作成者別アーカイブ: tonami



平成14年3月定例会(第3号) 議事日程・名簿

     平成14年3月砺波市議会定例会会議録(第3号)

1.議事日程
  第1 市政一般に対する質問、並びに議案第1号から議案第39号まで、平成14
     年度富山県砺波市一般会計予算外38件及び報告第1号 専決処分の承認を
     求めることについて外1件
     (一般質問、質疑、委員会付託)
  第2 医療制度改革について、国への意見書採択を求める請願書外2件
     (委員会付託)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   3月 8日  午前10時03分  開議
   3月 8日  午後 4時06分  閉議

1.出席議員(20名)
   1番 飯 田 修 平 君     2番 林   忠 男 君
   3番 柴 田   智 君     4番 齊 藤 源 秋 君
   5番 寺 島 良 三 君     6番 江 守 俊 光 君
   7番 松 本   昇 君     8番 池 田 昭 作 君
   9番 石 田 隆 紀 君    10番 高 田 隼 水 君
  11番 村 中 昭 二 君    12番 堀 田 信 一 君
  13番 山 岸 銀 七 君    14番 西 尾 英 宣 君
  15番 宮 木 文 夫 君    16番 柴 田 豊 明 君
  17番 前 田 喜代志 君    18番 吉 澤 邦 麿 君
  19番 松 本 恒 美 君    20番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 野 村 泰 則 君

                   産業建設
 民生部長 津 田 俊 祐 君    部  長 藪 田 康 男 君

                   企画調整
 水道部長 坪 本 正 樹 君    室  長 堀   秋 博 君

 検査室長 宮 井   正 君    総務課長 吉 田 孝 夫 君

                   社会福祉
 財政課長 永 田 俊 満 君    課  長 今 井 孝 夫 君

 商工観光              上水道
 課  長 有 若   隆 君    課  長 安 念   茂 君

                   病  院
 病院長  北 野 喜 行 君    事務局長 井 上 辰 夫 君

 教  育
 委員長  長 久 太 郎 君    教育長  飯 田 敏 雄 君

 教育次長 喜 田 豊 明 君    監査委員 畑   尚 之 君

 監  査
 事務局長 永 井   進 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

 事務局長 古 井 勝 久      主  幹 舘   賢 一

 調査係長 田 嶋 和 樹



平成14年3月定例会(第3号) 本文

1.会議の経過
 午前10時03分 開議

◯議長(村中君) ただいまから本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。
 日程第1 市政一般に対する質問並びに議案第1号から議案第39号まで、平成14年度富山県砺波市一般会計予算外38件及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
 昨日に引き続き、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告により発言を許します。
 5番 寺島良三君。
  〔5番 寺島良三君 登壇〕

◯5番(寺島君) お許しをいただきましたので、通告に基づき市政一般についての質問と要望をさせていただきます。
 まず、市町村合併についての取り組みについてお尋ねいたします。
 国、地方を通じた厳しい財政状況のもと、市町村が今後とも総合的な行政を主体として責任を果たし、個性豊かな活力に満ちた地域づくりを進めていくためには、行政基盤の強化や広域的な対応が強く求められ、広域行政だけではなく、市町村合併はそのための有効な方針であると思います。
 「市町村の合併の特例に関する法律」の期限である平成17年3月末まであと3年になり、合併に対する関心と機運が高まっている中、2月15日付の北日本新聞に、同社が県内全市町村長35人を対象に実施した合併問題についての対応を探るためのアンケート調査結果が掲載されておりました。
 それによれば、「合併に対する姿勢」について、「合併特例法の期限の17年3月までに合併するべき」と答えた市町村長が42.9%(15人)、「17年末に間に合わせなくてもできるだけ早く合併するべき」が17.1%(6人)、「合併を検討すべきだが、急ぐ必要はない」が11.4%(4人)、その他が28.6%(10人)、「合併の必要はない」と答えた市町村長はおらず、「合併は必要」あるいは「避けられない」と考えていることがわかりました。
 当ブロック内の砺波広域圏10市町村に加え、小矢部、福岡町の12市町村長の回答でも、概ね積極的に検討している姿勢が示されておりました。「具体的な市町村あるいは広域圏が念頭にありますか」の設問に対し、井波町長、福岡町長は明確な回答を避け、慎重な姿勢を示しており、そこにいささか温度差があるように感じられます。
 砺波広域圏のリーダーとして、各市町村間での方向性や思惑の相違を今後どのように調整され取りまとめていかれるか。また、砺波市の立場で市町村合併の必要性についてどのような考えか、市長にお聞きいたします。
 先般、砺波地域合併に関する研究会の報告書が出されました。それによりますと、関係市町村の現状や合併後の効果、懸念事項及び対応策についての研究報告が詳しくまとめられており、興味深く見せていただきました。
 この報告書の中でも、合併の効果として、組織の集約化・効率化を進めるとともに、市町村長や議員、各種委員会、審議会等の委員、事務局長等の総数が減少し、経費を節減することができる。また、自治体規模の拡大により、介護保険や国民健康保険等の運営を安定化させることができる。行政運営の効率化と行財政構造の改善が可能になることや、市町村合併により行財政基盤が強化され、サービス提供等を担当する部門の強化や多様かつ高度なサービスの提供、使用料、手数料の住民負担の軽減が見込まれ行政サービスの充実が図られること、広域化による利便性の向上など多くのメリットが挙げられております。
 懸念事項としては、合併後の市町村において、開発や成長等が中心部などの特定地域に集中し、周辺部の整備が立ち遅れることや、地域の過疎化が進行し、集落機能が維持できなくなり、伝統・文化の衰退、農地、山林の荒廃など地域格差の発生・拡大が生じるおそれや、地域の連帯感、愛着等の希薄化が懸念されておりますが、その対応策についても研究報告がなされておりました。今後、この研究報告書を活用して、合併に向けて、より深い検索をしていただきたいと思います。
 市では、先月市内17地区で「市町村合併地区説明会」を実施されましたが、市民の反応はいかがだったでしょうか、またどのような質問や意見があったでしょうか、お聞かせください。
 「合併特例法」の期限内の平成17年3月末までに合併を目指すのであれば、迅速な対応が必要となりますが、今後どのような計画で進められるのでしょうか。
 住民の意思を尊重し、広く情報を提供し、より具体的な議論を進めていただき、市民から喜ばれるような合併の実現をお願いいたします。
 次に、下水道事業についてお尋ねいたします。
 快適な生活環境の確保や河川の水質保全を図るために、下水道整備は早急な課題になっております。砺波市の下水道普及率は36.6%で、富山県下の59%に比べますとまだ遅れているのが現状です。
 国では、財政改革、構造改革に取り組み、予算の縮小・廃止などが行われる中、市としても予算の縮小がやむなくされており、平成14年度の下水道事業はその有効性、経済性を踏まえて事業計画がなされたものと思います。平成14年度の事業計画の概要と平成14年度中における下水道事業の進捗普及率はどの程度になる見込みかお尋ねいたします。
 10年以内に公共下水道の整備が見込めない東野尻、鷹栖、林、若林、高波の5地区は合併浄化槽で補助金を交付して、設置者が自ら管理を行う環境省方式で進められています。太田、中野、五鹿屋地区におきましては集合処理、特定環境保全公共下水道事業で整備し、家屋間限界距離に基づき、延長80メートル以上のところについては、当初市が合併浄化槽を設置し、管理する総務省方式ですると説明があったのですが、今回北部地区と同様に設置者に補助金を交付し、設置者自らが管理を行う環境省方式で整備計画の変更が検討されていますが、その変更理由についてお尋ねいたします。
 また、小矢部川流域下水道に結ぶ2期幹線の整備計画が見えてこない状況ですが、福岡町を中心に、高岡市、小矢部市及び砺波市において新たな協議が始まったとのことですが、その計画内容についてもお聞かせください。
 次に、高齢者福祉施設の充実についてお尋ねいたします。
 先の砺波地域合併に関する研究会報告書によれば、当ブロック内の合併後の人口の将来推計は、既に全国や県を上回る急激なペースで高齢化、人口の減少が進行しており、平成37年には65歳以上の高齢者が3割程度を占めることを予想しております。深刻な高齢化が進む中で、今後、介護を必要とする高齢者の増加が見込まれ、将来の行財政基盤に深刻な影響が懸念されております。
 その対応策として健診予防、保健福祉の強化を図ることが重要になってくる上で、砺波総合病院第2病棟に設置計画される「健康づくりセンター」の役割が大いに期待されるところです。健康で安らぎある市民生活を確保していくために、保健、医療、福祉を総合的にとらえ、相互に連携しながら提供する拠点施設として建設されるわけですが、計画概要についてお聞きします。
 次に、北部地区総合福祉センター建設計画についてお聞きします。
 平成14年度の予算では1,300万円余りの計上があったわけですが、苗加苑、南部デイサービスセンターと同様の施設と聞いておりますが、どのような施設概要になっているのか。現在、各デイサービスは満杯状況のようですが、北部地区が完成すればかなり緩和され、サービスの向上が図られるものと思います。
 また、特別養護老人ホームやなぜ苑のショートステイも現在満床状況であります。市内には民間ショートステイが幾つかありますが、いずれもベット数が少なく、休日等の利用はなかなか空きがないようです。介護する人や家族が冠婚葬祭、急病等で利用できないことが多くあると聞いております。ぜひ、やなぜ苑のショートステイの増設が必要だと思いますが、今後の対応についてお尋ねいたします。
 いずれの施設も、直接現場に携わっている人や利用者の声をよく聞いていただき、知恵を絞り、創意工夫して、市民や高齢者が利用しやすく、親しまれる施設となりますようお願いして、私の質問を終わります。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 寺島良三議員にお答えをいたします。
 まず最初に、市町村合併の取り組みについてでございます。
 昨日も代表質問でお答えをしたんですが、改めてお答えを申し上げたいと思います。
 合併は必要だろうと、このように理解をいたしております。合併するに当たりましては、寺島議員もおっしゃったんですが個性豊かな地域づくり、同じパターンの合併では意味がないと思います。砺波なら砺波らしさ、そしてピリっと光るようなそういう合併が私は正しいのではないかと、このように理解をしておるわけでございます。
 質問にございましたように、広域圏のリーダーとしてどう調整し取りまとめるのかということでございます。マスコミのアンケートなどから分析されておったわけですが、合併の必要性等につきましては、各首長、それぞれ理解をしておられるようですが、どのように合併するか、それぞれの立場から考え方がおのずからおっしゃるように温度差があるようでございますし、考え方も違っておるようでございます。
 したがいまして、私は、リーダーという立場からまず各市町村のそれぞれの思いがあると思いますので、腹蔵のない実直な意見をそれぞれ出し合っていくことが大切ではないかと、このように考えておるわけでございます。
 したがいまして、合併協議会を早くつくれという首長さんもおられましたけれども、その前に十分話し合いをする準備会を設けたらどうかと思いまして、助役及び担当部長でその場を持ってほしいと、このように考えておるところでございます。
 次に、砺波市の立場でということでございます。
 先般の砺波地域合併に関する研究会の資料もお読みになっていただきました。財政力や市民サービス、その負担につきましては、砺波市は特段に悪いところはないように私は思います。その他、合併することについて効率的な面もおっしゃいましたが、そのとおりだと思います。ただ、一つの例を申し上げますと、高齢化率も、今、砺波市は低いほうでありますが、これは合併することによって将来的に保証されるものではないと、そうなりますと市民の経費負担も増大するように思うわけでございます。
 そこで、寺島議員さんはメリット、デメリットをそれぞれ分析されました。そのデメリットについて調整をすることが大事ではないかと、このように思っておるところでございます。
 なおまた、地区説明会についてどのような質問や意見があったかということでございますが、助役、収入役に現場に行っていただいて、それぞれ意見交換をしていただきましたので、助役さんから集約をして御報告をさせていただきたいと思います。
 今後どのような計画で進むかということでありますが、今申しましたように準備会でいろいろ議論をしていただく。その上で平成14年度末には合併協議会を設ける。ただしその場合には、議会ともよく議論をして進めさせていただきたいと思います。
 いずれにしても、特例法の期限でございます平成17年末までに合併をしなければならないと、このように思っております。市民が期待し、喜ぶ、そういう地域づくりのための合併であるべきだと、このように理解をいたしております。
 次に、下水道事業の概要についての質問でございますが、提案理由でも申し上げましたわけですけれども、公共下水道事業では、杉木地内の管渠工事、広上雨水幹線の設計及び工事にも着手したいと考えております。事業費では、補助、単独合わせて1億2,000万円となるところでございます。
 特定環境保全公共下水道事業は、南般若、庄下地内の管渠工事に着手いたします。なお、本年度認可拡大をいたしました南般若、庄下地内の測量設計を引き続き実施いたします。事業費では、補助、単独合わせて6億5,000万円となるところであります。
 平成14年度で整備するところを加えますと、認可事業費に対する進捗率は、公共、特環合わせて約60%になる見込みでございます。
 なおまた、富山県で初めて取り組む特定地域生活排水処理事業を栴檀山地区で合意をいたしましたので、着手をいたしたいと思います。つきましては、県との調整も終わりました。もちろん一挙にやれるわけではないので、年次計画も添えて県と話し合いをして、一応予算づけ等について御了解をいただいておるところでございますが、今年度は9,800万円になるところであります。いずれにしても下水道事業については、今回、地方経済の活性化も考えまして予算化をしたということを御理解いただきたいと思います。
 合併処理浄化槽の整備等につきましては、部長から申し上げます。
 次に、小矢部川流域下水道の2期幹線でございます。
 これも代表質問でお答えいたしましたが、福岡町では最終の下水道整備地区として、砺波市との境界地域に差しかかってきたということで、県事業でございますけれども、一応2市町村にわたらなければ要件が整わないということで打診がありました。私は将来を見据えて、2期幹線計画の地域についてはいずれ団地等々が予想されます。先行投資になるかもしれませんが、このことについては参加する方向で、今話をいたしております。そのことを考えておるわけでございます。しかしながら、国、県の状況から見ましてなかなか予算づけが難しいと聞いております。少し遅れると考えるわけでございます。
 次に、高齢者福祉施設等についてでございます。
 第1点は、健康づくりセンターについてのお尋ねでございます。
 機能といたしましては、寺島議員さんもその役割を前段申されたわけでございますが、1つは、少子化に対して安心して子供を生み育てる、そういう子育て支援機能を持つことも大事だと。もちろん健診体制の強化、保健と医療の連携がこの場でできるのではないか。病院の皆さんにも協力を求めておるわけですが、全面的に賛成をいただいております。今後、高齢化につきましては、高齢者の病気予防、介護の予防、そういった面で重要な機能を果たすものと、このように理解をいたしております。
 その他、健康相談や健康診査、予防接種、リハビリに至るまでの一環したサービスができるように配慮いたしております。なおまた、基幹型在宅介護支援センター等の窓口として、今後位置づけをしていきたいと思いますし、今、訪問看護等については大変好評でございます。隣にドクターもおられますので、そういった面でのセンター的な役割として今後考えてまいりたいと思っております。内容等についてはこれから基本計画があって、実施設計の段階でさらに詰めさせていただきたいと、このように思うところでございます。
 それから次は、北部地区における福祉施設等についての考え方を示せということでございます。その1つは、高齢化社会を迎えますので、元気で生き生きとしていただくための健康ゾーン、そういうものをまず設けたい。その意味では、でき得れば屋内多目的施設や機能訓練室を備えてまいりたいと思います。
 2つ目は福祉ゾーンであります。ゆっくりとくつろいでいただくことによって、老人の生きがいをそこで見出していただくというようなことで、娯楽室とか浴場とか、そういうものを設ける必要があるのではないかと、このように思っております。
 3つ目は支援ゾーンであります。後ほども申し上げますけれども、デイサービスセンター等を建設し、それから低所得者の高齢者の居住という意味での支援施設を考えたらどうかということで、今、県から指導をいただいておりますが、よく聞いた上で対処してまいりたいと思っております。
 4つ目は交流ゾーンであります。いわゆる高齢者と若い人たちが一緒にふれあう場づくりが必要だろうと、このように考えております。平成14年度におきまして、施設の基本設計を予算化させていただきまして、今後、内部についてさらに詰めさせていただきたいと思っております。
 次に、やなぜ苑等につきまして、デイサービスもショートステイも満床ではないか、ついては増設したらという話でございますが、先般も介護保険組合等がございました。今、それぞれ広域組合内で施設整備が行われております。4月早々、特養につきましては60床増えますし、その他、ショートステイ等についても民間で今計画をされておりますので、改めてやなぜ苑を増設する気はございません。民間にゆだねていくことも大切ではと、このように思っております。ぜひそのことを理解をしていただきたいと、このように思っておるところでございます。
 その他、民間でもこのような施設が出てまいりましたので、その辺を十分調整をして、混雑しないようにしていきたいと思いますし、なお、先般も説明を申し上げましたが、改革の一つとしては公設民営化ということで民間の皆さんに頑張っていただく。時間の延長もございますし、それから振替休日等についても休まないで受け入れをするということでございますので、若干のサービス拡大になるのではないかと、このようにも思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
 その他につきましては、助役、水道部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 助役 今井 烈君。
  〔助役 今井 烈君 登壇〕

◯助役(今井君) 寺島議員の御質問のうち、市町村合併におきますところの地域説明会における市民の皆様方の反応、そしてまた、どのような御質問、意見があったかということにつきましてお答えをいたします。
 去る2月4日から22日にわたりまして、収入役と2班に分けまして、17自治振興会にそれぞれ出向きまして、自治振興会と市の共催という形で説明会を開催してきたところでございます。
 参加いただきました市民の皆様方は1,300名近くに及ぶわけでございまして、夜間にかかわりませず、7時30分から9時ということでございました。大体9時半を過ぎるようなことで2時間にも及ぶ間、こちらからの説明、そしてまた御意見をいただきました。私もできるだけ皆様方がどのような反応を持っておられるかと思いまして、私の持ち時間1時間半、身長の関係もございますので立ったまま市民の皆様方のお顔をお一人お一人見ながら、このことについてどう思っておられるかなというようなことで反応を見るというような形で説明会をしてきたわけでございます。終始御熱心に、本当に眠る方がおられなかったということで、私は、皆様方もそれなりにこの市町村合併というものを受けとめていただいたというふうに認識をしておりますし、また感謝を申し上げる次第でございます。
 今回の説明会の目的でございますけれども、砺波市として市町村合併が必要であるということ、それともう1つ合併を進めるについての御意見、御要望を受けるという2点を主眼に置きまして説明会をしてきたわけでございます。この説明会の御意見、御提言につきましては、早速でございますが、「広報となみ」3月号に掲載をさせていただいたところでございます。1月号の市町村合併の検討資料も全戸に配布したわけでございますけれども、そういうことで逐次、情報を市民の皆様方に提供いたしまして検討していただきたい。そして合併の機運を盛り上げていきたいと思っておるわけでございます。今後もそういうふうな形でいろいろ説明、そしてまた広報等を通じまして市民の皆さん方に情報を提供していきたいというふうに考えておるわけでございます。
 まず、市民の反応はどうであったかということにつきましては、できるだけ客観的に申し上げたいと思うわけでございますけれども、私が肌身で感じたところをもちましてお答えを申し上げますと、まず、当市の市町村合併が必要であるということにつきましては、現在、21世紀に入っての日本の経済情勢の変化、そしてまた国の財政状況が大変悪化しておるという経済情勢の変化ということについては御理解をいただけた。そしてまた、昭和の合併をしましてから50年たち、この市町村の境界のボーダレス化というものが大変進んでおるということ。そしてまた、情報化時代としての対応、そして少子・高齢化というものを考えますとき、やはり当市といたしましてもスケールメリットを求める必要はあるのではないかということにつきましても御理解をいただけたと思うわけでございます。
 そしてまた、地方分権の時代でございます。それに対する対応といたしますと、やはりスケールメリットに加わるわけでございますけれども、ある程度の規模にいたしませんと対応ができないのではないかということ。そしてまた、今回の合併につきましては、国のほうでは合併特例法によりますところの国の支援制度を考えてくれておるわけでございまして、これを活用しながらまちづくりをしていくということが大変必要ではないかということにつきまして、私はほぼ市民の皆さん方には、そういう観点からの御理解はいただけたものというふうに認識をしておるわけでございます。
 それでは、どんな御意見、御提言があったかということでございます。これも170近くに及ぶ御意見、御提言でございますので、なかなか集約は難しいのですけれども、要約をいたしますと、市民の皆さん方は、現在の行政サービスというものを合併によって低下させてほしくない、そしてまた負担が増えるような合併をしてほしくないということが最も大きいというふうに感じたわけでございます。
 今、このことにつきましてより具体的に申し上げますと、合併をしようとする市町村の財務内容はどういうふうな状況にあるのか。いろいろと事業を膨らんでやっておったり、借金があったりというところと合併すれば、自分たちのサービスが低下したり負担が増えたりするんじゃないか、そういうことについてよく調査をしてやってほしいという御意見。そしてまた、合併によって現在おるところが過疎化をしない。やはり砺波は広域圏で考えますと、北に位置しておるわけでございます。そういう面で、特に北部方面、東部方面にお住みの方からは、合併によって自分たちのところを過疎化してほしくないというふうな御意見がございました。それから、50年にわたってこの砺波市が築いてきたせっかくのまちの伝統や文化、イベントというようなものはやはり大切にしてほしい。これを合併によって、また新たにつくり直していくというのはなかなか大変ではないかという御意見も印象に残るところでございます。
 また、合併というものはまちづくりに役立つ、いわゆる合併が目的ではなくて、まちづくりをするための手段として合併というものを考えてほしいというようなところに集約されるのかなというふうに思うわけでございます。
 いずれにいたしましても、今回、初めて各地域に出て説明をしたわけでございまして、これからまた、今いただきました御意見、御提言というものを踏まえまして、合併協議会の準備会というふうなものにも臨みまして、市長の答弁にもございましたようにそれぞれ忌憚のない腹蔵のない意見を出し合って、どういうふうな合併にしていけばいいのか、そしてまた、そこで相手方もございますから、出ました意見等を踏まえまして、まちづくり、合併の姿というものをつくりまして、市民の皆様方に提示をして御意見をいただくと。そういうようなことで、つくる、提案をするというステップを踏んでやっていかなければならないのではないかというふうに、この説明会を通じまして感じましたことをつけ加えさせていただきます。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 水道部長 坪本正樹君。
  〔水道部長 坪本正樹君 登壇〕

