、これだけ立派になったんだから、みんなでさらに盛り上げようと。サッカーのサポーターのように、みんなが集まってきて協力する、そういう雰囲気づくりをすることで砺波の4大花イベントのすばらしさが出てくるんではないか、こんなことを申し上げておりますが、皆さんも、元気な市をつくるときにサポーター役をお願いしたい、このように存じておるわけでございます。
 あと、学校等につきましては教育長から申し上げたいと思います。
 以上です。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 柴田智議員の質問でございますが、子供を守る安全対策、学校の安全対策の2点について御答弁申し上げます。
 子ども110番平和の家制度については、防犯協会が警察、PTA、学校と連携し、児童の登下校の安全確保を目的に設置されたものであり、学校区ごとに通学路沿いの民家にお願いし協力をいただいているものであります。
 この制度は、出町小学校を除く6校で実施されており、通学途中に困ったことがあったら助けを求める場所として駆け込みを指導されており、毎年度初めにPTA、学校等が再依頼し、年度の初めに行う各通学路の集団下校指導時において、子ども110番平和の家の利用指導を行っており、PTA総会の折には、平和の家について保護者に周知、紹介しているところであります。
 また、出町小学校は市街地で家や商店が多いことから、子ども110番平和の家の制度がなく、最寄りの民家や商店等に駆け込むよう指導されております。
 なお、昨年の11月から、総合学習の一環として、地域住民とのふれあいを目的に、ふれあいの家を31軒校長から委嘱しておりますが、緊急避難のことも含めてあるわけでございます。
 それでは、その平和の家の実際の避難状況というのはどういうことであるかという議員の御指摘でありますけれども、下校途中でお腹が痛くなり、ふれあいの家から学校に連絡があった。用水に落ちて着替えを持ってきてもらう間、待たせてもらった。遊びで自転車がパンクしたので電話連絡をしてもらった。トイレや電話を借りた。転んだときに手当をしてもらった。水飲みで利用したなど、こういったことが実際に起きております。
 幸いに、今まで危険な出来事で平和の家を使われたことはなかったようですが、天気の急変あるいは体調が悪くなって駆け込んだケースが多いようであります。
 また、地域での特別な防犯の取り組みはありませんが、夏休みなどにおいて、防犯協会、警察、PTA、学校が合同して防犯パトロールなどを実施されております。
 また、PTA、学校が中心となって、地域ごとの危険箇所の点検調査を行い、危険箇所を改善したり、改善策を関係者に要望されています。
 また、完全学校週5日制に対する地域の取り組みとして、各公民館による青少年地域活動事業が展開されています。例えば新しい住宅団地が多い柳瀬地区では、土曜日ごとの土曜クラブが父兄の協力で開設されており、また、集落単位の自治公民館を活用した事業や異世代間交流事業、自然体験事業など、各公民館とも地域の子供たちを地域で育てるという観点に基づくさまざまな事業が地域の実情に応じて計画されているところであります。
 以上、子供の安全確保の状況について申し上げましたが、子供の安全確保については、家庭、地域、学校などが、それぞれにおいて先ほど述べましたようにいろいろと努力をされておりますが、いろんな組織の皆さんだけでは限界がございます。子供たちの身の危険はいつどこでどのようにして起きるともわかりません。昔から子供は国の宝と言われており、子供は市民全体で守り育てるという意識、風潮がさらに大事であると思っております。このことをあらゆる機会を通じて御協力いただくよう申し述べていきたいと考えております。
 御提案のありました平和の家の協力軒数をもっと増加してはどうかということについても、各校下ごとの実情もあるかと思います。校区単位で、関係者と見直しなどを検討されるよう指導していきたいと思います。また、動く110番として、タクシーや郵便車両などの協力につきましては、関係団体とも協議してまいりたいと存じます。
 市の持っております市有車につきましては、日ごろから職員が道路などを含め、市民の安全確保に危険がないかどうかに心がけるようにしております。さらに、このことについても留意をするよう職員に喚起していきたいと思っております。
 次に、大阪の池田小学校の痛ましい事件が起きて、6月8日で1周年を迎えたわけですけれども、学校での校内の安全対策はどうなっているかという御質問でございます。
 まず、各学校の安全管理については、事件の直後に臨時校長会を開催し、共通的な対応を検討したものでございます。その具体的内容は、まず、部外者に対しては必ず声をかける。つまりあいさつです。そして用向きを尋ねる。2番目には、情報の共有化と不断の注意を怠らない。3番目には、昇降口の開閉の検討。どこの玄関口を開けるか閉じるか、また職員室や事務室からどこが死角になるかというふうなこと等の検討でございます。4番目に、危険を察したら逃げるということ。5番目に、緊急事態発生時は2名で対応する。あとは、子供ということになります。つまり、子供のほうに職員が全部かかるということになります。6番目に、関係機関への迅速な対応などであり、細部は各学校においてそれぞれ点検し対応することとしました。
 また、その現状については、まず、管理職と無担任が朝夕、授業時間中、休憩中など、校舎内を巡回するということ。2番目には、玄関での来校者チェック、事務室での受付、看板の設置、業者、来校者など、午後4時以降の制限を行うということでございます。3番目に、出入口の必要のないときは施錠、戸締りを徹底する。4番目に、校内電話の点検。即時に電話が使えるかどうか。5番目には、駐在所にパトロールの要請を行う。6番目には、地域ぐるみで安全対策がとれるよう依頼するなどのことであります。このようにして学校の安全確保に現在努めているところであります。
 訪問者については、用向きなどを尋ね、受付簿に記入や名札をつけてもらい、確認の上、入校してもらっております。
 日ごろより、学校では危機管理や安全に対する意識を持ち、学校内で定期的に危険箇所や安全についての対応やその対策を話し合う場を設け、心がけるよう指導しているところでありますが、今後さらに指導を強めてまいりたいと思っております。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 14番 西尾英宣君。
  〔14番 西尾英宣君 登壇〕

◯14番(西尾君) 通常国会が大詰めを迎えている中で、内閣の非核の原則見直し発言や防衛庁の個人情報漏洩問題などが噴出し、小泉内閣の末期症状のもとで、有事立法や健康保険法の改悪、郵政の民営化法案など、国民生活を危うくする重要法案が国会で審議されています。この時期に開かれました6月市議会。市民の暮らしや福祉、教育の充実を切に願って質疑をいたします。
 高度成長期以来、この40年間に経験しなかった長期の不況が続き、生活困窮者が急増しています。砺波の職業安定所でも、職探しの方々で路上駐車が恒常化しており、所長さんにお伺いしますと、「40代、50代の人の仕事は全くなく、大変深刻な事態です」とのことを言っておられました。県内の事業所においても、昨年4月から今年3月までに行った人員整理が335事業所で4,849人、戦後最大、昨年より77%も増えるという状況です。市内でも自殺者が昨年1年間で10人、いろいろな理由があると思いますが、倍増しています。
 昨年の9月議会でも、サービス残業をなくすることにより90万人、残業をなくすことによって260万人の雇用を増やせることを指摘して、超過勤務の見直しを求めました。当市の超過勤務手当の実態を見ますと、砺波市役所で8,500万円、病院では2億3,000万円、合わせて3億1,500万円の超過勤務手当が支払いされています。職員の超過勤務手当で雇用の創出ができないものでしょうか。
 雇用保険法の改正により、失業手当も6カ月になってしまいました。失業手当が切れ、仕事が見つからない状況では、ローンの支払いや子供の学費など家計は大変深刻です。雇用の促進と雇用の拡大を図るためにも、市として雇用促進奨励金制度、市の臨時嘱託職員の雇用創出、緊急雇用対策事業を行うことを提起いたします。
 市内の事業所においても、解雇、倒産などの理由で失業を余儀なくされた離職者を雇用する事業所に対して雇用創出奨励交付金を支給する雇用創出奨励金交付金制度を新設されてはいかがでしょうか。
 次に、不況の影響もあり、介護保険料や国民健康保険税や各種税金の滞納者が激増しています。会社で納めていた40歳以上のサラリーマンの介護保険料、失業により社保から国保に変わった人は1年間で275名、介護保険の滞納額が303万4,000円にもなっています。国民健康保険税の減免要綱により失業者が該当しますが、全く適用されていない状況です。
 市民は減免要綱について知っていない状況であり、広報などで知らせることが大切です。もっと市民の生活に配慮する取り組みを強め、国民健康保険税の滞納者に、悪質滞納者を除き、資格証明書を発行することなく減免要綱の適用などを積極的に活用されることを求めます。
 不況が一層深刻化しているもとで、その痛みが子供たちに容赦なく襲いかかり、学ぶ権利すら奪われようとしています。県立高校の授業料の滞納者は、年々増加の一途をたどっています。秋田県の雄和町では、特別臨時奨学金制度を成立させました。保護者が失業あるいは経済困難な家庭の小、中、高、大学生の子供たちに、小中学生は学校給食費、高校生は授業料、大学生は月2万5,000円の就学費を貸与するものです。ぜひ当市においても検討されることを求めるものです。
 あわせて、就学援助制度を保護者に知らせることも大切であります。この制度は、義務教育は無償とした憲法第26条に基づいて、学用品や入学準備金、給食費、医療費などを補助する制度で、知らない市民が多くおられますので、積極的に知らせる努力をされたいと思うのであります。
 次に、当市の在宅福祉の対策について伺います。
 当市には、今年の4月末、在宅の寝たきり等老人170名、登録のひとり暮らし290人、お年寄り世帯647世帯、90歳以上369名おられます。特別養護老人ホームに入りたいと思っても、待っておられる方が100人を超えている実態です。
 第7次総合計画をつくるための市民の要望の第1位は福祉施策であり、望まれる公共施設の第1位は老人福祉施設であります。デイサービスやショートステイはいっぱいで深刻な状況です。やなぜ苑のショートステイの利用状況、定員20名のところ19.2名、平成12年より2人増。平成13年度は毎日が満床状況という状況です。北部の老人福祉センターについて、我が党は特別養護老人ホームの設置を求めていますが、ぜひともショートステイやデイサービスの設置を求めるものです。
 在宅痴呆老人通所デイホームさざんかは、軽度の痴呆性老人を対象に、痴呆の進行の防止と家族介護の軽減を目的に4年前に開所しました。定員が5人から6人という状況ですが、平均利用は7名であります。登録者は23名ですから、入り切れない状況になっています。第2のさざんかを急いでつくらなければならない状況ではないでしょうか。
 さざんかは、木造の民家で、ふだんの生活と変わらない過ごし方で、ゲームや手芸、家庭菜園づくり、料理や散歩など、デイサービスとは一味違った活動を行っていますから、市民から大変喜ばれています。ぜひ検討されることを求めるものです。
 次に、ふれあいいきいきサロンを増やされることを求めます。ふれあいいきいきサロンは、家に閉じこもりがちなお年寄りや、障害者が食事やレクリエーションを楽しむ場として、砺波市においても、現在43カ所において、料理講習会や健康管理のお話、グラウンドゴルフやゲートボール、手芸を楽しむなど、1カ月に1回か2回、地区の公民館に集まって、お昼を一緒に食べて楽しい1日を過ごしておられます。特に、家に閉じこもりがちな高齢者、ひとり暮らしのお年寄りには大変喜ばれています。空き家なども活用して、ぜひとも増設されるよう検討を願うものです。
 あわせて、配食サービスの充実を求めます。65歳以上のひとり暮らし、高齢者のみの世帯に対し、週1回ではありますが、昼食が提供されています。生きがいセンターを拠点に、ボランティアの協力を得て、南部デイサービスセンターで調理した栄養のバランスのとれた食事が宅配されています。まだ一部の地域のみという状況で、平均51食ですから、お年寄り世帯は647世帯ですから1割です。今後はすべての地域で、そして毎日の配食などを目指して配食サービスの充実を求めるものであります。
 次に、砺波東部小学校の対策について伺います。
 41年前に13学級454名でスタートをし、その後、23年前には6教室増築、14年前には大規模改造、13年前には管理棟、体育館改修、12年前にはグラウンドの拡張、そして7年前にはチューリップ広場の増築など、過去5回にわたり大規模な増築や改修が行われています。こんな小学校は砺波市にあるでしょうか。
 しかも、実態から見ますと、廊下は出町小学校の3分の1です。(写真提示)狭いんです。(写真提示)女子の便所、140名もの生徒たちがお昼に一遍に入れますか。列を組んでいますよ。今年の入学式の体育館の状況です。親御さん方は入り切れないんです。いっぱいなんですよ。(写真提示)しかも、教室も雨が漏って壁がボロボロです。(写真提示)配膳室も手狭という状況です。職員室は、講師さんも増えて、机も入り切れないという状況に至っています。先生方や父兄の皆さんから悲鳴が聞こえてきます。
 生徒急増による検討委員会は4回行われ、不足教室の確保、体育館、プールの改築、ランチルーム、集会室の検討について、4地区の自治振興会長とPTA会長さん方で検討したとのことでした。もっと東部校下の住民や父兄の声、子供たちの声をよく聞いてほしいと思います。
 さらに、昨年から95世帯112名の人も増え、さらに矢木や柳瀬、堀内、南般若では団地が現在造成されています。家の増加の見込み、学校の敷地など、長期的な視点で検討されることを強く求めるものです。
 今後の対策として、チューリップ広場を普通教室にすることにより対応できるとの教育委員会のお考えのようですが、この空間は、学年集会や学年4クラスの授業や読書指導、PTAの集会など、利用価値が大変高いことを忘れないでいただきたいのであります。せめて緊急避難的にプレハブ教室の設置を検討できないのでしょうか。
 また、特別教室の音楽室、理科室、図工室はすべて1教室ですから、マンモス校では2教室でないと授業にならないと言われています。音楽の授業のときは隣の教室を開けなければならない状況などいつ解決するのでしょうか。砺波東部小学校の長期計画は、住民や子供たちの声をよく聞いて、慎重につくられることを求めるものです。
 次に、散居村ミュージアムについて伺います。
 田園空間整備事業となみ野地区推進協議会の総会が5月28日に開かれ、散居村ミュージアムについては、本年度、用地買収、実施設計を行い、平成15年度には着工するとのことです。ミュージアムの目的は一体何なのでしょうか。市民の願い、要望だったのでしょうか。目的は見えてこないのです。
 平成12年2月県議会、農業水産常任委員会で、ミュージアムについて、当局は「地域外の消費者や旅行者に砺波平野を紹介する役割」と述べています。3町歩の美田をつぶして、貯水池も含めて14億円もかけて、市民よりも観光客のための施設をつくる余裕はこの砺波市にも富山県にもあるのでしょうか。
 昨年3月の田園空間博物館事業の地域懇話会において、ミュージアムの計画が発表されたときに、委員から「施設をつくらないと住民が困られるのですか」との問いに対して、石坂所長は「屋敷林が切られるとだれが指導するのですか。窓口をどこに設けるのか、事務所など情報発信の拠点が必要で、県も応分の負担はします」と述べておられます。事務所にするために散居村ミュージアムが考えられるとすれば、大変高い事務所と思わざるを得ません。カイニョ倶楽部の方も、「住んでいる人の苦労を支援するシステムが必要だが、この事業は大事なところが抜けている」と述べていることからも、根本的に見直しが必要と思います。
 第2に、管理体制や維持管理費についても全く見えてこないのです。県も応分の負担をすると言っていますが、はっきりしているのですか。また、法人設立の準備、法人運営の体制づくりとなっていますが、法人とは第3セクターのことを考えておられるのでしょうか。全国的に第3セクターの運営でうまくいっているところはあるのですか。県の勧めでつくられた宇奈月国際会館、第3セクターの運営で、宇奈月町が毎年1億5,000万円の負担で町の財政を大変圧迫しています。
 第3に、昨年、第7次総合計画が市民参加でつくられました。安念市長も、「この計画をもととして、市民の皆さんと手を携えて、計画の推進に全力を傾注していきます」と述べておられます。第7次総合計画は、国や県との整合性を図って決められた中には、散居村ミュージアムの計画は全くないので、第7次総合計画を検討された審議委員や策定委員の人たちも大変驚いておられます。
 第4に、貯水池も含めて総事業費14億円、道路をつくるのに2億5,000万円との予測からも、財源計画は大丈夫なのか大変心配されています。今後は、下水道整備、病院建設、砺波東部小学校の体育館や教室の増築、生涯学習センター、北部の老人福祉施設、学校給食センターなど負担が大変かかるのに、ミュージアムの建設により市民の切実な願いの実現に障害が起きるのではないかと懸念をいたします。
 平成元年からの比較をしてみますと、予算は145%の伸びなのに、借金は何と283%、借金は3倍にも伸びているのです。これが地方債の平成元年からのグラフです(実物提示)。ウナギ上りに伸びております。しかも予算は平成9年度で逆転し、予算以上に借金が増えたということです。
 今年の一般会計による地方債の残高は202億円。公債費(借金の返済)が223億円、元金17億円、利息だけで6億円も払っている。公債費がどんどん伸びるわけです。公債費の伸びですね。(実物提示)もうウナギ上りに伸びております。ぜひ砺波市にふさわしいものにしていくことが今必要ではないでしょうか。
 最後に、市町村合併について伺います。
 3月末に、片山総務大臣は全国の市町村長と議長に署名つきの手紙を送っています。こんなことは異例なことで、合併押しつけの恫喝と批判の声が寄せられ、マスコミも「焦り」と書いています。
 安念市長は「12月議会までに合併協議会を設立する」と述べておられますが、市民は納得しているのでしょうか。2月の各自治振興会単位の懇談会では、7、8割の市民から疑問や反対の声が多くありました。市民にはもっと情報を知らせ、合併は避けて通れないという考えから出発することなく、砺波市の今後のまちづくりを考えることが必要です。
 合併特例債や地方交付税の削減の脅かしにだまされることなく、合併をしない選択肢もあり、市民の声をよく聞いて、自主性を持って主体的に取り組まれ、合併については住民の意思確認がどうしても必要だと思います。住民投票やアンケート調査などについての検討をされることを強く求めて私の質問といたします。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 西尾議員にお答えいたします。
 まず私から、在宅福祉の充実について4項目ございましたので、お答えをいたします。
 まず、北部老人福祉センターにショートステイ、デイサービスを設けたらどうかということでございます。
 御指摘もございましたように、砺波市の高齢化も毎年高くなっておりまして、20.9%上昇いたしております。その関係でもないでしょうけれども、施設入所が多くなっていることは私も承知をいたしております。しかし、内容を見ますと、療養型におられて特別養護老人ホームへ入りたいという方もおられます。すぐにという方も何人かはおられるんでしょうけれども、おっしゃるように、すぐ100人入れろということではないようであります。いろいろ分析をさせていただきたいと思います。
 ただし、今、西尾議員もおっしゃったように、介護の場合でも在宅福祉が中心になってきておるわけです。だから、介護保険等につきましては、通所サービス、そのことが大事だと、このように私も思っております。
 したがいまして、北部老人福祉センターで計画をいたしております総合福祉施設につきましては、みんなで支えてあげるという支援ゾーンですね。ということで、ショートステイ、デイサービスを今考えておりまして、関係機関と協議をいたしております。その意味では、西尾議員の御意見に一致するわけでございます。
 いずれにしましても、今、場所については、地元の議員さんとか関係者によりまして、恐らく近いうちに連絡をいただけるものと、このように思っております。したがいまして、施設の規模などについてはこれからになりますけれども、骨としては、おっしゃるような施設づくりをしたいと、このように思っておるところでございますので、この点、御了解をいただきたいと思います。
 それから、通所デイホームさざんかの増設であります。おかげさまで、空き家を借りることができましたし、随分環境のいいところでございます。ああいう施設は国道縁にあってもいけませんし、その意味では、散居村の一部にたたずまいがあって、補助対象外の介護保険施設だと、このように思っております。市独自でやっておりまして、社会福祉協議会に委託をしておりますけれども、担当していただく方、大変御足労ですが、関係の家庭から喜ばれておりまして、おっしゃるように満床のようでございます。ただし、今度はこのようなグループホームをつくりたいという民間の方がございまして、私どもも応援しておりましたが、先般、国の内示を得られまして建設されることになりました。これは通所でございません。完全に収容施設でございます。民間の方でおやりになるわけですから、応援をしたいと。今のところ、2つのユニットで18人だと聞いておりますが、そのような施設ができますので応援をしたいと思います。
 ただ、西尾議員さんもおっしゃるように、市独自のサービスで通所でということになりますと、これはもう本当に原点に返って、在宅でございますね。ただし、私はこういう施設に対しても、国と県が面倒をみるべきではないかと思うんです。ぜひ介護保険等で面倒をみてもらうということが大切でないかと思って、今そんな運動などを展開しております。
 ただ、地理的に、今、油田にございますけれども、もし奇特な方等があって、うちを使ってくださいというようなことがあるとすれば、痴呆性ですから、その周辺の皆さんの同意が必要なんですね。その辺の皆さんの同意を得て、しかもこれも多くのボランティアの皆さんに協力していただかなきゃいかんわけですが、もしそういうところがあってということになりましたら検討させていただきたい。恐らく、このような痴呆性というのは、まだまだ高齢化を迎えますので発生するように思います。西尾議員さんに、このことも含めて同じ意見だと、このように理解をしていただければいいと思う。ただし、あしたつくるという、そういうことではございませんよ。そのことを御理解いただきたい。
 それから、ふれあいいきいきサロン等について言われましたが、おかげさまで順調に進んでおるようです。一時、制度が切りかわったときがあるんです。少ない金額ですが、現金でくれ、領収書とか判ことか、そんなもん要らんがにせいというような話もあって、私は、少なくても公金ですよと。したがって、領収書もちゃんともらって、判こも押して、そしてやるのが普通ですよと。「こんなもん煩わしいから要らんわ」「そんならやめられ」という言葉を使った時期もあります。ただし、今喜んでやっておられて、43カ所もあるようです。今年は50カ所に増やす予定でございますので、ぜひ活用、利用していただきたい。ただし、これは補助事業でございますので、担当者の皆さんは、わずかな金でございますが、きちっと経理をしていかないといけないのではないかと、このように思っておるわけであります。
 ぜひこれからも体制づくりをしていただいて、これもボランティアですから、準備体制が必要ですし、集まる場所もそれなりに理解をしていってもらわなければ困ると思いますので、そのようなところについては、随時、民生委員さん等の御協力をいただいて開かれているようですから応援をしてまいりたいと、このように思っております。
 それから、給食サービスにつきまして、これも大変喜ばれておりますが、問題はボランティアですね。苗加苑でそういう施設を持っていますので、つくってあげますけれども、やっぱり車で一軒一軒配食しなければいけないわけです。喜んでおられるようですが、その面、ボランティア体制というものをつくっていただかなければいけない。ただし、今もやっていただいているんです。そのような人たちがまだまだ増えることによって私は増えるんじゃないかと、こういう気がいたします。
 今、おかげさまで、平成13年度は9地区でやって、30食余りでありましたが、南部デイサービスセンターの調整能力もございますけれども、いわゆるこれを配送する人たちのボランティア、このことを賃金に換算しますと、やっぱり宅配でしたら500円、600円取りますから、そんなことを思ってもらうと、とてもじゃないが、生活困窮者やひとり暮らしの皆さんは耐えられません。わずかな経費でありますが、そういうみんなで支える体制づくりがないと、やれやれとおっしゃってもなかなかできないのではないかと、このように思いますので、ぜひその点は西尾議員さんもボランティアに協力していただければありがたい、このように思っておる次第でございます。
 それから、合併問題も申し上げますが、手厳しく砺波東部小学校等について御批判があったわけです。このことについては今教育長が申し上げますけれども、建設するという計画で皆さんにお話をしてきました。大体の構想ができた。その構想も、西尾議員さんが入っておらるのかどうか知りませんが、議員さんも含めて、地域の皆さんも含めて構想を練ったわけでございますから、便所も悪い、あそこも悪いと言われますと、子供たちが萎縮しますので、あまりそんなことを言ってほしくないと私は思います。もっと展望に立った気持ちで言っていただかないと、批判ばかりではいけないと思いますので、御意見はちょうだいいたしますが、出町小学校と比較するとそれは問題になりません。あそこも悪い、ここも悪い、おらっちゃの学校はこんなに悪い、そんな気持ちでやってもらうと私はだめだと思います。ほかの小学校もみんなそんなことを言ってきますので、あまり批判ばかりしないで、構想ができましたので、教育長から言いますけれども、ぜひ建設する際には、いい意見を出していただくことが大切ではないかと、このように思います。
 それから、散居村ミュージアムについては産業建設部長からお答えしますが、財源等の問題もございますので、私から申し上げます。
 その中で特に、借金ばかり増えるじゃないかと、こういうことであります。確かに私の政策は借金を減らすことにあったんです。ただ、その後の借金については交付税で返ってくる借金がございます。その辺の度合いをよく調べていただきたいと思います。
 例えば補正予算債等については十分ちょうだいしました。その借金というのは裏負担がございますから、一律に借金でどうのこうのと言われても困ります。なおまた、今は昔のように5.5%とか6.5%とかの利率ではございません。もともと高いものはございます。ございますが、今は少なくても2%以下でございますから、その点では西尾議員さんが心配されることは毛頭ない。このことを理解していただきたいと思います。
 それから、この後も、先般から質問のございます健康づくりセンターや給食センター、それから砺波東部小学校、そして今御意見のあった北部福祉センター、これはやります。これも借金になります。ただし、冒頭に西尾議員さんおっしゃったように、暮らしや福祉や教育に私は向けているわけですから、要らんもんをつくったようなことをおっしゃるけれども、その点理解していただきたい。
 ただ、ミュージアムについては、県が農林水産省の認可を得て、砺波市にいかがですかと、こう来たわけですから、県、農林水産省の仕事だと理解してください。私どもは、せっかく県、農林水産省がおやりになるなら、サテライト事業として協力するのが当たり前。もしやるんだったら、私はちゃちなものはだめだと思う。議会の皆さんで反対されるかもしれませんが、やるんだったら、皆さんが魅力を感じ、活用し、利用できるものをやらなきゃいかんだろう、私はそう思っているんです。
 そして、貯水池等につきましては、いわゆる出町の町の水害を少しでも省きたい。下流に迷惑をかけないという意味でつくらせていただく。これも農林水産省へ先般行ってまいりました。このことについても国庫補助が入ることになっておりますので、ぜひ御理解をいただきたいと思います。
 なおまた、ついでに申し上げますが、例えば杉木地区で大きい区画整理事業をやっております。どこもこんなことはやっていません。昨年度の繰り越しを含めて、10億円今年だけでつぎ込むんですよ。この仕事が一斉に建設業者の皆さんに入り込んできているわけです。
 砺波市は、私はその意味で、随分地元の皆さんが土地を提供してすばらしいまちづくりをされる。それについて県と私どもが応援する。これはまたものすごい借金になるわけですが、その発展を考えて私は議論をしてほしいと思う。この不況の時代ですからなおのこと、下水道など増えている一面もございます。これも暮らしの問題ですよ。出町小学校も借金しました。それは増えましたよ。中身を見て、利率を考えて、借金、借金と言ってあまり怒らんといてほしい。私はそのことをこの際強調しておきたい。
 特にあなたは暮らしと福祉と教育、中身はほとんどそうじゃないですか。要らんことを私はやっているんじゃないんですよ。何でも批判してもらっては困ります。そのことを理解していただきたい。
 ミュージアムは今申しました。国、県がおやりになることについて、私はサテライトという立場でやるんだったらしっかりしたものをやりなさい、ちゃちなものは必要ないと、このように思っております。
 したがいまして、県が言いましたよりも田んぼを1枚余計買いなさい、いずれ駐車場が必要だと。いずれ市民農園も必要だろうと、そのように思って示唆をしておるところでございますので、十分御理解を賜りたい、このように存じております。ちょっと長くなりました。申しわけございません。
 次に、合併問題に行きます。
 12月議会までの合併協議会の設立に市民は納得しているのかについてでございます。
 2月の地区説明会で、議員が述べられたような意見等もございました。基本的には合併が必要であるというのが大半の意見だと、このように理解をし認識をいたしておるところでございます。大小は別でも、合併すべきではないかというのが大半の意見ではなかったかと、このように思っております。
 それから、法定協議会につきましては、平成15年3月がタイムリミットだと、このように思っているんです。できれば12月に設立すればどうかと、このように思います。したがいまして、随分これから忙しくなると、私はそのように思っております。ぜひそんなことでまとまればなと、このように思っております。その際には、議会の皆さんと十分議論をしてまいりたいということでございます。
 それから、合併協議会ということになりますと、相手の議会の議決、こちらも議決ということになりますので、もちろん西尾さんの意見も反映されるんではないかと、このように思っております。
 それから、準備会は密室協議しているんではないかということでございます。助役、担当課長で開催をしてまいりましたが、準備会の資料はあくまで内部検討の資料であります。それを持ち出してああだこうだと言われると、まとまるものもまとまりにくくなるんではないか、こんなことを思っております。いずれまとまった段階で、それぞれ首長に報告があると思いますので、そのときにはまとまったものとして公表してまいりたいと、このように思っております。あくまでも密室でございませんので、オープンする際にはオープンします。ただし、議論の過程の中で、いろんな資料が散逸して、いろんな批判があっても困るというのが私の考え方でございますので、その点、御理解をいただきたいと思います。
 それから、合併について住民投票の話もございました。これはあくまで議会が考えることでございまして、私が提案しても議会が受け付けないとだめですし、それから法定協議会の設置の際には、議会が否決する段階があるとすれば、それは直接請求とか何とかございます。
 そこで、私が言いたいのは、住民投票というのは、議会で住民投票の条例をつくらなければいけないわけです。いずれにしても議会がかむわけですから、私に向かって住民投票どうのこうのと言われてもちょっと困るんでして、その辺は議会の同意がなければ何事もできませんので、その点ひとつ御理解を賜りたい、このように思います。
 ただし、近ごろは直接民主主義といいますか、原発等では住民投票しようという話が議会で持ち上がって、そして住民投票する経緯がある。それはやっぱり条例がなければできませんので、そのようになる経緯はあります。私がもしやるとすれば、それはアンケートですよ。それは権限もないんですが、一つの考え方をまとめるには、例えば総合計画をつくるときに皆さんにアンケートを出してもらったと、そのことはわかります。合併等の問題についてはなかなか複雑さがございますので、アンケートを取りにくい一面もございます。ただし、任意の合併協議会ができた段階で、私は住民に問いたいと思う。そのときには、現場へ行って話し合った上で、民意がここに来ているなということになれば、議会に申し上げて法定協議会にするという、そういう手だてはすべきだと思う。順序としてはそんなもんではないかと、このように思っておるところでございます。
 以上、私からお答えを申し上げまして、あとは教育長、総務部長、産業建設部長、病院事務局長からお答えいたします。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 西尾議員の質問について、お答えしたいと思います。
 まず最初に、生活困窮者に対する対策でございます。
 当市の奨学資金については、優良な人材の育成を図るため、成績優秀であるが、学資の支弁困難な者に対し、予算の範囲内において、高等学校以上の学校に在学し、一定の条件を備えている者を砺波市奨学生選考委員会に諮って市長が決定し、奨学資金の貸与を行っております。また、経済的理由により就学困難な児童生徒の保護者に対する援助費を国の制度により支給しております。
 また、社会福祉協議会において、経済的理由などにより支援する制度があります。例えば失業によって生活の維持が困難となった世帯への離職者支援資金の制度、就学資金、これは無利子でございますが、そういった制度など救済措置があり、これらを活用することができるようになっております。
 御提案のありましたことにつきましては、事情については十分理解できますので、特別な事情がある場合は対応を検討してまいりたいと思います。
 次に、砺波東部小学校の対策でございます。
 砺波東部小学校については、児童数の増加に伴い、今まで校舎2回の増築工事を施工し対処してきたところですが、このたび3回目の増改築工事に当たっては、応急処置的な普通教室を確保する増築ではなく、学級数に対応した必要な特別教室数の確保はもとより、体育館、プールの改築や、ランチルームの新設を含めた学校施設の質的な改善も図りたいと考えております。
 特別教室の地域開放や体育館、クラブハウスの併設を行い、放課後児童クラブとの連携を含め、新しく地域連帯型の学校に生まれ変わることを目指していきたいと考えております。
 一昨年来、検討いただいた児童急増化懇談会を基本としながら、広く地域の皆さんや子供たちの意見も取り入れながら計画を進めたいと考えております。
 次に、チューリップ広場については、現在、学年集会を初め、さまざまな用途で活用されており、現校舎にあっては非常に大切な空間であります。
 平成15年度から校舎増築が完了するまでの間は、一部を普通教室として使用するため、その面積は縮小されることになりますが、増築後は改めて広場を確保したいと考えております。
 また、旧出町小学校から本年度移設予定のプレハブ建物については中庭に設置することとし、その用途については、学校現場の意見を聞きながら有効に活用したいと考えております。
 特別教室については、児童数の増加対策として、やむなく普通教室に転用するなどして、理科室、音楽室、図工室、家庭科室が1室ずつしかなく、不足を生じている状況であります。
 今回の増改築事業においては、学級数及び特別教室での授業が必要な時間数を考え、これらの不足分の教室を増築する必要があると考えております。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 総務部長 野村泰則君。
  〔総務部長 野村泰則君 登壇〕