◯水道部長(坪本君) 寺島議員の質問のうち、合併処理浄化槽の整備概要についてお答えいたします。
 これから整備いたします柳瀬、太田、中野、五鹿屋地区の下水道整備につきましては、集合処理を基本として、特定環境保全公共下水道事業で整備するわけでありますが、国土交通省、環境省、農林水産省の3省統一の経済比較マニュアルが作成され、家屋間限界距離に基づき、幹線から80メートル以上離れたところは合併処理浄化槽で整備する区域としたところでございます。なお、具体的な箇所づけにつきましては、各地区の推進協議会と十分協議して決めていきたいと考えております。
 これまで、総務省方式の合併処理浄化槽を市が設置し、管理することといたしておりましたが、北部地区と同様に環境省の補助金を交付し、個人管理として進めることとしたところであります。
 これは、1つに、下水道の早期整備を望む市民の声が多いこと。2つに、国の補助事業は削減傾向にあること。3つに、厳しい財政状況の中で、下水道事業の促進を図らねばならないこと。4つに、将来、家屋間限界距離の要件を満たせば集合処理ができること。すなわち、行政設置の合併処理浄化槽では、将来とも管渠での整備ができないなどの理由からでございます。御理解のほどよろしくお願いいたします。

◯議長(村中君) 4番 齊藤源秋君。
  〔4番 齊藤源秋君 登壇〕

◯4番(齊藤君) お許しを得ましたので、通告に従い市政一般についての質問と若干の要望をさせていただきます。
 1項目目は、今年4月から実施されます「新学習指導要領」の課題について伺いたいと思います。
 小中学校で実施される新学習指導要領は、「ゆとりの中で豊かな人間性や自ら学び考える力を育成し、基礎的な教科内容の確実な定着を図りながら、個性を生かす教育の充実に努める」という方針を掲げ、授業時数の縮減、教育内容の厳選、総合的な学習の時間の創設、選択学習の幅の拡大などのほか、完全学校週5日制と同時に実施されるとのことであります。
 学校週5日制と新教育課程が完全実施されることによって、ゆとりの中で「生きる力」を育み、「豊かな人間性」を培うことに期待を寄せる保護者や市民も大変多いわけでありますが、授業時数の削減や指導内容の厳選から、子供たちの学力確保への不安の声もあります。
 当市では、平成8年から全国に先駆けて、学校、家庭や地域社会が一体となって、「心の教育」を進めるなど、豊かな心と創造性に富む人づくりに努め、その成果を上げているところでありますが、この節目の新年度を目前にして、学校設置者として市長の新指導要領実施に向けての所感をお伺いしたいと思います。
 次に、新教育課程の実施によって、学習評価の方法が変わることについてであります。
 児童生徒の学習評価が絶対評価に一本化されると聞いておりますが、この評価は現行指導要領においても、観点別学習状況と中学校の選択教科での評定は目標に準拠した評価すなわち絶対評価であります。
 これは、子供たち一人一人の学習目標の達成度で評価するもので、知識の量の多い少ないや集団の中での位置をあらわしたりするものではなく、学習内容の基礎・基本の定着を目指して、一人一人の習熟度を把握し、学習後の指導資料として活用される点では歓迎している保護者も随分多いのでありますが、教科の総括的評価である評定と分析的な評価である観点別学習状況の評価基準は、児童生徒や保護者にもわかりやすい内容になっているのでありましょうか。
 今までは、学期末に学習の評価をして、保護者や児童生徒に通知表等で知らせておりますが、単元や課題を終えたときに評価することになれば、学期に何度も評価し、通知表は何度も家庭を往復することになるのか。あるいは、通知表は単に成績を保護者に知らせるためではないのでありますが、この点についての見直しはされておるのでしょうか。
 市内の小中学校でも、学校独自の評価基準や多目的な評価の方法、通知表等についてなどいろいろ検討されていることかと思いますが、このことについてお伺いします。
 次に、文部科学省は、先に児童生徒の学力向上に向けた5つの重点施策を提示しておりますが、具体的には子供の理解度や学校の実態に応じ工夫した柔軟な時間割、十分理解した子供には発展的な学習に取り組ませる目標と自己評価、放課後における補習や宿題など家庭学習の充実などでありますが、これらは保護者の間で高まっている学力低下への不安に応えるためとも報じられておりました。また、授業時数を十分に確保し、基礎・基本を身につけさせるため、行事の見直しをすることも書いております。
 私は、学校行事の多くは、学校、子供、保護者、そして地域の人々と合意し、互いに協力することによって成果を上げてきたものが多くありますので、学校や教師が一方的に改善しないようにすべきと考えます。また、学校は子供たちにとって学習の場でありますが、生活の場でもあります。子供たちにとっての生活は遊びに連なっており、遊びのない生活は考えられないので、授業時間確保のためとしても、現在各学校でとられている午前1回の長休みと昼食後の長休みの時間は、生活時間として確保すべきと考えます。
 また、家庭学習を促すという目的で宿題を出すことを方針の一つとして打ち出しておりますが、宿題は学力をつけるための絶対的な解決法にはならず、あくまでも授業への予習、復習とすべきと思っておりますし、家庭や地域で子供たちに豊かな知恵を育てる活動の障害になったり、子供たちや保護者の教育の負担が増えることになってはならないと考えます。新教育課程の実施によって、子供たちの学力低下を懸念する保護者や地域の人々に十分説明され、理解と協力を得られてきていると思いますが、基礎・基本を確実に定着させていく新しい教育活動の概要についてお尋ねします。
 2項目目には、環境衛生の充実についてお尋ねします。
 不法投棄に対する監視についてでありますが、消費者にエアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の4品目について、リサイクル費用の負担を義務づけ、循環型社会を目指して「家電リサイクル法」が施行されて1カ年が経過しようとしております。負担増による不法投棄も心配され、昨年9月には、不法投棄防止パトロール隊が結成され、計画的に庄川河川敷や庄東山間地のほかごみステーションなどをパトロールされておりますが、監視員の報告等から、不法投棄の現状はどのようかお尋ねします。
 橋の下や木陰のほか、路肩や田畑に空き瓶、空き缶類が今なお数多く捨てられておるのを見ますと、江ざらい日にはこのことに対する啓発活動としてこれらを一掃するよう、さらに市民に呼びかけていかなくてはならないと考えます。
 次に、ごみ最終処分場全面改良後の使用状況について伺います。
 既設の廃棄物処分場を連続壁遮、水工とキャンピングシートにより適正に閉鎖し、その浸出水は新しい処理施設で無害化される機能を持ったものに全面改良された最新施設として昨年4月から操業しておりますが、この1年間に持ち込まれた廃棄物の種類とその量はどのくらいあるものかお尋ねします。
 また、持ち込み途中で廃棄物の飛散や落下等のないように、関係者に指導されておりますが、一斉の江ざらい時期には、汚泥や汚水が交差点あるいは坂道に落下しているとの苦情が毎年寄せられておりますので、地域の環境美化を推進する上においても、運搬される方々にさらに指導徹底を要望します。
 また、工場等から排出される水、煙等の公害監視についてお伺いします。
 環境に対する監視や規制の対象が拡大してきており、これに対応するため、迅速な現状把握や情報提供のため監視測定や指導を行って、地域の公害を未然に防ぐよう企業と公害防止協定を締結し、各種調査を実施されております。水質汚濁対策として、工場団地排水路の水質測定、大気あるいは煙の公害監視、地下水影響調査等が実施されておりますが、その環境調査の実態についてお尋ねします。
 3項目目に、国道359号及び県道、市道の改良促進についてお伺いします。
 まず、国道359号東バイパス事業の進捗状況と着工促進についてお伺いします。
 国道359号東バイパスは、呉西地域と県東部地域を結ぶ基幹道路として、また、近年ますます増加する通行車両の迂回道路として、全区間の完成が待たれております。現在、芹谷地区から富山方面への改良工事もほぼ終わり、県東部地域や富山空港への通行が大変便利になってきております。そのため、安川地内の交差点や太田地内の交差点付近では、近年、車の渋滞が生じております。また、太田地内では死亡事故も発生しました。
 このようなことから、未着工区間も早期に工事が進行するよう強く望まれております。この事業の進捗状況と庄川右岸から東方面のバイパス線改良工事の見通しについてお尋ねをします。
 次に、国道359号、県道、市道の整備促進についてであります。
 国道359号は、昭和50年に県道を国道に昇格され、車社会が進む中、呉西地区と県東部を結ぶ基幹道路として、砺波地域の発展に大きな役割を果たしてきておりますが、現在も大切な道路であります。そのため、大型車両の通行が近年ますます増え、路面の舗装整備等が終了する後からも各地で地盤沈下、あるいはでこぼこ、ひび割れ、排水不良など道路の破損箇所が見受けられております。特に、庄東地区では、カーブ、急坂が多いため、破損箇所での車の振動音、振動による積み荷の落下、泥水はねなどが起きており、安全な生活環境ではないとの苦情もあります。
 県道新湊庄川線や交通量の多い市道についても、危険を感ずる破損箇所があります。市民の安全や生活や交通を確保する見地からも、国、県に対し、改良や補修をさらに要望してほしいことと、庄東地域の市道点検と補修についても早急に配慮されるよう強く要望します。
 市当局の答弁を期待して、一般質問を終わります。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 齊藤議員にお答えをいたします。
 新年度から始まります「新学習指導要領」等の課題について、今般改正もあり、どう考えるか。設置者として答えよということでございます。
 行政の立場で考えを申し上げたいと思います。
 指導要領の内容等につきましては、今、齊藤議員からもお聞きをいたしましたが、内容はよく勉強いたしておりません。文部科学省の中教審の専門家の皆さんがそれぞれ知恵を絞って、時代の変化に対応して内容等について改正されたものと推察をいたしておるわけでございます。
 昨年、教育について「21世紀教育新生プラン」というのが出されまして、全国市長会でもいろいろ議論がありました。このことにつきましては、教育改革国民会議で取りまとめをされたものでございます。各都道府県にもそのことの通達が行っておると思います。市長会では、個々の地域の状況もあって、すんなり承るわけにいけませんという市町村も実はございました。そういう議論があるということは、教育に対する関心も深いのではないかと、このように思うわけでございます。
 そこで、私は、21世紀に生きる人間として子供の育成は重要なことだと、このように認識しておりますので、私の教育観を申し上げておきたいと思います。
 私は、第1点に子供の時代は、まず心と体が健康であることが大事でないかと思います。それから2つ目は、子供のときから自立性を持たせる、そういう教育が大事ではないか。そして3つ目は、私の子供の時代と違いまして、今はグローバルな時代であります。そのことから世界の人と手をつないでいける子供を育ててほしい、このように思っております。そして、つけ加えて申し上げるならば、日本の文化といいますか、それよりも郷土のよさを子供たちに知ってもらえる、そういう教育であってほしいと思います。
 したがいまして、ある人は基礎学力がどうの知育がどうの、そういう人もございますけれども、私は今申し上げましたように、心と体の健康、子供のときから自立性を持たせること、3つ目はグローバル時代に対して世界の人と手をつなげるような人、そしてでき得れば郷土のよさを十分知ってもらう。子供の時代はそれでいいんでないかと、このように考えるわけです。したがいまして、専門家であります齊藤議員から批判があるとすれば承りたいと、このように思っております。
 いずれにしても、これらの教育は、学校と家庭と社会が一体になることが何よりも大切だと思っております。そして、行政は教育に対して中立であって、その環境を整えてやるというのは、私の行政の立場でそのように感じておるわけでございます。内容等については、教育長のほうからお答えになると思いますが、特に設置者の市長としてどう考えるかということについてはそのように考えておることを申し上げたいと存じておる次第でございます。
 次に、国道359号につきまして、その進捗状況と促進等についてお答えを申し上げます。
 国道359号砺波東バイパス事業につきましては、市街地から順次工事が進められて、今、暫定2車線で庄下地内が終わったわけでございます。おかげさまで車両の利用も多く、なお、早く延長するように地元からも期待をされておりますので、努力をいたしておるところでございます。
 そこで、先般から太田地内におきまして、地元と基本的な設計協議、用地測量調査等を実施してまいりました。用地買収単価等についても、地権者の合意を得ましたので近々契約の運びにいたしたいと、このように存じております。
 今後は、実施設計に取りかかりまして、本年の秋には主要地方道高岡庄川線まで改良工事が進むものと。竣工までは明確ではございませんがそのように進むものと思っております。したがいまして、その後、柳瀬地区との設計協議が進むわけでございますので、このことについても順序立てをさせていただきたいと、このように思っております。
 次に、庄川右岸についての質問もございましたので申し上げます。
 既に、航空測量も終わっておりますし、水準測量、現地調査等も予備調査がそれぞれ行われております。これから関係地区との協議に入るための事前調査が終わっておるわけでございます。いずれ縦横断等について提案があると思いますが、この際、地元の皆さんにぜひ御協力をいただきたい。いろいろ上だ下だという議論もあるわけでありますが、国土交通省はそれなりに交通量を考え、地元の皆さんも十分考えて私は提案をされると思いますので、ぜひ、このことについては大なり小なり異論があると思いますけれども協力願いたい。そうしないと前へ進まないということになりますので、ぜひこの際お願いをしておきたいと、このように思います。
 それからもう1つは、長大橋の関係でございます。いわゆる右岸側の上か下かの問題によって長大橋の高さ等が変わるようであります。したがいまして、そのことが先行されるように聞いておりますので、ぜひそのことを早く決めて。そうしないと、今度は柳瀬地区との高さの問題がありますので、なかなか協議ができないということになります。ぜひそのことで行ったり来たりしないようなことで、御協力をこの際お願いを申し上げておきたいと思うわけでございます。
 その他の質問については、教育長、民生部長、産業建設部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 齊藤源秋議員の御質問の中で2つ、新学習指導要領の実施により、学習評価の方法が変わることについてどう対応していっているのかということが1点、第2点は、学習時間の削減による学力低下ということがいろいろ心配されているが、それについてはどう考えているのかという、この2点についてお答えいたしたいと思います。
 議員おっしゃっておりますことを一つ一つお聞きしながら、まことにもっともだというふうに受けとめておりました。今回の学習指導要領の改訂は、終戦後5回目に当たりますけれども、4回目までの改訂を見てみましたときに、今回のように実施しない先から心配ばかりが出てきて右往左往しているというふうな状況は一度もございませんでした。まことに腰の定まらない改訂であるというほかございません。
 ましてや、子供たちの今までの学習生活を見直して、もっとゆとりを持たせて真の学力をつけよう、そして自立した子供になって生きる力をうんとつけてもらいたいというのがそもそもの発想でございました。けれども、それがいつの間にか授業時数をそんなに減らして学力が落ちたらどうなるんだ。場合によっては、家に行って宿題までさせるようなことも考えなきゃいけないのじゃないかということですが、これは全く混乱した状態というよりほかにございません。ましてやそのように学力が低下すると考えられるならば、なぜ事前に全国一斉の学力調査をしなかったかということです。
 この学力調査は、実は先月の2月に行われたわけです。4月から実施しようというのに2月に学力調査をしていたのでは、これは遅きに失するということでございます。そういったことで、議員御心配のことを私も同様に心配しております。
 最初の質問からまずお答えしますと、新年度から新学習指導要領の実施により、学習評価が相対評価から絶対評価に変わることになり、子供の学力の評価については、自ら学ぶ意欲や思考力、判断力、表現力などが重視された評価でございます。
 当市においても新教育課程の研究を、市教育センターの兼任研修員──学校で担任を持ちながら、さらにセンターの研修員ということでございますけれども、この研修員が検討を重ねて新しい通知表が見直しされました。具体的には、各教科のさまざまな学習活動の評価は単元ごと、観点別に到達度が十分達成した場合はA、おおむね達成した場合はB、努力を要する場合はCとし、これを積み上げて評価するものであります。なお、学校においての目標に対する評価基準は、各学校で現在作成中であります。
 もう1つ、この評価には子供たちの個人内評価というものも十分考えていかなければ、到達度に達しなかったからといって、ある子供はすべてC評価になっても大変学習の意欲を阻害されます。ですから、例えば3年生の1学期に30文字の漢字を習得するという基準があるといたしましょう。Aというお子さんは、それを10しか習得できなかった。けれども2学期になったら20習得できた。これは到達度から見ると、このお子さんの場合には1学期も2学期も3学期もCになってしまうわけです。これでは、その子供の努力が認められませんし、次に勉強しようという意欲が出ませんので、個人内評価──全体の観点別から見た到達度評価だけではなく、その子供、子供がどれだけ努力をしたかということも評価をしてあげなければいけない。これは、学校及び詳しくは担任の方で把握をして評価をしてあげなければいけない。これらのことは、さらに研究されることが大事だというふうに考えております。
 次いで、評価は単元ごとにいたしますが、学期末には重ねて総合的な評価をいたします。父兄の方には、議員がおっしゃった一遍一遍そういう通知表を持っていったりということではございませんで、学期末に目標や評価の観点などを項目別に具体的に説明し、そして成長点や努力点について父兄の方と担任とで相談をいたします。
 以上のような指導や評価をしながら、子供たちの基礎・基本の学力が定着をするように図ってまいります。もちろんそれには、教員の今後の研修の充実ということも一層必要となってまいりますので、それにも努力をしていかなければいけないと思っております。
 その次に、新学習指導要領と完全学校週5日制の実施のもと、子供たちが自ら学び、自ら考え、自ら行動して問題を解決する資質や能力など生きる力を育成することを基本にしてございます。新学習指導要領によるものとしまして、教育課程に基づいた基礎・基本の学力を確実に身につけさせ向上を図る。
 次に、学校と家庭と地域が連携し、特色ある学校づくりを推進し、心の教育の充実を図る。完全学校週5日制によるものとして、例えば新設の出町小学校をはじめとした学校、幼稚園の開放、公民館を核とした地域事業、生涯学習施設やスポーツ施設における各種教室、授業の開催、それから美術館や図書館の土曜日、日曜日の開放というふうなこと等も入れまして、さらには文化会館において新しく児童合唱団を育成していくとか、または生涯スポーツ振興事業など、これらのこと全体を通して、子供の生活、そして地域における子供の教育、体をつくるということ、心をつくるということ、そういったふうなこと全体を通して子供たちを育てていくということを考えなければいけないと思っております。
 子供の成長を単に机上の学問だけに終わらせることなく、生きる力を育てるという観点から、さらにこれらを総合的に組み合わせて子供を育てていかなければいけないというふうに思っております。
 そして議員御心配のように、授業時数が少なくなってしまったと。それじゃ、学校行事を減らして普通の授業のほうに振り替えていけばいいじゃないかということも考えられるということも一応出ておりますが、私はとんでもないことだと思います。議員がおっしゃるように、自然の観察の中、そしてまた地域との結びつきの中でいろいろな行事に参加するということで、人間関係をさらに強く深いものにして、相互の地域、家庭、学校との信頼関係のもとで子供をつくっていくことが大事なことでして、もしも学校行事の削減だとか、または宿題を家へ持って帰らせてさらにハッパをかけるということを考えるということは、これは全く「角を矯めて牛を殺す」ということではないかと思いますので、私は絶対にそういったことをやるべきではないと思っております。
 2番になりますが、出町小学校が平成14年度から3カ年、新しく文部科学省が指定をされ研究を出されました「学力向上フロンティアスクール事業」というのがございますが、これを受けることにいたしました。そして、出町小学校の研究を一つのモデルとして、市内の小中学校の基礎・基本の学力をどうつけていくかという教材の選定、教材研究、授業方法の工夫というふうなことを3カ年やってまいりたいというふうに思っております。
 以上で私の答弁を終わります。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 民生部長 津田俊祐君。
  〔民生部長 津田俊祐君 登壇〕