◯総務部長(野村君) 西尾議員の御質問のうち、生活困窮者の対策についての中、ワークシェアリング事業や雇用創出奨励交付金の提案について御答弁を申し上げます。
 まず、病院を除く部局の超過勤務の状況につきましては、ここ5年間で、国体、選挙関係を除きますとほぼ同水準で推移しております。
 この超過勤務の命令は、臨時、緊急または短期的な業務において行うことを原則としております。例えば当初課税業務とか除排雪業務、チューリップフェアなどのイベント業務、年度当初の工事発注業務などがございます。効率的な職員配置を進めていく上ではやむを得ないところもあろうかと考えております。
 御指摘のとおり、我が国の産業構造の空洞化から高い失業率が続く中、深刻な雇用状況の打開策として、ワークシェアリングの手法が提唱をされているわけでありますが、砺波市役所におきましても、地域社会の就労マインドに応え、行政需要に見合った柔軟な雇用形態の推進を図る短時間勤務職員の雇用として、一部ワークシェアリングを行っております。
 具体的には、保育所職場において、近年、多様な保育ニーズに応える早朝あるいは延長保育の実施に対し、この時間帯の対応に短時間勤務職員を雇用しております。また、幼稚園職場におきましても、預かり保育等で同じ雇用を行っております。健康福祉職場においても、介護サービス、健診、レセプトの整理業務など、不定期業務に対して短時間勤務職員を契約雇用いたしております。
 しかしながら、市内企業におきましても、依然厳しい雇用環境にあることから、地域における雇用対策に一層配慮することとし、本年度予算で超過勤務手当を前年度比15%削減し、その一部を人事管理費において新たな雇用に振り向ける賃金として計上いたしております。この4月には、民間企業の中途退職者を臨時雇用いたしたところでございます。
 次に、超過勤務時間の削減につなげて、新しい雇用の創出を図るというワークシェアリングの可能性につきましては、具体的に、超過勤務となっている行政事務を専門外の臨時雇用でできる範囲があるのか、また、業務の変動性や定数管理上の課題も生じてまいりますので、各部局の実情を把握した上で、今後とも十分配慮してまいりたいと考えております。
 次に、離職者を雇用する事業所に対して、雇用創出奨励金交付制度を新設してはどうかとの御提言がありますが、既に、国におきましては、中高年の離職者を雇用した事業所に対し、新規成長分野就職促進給付金あるいは緊急就職支援者雇用開発助成金、それから緊急雇用創出特別奨励金等の多様な対応がなされておりまして、当市といたしましても、こうした制度の普及導入に努めるところでございます。
 砺波市におきましても、本年度も新たに緊急地域雇用創出特別交付金事業といたしまして、ITサポート事業等15の事業で49人の雇用創出を図ることといたしております。
 次に、介護保険料や税金の滞納者への対策について御答弁を申し上げます。
 市税の滞納額は、経済情勢を反映してか徴税に努力しておりますけれども、残念ながら、特に国民健康保険税の滞納繰越額の伸びは他の市税に比べて高い状況でございます。そして、社会保険を離脱した人たちが国保に移行されておりまして、国保加入者も増加しておる現状がございます。このことは、昨今の厳しい経済あるいは雇用情勢を反映しているものと考えております。
 このような情勢を踏まえまして、国民健康保険税の税率を改定して、20%であった医療費の資産割を平成9年度から順次引き下げをしてまいりました。今年度からはこれを全廃をするということで、住民負担をさらに軽減をすることにいたしました。
 御指摘の件につきましては、国民健康保険税の滞納者には、納税相談を通じまして分割納付を進めるとともに、広報等によりましてPRをするとともに、真に負担能力の低い被保険者に対しては減免措置を講じてまいりたいと考えております。
 資格証明書につきましては、法律により義務化されているもので、再三お知らせをしているにもかかわらず、納税相談に応じていただけない悪質な被保険者に発行しているものでございまして、御理解を賜りたいと思っております。
 今後とも、納税相談を通じて適切な徴収事務の運営に努めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 藪田康男君。
  〔産業建設部長 藪田康男君 登壇〕

◯産業建設部長(藪田君) 西尾議員さんの散居村ミュージアムの御質問の中で、最初に散居村ミュージアムの目的について答弁をいたします。
 県営田園空間整備事業砺波地区の基本計画におけるコア施設としての(仮称)散居村ミュージアムの設置目的は、屋敷林、伝統家屋に関する相談窓口や、保全活動を支援するボランティアの登録、派遣の窓口としての役割など、また砺波平野全体の生活や農業の歴史、文化を学ぶ施設並びに散居村に関する情報発信の拠点施設として位置づけられております。
 この基本計画に基づき、地元住民で構成する散居村保全委員会、地域懇話会並びに散居村ミュージアム検討会において、事業内容も含め、その自主計画について具体的な検討が行われており、昨日、市長からもお答えいたしましたとおり、解体移築されます業務棟や復元棟、体験田や調整池などの計画が検討されているところでございます。
 次に、ミュージアムの管理体制と維持管理費について申し上げます。
 建設を行った施設を維持管理していくには、当然、維持管理費がかかるわけでございます。散居村ミュージアムについては、砺波市だけの施設という位置づけではなく、田園空間整備事業実施市町村全体のコア施設として位置づけられており、広域的に運用される必要があると思います。
 去る5月28日に開催されました第2回田園空間整備事業となみ野地区推進協議会総会において、富山県から散居村ミュージアムの維持管理体制について、住民参画を前提とした法人運営の体制づくりについての提案があり、今後、県が中心となり検討が進められることと考えております。
 次に、第7次総合計画とミュージアムについてでございますが、第7次総合計画となみ21世紀プランの基本構想や基本計画の中には、貴重な散居村、屋敷林の保全活用を図るため、田園空間整備事業の実施について細かくは明示していませんが、うたっております。これは、県で作成されました田園空間整備全体計画が、平成13年3月と砺波市の第7次総合計画の策定時期と重なりまして、散居村ミュージアムの建設場所が計画の最終段階で決定したことになり、砺波市の第7次総合計画に掲載することが時期的に困難な状況にあったためであり、御理解をお願いしたいと思います。
 最後でございますが、財政計画について申し上げます。
 現在、田園空間整備事業で砺波市が関係いたします事業計画額は約11億1,500万円となっております。田園空間整備事業に伴う国の補助率は50%、県の補助率は事業の種類によって異なりますが、20%から25%と高率な補助体系となっております。
 また、散居村ミュージアムのアクセス道路についても、高率な補助事業として実施できますよう県へ強く要望を行っているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 病院事務局長 井上辰夫君。
  〔病院事務局長 井上辰夫君 登壇〕

◯病院事務局長(井上君) 西尾議員の質問の中のワークシェアリング事業や雇用創出奨励交付金の提案についてでございます。
 病院職員の超過勤務状況につきましては、平成12年度は1人当たり約10.5時間、平成13年度は12.2時間となっておりまして、これにつきましては、平成13年度の超過時間の増加につきましては、西棟完成に伴う病棟引っ越しや仮設外来への引っ越し、オーダリングシステム等の移行に伴うデータ点検等で、休日や夜間の時間外勤務が増加したものでありまして、平常は大体10.5時間ぐらいということであります。
 また、医師、看護師、医療技術員の超過勤務は、午後診察の延長や救急患者、容体の急変、緊急手術、手術の延長、分娩、解剖等、要するに患者様の症状によって伴うものでありまして、それを事前に把握して有資格者を確保することは難しいことでございまして、ワークシェアリング事業にはなじまない職種だと考えております。
 なお、病院では、新たな雇用、就業の機会を創出するため、国の緊急地域雇用創出特別基金事業を活用させていただきまして、病室、診察室、廊下等の照明設備清掃のため、6月から4人の雇用をお願いしているものであります。
 以上であります。

◯議長(高田君) 再質問を許可します。
 14番 西尾英宣君。

◯14番(西尾君) 安念市長に再質問いたします。
 散居村ミュージアムと市町村の合併の2点について伺います。
 ミュージアムの目的ははっきりしてきました。球根組合も近くにあり、観光客の皆さんに、水面に映るカイニョに囲まれた砺波のアズマダチを見せるためのもので、付随的に子供たちの遊ぶところとか、貸し農園とか、あるいは相談窓口などを考えておられますが、場所を太郎丸にされたのは高速道路のインターに近いからだと私は思います。
 財政面も含めてお伺いいたしますが、特に、いまだにはっきりしていないのは、維持管理費はだれが負担をするのか明確になっていないのです。チューリップ四季彩館は、維持管理費に1億5,000万円もかかっております。当初は福野町に計画されていましたが、なぜか断られ、砺波市へ来たものであるとのことです。当市としては、十分に検討して受け入れられたのか、私は大変疑問に思います。
 財政面でも、今いろいろとおっしゃいましたけれども、第7次総合計画の第1年度と第2年度の市債の計画を見て、私は大変驚きました。第1次、昨年つくられた平成13年度の計画では、平成15年度の市債16億円が、今年計画されたローリングによりますと、平成15年度の市債は25億円、何と9億円も増えているではありませんか。1年にこんなに増えた計画は一体今日まであったのでしょうか。
 どこで増やさなければならなかったのか調べてみますと、散居村ミュージアムに2億円、ふるさと農道に1億円、ミュージアムに何と9億円のうち3億円もの支出がされ、大変目立ったものです。
 そのほかに、砺波東部小学校とかいろいろありますけれども、第7次総合計画とは一体何だったのでしょうか。しかも、公債費比率が25%を超えることは明らかです。公債費負担比率は懸念され、監査委員の意見書においても「市債残高が過重となり、財政の硬直化を招くため、発行に当たっては後年度の財政負担を十分に見きわめ、できる限り抑制されたい」と監査委員は述べています。続いて、「住民の多様なニーズに伴い行政も多岐にわたっている。しかし、今、何が重要であるかをしっかり見きわめなければならない」と言っているのです。財政危機だと言われているにもかかわらず、今日の緊急経済の名のもとに、国や県の押しつけでこのような事業をしてもよろしいのでしょうか。
 第3セクター方式でやられるかどうかもはっきりしていないんですけれども、全国的には第3セクターは失敗しております。本来の地域住民の利益を守る、福祉を守るという自治体本来のあり方から、このミュージアムは外れておりますよ。よいものをつくらなければならないと、さらに田んぼ1枚を買ってやっていくということですけれども、まさに開発本位のおそれがあり、散居村ミュージアムについては根本的に見直しすることを求めます。
 次に、市町村合併について再質問いたします。
 準備会では、合併特例債の活用について話し合っているとのことですが、当市としての特例債で何を考えておられるのですか。合併すれば700億円もの合併特例債が使える、国が地方交付税で70%みてくれると言っておりますが、これも税金で返さなければなりません。
 合併した兵庫県の篠山市では、国から来る地方交付税が21億円も減ることが明らかになりました。現在、12市町村に交付されている地方交付税は240億円。ところが、一つの市になれば、篠山市の実態から計算しますと140億円、100億円も減るんですよ。
 国は、合併に伴う特例措置として、10年間は240億円を保障し、その後5年間かけて140億円に減らしますから、15年後には合併した新しい市で大リストラを強行しないとやっていけないことになりますよ。合併したあきる野市でも篠山市でも、サービスは高いほうに、住民負担は軽いほうに、最初の合併の年は合わせますよ。しかし、あきる野市では、合併した翌年には国保税1世帯2万円もの引き上げ、敬老金や無料スポーツパスを廃止し……

◯議長(高田君) 簡潔に願います。

◯14番(西尾君) 使用料や利用料を大幅に値上げしました。
 2月に行われた自治振興会での懇談会の中では、70名の発言がありましたが、合併に明確に反対している人は20名なんです。賛成の人は5名だけおられました。多くは疑問の声だったんですよ。市長は大半が賛成であったと述べておられますが、根本的に違いますよ。合併しない選択肢もあるということについて市長はどう考えているのかお伺いします。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 西尾議員の追加質問にお答えいたします。
 散居村ミュージアムについては、議員の皆さんにもある程度御理解をいただいておるものと、私はそう思っていまして、先般も御答弁を申し上げたところでございます。
 西尾議員さんは、どういう意味か知りませんけれども、反対、反対とおっしゃいますけれども、21世紀はまず環境を守るという時代なんですね。西尾議員さん、いかがでしょう。反対ですか。そうすると、そのベースとなる何かをどこかでつくらなければいけないのではないかなと、私はそう思うんですよ。そして、後世に残るカイニョがあって、若干の屋敷があって、前にも横にも田畑があってというような雰囲気づくりをこれからすべきではないかと。今、若い人たちはあまりアズマダチを好んでいないようでありますけれども、その意味の展示施設というのはあってもいいと思う。
 そこで、私も提案しているんですが、もう1つは、そのアズマダチについてリフレッシュをして、このような形で生活もできますよという、そういうことを後世の皆さんに伝える場があってもいいのではないか。そこも大いに寝泊まりして活用してもらう。
 何かお話を聞きますと、そういう場を設けろということで、はみ出してつくるようなことも提案されておりましたが、私はそれはいけないと。せっかくあるものをリフレッシュをして、台所も便所も風呂も活用して、そこで寝泊まりをして体験学習したらいいんではないか、私はそう言っているんですが、県営ですからどうなるかわかりませんけれども、そういう意味で、1つは保存地域で皆さんに見てもらう。自由に見てもらうんですよ。もう1つは活用してもらう。そういう体験型の場をつくりたい、このように思っているんです。
 ただし、せっかくやるんだったら、私はサテライトとして、今、多くの民具を持っております。貴重な民具であります。これらを展示することができないか、そんなことなどを思って、やるんだったら、皆さんが感心できるそういう場をつくりたい、こういうことを思っております。
 そこで、先ほども言いましたように、前に池をつくって、昔で言うドブですよ、それをつくって、できればホタルのすむようなドブにしたいと、こんなことを思っているわけでして、そういう展示をみんなで考えてつくり上げる。幸い農林水産省も理解をしております。県はそれでやるわけでありますので、その点は十分理解をして──最初の言い方では、散居村ミュージアム、わかりましたと言われたから賛成されたんかなと思ったけれども、球根組合から始まってまた反対の意見でございましたが、ぜひそのことを理解をしていただきたいと思います。
 基本的には、砺波の散居のよさを皆さんに知ってもらう。今、それぞれ家庭を持って住んでおられるところへ、さあどうぞというわけにはまいりませんので、公的に持つことによって、そこを活用、利用できるということで、全国に発信をしたい、そんなことであります。
 そこで、管理面でございますが、まだ十分詰めておりません。この後、十分詰めていきたいと思っております。確かにNPOという話もありました。現実的に、先ほど柴田議員からも質問がありましたが、NPOというのはまだ十分に育っていない、そういう状況ですから、それはなかなかできないのではないかという意見は私は申し上げてあります。いずれにしても、このことについては十分これから話し合いをしてまいりたい、こう思っております。
 それから総合計画、この間つくった中に入っとらんのではないかと。基本的に、砺波市が砺波東部小学校をやろうとか出町小学校をやろうとかという総合計画はきちっとできています。ただし、これは県営でおやりになるということで、サテライトの部分については入っているはずです。ただし本体は、あなたがおっしゃったように、福野町か井波町へ持っていきたいという話。どうぞと私はそう言っていたんですが、受け皿がないということで、兄貴分の私が受けた立場でそれは率直に認めます。認めますけれども、総合計画にあったなかったという議論は私はしたくないんですが、ただし、総合計画審議会に今回もお寄りいただいて、その説明をして、そして皆さん方にお話をして御理解をいただいていると思う。西尾議員さんだけ理解されておらんので、民主主義の原則から言うと、あんた一人の反対で議場を騒がすのはいかがなものか。いいですか、総合計画は出しました。総合計画審議会で議論しているわけです。審議会の中にも議員の皆さんがおられますし、そのことができ上がったものについては皆さんに配付してございますから、その時点で言われるのならいいが、今この時点でどうのこうの手違いと言われても困りますので、そのことを申し上げておきたい。
 それから、財源問題については、いろいろおっしゃるとおり、心配の向きもございますが、私は今のところ、国が認めていただきます、後から裏負担のあるものを重点的に借りているつもりでございますし、そのことで知事の認可をいただいております。借金を幾らしたくても、認可がなければ金が下りてきません。その面では、監督官庁がきちっと調査をして許可を与えてくれるわけですから、そう大きい声でおしかりを受けるようなことはないと私は自信を持って言えると思います。
 それから合併問題ですが、言われるように、幾つか失敗した例がございますから、それは十分私どもも念頭に入れていかなければいけない、このように思います。
 先般も、率直な話、総務省へ行ってまいりました。今、新しく担当官になられた山崎さんとお会いしました。こういう言い方はどうか知りませんが、「10、12大変ですね」とため息をつかれました。といいますのは、合併協議会をつくるにしても、10の議会がそれぞれ一斉に議決をするわけでしょう。そのときに、まちづくり計画、ほかにもいろいろございますから、それは「うん」という返事は、実はため息をつかれていました。それともう1つは、今おっしゃった交付税の問題。「交付税はパイは一緒ですね」と、こういう言い方をされた。今、12兆円規模のものが19兆円出しているようです。この規模は変わりませんということですから、合併してもそんなに増えてくるものではございません。ただ、10年間面倒みましょうという法的にはございます。ただし、小泉改革ですから、いつ改革をやるかわかりませんので、西尾議員さんが心配されることは私も心配しております。いいですか。多くのものについては「ふーん」と、いい悪いはおっしゃられなかった、ため息をつかれた。もう1つは、交付税について率直に切り込みました。「パイは一緒ですよ」と、こうおっしゃいました。増えてくるわけでございませんから。そうすると、おのずから御理解いただけると思います。その辺のところを議論していくべきではないか。
 ただし、私は、この機会に皆さんと議論をして、つながりのある、そしてこの前も申し上げましたが、相思相愛ならやるべきだと、このように思っておりますので、そのようにこれまでお答えをしてきたつもりでございます。その点も御理解をいただければと、このように思います。
 以上でございます。

◯議長(高田君) この際、暫時休憩いたします。

 午後 0時11分 休憩

 午後 1時03分 再開

◯議長(高田君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質問を続けます。
 17番 前田喜代志君。
  〔17番 前田喜代志君 登壇〕

◯17番(前田君) 私は、4点にわたりまして質問したいと思います。
 第1点は市町村合併について、第2点は生活困窮世帯の下水道整備について、第3点は高齢者保健福祉計画の見直しについて、第4点は新しい学校給食センターについてでございます。
 最初に、市町村合併についてお伺いしたいと思います。
 合併問題では4点にわたってお聞きしたいわけですが、1つは、合併のバブルに踊らされないで冷静な対応を求めたい。市町村合併で引き起こされる最も重要な問題は、住民自治の大きな後退です。行政区域が拡大し、人口が多くなると、共同体意識が希薄化して、自治の主体である住民が地域社会のことをあまり考えなくなり、他人任せになる傾向がどうしても強くなってまいります。これは、例えば各種選挙の投票率を全県で比較してみればはっきりとわかります。地方自治の主人公である住民が地域社会のことを考えなくなり、他人任せになってしまうことほど住民自治の後退をもたらすものはありません。そして、住民自治の後退は住民の声が自治体にだんだんと届かなくなり、住民と自治体の民主主義のパイプが細く細くなってしまうことによってももたらされると言えます。
 合併前に比べて住民の声が届きにくくなる原因の一つには、合併で行政組織の官僚化がうんと進むことにあります。行政が市民の利益よりも役所の利益を優先するような傾向、このような事例となったのが、今回の防衛庁の情報公開請求をめぐる個人リスト作成というこの事件。市民のことよりも役所の内々のことを気にかけるようになっていく役所全体の空気がだんだんと強くなるからであります。
 村役場よりも町役場、町役場よりも市役所、市役所の中でも大きな県都までになりますと、これは本当に官僚化が進んでいる。このように住民からは感じられているわけですね。
 自治体が大きくなればなるほど、行政が官僚的になることは全く避けがたいのであります。顔見知りの関係が機械的な対応にだんだんと変わっていきます。議員定数の削減でも、住民と議員との接触は一段と少なくなっていきますし、住民の声が反映されにくくなることは必然でございます。
 さらに、自分たちの自治体という実感が持てなかったら、自治体との距離が何キロあるかというような問題以上に、それこそ住民の距離感は全く違ったものに変わっていきます。役場の支所への格下げに伴う決定権限の剥奪も大変に大きいものでございます。直接請求のハードルの上昇など、地域における自治の縮小をもたらしてしまいます。
 合併する市町村の数が多くなればなるほど自治の縮小は格段に進むという、こういうことはちょっと考えればわかっていただけると思います。国の合併方針のあるなしにかかわらず、住民自治の前進につながるような、そして地域住民のためになるような、こういう合併はどんどん進めるべきでありますけれども、国のアメを気にした合併、合併に対する優遇措置というバブルに心が奪われてしまうというようなことでは、とんでもない間違いを犯してしまいます。金と引き換えに、住民自治のレベル低下を進めてしまうことになるからであります。これはやってはならない最悪の選択と言えるでしょう。冷静な対応を求めたいのであります。
 合併問題の2つ目は、財政基盤が弱体化していくという、この合併問題の発端の問題であります。
 合併直後は国からの交付金などにより、サービスは高い方に負担は低い方にと調整されますけれども、そのための交付金は3年間でなくなっていくわけです。すぐに財源不足になります。結果的には、徐々に低サービス、高負担へと変わっていかざるを得ません。合併から十数年後、膨大な借金の返済と広大な行政区域だけが残ったとき、それを維持していくための体力が一体どれだけ強化されているか。財政基盤を強化するためと打ち出された今回の平成の大合併。特例による財政支援を考えても、合併の16年目からの普通交付税は大幅に削減されてまいります。
 したがって、合併後、合併特例債を限度いっぱい借りますと、交付税が落ち込んでいくときに償還のピークを迎えることになるわけです。施設の維持管理費の増大もあわせて考えるとき、財政の硬直化が今以上に進むことだって避けられない。
 合併で財政基盤を強化するというのは、期限つきのアメ玉でしかないし、理論的にはこの根拠も完全に崩れております。むしろ合併を避けて、本気になって財政基盤を自力で強化していく方策を考えたほうが、市民の間にうんと活力が生まれてくるのではないか。財政基盤を強化する、こういう言葉にだまされて動くようではたまったものではありません。これも冷静に慎重に対応していかなければならない、このように思うわけであります。
 3点目には、これからのまちづくりは市の総合計画と広域市町村計画によってやっていくべきである、こういう観点からでございます。
 交通通信の発展によって、住んでいる市町村とは異なる市町村の会社で働いたり、あるいは学校に通ったり、あるいは買い物をしたり、市民の生活圏が行政区域を超えてどんどん広がりを持つに至っております。そのために、広域的な観点からのまちづくりが必要だし、だから合併なんだという説明もこの間ございました。しかし、生活圏が行政区域を超えて広がっているということと市町村合併とは全く別の問題でございます。
 これまでも、一部事務組合を設けて広域行政で対応してまいりましたし、今後もそういう対応は必要です。21世紀に入り、重要課題となっている二酸化炭素の発生抑制などの環境問題を考えたときでも、ごみの減量化、資源化に取り組んで、循環型社会づくりをうまく機能させて頑張っている、こういう自治体は、人口規模でも4~5万人の自治体、今再び、かつてのバブル期のような公共投資を考えるのではなく、スクラップ・アンド・ビルドを最小限に抑えて、地域で他の面で雇用を増やすことが大事なポイントになると思います。
 例えばですが、医療事故を防止するために、もっと世界水準に近い医療のスタッフを増員するとか、高齢者福祉、特に痴呆性高齢者や障害者福祉の分野の担い手をもっと増やす。そして地域の雇用を伸ばしていく。市民の安心、安全につなげつつ、安定した税収の確保にもつなげる、こういう元気なまちづくりに結びつけていくことです。
 また、「合併で一部事務組合をなくせます」などと考えて、行政の効率化にただただ追従していけば、ばかでかい面積を抱えて、規模の極端な拡大がかえって全体の行政サービスの効率性を低下させてしまうことだってございます。個々の自治体で住民自治を高めつつ、一部事務組合の仕組みを有効に活用していくのがむしろ最もいい選択と言えるでしょう。
 そして4点目の質問になりますが、10ないし12の市町村枠は果たして住民合意になっているか。これはなっておりませんね。合併協議会準備会合の軌道修正を求めたい、こういう点です。
 10ないし12の市町村枠で合併協議会準備会合が持たれております。新聞報道を見た市民の方が「やっぱり大合併になるがけ」と、こう聞いてこられるわけなんです。誤解を持たれないように、何のために準備会合を開いているか、その目的や会合の性格について市民にわかるようにしていかねばなりませんし、「いや、これは誤解ではなくて、10ないし12の市町村枠で合併した場合のまちづくりはどうなるか、本当に一生懸命検討しているんだ」こういうことであれば、議会がこれに賛意を示しているわけでもなく、行政の独走であると言わざるを得ません。その点で、ぜひ軌道修正をいただきたい。以上の点について明確な答弁を求めたい。
 2点目の生活困窮世帯の下水道整備についてでございます。
 生活雑排水の下水道などへの公共枡への接続工事あるいは水洗化工事、こういうものに生活困窮世帯の補助金交付制度を設けて、そして、どういう方でも地域の中で環境をよくしていこうという志の皆さんには、下水道に接続をいただけるような環境を整えなければなりません。
 被扶助世帯は、公共枡が設けられていてでも、宅内工事やトイレの水洗化に必要な工事費を工面できません。1戸当たり数百万円も投じた下水道工事にもかかわらず接続されないままで、せっかくの下水道施設が生かされていません。
 市は、県にも働きかけて、経費の半分ずつを県と市で折半して負担する、こういう「被扶助世帯水洗化設備等整備事業」の制度を新設いただいて、これを県に提案いただき、県が腰を上げない場合は、市単独でもぜひ制度化を図って、下水道への接続を地域全体で進めていただきたい。
 3点目は、高齢者の保健福祉計画の見直しについてでございます。
 高齢者保健福祉実態調査が行われておるわけですが、日本の平均寿命は男性が77.64歳、女性は84.62歳となっております。どうして世界一になっているか。これには、自然的環境、社会的環境、保健医療政策などいろいろ絡み合っていると言えますが、国内でも地域格差があります。そして県内でも格差があります。これは、自然環境なのかあるいは政策の差なのか、いろいろ考えるわけです。
 日本より平均寿命は低いけれども、健康寿命では日本より上位にあるよと、こういう国は、例えば寝たきり老人のいない国デンマークやスウェーデン、介護保険の先進国ドイツやオランダ、ゆりかごから墓場までの国イギリス、これら5つの国は、保健医療対策の総合順位では日本より上位にランクされている。このことからも、高齢者の保健福祉の政策はいかにあるべきか、これが元気で長生きの大きなポイントになってくる。
 そこで、自立、社会参加、ケアを受ける権利、自己実現、尊厳、こういう国連の高齢者福祉の5原則、こういう視点に沿って、今回の高齢者保健福祉に関する実態調査を分析いただき、砺波市も健康寿命の長い市になっていくために、分析結果を市民に公表して、今回の見直しで高齢者の保健福祉の先進都市になっていくような、そういう見直しをぜひやってもらいたい。
 そこで、市民の生の声を把握するために、地域懇談会などを開いてもらいたいという点でございます。全計画に数字だけを入れ換えるような見直しではなくて、住民参加をもっと取り入れて、この3年間に新たな高齢者の仲間入りをされたそういう皆さんももっと加わっていただいて、計画の見直しに反映させていく。今度の計画には自分もかかわったという喜びを感じてもらう。そして、元気な福祉社会をつくる原動力になっていくようなことにつながるような見直し作業を進めてもらいたい。そのために、地域でも懇談会などを持ってもらいたいという点についてでございます。
 この最後に、今、介護保険の事業計画についても新しく策定されていくわけですが、同時並行でぜひ保健福祉計画も進めて、そして明年の予算編成に反映できるような作業を進めてもらいたい、このように思うわけです。
 在宅医療の推進や入院から在宅へ移行後のケア体制、治療よりゼロ次予防、一次予防の強化、ケアの行き届く小規模施設、特に痴呆性高齢者のグループホームや、富山市で始まったような乳幼児、障害児、高齢者混在型のデイケアハウスなど、縦割りの制度に合わせるのではなく、地域のニーズに合わせた福祉に変えていくことなど、前の計画を1からつくり直すような、そういう決意で見直し作業に当たっていただきたい。この点でございます。
 最後に4番目、新学校給食センターについてでございます。
 基本設計の考え方はどうか。特に、食中毒予防対策では、従来の施設と新しい施設ではどこがどのように違っているか。国の示す厨房のモデル配置に対して、どこがどのように変えられているか。食材の検収、下処理、上処理、洗浄、消毒、保管、配送あるいは労働安全衛生、そして地域に開かれたセンターとしてどのような工夫がなされているか、このような点をお示しいただきたい。
 2点目は、幼稚園、小学校、中学校の3種類の献立方式をぜひ採用いただきたい。3歳児から中学3年生まで、12年にわたる子供たちのお昼御飯を提供する拠点がようやく今回新しくでき上がるわけですから、できることなら、中学生には中学生の、そして幼稚園には幼稚園の、その年代に合った献立を立てていただいて、望ましい食習慣がしっかり身につくように、そして自分の健康を自分で守っていくという力がついていくように、5,000食だから2,500食の釜2つあればいいねかというようなことではなしに、500食用の釜も用意いたしまして、3つのラインで3種類方式の献立で進める。こういう新しい学校給食センターをぜひ立ち上げていただきたいと思うわけであります。
 3点目に、アレルギー疾患などに対応する特別食の選択献立のできるそういう施設にならないか。食事内容の多様なニーズへの対応として、従来からも行事食やバイキング料理、外国料理などが取り入れられてきておりますが、最近はアレルギー疾患を持つ子供がなぜか増えてきております。
 過去には、そばアレルギーのために、命にかかわるケースもありました。卵がだめだとか、そばあるいは牛乳、大豆、魚介類、乳製品、食用油、いろいろ個々に違いはありますけれども、中学生にもなれば、ある程度自分で、これはすぐじんま疹が出るからだめだとか、自分で判断して食べないお子さんがおられるわけですが、幼稚園の子供にはなかなかそれもできません。
 松本市西部共同調理場では、小さい保温ボックスを用意しまして、弁当タイプのもので個々に対応されている。1万2,000人の共同調理場から、400人余りのアレルギー疾患の生徒さんに対応されている。しかし、毎日の食事ということではなくて、この献立のこの材料にという、こういう個々の問題で月に何回か、毎日対応しなければならない子供もおられる。片方では月に3、4回という子供もおられるわけであります。学期ごとの献立表をもとに、主治医あるいは学校と連携して、アレルギー疾患を持つ子供の希望に対応できるよう、決して大きいスペースは要らないんです。若干のコーナーを設けて、ガスコンロや水槽、調理台、冷蔵庫が置けるそんなスペースを取っていただければできるわけですね。人の配置も若干増強して、こういうアレルギー疾患にも対応した新しいセンターとなるように願っておるわけであります。
 以上、当局の答弁を求め質問を終わります。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 前田議員にお答えをいたします。
 まず、市町村合併について基本的な議論を拝聴いたしました。それぞれ今後参考にしていきたい、このように存じておる次第でございます。
 まず、合併の第1の質問は、大規模合併についての御批判です。
 今、大規模合併をするということになれば、地域的に随分広がりが出てくるわけです。住民自治の基本である自己決定あるいは自己責任、そういうものについては希薄化するのではないかということです。あるいは行政サービスの効率が低下するおそれもあるように私も感じておるわけでございます。
 したがって、私は、住民自治が低下しないで、住民の皆さんが喜んでいただける合併を進めていきたいと、このように思います。むろん、市民や議会には合併の方向等についていろいろ議論をしていただいて御理解をいただかなければならないと、このように存じておる次第であります。
 今、準備会を進めておりますが、若干批判もあったようでございますけれども、新しいまちづくりをどう計画したらいいか、今具体的に議論をさせております。市民や町民が、バブルじゃなくて、夢があり、健全なまちづくりを期待しておると思いますし、安心できる市役所、それも期待されておるような気がいたします。そのことなどを踏まえまして、基本的な問題でございますので、十分議論をさせていただきたいと思います。
 次に、合併による財政についてであります。
 確かに、合併特例債を出そう、交付税もみてやるということでございます。合併特例債については、充当率が95%で元利償還金の70%は普通交付税でみてやると、そのことも言われておりますが、私は使い過ぎで失敗された事例も本などで読みました。あるいは新聞紙上でも幾つかそのことについて指摘をされておりますので、財源についても十分議論をしていくべきだと思います。
 先ほども西尾議員から言われましたが、総務省の担当者そのものから、「交付税のパイは一つですよ」と、こう言われたことについて実はショックを受けているわけです。国の財源は、御存じのように不足をしております。交付税の原資は、昔は3税であったんですが、今5税であります。今、計算上、5税から出てくる財源は12兆円だそうです。ただし、いろいろ約束があるもんですから、今、19兆円出しているようです。これがさらに大きくなるとは考えられないという、その数字はおっしゃらなかったんですけれども、パイは同じですよと言われますと、私も財源については考えもんだと。
 したがいまして、皆さんが喜ぶ合併であっても、過大な計画であってはならないと思います。ただ、政府ですから、10年間約束してくれるということでございますので、それは少し保障してくれるんではないか。ただ、10年以降はどうか。据え置き期間があって、それから利子などがあって、いよいよ元本を払うときに、そのことが加味されないようではたまったもんではないという気がいたします。
 したがいまして、よっぽどその点については検討していくことが大事だと思いますので、前田議員のおっしゃるとおり、その件は慎重に構えて、そして皆さんが喜ぶ合併ですけれども、過大なまちづくり計画とはどんなものか。
 そこで、今、総合計画でそれぞれ立てております。これは、財源も考えてそれぞれの事業計画を出しているわけですから、私はその上に若干の合併特例債は加味してでも、それ以上のものは過大になったら最後、市民の苦しい負担になるような気がいたしますので、責任者としては十分考慮すべきではないかと、このように思っておるわけでございます。おっしゃるとおり、その点は十分議論をしてまいりたいと思います。
 次に、一部事務組合を活用したらということです。私もこのことについては賛成をいたします。今、一部事務組合では、ごみであり、消防であり、農業共済であり、いろいろ効率的に進めておるんではないかと思います。
 介護保険に至っては、大きい市がそれぞれカバーをしているというような一面もございます。だから、中核都市として若干負担増はあっても、これは議会の皆さんや市民の皆さんは御理解をいただけると思いますけれども、私はその意味で、砺波広域圏や砺波介護保険組合の良好な関係をこれからも続けることが大切だと、このように思います。
 さらに、今、任意でありますけれども、医療圏、福祉圏、各町村と提携をしながら、話し合いで、あのおばあちゃんは福岡町のあそこへ行ったらどう、福光町のやすらぎ荘へ行ったらどうという調整会合をやっておりますので、これらも相互に関連がございますが、大切にしていきたいと、このように思います。
 なお、もう1つ考えられることは、これらの提携をすることによって、これは市営でありますけれども、広域圏の事業でございませんけれども、総合病院がその意味で私は市として中核都市として大いに任務を発揮しているんではないかと、こんなことさえ思うわけでございます。これと一部事務組合とかかわりはございませんが、いずれにしても、良好な関係でございますので、大切にしていきたい、このように思っておるわけでございます。
 次に、準備会についての御批判がございましたが、合併協議会を設置するに当たりまして、合併協議会を議会の議決をいただいて決めるとなると、議長あるいは首長が1対1でやり合いする。それはあかん、これはよい、これは過大過ぎというのはいかがなものか。事前に議論をしてやることが必要ではないかということで、県が示したパターンで、まず研究会で、お互いに合併というものの認識を高めて、私は先般も、「砺波市は2月にみんなPRしましたよ、賛成、反対は明確ではないけれども、ほぼそういう意見について私どもは申し上げましたよ、皆さんはどうですか」という話をかけて、今それぞれの市町村がやっておりますから、やっと皆さんが今そのように立ち上がってやっておられます。早いところもございますけれども、そのようにおっしゃっておられますから、それはあくまでも、任意であろうと合併協議会まで持ち込む時期ではないという私の判断で皆さんにお諮りをして、準備会で内々議論したらどうかということを提案したわけでございます。
 したがいまして、基礎的な事項として、本当に内々でございますけれども、まちづくり計画、合併特例債の活用方法あるいは住民サービスとその負担について、いろいろ事務的に本音で話し合う。
 したがって、中間的に今やっておりますので、これをオープンにした場合どうなるか。庄川町がこう言っていた、福野町がこうだった、砺波市がこうだったと個々に要らん判断をしていただいて、要らん批評をされてもいかがなものかということを思って、この協議を内々進めさせていただいておるわけでして、その点は十分御理解をいただきたいと思います。
 なお話し合いがいろいろ出てきた段階では、それぞれ首長に報告をしていただくということになると思いますので、その点は御理解をいただいて、誤解のないように。密室でやっているわけではございません。
 なお、会合が終わった段階で、助役から各マスコミに対してそれぞれ内容等について紹介をしております。そういうこともございますので、その点はひとつ理解をしていただきたい、このように思うわけでございます。
 いずれにしても、内々でありますが、激しい議論がこれから始まるものと、このように思っておりますので、その点は、絶対密室ということではなくて、一生懸命に勉強をやっているなということで御理解いただきたい、このように思うわけでございます。ぜひ誤解のないようにお願いをいたしたいと思います。
 次は、高齢者保健福祉計画でございます。このことについては、3年ごとに見直すということになっております。といいますのは、高齢化もだんだん進んでまいります。したがいまして、計画というのは常に変化をしていくわけですから、見直さなければならない、このように思っております。
 幸い、県において、先般実施されました介護保険高齢者実態調査というのがございます。介護保険事業計画の見直しのためでございますけれども、中には保健福祉計画の部門も幾つか入っておりますので、今月末ごろにはその結果が出ると思います。したがいまして、その結果を私どもも分析をさせていただいて、この後の高齢者保健福祉計画をつくり上げていきたいと、このように思っておるわけでございます。そういう作業をこれから進めさせていただきたい。そしておっしゃるように、元気な老人がたくさんおられる、そういうまちづくりを目指していきたい、このように思うわけでございます。
 そして、計画の見直しに当たっては、地域懇談会を設置したらどうかということでございます。基本的に賛成ですが、このことについて、例えば各地区で懇談会の趣旨は賛成なんですが、17地区そういう懇談会をつくってやるのがいいのかどうか、まだ判断しておりませんが、それよりも、直接今、老人クラブの役員さんだとかケアマネージャーあるいは私どもから行っていますホームヘルパー、それらの皆さんの意向がもっともっと確実に入ってくるんではないか。そして、実際に介護しておられる皆さんの意見も吸収できるんではないか。もちろん、介護されておる皆さんの意見を聞く必要はありますが、遠慮される部分もありますし、わがままな一面もあると思う。それよりも、民生委員さんだとかケアマネージャーの皆さんだとかホームヘルパーの皆さんだとかそういう人たち、そして広くは老人クラブの役員の皆さんに御意見をという土壌をつくったほうがさらにいい提案があるんではないか、このように思います。
 専門家ばかりではなくて、本当に現場で働く皆さん、そういう人たちの意向を聞いて集約をし、いずれこれはこの計画書をつくる策定委員会がございますので、そこへも出しますが、そして第三者の意向も聞きますけれども、おっしゃるように、地域懇談会方式の趣旨に基づくような場をつくっていくことが私は大切だと、このように思いまして、御意見等については尊重をさせていただきたい。そしてすばらしい計画を策定をさせていただきたい、こう思っておる次第であります。
 なおまた、介護保険計画と一緒にやったらどうかというような話もあったようでありますが、私も連動しないと意味がないと思う。ただし、12市町村という中での介護保険計画でございますので、そして、うちは福祉も含めて、保健も含めてですから、少しは差異があるかもしれませんが、それは整合性がなければ意味がないと思っておりますので、そのように指示してまいりたい、このように思っております。
 次は、学校給食センターについて申し上げます。
 おかげさまで、地元の関係者の御協力によりまして、現在地に近いところで同意をいただきましたので、建設を進めさせていただきたいと思います。そして、この基本的な考え方等につきましては、学校長さんとかPTAだとか給食主任、学校医、派遣栄養士など、そして現場で働く調理師の皆さんに施設検討委員会をつくっていただきまして、いろいろ提案をしていただいたわけでございます。
 厨房設備の基本設計を先般行いました。入札ではございませんので、それぞれアイデアを出していただいて定めたわけでございます。基本的には、文部科学省の衛生管理基準に沿った安全かつ衛生に配慮したものでございますし、もう1つは、省力化といいますか省エネといいますか、そういった機能も含めたものと、このように思っておるところでございます。
 先般、3月の議会で松本昇議員からも質問がございましたが、そのときにもお答えしましたように、1つは、ウエット方式からドライシステムになりますから、衛生的にもよくなりますし、作業員は長靴でなくてズック履きで作業ができるということです。
 2つ目は、野菜、肉、魚類等の交差汚染を防ぐために、検収から調理に至るまでの食材の流れを別々にする、そういう流れ方。それから、オーブン、フライヤーなどで調理する加熱調理食品については、中心温度が確認できる、そういう施設でなければならないということでございますので、そのような機能が働くような施設づくりをするということです。
 それから、よく議会でも言われておりましたが、安全性の高い食器、したがいまして、ビニール製から強化磁器にかえたいということで、少し重くなって運んだりするのが大変なようでありますけれども、それが一番安心だと。そのようなことで企画をして、全体的にそれが反映しますから、洗うにしても運搬するにしても全部影響しますので、そのように切りかえたわけでございます。もちろん、幼稚園、小学校、中学校の成長期に合ったサイズにしなきゃいかんということでございまして、そのことも加味をいたしております。
 それから、子供たちが2時間以内に食べられる、そういう体制づくりにするために、調理能力を3,000食から5,000食に増やした、そういうスペースを考えているところでございます。それから、温度管理のできるサラダ調理室なども設けております。あるいは、近ごろは「地域に開かれた」という言葉がよく使われるんですが、施設を見学できるコーナーやセンターの栄養士による栄養教室もできるスペースも考えました。また、近ごろは地元の皆さんが野菜を運んでくれます。今、20グループぐらいに協力をしていただいておるわけですが、それらの窓口なども考えたり、それから情報化の時代でございます。コンピューターがそれぞれ稼働するような、そういうものを考えていくべきだということで、それに対応できる施設なども考えたわけでございます。
 3月よりも一歩進んだことで決めさせていただきましたので、今回、発表させていただいたわけでございます。
 献立その他につきましては、教育長と水道部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 前田議員お尋ねの、幼・小・中3種類献立方式ということ、それからアレルギー疾患などに対応する特別食の選択献立のできる調理施設をという、この2つについてお答えします。
 献立作成に当たりましては、栄養士と調理師との協議のみならず、幼・小・中の給食主任の先生方に集まっていただいて、毎月協議をして作成をいたしております。例えば、幼稚園と小中学校のカレーの辛さを変えたりなど、幼稚園児が食べにくい場合や、反対に中学生に不向きであれば、献立を違わせたりして、柔軟に対応しております。したがいまして、設備的に3本立ての調理ラインを設ける必要までもないと考えております。
 次に、アレルギー症状を持っている子供が、今年度は幼稚園で5名、小学校で49名、中学校で31名います。副食については、学校の先生と保護者が協議をして、一部のアレルギーを発症する副食を除いて食べております。給食の環境や雰囲気に工夫を凝らすため、バイキング給食とか選択させるセレクト給食等を積極的に取り入れていますが、選択をする場合は、事前にどれを選択するのか個別に要望を聞く必要があり、学校におきましても事務的に大変複雑になることが予想されます。
 アレルギー食は個人によってそれぞれ症状が異なるため、個々の症状に合わせた献立に見直して、個別に調理できる設備を設け、さらには専任の調理員が必要となるなど、共同調理場での導入は大変難しいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 水道部長 紫藤健一君。
  〔水道部長 紫藤健一君 登壇〕