◯民生部長(津田君) 齊藤議員の御質問のうち、環境衛生の充実についてお答えをいたします。
 まず、不法投棄に対する監視についてでございます。
 昨年の9月、ごみ対策市民会議が母体となった「不法投棄防止パトロール隊」が結成され、以来、不法投棄の監視活動に努めていただいておるところであります。
 今年度、これまでにパトロール隊からの報告を受け、市が回収した不法投棄物のうち、家電4品目はテレビ3台、エアコン1台、冷蔵庫2台、合計6台であります。昨年度の3台に比べて若干増加している状況であります。
 また、昨年の11月28日には、パトロール隊員、となみセントラルライオンズクラブの会員、市の職員合わせて50名が庄川河川敷の清掃を行いまして、空き缶、空き瓶、古タイヤ、ロッカーなど、約2トントラックいっぱいのごみを回収したということでございます。
 また江ざらいのときの対応でありますが、これまで市民の御協力をいただきまして清掃活動が行われ、クリーンセンターとなみへ搬入されておったわけでありますが、今年も3月24日の江ざらいを機会に、地域環境美化の推進に御協力を呼びかけ、お願いをいたすものであります。
 なお、本年5月ごろに、市内全域でシルバー人材センターに委託しまして、不法投棄場所の調査を行い、ごみマップを作成し、実態の把握に努め、不法投棄防止等の啓発に努めてまいるところでございます。
 次に、最終処分場全面改良後の使用状況についてであります。
 昨年4月から供用を開始したクリーンセンターとなみ管理型最終処分場の利用状況につきましては、本年2月末の11カ月で、焼却灰や破砕された陶器類等2,285トン、一般持ち込み瓦れき類897トンの合計3,182トンの搬入状況であります。平成13年度当初計画では2,923トンでありましたので、この時点で8.8%の搬入量の増となっておるわけであります。特に、今月24日予定の江ざらいから発生する土砂の最終処分場への運搬につきましては、去る2月18日に開催した各地区ごみ対策委員長合同会議で、荷台にシートを敷く等、汚水が道路に流出しない方法で搬入するよう申し合わせがあったところでありまして、御協力をお願いいたすとともに、各用水土地改良区及び各土地改良区にも文書でお願いをいたしたところでございます。
 次に、工場から排出される水、煙等の公害監視についてでございます。
 公害監視につきましては、1つには、太田、若林工業団地の排水水質測定、2つには、公害防止協定に基づく市内4社の工場排水の水質測定、大気、騒音及び振動の測定、それから3つには、第3・第4工業団地の地下水揚水による影響調査を定期的に、また、太田幼稚園敷地内での大気汚染常時観測を実施しておるところでございます。
 調査結果といたしましては、いずれも国の基準値、協定書に基づく協定値内であり、今後とも監視を続けてまいるところでございます。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 藪田康男君。
  〔産業建設部長 藪田康男君 登壇〕

◯産業建設部長(藪田君) 齊藤議員さんの国道359号及び市道の整備促進につきまして答弁をいたします。
 国道359号は、御質問の要旨のとおり、富山県と石川県の両県都を結ぶ基幹道路であり、砺波東バイパスなどの道路改良も進み、近年交通量も増加し、経年劣化などに伴う路面の損傷、道路構造物などの老朽箇所も見受けられます。また、国道359号以外の国・県道においても、安全上危険な箇所があれば、その都度、道路を管理する国、県に対し、改善の要望を行っておるわけでございます。また随時、補修、整備の工事が行われておりますが、今後とも国、県に対し、補修、整備促進の要望を行ってまいります。
 なお、市道の維持補修につきましては、市道パトロール計画により、週2回以上道路パトロールを実施し、また、市民の皆様からの通報などにより発見されました破損箇所の補修を随時行っていますが、今後とも道路パトロールを実施し、適切な道路管理に努めてまいりたいと思っております。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 3番 柴田 智君。
  〔3番 柴田 智君 登壇〕

◯3番(柴田君) お許しをいただきましたので、通告に基づき、1項目目には完全学校週5日制実施について、2項目目には高齢者住居法について、3項目目にはCATV促進について、以上3項目につきまして、質問と若干の御提案を申し上げたいと思います。
 まず、新学習指導要領に基づく完全学校週5日制実施についてお尋ねいたします。
 安念市政1期4年間、教育に対する県内初の幼保一体型施設北部こども園、子育て支援センターなど教育に対する改革は、市民から高く評価を得ているところであります。
 4月1日から指導要領に基づく学校完全週5日制実施に伴い、各市町村では、独自の懇談会が発足されています。文部科学省の寺脇大臣官房審議官は講演の中で、「文部科学省はこれまで教育は教育委員会に任せて、市長さんたちは中立の立場で見ていてくれと言ってまいりました。しかし、本来教育というのは、地方の寺小屋、郷学から始まり、1872年(明治5年)の学制発布に始まり、大正デモクラシーと新教育運動、戦後の教育は1946年の日本国憲法、1947年の教育基本法、学校教育法に基づいて、6・3・3・4制の学校制度が発足してまいりました。これは、教育の機会均等の理念の実現であり、男女共学の原則が始まり、社会科が誕生し、学童たちに社会生活を全体的に理解させ、その変化、発展に参加する能力と態度の育成に努められてまいりました。
 文部省がこれだけのことを絶対やりなさいと学習指導要領をつくるようになりましたのは昭和33年から、小中学校に道徳が入り、自主編成と教育内容の現代化など時代の求めに地方分権は応えられず、中央集権になっていったのかもしれません。しかし、今は中央集権の偏重により、霞が関から地方のことは見えないことが多くなってまいりました。
 そういうことで、地方分権の時代に入りました。教育行政の大政奉還みたいなもので、今までは、自治体独自の取り組みは原則はだめで話を聞くのは例外でありましたが、今はそれをひっくり返そうとしています。市長が選んだ教員を中心に、耳目を引く改革がどんどん出てきてまいっております。
 新しい学習指導要領についての考え方は、地方分権で7割については国が学ばせたい。読む、書く、計算など最低限を保証するから、あとの3割は自治体で決めてください。個人や地域、家庭の要請を考えてやってもらいたい」というのが講演の内容でありました。
 市長には、「となみ21世紀プラン」に基づく自治体独自の教育改革についてお伺いいたします。教育長には、完全学校週5日制のスタートや学力低下問題への対応のほか、きめ細かな指導の試みなどの考えをお伺いいたします。
 続いて、教育長にお伺いいたしますが、新学習指導要領が目指すものにつきましては、子供たちの学校外での時間が増え、家庭や地域での教育の機会がこれまで以上に重要となり、学校の授業もゆとりの中で子供たち一人一人の生きる力を育てるために教育の内容が変わります。学校の授業については、現行より年間約70時限少なくなり、さらに年間100時限以上の総合学習の時間が加わるため、これまでの国語、算数、理科、社会といった教科学習の授業が大きく減り、これに伴って教科学習で教える内容も全体で3割ほど減り、学校としては授業時間の目減り分をわずかでも取り返したいために、スキー遠足や写生大会などの伝統的な学校行事も4月以降は一部廃止することはやむを得ないといった声が返ってくるところであります。
 写生大会は図工の時間に、合唱コンクールは音楽の時間に、球技大会も体育の時間で代用できる。時間と経費がかさむことを理由に、伝統行事の廃止も真剣に討議されているのが実情で、ゆとりの創出を看板に掲げた5日制導入で、人間性と社会性を育むはずの行事が学校生活から削られていく状況はいかがなものかと思う次第であります。
 家庭や地域では5日制に入り、共稼ぎ家庭の子供が孤立する状況もあるのではないでしょうか。両親共稼ぎで、土曜日は仕事で朝に家を出たきり夕方まで戻らない。一昨年から、第2・第4の土曜日の休みは1人で過ごすことが多くなり、土曜日が休みの週は、金曜の夜から土曜の未明にかけてテレビゲームに熱中し、起きるのはいつも午前11時ごろ、ときには正午を過ぎることもある。両親が家を出た後で、好きなだけ寝ていられるからであります。夜型の生活に慣れ、平日もよく寝坊をするようになりました。
 両親は言います。「子供の生活が不規則になっているのはわかっているけれども、どうすることもできない」。そういう現状では、土曜日を子供と一緒に過ごしたいが仕事がそれを許さない、共稼ぎ家庭に共通する悩みであります。
 文部科学省の「子供の活動に関する実態意識調査」が昨年秋に実施されました。全国の公立283校の小学3年、小学5年、中学2年、高校2年の計約1万8,000人の回答の分析をしました。4月から休みになる土曜日にしたいことを複数回答で聞きましたところ、中学2年生と高校2年生は「ゆっくり休み寝る」がそれぞれ39%、48%で最多であります。2位には「買物など外出」でそれぞれ37%と45%でした。小学3年はテレビゲームが30%でトップ、2位は「外で友達と遊ぶ」の26%であり、小学5年では「外で遊ぶ」が32%で「テレビゲーム」が29%と逆転しました。ボランティアを経験したいという子は、小中学生で1%、高校2年生でも2%だけ。現在の休日の過ごし方としては、中学2年の71%、高校2年生の80%が「朝寝坊や昼寝をよくする」「ときどきする」と答えています。「勉強」は小学3年生が66%、小学5年生が62%、中学2年生が41%、高校2年生が33%と、学年が進むほど少なくなってきています。調査でわかった小学生の希望はテレビゲームや屋外の遊びなど、中高生の70%以上が休日は朝寝坊や昼寝をしており、平日の部活動や塾通いで疲れている様子、増える休みはとりあえず休息に充てることになりそうです。学校週5日制の完全実施が単なる「休日の増加」で終わるなら「学力崩壊」と言わざるを得ません。
 地域での指導については、教育委員会関係学校週5日制に対する対応や学校週5日制対策について、各地域の公民館が拠点となり、各種団体が対応に当たると思いますが、現実に1カ月を前にしながら行政として指導をどのようになされるのか、指導者不足、ボランティア養成等、今後の取り組みについてお伺いいたします。
 次に、他人の子供に声をかけ、しかったり、ほめたりしようとする試みが自治体を中心に広がってきています。少年がかかわる事件が続き、家庭や学校とともに、地域社会が子供を見守る必要性が指摘されています。地域ぐるみで子供を表彰する「子ほめ条例」的なものは、各校下ごとに大なり小なり実施されていますが、学校週5日制対策に、地域の取り組みとして考えていただきたいと思います。
 なお、地域活動の壁となるのは、子供を引きつけてやまないテレビゲームであります。テレビゲームは現代っ子の遊びの一つです。テレビゲームが子供社会で果たしている一定の役割を認め、テレビゲームとのつき合い方を家庭、さらには地域ぐるみで考える時期が来ていると思われます。各家庭でルールを徹底するのは大変難しいかもわかりませんが、学校やPTAなどが一体となり、地域で何曜日にはテレビゲームをしないなど「ノーテレビゲームデー」を設けることで活動に弾みがつくのではないでしょうか。
 次に、高齢者住居法についてお伺いいたします。
 砺波市は、先人の努力で毎年住みよさランキングで上位を保ち、毎月十数人以上の人口が増加してまいっております。21世紀へ向け、新たなまちづくり指針のおかげであると思います。
 昨年の4月6日に、高齢者の居住の安定の確保に関する法律が制定されました。1つにはバリアフリー化された高齢者向けの民間賃貸住宅等の供給促進、2番目には高齢者の持ち家のバリアフリー化を促進するもの、3番目には、高齢者が安心して入居できる賃貸住宅市場の整備等が制度化され、住宅融資が受けられることができるようになりました。
 現在、国では、65歳以上2人暮らしの方は1,526万世帯、ひとり暮らしの方は300万世帯で、砺波市では65歳以上8,628人、65歳以上ひとり暮らしの方は291人、うち市営住宅では身寄りのない人が19人いらっしゃいます。減ることのない高齢者への多様な階層の混住を推進し、活気あふれる団地を形成するために、中堅所得者を対象とした特定公共賃貸住宅として、現在、新栄町に12戸あります。今後の必要性を踏まえ整備と調査を進め、PFI法、民間活力を導入し、市が一時借り受ける形で、契約条件で問題になっております病気への対応、失火など住宅の安全管理、家賃滞納の心配、保証人がいないなどのいろいろの心配に対して相談に乗るなど、特定公共賃貸住宅の増築を図り、長くない余生を友達と話し合える住宅の建設を考えていただきたいと思います。
 次に、CATV促進についてお伺いいたします。
 砺波広域圏ケーブルテレビ施設整備事業につきましては、平成13年12月末の加入数及び加入率は、広域圏全体で3,399世帯29.49%で、うち砺波市が1,046世帯22.94%となり、従来からのとなみ衛星通信テレビ株式会社が整備したエリアと合わせ砺波市の加入率は、計画世帯1万1,045世帯のうちの2,681世帯が加入し、24.26%と聞いています。
 今年に入り、行政の加入促進に対する熱意を肌で感じているところであります。加入率も増えたように伺っております。行政としては、今年度には市営住宅への工事費として予算化されて、市全戸への工事は終了なされるのではないかと思っております。
 今後は、行政として、双方向を使うインターネット的な行政の活用方法として、是が非でも100%加入に近づけられるのか、私は多チャンネルは見ないので12チャンネルだけで低利用料金でよいから見たいという市民もおられるのではないでしょうか。
 ベーシック方法を取り入れているところとしては、県内では高岡市、八尾町、氷見市の山間部が取り入れていらっしゃいます。砺波市でも、これから高加入率になった場合には、低所得者、生活保護者34世帯に対してどうなさるのかお伺いいたします。
 なお、加入目標を達成した場合には、テレビ利用料の3,000円について、もっと低料金になるように行政指導をなされるのかお伺いして、私の質問を終わります。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 柴田智議員にお答えいたします。
 大変難しい質問でございます。どう回答すればいいか戸惑っておるところであります。
 質問の趣旨は、新学習要領が変わって学校週5日制になると。文部科学省の審議官が地方でも地方分権だから3割ぐらい変えたらどうかということで質問があったようであります。私はそういう理解をしたんです。
 そもそも学校週5日制につきましては、私も40年前、アメリカにおりまして体験をしてまいりました。大体日本も一等国であります。なぜ、これまでしなかったのか不思議なくらいであります。私はそのときに感じました。ああ、これがゆとりある学校だなと思いました。小学校も中学校も土曜日、日曜日が休みですから。
 なぜ取り入れなかったかということです。これは欧米に追い越せ、追い越せという経済力の力が今日まであったんではないかと、私はそう思う。現実40年前に私は体験をしてきたんですが、したがって、今実施されるのが当たり前だと、私はそう認識したい。
 私がおりましたのは人口4万人の小さい市でございました。学校が幾つかあって、回りました。完全に土曜日と日曜日は休みです。土曜日はアメリカの子供たちは何をするかということですが、これはほとんど個々のクラブ活動へ行くんですよ。例えば、小学生時代から4Hクラブがあるんです。日本の4Hクラブもアメリカから来たと言われていますが、子供のときから4つのHに向かって、指導者がおりますからそこへ集まるんです。ボーイスカウトがございます。スポーツ好きの皆さんは、土曜日はほとんどスポーツジムへ行くんです、お父さん、お母さんたちも休みですから一緒に行くわけです。だけど日本はそうではない。
 日曜日は御存じのように日曜学校です。今、近ごろこの辺でも実施されておるところもあるようですが、毎日曜ではないでしょうけれども、日曜学校には午前中に行きます。これは宗教が絡んでおりますから、それはいい悪いは別として、そこへみんな集まって、そしてお昼にみんなで仏陀チャーチなら仏陀チャーチでお参りをして、お父さんとお母さんと一緒に帰って、その後はスポーツの観戦や遊園地や郊外に行ったり、そのようにやっています。だから、私はこれが子供に対するゆとりの教育かなとそのとき感じました。
 日本はなぜできなかったのか。経済に押されて、追い越せ、追い越せと。またそのようになってきた。途端に今バブルがはじけた段階で、このように学校週5日制が出るもんだから、問題がいろいろ発生しているのではないかと、このように思います。
 そこで、私に変えろとおっしゃっても、今の学習要領の中身を見ますと、それなりにいろんな手法でやっておるようですが、ただし、この上には、小学校から中学校まで全部カリキュラムがあるわけです。そして高校へ行くときには、やっぱり試験というのがあるわけです。私のほうで中身を変えることによって、後から高校の試験に受からなかったといったら、砺波市長、おまえおかしいと、こう言われるのです。
 今、日本の教育体制の中で、地方自治がそのことを変えるというのは、私はちょっと問題があると思う。行政がかかわると問題があると。だから、寺脇という人は何をおっしゃったか知りませんが、恐らくこの人は、先ほど言いました「21世紀教育新生プラン」をつくった人ではないかと。これについては物すごく問題があったんですよ。この人は、基礎学力の向上を図らなければいかんと。私は先ほど齊藤議員がおっしゃったように、学力というのは子供の時代は二の次だと思う。批判があるかもしれません。それよりも心と体、自立性。よく言えばこの地域をよくしていただく、それが子供の時分に一番大事な要素でないかと思います。この「レインボープラン」というのは、まず基礎学力を向上しましょうという意味で地方で頑張れと。寺小屋時代があったじゃないか。そのときに一生懸命勉強して、いい優秀な人間が生まれたじゃないか。そのときは義務教育でないんですよ。そのことをとらえておっしゃっておられるのはいかがなものかと。
 ただ、市長会あたりで申し上げたのは、体験学習、奉仕活動にウエートを置いたらどうかという意見はありました。私もそれは賛成です。その意味で、先ほど齊藤議員にも申し上げましたように、子供の時代、中学生ぐらいまではどうでしょう、皆さん方も一生懸命勉強されたでしょうか。私はあんまり勉強しなかった。それよりも、心と体を鍛えることが私は行政の責任者として必要だと、そう思います。
 したがいまして、教育要領の中で中身まで変えるということは、私は間違いだと思うし、やりたくない。
 なおまた、おっしゃったように、教育は中立だということで逃げてきたという言葉がありましたが、私は中立で結構だと思う。市長や政治家が変わることによって変えておったら、子供たちがかわいそうです。私はそんな気がしてならないんです。中立であって、教育委員会の皆さんが議論をして、しかも教育委員会というのは委員長初め教育長も含めて合議制ですから、その方針、指針というのはきちっと決まっていくと思う。1人の考え方でございませんから、そこへ私どもが入り込んだら授業にならないと思う。
 ただ願わくは、先ほど申しましたように、願望としては統一的な学習要領でございますから、その中身に加えてほしいのは、砺波のよさ、砺波平野の生い立ちだとかあるいは庄川の生い立ちだとか、今、一生懸命やっています増山城だとか、そういう意味ですばらしい植裁、植物も動物も小鳥も昆虫もおるわけですから、これらのことについて、欲を言えば少しやっていただきたいなということです。
 砺波市は、従来から教育委員会の要請もございまして、御存じのように、地方の地域の特色を生かした教育ということで、特色ある学校づくりを従来から進めてきたわけです。それをもう少し援助してあげる。私が申し上げるように郷土のよさといいますか、そういった面の副読本をつくるとか、これから環境問題等がございますから、そういったものの副読本もつくって、それを土曜日や日曜日、もしくは授業の中に少し入れてもらうとかというような気持ちはありますけれども、今おっしゃるように改革の気持ちは一つもございません。そして中立であること、それが私は原則であろうとこのように思っております。私の考え方が間違いでしたら、それは皆さんとともに議論をしてまいりたいと、このように思うわけでございます。
 いずれにしましても、私は学校週5日制というのは、一等国といいますか先進国にとって必要だと思う。ただ、そのことのための支援を行政はある程度してあげる。学校の教育の内容を変えるのではなくて、支援をしてあげるということでいます。
 おっしゃるように、準備はまだ十分でないかもしれませんが、これから私ども青少年教育という立場で、あるいは教育委員会でも議論をしていただいて、公民館にも若干の経費を増やしましたので、それをどう使ってどのように活用してもらうか。そういう意味で補助金も来るような制度もあるようですから、それを念入りにやっていただいて進めさせていただくということが大事ではないかと、このように私は思います。したがいまして、なかなか難しい問題ですが、私の気持ちを御理解いただければありがたい。
 その他につきましては、助役、産業建設部長等からお答えを申し上げます。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 助役 今井 烈君。
  〔助役 今井 烈君 登壇〕

◯助役(今井君) 柴田智議員の御質問のうち、ケーブルテレビの加入促進についての御質問にお答えをいたします。
 まず最初に、行政の100%加入の取り組み方についての御質問にお答えをいたします。
 議員の御質問の中にもございましたように、平成12年度におきまして、市内のそれぞれの皆様方にケーブルテレビを見ていただけるように幹線網を整備してきたわけでございますが、それぞれの各戸にケーブルテレビをつないでいただきませんと、行政的な活用というものはしていけないわけでございまして、その加入の促進につきましては、いろいろ手だてを講じておるわけでございます。
 まず1つには、テレビの2チャンネルでございますが、これに砺波の17地区のそれぞれのコミュニティーの放送、また行政の放送というものを1時間しておるわけでございますけれども、これらの内容の充実、そしてまた平成14年度からは福野町、福光町さんも取り組みになるというようなことで、合わせまして私どもの1時間とまた1時間というふうなことで、3時間に1時間やってきたものを2時間サイクルで空き時間がないような形で取り組むというようなことも、TSTを中心にしながら各市町村で協議をしておるわけでございます。
 それから、加入時の負担の軽減というものをどういうぐあいに図っていくかということで、この点につきましてもいろいろTSTとも協議をして、実は一つの方法といたしまして、負担金の5万円につきましては50回払いの月1,000円、利用料が3,000円でございますから、これに1,000円ということで4,000円で見ていただけるというような方法を考えております。
 それから、どうしても最初に加入金等を払うのは何だという場合につきましては、工事料等も含めましてモニター制ということでまず入れていただく。利用料は払っていただくのでございますけれども、それで1年間使っていただいて、いいということになれば入っていただくという方法も実はやっておるわけでございます。
 こういうものを皆様方に御理解をいただくというようなことで、昨年末から市役所の中に推進員制度を設けまして、各17地区それぞれに、大体課長以上の職員、収入役、私も入りまして、それぞれの地区の常会ごとに説明をしておるというようなことでございます。二百何十の常会がございますから、現在、なかなかみんなには回り切っておらないのでございますけれども、できるだけ早く常会に説明に入らさせていただく。そしてまたその後TSTのほうから具体的に契約等の話をしていくというようなことで、TSTのほうともタイアップしながら加入を進めていただくように手だてを講じておるわけでございます。
 いずれにいたしましても、加入していただけませんと、テレビによるところの行政の広報活動、そしてまたインターネットの活用というものがなかなか図っていけないわけでございますので、議員御指摘のとおり加入率の促進に努めてまいりたいと思うわけでございます。
 それからまた料金の面で、ベーシックな方法も考えればいいんじゃないかという御提案でございます。このことにつきましては、TSTとも十分に協議しながら、そういうような方法もとれるかどうか、これは検討をさせていただきたいと思うわけでございます。
 次に、低所得者、生活保護者の皆さん方に対して、何か減免の方法はないかということでございます。実は、このことにつきましては、ケーブルテレビをTSTでずっと今まで広めてきておる経緯、また現在、砺波市地域におきましても、TSTと砺波広域圏両方でもってエリアを進めておるわけでございますから、行政サイドだけで減免するというような方法は困難ではなかろうかというふうに考えております。
 それから、利用料の引き下げについてでございます。
 これは、私ども広域圏行政のエリアとTSTのエリア、これは料金を全部一緒にしておりますので、TSTの収支等々も見まして、当然に加入が高まってくれば料金は引き下げられるというふうに思っております。これは行政主導というようなことじゃなくて、当然TSTに対しての出資というものも、私ども行政、市町村、それぞれしておりますので、そういうような意味におきまして、当然に加入される方が増えれば現在の3,000円という利用料を引き下げるというようなことも十分にTSTとも交渉をしていけるというふうに考えております。
 いずれにいたしましても加入を高める。そのために議員各位の御支援、促進方につきまして、私どもと力を合わせてよろしくお願いをしたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 柴田智議員の質問にお答えしたいと思います。
 まず最初に、新学習指導要領が目指すものということでございますが、新しい学習指導要領においては、クラスの子供全員が一律に学ぶ学習内容を精選し、そしてその中で、基礎・基本を確実に身につけさせるとともに、それとは別に総合学習においては、体験的・問題解決的な学習を行い、実戦を通して体得するということができるようにしております。
 さらに、身につけた基礎・基本の力をもとにして、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し行動し、よりよく問題を解決する能力。次に、自ら律しつつ、他人と協調し、他人を思いやる心や感動する心など豊かな人間性を育てる。次に、たくましく生きるための健康や体力などの生きる力を育むことというふうなこと、これらのことが新しい指導要領のねらいになっております。
 新学習指導要領に基づく年間の総時数は、議員御指摘のとおり、年間約70時間の減ということになり、さらに総合学習の時間数は約100時間前後が新しく加わってまいります。しかし、それによって教科学習の時間数が減り、それを補うために従来からの伝統ある行事やその他の行事が廃止されるということはございません。これは、先ほどの齊藤議員の答弁にも申し上げましたけれども、基礎・基本の時間時数が減っているんだから十分それをやりながら、じゃ学校行事はということになりますと、学校行事をさらに減らすことによって、ここでうたわれている体験的・実験的な学習を通して身につけなさいというふうなことは落ちてしまうわけですから、そういうことはできません。
 また学校での総合学習は、特色のある教育課程が編成できるように、下限及び上限の幅の中で授業時数を決めることはできます。
 先ほど議員が市長に質問なさった、地方においては3割の自主的な編成をしなさいということがうたわれているんだけれども、それはどうなっているんだという質問でございますが、実は私ども砺波市の場合には、もう20年以上前から特色ある学校づくりということで、市からお金をいただいてずっと続けております。その学習の中身はいろいろございますが、例えば、「私たちの郷土」という副読本をつくりまして、砺波市の産業とか文化とか経済といったことが副読本になっております。そして、これは3年ずつ見直されながら改訂をしております。この仕事は、市の教育センターが行っているわけです。
 そのほかに、3年前から「自然観察ノート」というのを新しくつくりました。これは、例えば庄川だとか向山だとか、方々に豊かな自然がございますが、子供たちが外へ出かけて学習する場合には、その自然観察ノートを脇に抱えて、そして観察したものを記録していくというふうなことで、子供たち自身が自分が自然で学んだこと、体験したことを記録することによって学習を深めていくという方法をとっております。したがって私は、特色ある地方のカリキュラムを入れなさいということには十分応えられているというふうに考えております。
 その次に、社会の変化に対応し、これからの時代に生きる子供たちの人間形成を図る観点に立って学校週5日制は実施されますが、このことは子供を取り巻く環境、それから現状の改善、また豊かな人間性を育成するために、家庭、地域社会、学校がいかに連携していくかということにあります。学校外活動の充実を図るため、各公民館を中心にして、地域活動の条件整備に取り組んでいただいており、子供たちは主体的に活動、参加できるよう家庭や地域社会の協力が重要でございます。
 教育を変えるという提言は、私たちはしっかりと胸にとどめておかなければなりませんが、教育の原点は家庭にあることを自覚することとされています。家庭でのコミュニケーションを大切にしながら、しつけや見方、考え方、社会性を養うことなどを他人任せにするのではなく、自分の子はしっかりと育てるという親の責任を考えるべきではないでしょうか。
 次に、完全学校週5日制実施についてでありますが、地域での指導者の育成、それから指導者不足、ボランティア養成など今後の取り組みという質問でございます。
 学校週5日制のポイントの1つは、子供たちの生活に余裕を持たせるとともに、学校ではできないさまざまな体験をさせようというものであります。これら子供たちの地域での体験活動を含め、地域のいろいろな学習活動を支援するため、4月から生涯学習課内に地域学習支援センターを設置いたします。
 地域学習支援センターでは、地域の中の知識や技術、豊富な体験を持つ人を掘り起こして、地域学習ボランティアとして登録をしていただき、子供たちや地域の皆さんが学習活動をするときの情報としてこれらの方々を利用していただく。また、実際に指導者として派遣するなどを考えております。その他、新たに子育てサポーター養成講座を設け、子育てに関する地域のボランティアを養成していくことも予定しております。
 次に、地域ぐるみで子供たちをほめ、しかる「子ほめ条例」のことでございますけれども、学校週5日制の対策の一つとして、「子ほめ条例」のようなものを制定してはという御提案でしたが、砺波市では平成7年に「青少年健全育成都市宣言」を行っています。宣言では、家庭、学校、関係機関並びに関係団体、地域社会が一体となって未来を拓く個性豊かな青少年の育成を目指すというふうになっており、今後ともこの宣言の精神にのっとり、家庭、学校、地域社会が一体となって、子供たちの元気で健やかな成長を目指していきたいと存じております。
 なおもう1つの御提案である「ノーテレビゲームデー」についても、なかなかすばらしいアイデアであるとは思います。今後、学校長会議や公民館長会議などで検討していただき、できれば学校区などを単位に、地域ぐるみで取り組んでいただければというふうに考えております。
 いずれにせよ、子供たちの心の成長には、家庭や地域社会での豊かな体験が不可欠であり、家庭、学校、地域がお互いに連携した青少年の地域活動を推進いたしたいと存じておりますが、その際、2つのことをお願いしたいと思っております。
 1つは、すべて大人がおぜん立てをするのではなく、計画や準備段階から子供たちを加えていただきたいということです。そのことで、子供たちの責任感や自主性を育て、地域の一員としての自覚を持たせることができると考えるからです。
 次に、第2点といたしまして、そうした地域活動にぜひ親の参加を促していただきたいということであります。親と子が共通の体験をすることにより、お互いの信頼関係の醸成につながり、地域活動を通して親に対する教育の場とすることもできるというふうに考えるからであります。
 以上、私の答弁を終わります。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 藪田康男君。
  〔産業建設部長 藪田康男君 登壇〕

◯産業建設部長(藪田君) 柴田議員さんの高齢者の居住の安定確保に関する取り組みにつきまして、答弁をいたします。
 高齢者の居住の安定確保に関する法律は、平成13年4月6日に公布されたものでございます。要点は、高齢者の受け入れができる知事への登録制度の確立や、民間による有料賃貸住宅の供給促進と、地方公共団体による賃貸住宅の供給促進並びに加齢対応構造などを有する住宅への改良支援措置に関する法律となっております。
 市では、市民の皆さんや事業所の方々に、法律趣旨を理解していただくため、高齢者の方の住居構造改良支援措置や賃貸住宅の高齢者受け入れ登録制度について、市の広報にこれまで3回掲載してまいりました。
 また、富山県高齢者住みよい住宅改善支援事業での補助制度があり、非課税所得者で90万円を限度額として、3分の1の補助制度を実施しています。また、市営住宅全体で256戸における65歳以上の高齢者入居戸数は24戸9.3%で、そのうち単身者入居戸数は7戸2.7%となっています。
 市では、高齢者対応住宅として、新栄町住宅の72戸で玄関、浴室等段差の解消や手すりを取りつけております。またそのうちの1階24戸には、さらに高齢者型ユニットバスや緊急通報装置の設置をいたしてあります。
 次に、高齢者向けの民間賃貸住宅などの供給促進について答弁をいたします。
 市の特定公共賃貸住宅整備状況につきましては、新栄町団地に平成12年度に完成いたしました5号棟の12戸があります。民間(PFI)による特定公共賃貸住宅の整備状況につきましては、県内では民間建設で公共団体が借り入れを行ういわゆるPFI方式による特定公共賃貸住宅はございません。
 御提案のように、中堅所得者を対象とした民間活力を活用したPFIによる特定公共賃貸住宅整備につきましては、現制度の中では、市が民間の住宅を借り上げるとすれば、現に賃貸住宅を経営されている皆さんと均衡を逸することから困難と考えております。しかしながら、御指摘のように今後高齢化が進むことから、高齢者を対象とした住宅整備を福祉政策と連携を図りながら法律の趣旨を踏まえ、民間事業者などから協力要請があれば、今後検討していきたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(村中君) この際、暫時休憩いたします。

 午後 0時14分 休憩

 午後 1時03分 再開

◯議長(村中君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質問を続けます。
 2番 林 忠男君。
  〔2番 林 忠男君 登壇〕