◯水道部長(紫藤君) 私のほうから、生活困窮家庭の下水道接続についてお答えを申し上げたいと思います。
 現在、砺波市では、生活保護世帯、38世帯が住んでいらっしゃいます。公共下水道、農村集落排水の供用区域で7世帯の方がいらっしゃいます。受益者負担金、下水道料金につきましては、条例の定めるところによりまして、100%の減免といたしております。しかしながら、まだ接続世帯はございません。
 厚生労働省の生活保護世帯に対する住宅扶助基準により、水洗便所改造に対する費用を支給対象とすることができることになっておりまして、限度額18万1,500円となっております。まずもって、この制度を利用していただくことが本旨かなと考えております。
 おっしゃるとおり、トイレの水洗化接続には多額の工費が必要でございます。扶助範囲が異なりますが、現在、実施されておる中で、在宅重度身体障害者住宅改善助成につきまして、一定基準の範囲内で住宅のバリアフリー化に対して助成措置がされる制度がございますが、またこれには便所の水洗化も助成対象となっております。この制度を生活保護世帯にも拡大できないか要望してまいりたいと思っております。それからまた、拡大できない場合は、新設できないか要望していきたいと思っております。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 17番 前田喜代志君。

◯17番(前田君) 教育長から学校給食センターの関係につきまして2点答弁いただいたわけですが、まず幼稚園、小学校、中学校の3種類献立方式は、現在でも献立を工夫してカレーの辛さを変えるなど対応しておられるという、現在の施設でできる最大限の工夫をいただいているというふうに理解しているわけですが、今度は新しく建てていただくわけで、今、単独校でならできるけれども、センターであるためにできないと。単独で幼稚園に給食室がある、単独で小学校にある、中学校にあるという、これはそれぞれに応じた献立で対応するわけですね。でも、うちはセンターで今日まで来て、そしてここで新しく生まれ変わろうというときに、これまで、本当はこんな設備ならこんなこともできた、あんなこともできた、たくさんの思いがセンターの中にあるわけですけれども、小学校なり中学校なり幼稚園なり、それぞれの年代に応じた献立を立てるという場合にも、限られた施設の中でやっていくわけで、100%違う献立をつくるか、1品だけでも変えた献立をつくるか、そういう工夫もあると思うんです。
 それで、1品あるいは2品、中学校と幼稚園では献立が違う材料を使っているという形の中で、できるだけ単独校の調理に近い状態で対応いただけないか。そして、そういう材料の種類が増えれば当然、それをつくるために確かに調理員も今までよりも余計手間がかかるということになります。しかし、個々の学校で全部単独方式でやっていることから思えば、ものすごく安上がっているわけですから、その辺を今回思い切って、全面新築されるわけですから、こんなときにしかできないものは、初めの実施設計の段階で見直しをいただなかないといけないと思う。
 それで、すべてのラインを3本立てにしようということでなしに、その中に複線をちょっと設けるだけで3通りの献立に対応できるような工夫をいただけないかという、こういうことなんです。
 それと、アレルギー疾患につきましても、さっき質問の中で若干申し上げていたわけですが、松本市西部共同調理場の場合でも、1万2,000人の中で400人ほどおられる。しかし、毎日対応しなければならない人というのは1人、2人なんだと。週に3回とか2回とか、月に4~5回とかというようなお子さんが30人ほど。あとの人はよほどのときしか該当しないとか、そういうことで、個別といいましてもある程度調理をパターン化できるということで、そんなにたくさんの手間をかけない。それから、全く違う献立になるような、材料費がものすごく高くつくような格好にしないで、その日に使えるあるいは翌日に使える材料のほんの一部で対応できるような形でアレルギー疾患のスペースを設けてやっておられるわけで、ぜひ今度の新しい設備になるときの間取りの取り方、ここに全くゆとりがなければ、次に対応しようかなと思っても、全面改築をやらなければそこに組み込めないということにならないように、やっぱりスペースを確保するときは今からやらないとだめだということで、基本設計はでき上がっている、今度、実施設計なんだというこの境目で、ぜひ教育委員会として判断いただきたいなと、こういう率直な思いで質問させていただいておりますので、ぜひ教育委員会として再検討いただきたいと思っておるわけです。
 教育長にもう一回その辺、100%私は求めておるわけじゃなくて、せめて8割ぐらいのところで頑張っていただけないかという質問なので、よろしくお願いします。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) アレルギー食について答弁申し上げます。
 現在、先ほど申しましたように、4小中合わせると大体100名の子供たちにアレルギーがあります。調べてみますと、牛乳が飲めない、卵がよくない、当市の場合にはそばのアレルギーは出ておりませんでしたが、そうしますと、この料理を1食つくるのに、それに牛乳も使ってはいけない、卵類も使ってはいけないということになりますと、その子たちのものは全く材料を別にしてつくらなければアレルギー対策にならないわけです。
 そうなるとどうしても、それを煮炊きする釜も、野菜を刻む機械も、洗浄も、すべてかえなければいけないわけです。そうすると、たったの100食と思いますけれども、我々の家庭のことを想像してみますと、お客さん100人に料理を出すときというのは、相当のスペースと材料、手間、しかもそういう子供の体によくないものを与えるということで、一々専門の医師から指導を受けなければいけないわけです。そうすると、前田議員さんのおっしゃっている、新しく建つ前に少しスペースを考えてゆとりを持たせておけば、いざというときにそれに対応することができるじゃないか。100%要求しているんじゃありませんよとやんわりとうまくおっしゃっておりますけれども、具体的に考えてみると、今申し上げたような大変なことになるわけです。
 今まで、子供たちにそのようなことを怠っていたために、学校給食がもとでアレルギーがひどくなった、うちの子供の体が大変都合が悪くなったということは一度もございません。それは保護者と担任とがよく相談して、「先生、うちの子は牛乳が飲めませんのでやめさせてください」「わかりました」そういうふうな個別の対応で今まで措置をしてきているわけです。
 そこで、おっしゃっている意味は十分にわかるんですけれども、その後の人件費だとか、すべてのことを恒常的に対応するとなると莫大な費用がかかるわけです。今ほど、そんなことを言ったところで、単独校方式から見ればうんと安くつくじゃないかというふうにおっしゃっていますが、今の時世では単独校方式で給食を続けていくほどのゆとりはどの自治体にもないというふうに思っております。
 そこで、大変申しわけありませんが、アレルギー症についての子供の食事のとらせ方については、十分に調理師、栄養士、学校医とも相談をしながら、現在の体制でやってまいりたいと思いますので、よろしく御理解のほどをお願いいたします。

◯議長(高田君) 以上で、通告による質問並びに質疑は終わりました。
 ほかに質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 質疑なしと認めます。
 これをもって、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております議案第46号から議案第51号まで、平成14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)外5件及び報告第3号 専決処分の承認を求めることについては、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。

◯議長(高田君) 次に、日程第2 「有事法制三法」案を直ちに撤回することを求める請願書については、お手元に配付してあります請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。

◯議長(高田君) これをもって本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明15日から20日までの6日間は、委員会審査等のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(高田君) 御異議なしと認めます。よって、明15日から20日までの6日間は休会することに決定いたしました。
 なお、次回の本会議は6月21日午後2時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 2時02分 閉議



平成14年6月定例会(第2号) 議事日程・名簿

     平成14年6月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
  第1 議案第49号から議案第51号まで、工事請負契約の締結について外2件
     (提案理由説明)
  第2 市政一般に対する質問、並びに議案第46号から議案第51号まで、平成
     14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)外5件及び報告第3号
     から報告第8号まで、専決処分の承認を求めることについて外5件

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   6月13日  午前10時02分  開議
   6月13日  午後 3時04分  閉議

1.出席議員(20名)
   1番 飯 田 修 平 君     2番 林   忠 男 君
   3番 柴 田   智 君     4番 齊 藤 源 秋 君
   5番 寺 島 良 三 君     6番 江 守 俊 光 君
   7番 松 本   昇 君     8番 池 田 昭 作 君
   9番 石 田 隆 紀 君    10番 高 田 隼 水 君
  11番 村 中 昭 二 君    12番 堀 田 信 一 君
  13番 山 岸 銀 七 君    14番 西 尾 英 宣 君
  15番 宮 木 文 夫 君    16番 柴 田 豊 明 君
  17番 前 田 喜代志 君    18番 吉 澤 邦 麿 君
  19番 松 本 恒 美 君    20番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 野 村 泰 則 君

                   産業建設
 民生部長 津 田 俊 祐 君    部  長 藪 田 康 男 君

                   企画調整
 水道部長 紫 藤 健 一 君    室  長 堀   秋 博 君

 検査室長 宮 井   正 君    総務課長 吉 田 孝 夫 君

                   社会福祉
 財政課長 永 田 俊 満 君    課  長 今 井 孝 夫 君

 商工観光              上水道
 課  長 有 若   隆 君    課  長 安 念   茂 君

                   病  院
 病院長  北 野 喜 行 君    事務局長 井 上 辰 夫 君

 教  育
 委員長  長 久 太 郎 君    教育長  飯 田 敏 雄 君

 教育次長 喜 田 豊 明 君    監査委員 畑   尚 之 君

 監  査
 事務局長 永 井   進 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

 事務局長 古 井 勝 久      主  幹 舘   賢 一

 調査係長 田 嶋 和 樹



平成14年6月定例会(第2号) 本文

1.会議の経過
 午前10時02分 開議

◯議長(高田君) これより本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。
 日程第1 議案第49号から議案第51号まで、工事請負契約の締結について外2件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) ただいま追加提出いたしました議案について御説明申し上げます。
 議案第49号から議案第51号につきましては、工事請負契約の締結について2件及び財産の取得について1件であります。
 工事請負契約の締結につきましては、「(仮称)砺波市立太田保育所建設工事」及び「砺波市地域イントラネット基盤施設整備事業伝送路工事」に係るものであります。
 また、財産の取得につきましては、今ほど提案いたしました「伝送路工事」に伴い、ネットワーク機器一式を購入するため、それぞれ法令の定めるところにより議会の議決を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(高田君) この際、暫時休憩いたします。

 午前10時04分 休憩

 午前10時23分 再開

◯議長(高田君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 日程第2 市政一般に対する質問、並びに議案第46号から議案第51号まで、平成14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)外5件、及び報告第3号から報告第8号まで、専決処分の承認を求めることについて外5件を議題といたします。
 これより、市政一般に対する質問並びにただいま議題となっています議案に対する質疑を行います。
 通告により発言を許します。
 5番 寺島良三君。
  〔5番 寺島良三君 登壇〕

◯5番(寺島君) お許しをいただきましたので、先に通告しました4項目について、質問と要望をさせていただきます。
 まず最初に、市町村合併についてお尋ねします。
 合併問題については、3月の定例会でも質問させていただきましたが、再度、合併までの具体的な計画について、2点ほど質問と要望をさせていただきます。
 まず1点目は、合併協議会の設立についてお聞きします。
 合併協議会の前段階として、砺波地区12市町村助役レベルで組織されている「合併協議会準備会」は、実際に合併するか否かにかかわらず、各市町村それぞれの立場でお互いに理解し合う上で大変有意義であると思いますので、なるべく多くこのような話し合いの機会を持つべきであると思います。
 また、担当課長レベルでのワーキンググループで研究を重ねられ、負担やサービスがどう変わるか、また合併後の新市で行うべき福祉、教育、環境、都市基盤、産業などの事業について具体的な素案づくりをされていると聞いております。これについては、各地区で実施された説明会の中で出されました市民の皆様の意見や要望にこたえるものにしていただきたいと思うわけですが、それはどのような内容になっておりますでしょうか。
 また、広域圏のリーダーとして砺波市が準備会のイニシアティブをとっていくのであれば、本年度中に設立予定の法定合併協議会について、何らかの具体的な段取り案を作成する時期に達していると思われますが、市ではこの点についてどのようにお考えなのでしょうか。準備会の会長である今井助役は、法定協議会にかかわらず任意の協議会を含めて検討したいとのお考えですが、その点についてもお聞かせください。
 2点目は、合併までの長期計画についてお聞きします。
 3月の定例会で市長の答弁では「市民が期待し、喜ぶ、そういう地域づくりのための合併が望ましい」とおっしゃっておられました。このような合併を市民の皆様のために行っていくのが、我々と行政側の役割でありますが、そのような合併を実現させるための具体策については、明確な方法や提案といったものが乏しいように感じました。
 合併特例法の期限内の平成17年3月末までには合併しなければならないという現状を踏まえ、本年から平成17年度までの合併長期計画を策定するべきであると思いますが、合併のかじ取り役として、砺波市ではそのような長期計画の作成をされているのでしょうか。また、合併後の移行時期においても、何らかの問題が生じることが予想されると思いますので、そのようなことも想定した上で合併長期計画を作成していただきたいと思います。
 また、合併に関する協議については、今は水面下で調整されているようですが、内容の公示には慎重を要すると思いますが、議会といたしましても、合併問題について勉強会などを開き、いろいろと議論を進めているところです。今後、合併を進めるに当たっては、議会の考え方も含めて協議会に臨んでいただくようお願い申し上げます。
 次に、田園空間整備事業についてお尋ねいたします。
 本事業は、御存じのとおり、となみ野散居全体を屋根のない博物館とする事業計画です。この事業は、なかなか夢のあるものではありますが、景観保存には住民の皆様一人一人の協力なしでは実現不可能な難しい事業内容であるとも言えます。特にこの事業を進めていく上で、砺波平野に広がる美しい散居景観の中に、現在の住まいやライフスタイルをどのように取り入れていくかが大きな課題となるように思われますので、この点を中心に4項目について質問をさせていただきます。
 まず1点目は、団地と景観保存についてお聞きします。
 近年、砺波市内、市郊外では、新興住宅地と言われる団地が増加しております。砺波市に新しい世帯が増えることは、過疎化や高齢化が進行する現代社会において、市の財源を支える意味でも、また公共事業を活性化させる上でも、大変恵まれた状況であると言えます。しかし、他方では、若い世代の住空間の中心となっている団地は、田園の中にぽつぽつとある屋敷林に囲まれた散居景観を壊す要因にもなっています。団地が散居景観を壊さないようにするためには、例えば団地周辺を木々や緑で囲み、一つの団地を大きな屋敷林のようにイメージさせ、散居景観とうまくマッチするようなものにしていくなどの工夫が大切ではないでしょうか。
 これからは、団地と散居景観保全のための措置を行政側から講じていく必要があると思いますが、その点についてどのようにお考えでしょうか。また、専門家による提案、調査等もお考えなのかお尋ねします。
 2点目は、現在、屋敷林を保有している家屋の保存に係る制度ですが、屋敷林を持つ散居住宅に住んでいた世帯の中には、新築、増改築に伴い、屋敷林を伐採して現代的な住感覚を求める人々も増加しています。屋敷林を何とか伐採しないで、引き続いて維持管理をしてもらうため、その費用に対し補助金交付制度が実施されますが、市民の皆様からの問い合わせや申し込みはどの程度あるのでしょうか。また、散居景観保存を図るために、新築や増改築の際に、屋敷林を保有していた住居やアズマダチの伝統的家屋の新築、改築に対して、有利な融資制度や行政面からの補助金の支給等を行うことも検討していく必要があると思いますが、この点についてどのように考えておられますでしょうか。
 3点目ですが、散居村ミュージアムの活用、利用方法についてお聞きします。
 本年度より県の指導のもと、散居村ミュージアムの整備が進められています。この施設には、伝統的家屋の新設や古家屋の移設2棟を計画していると聞いておりますが、これを単に観光PR的なものだけにしてはならないと思います。実際に地元に住んでいる市民の皆様に、散居の屋敷林や住居が砺波の気候や生活の知恵から生まれたエコロジカルですばらしいものであることをもっと知ってもらい、屋敷林や散居景観を保全していくことの大切さを再認識していただくことが最も重要だと思います。
 それは、単に伝統的家屋や屋敷林を守ることだけを強調したものではなく、現代のライフスタイルにマッチさせた散居住宅のモデルハウスやリフォームの例を展示したり、もっと暮らしやすく親しみの持てる散居住居の工夫を提案する場としても検討していただけないでしょうか。伝統的なものをうまく取り入れながら、実際に住んでみたくなるような現代散居住宅を考えていただくことも、今後は大切なのではないでしょうか。
 この点を含め、散居村ミュージアムが、散居景観の保存と普及啓発を図っていく上で、情報発信施設として活用されるべきであると思います。市ではどのような考えでしょうか。また、散居村ミュージアムの活用と利用方法について御説明を願います。
 4点目は、田園空間整備事業の広報プランについてお聞きします。
 このような景観事業計画を進めるに当たっては、住民の皆様の理解と協力が不可欠であります。本事業内容を多くの方に知っていただき、理解していただくためには、となみ野散居村全体を屋根のない博物館にするという夢のある事業がどのように進められているか、住居や屋敷林の維持管理にかかる経済的負担の軽減を図る制度について、わかりやすく説明した広報パンフレットの作成が必要になると思います。また、散居景観の変貌を年代ごとに写真で見てもらったりして、市民の皆様にこの事業の必要性について認識を高めてもらいたいと思いますが、市では本事業の広報活動についてはどのようにお考えでしょうか。具体的な方法についてお答えをお願いします。
 次に、市道鹿島荒高屋線の歩道延長について要望いたします。
 砺波南部小学校より鹿島交差点までは、昨年中に歩道新設をしていただきましたが、鹿島交差点から荒高屋側は整備されておりません。ここは道路幅が狭い上、歩道もなく、歩行者にとっては大変危険な状況です。また、この道路はスーパー農道と交差しており、自動車の通行量が多いところでもあり、特に児童の歩行や中高生の自転車通学が多いところであり、朝の通学時には、一般の通勤者の自家用車や大型トラックの通行と重なり、事故発生が心配される箇所でもあります。
 また、砺波南部小学校の通学路のみならず、福祉センター苗加苑、南部デイサービスセンターなどに通じる道路で、高齢者の通行も多い地域の人たちの主要な道路となっております。
 つきましては、早急な安全対策が必要でありますので、この区間の歩道新設をお願いします。財政的には大変厳しい状況ではあると思いますが、市としての見解はいかがなものでしょうか、お聞かせください。
 最後に、介護保険制度についてお聞きします。
 高齢化がますます加速する中で、本人や家族が抱えてきた介護の不安や負担を社会全体で支え合う介護保険制度ですが、2000年4月に始まり2年余りが経過しました。保険料については、介護保険事業計画の見直しに応じ、3年ごとに設定されることになっております。したがって、平成15年度には保険料の見直しがなされると思います。高齢者人口の増大、施設の増設、サービスの増加などで保険料の引き上げが懸念されるところですが、どのような見直し計画がなされるのかお聞かせください。
 今後、保険料を据え置き、行政側の負担を削減し、介護保険を利用する市民の皆様に合理的で質の高いサービスを提供するためには、在宅介護の充実が不可欠だと考えます。富山県は、介護サービス利用者のうち施設利用者の割合を示す人数施設率が全国的に高いと聞いております。当然、1人当たりの合計費用額も高くなっておりますが、当介護保険組合ではどのような数値になっておりますでしょうか。
 在宅介護を伸ばしていくためには、要介護度が重くなっても、自宅で介護サービスを利用しながら生活を継続できるような環境を整備することが必要になってきます。そのためには、利用者のニーズや家族の状況に応じ、必要なサービスを組み合わせた複数ケアプランサービスの充実と支援をすることが大切になるのではないでしょうか。それに伴い、今後、ショートステイ、デイサービス、ホームヘルプサービス、生活支援ハウス等の充実がさらに必要になっていくと思われます。また、施設入所申込者に対しては、十分な調査をし、実態を把握した上で、適正な施設入所の指導も必要と考えますが、今後の計画と市の見解をお聞かせください。
 次に、介護サービスについてお聞きします。
 シルバーサービス振興会の調査で、介護保険が始まった2000年4月から昨年12月までの間に介護サービスに絡んで全国で741件の事故があり、そのうち訪問介護サービス中に起きたものが約7割を占めると報道されておりました。今までに当圏内での事故の発生状況はどうでしょうか。こうした介護事故についての報告ルールや対応と事故予防のためのマニュアルはできているのでしょうか、お尋ねします。
 また、介護保険サービスホームペルパー派遣には、砺波市ヘルパーステーションと民間業者があります。利用者の中には、市より直接派遣されてくるヘルパーさんと民間事業者から派遣されてくるヘルパーさんでは、サービスの質に差があるとの声を耳にしたことがあります。また、市のヘルパーさんを希望しても空きがないので、民間業者のヘルパーさんにしているとの声もあります。これはごく少数の声かもしれませんが、そのようにサービスの質に差が生じることは、利用者に対して公平なサービスを提供するという点で問題があります。
 民間事業者に対しても、行政側からヘルパーさんの研修や利用者の生の声を反映する調査を実施するなど、指導及びチェック体制はきちんと確立されているのでしょうか。具体的にお聞かせ願います。
 今後とも、すべての利用者に公平で質の高いサービスを提供し、不安のない在宅介護の実現をお願いいたしまして、私の質問を終わります。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 寺島議員にお答えをいたします。
 まず、町村合併についてであります。
 町村合併につきましては、何度となくこの議場でも議論をしてきたところでございますが、今回は制度的な進め方等についての質問でなかったかと、このように存じておる次第でございます。
 初めに、法定協議会の設立に関して具体的な段取りなどについてでございますが、現在、12市町村による合併協議会準備会を4月から開催をして、2回開催をいたしておまります。先ほども何度も開催しなさいということですが、各関係の皆さんともよく協議しながら進めさせていただければと、このように思っております。
 そこで、準備会について、その基本的な内容は何かということでございますが、せっかく合併するとすれば、やっぱり夢のある合併でないとだれも見向きはしないのではないか。その意味で、まちづくりをどうするか、その計画をみんなで持ってくる、そして議論することが大切だと思います。そして、住民にメリットがあるような形を考えなきゃいけません。その意味で、今をときめく合併特例債等について、その活用方法などをみんなで話し合う。それぞれの市町村でそれぞれの要望があると思う。ただし、それぞれみんな大きい建物などをどんどん言われても、そんなに財源があるわけでございませんから、その辺は事務的な議論の場だろうと、このように思います。したがいまして、この合併協議会の準備会は私は重要だと、このように理解をしております。
 それから、さらに住民のサービス。サービスを多くすることによって負担が多くなる、その辺の限度をどう考えるかという議論も事務的にやっていただかなければいけないと、このように思っております。
 したがいまして、今、各市町村から平成14年度から平成26年まで、どんな町ができるか、みんなで出し合って議論をするという場になっていることを御理解いただきたいと思います。
 それから法定協議会まで、合併特例法の期限を念頭に置きまして、手続などを考えますときに2年かかります。先般も総務省に行ってまいりましたが、これまで合併された経緯からいいますと、法定協議会ができて合併まで平均して22カ月かかるそうです。したがいまして、2年間は必要だと思います。そうしますと、正式の合併協議会は平成15年3月が私はタイムリミットだと、このように思っております。
 したがいまして、でき得れば、私は法定協議会創立前に任意の協議会をつくって、そして、この間、市民にも合併の様子をやっぱり伝えなきゃいかんと思う。もう短時間かもしれません。各市民に、先般も回りましたが、もう一回りもして市民の理解を得なきゃいかん。そこで理解が大半得られるとすれば、そこで議会とも相談をして法定協議会という、そういうスケジュールになるのではないかと、私はそのように考えております。
 次に、合併後の長期計画。そのことについても今準備会でやっておるわけですが、それは重要だと、ぜひ考えろということでございます。そのとおりであります。したがいまして、先ほども申し上げましたように平成15年3月の法定協議会、そして、今、法律的には平成17年3月が実は合併の期限なんです。それを考える場合には、今申しましたような措置で考えまして、その間、今言われた長期計画、できれば市民が喜ぶようなまちづくり計画というのをつくらなければいけないと、このように思っておるわけでございます。
 今ちょうど大変難しい時期でございますが、いろいろ調整をさせていただいて、今申し上げましたことにつきまして、ごもっともなことでございますので、十分議論をしながら、合併後にさらに問題が生じないように。議員各位も先進地を視察されたようでありますが、何かまだ合併後も種々問題が発生したり、あるいは先般の総務省の話では、任意の合併協議会ではなくて、法定の合併協議会で議決を得て、相手もわかって、それでも相離反した例もあることを聞いてまいりました。だから、そんなことのないようにしていくことが大切だろうと、このように思っている次第でございます。
 それから、議会の考え方を含めてこの協議をするようにと、当然であります。今もそのように私は率直に議会の皆さんに申し上げているわけですが、やっぱり合併によるまちづくりが見えてくるという、そのことも大事でございますし、十分議会の皆さんの御意見をいただいて、そして住民が幸せになるような、そういう合併の進め方をすべきだと、このように考えているわけでございまして、議会は全然軽視もしておりませんし、皆さんの発言をこれから大いに期待しますし、いよいよ法的でなくても、任意であってでも、その場合にはもう相手が決まるわけですから、議員の皆さんにそれこそ大奔走していただきたい、このように思っておりますので、ぜひよろしく私のほうからお願いをいたしたいと、このように存じておる次第でございます。
 次に、田園空間整備事業について申し上げます。
 「となみ散居村ミュージアム計画」について、その重要性も述べられました。この事業は県営事業ではございますけれども、私は大きい基幹事業と、このように実はとらえておるわけでございます。
 そこで、団地と景観保存についての提案もございました。ご意見もございましたが、砺波平野に広がるこの散居景観、これは我が国を代表する農村の原風景だと、このように思っておりますし、次世代に継承していくことが私どもの重要な任務だと、このように心得ておるわけでございます。先般も、全国散居村連絡協議会を開催いたしまして、関係市町村がこれらの散居村の保存をお互いに確認し合ったところでございます。
 なおまた、議員が御指摘の、近ごろは住宅団地もできて屋敷林に包まれたすばらしい景観が失われていると、このようにおっしゃいましたが、当の五鹿屋でもそのような状態が発生しておりますことは、嘆かわしいという言葉はあれですが、でき得れば、もしつくられても森のある団地計画をすべきだろうと、このように私は思っております。
 田園空間整備事業の意義などについて十分、パンフレットや、フォーラムを開催いたしまして普及啓発を進めていきたい、このように存じておる次第でございます。
 また、花と緑のまちづくり条例や生け垣の補助制度も持っておりますので、花と緑に包まれた美しい地域を形成するように指導していきたいと、このように思います。したがいまして、開発等がございますときには、開発審査会において、このような景観を保持するような緑花協定などを締結させていただければありがたいと、このように存じておる次第でございます。
 いずれにしましても、私どもがここで議論するのではなくて、実際に事業者やあるいは開発行為の皆さんともパートナーシップでよく話し合いをしながら、景観保存をするのが私は重要なことだろうと、このように思っておるわけでございます。ただし、それぞれ個々の財産権がございますので、もう懐へ手を入れるような、そんな行為までなかなか行政はできません。したがいまして、今申し上げましたように、この気持ちを訴えてパートナーシップで地域を守る、そういうことにしていけばと、このように思っておりますので、今後とも御協力をいただきたいと、このように思うわけでございます。
 なおまた、散居村のよさ等につきましては、専門家も調査されまして、この住居空間というのはすばらしい、湿度も温度もすばらしい空間であるということが証明されております。したがいまして、このことについても十分住民の皆さんに、従来住み慣れた皆さんはさほど感じていないと思う。しかし、このデータを示して、いい環境ですよということをよく皆さんに申し上げることが大切ではないか。幸い、そのように専門家で調査をされて発表されましたので、これらを活用させていただきたい、このように思うわけでございます。
 それから、屋敷林等につきましていろいろございましたが、今話し合いの上、県とも協議をいたしまして、新しく屋敷林の枝打ち等につきましては、県が4分の1、市が4分の1、合わせて2分の1になりますけれども、あまり大きい金額ではございませんが、補助金を出すことにして景観を守りたいと、そのように存じておる次第でございます。
 なおまた、これをつくるに当たりましては一つの協定が必要です。事業対象部、例えば五郎丸の4区なら4区、あるいは6区なら6区の皆さんで話し合いをする、その協定も必要になってまいりますので、そのことについては、その地域の皆さんと十分話し合いをして、我々はこのように大切にするんだという認識に立つならば、私どもも御支援を申し上げていきたいと、このように思っておるわけでございます。
 それから、伝統的な家屋でございますアズマダチのリフレッシュ等々につきましては、先般新しく融資制度が出てまいりました。歴史・文化継承住宅融資制度というのが実は出てまいりましたので、これらを活用するようにまた指導をさせていただきたいと、このように思うわけでございます。
 次に、散居村ミュージアムの内容、活用、利用等について申し上げます。
 今、設計するに当たりまして、議論をしている最中でございます。一つは、寺島議員もおっしゃいましたように、解体をして現存する、そういう施設をづくりをする。もう一つは、解体のものについては現代風にアレンジをしてリフレッシュをする。そういう施設づくりを今考えられておるわけでございます。したがいまして、リフォーム棟と復元棟とございます。
 復元棟は、もともとのものをそのように保存して歴史的な遺産として考えなければいけないだろう。したがいまして、多くの民具などを持っておりますけれども、それも配置をして、参考物件といいますか、そのように勉強の場にする。もう一つは、本当に生活できる。そして、皆さんもそこで生活できる。台所も使う、お風呂も使う、そういう体験の場でもありたい。このように実は私もこのことを提案いたしておりまして、そのように恐らくなると思いますが、ただし県営でございますので、予算の関係などございまして、私の思うとおりにはいかないと思いますけれども、そのようにしていきたいと思っているところでございます。なお、このことについての性格やあるいは御意見もいただきましたので、尊重させていただきたいと、このように思っておるところでございます。
 なお、今計画しておるところにつきましては、太郎丸地区でございます。用地買収に入って地元の御協力をいただいておるところでございますが、幸い球根組合とも近いわけでございます。先ほど、観光資源であってはならないという話でございますが、私は逆に大いに観光の皆さんに来ていただいて、そしてチューリップ球根も買ってもらう、花卉のよさも知ってもらう、緑のよさも知ってもらう、そして交流する、体験する、そういう場であればと、このように実は思っておりますので、そのように考えさせていただきたい。その点は寺島議員と若干違うかもしれませんが、そのように考えるべきだろうと、このように思っております。
 次に、これらにつきましてのプラン、広報でございます。
 もちろん、おっしゃるとおり、そのようにしていくことが大切であると思っておりまして、幾つかのパンフレットを用意しておりますし、今提案のありましたことにつきまして、具体的に述べられておりましたが、参考にさせていただきたいと、このように思っておるわけでございます。
 なお、次世代に対して理解を求めるということは、まず私は小学生あたりにこのよさを知ってもらうことか大切だろうと思っておりますので、県とも協議いたしまして、散居村の生い立ちや、その暮らしや、屋敷林の重要性、それらを教える副読本をつくって全部配布したいと、このように思っております。ソフト事業として重要なことだと、このように思っております。
 それから、でき得れば、今検討いたしておりますが、砺波平野の伝統的な行事やあるいはすばらしい景観、これらを理解してもらうために、カレンダーをつくって、市内だけではなくて、広い皆さんに、あるいはお客さんにあげたらどうかということも思っておりますので、そういう意味での普及啓発活動を進めさせていただけばと。なおまた、いろいろ御提案がございましたので、それなりにまたお聞きをいたしまして、参考にさせていただくことをお願いを申し上げまして、私の方のお答えといたします。
 なお、その他の質問につきましては、民生部長、産業建設部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 民生部長 津田俊祐君。
  〔民生部長 津田俊祐君 登壇〕