◯2番(林君) 通告に従いまして、順次質問をいたします。
 まず初めに、進む少子化問題についてでございます。
 予想をはるかに上回って進む少子化に将来の不安を抱いている人は多いと思われます。晩婚化や非婚化がさらに進み、結婚した夫婦の生む子供の数自体も減っているためです。数年前までは豊富な若者人口と経済成長を前提としてきたその前提は崩れ、ほころびも目立ってきました。人口減少に対応する社会構造の転換が叫ばれていますが、制度全般にわたる大胆な見直しを急ぐべきだと考えるのは私だけではないと感じています。子供を生む生まないは個人の自由ですが、若者が結婚や子育てを避けるような社会は健全とは言えないのではないでしょうか。阻害要因があるとすれば、一刻も早く取り除かれるべきであり、自治体はもちろん民間の役割も重要です。
 仕事と子育ての両方に悩み、結婚や出産をためらう女性は多く、勤務時間の短縮、弾力化や育児休業制度の改善は欠かせないと思います。女性や高齢者が働きやすい環境の整備は、人口減少時代を生き抜く企業にとっても欠かせないはずと考えます。
 それとともに、若者の生活意識の変化も見逃せないと思います。親の庇護下で優雅な生活を楽しむ若者は、結婚で生活水準が低下することを恐れているためであり、自立心のなさや甘えが少子化に拍車をかけて、個人の自立や家族のあり方を考え直すことも必要ではないでしょうか。
 少子化は日本だけではなく先進国共通の悩みだとも言われ、その中でも日本の少子化へのスピードは速過ぎるくらいと言われています。当市の少子化対策はどのような対策をお考えなのか、お尋ねをいたします。
 次に、不妊治療についてお尋ねをいたします。
 皇太子妃雅子様御出産は、少子化に悩む国や地方自治体関係者は出産ブームの期待が特に多かったのではないかと思われますが、大きな影響はなかったようです。不況と少子化には同質の根強い原因があり、だれもがその問題を感じながら放置し、修復が困難になり、構造不況ならぬ構造不妊のように感じられています。
 昨年5月、中国盤錦市を訪問させていただいた機会に、盤錦市当局者とのいろいろな話し合いの中で、中国は人口過剰で不妊治療など不要な国だと私は思っていましたが、詳しい話を聞いてみますと、不妊診療に携わる医師が多いことや不妊診療に熱心に議論が交わされていると聞いて驚きました。
 一人っ子政策が原則となっている中国ですが、実は都市部では6組に1組の夫婦が不妊で困っているとのことで、日本の状況とよく似ていると感じてきました。そのため、体外受精を初めとする不妊治療には国家規模で取り組んでいるとのことでありました。日本では10組に1組の夫婦が不妊で悩んでいると言われ、少子化が問題にされている割には不妊治療に対する国家的援助はほとんどない状況です。しかし最近、不妊治療に助成制度を取り入れて費用の一部を負担する地方自治体が少しずつ増えてきています。
 市立砺波総合病院では、平成12年から不妊治療が取り入れられています。ホルモン治療は月に10例、年に120例ぐらいの治療が行われ、そのうち20例ぐらいの妊娠が確認されています。
 また、人工受精は月に約5例が施行され、年に60例が行われ、5~6例の妊娠が確認されています。また、体外受精は1999年から8例の患者に行われ、そのうち6例が実際に受精卵を母体に返し、3例(50%)が妊娠に至り、出産児が現在まで5名とのことでした。
 以上のように、不妊で悩んでいる若者夫婦の多さに驚きと、治療に対する多額の費用(1回20万円~50万円)や治療に有する休みの問題などがあります。
 人口過剰なのに個人の不妊治療を援助する中国、一方、少子化を危ぶんでいるのに個人の不妊治療に消極的な日本。当市では、少子化対策として不妊治療に積極的に支援をし、費用の一部を助成する制度を考えていただきたいと思いますが、お考えをお尋ねいたします。
 次に、心のケアについての質問でございます。
 日本国内で自ら命を絶つ者の数は年間3万人をはるかに超え、交通事故の犠牲者数の3倍以上であるそうです。さらに自殺未遂者数はその10倍と考えられています。そして、自殺や自殺未遂が一件起きると、それによって精神的な打撃を受ける人が少なくても5人はいると言われております。
 死因が明確な自ら命を絶った者の数は、当市では平成6年で7人、平成7年で8人、平成9年で9人、平成10年で9人、平成11年で10人、平成12年では8人で、年平均8.3人でありました。また、本年2月末までで早くも4名の自殺者が出ています。
 このように年間3万人を超えるという事態が非常に深刻なのですが、これは決して死にいく人だけの問題ではないのではないでしょうか。病気や事故で家族を失ったときでも、残された人は死を乗り越えるのに大変な苦痛を覚えます。まして、強いきずなのあった人を突然自殺で失ったときの心の痛手は想像を絶するものがあると思います。
 残された人が強い悲しみを覚えることはもちろんですが、ほかにも複雑な感情に襲われます。不況、リストラ、職場での対立や家族の中での孤立、弱みを見せてはいけないなど暗黙規範など、さまざまな要因があります。その背後には心の病が隠れていると言われ、うつ病はまじめで几帳面な人がかかりやすいと言われますが、明るく社交的な人がなる場合も少なくないようです。心の病気は、適切な治療をすれば本人の苦しさをかなり取り除けることができると言われています。しかし、日本社会には特別なこと、隠すべきことと見る根強い偏見があり、それが悩める人の心をより一層追い込めてしまうようです。
 自殺は本人にとって取り返しのつかないことだけではなく、家族や友人たちに深い心の傷を残します。自殺の多くが病気から起きると知り、本人を初め、職場の上司や同僚、家族が病気の兆候を見逃さずに適切な対応ができるよう対策を講じるべきだと考えられます。
 そこで私は、自殺防止対策は自殺防止の呼びかけだけでは不十分だと感じています。気軽に通える精神科医を整備することや、医療の質の向上や、医師に相談してよかったと実感する人を増やす、精神科通院を隠さずに働ける仕組みを増やすなど、このような実質的な取り組みなしでは偏見を切り崩していくことはできないと思います。医療制度の中で精神科医療の充実を急がなければならないと思っています。
 そこで、1に啓発活動の推進をしてはどうか、2に心の病気を相談できる窓口の設置を考えてはどうか(24時間対応できる電話対応など)、3に残された家族へのケア対策の考えはどうか、4に気軽に相談できる精神科医の設置を考えてはどうか。
 以上のことにつきまして、当局の明快なる答弁を期待いたしまして、私の一般質問を終わります。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 林議員にお答えをいたします。
 林議員の少子化に対する御意見を拝聴しておりまして、同感をしているところであります。
 政府も先般、骨太の重点7項目としてこの少子化対策を進めることになっております。具体的には、児童手当の所得制限、また私どもが要望しておりました幼稚園の増改築事業等については前倒しで内示をいただいたところでございます。これも重点7項目の一つということで、景気浮揚も含めて内示をいただいたものと思っております。
 なお、幾つか今予算でもお願いをしておりますが、恐らくこのことについても内示がいただけるものと、このように思っておるところでございます。
 少子化というのは重要な問題でございますので、少し詳しくなるかもしれませんが、私の思いを幾つか申し上げたいと思います。
 まず、対策をどうしているのかということであります。
 1つは、子育て支援についてでございます。これは北部で実際やりましたし、この後、大きい保育所につきましても、このような施策を浸透してまいりたいと、このように思います。
 確かに核家族の時代でございます。したがいまして、出産後間もない乳児の時代には、育児に困難視があるようであります。従来でございましたら、姑様がおられたりおばあちゃんがおられたり、いろいろ指導もあったようでありますが、核家族はいいことなんでしょうけれども、この面ではうまくいかないというのが実態のようでございます。したがいまして、あるときには、お子さんを入れまして100人ぐらい来られるということで喜んでおられる状態を見ておりますので、今度できます太田保育所もそのような施設整備をして支援をしてまいりたいと、このように思っております。
 もう1つは、一時保育なども今取り組んでおります。これも、例えば若いお母さんが風邪を引いたとか、これまでおばあちゃんに面倒を見てもらっておりましたけれども、おばあちゃんがしばらく旅行をしたいとかというときには、一時保育も今進めておりますし、そのように父兄にも連絡をしておりますので、随分活用されております。
 先ほども言いましたが、油田、北部、東部は大きいところですから、しかも核家族も多いようであります。そのようなサービスをしていくことが少子化に対処する大きい要因ではないかと、このように思っておるところでございます。
 なおまた、所得等の兼ね合いもございますけれども、保育所、幼稚園に入所された場合には、第3子以降の保育料の減免措置やあるいは乳幼児妊産婦医療の助成、それから国の制度も変わりましたので、児童手当の充実を図るように十分PRをして、財政支援といいますか景気の負担軽減といいますか、そういったものについて実施をすることによって、安心して生み育てる。この制度は、常に変わると心配な面もありますから、一遍決めたら──従来の児童手当のように国が一遍出していた、制度がぱたっと消えた、今復活をしている。そういうことでは生み育てるということに不安が出ると思いますので、地方自治体も私は一度決めたらこれを守っていくということが大事ではないかと。
 その他に、幼稚園の居残りや小学校の低学年につきましては、地元の皆さんの御協力をいただいて、放課後児童クラブも設置をし、鷹栖においても空き教室がなくなった。金もかかりますが、そのように設置をすることで皆さんにサービスを強化をしたいと、このように思っております。
 ちょっと前でありますけれども、自民会から要望のあった未就学児まで医療費を負担しろということで議論のあったところでございますが、その措置をすることによって、若いお母さんから市長への手紙がまいりまして、随分助かるという手紙も来ておりました。このことも十分PRをして、そして安心して生み育てるそういう場づくりをしなければならないのではないかと。
 きめ細かな点につきましては、また林議員さんの御意見もあると思いますので、十分配意をしながらきめ細かに対処してまいりたいと、このように思うわけであります。
 次に、若者が結婚しやすい環境の確保ということでございます。
 以前にも池田議員から結婚相談所を設けたらどうかという提案がありました。結婚相談所というのは確かにあちこちであったようでありますが、今は火が消えたようでございますけれども、行政でなくて、公的といいますか、民間で何か考えれないものかなという気がいたします。もちろんこれは人件費もかかりますし、相当行動費もかかるということを聞いています。
 私が先般、東京へ行ったときに、日本青年館に大がかりな結婚相談所がございまして、そこへ行きましたら、結構あそこの場合は忙しそうでありますし、スタッフも何人も抱えておられる。プライバシーの問題がございますから、それは絶対守るということです。所員しか知らないという、そこで行動を展開するわけです。幾つかのパンフも出したりしてやっておりまして、そのことについて大がかりに行っておられますので聞いてきたんですが、ちょっとこの田舎ではやりにくいのではないかなという一面がある。できれば、昔の仲人専門家みたいな人たちに復活していただけないものかなと。ただ、昔の人たちは車を運転できませんので、それも簡単にいかないかなと。しかも信用ある人でないとなかなかやれない。そのことを考えますと、行政ではなかなか設置しにくい一面がある。何かうまい方法はないかなということで実は模索をいたしております。何かいい知恵があれば、おっしゃるように、結婚できやすい環境づくりをみんなでするということが大事ではないかと、このように思っております。
 今、広域圏では、独身男女の出会いの場ということで、広域圏予算でございますけれども、この砺波市内じゃなくて、広域圏全体に呼びかけて、愛のキューピッド事業というのを進めております。幾つかうまく成功しまして、今いい家庭をお持ちでございます。そういうことで、これも息長く続けさせていただいて、男女の場をつくっていくというのが必要ではないかと、このように思います。必ずしもすぐ成果が上がるものではございませんけれども、せめてそういう場の提供を公的にやるということで、もうしばらく続けさせていただきたいと、このように思っておるところでございます。
 もう1つは、お互いの意識の問題がございます。私は砺波地方のいい風習だと思う。ただし、やっぱり姑さんとか小姑さんとかという立場もあるようでございます。それの意識改革は男女共同参画だろうと思っております。その意味で、皆さん方にも宣言をしていただきました。この宣言を大いにPRして、昔のような古い意味の姑とか小姑とかという時代じゃなくて、男と女が共同してこの地域を守り、この家を守り、地域の発展のためにやるんだという認識を持ってもらうことが大事ではないか。
 今、公民館を初め、皆さんに随分協力いただいてPRをしておるわけですが、そういう意識改革も一方で大事なことではないか。そのことによって、男女の出会いをうまくして、そして砺波に位置づいていただくということではないかと、このように思っておるわけでございます。
 その意味で、先般、高田議員にもお答えをしておりました田園空間整備事業の中に、1つは古いものを持ってきてそのままやる。もう1つは、少し改良して、お互いのプライバシーが守られるようなアズマヤにしたらどうかという提案がございます。あるいは台所、その他についても、若者が料理も、それから広々と子育てもできる空間をつくるということでございまして、随分今議論されて、設計屋にもそれを逆に頼んでいるんですが、そこへ来てもらう、そこで見てもらう。そして、昔の砺波のこの立派なアズマヤでもちゃんと二世帯で生活できて、プライバシーも守られるんだよという、そういうものを考えたらどうかという話をしておりまして、今、設計屋も一生懸命考えております。
 1つは、伝統ある家屋できちんと残す。もう1つは改良型で、ちらっとここに、例えば見に来られたり説明したりするときに、男女の出会いができるような職員などを配置するのも一つの方法かなと。しかもこれは、砺波市内の人よりも、市外から、都会からも見たいと。先般、インターネットで、田園空間を見たよ、すばらしいよということで手紙が来たものですから、早速資料を送りましたら喜んでまた回答が来ましたけれども、いずれ見に来たいということでございましたので、チューリップの招待券を送っておきました。恐らく来られると思う。その人たちはこういう施設整備について随分興味を持っておられると思いますので、そういう場でそういう宣伝、PRをしたらどうかなと。私は若干そう思ったんですが、設計屋も一生懸命このことについて考えておるようでございますので、でき得ればそういう有機的な施設にもしていったらどうかと、このように考えるわけであります。
 もう1つは、育児制度などいろいろ御提案がございました。これについては法律もちゃんとできておるわけです。ただ、PRが十分行き届いていない。中小企業を初めとして、小さな事務所等については育児休業法の一部改正等についてはまだまだ行き届いていないのではないか。ただこれは、市町村の立場の指導監督権がございませんで、国の施策でございまして、厚生労働省の出先あたりがもっとPRをしていただければよろしいのではないかと、このように思っております。
 なおまた、この制度等につきましては、もし育児休業法について違法行為があったら罰則行為もあるわけですから、そのことをよく、だから要求があった場合に絶対に不利益なことはしないという気持ちに企業者も代表者もなっていただくということが必要ではないか。その意味で、私どももPRをして何度か広報に出させていただいておりますが、理解をしていただくことが大事だと思います。
 それから、育児介護の家庭につきましては、御存じのように、労働者の時間についての制限も出てまいりました。そのことも含めてよく皆さんに理解をしていただくことが大事だと、このように思います。
 したがいまして、関係官庁にもう少し元気を出してもらう。そして、私どもは補助する立場で、あるいは商工会議所などもそのことを理解することによって、児童介護する家庭の皆さんが安心できるのではないか、こんなようなことを実は思っております。
 いずれにしましても、市としてはこの法律がございます。市はきちっと守っていきたいと、このように思っておる次第でございます。
 いずれにしましても、少子化につきましては社会全体で支えることが大事でございます。国は幾つかの法律も出しておりますが、このことのPRが大事ではないかと、このように思うわけでございます。
 あとの問題については、専門的な問題もございますので、民生部長から答えますけれども、今の林議員さんのユニークな質問について民生部内でいろいろ協議をしたようですから、その協議の結果を御報告を申し上げて回答にいたしたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 民生部長 津田俊祐君。
  〔民生部長 津田俊祐君 登壇〕

◯民生部長(津田君) 林議員御質問の少子化対策としての不妊治療について、自殺防止対策としての心のケアについての2点についてお答えを申し上げます。
 まず、少子化対策としての不妊治療についてお答えをいたします。
 今日、少子・高齢化が急速に進展する中、議員さんもおっしゃるとおり、少子化にもなかなか歯止めがかからない状況でございます。その中で、結婚して何年たっても子供ができない夫婦への対応策として、県のほうでは、県立中央病院の中に不妊専門相談センターを設け、平日の午前中に専門家が医学的、心理社会面での総合相談を実施しておりまして、年間約600人余りが相談を受けておられると聞いております。
 また、砺波保健所のほうでは一般相談用の窓口を設けておりますが、今のところ相談者はほとんどおられないと聞いておるわけでございます。
 また、御指摘のように、砺波総合病院においては不妊治療も実施されているところでございます。
 現在、県内で治療費の一部を助成している自治体は1市ございます。次年度で2町が導入を検討中であるやに聞いておるわけであります。ただ、平成13年度の厚生労働白書において、国では第三者からの提供による体外受精等の生殖補助医療制度の整備につきましてはなかなか進まないということであります。それは、親子関係の確定等、民法上の法的整備あるいは倫理性、安全性の問題等クリアすべき課題が多いからであると報告されております。現在、国のほうでは検討が行われておるという状況でございます。また、県のほうでも、この治療が保険適用がされておらないために、助成対象として前向きに取り組みにくいと聞いておるわけであります。
 しかしながら、少子化対策や子供がいない夫婦の方々にとっての心理的、経済的負担につきましては、今ほど議員がおっしゃったようなことも十分考えられるわけでございまして、治療費助成制度につきましては、今後、プライバシー等にも十分配慮しながら実態を把握するなど検討していきたいと思うわけでございます。
 次に、自殺者防止対策としての心のケアについて申し上げます。
 心の病は現代人にとって大きな問題となってきております。思春期の心の悩みだけではなく、最近は御指摘のとおり、不況、リストラ、ストレス等で悩む中高年が増加している状況を聞くわけでございます。
 国の平成11年中における自殺の概要報告の中で、平成11年中の自殺者は3万2,863人でありまして、その原因、動機別では、1位が健康問題、2位が生活経済問題、3位が家庭問題、4位が勤務問題、その他と報告されております。
 市の状況についても詳しくお調べでございましたが、いかなる事情があるにいたしましても、人としてこの生きがたいこの世に生を受け、自ら命を絶つということは最も戒めなければなりません。
 そうした状況の中で、行政としての対応でございますが、県では、心の健康センターを県内における精神保健福祉の総合的技術センターとして設置されておりまして、各種相談や診療及びデイケア、また関係機関等への技術的、教育的支援を行っております。また、県内各保健所及び支所にもそれぞれの専門の精神衛生相談員が配置されておりまして、対人関係やあるいは家族関係の悩み、精神的な病気、思春期相談、アルコール依存症等さまざまな相談に応じておられるわけであります。
 なお、平成14年度からは、精神保健福祉法の改正に伴いまして、社会復帰対策のうち、身近で利用度の高いサービスにつきましては市町村が対応することになります。具体的には、通院医療公費負担の申請受付、手帳の申請窓口業務、在宅福祉サービス、心の相談の第1次窓口の開設等であります。
 したがいまして、御指摘の1番の啓発活動の推進につきましては、市広報はもとより、民生児童委員さんを初めとする関係団体を通じて、広く市民に周知を図ってまいりたいと考えております。
 2の心の相談については、新年度において、心の健康相談協力員を窓口に配置することを考えており、そこで相談を受け付けするとともに、その内容によっては保健所や県の心の健康センターとの連携を図ってまいりたいと思うわけであります。
 3の家族のケアにつきましても、ケースによって異なるわけでありますが、相談内容によっては家族への対応も必要であると考えるわけであります。
 4の常駐の精神科医の設置につきましては現在のところ考えておりませんが、心の健康相談協力員の相談内容によっては、かかりつけ医等、精神科医へ紹介をすることとして対応していきたいと、こう考えておるわけでございます。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 1番 飯田修平君。
  〔1番 飯田修平君 登壇〕

◯1番(飯田君) 私は、今、初めて市議会の壇上に立たせていただきまして、本当に身の引き締まる思いをしております。
 まず、本定例議会におきまして、新前議員にもかかわらず一般質問の機会を与えていただきましたことにつきまして、厚く感謝を申し上げたいと思います。
 それでは、お許しをいただきましたので、通告に従い、市政一般の中で3項目について質問をさせていただきたいと思います。
 まず、1項目目は不登校の予防対策についてでございます。
 まず、第1点目でございますが、最近、砺波市においても不登校の子供が増加しつつあると聞いております。急激に少子化が進行する中で、不登校の子供が増加しつつあることや、最低限の学力も身につけないまま卒業している事態は非常に憂慮すべき事態であると言わざるを得ません。
 不登校の要因は、本人、家庭、学校のいずれかに、あるいはまた地域を含めたそれぞれが複合してあると思われます。何事も現象が出てから対応するのでは遅いと思いますし、事前に予防することが一番肝要な策ではないかと思います。
 教育委員会としては、不登校の予防対策としてどのように考え指導されているのか、教育長にお伺いいたします。
 次に、2点目でございますが、子供たちの健全育成を考えたとき、家庭、学校、地域の連携ということが、これまで常套句のように叫ばれてきました。しかし、学校週5日制の中では、理屈ではないまさに真の連携が求められることになると思います。
 学校週5日制は、勉強時間が短くなることによる学力低下など、それらが問題として提起されております。もちろん、これらも重要な問題ですが、学校週5日制によって教育はすべて学校で行うという考え方から一歩踏み出すという画期的な制度として評価できるのではないかと私は考えております。
 家庭と地域の密接な連携をすることによって、地域の中で子供を生かすことができます。人の世話をすることは自分のためになることであり、自分自身が学ぶことにもなるという大人の意識づけにもなります。先生も地元に帰り、思い切って地域活動に参加する、このことも非常に大事なことだと思います。このように考えるならば、学校週5日制の実施は非常に歓迎すべきことであり、同時に不登校を予防する効果も期待できるのではないかと思います。
 このような思いから、学校週5日制の中での不登校の予防対策の取り組みについて、教育長のお考えを伺いたいと思います。
 3点目は、学校週5日制に向けた新年度の事業が提案されております。青少年育成地域活動事業、そして午前中にもありましたが、地域学習支援センターの設置運営事業の取り組みについて、不登校の予防も含めた視点で教育長に御説明をお願いしたいと思います。
 2項目目は野焼き禁止についてですが、その影響も含め3点ほどお伺いしたいと思います。
 まず1点目でございますが、廃棄物の処理及び清掃に関する法律により、平成13年4月1日から、一部例外を除いて廃棄物の屋外での焼却が禁止されたと聞いております。ごみは人類と歴史をともにすると言われているように、野焼きについてもこれまで日常的に行われてきました。地球温暖化の防止、ダイオキシン対策など、環境の保全に向けた取り組みは非常に大事なことだと思います。しかし、すべての野焼きが禁止ということになりますと、市民の戸惑いが少なからずあるというのが現状でございます。
 そこで、この法律の中の野焼き禁止の例外について民生部長にお伺いしたいと思います。
 次に、第2点目でございますが、砺波市は御存じのとおり、緑豊かな屋敷林に囲まれた家々が点在する散居村です。屋敷林はカイニョと言われ、建物を風雪から守り、樹木を建築材に、落ち葉や枝は1年の燃料に利用してきましたし、多い家では100種類の樹木があり、夏の暑い日差しを防いだり、冬は落葉し日差しが差し込む。そして、自然と身近にふれあい、ゆとりのある生活を楽しめたばかりか、その屋敷林に住む人だけでなく、周辺の人々、通る人も恩恵を受けるという公共性をも兼ね備えた効果がありました。
 ところが近年、生活様式の変化に伴い、カイニョの実利性を感じない傾向にあり、また住人の生活はサラリーマンの生活基盤が主となり、落ち葉集めの時間は減少し、その落ち葉は化石燃料の普及でごみになり、野焼きの対象となっております。
 また、杉葉の始末が煩雑で伐採したり、杉の生態系を考えない樹形を無視した枝おろし、剪定がよく見受けられるようになりました。このままでは屋敷林は極端に減少していくのは間違いありませんし、裸の近代家屋が林立するような無機的な景観に変貌していくことが予想されます。
 今こそ少しでも屋敷林の過剰な枝打ちや伐採をなくするために、手入れ作業の軽減化を図ることによって、砺波平野に広がる美しい散居景観を維持、保全していかなければなりません。
 しかし、落ち葉や剪定の枝葉などの野焼き禁止は、手入れ作業の軽減化に逆行し、また、その費用は屋敷林の住民負担にもなるわけです。この屋敷林の維持保全の軽減化について行政はどのように取り組まれるのか、民生部長にお伺いしたいと思います。
 次に、3点目でございますが、施政方針及び提案理由説明の中で、「環境基本計画の策定を行いたい」という考えを市長は打ち出していらっしゃいます。良好な地域環境を次世代へつないでいくために、これまで以上に確固とした循環型経済社会の実現が求められるわけで、将来を見据えた大変重要な事業になるだろうと考えておりますし、その計画実現に大きな期待をしているところでございます。そこで、この環境基本計画の取り組み方について市長のお考えを改めてお伺いしたいと思います。
 第3項目として、優良農地の改廃規制と特産種もみの圃場確保についてお伺いします。
 砺波市は人口の増加傾向に伴い、宅地の造成が至るところで顕著に見られるようになりました。マスコミでの住みよさ全国都市ランキングで常に上位にランクされておりますし、人口の増加は歓迎すべきことと考えておりますが、反面、無秩序な住宅開発も多く見受けられるように思われます。
 御案内のとおり、砺波市庄南地域は全国的な水稲種子の生産地です。この地域においては、全国に向けて品質のよい種もみを供給するため、営農の組織化や生産の集約化、低コスト化を図りながら営々として努力し続けているところでございます。今後も、自然的立地条件を生かした水稲種子生産の拠点として位置づけられなければならないと考えております。
 近年、県外から訪れる種子買いつけ業者は、砺波インター付近の都市化された商業地区とその背後に広がる豊かな田園風景を見て、異口同音に感嘆の声を上げられると聞いております。
 平成13年の砺波市農業農村基本計画には、砺波市の耕地面積は、農地の転用、耕作放棄等により減少しており、農振農用等の優良農地の確保と保全を図る必要があると明確にうたわれております。また、施策として、農業振興地域内の宅地開発については、開発業者等と情報交換を行い、適切な誘導を図って散居景観の保全に努め、優良農地の確保を図ると述べております。
 そこで第1点目に、宅地造成に関する農地転用の規制をより強化する必要があるように思われますが、このことについて行政としての対応はいかようになされているのか、市長にお伺いします。
 次に2点目ですが、このような住宅団地の混在化は、住宅の住民と農作業者との間に薬害、騒音、交通の障害、作業の危険性など多くの問題を引き起こしております。このまま住宅団地の混在化が進めば、農業を行う者にとってはますます作業が困難な状況に陥ることも予想されますが、このことについて産業建設部長にお考えをお聞きしたいと思います。
 第3点目に、散居村の中で、自然環境を生かしつつ生産の場、生活の場をそれぞれ大切にしていくことは大事なことだと思います。このようなことから、将来を見据えた住宅地と農地の明確な線引きの必要性を強く感じております。
 昨日の高田議員の質問の中では、線引きはなかなか難しいという市長の御答弁でございましたが、この点についていま一度、産業建設部長の見解をお伺いしたいと思います。
 以上をもちまして、私の質問を終わらせていただきます。よろしくお願いします。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 飯田修平議員にお答えいたします。
 ただいまは、初質問ということで質問をいただきました。立派な知識をお持ちのようでございますので、今後とも思い切った意見などをいただけば大変ありがたいと思いますし、皆さんも期待をしておられると、このように存じておる次第でございます。
 私からは、まず環境基本計画について申し上げたいと思います。
 住みよさランキングで砺波市は常に上位を占めておるわけでございます。昨年の11月に環境省が実施をした「かおり100選」に砺波平野のチューリップが選定をされ、砺波市の環境についてさらに高い評価をいただいてきたわけでございます。また、市民の意識調査においても、環境への関心が随分高まってきております。
 このようなことから、豊かな緑の象徴でございます散居、カイニョ等についても、いつまでも残るような、自然と共生しながら安心して暮らせるそういう場づくりが大切だと、そのように考えて環境基本計画をつくってまいりたいと思います。
 したがいまして、これをつくるに当たりまして、議会とも相談でありますけれども、環境基本条例を制定をして、基本計画を立てて、市民とともにすばらしい砺波の環境を守ることが大切だと、このように認識をいたしております。
 この策定に当たりましては、むろん市民の参画をお願いをしたいと思いますし、いろんな手法があると思いますけれども、アンケート調査やあるいは専門家によるシンポジウム等々、またインターネット等でいろいろ意見も来ております。総合計画をつくったときのように、まちづくり委員会も自主的につくってもらって、このことについても議論をしていただければ、なおすばらしいものができるのではないかと、このように思います。
 御承知のように、環境は私どもの生命ともつながることでございます。広くは京都議定書が世界各国で締結するように期待するためにも、この地方でも頑張らなければいけない。そして、みんなで住みよい地球を守る、そういうベースも私はあると思う。小さい地方自治体でございますけれども、その認識が盛り上がって、そしてみんなで地球を守る、そのことの認識も私はあると思いますので、ぜひこのことについては皆さん方のお力添えをいただきたいと、このように存じておる次第でございます。
 次に、優良農地の規制等についてでありますが、きのうも高田議員に申し上げたところでございます。開発の規制は大変難しいのが現状であります。しかし、御存じのように、砺波は御意見のとおりすばらしい風景を持っておりますから、できればそういうすばらしい田園空間を残すことが重要だと、このように思っておるところでございます。これは第一前提であります。
 しかし、これまで特定地域だけ開発行為やあるいは住宅団地があったわけですが、近ごろはそうではなくて、各地区全部、飯田議員のおられる中野なんかこんなことはないのではないかと思っておりました。あるいは太田でもそう思っておりましたが、今、中野にも2つぐらいの開発行為があるようでございますから、従来の特定地から今度は完全に分散をされてきた。いよいよもっておっしゃる意見が出てくるわけでございます。
 砺波市に分譲住宅なりすることによって、これは環境がいいことでしょうか、それによって売れるということでしょうか、その意味で業者が押し寄せてきているという実態があるわけであります。
 そこで、市においては、そこらはみんな農業振興地域でございます。特に中野の場合、担い手事業ということで土地改良事業も実は行ってきておるわけです。面積があって、担い手事業で投資をされたわけですから、開発行為をして住宅をつくるために水路や道路を直したわけではないと思う。その意味で、地元での話し合いでしょうけれども、まずしっかりしてほしいのは土地改良区。土地改良区の承認がないと転用は出てこないと思う。そこんところが地元大事なところです。
 土地改良区は、私どもには指導権限は何もございません。富山県はあります。並列でございます。そして、それが農業委員会へ来るわけですから、農業委員会もしっかりしてもらわなければ困る。いろいろ規制するのに内部的な条項があるようでありますが、それを何とかクリアしてまいりますと転用ということになるのではないかと思います。その間、時間は少しかかるようでございますけれども、農振除外を申請したり、近所隣の判こをもらってきたり、いろいろやってまいりますと、自然に転用許可という事態になるようなそういうことでございますから、その意味では、行政としての規制というのは随分難しい、そのことをまず御理解をいただきたい。
 そこで、高田議員に申し上げましたように、そういう状態でございますので、田園空間というすばらしいところですから、開発行為があるときにはそれなりの条件をつくりのんでもらう。密集した住宅団地ではなくて、ある程度スペースを持ってもらう。緑も植えてもらう。そのような形の指導を開発行為でせざるを得ないのではないか、私はそのように思うわけでございます。今後とも、そのことについては高田議員にも申し上げましたが、そのような形の条件を行政指導でせざるを得ないだろうと思う。
 ただ、おっしゃるように、中野の場合、種もみという一大生産地を持っておるわけです。そのことを考えますときに、私が言うのもおかしいでしょうけれども、土地改良区、地元の農業委員さんにはその辺の認識をがっちり持ってほしい。市町村長の許可でないんですから。そこのところを御理解をいただいて、地域で何か方策を決めるとか、地域で何か申し合わせをするとかということなども少し考えられたほうがよいのではないか。ただし、最終的には、裁判をするようになりますと、どっちがどうなるかわかりませんので、個々の財産ですから、その辺のところまで踏み込むのはどうかと思いますけれども、でき得れば上手にその辺進めさせていただく。特に中野の場合は、担い手事業等をやってこられた経緯もありますし、農業投資が行われておることを理解をしていただいて、いましばらくは田園空間の重要性を訴えていくことが私は大切ではないかと、このように思います。ちょっと酸っぱくなりましたが、そのようにお答えをしておきたいと思います。
 あとは教育長、民生部長、産業建設部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 飯田修平議員の御質問にお答えいたします。
 まず、第1点の小中学校の児童生徒の不登校の予防対策ということでございます。
 議員御指摘のとおり、不登校の原因はさまざまな要因が絡んで起きていると思われます。乳幼児期における教育環境が不登校の大きな原因にもなっているとも言われております。
 0歳から1歳までの間に、親子の信頼関係が無条件に形成されてまいります。このことは、実はハビーガーストという心理学者が提唱いたしました発達課題によるものでございますが、現在では世界的にこのハビーガーストの発達課題が受け入れられている理論でございます。
 それによりますと、赤ちゃんが生まれてから満1歳になるまでの1年間は、母親の懐にしっかりと抱かれて、安心しておっぱいを飲み、情緒的に安定して健やかに育っていくその間に無条件に親子の信頼関係が育つわけでございます。
 そしてまた、この0歳から3歳までの間に基本的な価値観が育ちます。例えば人を殺してはいけないとか、傷つけてはいけないとか、悪いことをしてはいけないとか、盗みをしてはいけないという最も基本的な価値観でございますが、これが3歳までの間に形成されてしまうというふうに言われております。これは単に発達課題云々ではなくて、日本のことわざの中にも「三つ子の魂百まで」と言われておりますように、いかにこの時期の価値観の形成が重要であり、そのことがその子供の将来にわたって影響しているかということを示すものでございます。
 このようなことから、基本的生活習慣については、家庭において乳幼児期からしっかり身につけなければなりません。特に、幼児期に身についた価値観は、今ほど申しましたように、その人間の生涯にわたって深くかかわってくることから、子育て講座、しつけに関する相談、子育て支援センター、子育てボランティアなど子育て支援を重視し、家庭教育支援に当たっているところであります。
 乳幼児期の教育の徹底が不登校の最大の予防につながるものであり、このことから、幼稚園や保育所など福祉部門との連携を密にし、さらに乳幼児等子育て支援の充実を進めてまいりたいと存じます。
 また、学校では、授業の充実、自己存在感、自己悠揚感の尊重、楽しい学校づくりに努めるほか、教師は子供の悩みをいち早く察知すべく子供の言動、行動について常に注意を払い、不都合な状況等がないかを察知し、原因や背景を知り、適切な指導を早くすることなどに配慮するよう指導しております。いわゆるカウンセリングマインドを中心にした学校経営というふうに表現できるかもわかりません。
 次に、学校週5日制は、学校、家庭や地域社会の教育全体のあり方を見直し、社会の変化に対応して、これからの時代に生きる子供たちの人間形成を図る観点に立って実施されます。学校においては、自ら考え主体的に判断し行動できる資質や能力を身につけることを重視してきたところであります。
 一方、家庭や地域社会においては、子供たちが主体的に活動できるさまざまな活動の場や機会の提供などの条件整備を各公民館を中心に取り組んでいただいております。
 このことについて学校では、地域活動に対する子供たちの積極的参加についての指導、保護者に対する理解と協力を求めてまいりたいと考えております。また、それが不登校の予防対策の一助につながればと思っているところでもあります。
 例えば秋に行われます地区民運動会等においては、中学生も小学生もなるべく自分たちの地区の運動会に参加するように指導しておりますし、このときの部活だとかそういったものは学校ではしないようにということも指導しておるところでございます。
 次に、不登校の現状と予防対策ということでございますが、これは学校週5日制に向けた青少年地域活動事業の取り組みということでございます。
 今の子供たちには生きる力が不足しており、社会の基本的ルールや他者との関係のつくり方などがうまくできないと言われています。そのため学校では、子供たちの発達段階に応じて、社会の一員としての基礎的知識や社会的自立のための資質、能力の育成に努めています。また、地域社会の皆さんには、世代間交流などの地域活動を通じて社会性を獲得させていただきたいと常々お願い申し上げております。
 しかし、基本的な生活習慣や他者への思いやり、社会的なマナーといった教育の基礎となる事柄は、学校や地域社会がどれだけ努力したとしても、各家庭の協力がなければ身につけさせることはできません。いま一度、すべての教育の出発点は家庭教育であるということを思い起こしていただきたいと思います。
 さて、御質問の青少年育成地域活動事業についてでありますが、学校週5日制が子供たちにさまざまな生活、社会体験をさせる絶好のチャンスであるという観点から、17地区公民館に委託する形で平成12年度から実施してまいりました。各地区では、地域の実情に合わせた農業体験や親子合唱団、3世代交流事業などに取り組んでいただきました。新年度からは事業費を倍増し、さらに事業の充実を図ってまいりたいと存じております。
 地域学習支援センター事業につきましては、柴田議員の御質問にもお答えしましたとおり、地域の指導者やボランティアを掘り起こし、地域の教育力を高めていこうという趣旨で実施しようとするものです。これらの事業に加え、従来から国の直接委託事業として実施している子供センター事業や夢基金事業などを実施することにより、地域や家庭の教育力を高め、子供たちの人間性を育み、社会性の獲得に結びつけていきたいと考えております。
 先週の日曜日に、庄南校下の親子、地域の方、公民館長さん等、皆さんが混ざった庄南小学校における地域の合唱の発表会がありましたが、あの事業の発表が一つのモデルになるのではないかと思っております。これは、ただ庄南小学校のみならず、北部小学校の北部っ子活動もありますし、南部小学校の南部っ子活動が三者一体になって事業を進めたり活動していることを報告いたしまして、私の答弁にかえさせていただきます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 民生部長 津田俊祐君。
  〔民生部長 津田俊祐君 登壇〕

◯民生部長(津田君) 飯田議員の御質問のうち、野焼き禁止についてお答え申し上げます。
 まず、野焼きの禁止についてであります。
 廃棄物の処理及び清掃に関する法律の改正により、平成13年4月から一部例外を除いて廃棄物を焼却してはならないことになっております。この法律を受けて、廃棄物処理法施行令第14条で焼却禁止の例外として5点が示されておるわけであります。
 第1点は、国または地方公共団体がその施設の管理のため必要な廃棄物の焼却、第2点は、災害等の予防、応急対応または復旧のため必要な廃棄物の焼却、第3点は、風俗、習慣上または宗教上の行事のため必要な廃棄物の焼却、第4点は、農林漁業を営むためやむを得ない廃棄物の焼却、そして第5点目には、たき火、その他、日常生活を営む上で通常行われる廃棄物の焼却であって軽微なもの、この5点が特例規定となっておるわけであります。この野焼きの禁止に対する周知の方法といたしまして、市の広報等を通じてこの法律の趣旨を正しく啓発しPRをしてまいりたいと思うわけでございます。
 次に、屋敷林の維持保全の軽減化についてでございます。
 散居景観の保全と環境という新しい課題であると認識するものでありますが、屋敷林の保全につきましては、先ほど市長からも散居についてのお話がございましたが、美しい砺波地方独自の景観というだけでなく、緑の紅葉は大変大きなものがございます。
 「緑豊かで安全な快適環境づくり」がまちづくりの柱となっておりますが、こうした状況にあって野焼き禁止となれば、緑豊かな屋敷林の維持保全にも費用が増えるわけであります。
 また、家庭用小型焼却炉の規制強化もあり、自家処理がなかなか難しくなるということから、今回、収集指定袋代について、現行40円を30円に引き下げ負担を軽減しようとするものでありますが、いずれにいたしましても、落ち葉や剪定小枝を自然に返す方法等についての研究など、どのような方法が軽減化になるのか、今後、御意見を拝聴しながら十分な検討をしていかねばならないと考えておるところでございます。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 藪田康男君。
  〔産業建設部長 藪田康男君 登壇〕

◯産業建設部長(藪田君) 飯田議員さんの住宅団地の混在化による農業経営の困難化についてと、住宅地と農地の線引きの必要性につきましては関連いたしますので、まとめて答弁をさせていただきます。
 砺波市の土地の用途区分は、市内全域が都市計画区域に指定されており、市街地及びその周辺においては用途地域に、それ以外の地域は一級河川庄川の河川敷と庄東の山間地の山林を除くすべての地域が農業振興地域に指定されております。この農業振興地域内では、農用地などとして利用すべき土地の区域を農用地区域として、それ以外の宅地化されている土地や、将来、宅地化される土地を非農用地区域として区分をしております。
 このような土地利用の区分に基づき、開発事業者に対して、住宅地の開発については、第1には、用途地域内、特に区画整理事業が取り組んでいる地域あるいは進んでいる地域でございます。第2には、農地の転用が可能となる非農用地区域で整備するように誘導するところでございます。
 御質問のように、農業経営者にとって、経営計画においては予定していた農地が転用され耕作できなくなったり、あるいはまた農地の集団性が阻害されることにより作業効率が悪くなるなど、農業経営の安定化や規模拡大において深刻な問題であるとともに、散居の景観や農業農村の持つ多面的な機能、そして地域コミュニティーに影響を及ぼすことになるわけでございます。
 先ほども市長から答弁がありましたように、現在のところ、土地所有者などから関係土地改良区などの同意を付した農用地区域からの除外申請が提出されれば、一定の基準を満たせば非農用地区域にすることができます。また、農業委員会に農地から宅地への転用許可申請が提出され許可されている限り、現状では宅地の混在化はやむを得ないものと考えるところでございます。
 現在の砺波平野の散居の景観や自然環境を残していくには、散居村保全委員会や地域懇話会でさまざまな検討がなされておりますが、各地域において、地域に合った土地利用や将来の地域農業のあるべき姿につきましては、地域ぐるみで検討していただくことが最も重要でないかと思っております。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 14番 西尾英宣君。
  〔14番 西尾英宣君 登壇〕