◯民生部長(津田君) 寺島良三議員の御質問のうち、高齢者福祉の充実についてお答えを申し上げます。
 御質問の要旨は、介護保険事業についてでございます。
 まず、介護保険の現状と今後の計画についてであります。
 砺波地方介護保険組合では、本年度は第2期の介護保険事業計画策定の年度に当たりまして、現在、平成15年度から平成19年度までの5カ年計画について、計画策定委員会のもと懇話会も組織され、策定作業が鋭意進められているところでございます。この計画の中で、平成15年度から平成17年度までのサービス利用量等を推計し、今後3カ年の保険料が決定されるわけでございます。この保険料改定に影響を及ぼす要素といたしましては、後期高齢者、いわゆ75歳以上の高齢者の増加、特別養護老人ホーム、老人保健施設等、施設の増床整備、在宅サービスの増加等が考えられるわけであります。特に当組合圏域内の施設は、国が示している計画基準を超えて整備が予定されていること、また在宅サービスの利用が伸びていること、さらには国の65歳以上の1号保険料の負担割合が今回から17%から18%に引き上げられること等により、今回保険料の改定が見込まれると予測されております。
 寺島議員御指摘のとおり、人数施設率、すなわち施設利用の割合につきましては、いずれも全国と比較いたしまして高くなっておるわけでありますが、施設1人当たり給付月額は、全国平均が32万1,000円に対して富山県が31万2,000円、組合では31万3,000円と、いずれも全国平均を若干下回っている状況であります。これは施設整備が進んでいる富山県では、全国に比較して介護認定度が低い場合でも、入所しているということがあると言われておるわけであります。
 次に、施設整備を進める一方、在宅介護サービス基盤の整備の必要性、重要性について御指摘でございますが、利用者のニーズや家族の状況等に応じて利用できる在宅サービスの充実は、介護保険制度が本来目指しているところでありまして、今回の事業計画の見直しにおきましても、12市町村圏域内の利用動向等を推計して計画数値が盛り込まれていくということと思っておるわけであります。
 現在、市内のショートステイやデイサービス施設につきましては、定員に近い利用状況にあり、今後の利用増に対応するために、砺波市といたしましても、介護保険事業計画の見直しに連動しながら、そのサービスの基盤の整備促進について、平成15年度、国、県への重点要望事項として載せておるわけでございます。
 なお、生活支援ハウスにつきましては、介護保険制度外の福祉サービス施設でありますが、虚弱なひとり暮らし老人等の要援護高齢者対策として、あわせて建設整備が必要であると考えておるわけであります。
 次に、介護事故についてでございますが、この報告の義務規定はなく、自主的に事業者の判断で事故報告することとされており、場合によっては介護保険法第23条によって保険者が必要と認めたときは、居宅及び施設サービス事業者に文書で報告を求めたり、職員等に質問や紹介ができることになっておるわけでございます。組合圏域内では、平成12年度から13年度までに施設のほうから2件の事故報告があったと聞いておるところでございます。
 なお、事故防止のマニュアル等は特に定めていないが、県が主催する研修会等に積極的に参加し、事故防止等に努めているとのことでございました。
 次に、御指摘のような、市と民間事業者とでは、訪問介護、ホームヘルプサービスについての質的差異は基本的にはないものと考えておるわけでございます。現在、定期的に開催している地域ケア会議の中で、民官問わずお互いに情報交換を行うなど、介護技術の習得に向けて今後さらに交流を深め、サービスの質的向上に努めているわけでございます。
 また、サービスの内容チェック体制でございますが、介護保険組合が設置している相談員制度があり、不安のない介護とその機能を受け持っているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 藪田康男君。
  〔産業建設部長 藪田康男君 登壇〕

◯産業建設部長(藪田君) 寺島議員さんの鹿島荒高屋線の歩道延長について答弁をいたします。
 市道鹿島荒高屋線は、南部小学校への進入路となる県道本町高木出線交差点から市道五郎丸高堀線鹿島交差点まで、平成11、12年の2カ年にわたり、歩道の拡幅について、地元の協力をいただきまして用地買収を行い、350メートル余りの区間において、現道の西側に3.5メートルの歩道を設置してまいりました。
 御質問のありました歩道の設置されていない鹿島地区から荒高屋地区に至る間につきましても、歩道の幅員が狭隘で、大型車両や一般車両などの通過交通量も多く、特に朝夕の通勤通学時間帯には、園児、児童などの歩行通園・通学者や、生徒などの自転車通学者などの交通弱者の交通安全対策が早急に必要であると認識をいたしております。
 また、昨年9月に五鹿屋地区で開催されました市長と語る会や、先月地元の五鹿屋地区より出されました要望の際にもお答えいたしましたように、市では当該路線の歩道の設置につきましては、第7次総合計画の中での要整備路線として位置づけており、来年度より測量などの調査に着手し、平成16年度より着工したいと考えております。
 今後、用地の取得や物件の移転など、地元からの御協力をいただきまして、事業の進捗を進めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 4番 齊藤源秋君。
  〔4番 齊藤源秋君 登壇〕

◯4番(齊藤君) お許しを得ましたので、通告に従い、市政一般についての質問と若干の要望をさせていただきます。
 まず、教育関連問題についてであります。
 学校週5日制の実施に伴う懸念事項への対応と地域学習支援センターの充実についてであります。
 今年4月から学校週5日制が完全実施となり、土曜、日曜が連続して必ず休みとなるとともに、学校では教育課程も完全実施され、ゆとりの中で生きる力を育み豊かな人間性を培うということであります。
 これは、これまで学校が学力向上を中心的な役割としながら、いじめや不登校、非行などの生徒指導上の問題から、しつけや基本的生活習慣の形成、目まぐるしく変化する社会に対応する能力の育成に至るまで、どれもが重要だと認識しつつ、いずれにおいても成果を上げるべく努力をし今日に至っておりますが、もはや多様化する教育的ニーズのすべてに応えることはできず、家庭や地域が応分の責任を果たしながら、共同作業として、社会的課題として子供の教育を考えなくてはならないという時代を反映して、ゆとりの中で生きる力を育むという教育改革に大きな期待を寄せる保護者や市民も多くあります。しかし、家庭においては、中・高校生の受験生を持つ親は学力確保に懸念を持ち、小学校低学年の児童を持つ親は、休日に子供の面倒を見るのが困難であるということなど、さまざまな課題を抱えてのスタートでありましたが、2カ月を経過しました。
 この間、児童生徒は土曜休日をどのように過ごしているかについての実態を伺いたいと思います。また、県内の共働き率は58.3%で全国3位と高く、子育てを実家に協力してもらっている家庭が多くあり、祖父母にこれ以上負担をかけられないという親もあります。小学校低学年の児童の共働き家庭の実態はどのようでしょうか。授業時数の削減や指導内容の厳選から、子供たちの学力確保への不安の声に対する対応として、学校の授業内容や方法に変わったところがあるのでしょうか。
 これを機会に、子育てや子供の将来について、親や親子のほか、地域においてもとことん話し合うことが今何よりも大切であると私は考えます。それをサポートするために、4月より発足した地域学習支援センターを充実して、地域の生涯学習を推進していかなければと思っています。この制度の概要と推進対策について伺います。
 これまでも、学校と家庭や地域の連携の必要性のほか、家庭での話し合いなどさまざまな努力がなされてきているのですが、実施段階での懸念や不安に対しての対応や実態についてお尋ねしました。また、この懸念事項について早く理解が得られるよう、当局に積極的な啓発活動を進めていただくよう要望します。
 さて、学校支援についてですが、現在、学校の負担をいささかでも軽減するための協力や援助を惜しまないという関係のPTAがあります。子供たちの健全な成長を図ることを目的として、PとTが密接な連携を保ちながら必要な活動を行う団体なのですが、教師と保護者という利害関係がつきまとう特別な関係とも思われますので、これを好転させる方法として、市民を加えた三者の関係でこれを構築することが大切ではないかと思いますが、いかがでしょうか。
 現在、家庭、地域が支援するという形でありますが、これからは相互に主体者として、その特性や責任の所在を認め合う対等の関係であるべきと考えます。学校でできることがあります。地域だからできることがあります。家庭にしかできないこともあります。それらを明らかにして、子供の教育という一点の目標に向けて効果的な連携を進めたらと思うのです。PTAは学校に子供を預けている以上、協力するのは当然で、学校の方針や意向を受けてその実現を支援する。学校の後援会組織的性格が強いが、学校支援組織とするには市民を加えなくてはと考えるわけであります。未婚者、子供が未就学の人、子供が卒業した人たちなどで学校支援組織を構成し、子供たちの健全な成長を図るために必要な教育、地域活動を推進していくことを提案します。
 次に、学校での動物飼育の実態と専門家の派遣についてであります。
 県内の小学校では、命の尊さなどを学習するという目的で、全小学校の97.8%で金魚、ウサギなどを飼っているが、飼育の仕方などに不安があり、飼い方の指導や病気の治療に56.2%が指導者の派遣や相談機関が必要としているというアンケート結果が報道されておりました。
 動物、植物を学校で飼育することは、自然とのふれあいを深め、それらも自分たちと同じように命を持っていることに気づき、生き物への親しみと大切にすることができるなど、育てる不安、期待のほか、喜びなどを味わうため、子供たちの生活には欠かせない大切な教材であります。
 しかし、可愛がって上手に育てないと、観賞や観察が中途半端に終わり、教育効果も期待できないと思います。教職員に飼い方や病気の予防と処置の体験がなくては指導目標が達成できないとともに、児童への指導のほか信頼も得られないことになります。専門家への相談や指導が気軽に受けられるようにすべきと考えます。
 市内の幼稚園、小学校では、適切な飼育管理が行われていると思われますが、動物飼育の実態と飼育方法の相談希望の有無や専門家の派遣体制はどのようになっているかについてお伺いします。
 さて、次には、環境問題についてお尋ねをします。
 不法投棄防止と不法放置、ポイ捨て対策についてであります。
 消費者にエアコンなどの4品目についてリサイクル費用の負担を義務づけ、循環社会を目指して「家電リサイクル法」が施行されて1カ年余りが経過しました。
 不法投棄や各種の廃品投棄も懸念され、昨年9月に不法投棄防止パトロール隊を結成し、計画的に庄川河川敷や庄東山間地のほか、ごみステーションなどをパトロールして監視したり、ボランティアグループが庄川河川敷で清掃活動を実施し放置自転車などの粗大ごみを集めておられますが、監視員の報告等から、不法投棄の現状はどのようかお尋ねします。
 また、市民総参加の「ごみゼロ運動の日」を4月7日として、市内一円に「アキカンと優しい気持ちは捨てないで」をテーマとして環境美化活動が実施され、路肩や田畑に捨てられた空き缶、瓶類のほか、燃えるごみ類が雑草が生い茂る前に収集され、きれいな環境が戻ってきましたが、この運動を5月末より早められたことによって、その成果と市民総参加の実態についてお伺いします。
 しかし、その後も、心ない少数の人たちによって、路肩や空き地に空き缶、空き瓶類が捨てられており、食事後に捨てられた空き折などがカラスにつつかれて散乱しているのを見かけることがありますが、私は、心ない大人のマナーの悪さを腹立たしく思いながら収集することがあります。この後始末は、多くの市民のボランティアと当局による実践や啓発活動によって対応し処理されているわけですが、絶えることがありません。また、雑草の生い茂る空き地に放置されている車や機械類を見かけることがありますが、この実態はどのようかについてもお伺いします。
 生活環境の保全及び公衆衛生向上の面から見ても、清潔さを害していると思われる箇所もあります。「花のまちとなみ」として、公共の場所も私有地も、美しい生活環境と健康で快適な生活を確保するため、改善もしくは撤去等の勧告を早急にすべきであります。廃棄物の投棄・放置の勧告と禁止条例等制定について、どのようにお考えかお伺いします。
 次に、庄川の河川水流量の現況と地下水涵養対策について伺います。
 砺波平野をつくり上げた庄川は、広く砺波地区民の生活を潤ってきており、特に砺波市民に水を恵み、アユなどの淡水魚を育んでくれるなど暮らしに多大な恩恵を与えています。今年の4月ごろにはかなりの流水量がありましたが、最近、ごく少ない日もあります。
 庄川は、岐阜県荘川村の烏帽子岳が水源で、降った雨が庄川に集まる範囲は、3市5町7村の約1,190平方キロメートルの広さで、そのうち山地が72.7%を占めているとのことでありますから、水量が調節されて計画的に流されているとすれば、雨量の少ない季節でも水量が減らないと考えます。昭和14年の合口ダムのほか、幾つものダムが完成し、流れる水量が幾重にも調節されるようになったほか、農業用水、工業用水、上水道としてダム取水口より導水される水量が多いため、年間を通して本流の庄川に流される水が減少しているのでしょうか。特に、庄川右岸の護岸災害復旧工事中に一時低下した地下水位が、工事が終了した昨年2月より徐々に回復したと聞いております。
 このように水の流量に変動があると、地下水の低下に影響があるのではないか。また、アユなどの淡水魚の生活にも影響があるのではないかと、懸念の声があります。
 そこで、庄川への水流量は年間を通してどのような計画になっているのでしょうか。また、増水期や渇水期はどのように対応されているのかお伺いします。さらに、庄東地区の観測地点における地下水位はどのように変化しているのでしょうか。さらには、河川や農地を利用しての今後の地下水涵養対策について、どのような考えのもとに行われているのでしょうか、などについてお尋ねをします。
 以上、市当局の答弁を期待して、一般質問を終わります。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 齊藤議員にお答えをいたします。
 私から、まず庄川の流量とその現状、地下水涵養対策等について申し上げたいと思います。
 庄川の重要性については述べられたとおりでございますし、これからもすばらしい河川をみんなで守っていかなければならないと、このようにまず思っておる次第でございます。
 庄川は流域で1,180平方キロメートルと聞いております。水系には、現在、治水、利水を目的としたダムが17カ所築造設置をされております。現在、利賀ダムを建設中でございますことは御承知のとおりであります。
 砺波平野を流れます庄川の水量については、庄川の合口ダムで調整をされております。下流へは最低常時毎秒8.35トン放流することになっております。これは、御存じのように、いろいろ問題のあった小牧ダム築造の際に、昭和5年に、漁業及び材木の運搬等の水量を確保するために義務づけられたものが、最後の合口ダムでさらに継承されてきたということであります。そのほかに、農業用水、上水道、工業用水、そういう水利権が合口ダムの上流で実は取水をされておるわけであります。
 したがいまして、合口ダムはそのことの重要性を実は持っておりまして、雪解けのときは目いっぱいためる。上流でももちろんためるわけですが、常時満水にしておくというのが合口ダムの任務のようであります。そして、先ほども申し上げましたように、毎秒8.35トンを超えるものを放流するという任務が実はあるわけであります。季節ごとに若干変わってまいりますし、梅雨時や、あるいは秋雨等についてもいろいろ変わりますけれども、いずれにしても上流のダムと連携しながら、庄川を守る意味でも、これだけを出すということを聞いておるわけでございます。
 ただ、渇水時になりますと、あるいは緊急事態が発生しますと、河川法の第53条というのがございまして、使用水量の調整会議が開催をされまして、河川管理者、関係の水利使用者の皆さん方で渇水調整会議が行われます。したがいまして、その場合に、庄川へもう流さないという事態も発生するかもしれません。
 いずれにしましても、通常は8.35トンを流すことになっておりますし、上流では農業用水の権利であったり、あるいは工業用水の権利であったり、上に発生をしておりますから、そのことも含めて調整をさせておるということであります。
 庄川には豊かな自然が今日的には残っておりますし、大事なことでございます。なおまた、私どもは子供の時分、大いに庄川で遊んだものでありますが、今、子供たちは危険ということであまり遊びに行かないということですが、自然を知ってもらうために、庄川を大事にしていくためにも、知っていただきたいということで、実は3年も4年も前から建設省へお願いして、今回ようやく「ふれあいロード」が河川の中にできたわけですから、大いに活用していただいて、庄川の重要性をみんなが認識する、そういうことが私は大切ではないかと、このように思っております。そのことで、庄川流域の地下水の環境保全等が守られると思う。そのことで、漁連などの要望もございまして、毎年水量が増加するように希望いたしておるところでございます。
 いずれにしましても、庄川については、通常流れているというのが現状でございますし、もしそういう不測の事態が発生するとしては、行政としても要請をしていかなければならないと、このように私は思っております。
 次に、庄東地区の地下水位のことについて、あるいは地下水の涵養対策等について申し上げます。
 質問は簡単でございましたが、これはなかなか重要な問題でございますので、少し細かく申し上げてみたいと思います。
 現在、松下等の第3工場団地、コカ・コーラの第4工場団地が操業をしたわけです。下流からえらい文句を言われた。砺波市でつくるのにそんな文句を言われても困るというのが私の姿勢でありますが、条件としては、観測井を設けなさいということでございます。
 現在、公的なものもございますが、私的に井戸を持っておられる方も御協力をいただいて、154カ所の水位測定をしております。今のところ、実は問題はございません。確かに、お話がございました庄川堤防の護岸工事の際に低下をしたことは、私も承知をしております。
 それで、平成12年12月の水位の低下につきましては、今、国土交通省、富山県においても、それぞれ調査がされていたところであります。その結果は、昭和50年ごろから毎年ですが、緩やかに地下水位の低下が見られると、このように指摘をされておるわけでございます。
 砺波市も、御存じのように、地下水水質保全等検討委員会を専門家の皆さんでつくっていただいておりまして、その都度、専門家による会議を開催しております。現在のところ問題がないということでございます。その面では安心をいたしておるわけです。
 ただし、年々若干なりとも地下水位が下がっているという状況は、専門家の皆さんに言わせると、まず農業用排水路の三方コンクリート、それから減反面積。水張り転作なならいいけれども、放棄田がございます。それから、転作による畑作化、水を入れない、そういう状況もございます。あるいは、道路が、これは市役所にも大いにその原因があるわけですが、どんどん舗装せいと言われるものだから舗装をしている。あるいは宅地開発、田から宅地に変わるという状況がございますし、これも行政ですが、消雪井戸、これでどんどん汲み上げる。こういうことなどから若干なりとも下がる。この意味は理解しているところでございますし、そのことについては、今度は水の涵養を考えなきゃいかんわけですね。そのことがこれから大事なことでございますし、科学的にもそのことは言われておりますから、庄川扇状地の地下水環境対策委員会というのがございまして、国土交通省で組織されております。砺波市も参加をしておりますので、これらの情報も見ながら、どう対応するかということであろうと思います。
 そこで、はっきりしたものではございませんけれども、今言われていることについては、砺波平野全体を視野に入れた今の土地の構造がどうなっているかという解明。それから、今の水質保全をする場合の適正利用。下流では少し整備をされて、あまり井戸を掘るなと。観測が許可条件になっているようですが、その辺のところをどうするか。そのうち砺波も申請をして許可をもらわないと井戸が掘れないという時代になるかもしれません。これらのために、今いろんな議論をされておるわけでございます。
 いずれにしましても、地下水は有資源である。したがいまして、庄川の流量が増加することが大事でございます。
 これから新しく庄川左岸の用排水改修計画が始まる。国営で陳情もいたしました。今、調査が始まります。ついては、今の三方コンクリートでいいのかどうか、そのこともみんなで議論すべきではないか。もちろん石積みであったり、川幅を広くしたりしますと経費もかかります。かかりますけれども、将来の国土を守る、砺波平野を守るということになれば、そのことを適正な工法で考えなければいかんのではないか、こんなことも実は言われておるわけでございます。
 そして、今新しく環境基本計画を作成中でございます。砺波平野の緑地、そして河川環境、あるいは中山間地についても、庄東については中山間地からも若干の流れがあるようでございますから、それらも含めて我々は十分解明していくところがあるし、それから、行政としてやるべきことについては十分考えなければいかんだろう。その意味で、田園ミュージアムの中に大きい池を掘ろうと、そういう提案もございますので、地下水涵養の一つになるんではないか。農業用水から取り入れて農業用水へ返すわけですが、一部地下浸透するかもしれません。その意味で、これはアクションプログラムの一つでもございます。市街地に水害を起こさないという一つの方策でもございますが、一つの大地を守るという意味での大きい道具をつくることも大切ではないかということで、今議論をいたしておるところでございます。
 いずれにしましても、地下水対策等については、行政でも大いに今後考えなければいけない問題だと思いますので、幾つか今議論されておること等について情報がまいりましたら皆さんにもお知らせをして、みんなですばらしい大地を守っていきたいと、このように考えておるところでございます。
 教育問題については教育長、不法投棄等につきましては民生部長からお答えいたします。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 齊藤議員の質問についてお答えいたします。
 教育における今日的な問題をいろいろ議員のお調べの上での御意見、大変ありがたく感謝しております。
 そこで、まず最初に、児童生徒の学力確保に対する懸念への対応でございます。
 4月から新学習指導要領が完全実施され、各小・中学校においては、昨年度よりその準備に当たり、改訂の目的を踏まえて教育活動に当たっているところでございます。
 学校で一番大切なことは、1時間1時間の授業であり、学力の確実な定着であります。そのため、各学校では、一人一人の子供に応じたきめ細かな指導の工夫により、学習の基礎・基本を重視した指導の徹底が図られております。
 まず、基礎・基本と申しましても、今までやらなかったかというとそうではございませんが、特に意識的に繰り返し反復練習することにより、確実な知識や技能の定着を図ることを初めとして、算数、数学など理解困難な教科によっては、2人の教師によるチームティーチング、また一つのクラスを分けて少人数の指導による授業など、きめ細かな指導に当たっているところであります。
 さらに、授業時数の削減に伴い、学校運営全体のバランスを考えながら授業時数の確保と教育効果の向上を目指しております。
 また、子供にとって一番うれしいことは、授業がわかり自分にもできる。そして、これができたという成就感であります。このため、教職員には一層の研修と指導力の向上を目指してまいりたいと思っております。
 次に、小学校低学年児童の共働き家庭の実態でございます。
 市内の小学校を調査しましたところ、低学年の共働き家庭は、高い地域では86%、市内全体を平均しますと約60%の共働きがございます。市では、地域の要望により、放課後児童教室として、砺波東部小学校、砺波北部小学校、鷹栖小学校の3校にこの放課後児童教室を開設し、午後6時まで子供への対応に当たっているところであります。その内容は、予習や復習、友達と遊んだり読書をしたりなど、ゆとりのある時間を過ごしております。
 次に、児童生徒は土曜・日曜日の連休をどのように過ごしているのかという御質問でございます。
 小学生は、土曜日は宿題や家の手伝い、また外で友達と遊んだりスポーツ少年団活動をしたりしております。中には、図書館へ行ったり公民館の活動に参加している児童もおります。日曜日は、家の手伝いや買い物に出かけたりして、家族の人とともに過ごしている者のほうが多いようでございます。中学生は、土曜日は部活動に参加しており、日曜日は勉強したり、ひとりでゆっくりと過ごしている者が多いようです。小中学生とも比較的ゆとりを持って過ごしている現状でございます。
 学校では、自分で計画を立て、家族との対話や手伝いを進んで行い、有意義に過ごすように指導されております。また、スポーツ少年団活動、部活動や地域の活動に積極的に参加するよう奨励し、行事などを子供や保護者に知らせるようにされております。
 今後とも、学校と家庭、地域の連携を密にし、ゆとりの中での体験を通した諸活動により、子供たちに生きる力が身につくよう努めてまいりたいと思っております。
 次に、完全学校週5日制実施に伴う子供地域活動を含む地域のさまざまな学習活動を支援するため、このほど生涯学習課の中に地域学習支援センターを設置いたしました。地域学習支援センターは、地域の中の知識や技術、豊富な体験を持つ人を掘り起こして、地域学習ボランティアとして登録していただき、子供たちや地域の皆さんが学習活動をするときの情報として利用していただこうというものです。現在、各種団体や公民館などを通じてボランティア登録を呼びかけており、登録人数は少しずつ増えてきております。今後、これらの登録情報を早急に取りまとめ、登録ボランティアの皆さんの活躍の場を設けてまいりたいと考えております。
 なお、各地域学習支援センターの情報は、学校などへも提供し、学校教育の場でも、地域の先生として活躍していただくことも期待しているところであります。
 最後に、学校での動物飼育の実態と専門家の派遣についてでございます。
 動物飼育の実態でありますが、うさぎが一番多く、チャボ、インコ、金魚、熱帯魚、モルモット、カメ、ジュウシマツなどであります。これらの動物は、子供たちに親しみのある小動物であるため、比較的飼育もやりやすいことがあると思います。また、病気にかかった場合は、獣医やペットショップに相談したり、中には家畜保健所の指導を仰いでいる学校もあります。さらに、地域の方や父兄で草花や動物飼育などに詳しい方もおいでになり、いろいろ指導していただいているのが実情でございます。
 子供たちには、動物の世話を通して継続して世話をすることの大切さ、よく観察し、動物の生態の理解と把握、成長の過程と変化、動物への愛情、愛着心などを通して、命あるものへの慈しみの心を醸成しております。今後とも大切な教材としていきたいと考えております。
 議員御指摘のありました専門家の派遣などにつきましては、幼稚園、小学校、中学校長会において、細部実態を把握して、研究を行ってまいりたいと存じます。
 けさほどまいりました公文書を読みましたところ、環境省の自然環境局長からの通知、先月の28日のものでございますが、「実験動物の飼育及び保管等に関する基準」が改正されて、その中に、「適正な飼育、保管、健康安全の保持、危害等の防止」というふうなことで具体的に法的にも決まり通知されておりますので、これらのことも研究をしながら、幼・小・中の校長会、それから担当者を集めてのさらなる研修会を行いたいと思っております。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 民生部長 津田俊祐君。
  〔民生部長 津田俊祐君 登壇〕