◯14番(西尾君) 安念市長の2期目の最初の定例議会になりますので、市民の声や要望をぜひとも市政に反映されますようお伺いするものです。
 安念市長はことしの執務初めに、「経済優先から人間優先、環境の時代」「テロに対する報復戦争は間違いで、文化が乏しい。21世紀型の文化が大切な時代」などと述べられ、文化運動について、「地方自治体として積極的に取り組みたい。経済優先から人間優先の21世紀にしていかなければならない」との意思表示がありました。小泉内閣の人間不在の政治に対して、安念市政の人間優先の政治にしていくという姿勢に大変共感いたしました。
 初めに、市町村合併について伺います。
 2月中に、自治振興会単位で17地区、全地区で説明会が行われました。開催の案内には、「国、地方ともに厳しい財政状況の中、地方分権の推進、少子・高齢化の進行など課題が山積。地方行政の構造改革として市町村合併の動きが急速に見られる」とありましたので、私は油田と出町へ出席してみました。
 そこでは、「なぜ合併をしなければならないのか」「慌てる必要はない」「合併をしてよいことはあるのか」「農協合併では市民にとって得はなかった。市民は大変不便になった」「支出を見直すことでカバーできる」「公共料金は最初は低いほうに合わせるとのことですが、赤字になるから合併後は料金を上げざるを得ない」など多くの疑問の声が出されました。なぜ市町村合併が必要なのか。合併に伴うメリット、デメリットについて市民に十分理解されているか依然として不明瞭です。
 例えば国民健康保険税を見てみると、資産割5%を0にすることによって1人当たり7万3,914円になりますが、小矢部市は8万7,048円ですから、1万3,000円も高い小矢部市の差をどのようにするのか。当初は低いところに合わせると説明をしていますが、財源不足に対する方策が見えません。
 固定資産税の税率も、当市は1.45%、小矢部市1.6%、五箇三村1.7%、最も低い砺波市の1.45%で統一しますと、全体で6億8,000万円もの財源が不足するとのことです。
 また、県が示す合併パターンの1つ、12市町村の面積は989平方キロメートルで、富山市の5倍、高岡市の6.5倍、全国で5番目の広さになってしまいます。市役所まで遠くなり、身近な議員が選出されなくなって、住民の意思が反映しにくくなることは明らかです。
 地方制度調査会では、「市町村の合併は地域のあり方にかかわることであり、地域の将来やその個性、住民の生活に大きな影響を及ぼす事柄であることから、市町村及び住民が自主的に判断することが重要である。国、県は合併を強制することのないよう留意すべきである」との答申が出されています。合併をしますと北の端になります。(パネル提示)このような北の端の隅っこになってしまう県の示した合併パターン例について、安念市長の見解を伺うものです。
 市長は1日の提案理由説明で、「市町村合併は地域住民の意思に基づき、住民主体で進めるべき課題である」と述べられました。住民の意思を尊重することは大変大切であり、住民アンケートや住民投票もぜひ検討されたい。市民の声を真摯に受けとめ、慎重に対処されることを求めるものです。
 教育問題について伺います。
 東部小学校は平成16年4月には25学級827名になることが明らかで、深刻な教室不足の事態が発生します。宅地開発がさらに進められています。ことし4月からは1クラス増え、音楽室をなくすることで解決しようとしているようですが、校長先生に特別教室のことについて伺うと、「理科室については4年生から配当がある。3年生は教室で学習をしているが、2学期以降には『光を当てよう』『明かりをつけよう』『磁石につけよう』などの学習のため理科室が必要になり、またことしから1クラス増加のため、4年生以上の理科室の配当は3時間増えるため、全部の教室に配当できなくなる」「音楽室については、現在は3年生以下は第2音楽室を利用、4年生以上は第1音楽室を利用、第2音楽室は普通教室を利用しているので設備が悪い。ことしから1クラス増加のため、第2音楽室まで普通教室になると、3年生以下は教室で音楽の学習をしなければならなくなる。教室で音楽の学習を行うと隣の教室の学習の妨げになる」「図工室については、現在は4年生以上に図工室の配当がある。3年生以下には利用の有無を確かめながら必要に応じて使用している。しかし、利用の時期が重なって不便を感じることが多い。3学期は版造形展の出品に向けて、1年から6年生まで同時に版画の制作に取り組むため、図工室の利用が重なるので非常に不便を感じる」。
 12月議会でも指摘しましたが、特別教室の不足の状況についてどのように対処されるのか。また、生徒数が800名を超え、チューリップ広場を教室にするとの計画ですが、チューリップ広場では、学年集会、PTAの集いなど利用が多目的にされていることから、十分検討を加える必要があると思います。短期的に見るのではなく、50年、100年後のことを考えて東部小学校の校舎の対策を求めるものです。
 4月から学校週5日制となり、親の心中は複雑です。毎週土曜日が休める親は46%と半分以下です。当市としては、青少年地域活動事業の委託料増額など幾つかの提案が示されています。
 提案としまして、生徒が急増している東部校下に児童館が必要ではないでしょうか。また、学校の施設開放で図書室を開放する計画はあるのでしょうか。土曜日の放課後児童教室の開設、地域の協力者を得て学校農園の開設などぜひ検討されたいと思います。
 自らの体験の中で感性を磨き、自主性を養い、学力の土台とも言える創造力、発想力を育む土曜休みにしたいものです。教育長の見解を求めます。
 次に、介護保険が導入されて3年目に入ります。安念市長は、2月27日の砺波地方介護保険組合の定例会で、「介護を住民全体で支え合うという制度で、現在のところはおおむね順調に住民に理解され浸透している」と述べられました。65歳以上の高齢者世帯のうち4割以上が生活が苦しい状況で、2,800円の保険料負担が大変なのに、さらに来年からは575円引き上げをしなければならないと表明されました。
 普通徴収の方は年金が少なく、介護保険料を支払えない方が、1月9日現在、滞納率9%、294件、172万7,000円にもなっています。住民税非課税の高齢者には、保険料や利用料の減免制度の確立が今こそ求められています。
 次に、デイサービスセンターの条例の一部改正の提案が出されています。庄東デイサービスセンター及び南部デイサービスセンターについて、市が事業者として砺波市社会福祉協議会と砺波福祉会に委託してきたところですが、民間活力導入で利用者の多様なニーズに応え、積極的な事業展開を図ることを理由に、砺波福祉会及び砺波市社会福祉協議会を指定事業者とし、公設民営化方式で実施の提案が出されています。
 ここに、やなぜ苑から「利用者の皆さんへ」という案内があります。(パネル提示)食費250円、引き上げ要支援470円、664円、219円、294円と、それぞれ上げようといたしております。しかも、3月13日に説明をすると言っております。
 これは一律にサービス内容を利用者ではなく事業者が選択して押しつけていることになりませんか。介護保険法の趣旨は、利用者がサービスを選択できることではなかったですか。議会でいまだに承認されていないことなのに、利用者や事業所に通知、3月13日議会でも採決していないのに説明会を行おうとしていました──何か変更するようなことですけれども。砺波市は勝手な振る舞いに指導すべきではありませんか。
 砺波市が事業者となって4時間、6時間という枠の中で誠実なサービスの提供をしており、お年寄りを初め市民は喜んでおられました。しかし、やなぜ苑の案内どおりのやり方を放置することは、市民の負担だけが増えることになっていきます。在宅福祉にこそ力を入れていかなければならないのに、デイサービスのこの措置を改め、砺波市が責任を持ち必要な財政支援を行うことを強く求めるものです。
 次に、特別養護老人ホームの不足の問題について伺います。
 当市にはやなぜ苑80床だけですから、やなぜ苑自宅待機者35名、民間の施設でも90名近くの実態です。ショートステイもいっぱいで、介護支援センターでやりくりに頭を悩ませていると伺います。
 民間において建設をする予定とのことですが、北部における総合福祉施設については、特別養護老人ホーム、ショートステイなども考えられるなど、市民の声をよく聞いて取り組まれることを求めます。
 次に、訪問看護について伺います。
 訪問看護ステーションは、リハビリからターミナルまでの援助を在宅で療養した人や介護する人を対象に活動されています。一方で、市立砺波総合病院などでは急性期以外の患者はなかなか入院とならず、さりとて療養型の病院や施設も満床状態ですから、どうすればよいか困り切っている声をよく耳にします。訪問看護ステーションを住民の身近なところ、せめて現在の在宅介護支援センターとともに設置できないものか伺います。
 訪問看護を支えるのは医師の適切なアドバイスであり、いざというときすぐに対処できる医療機関のバックアップです。とりわけ、地域に暮らすお年寄りの健康や生活を最もよく知っている開業医の役割を十分に発揮できるようにすることも大切だと思います。
 高齢化社会にあって地域の福祉、医療のネットワークに入り、病院や地域の医療機関の指示やアドバイスを受けて、ターミナルまでを在宅で支える具体的援助をしている訪問看護ステーションを強化することが、安心して地域で暮らせることにつながると考えます。市長の見解を求めます。
 次に、下水道問題について伺います。
 当市の下水道の普及率は36.6%、県下9市の中では最も遅れている状況です。ことしより栴檀山地区において合併浄化槽で取り組むことになったことは高く評価するものです。今回は山間地で取り組まれましたが、合併浄化槽の設置は散居村である平野部でこそその効果が大きいのです。当市の公共下水道と農業集落排水事業の借金は112億円、公債費6億6,000万円、さらに増えていくことになります。
 平成12年度における砺波市の財務諸表によりますと、(実物提示)公共下水道の当年度末処理欠損金が23億円、農業集落排水事業では8億円、毎年31億円の欠損という状況です。
 我が党の予算要求は、「2期幹線を布設した場合、これに取り付けを誓約させることは二重の負担を強いると同時に税金のむだ遣いであり、2期幹線の計画を中止すること。また、公共下水道地域としたところでも、幹線から離れている場合、合併浄化槽補助要綱を適用して整備されたい」に対して、回答は「2期幹線区域については近隣市町村との協議にも相当の年月を要するということで、10年以内に下水道整備が見込めない区域として合併浄化槽を設置される方に一部を助成しているが、将来的にはこの区域も集合処理による整備を基本としています」との回答がありました。
 平成13年1月の生活排水処理施設整備計画策定マニュアル(実物提示)、これは環境省が出しているものです。私、政府交渉に行ってもらってきたんですけれども、これによると、「合併浄化槽は、今後の生活排水処理施設の整備対象である中小市町村において特に有効な施設であり、生活排水対策の重要な柱として一層積極的に整備区域の設定を行い、計画的に整備推進を図っていくことが重要である。合併浄化槽の整備対象地域が下水道などの集合処理以外の地域を対象とするといったような消極的な位置づけとならぬよう、生活排水処理施設整備の計画を検討されたい」。
 合併浄化槽は170万円でできるのに、栴檀野の農業集落排水は1戸当たり540万円もかかりますから、負担は国も砺波市も市民も大変です。散居村では管をつくることは大変なむだと言わなければなりません。散居村での集合処理は財政破綻を招くことは明らかであり、2期幹線をやめて、北部地区は合併浄化槽で取り組むことを求めるものです。
 これは2期幹線の計画で、(パネル提示)福岡町からこんなように流れており、これは庄東のほうへ行く、こういう計画は県は余りにもむだであるということでやめたんですよ。緑色は今の幹線ですね。
 誓約書を取って将来公共下水道につなぐことを約束させていますが、市民は将来、公共下水道に接続することになることから、合併浄化槽に積極的にならないことは明らかです。合併浄化槽でもっと普及を高めることを求めるものです。
 次に、散居村ミュージアムについて伺います。
 田園空間博物館構想の拠点として計画が進められ、平成14年度は9,100万円の予算が計上されています。散居村を守ることは賛成です。2月9日のシンポジウムでも、「散居村と屋敷林は世界的にも貴重な光景」と高く評価されました。市民の声を反映して散居村ミュージアムの構想を考えていくことになっていましたが、いまだに市民会議が結成されていません。
 アズマダチの家を2戸引っ越し、引っ越し費用で4,000万円、新築1戸、3戸並べて資料室、農機具展示、体験コーナーなどで14億円もかけてつくられ、維持管理費も負担者も明確ではなく、当初は福野町の予定が断られました。四季彩館では1億円も超えている状況であり、果たして必要なものなのでしょうか。
 東京の設計事務所の発案で、当初から国、県は新事業のセンターの新設がベースということから、ミュージアムの新設で国や県の補助が出されるのであればと、私を除く自民党、社民党の各議員は賛成しました。市民はねらいも内容もわからず、報道されてから慌てて意見や提案をしても後の祭りという状況です。
 市当局は球根組合が近いことで太郎丸でなければならない。また、出町地内の浸水対策としての遊水プールの役割があるとしていますが、出町へは若林口用水だけでなく、狐島三ケ用水、新又用水とあり、他の川についても対策をしなければ浸水対策にならないことは明らかです。
 財政事情が深刻なときに、新たな箱物建設にカイニョ倶楽部の参加者や市民は疑問を持っています。チューリップ公園全体をコア施設として一年中開放をして、中嶋家が狭いのであれば、アズマダチの家をチューリップ公園に移築して活用するなど創意工夫が大切です。市長の見解を求めます。
 最後に、市立砺波総合病院の薬の購入について伺います。
 先発品の特許が切れた後に、先発品と同じ成分薬効の医薬品で厚生労働省の承認を得て発売される後発品医薬品を使用することによって、国公立病院の薬剤費を年間1,600億円も削減できることが明らかになりました。
 当病院においては、薬の購入はすべて先発品の購入で15億6,000万円かかっています。医療の質を落としたくないと思って新薬や先発品しか使わず、大手製薬会社の売り込み攻勢にさらされる。後発品製造の中小企業では、宣伝力のない後発品の情報を知らせることができず、病院には全く知られないという実態です。先発品の特許が切れた後の後発品医薬品で、薬価は5割安くなります。後発品への切り換えは保険財政に大きく寄与するだけでなく、患者負担も大幅に軽減できます。後発品医薬品は体内吸収、副作用などの臨床データがないとのことですが、最近、科学的根拠に基づいた医療が強調される中で、効果や副作用が不確かな新薬よりも、国際的基準から見て、評価の定まった良質で安全かつコストの安い後発品医薬品の使用への見直しが始まっています。

◯議長(村中君) 時間です。

◯14番(西尾君) 院長の見解をお伺いして私の質問を終わります。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 西尾議員の質問にお答えをいたします。
 2期目でございますので、要望に沿って一生懸命努力することをお約束いたしたいと思います。
 初めに、随分褒められましたが、後は批判の多い御質問でございましたので、それにお答えをいたしたいと思います。
 まず、合併のメリット、デメリットについて十分説明しているのかということでございます。
 寺島議員にも助役からお答えしたところでございます。メリットも話しました。デメリットも聞いてまいりました。今、そのことについて総括をいたしておるところでございます。
 西尾議員さんは、国民健康保険や固定資産税を取り上げて言われた。そのとおりだと思います。財政の厳しい中それだけ広がれば、高齢化とか少子化とかいろいろございますので、そういう状況の中では確かに必要経費の増大がございますし、多くの町村がかかわってくるとなお調整が困難ではないかなと、このように思っているんです。そんなことなど考えながら、おっしゃるように財源調整をして、みんなが喜ぶような合併をしたいと思います。まだまだ意見なども出てくると思いますが、十分このことについては皆さんとともに議論をしてまいりたいと、このように思います。
 合併したら北の端だということですが、アメリカのワシントンは東の端であります。そこから発信するわけですから、そんなことは余り心配しなくてもいいのではないかと、このように思っております。逆に言いますと油田は端でありますけれども、一番発展しているのではないかと、このように思っております。その辺は余り心配されないようにと私は思うわけです。これはつけ足しでございますが……。
 県が示したそのようなことにつきましては、確かに県の言い分もありましょう。ありますけれども、問題もたくさんございます。私は全部反対しているんじゃないんですが、十分に皆さんの意向を聞くために今準備会をやっているわけですから、準備会の中でも議論をして腹蔵のない意見を戦わせて、それで合意を得られるものでしたらそれなりに合併という姿に持っていくべきではないかなと、このように思うわけでございます。もちろん市民も同意しないと議会も議決はされないだろうと、このように思うわけでございます。
 それから、住民投票、意識アンケート調査などございました。アンケートも一つの方法だと思います。住民投票については議会でも議論してもらわなければいけませんが、一種の直接民主主義でございますけれども、そういう屋上屋を重ねる必要があるかどうか。それよりも、先般やりましたような説明会を、具体的にこういう方向だぞということが決まったら、もう一度皆さんと話し合いをするというのが一番親切ではないかなという気がするんですけれども、いかがなものでしょう。また御意見を賜りたいと思います。
 したがいまして、最後に言われたように、市民の声を真摯に受けとめて慎重に対処することをお約束をいたしたいと、このように存じております。
 次に、福祉行政について申し上げます。
 まず、介護保険料について言われましたが、そのとおりであります。介護はおかげさまで随分浸透したと思います。したがいまして、皆さんが介護を申請される。ケアマネージャーが設計をする。そこで、このようなメニュー、さあ、あなたはこうしなさいという指導があるわけです。だから浸透した関係上、介護費というのはかさばるわけです。そのことはかえって幸せではないかと思います。これが上がるということは保険料も上げなければいけないということです。そういう負担の原則がありますから、西尾議員さんの大いに使いなさい、銭だけは出したくない、それじゃ理論が立たないんじゃないですか。
 もう1つは、あなたは、施設が足りない、どんどん公立で建てろと。その気持ちはわかります。その負担はだれがするんでしょう。公的にも負担しなければいけません。施設を利用するときは利用費が要りますから、経費もかかるわけです。この後いろいろ見直しをいたしますけれども、そのように介護費用が上がるとすれば、片一方で保険料も上がるという認識をしていただきたいと、このように思います。
 おっしゃるとおり、今厳しい時代ですから、極力下げるように努力して、介護保険組合、理事会の中で話し合いをしていきたいと思います。そして、理解を求めて進めさせていただくということになろうかと思います。
 確かに今、待機者がございます。4月早々60床稼働することになっております。その後、特養では140床、老人保健施設では80床の予定がございますので、それにつきましては、ある程度皆さんに利用していただけるのではないかと、このように思っておるわけでございます。
 ぜひ御理解をいただきたいのは、介護費用の増大に伴って保険料も引き上げをしなくてはならないんではないかと。そのことについては、介護保険組合、理事会でもよく議論いたしたいと、このように思っております。何か私が何百何十何円上げますということを言ったということですが、私は言った覚えはございませんが、いずれにしても、少しは上げざるを得ないというところに来ていることを御理解いただきたいと思います。
 それから、保険料の減免、確かに私もそんな気持ちはあります。厚生労働省の制約があって、今、指導条件がありますので、今国会でも恐らくこの議論が少し出るんではないかと思っております。そのような指導を十分受けまして対処したいと、このように思っております。
 それから、デイサービスで庄東デイと南部デイの話でございますが、後ほど民生部長から補足することになると思いますが、制度を変えるわけですね。制度を変えるために相手とも話し合いを十分したわけです。これは行政主体で2年間やってきたわけです。そして、現場で使用料をもらって、そのことを一遍市へ納付をして、納付した段階で必要な経費をこっちからお上げしたという経緯です。それだけ必要な事務費がなくなるわけです。
 そこで、現場ではどうよくなるかといいますと、私はもう1時間おりたいんだと。もう1時間余計おるということになると、それなりに経費がかかるわけですから、それは承知をしていただきたいと思いますし、そのことの説明を先立ってやらなければいかんということで今進めておるわけです。
 おっしゃるように、我々が議決しない先におまえ何のこっちゃということなんでしょう。ただし、相手は生き物ですから、一応方針として決めた以上はそのようにやってもらう。だから、相手の理事会もそのことの議論をしていただいて一応受けようということになっています。円満にやらないと、もう1日から作業をするわけですから、そのことを理解していただきたい。このことについては補足説明させますけれども、その理解をしていただきたいと、このように思うわけでございます。
 なおまた、切り換えすることによって、役所でございますと、公的というのはちょっと堅苦しいといいますか、祭日の場合があるわけなんですが、それも民間としてはやろうと、このようにおっしゃっていただいております。そのことは大変ありがたいことで、実は月曜日、火曜日と1週間のスケジュールを組みます。代替で月曜日が休みになりますと、公的ではそれはやれないわけです。それも月曜日やるということですから、サイクルが上手にいくわけです。そのことも理解をしていただいて、もちろんそこで時間延長等もあります。そうしますと、西尾議員さんからおしかりを受けておりますけれども、利用料金も増えるということに私はなると思いますので、それは十分本人とも話をして、ケアプランにありますメニューでいきますから、めちゃくちゃにやるわけでございませんので、その点御理解をいただきたいと、このように思うわけであります。
 それから特養については、これは前からの西尾議員さんの持論でありますが、ことしの4月から60床が稼働いたします。そうしますと、625床となるわけです。さらに、砺波市は民間で80床の新設があるわけです。そして、圏域内にさらに60床の増床を見込んでいるところでございます。それらを考えて、今後、保険計画をつくってまいりたいと、このように思っておるところでございます。
 ただし、西尾議員さんも御理解のように、介護保険というのは在宅が基本になっているわけです。でき得れば、在宅というのが本当は一番ベターなんですが、今の実態からいいますと、施設へ行きたいという方もあるようです。現実的には、今、療養型等について、医療に行ったり介護に行ったりふくそうしているんですが、できればこれらもきちっとしたほうがいいのではないかという気がいたします。そんなこともございますので、まだ十分なその面での定着はしていないと思いますが、ただ、特養等につきましては、そのように整備を進めてまいりますので御理解をいただきたいと思います。
 それから、デイサービスの問題もございました。民間で今20床を計画されております。そこで、北部でもこのことを取り上げていきたい。といいますのは、在宅が主体でございますから、デイサービスに基本を置くべきではないかと、このように思っておりますので、北部の支援ゾーンにはこのことを考えていきたいと、こう思っております。
 それから、訪問看護については、御意見のとおり進めておりますし、私が聞いていた段階ではこれには批判はなかったようでございますが、確かにターミナルケアについては在宅でというのは皆さん考えておられるんじゃないでしょうか。そんなことなど考えて、いずれ健康センターにも位置づけをして、おっしゃるような趣旨で、今こちらにございますので──もちろん、そうしますと隣にドクターがおりますので、そこと連携を取りながら、おっしゃるような体制づくりをしていきたいと。これが大事なことだと思っておりますので、これだけはちょっと褒められたような気もしますし、批判がなかったように思いますが、そのとおり進めさせていただきたいと、こう思っております。
 次は、散居村ミュージアムでございますが、先般、高田議員に申し上げたところでございます。西尾議員さんもこのすばらしい散居の田園空間を守るべきだと、これは認識されておいででございます。その拠点ということでひとつ御理解をいただいて、関心をいただいて、なおまた指導をいただきたい。批判だけじゃなくて御指導を賜りたい。
 なお、設計に当たりましては、今、専門の皆さんにいろいろ見ていただいております。ただし、いよいよやるようになりますと、そんなに大きなものではございません。1,500平米で頭打ちですが、私はちょっと困るなと実は思っているんです。地元の皆さんの要望というのは余り聞かれない。そうするとおっしゃるように中途半端になる。そのことについてもう少し勉強してくれと、このように思っております。そういう意味で、逆に西尾議員さんから応援をいただきたいと思っておりますので、期待をいたしております。
 それから、あそこの場所というのは、高速道路を過ぎまして、やっぱり散居村の端っぱしになると思う。先ほどあなたがおっしゃたように北の端だということになるかもしれませんが、あれを基点にして広がりあるんだという理解をしてもらう。そして、池は調整池、そのほかに用水がたくさんございますが、あとはアクションプログラムでことしの予算に載せておりますけれども、整備をさせていただきたい。そして、これは一つの水辺空間になると思いますので、こんなものをいっぱいつくるというわけにはなかなかまいりません。高い田んぼを買って池にしておくというのは合理的なのかどうか。そうではなくて、一つの展示物として、植栽もきちっとやって、できれば蛍の巣にしたいなというのが私のねらいであります。こんなものをどんどんつくる気持ちは毛頭ございませんが、御指摘がありましたのであえて申し上げますけれども、散居形態を残す基点である。ぜひそのことで理解をいただいて応援をしていただきたいと、このことを申し上げて私からの回答といたします。
 あと、教育長、民生部長、水道部長、病院長からお答えをいたします。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 西尾議員の質問の2点についてお答えいたします。
 まず第1点は、東部小学校の特別教室の不足ということ、第2点目は、学校週5日制に伴って学校の図書室の開放、それから学校農園の地域利用という2点について私のほうから答弁をいたします。
 東部小学校の教室不足につきましては、議員のおっしゃるとおりでございます。そのため、児童数の増加に対する対策として、児童急増化懇談会を開催し、その中で現在まで検討してまいったところであります。
 現在の特別教室の現有数は、音楽室、理科室、図工室、家庭科室、図書室、コンピューター室の6教室でありますが、中で普通教室を音楽室に仮転用分を含めると7教室ということでございます。
 他の大規模校の状況、それから学校週5日制の完全実施、総合学習によるグループ学習の展開、各教科の授業時間数の配当を考えると、音楽室、理科室、図工室、家庭科室はそれぞれ2教室以上にしなければならないと考えております。
 なお、このことについては、増改築整備事業計画の中で検討してまいりたいと存じております。
 一時的に、この事業が完了までの間、現有の多目的スペース、つまりチューリップ広場を普通教室に転用して対応しなければならないというふうに考えております。
 その次に、学校の図書室の開放、農園の地域利用でございます。
 このことにつきましては、柴田智議員、飯田修平議員にもお答えしたとおり、学校週5日制のポイントの一つは、子供たちにさまざまな社会体験をさせ、社会性をしっかりと身につけさせることにあります。子供たちの豊かな心を育むためには、家庭、学校はもとより、身近な人間共同体である地域社会の役割がますます大きくなってくるものと思います。
 既に市内では、公民館を中心にして地域の特性に合わせたさまざまな活動が行われており、例えば北部小学校の学校田の隣では、「土の子活動」という名称で地域の大人と子供たちが一緒になって農作業を行い、秋の収穫祭には学校と地域と一体となって開催し感謝祭を催しております。このような地域と学校が連携した試みを大いに行っていただきたいと考えております。
 なお、学校図書室については、学校によって図書室の位置が3階や2階という場所にありますので、木曜日や金曜日に本を貸し出して、土日にはその本を自宅でゆっくり読書するということを対策として考えてまいりたいと思っております。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 民生部長 津田俊祐君。
  〔民生部長 津田俊祐君 登壇〕