◯民生部長(津田君) 齊藤源秋議員の御質問のうち、環境問題についてのうちでございますが、不法投棄防止と不法放置、さらにポイ捨て対策についてお答えを申し上げます。
 まず、不法投棄の現状報告でありますが、ボランティア19名の方による不法投棄防止パトロール隊員から不法投棄物の大きい、小さいを問わず、昨年の9月結成以来6カ月余りで、瀬戸物、空き缶、ごみ袋など18件の報告があり、御協力をいただいたところでございます。
 これまで、市といたしましても、砺波署と連携の上に、不法投棄者を特定できた場合には、速やかにその措置をとりまして、廃棄物処理法違反でこれまで4件について厳重注意を促すなど、その効果が上がっているところでございますが、今後さらに御理解、そして御協力をお願いするところでございます。
 次に、「ごみゼロ運動」の成果についてでありますが、平成4年を初年度に、本年は第11回目を迎えました。これまでは、「ごみゼロ」にあわせて5月30日前後に行っておりましたが、市のごみゼロ運動実行委員会におきまして、県内外からの観光客が最も多いチューリップフェア開会前に行ってはどうかなどの意見があり、4月7日に早めて実施いたしたわけであります。ちょうど学校が土曜日も休日となったことにより、子供たちの参加も多く見られたところであり、喜んでおるところでございます。
 また、ごみの収集量が増えたということは、一概に喜ぶべきことではございませんが、昨年よりも53%増の8,300キログラムとなったことは、今回の雑草が生い茂る前、あるいは田起こし前の試みには十分効果があったものと考えているところでございます。
 次に、空き地に放置されている車や機械類の実態の御質問でございますが、空き地といえども個人の所有地である場合には、市は強制的に立ち入ることはできないことでございまして、近隣者からの苦情等の申し出があった場合、その実態を調査する立場にあるわけでございます。例を申し上げますと、苦情をもとに現場を確認の上、所有者を特定し、写真を撮り、改善の必要が認められれば、砺波市廃棄物の処理及び清掃に関する条例によりまして、改善なり撤去するよう通知を行っておるわけであります。しかし、管理されていない空き地の所有者が、例えば県外に生活の根拠を持っておられる場合などがございまして、草刈りをされたり、あるいは放置物の処理をするのはごくまれでございまして、苦慮するケースも若干あるわけでございます。
 次に、廃棄物の投棄・放置の勧告と禁止条例の制定でございますが、先ほど議員も御指摘のとおり、いま一つ心ない個人が道端や草むらに空き缶やたばこの吸殻、ガムや紙くずをぽいと捨てる実態がいまだに減らないことは大変残念なことでございます。
 そうした中で、「ごみのポイ捨て条例」を制定しておられる近隣の庄川町あるいは大門町での実効的な条例適用の難しさを伺っておるわけでございますが、御提案の条例の制定というよりも、現在、御協力をいただいております不法投棄防止パトロールをより充実させるなど、不法投棄者への未然防止の啓発による環境美化に努めるとともに、大がかりで悪質な違反者には廃棄物処理法で、軽いものにつきましては、先ほど申し上げました市条例で対応してまいりたいと、このように思っておる次第でございます。
 以上でございます。

◯議長(高田君) この際、暫時休憩いたします。

 午前11時52分 休憩

 午後 1時03分 再開

◯議長(高田君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告に基づき、順次発言を許します。
 1番 飯田修平君。
  〔1番 飯田修平君 登壇〕

◯1番(飯田君) お許しをいただきましたので、通告に従い、市政一般について3項目の質問をさせていただきたいと思います。
 1項目目は、市立砺波総合病院の増改築工事に伴う周辺整備についてでございます。
 市立砺波総合病院は、砺波医療圏の地域中核病院として「地域に開かれ、地域住民に親しまれ、信頼される病院」を基本理念に、保健、医療、福祉の連帯を図り、病院機能の質的向上を目指すということで、現在、増改築工事が進行中であります。既に1期工事西棟が完成し、2期工事として1年後、平成15年6月の竣工を目指し、東棟の地下部分の工事が進められております。
 また、駐車場が依然として不足しているという現状から、東側官舎と病院北西角の旧中川邸を解体することによって、その跡地をより病院に近い駐車スペースの確保用地として整備が計画されております。
 正面玄関前はバス等の乗り入れを可能にし、同時に車両のスムースな流れを図るため、市道本町病院線からの出入り口スペースを広げる計画となっております。これらは、病院利用者の利便性に配慮したすばらしい計画だと思います。
 一方、市道には東側駐車場等を利用する人たちのために地下道が設置をされておりますが、思ったほど活用されていないというのが現状であります。この地下道を病院の主玄関付近、あるいは外来棟まで接続すればより有効な利用が図れると思いますし、若林口用水と隣接した出入り口付近をよりオープンにし、駐車場からもわかりやすく利用しやすい動線を考えていく必要があるように思います。
 また、四季を目で見、肌で感じることのできる緑の存在は利用者に心地よい安らぎと潤いを提供することになりますので、十分な緑のスペースも必要だろうというふうに思っているところでございます。
 そこで第1点目でございますが、東側駐車場より病院入り口に至る導入部分の整備計画についてお伺いいたします。
 次に2点目ですが、病院周辺には入院患者が心身ともに回復できるように潤いと安らぎを享受できる憩いの空間がどうしても必要な気がします。緑の中を散策したり、木陰のベンチで休んだりできる都会の喧騒のない、そんな空間づくりをこれからの病院周辺の整備の中で考慮していただけるよう特に期待するものであります。
 そこで、駐車場との競合もあると思いますが、この点について現段階での整備計画についてお考えをお聞きしたいと思います。
 3点目に、病院内における廊下、待合室等の緑や入院患者が直接目に触れることができる屋上庭園等の設置について、現状と今後の整備計画についてお伺いいたします。
 次に、公園の整備について質問をさせていただきます。
 砺波市には現在、都市公園が25カ所あり、その面積は45.29ヘクタール、市民1人当たりの公園面積は約11平米となっております。そのほかにも、市民の憩いの場となっている市内9カ所の農村公園やその他の公園、緑地等が整備されています。
 このように、本市の公園は住区基幹公園、都市基幹公園とかなり整備されてきましたが、管理面について見ますと十分行き届いていない公園もまま見受けられるというのが実態でございます。市民にとって親しみの持てる公園、つまり、子供たちが安心して遊べる空間であり、市民生活の中での身近な健康活動、レクリエーション、憩いの場として機能させていくためには、日常的な公園の維持管理が不可欠だろうと思います。
 管理については、それぞれ町内会や地区といった公共的団体と契約されていると思いますが、その内容を履行するに当たって、住民の自発的なかかわりが何と言っても重要だろうと思います。つまり、公園を利用する住民が積極的に参加し、管理にかかわることによって、より公園を意識することになり、同時に愛着心も育むことになるわけで、そのことが恒常的な維持管理につながっていくというふうに思います。
 そこで第1点として、住区基幹公園の中の街区公園、近隣公園、地区公園の管理の現状と管理に対する住民のかかわりも含め、今後の管理のあり方についてお伺いをしたいと思います。
 第2点として、公園、緑地施設整備にかかわる今後の取り組みについてお伺いします。
 市街地においては、土地区画整理事業が行われた地区では公園緑地の整備が進み、既に19カ所の街区公園が供用されております。この公園は、街区内に居住する人を利用対象とする最も身近に利用できる公園であります。子供から老人まで安心して自由に遊べる空間、そして地域住民の憩いの場でもあり、また、地域のコミュニティーの形成を果たす役割も注目しなければならないと思います。
 街区公園は主として児童の利用を対象として、広場、植裁、ブランコ、滑り台、砂場等の整備がされているわけですが、近年の利用の変化に対応し、若者や高齢者の利用を配慮した多目的広場等の設置も必要となっていると思いますが、この点についてお伺いいたします。
 次に3点目として、チューリップ公園リフレッシュ事業についてお伺いします。
 第7次砺波市総合計画によりますと、砺波チューリップ公園をイベント会場としての機能の拡充を図るため、施設整備の調査を進めるとなっております。
 これを受けて、新規事業として本年度の一般会計予算に計上されているわけですが、この具体的な取り組み状況と今後の計画についてお知らせ願いたいと思います。また、新たな公園づくりを模索するについて、助役の御意見をぜひお伺いしたいというふうに思っております。
 最後に、まちづくり総合支援事業による公園づくりについてお尋ねいたします。
 これは、出町市街地西部地区には公園施設がなく、子供からお年寄りまですべての年齢層に利用される公園づくりを目指そうとする計画であります。
 特にここで注目すべきは、歴史ある大ケヤキをシンボルツリーとして公園の中心に残すことです。砺波散居村500年の歴史を語る生き証人として、出町地区の発展と地区住民を見守ってきたシンボル的な大径木、幹回り6.6メートルに及ぶこの大ケヤキを今後も保存していくことは私たちの責務だと思います。当地区へのアクセス整備とこの大ケヤキの保存は、活気あふれるまちづくりを取り戻す起爆剤となることは間違いありません。
 この事業推進に向け鋭意努力したいという市長の力強い提案もありました。いろいろと課題があろうかと思いますが、ぜひ実現していただきたいという気持ちでいっぱいでございます。
 そこで、このまちづくり整備事業の進捗状況と今後の計画についてお伺いをいたします。
 質問の第3項目目は、ごみ問題についてでございます。
 平成4年度から実施されておりますごみの分別排出の徹底はおおむね定着してきたように思います。しかしながら、人口の増加や消費生活の豊かさと多様化により、一般家庭、企業などから排出されるごみの量は増加の一途をたどっております。特に、可燃ごみの量は年々1割以上の増加が見られ、平成12年度では1万263トン、5年前の1.5倍を超えているというのが現状であります。
 御存じのとおり、廃棄物の処理及び清掃に関する法律により、平成13年4月1日から野焼きが禁止となっておりますし、平成14年12月1日からは家庭用小型焼却炉についてもその構造基準が強化され、現在、市販の焼却炉のほとんどが使用できなくなります。
 この法律の施行により、今まで以上に、家庭、企業からのごみの量は加速度的に増加し続けることが容易に予想できます。もちろん、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素等の温室効果ガスの発生やダイオキシンなどの有害物質の発生を抑制するため、家庭からの可燃ごみはすべてクリーンセンターへ出し、安全に焼却処理されることが大事だろうと思います。
 ただ、将来的にごみの量が増え続け、クリーンセンターの焼却処理能力が追いつかなくなるという事態も予想されるわけで、今後、ごみの減量化を図るため、より一層の分別排出、リサイクルへの意識の高揚やその取り組みを促進することが急務となっていると思います。
 そこで第1点は、その対策と取り組みについてでございます。
 平成13年度の可燃ごみの量が、平成12年度に比べてどの程度増加しているのか、また平成14年度以降、どのようにごみの量が推移していくと予想されているのか。将来的に、クリーンセンターの処理能力がごみの増加に追いつかなくなるような事態が予想されるのかどうか、この点についてお知らせ願います。
 また、ごみ減量に向けた今後の市民意識の変革とその対策、そして具体的な取り組みについてお伺いをいたします。
 第2点目は、焼却灰のリサイクルについてお伺いします。
 クリーンセンターとなみの最終処分場における埋立容量は5万7,000立米となっております。この容量は、15年間埋め立て可能な数字と聞いておりますが、その根拠と16年後に向けた新たな処分場の開発予定についてお聞きします。
 また、最終処分場へのごみ搬入量を見ますと、焼却灰は瓦れき類の3倍近い数字となっております。焼却灰については、今後も増え続けることが予想されますし、処分場の延命を図るためには、焼却灰のリサイクルも考えていく必要があると思います。焼却灰の加工品については、全国の例を見ますとコストの削減と安全性を高めることが大きな課題とされています。この点も踏まえ、焼却灰のリサイクル事業への取り組みを考えておられるのかどうかお伺いします。
 最後に、クリーンセンターとなみ2号炉の改修経過についてお尋ねします。
 平成14年12月1日より、ダイオキシン類の排ガス規制値が改正、強化されるため、平成12年度より2カ年継続事業として、現在ある焼却炉の排ガス処理設備の強化のための工事が行われております。既に1号炉は完成し稼働しているわけですが、2号炉については平成14年度へ工事が繰り越したという状況もあり、完成は7月末を予定していると聞いております。しかし、最近のごみ増加のため、ここ数カ月、1つの炉だけでは可燃ごみが滞る状態が続いております。いろいろとその対応に御努力をされているわけでございますが、一日も早い2号炉の完成が待たれるところでございます。
 そこで、現在の2号炉の工事の進捗状況と今後の見通しについてお伺いいたします。
 以上をもちまして、私の質問を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 飯田議員にお答えをいたします。
 まず、市立砺波総合病院の緑化計画について述べられましたが、病院だけでなくて、公的施設あるいは道路、それぞれに緑化を導入すべきものと私は考えております。したがいまして、緑地保全事業やあるいはまちづくり支援事業など環境問題もございますので、今後、100年を展望するデザインを考慮すべきだと、このように考えております。
 病院の建設に当たりましては、現在地で計画をした関係上敷地的には狭いものがございましたが、なるべく緑地を確保するなど努めてきたわけでございます。
 具体的には、病院長からお答えをいたします。
 次に、公園整備についてのうち、大けやき公園について私から申し上げます。
 (仮称)大けやき公園につきましては高く評価をいただきました。力強い御支援もいただきました。その整備の進捗状況につきましては、都市計画道路の359号の街路事業でありますけれども、それに伴いまして公園の位置づけをしたところでございます。地元の協力のもと進めさせていただきたいと、このように思います。
 現在、都市計画道路の用地もほとんど解決をしたわけでございます。公園用地、いわゆる大けやき公園の用地につきましても、関係地権者と代替地をあっせんしながら交渉中でございまして、今年度中に実施計画を作成してまいりたいと、このように存じておる次第でございます。
 公園整備計画につきましては、まちづくり支援事業として新しく認可をいただいたものでございますし、市の保存樹でもございますので、このケヤキを保存して、地域のというよりも市のシンボルとして、当初計画よりもさらに拡充をして整備を図りたいと、このように思っておるところでございます。専門家の飯田議員の指導もまたいただかなければならないかなと、このようにも思っております。
 公園建設に当たっては、慎重に、排水や表土あるいは根張りの状況などを十分確認をして、公園づくりをしていきたいと思います。この公園は樹木を主体にしますので、ブランコや遊具というようなわけにいかないと思います。そのことについては、少し皆さんで検討をしていただいて、いい落ちついた公園にすべきだと、このように思っておるところでございます。
 実はこのケヤキにつきまして、落ち葉が大変多い、風が吹くと揺れると、一時町内から厄介ものにされた時代もあって、枝を切れとか、何度か私もその仕事に携わってまいりまして、今はそんな気持ちはないようでございますけれども、枝切りなどして無残な時代もあったわけであります。今は町内の御協力によりまして進めることになったわけですが、おっしゃるように500年の歴史を語るところの樹木でございまして、真のまちづくり支援事業としては大変ふさわしい、そういうものだと思って頑張ってまいりたいと、このように思っておる次第でございます。
 次に、広域圏事業でございますので私からお答えしますが、焼却灰のリサイクルについても提案がございます。
 そのとおりであります。最終処分場の課題については、実は15年という計画でございます。いろいろ工夫をしながら延命策を図るということもおっしゃるとおり大切だと、このように思っておるわけでございます。
 設計段階では、埋め立てをいたします焼却灰、それに表面を覆土いたします。そんなことで、計算的には15年という可能面積を計算したわけでございます。年間埋立量の60%が実は焼却灰でございます。でき得れば、延命策のためにおっしゃるように焼却灰をリサイクルしたらということでございます。
 実は、全国市長会でも建設廃材と焼却灰が随分課題になっております。私どもも実際、今このような仕事をしておる関係上、その議論の中に参画をしてきたわけでございます。現在、道路用の骨材などにできないかという話がございますが、新しい新技術にまたなければならない一面もあるようでございます。
 先般、このことの問題の中で市長会で報告されましたのは、焼却灰の活用について環境省で補助金を出すことに決まりました。したがいまして、大手の企業でありますけれども、2、3の企業がこのことについてスタートしたようでございます。したがいまして、もうしばらく待たなければならないし、その情報を早く得るとすればそのような措置をすべきではないかと。2つも3つも最終処分場を持つわけになかなかいきませんし、しかも地元の絶大な協力によって敷地を得たわけでございます。そしてダイオキシンの絡みもございまして、全体をコンクリートで覆って、下にビニールシートを敷いて、後は水処理をきちっとやってという、そういうすばらしい最終処分場でございますので、おっしゃるとおり延命対策をして進めさせていただきたい。いつ、どこで、この次というわけにまいりませんので、できる限りおっしゃるようなリサイクル方法をとるべきだと、このように私は思っておるところでございます。
 次に、2号炉の改修等につきましてでございます。
 1号炉、2号炉を改修するに当たりまして、設計どおり進みました。途端に、ダイオキシンで作業のやり方を変えなさいということになりまして一時中止をいたしました。そのことによりまして計画よりもさらにずれ込んだ、そういう経緯がございます。その点は御理解をいただきたいと思いますが、いずれにしてでも、ダイオキシン対策につきましては慎重に進めるべきだということで広域圏議会でも説明をして、延期をしたわけでございます。
 おかげさまで、1号炉は既に改修が終わりまして今稼働をしております。2号炉につきましても、鋭意努力の結果、5月末で工事が完成いたしまして、今、性能試験等を行っております。その間、ごみの量の関係もございまして、現場では若干混乱を起こしたことは現実的な問題としてあったわけであります。その面で御理解をいただきたいと、このように思いますし、地元の皆さんにも御協力をいただいたことを感謝申し上げたいと思います。
 したがいまして、その後は完全にフル活動ができますので混乱が生じることはないと、このように思います。
 いずれにしても、最終処分場、ごみ焼却場につきましては、地元の皆さんの御協力でこの迷惑施設を受けていただいたわけでございます。そして市民生活には欠かせない、そういう施設でございますので、迷惑をかけない、問題のないように管理運営については十分注意してまいりたいと、このように存じておる次第でございます。
 その他の質問につきましては、助役ほか関係部署からお答えを申し上げます。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 助役 今井 烈君。
  〔助役 今井 烈君 登壇〕

◯助役(今井君) 飯田議員の御質問の、公園の整備についてのうち、チューリップ公園修景リフレッシュ事業の取り組み状況と今後の計画についての御質問にお答えをいたします。
 特に、私は昨年、オランダ王国キューケンホフ公園、そしてまた本年、カナダのカナディアンフェスティバルに参加をいたしまして、ブッチャート公園等を視察をしてきました。視察は視察で全然仕事に反映しておらん、ちゃんと仕事に反映せよというようなこともあって、私に特にしっかりと答えよと、こういうことかと思いますので、そういうことを織りまぜながら答弁をさせていただきたいと思います。
 チューリップ公園は、富山県農業試験場砺波園芸分場を一般公開したのが始まりでございまして、昭和51年に都市公園として整備をいたしまして、昭和61年に完成をしたわけでございます。その後、その公園に接しまして、砺波市文化会館の進入道路としてのプロムナード整備事業や水車苑整備事業、それから鍋島中央土地区画整理事業などが順次整備されてきたわけでございます。平成9年には砺波市美術館がオープンをいたしまして、美術館を含めまして約8ヘクタールの公園として整備されてきたところでございます。また、隣接するチューリップ四季彩館が平成8年に完成しておるわけでございます。これが約3ヘクタールで、合わせまして約11ヘクタールの文化や花と緑の拠点として整備を図ってきたところでございます。
 公園の整備をするに当たりましては、タワーのございますチューリップ公園を中心にしながら東の方へ、ある意味では継ぎ足しの形で順次整備をされてきておるわけでございまして、いわゆるトータル的な計画というものが特にないわけでございます。そういうような意味では、公園は木々に覆われまして非常に公園らしくはなってきておるのでございますけれども、やはりいま一度トータル的に見直して整備をする必要があるのではないかなという、そういう時期に来ておるのかなというふうに思うわけでございます。
 そしてまた、議員の御質問にもございましたように、このチューリップ公園でチューリップフェアという砺波の一大イベントを展開してきておるわけでございまして、そういうような意味で、冒頭申し上げましたオランダ王国キューケンホフ公園のあのすばらしさ、これは議員の中にも御視察なさっておるわけでございますが、そういうふうな公園のあり方、そしてまた本年まいりましたカナダのカナディアンフェスティバルに参加しました折に、山岸議員も私と同行したわけでございますが、ブッチャート公園、これも大変すばらしい公園でございました。そして、今、両方ともチューリップを中心にした公園づくりがされておるわけでございまして、大変見ばえのいいといいますか、また行ってみたいなと思うような公園になっておるわけでございます。
 それで昨年行ってまいりましてから、既にキューケンホフ公園的なつくりはあのタワーの公園から東側の方へ増設される折に、木々等の植え込みがされまして、その木々も大きくなってきておるわけでございまして、その木々の下にチューリップを植え込むというようなつくりもされてきておるわけでございますが、一番オランダのキューケンホフ公園とかブッチャート公園と違いますのは、いわゆるなぜそちらの方の公園がきれいかと申しますと、芝生の緑が非常に映えるわけでございます。そこに、チューリップを中心にした春の草花で飾られた、それは非常に見ばえのするものでございます。
 実は、今年のチューリップフェアにキューケンホフ公園の前理事長のバン・オフス理事長さんがおみえになられまして、その折にも約2時間ほど御指導いただきましたが、その際にもなぜ緑がないのかということを御指摘されたわけでございます。やはり緑に映えるチューリップでのデコレーションといいますか、そういうふうにすると非常に見ばえのよいものになるなというふうに、私感じたわけでございます。
 行ってまいりましてから、市内の専門の方々と国重名誉館長を中心にいたしまして、半日ほどかけて現地をくまなく見まして検討もいたしました。その後、昨年の8月には県の公園の担当専門職員の方に来ていただきまして、チューリップフェアも含めました公園全体の診断と御意見、提言をいただく、そういうふうなこともいたしました。今言いましたように、3つの仕事、バン・オフス前理事長さんの御意見等々も踏まえますと、非常に大きな示唆に富んだ御意見がいただけたわけでございます。私どもはこれからそれを基本構想として、基本計画、実施計画というものをつくっていけばいいのではないかと思うわけでございます。これが今までの取り組みと、今後の計画のあり方でございます。
 今後の計画のあり方につきましては、市内の造園業の皆さん方にも公園づくりにつきましては今まで大変御苦労いただいたわけでございますが、皆さん方の御意見、そしてまた市民の皆様方の意見も聞きながら、その基本計画等をつくっていく中に反映をさせていきたいというふうに思っておるわけでございます。
 いずれにいたしましても、現方式でのチューリップフェアといいますのは入場料収入で賄っていかなければならないわけでございます。実はキューケンホフ公園も昨年私どもと一緒に50回を迎えました。カナディアンフェスティバルは本年50回でございます。そういう意味では、このとなみチューリップフェアというのは、世界の3つのチューリップフェアの一つというふうに位置づけられると思います。キューケンホフ公園、そしてまたカナディアンフェスティバルのそれぞれのいいところを取りながら、世界の三大チューリップフェアとして、今後ともチューリップの産地である砺波の象徴としてチューリップフェアが続けていかれますよう、計画づくりに御意見をいただきまして作成をして、直ちにはなかなかよくなりませんが、時間をかけながら公園を修景してまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 民生部長 津田俊祐君。
  〔民生部長 津田俊祐君 登壇〕

◯民生部長(津田君) 飯田修平議員のごみ問題についての御質問のうち、分別収集の徹底と現状対策についてお答えを申し上げます。
 まず、砺波市の平成12年度と平成13年度の可燃ごみの比較でありますが、一般家庭系の燃えるごみと事業系の燃えるごみを合わせたごみの量は1.9%増の1万459トンでございます。
 市の平成14年度以降のごみの量の推移でありますが、人口の増加あるいは道路網の整備による事業所などの進出、さらには野焼きの禁止等の要因がございまして、発生するごみの量はいま少し増加するものと予測いたしております。また、クリーンセンターとなみ管内構成市町村全体のごみの量の推移につきましては、それぞれ将来の人口予測、事業系ごみの予測等を踏まえて管内市町村で検討がなされているところでございます。
 次に、このままごみの量が増え続くと、焼却炉の処理能力が追いつかなくなるのでないかとの御質問でありますが、現在、1日当たりの可燃ごみの処理量は平均して50トン前後でありますので、2炉の許容処理能力70トンまでには当分の間余裕がございます。しかしながら将来的には、御指摘のように十分注意を払っていく必要があると考えているわけでございます。当市といたしましては、これまで市民の皆様の積極的な御理解と御協力によりまして、可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみの分別収集を行ってまいりました。こうしたことから、今後さらなる循環型社会への認識を図る上で、本年度から策定する環境基本計画の中での大きな課題として取り上げ、ごみの減量化に向けた排出の抑制、再生利用への取り組みを一層進めていかねばならないと考えておるわけでございます。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 藪田康男君。
  〔産業建設部長 藪田康男君 登壇〕

◯産業建設部長(藪田君) 飯田議員さんの住区基幹公園の管理の状況について答弁をいたします。
 住区基幹公園の管理のうち、日常管理として必要な芝刈り、除草、木の防除、雪つり、トイレの清掃については、地域に根差した公園としての位置づけから地元の方々に委託をお願いをいたしております。
 管理の作業内容につきましては、1年間の詳細な作業工程を組み、いつ、何回作業を行うか、イメージした上で作業を行っていただいております。また、管理の確認につきましては、担当監督員が委託作業内容が適切に行われているかどうか作業日誌、作業写真、現地等で確認を行い、適切であれば検査室による検査を行い、完了手続を行っておるところであります。
 住区基幹公園については御指摘のようなことはないと考えております。今後とも、地元地域の公園として大切に利用をいただくため、地元の皆さんによる管理委託をお願いしたいと考えております。
 次に、公園緑地の施設整備にかかわる今後の取り組みについて申し上げます。
 街区公園は、まちづくり事業の母と言われる区画整理事業においての地域の住民の憩いの広場として計画されたものであり、それぞれの地域に合った公園として整備されたことから、当面は現状での利用をいただき、今後、地域の皆さんの御意見があれば協議していきたいと考えております。
 また、御指摘のように、今後、高齢化社会の弱者の方々に配慮した公園づくりが必要と考えておりますので、今後整備されます区画整理事業の街区公園につきましても、これまでと同様に地元の皆さんと計画作成時から協議してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 病院長 北野喜行君。
  〔病院長 北野喜行君 登壇〕

◯病院長(北野君) 飯田議員御質問の市立砺波総合病院増改築工事に伴う周辺整備についてお答えいたします。
 御質問第1点の駐車場より病院入り口に至る導入部分の整備についてでございます。
 現在、増改築工事のため、患者様には大変御迷惑をおかけしています。病院入り口付近の緑化につきましては、狭い空間ではありますが、可能な限り今回の工事で植裁を考えています。
 地下道と病院との接続につきましては、今回の計画にはございません。将来、外来棟の改築計画がさらになされました段階で検討いたしたいと存じます。
 第2点の、潤いと安らぎを享受できる憩いの空間の整備についてでございますが、病院周囲に緑地が少ないことにつきましては、現在は駐車場整備が優先されていますことからやむを得ない面もございますが、緑地の確保につきましては、将来の駐車場整備計画や精神科病棟の跡地利用計画の中で十分検討していきたいと存じます。
 第3点の病院内に花や観葉植物の設置についてでございますが、院内の緑化は主に外来の待合室に緑の鉢を置いたり、病棟には生け花を置いたりして環境づくりに配慮いたしております。屋上庭園は、新病棟西棟では3階部分に設置いたしました。現在、建設中の東棟にも低木を中心とした植裁を考えております。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 7番 松本 昇君。
  〔7番 松本 昇君 登壇〕

◯7番(松本君) お許しを得ましたので、通告に基づきまして1点のお願いと1点の提案をいたしたいと思っております。
 まずお願いの件につきましては、砺波東部小学校通学路の整備のお願いについてでございます。
 市道548号の拡幅について、当地は現在おかげさまで上下水道の整備が真っ最中でございます。上下水道工事で発生する残土を利用していただき、道路拡幅工事の盛り土にしていただいてはどうかと思っております。先般の市長提案理由の循環型社会の構築の一環にもなり予算的にも考慮されるし、市民のリサイクルの重要性を認識されるんじゃないかと思っております。
 発生材は管の保護のため施工され、入れかえされる砂の入れかえの量につきまして、その分盛り土に使用していただくということです。なお、路盤撤去に伴う路盤工材につきましては、再利用をしていただき、仮設路盤工材として再利用できる可能性もあり、効果も大きいと思います。また、再資源を目的に選定された建設リサイクル法で、今後、本格施行される上下水道現場でのゼロエミッション計画の取り組みの初めになるとも思います。
 現在、通学路は、市道509号千保東石丸線より西側スーパー農道まで約210メートルあります。幅員が狭いため、冬期間並びに雨の降る日は児童たちが大変に危険な状況であります。地元土地改良区におきましても看板を設置し、車の通行制限に協力をお願いいたしておりますが、強制力もなく、運転者のモラルの問題だと思われますが、子供たちは大変に危険な状態にさられております。現在では、田んぼも水田化し、両側に入ることも不可能なため、歩行者は歩行をやめ、身を片側に寄せて車の通過を待っているというのが現状でございます。収穫後、土留め用の畦畔ブロックを法面境に伏せていただき、法面の有効利用を兼ね、残土を利用していただき、仮歩行用通路に使用していただければ幸いかと思っております。交通事故が発生してからでは大変なことになりますので、特に対応策をお願いいたしたいと思っております。
 一方、砺波東部小学校の通路でございますが、市道566号柳瀬花みずき団地より千保西町の方へ行っております部分に、一部未舗装部分約70メートルがあり、通学時、子供たちが水たまりのため、難儀をしているということでございます。重点事項の少子・高齢化の一環ともなりますので、早急に考慮、検討くださいますようお願いを申し上げます。
 再資源化の義務づけ。先ほどから幾度も言われております建設リサイクルの立場からも、年間8,000億円、9,000億円とも言われる再資源化に取り組んでいただきますよう、発注側、行政側の相互間で連絡をとっていただき、特に御検討をお願い申し上げます。
 2点目は、学校週5日制に対しまして、地域の広場にかわり、神社、仏閣、寺院の広場の利用について提案をいたします。
 本年4月から、先ほど来から幾度も言われておりますとおり、学校週5日制の対応ということで、子供たちの健全育成の立場、地域間の交流の絶好の機会でありますが、散居の当市においては、現在一面に水田となっており、放課後の遊び場が制限されております。今後、地域児童育成事業として、児童館的な役割を含め、確保、整備を進めていただきたく存じます。
 地域推進員の方々が大変に苦労をなされているということでございます。場所選びがまず第一でありますが、場所は地域によっては地区体育館もなく、空き地も少ない地域がございますので、せめてその地区の神社、仏閣、寺院の敷地を地域の了解、理解をいただき、活用、整備していただければ幸いと思います。
 なお、その場所につきましては、破損が生じたり、危険な箇所におきましては防護ネットを取りつけるなどの対策をとり、子供たちの遊び場をつくっていただくことが一番大切ではないかと思いますが、行政当局のお考えをお聞かせください。
 以前、我々子供のころとは遊びが変わったと言われるかもしれませんが、総合的学習の観点からも、自然の広場で自主的に、それなりの知恵を出し合って、子供たちが環境に合った遊びを考えると思われます。品物が豊富で裕福な時代の現代では、物だけ与えては、工夫をし物の価値を高めることができないのではないかと思われます。与えられたものを最大限に各自が知恵を出し、利用、活用し、自分の満足のできるスポーツ、遊びを自主的に選択、活動の中で考え出していただければ幸いかと思います。
 何を言いましても、まず第1に場所を選んで敷地を整備して対応してやることが一番大切であると存じます。地域社会においては、推進員のみだけでなく、集落全員で支援をし合い、子供たちを見守ることが、今現在一番大切でございます。世代間交流の場となるような施設として、犯罪、危険性を排除し、できるだけ管理面を考慮することが特に大切であります。
 今後、児童育成計画の中での見直しを要望いたしまして、質問を終わります。ありがとうございました。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 松本議員にお答えをいたします。
 地域内の神社や仏閣の敷地を遊び場として活用してはどうかと。私はそのとおりだと思いますし、松本議員も述べられたようでございますが、我々も少年時代は神社やお寺で遊んだものであります。別に大人から指導されたわけではございませんが、松本議員もそうだと思いますけれども、自ら工夫をして遊んだもんだと、このように思っております。広くは庄川へも夏中つかったような状況で活用させていただいて、おかげさまで健康な体が私はできたように思っております。
 ところが、近ごろの子供たち、私の孫もそうでありますけれども、屋内でのコンピューターゲームとか少人数で部屋の中でかるた取りかよくわかりませんが、そんな遊びに興じていることについては、私はいささか疑問に思うわけでございます。
 いずれにしても、地域の中で、自然の中で遊ぶことが大切だと、このように思っております。そのことが心身の鍛練にもなるような気がするわけでございます。
 子供たちは子供たちでそれぞれ創意工夫があると思う。ぜひ、それはあんまりせっかいをして、広場づくりをしたりあれしたり──たまには、神社、仏閣で相撲の土俵ぐらいつくるというのはあってもいいと思いますけれども、1から10まで大人たちがつくるのはどうかなと。
 ただし、今、住宅団地等につきましては、必ず子供の遊び場をつくるように指導しておりますから、それは既設のいろんな遊具がございますので、それはそれでいいと思いますけれども、今、旧来の村落においてはお寺とかお宮さんとかを大いに活用することが大事だと、このように私は思っておりまして、まずそのことについては賛成であります。
 ただ、遊び場等の整備に対しては助成も若干ございます。現在行っておりますのは、児童福祉事業の補助といたしまして、ジャングルジムだとか滑り台だとか、あるいはバドミントンだとかグラウンドゴルフの軽スポーツ用具というものについては1品目7万円ですか、限度額2分の1というわずかなものでありますけれども、そのような補助要綱もございますから活用をしていただきたいと、このように思っております。
 ただ、私はお寺や神社に防護ネットを張るのはいかがなものかなと。私はふさわしくないと思います。恐らく生け垣もございましょうし、樹木もございましょう。それらを工夫してやっていただくのが一番いいんではないかと、そのように思います。
 以上でございますけれども、通学路等について、1、2の道路問題が出ましたので、産業建設部長からお答えしますけれども、今、一般公共事業の削減ばやりであります。そのことについては御承知だと思いますが、実は、市長会でも議論になったところであります。ただ、道路新5カ年計画を今つくられておりまして、その素案について先般議論のあったところであります。それを見ますと、これから人口が減るという予測。
 もう1つは、財源が国も地方自治体もない、そういう視点からこの道路新5カ年計画というのは新しく視点を変えなければいかんということで言われておるその視点は、1つは都市再生であります。これは東京都知事と総理大臣との密約かもしれませんが、それがクローズアップしております。ただし、どこの中心市街地も全部落ち込んでおります。そうしますと、中心市街地にいろいろアクセスすることがやっぱり必要かなという議論もあるわけです。私もその意味で、今、出町の町を見ることにおきまして、周辺は区画整理をやりました。ただし、何かアクセスする、誘導する道路なども考える必要があるのではないかと思います。大都会では、恐らく二重、三重の橋を架けた道路づくりになると思いますが、地方の中心市街地も何か誘導できるような、そういうアクセスできるものを言われることはわかるような気がします。
 2点目は環境を重視しております。あんまり田んぼの中にどんどん道路をつくるなと、これははっきりとそのように言われております。つくるんだったら、皆さんが自然に親しむような道路あるいは河川、そこらについては見直しをしたらどうか。そのことについては国土交通省も「自然再生型」という言葉で今言われております。そんなことなどがこれから視点に置かれると思います。
 もう1つは、少子・高齢化を迎えますので歩道空間を考えなさいと。そして、今ある道路についてはバリアフリー化を考えなさいということが言われております。したがいまして、新5カ年計画の視点はその3つにあると思いますし、我々もこのことについてよく検討しなければいけません。この視点に沿ったものについては、恐らく公共事業策定の中でも認めていただけるのではないか、こんな気がいたしますので、新道路5カ年計画については少し対応が変わるということをこの際申し上げておきたいと思います。したがいまして、国土交通省では今後100年を目指す、そういうもので5カ年計画というけれども10年のデザインでやりたいと、こんなことをおっしゃっておられます。つきましては、この素案についても、私どもはよく検討をするということが大切ではないかと思います。
 松本議員さんから道路問題が出ましたので、一言つけ加えてお答えといたします。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 藪田康男君。
  〔産業建設部長 藪田康男君 登壇〕

◯産業建設部長(藪田君) 最初に、松本昇議員さんの建設発生残土の再利用について答弁をいたします。
 御提案のありました建設副産物である発生残土の再利用につきましては、5月30日より施行されました建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律の趣旨に合致し、その精神を先取りするものであり、法の趣旨を遵守してまいりたいと考えております。
 市の現在の対応といたしましては、現場で発生いたしました良質な土砂を公園の築山に用いたり、路床の劣質な土砂との置きかえに使用したりして、既に有効利用を積極的に推進しているところでございます。
 次に、砺波東部小学校通学路の整備につきましては、市道の改良舗装の御提案のうち、市道秋元大窪線の当該区間につきましては、農道整備事業で舗装された後、平成12年度に新たに市道に認定されたわけでございます。この見返り区間210メートルにつきましては、現道幅員が4メートルであり、その前後の市道矢木東石丸線スーパー農道側は開発行為などで既に市の標準断面としている6メートルの幅員に、市道千保東石丸線側も標準幅員の断面に近い5.5メートルで改良されておりますので、全線にわたり統一した断面で道路が構成できるよう整備が必要と考えております。その時期は、市の総合計画等の年次計画のローリングの際に検討したいと考えております。
 次に、市道千保西町線の未舗装区間についての改良につきましては、当該路線が横断する千保口用水が国営かん排事業の取り組みが計画され、今後、用水路の改良工事が予定されることから、現時点での橋梁の伏せかえなどの新たな工事は実施できず、道路側の拡幅改良は困難な状況でございますが、しかしながら、現状の未舗装路のままでは通学児童などの交通弱者の通行に際しては、積雪時やこれからの梅雨時期には支障を来すことから、現道幅員のままで舗装については早急に対応いたしたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 9番 石田隆紀君。
  〔9番 石田隆紀君 登壇〕

◯9番(石田君) お許しを得ましたので、通告に従い、市政一般の中で農業に関して2点お伺いします。
 ここ2、3年、米と大豆、さらに大麦の上位等級の比率が下がっていることについてお伺いします。
 米については、価格の低下と転作の関係で生産意欲が薄れてきたことや生産費割れが原因と思います。いかに生産費を抑えて所得を得るかを生産者として考えるわけです。このことから、地力づくりの資材節減がなされたことと転作による夏場の地力減耗も重なったことなど、幾つもの問題が絡んでいると思います。6月6日には、JAとなみ野で米作改良対策本部の設置がなされていますが、果たして生産者にどこまで理解してもらえるのか、行政としてどうすればいいのかこれからの課題と思います。
 JAとなみ野では米の3年連続品質低下を踏まえて、今年度の取り組みについて土づくりに関して、「甦らせようとなみ野の大地」を課題に、珪酸石灰、鶏ふんを中心に土づくりを行い、地区での土づくり散布体制を構築する。また、転作跡への堆肥などの積極的散布の推進及び地力作物の作付けを進めると位置づけし、上位等級比率の向上に努めるほか、各地区に展示圃場を設置して管理などよりきめ細かい指導を行うことがなされていますが、対策本部を中心に、一丸となって農家への営農指導をお願いしたいと思います。
 大豆の品質については、天候による作用が多くあると思われます。収穫時期の雨による害が品質に大変かかわっているように伺っています。収穫機械の余裕が良否を決めているようです。大豆コンバイン1台当たり6.5ヘクタールが基準のようですが、使用者によりノウハウはあるようです。栽培面積と大豆コンバインの対応がうまくマッチしていることが品質向上につながるのではと思う次第です。このことに関しましては、後ほどの質問と関連してお伺いします。
 地力低下に関しては、先にも言いましたようなことが問題ですが、農家自身が堆肥をつくることがなくなったのも一因と思われます。散居村のカイニョ保全で、落ち葉や剪定くずを堆肥化できないかと安念市長も言っておられましたが、何かこの機会によい知恵を出してはと思います。
 次に、来年度から見直される米の生産調整についてお伺いします。
 いろんな情報が聞かれますが、今までは面積配分でしたが、米の数量配分に変わるのではないか。さらに転作助成金の見直しで減額されるのではないか。団地化の要件見直し、さらに所得保障制度が生まれるのではないかと言われていますが、今後、年末までには対応が示されると思いますが、大変難しい事態になると思います。
 各地区の転作対応の取りまとめ役は農業委員の皆さんが担当されていると思いますが、たまたま今年が農業委員の改選のときでもあります。委員の皆さんの力量を発揮していただく年になるのではと思います。新委員の活躍をお願いしたいと思います。
 新たな生産調整について、どういった情報があるのかわかる範囲で産業建設部長の答弁をお願いします。
 次に、市農業公社の農業機械リース事業について提案をしたいと思います。
 先に申し上げましたように、大豆コンバインの稼働による収穫が大規模栽培を可能にしてきましたが、収穫適期が短期間であり、天候も周期的に変わり大変なことです。このようなことから、リースできる大豆コンバインを保有したらいかがかと思います。
 当市には、平成9年度から平成13年度までに大豆コンバインが合計32台導入されています。また、平成14年度には7台の導入計画があるようですが、1台のみの補助対応と伺っています。
 昨年の大豆栽培面積は、おおよそ753町歩であり、平成元年から平成13年までに補助事業で導入された大豆コンバインは51台あります。このほかに、単独で導入されたものが15台近くあり、おおよそ70台ほどが稼働しているのではないかとのことです。このことから、大豆コンバイン1台当たり10町歩以上の稼働を強いられていると思われます。今年度の作付けはまだ確定していませんが、昨年度と同等の作付けですと50~60台の導入が必要と思われます。
 一度補助事業で対応されますと、追加の機械には対応されないとのことです。平成10年よりJAが事業主体となり、専属利用契約による導入に変わっていますが、すべて補助事業対応であります。今後、国や県の補助事業の見直しが進むことでもあり、農業公社が中心になり、補助事業以外の大豆関連機械のリースをしていただきたいと思います。
 また、補助事業などで導入された大豆コンバインの利用状況を調査してみてはいかがでしょうか。少面積での配分もあると思いますし、遊休している機械もあるのではないでしょうか。こうしたことを的確に管理するためにも、市農業公社が一元管理すればと思います。専属リースや一時期のリースとありますが、JAとの共同でできた公社でありますので、今後検討していただきたいと思います。
 市長の考えをお伺いして、質問を終わります。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 石田議員さんにお答えをいたします。
 まず、米、麦、大豆の品種向上に関してであります。
 平成13年産米につきましては、腹白米だとか心白粒だとかいうことで、上位等級の比率が何と42.6%と随分悪いデータが出たわけであります。3年連続して品質が低下したことについて、大豆も年々低下しているようですが、大変心配な向きがございます。一部にはこのことについて批判をされて、私に質問されて、何とかしろという話もございました。それは同じ田んぼでつくって、ライスセンターへ行ったら1等で、自分のところで調製したら2等やと。こんな割の合わん話あるか、何かせいと言われても、どれだけ市長でもこんなことはできません。そういうことで批判もございましたが、いずれにしても若干品質が落ちているのではないかなという感じがいたします。したがいまして、この品質低下の原因については、関係機関で調査分析が行われてきたわけであります。
 ついては、気象的要因のほかに水管理、肥培管理等々ありますし、特に私は土壌要因があるような気がしてなりません。専門家もそのようにおっしゃっておるわけでございます。今後は、このような肥培管理、あるいは土壌等十分考慮すべき問題であるということで、農事座談会などにも出向いて、担当者が営農指導を進めておられるところであります。
 それで、土壌については土壌診断調査からも地力が低下をしていると。この回復については、何といっても泥づくり。昔は皆さん家々で堆肥をつくったものでございますけれども、それが今行われないというのが現実ではないかと、このように思います。
 農協は農協として、米作改良対策本部を設置して土づくりにつきまして運動を展開されております。私は、従来から言っておりました堆肥について畜産農家と提携をしてやりなさいと。ところが機械が壊れた、手作業でだれもやらない、こんなことでは困るということで、今、これまでの方式でなくて新しい堆肥舎づくりを東別所の皆さんの御協力をいただいて進めておるわけですが、いち早くやるようにということを指示いたしておりますが、なかなか進まないのが現状でございます。
 いずれにしましてでも、そういう拠点的なもの、畜産農家に言わせると十分出しますというような話もございますので、進めさせていただきたいと思います。
 先般の農業振興審議会でもこのことについて議論のあったところでございます。なおまた、市といたしましては、先般の予算でもお認めをいただいたわけでございますが、土づくりの資材購入については、わずか1割でありますけれども補助制度を設けたわけでございまして、有効に利用、活用をしていただきたいと、このように思います。
 実は、先般視察に行ってまいりましたスカジットバレーの球根農家というよりも会社がございまして、そこを見学させていただきました。いろいろ計画がありましたが、途中現場を見た段階で大きいドラム入りのカッターにどんどん入れて、カッターで残滓を含めて堆肥づくりをしているのです。ああいう大きい農家でも、今は有機質を使う時代になったかなと。大規模な農場でありますから大変な量の堆肥が必要になる。毎日3人がかりだそうです。そのように堆肥づくりをしておりました。もちろん、あそこは大きい農家でございますので、まず耕地を用意するということ。いわゆる連作ができませんから、少なくとも2年か3年のサイクルで考えなければいけませんので、全部自分の所有地ではないようです。新しい土地を借りる、そういうことがまず第1点です。その次は堆肥づくりに重点を置くと、若い社長でございましたが、おっしゃっておられました。
 今、切りバラの残滓、そこらに生えている草、あとは秘密だということで言わなかったんですけれども、散乱しておるところを見ますと、木材の皮を大量に仕込んで堆肥を生産されておったんではないかと思います。村中議員さんも見ておられましたので御承知だと思いますが、そのように力を入れておられた実態を見てきたわけでございます。ぜひ、そういう意味で有機質肥料等々、これから十分考えるべきではないかと、このように思います。
 先般、農林水産省は、新しく「食と農の再生プラン」というものを発表されました。これは、農林水産省も農家のことよりも消費者に目を向けた施策だと、私はそうにらんできたわけであります。その政策の中身の柱は、食の安全と安心、これをクローズアップする。それから農場から食卓──実際の現場の農場からおかしな全農を通っていくのではなくて、直接食卓だと、こういう時代だということです。そしておいしいブランド日本食、そのことを大きくクローズアップしてやろうと。とにかく食の安全と安心を消費者の皆さんに与える。そして農場から食卓へという時代だと。流通がこういう時代ですし、現実的にはインターネット等で直接発注される方もありますが、そのような時代に変わるということ。そしておいしいブランド日本食品をつくろうという、そういう食と農の再生プランが発表されたわけです。
 そこで、石田議員も言われておりますように、生産物の品質が何よりも大事だと。2等米ではだめだということです。そしてもう1つは、自信を持ってこれは減農薬、これはあくまでも有機質でつくったトマトですよ、ナスですよという話をしないといけないということのようであります。
 したがいまして、これから重要なのは、農村の農業構造改善事業もさることながら、農業生産構造の改革だそうであります。生産構造の改革、そのようなところに私どもも目を向けていかなければならないと、このように思うわけでございますので、お互いに新しく食と農の再生プランについて、なるほどという一面もございますので考えていくべきだと、このように思ったわけでございます。
 次に、農業公社の農業機械リース等について申し上げます。
 転作作物については、大豆の作付面積が一番大きい割合を示しております。昨年の作柄については平均並みでございましたが、結構、富山県の大豆については評判が高くて、需要もあるようでございます。そして今申しましたように、品質がやや落ちぎみだと言われておりますので、このことも念頭に置いて、いわゆる生産構造の改革─農業─の構造改革でなくて実際生産するときのやり方を変えるという、そういうことを言わなければいけないんではないかと思いますけれども──これは転作の問題ですから別ですが、そのように思うわけでございます。
 そこで、大豆の転作等については、問題は時期が集中してまいります。そこでおっしゃるように、刈り遅れになりますと品質がどーんと落ちるわけですから、確かに大型コンバイン、ちょっと高くついてでも時期を見計らって収穫するという理論的にはそのとおりだと思います。
 そのようなことで、これまでは国の補助制度もございましたのでこのことを入れてきたわけであります。ただ、石田議員もおっしゃっておりましたように、あちこちで少し余ったり休んだりしておるコンバインがあるんではないかということでございますので、そのことを十分調査して、でき得れば、公社が調整をして、レンタルの仕事などを十分にすべきではないかと、このように思うわけでございます。
 ただ、公社に大豆コンバインを入れてリースしたらどうかということですが、それは補助金でもあれば別ですが、公社自身に補助金がないとすればなかなか困難であります。今、営農集団が県へ申請して許可があれば補助が来ますので、そのことに力を入れさせていただく。ただおっしゃるように、早いものもあったり遅いものもありますから、その辺の調整などひとつ世話役をしていかなければならないかなと、こんなことを思っております。
 いずれにしても、レンタルにつきましては特産物でございます球根に私は頭が行っていますので、これの一連の機械を今結構使ってもらっておりますが、まだ不足分もございますので、何としても球根の方へ目を向けたいと、こう思っております。
 もう1つは新しく、中山間地等でやっていただきますソバに対する機械を買ってリースをしたい。そして一大産地をつくってもらう。そのかわりにあんまり農薬をかけたりしないようなソバをつくってほしいなと、こんな気持ちを実は持っておりまして、そのような機械整備をしていきたいなと。いずれにしても、御提案につきましてはまた十分研究させていただきたいと思います。
 明年度の転作等については、産業建設部長からお答えいたします。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 藪田康男君。
  〔産業建設部長 藪田康男君 登壇〕

◯産業建設部長(藪田君) 石田議員さんの来年度の転作について答弁をいたします。
 今年度の生産調整につきましては、昨年度と同様な対策が実施されており、転作目標面積をもって前年度並みとなっておりますが、国では農業の構造改革ということで現在、米政策の見直しが行われており、今年1月に生産調整に関する研究会を設置し、生産数量管理や計画流通制度の問題、公平性の確保など生産調整に関する今後のあり方について幅広く検討が行われております。
 研究会の検討結果につきましては、今月末をめどに取りまとめられることになっており、来年度の転作につきましては、現段階では詳しい内容は公表されておりませんが、生産数量管理方式へ移行することを中心に論議がなされているようであります。この方式は、従来までの転作目標面積を配分する方法から新たに生産数量を配分する方法に変わったものであります。配分方法が変更されれば、現場では混乱が生じることも予想されます。また、そのほかにも対策内容の見直しが行われる可能性がありますので、今後の研究会の検討状況を見ながら、農業者の皆さんにいち早く情報提供を行い、関係機関と連携し、慎重に今後の対応を行ってまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 2番 林 忠男君。
  〔2番 林 忠男君 登壇〕

◯2番(林君) 通告に従いまして、順次質問をいたします。
 まず初めに、公立学校週5日制について質問をいたします。
 本年4月から、公立学校週5日制が始まりました。学校週5日制になることにより、何もかも学校任せにできなくなることによって、結果的に父母や地域社会も今改めて教育に参画するように変わっていくのではないかと思います。
 1週間のうち学校へ行かない2日間をどうするのか、そんな切実な問題意識が生まれて、いろいろな意見が父母の方々から出るようになり、今改めて地域の子供たちを世話する団体でもあった地区青年団の必要性が望まれますが、すぐにそのような団体を復活することもできない状況の中、父母や地域社会に教育への参画がいや応なしに問われることになるように感じます。当然、子供の週末の過ごし方が問題となっています。
 学校週5日制につきましては10年前ごろから部分的に始まり、当時、地域社会に子供の受け皿をということでいろいろな行事やイベントを組むなど意気込んだ時期もありましたがあまりうまくいかなかったのは、準備の大変さの割には子供たちにとってはさほど魅力を感じなかったからだと思います。
 もともと学校週5日制は、子供たちが地域や家庭で育つということが少ない状況を何とか克服しようということから始まったものでした。しかし、そう言われても急に地域に子供たちの遊び場などの施設ができるわけでもない。そこでイベント的な取り組みとなったのですが、それでは準備するほうは大変ですし、いつも魅力的な取り組みができるわけでもなく、その上、学力低下などの議論も起こり、土、日曜日をスポーツ少年団や塾通いに使えばよいという議論さえ生まれていたとも言われておりました。要するに、土曜日、日曜日の使い方のイメージがはっきりしないままに学校週5日制に突入したのです。
 そこで私は、一つの対策として、学校週5日制は子供たちのためというだけでは正直親も大変ですので、親自身のやりたいことや日ごろできないことを家族でやる方法を考えればよいのではないかと思います。例えば、近所の農家の方に休耕田をお借りして、週末、農業をやってみてはどうでしょうか。農業といっても、米づくりをするのではなく、いろいろな穀物や野菜、花などを植え、育ててみてはどうかと思うのです。週末には休耕田へ出かけ、親子一緒になって畑づくりをする。このように、親子のふれあいをする機会が一番大切ではないでしょうか。もともと気の合った親子でする畑づくりですので、学校でやるような学校農園でなく、隣の人の遠慮など考えるようなこともないし、また、親が都合で一緒に行くことのできない場合でも、子供自身1人で畑に行って水をかけることや草むしりするなど簡単な作業ができるわけですし、植物の成長過程を見ることや家族で一緒の作業の後に、母親の手料理の弁当を食べながら、日ごろのさまざまな出来事を話す機会が増えることにより、子供は生き生きしてくるものと思います。
 このような体験をすることによって、子供たちにとっては学校で得ることのできない真剣で楽しい自然体験や、家族のきずなが強まっていくのではないかと感じています。私は、休みになった土曜、日曜日は子供たちを地域に返すだけではなく、まず家族が子供と一緒になってさまざまな思い出をつくる時間に使うべきだと思っております。
 そこで、市当局は学校週5日制時代の家族についてどのような指導を考えておられるのか、お尋ねをいたします。
 次に、フリーター対策について質問をいたします。
 今、フリーターの増加が指摘されています。本年4月に高等学校の卒業者のうち、就職者の就職企業が決まっていない、いわゆるフリーターへの対策であります。今後、フリーターに対する個別就職ガイダンスの強化を望むものであり、再チャレンジできる機会とあわせ、若者に薄れつつある就労意識を育むことに期待をしたいと思っております。
 定職につかず、パートやアルバイトで生計を立てるフリーターは大きく分類すると、自由志向、夢追求、行き当たり型などのタイプがあるようです。厳しさを増す現在の雇用情勢から推測して、就職を希望しながら思いどおりにならなかった学卒者が増えていると考えられます。
 こうした就職に意欲的なケースを含め、将来の明確な目標を持っていたり、自分に適した生き方を求めるケースなどは、ライフスタイルが多様化する社会で一定の理解はできますが、今の労働市場全体から見てみると、労働力の流動化や低賃金の単純労働の確保といった点に、フリーターの存在価値をみることができます。
 ただ言うべきことは、自由の気楽さに安住を見出したり、就職しても少々の障害で安易に離職するような、勤労に対する意識が希薄な若者も増えていることが一番心配です。目標のないままフリーター生活が長く続けば続くほど、正規の就労は難しくなり、労働論理の低下が社会に対する義務感や帰属意識の喪失につながるとの懸念も考えられます。
 国民年金の未納者の増加は大変で、国家的な問題でもあります。もちろん個人の職業選択は自由でありますが、現在300万人とも言われている若者が定職を持たずにいる社会は決して健全ではなく、今後、職業への関心を高めるため、小学校段階から将来の職業に対する教育の必要性を感じます。
 そのためには、親を含め身近な大人の役割が最も大切であり、創意工夫により物をつくり出したり、仕事を通じて能力を磨いたり、難易度の高い仕事を達成した充実感など働く喜びはフリーターでは得にくいと思います。そうした経験や日常の姿を伝える先生的な役がいてこそ、若者に刺激を与えるのです。安易な方向に走る若者の傾向が労働水準の低下にならないためにも、しっかりとした就労意識を育てる教育が必要であると感じており、助役及び教育長に今の状況はどのようになっているのか、また今後の対策はどのようにお考えなのか、明快な御答弁をお願いいたします。
 次に、今、日本の財産を守ろうということで、私は散居村風景保全条例の提案を申し上げたいと思います。
 今、砺波の現状は農村の混住化、都市化に伴い、日本に誇る景観が失われつつあり、核家族化などによる屋敷林を持った伝統家屋に高齢者だけが住んでいることが多く見受けられます。伝統的家屋の日常維持管理の難しさなどの問題が指摘されているところでもあります。このようなことから、散居村の景観を維持していくための日常的な取り組みや屋敷林やカイニョ、アズマダチなどの伝統的家屋の円滑な継承を図りながら、伝統文化などさまざまな活動を通じて、地域の活性化の必要性を感じます。
 そこで、散居村、屋敷林、カイニョ、伝統家屋の歴史と文化に育まれた美しい農村景観の重要性を認識し守っていくために、地域住民、企業、行政が一体となって景観の保全創出への取り組みを推進されることを望むものであります。
 当市は、これまで伝統的な散居特有の景観の整備に所有者とともに保全に努めてきました。今後は条例を制定され、数少ない日本の財産的な景観を守りたいと思うものであいます。
 そこで、四季感を含めた全体で調和する風景を保全区域として指定をし、指定された区域内の建物の新築、増改築及び宅地造成や樹木の伐採などは市長へ届け出を必要として、ある程度の基準に適合しない場合には市長が助言や指導するような方法で対策をし、さまざまな分野で技術指導や場合によっては助成支援を考える必要も出てくるものと思われます。
 砺波の特有な豊かな自然環境を守り育てるとともに、生活に潤いを持たせた快適な環境を維持するために、花と緑への取り組み、チューリップなど花をキーワードとした都市間交流を推進し、市民参加の緑化意識高揚に努め、景観維持のために公共施設の緑化や開発行為との調整を図りつつ、散居村風景保全条例の提案を申し上げるものであります。
 四季折々の顔を持ち、落ち着いたたたずまいの散居村風景に絞って保全をする条例は全国で初めての試みではないでしょうか。そこで私は、地方に合った砺波らしいまちづくりを推進していくためにも条例が必要と感じますが、市長の明快な御答弁を期待しまして私の質問を終わります。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 林議員の散居村風景保存条例についてお答えを申し上げたいと思います。
 おっしゃるとおり、散居村の景観は先人から受け継いだわけでございますが、全国に誇るべきすばらしい皆さんの共有財産だろうと、このように思っております。したがいましてこれを守り、そして新しい魅力等をつけ加えて次世代へ継承することは大事なことだと、このように認識をいたしております。
 この景観の保全につきましては、条例をつくって規制しなさいというお話もございましたが、結構地域的には広がりがございます。それから構成要素も多分に幾つもございます。水路があったり道路があったり、それも真っ黒なアスファルトであったり、砂利道であったりするような構成要素もいろいろございます。そしてもう1つは、それぞれの散居については、今現実、留守家もあるかもしれませんが生活をしておられる、そんなこともございますので、おっしゃるような気持ちはわかりますが、行政が一方的に規制をするということがなかなかできない。ただし、景観を保全するためにみんなでコンセンサスをとって、寺島議員にも申し上げたんですが、みんなでこの屋敷林を守ろうじゃないかという協定等があるとすれば、県も補助金出す、うちも出す。それから、皆さんがいいことだとおっしゃれば、それに支援をしてあげて、せめてその地域を協定で守るという、そういうスタイルは私はあるような気がいたします。
 したがいまして、枝打ちのことだとかあるいは後の落ち葉の問題だとかいろいろございます。今いろいろ研究もされておりますが、そのようなものを取り入れて、できれば住民協定といいますか、景観を保全するためにみんなでやろうじゃないかと、そういう雰囲気をつくり出すことが一番大事ではないかと、このように思うところでございます。
 今日、午前中の寺島議員さんにも申し上げましたし、このことについては何人かの議員さんからも提案があったわけです。このような趣旨について何かしろというのはこの議場でもあったわけであります。ただ、よく調べてみますと、個々の財産であるし、規制をする、あるいは林議員からは具体的に市長に申請をして許認可までせよというようなことになりますと、裏腹に罰則も考えなければいけませんし、そうかといって関連法規というのはいろいろあるわけですから、それと連鎖するというのは弱小の自治体としてはできることがなかなか不可能だと、このように思うわけでございます。
 したがいまして、新聞にも発表されておりましたが、今、富山県が景観条例をつくろうと、それがどのような内容なのか十分見きわめたいと思いますし、それから環境省から砺波市が環境基本計画を策定することの認可もいただいたわけです。補助金もちょうだいするわけですが、そのことで皆さんと十分話し合いをして、どうみんなで環境を守るか。環境というのは随分広いわけでございますが、そのことについて十分議論をして策定をいたしますので、今おっしゃった趣旨を反映することが大切ではないかと、このように思うわけでございます。せっかくの提案でございますが、明確ではないんですけども答弁といたしたいと思います。
 その他の質問については、助役、教育長からお答えいたします。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 助役 今井 烈君。
  〔助役 今井 烈君 登壇〕

◯助役(今井君) 林議員の御質問のうちフリーター対策について、フリーターの現況、そして就職、国民年金等の未納、そういうようなものに対する対策についてお答えをいたします。
 林議員の御質問の中にもございましたが、現代の若者の生き方と申しましょうか、行動ということにつきましては、議員も御質問の中で自由ということを原則にしながら、その生き方に憂慮、そしてまた義憤を感じておられますことは、私も全く同感でございます。ただ、質問のフリーターの個別就職の問題とか国民年金等々の問題につきましては、厚生労働省の所管でございまして、市町村行政が責任のある答弁をできる立場ではないということをひとつ御理解をいただきたい。
 したがいまして明確はおろか、実はここで下がらなければならないのかもしれませんが、林議員の熱意に打たれまして所感を述べさせていただきたいと思うわけでございます。
 議員の御質問の中にもございましたが、フリーターと申しますのは、正社員として就職するのではなくて、短期間のアルバイトなどをして過ごす若者を意味する言葉でございます。その増加の背景には、正社員としての拘束を嫌うといった若者の意識変化とともに、バブル崩壊後長く続く就職難の中で、満足できる就職ができなかった若者の増加という事情があろうかと思うわけでございます。
 また一方では、コストのかかる常用労働者を減らして、アルバイトなどの非常用雇用を増やそうとする企業側の動きもこれを助長しているものがあるというふうに考えられるわけでございます。
 フリーターの実態につきましては、平成12年1月に、日本労働研究機構が若者のワークスタイルを調査した中で、フリーターになる理由といたしまして、社会人としての義務責任回避型が45%、やむを得ずフリーター型が40%、夢追求型が15%と大きく3つに分類をしているところでございます。
 議員が御指摘の問題となりますのは、フリーターとなる中に、社会人としての義務や責任を回避する。いわゆる45%の若者が占めていることでございます。フリーターをしながら本当にやりたい仕事を探すというプロセスとか、生きがいを求めてというようなことであれば、それも評価できるわけでございますけれども、若いときに身につけるべく基礎的な職業能力を持たない若者が増加するということは、将来の我が国における労働の質の低下を招くということが大変懸念されるわけでございます。また、税金や国民年金など国民としての義務や責任を全うする意識が欠如しておるということは、国の根幹を揺るがしかねないということが憂慮されるわけでございます。
 なお、フリーターの増加と国民年金未納の増加等ということは、必ずしも因果関係言い切れないといいますか、そういうことは私ども承知いたしませんが、いずれにいたしましても、国は昨今のこのような若者の生き方というものにつきましては、やはり対策を講じられるべきではなかろうかと思うわけでございまして、そうした中で、市町村でお手伝いできることがあれば、この後教育長が答弁されますが、教育の問題等を含めまして、お手伝いをしてまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(高田君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 林議員御質問の学校週5日制時代の家族への対応ということと、今ほど答弁をいたしておりますフリーター対策の中で、将来の職業に対する小学校からの教育指導を考えてはどうかという、このことについて御答弁申し上げます。
 地域の中で、若者に元気を出していただくためには、議員御指摘のとおり、青年団の復活が望ましいことと考えております。
 市では本年度から、青年団体活性化プログラムに基づく3カ年事業を予定しており、青年団復活とまではいかなくても、地域における青年層の主体的な活動が行いやすい環境を醸成し、青年団体の活性化を図っていきたいと考えております。
 さて、学校週5日制の本旨は、子供たちにゆとりを持たせ、親子のふれあいや地域の中でのさまざまな体験を通じて生きる力をつけさせようというものです。そのような意味で、議員御指摘のとおり、親と子が共同作業を通じて、楽しい自然体験や家族のきずなを強めていくことが土曜、日曜の過ごし方としては最適であろうと考えております。
 先に齊藤議員にもお答えをしたとおり、完全学校週5日制導入に伴い、土、日曜日の過ごし方について簡単な調査をいたしました。その結果、小学生では午前は勉強、宿題を行い、午後は近所で遊ぶケースが多く、自分1人、または父母や家族と行動をともにするというケースが多く見られました。
 中学生では、午前はクラブ活動、午後はゆっくり休むというケースが多く、行動は友人と一緒、次いで自分1人という傾向でありました。この調査結果などを参考に、今後、学校を通じて児童生徒に次のような点について指導を行っていきたいと考えております。
 土曜、日曜の過ごし方について、よく家族に相談をして決めること。次に家の手伝いを多くすること。3番目に公民館など地域の行事に積極的に参加すること。4番目に事故に遭わないよう安全に気をつけること、このような4つの事柄に重点を置いて指導しているところでございます。
 また、保護者に対しては就学時健診、こういう機会を利用した家庭教育講座や両親学級、学校だより等を通して子育てについては、第一義的に親に責任があること、2番目には親子のふれあいの時間をできるだけ確保すること、3番目には子供の成長を常に見守り、変化に対応した子育てをすること、この3点に特に重点を置いて話し合ってまいっております。なお、毎月第3日曜日の家庭の日についても、しっかりと周知し、せめて月に1日だけでも親子でゆっくり過ごすよう呼びかけてまいりたいと存じております。
 次は第2点といたしまして、小学校からの勤労に対する教育指導をというお話ですが、学習指導要領の道徳において、小学校では学校の教育活動全体を通じて、道徳的な信条、判断力、実践意欲と態度などの道徳性を養うこととなっており、その中で、主として集団や社会とのかかわりに関することで、第1学年及び第2学年では、父母、祖父母を敬愛し、進んで家の手伝いをし、家族の役に立つ喜びを知る。これが1、2年生でございます。第3学年及び第4学年では、働くことの大切さを知り進んで働く。5年生及び6年生には、働くことの意義を理解し、社会に奉仕する喜びを知って公共のために役に立つこととする。また中学では、勤労の尊さや意義を理解し、奉仕の精神をもって公共の福祉と社会の発展に努めることとされております。
 このほか、社会科などにおいてもいろいろと学んでおりますが、それぞれ児童の発達段階を考慮し、指導に当たっているところであります。
 また、飼育栽培活動、校内美化活動、地域社会、公共施設の清掃活動、福祉施設との交流活動などの学校内外の生活などの中で、体験的な活動を経験することは大変重要であります。学校では、地域の皆さんや事業所などいろいろな方々の御協力を得て活動を進めておりますが、例えば、全市的な取り組みとして、出町中学、庄西中学、般若中学の14歳の挑戦事業は今年で4年目になりますが、平成13年度は132事業所が協力をしてくださっておりまして、大変すばらしい効果を上げておりますので、このような機会をさらにしっかりしたものにして、子供たちに働くことの大切さというものを体で覚えさせてまいりたいと思っております。
 学校では、子供たちに勤労の価値や必要性を体得できるようにするとともに、自らを豊かにし、進んで他に奉仕しようとする態度を育てるように、今後とも体験学習などはいろいろな皆さんの御協力を得ながら進めてまいりたいと思っております。
 以上です。

◯議長(高田君) 以上をもちまして、本日の日程を終了いたします。
 次回は、明6月14日午前10時から開会をいたします。
 本日はこれをもちまして散会いたします。
 大変御苦労さまでございました。

 午後 3時04分 閉議



平成14年6月定例会 議案一覧

      本定例会に付議された議案等の件名

議案第46号 平成14年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)
議案第47号 平成14年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)
議案第48号 砺波都市計画出町地区土地区画整理事業施行に関する条例の一部改正に
       ついて
議案第49号 工事請負契約の締結について
議案第50号 工事請負契約の締結について
議案第51号 財産の取得について
議案第52号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
報告第 3号 専決処分の承認を求めることについて
 専決処分第5号 平成14年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)
報告第 4号 継続費の逓次繰越しについて
報告第 5号 継続費の逓次繰越しについて
報告第 6号 歳出予算の繰越しについて
報告第 7号 歳出予算の繰越しについて
報告第 8号 支出予算の繰越しについて
議員提出議案
第  3 号 道路特定財源の確保等に関する意見書
請    願 「有事法制三法」案を直ちに撤回することを求める請願書
砺波市農業委員会委員の学識経験委員の推薦について
砺波広域圏事務組合議会議員の一般選挙
議員の派遣について
所管事務調査に係る閉会中の継続審査について