◯民生部長(津田君) 西尾議員さんの御質問のうち、放課後児童クラブの土曜日実施の検討について、東部校下の児童館設置について御答弁を申し上げます。
 その前に、先ほど市長から御答弁がありました西尾議員の発言のやなぜ苑から出されたお知らせは、デイサービス利用者の今度の公設民営化に伴う変更内容についての説明会の開催日について御質問ございましたが、実は過日、やなぜ苑から、市の議会が終わり次第開催をするということで、以前のものはミスプリントであったという連絡がございましたので、御了承をいただきたいと思うわけでございます。
 それでは、まず初めに、放課後児童教室についてお答えを申し上げます。
 かぎっ子対策としての現在開設している砺波東部、砺波北部並びに鷹栖小学校校下の3カ所の放課後児童クラブにつきましては、毎週月曜日から金曜日の放課後午後2時から6時まで実施しておるところでございます。
 新年度から新たに学校週5日制となりますが、土曜日の開放につきましては、今後、保護者のニーズや地元各クラブの運営委員会がございます。それから関係者とこれから協議をしてまいりたいと思うところでございます。
 次に、東部小学校校下の児童館の設置についてお答えをいたします。
 児童館の建設につきましては、東部小学校増改築事業にあわせて教育委員会と検討しておりましたが、現敷地での併設は難しい状況でございます。ただ、児童の遊びあるいは体験の場づくりというものは大変大切でございまして、先に教育長からの答弁もございましたが、学校、家庭、地域が一体となって取り組むことが大切であり、今後、地区公民館あるいは学校施設等の開放を視野に入れての対応が必要であるというふうに考えておるわけでございます。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 水道部長 坪本正樹君。
  〔水道部長 坪本正樹君 登壇〕

◯水道部長(坪本君) 西尾議員からの財政支出の見直しについての質問のうち、下水道施策についてお答えいたします。
 1点目には、これからの整備箇所は散居村地帯であり、多額の費用が必要であり、2期幹線計画は中止し、合併処理浄化槽で整備することを求めることについてであります。
 平成11年2月に、下水道マップ見直しで、栴檀山地区を除く区域は基本的に公共、特定環境保全公共下水道事業区域とすることが望ましいとの答申を得ていること。また、午前に市長が寺島議員の質問にお答えしたとおり、北部地域の将来を見据えますと、2期幹線は必要であると考えております。
 福岡町から2期幹線事業の参加についての打診があったことからも、関係市町村と連携を図り、今後、富山県へ2期幹線事業の推進について要望していきたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思っております。
 10年以内に下水道整備を予定しております柳瀬、太田、中野、五鹿屋地区につきましては、基本的に特定環境保全公共下水道事業で整備することといたしております。建設コスト縮減と国の経済比較マニュアルで示されております家屋間限界距離を考慮しながら、特定環境保全公共下水道事業区域であっても合併処理浄化槽で整備する区域を設定したところであります。具体的な箇所づけは、各地区の推進協議会と協議して決めていきたいと考えております。
 なお、合併処理浄化槽で整備する区域につきましては、環境省方式の個人設置の合併処理浄化槽を設置する方に現行の合併処理浄化槽設置整備事業の補助制度を適用することといたしたいと存じております。
 次に、2点目、2期幹線区域で合併処理浄化槽を設置する方から2期幹線が布設されるときは接続する旨の誓約書は中止されたいにつきましてお答えいたします。
 2期幹線区域における誓約書につきましては、将来、家屋間限界距離の要件を満たした場合、集合処理で整備することになりますので、管渠への接続の協力をいただくという意味で、今後も継続していきたいと考えております。
 以上であります。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 病院長 北野喜行君。
  〔病院長 北野喜行君 登壇〕

◯病院長(北野君) 西尾議員の御質問の病院の薬の購入を先発品から後発品に切り換えることについてお答えいたします。
 議員御指摘のとおり、後発品医薬品の使用見直しが始まっています。本来、確実に効く薬剤は、反面、必ず副作用があります。厚生労働省の製造販売承認を得て新しく販売、発売されます薬剤、これを先発品と言いますが、先発品には市販後調査といいまして、薬剤発売後、実際に使用した患者症例を調査し、その薬剤の有効性と安全性を報告することが義務づけられています。医師は公表されます薬剤安全情報と自らの経験をもとに、その薬剤の処方の継続を考慮しております。
 一方、後発品は市販後調査が義務づけられておりません。確実な薬剤安全性が得られていないという点から、当院では後発品は数品の例外を除いて現在は使用いたしておりません。しかし、医療を取り巻く財政状況の逼迫、厚生労働省の後発品医薬品の使用誘導などを勘案し、当院におきましても、今後、後発品医薬品の使用を検討していく所存でございます。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁漏れのみ再質問を許します。
 14番 西尾英宣君。
  〔14番 西尾英宣君 登壇〕

◯14番(西尾君) 下水道の件について、安念市長にお伺いいたしたいと思います。
 先ほどもお話をしましたけれども(パネル提示)、この2期幹線が福岡町からこうやってこっちへ行く。庄東のほうへ行くこの幹線もやめたんですよ。これは県の大変な借金なり今後のことも考えてやられたと思うんですけれども、そういう面で、2期幹線の莫大な工事費、さらに北部地域では2,653戸ございます。1戸当たり約500万から600万円、恐らく150億円はかかると思われます。合併浄化槽でやると40億円で済むわけです。福岡町は合併浄化槽が県下で最も進んでいる。維持管理費についても町で負担しております。そういう面では、福岡町とよく話し合い、砺波の状況もお話をして、砺波市の財政事情なども考慮して今後進んでいかなければならないと思いますけれども、市長はいかが思っておられるのかお伺いします。

◯議長(村中君) 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) お答えをいたします。
 2期幹線については、おっしゃるとおり計画があったんですけれども、具体的にはなかなか問題があるということで、いまとんざしておるわけです。
 そこで、私が先般からこのことについてお答えしておりますのは、福岡町から実は打診があったんです。今、福岡町はこんなもの要らないと、こうおっしゃったんですけれども、福岡町から直接私のほうに打診があって──県営ですから、高岡、小矢部、砺波の連帯でないと県営でできないわけです。市町村営でやろうとは私は思っていません。県営でやらなければいかんだろうと、こう思っております。もちろんそのときには負担金が必要です。そこで、福岡町からやったらどうかという打診があったから、福岡町がおやりになるとすれば、福岡町に対して迷惑をかけてもいかんなと。ただし、将来、この後20年、30年たった場合に、住宅も出てくる可能性もあるのではないか。その場合に、先行投資をしてもいいのではないか。まだ引っ張るんじゃないんです。管をある程度のものにしておかないと、例えば高波のどこかに住宅が張りついたという場合には考える必要もあるんではないか。その意味での先行投資ということでそちらに加わったらどうかと。
 ただし、きょうも申し上げましたように、そんな財政は甘くございません。先般の市長会も、環境と言いながら下水道も10%切りますということですから、それと各町村では、下水道の予算を上げましょうと言ったら返上しておるところがある。幸い、私のほうは、これは議会の皆さんの御了解を得なければいけませんけれども、第2次補正で来ましたものについては、うちがちょうだいして、今度の補正に乗せているわけです。活性化のためにやる必要があるんではないかということで私が手を挙げてもらってきた経緯があります。それは話は別でありますけれども、そういう事情から、今おっしゃったように、福岡は必要ないじゃなくて、福岡から相談があったから、福岡がやるのだったら、この際うちが参画しないと福岡がやらないというようなことをおっしゃったものですから、先行投資としてうちも1枚加わろうかと。そのときに、管が小さいものであったら後からできませんので、もう一遍やり直しというわけにはいきませんから。私が生きている間はなかなかできないのではないかと思いますけれども、せめて責任上、そのことを先行投資で管の太さだけでもセットしたほうがいいんではないかと、このように思いまして、そのように決断をさせていただいたことを理解いただきたい。
 以上であります。

◯議長(村中君) 17番 前田喜代志君。
  〔17番 前田喜代志君 登壇〕

◯17番(前田君) 私は、3点につきまして質問いたしたいと思います。
 1つはまちづくりと住民自治について、それから地域情報化の推進について、環境基本条例づくりについてでございます。
 まず、まちづくりと住民自治について伺います。
 最初に、まちづくり基本条例についてでございます。
 今、第7次総合計画によって新しい砺波市の進路が明確にされ、スタートを切ってまいりました。しかし、地域が個性と活力を取り戻すために何をなすべきか、力強い生活の場を提供できる地域づくりをどう進めるか、住民自治の豊かな地域社会にしていくためにどのような地域づくりを展望していくか、このような点について、いま少し住民の間での議論を重ね、住民のコンセンサスを得て、中長期のビジョンを明確にすることが求められております。
 その理由の第1は、公共サービスの提供を市役所だけで担うのではなくて、サービスの幾分かを住民と行政の協働で担えるもの、コミュニティーや営利を目的としていないNPO法人の担うものなど、公的分野のサービスを役割分担して公共サービスの多様化に応えていくこと。
 第2には、コミュニティー活動などを通じた行政活動への住民参画を促す仕組みをつくり、住民自治を強化していくこと。この仕組みを住民の理解を得て進めるために、まちづくり基本条例づくりから始めてはどうか。この点についての市長の認識を伺います。
 第2点目は、小学校区を1単位とした地域コミュニティーの形成を展望してはどうかについてでございます。
 当面、市内の小学校区でのまちづくり協議会準備会のような組織を設置して、例えば若い人が子供を育てるのにどのような環境整備をしていけばよいか、未来の子供たちのために将来性のある地域づくりをどのように進めるかなど、自主的にテーマを設定して、まちづくりにかかわる市民参加型社会のあり方や行政との役割分担、コミュニティー活動がどうあるべきかなどを考え合い、数年間の積み上げの上に小学校区を単位とした新たな地域コミュニティーの組織化を進めていく。
 これまで、地域課題の解決や近隣相互の助け合いは、地縁組織である自治会、町内会が担ってきております。これらの既存の自治活動を尊重しながら、さらに一定の予算を持ち、議決権も執行権もあるようなコミュニティー組織をつくって、もっとこれまで以上に住民の意思による自主的なまちづくりを担い得るよう、分権時代に呼応した住民自治の強化実現を目指そうとするものであります。この点についてはどのように考えておられますか。
 3点目は、エコマネーの推奨についてでございます。
 以前も本議会で取り上げられておるわけでありますが、例えばマイバッグ運動があります。これに賛同し実践されている方に、1回の買い物ごとにスタンプを押して、10回ほどたまればエコマネーと交換できるとか、あるいはごみゼロ運動や地域の花壇づくりに協力した方々にエコマネーを提供していく。そして、お金では評価しにくいボランタリーな活動やサービスに流通をさせていくことで、お金では買えない人と人や地域の温かなつながり、地域の顔の見える関係を育むことに大いに役立ちます。お金がなくても、助け合いのまちづくりがうんと伸びていきます。お礼はどうしようかというお世話をかけることへの戸惑い、ちょと気兼ねで頼みにくい、このような遠慮しがちな空気を一掃するのにも役立ちます。
 行政主導型のまちづくりにはおのずと限界があります。エコマネーの推奨によって、行政依存から助け合いを基本とした自立した市民への意識改革が進み、住民主導によるより安心できる社会づくりが進んでいきます。コミュニティーが活性化し、生活環境が改善されます。貨幣だけでない新しい価値観が醸成されていくことで、本当の豊かさの実感できる社会づくりが進んでいくのではないか。このエコマネーの仕組みを地域の中に広げ浸透させていくことについて、市長の御所見を伺います。
 第2項目の地域情報化の推進についてでございます。
 最初に、入札手続の電子化推進についてでございます。
 公共工事の入札の適正化が求められ、当市においては先駆的にその改善策がとられてきたところでございます。しかし、透明性、公正性は向上したが、依然として競争性は低く、業界の体質改善がいま一歩進んでいないのではないか。市は競争性が低いことについてどのように認識しておられるか。
 また、電子入札及び開札を実施することにより、競争性の向上につなげている先進自治体もあります。この分野での電子化推進は、競争入札の適切な実施に寄与するものであり、ぜひとも実現いただきたいのであります。
 次に、地区公民館と市庁舎を接続する情報ネットワーク化に関連してお伺いいたします。
 インターネットは、パソコンの普及やインターネットサービスのある携帯電話の利用者増などもあって、働く人々にとっては特に時間に制約されずに情報を引き出したりできるし、問い合わせや苦情申し立て、相談などもこれを通じてできます。非常に重要な生活手段、生活の道具となってまいりました。市は、これまで財務会計や文書事務などのシステムを導入して役所の道具として活用されてきましたが、市民の暮らしの道具たり得るにはまだ課題がたくさん残っています。
 そこで、伺いたいのは次の3点でございます。
 1つは、今日までホームページを開設し、一定の情報提供を進めてきているわけですが、市民参加の推進及び市民サービスの拡大という点から、ホームページの内容をもっと充実させていく必要がございます。各種の審議会や委員会の会議録、地域住民の暮らしや自治体の経営状況、そしてそれを数値で把握し、過去の実績や他の地域との比較情報など市民にわかりやすい情報を公表していく、この点についてはどう考えられているか。
 2つ目には、住民票、課税証明、各種申請書などホームページからダウンロードできるようにするとか、市の外郭団体が運営する施設を含め利用施設の使用申し込みや市の主催するイベントへの参加申し込みがインターネットでできるようにする。これは、いつまでに何ができて、何と何ができないか、今できないものについてはどのような見通しを立てているのか、市民に周知をいただきたいと思うわけであります。
 3つ目には、インターネットでのアクセスの手段を持たない、そういう市民に配慮が必要です。可能なものは電話やファクシミリによる申請受け付けや申請書届出の配信を実施していくこと、高齢者や障害者向けのパソコン講習会をさらに拡充していくこと、地区公民館単位に情報サービスがこれからどう変わっていくか、どのようにその情報サービスを活用したらよいか、その活用術も含め、説明会や講習会を計画されたいと思います。
 以上の3点でございます。
 最後に、環境基本条例づくりについて伺います。
 地球環境問題が世界規模で論じられ始めてから10年になりました。人間が自然に与え続けるダメージはますます広がっております。生命基盤の破壊と攪乱、自然資源の枯渇、疲弊は地球全体を覆うようになりました。
 中でも、少資源国日本はどうか。日本のような一次エネルギーの自給率が先進国で一番低く、しかもその輸入総額は米国に次いで多いという事態にございます。産業構造や労働力構成の質的転換も含めた省エネルギー社会へと進んでいかなければ立ち行かない状況になっております。つまり、環境コストに配慮しなければ、国内での生産システムが成り立たなくなって、単に労働力が高いというだけではなく、資本がどんどん海外に出ていくという傾向にございます。自然と人類の共生の視点に立った環境保護重視の社会へ。この早期の転換は、国においても自治体においてもいよいよ重要課題となっております。
 国においては、まちづくりの基本法である都市計画法も、あるいは農業のあり方を決める農業基本法も、環境事項を取り入れた新しい基本法に改正されました。林業のあり方も、採算偏重から環境資源としての側面を重視する政策へと変わりつつあります。このような中で、自治体レベルでも体系的に環境施策を講じていくことが求められています。まずこの点について市長の御所見を伺っておきたいと存じます。
 そこで、第1点目の家電リサイクルの教訓を踏まえた国への提言についてでございます。
 今後、家電4品目に続いてリサイクルの対象品目を広げていくときに、駆け込みの排出や不法投棄の拡大にならないよう、今回の教訓を踏まえて、少なくとも次の5点について国に提言し、よりよいリサイクル制度になるよう検討いただく必要があります。
 その1つは、リサイクルのシステムの基本にデポジットの制度を置いていただくこと。2つ目には、購入済み使用中の製品の扱いにはステッカーを有料発給してデポジット制度の適用品であることを保証するような仕組みにしていただくこと。3つ目には、廃棄にかかわる相談窓口を強化充実いただくこと。4つ目には、指定引き取り場所を各種廃棄物に対応できるようにもっと箇所を増やして整備していくこと。5つ目には、不法投棄の廃棄物処理費用はメーカーの負担にする、こういう原則的な点でございます。
 ここでその理由を申し上げる時間はございませんが、国に対して提言をいただくときには、その理由などを付して、何が国において検討いただかなければならないか、このことを具体的に提出いただきたいと思うのであります。
 既に全国市長会等において意見反映されていることは承知しておりますが、このことにつきまして、砺波市からの具体的な提言をいただきたい。このことについての考え方をお聞きしたいのであります。
 第2に、住民参加による条例づくりについてであります。
 循環型の地域社会、環境自治体と読みかえてもよいと思いますが、そこに向かって前進するための課題は何か。1つは水の循環を回復すること、2つ目には自然生態系を回復し循環型農林業を進めること、3つ目には物質資源を循環し有害物を減らすこと、4つ目には都市のあり方を環境と共生できるものに変えること、5つ目には地球温暖化に対応すること、この5点に大別できると考えるところでありますが、このテーマごとに、例えば環境自治体づくりの100人委員会というような市民の組織を設けて、市民が主体的にテーマごとに課題や問題点を掘り下げていただき、今回決まりました新グリーンプランのように、数値目標についても、あるいはその目標実現のためにどのようにしてそこへ到達させていくかなども含めて、自由闊達な議論を通して提言を取りまとめていただくなど、条例や基本計画づくりに、そしてその後の施策の実施や評価に至るまで、住民のさまざまな形での参加を促すよう取り組んでいただきたいと思うわけであります。この点についてはどうお考えか。
 そして最後になりますが、屋敷林保全と落ち葉や小枝の土壌還元についてでございます。
 以前にも取り上げたわけですが、今、後世に散居村、屋敷林を残していくために、その保全管理が非常に手間がかかる、時間がない、いろいろ語られているわけです。私は、小枝も落ち葉も屋敷林の一隅にそのまま積み上げる、こういう新しい常識を広げて、散居村ではどこの屋敷林を見て回っても、どこかそこの一角に落ち葉や小枝が積み上げてある。それが普通の風景として受けとめられる、眺められる、そんな習慣をつくれば何の経費もかからないではないか。散居村に住む私たちの常識を変えるだけで、かなりのことは解決できるのではないか、そんなふうに考えるわけです。
 あるいは、これをチップ化して、屋敷林の木立の間にまいておくというのもいいのではないか。お尋ねすると、緑色のきれいなコケが生えている、こういうお屋敷もたくさんあるわけですが、木立の間にチップ化したものをまいておく、こういう雰囲気のお庭があっても、これが散居村では普通の生活だというような常識を新しくつくっていくことも大事ではないか。このチップ化の簡易処理機を普及するのも一つの方法ではないか。市の場合においては、学校や幼稚園や保育所や、それぞれの施設の剪定枝を炭化して、土壌改良剤としてそれぞれの花壇で利用するのも循環社会にはよい手法ではないか。ぜひ新しい時代には新しい考え方で、この散居村そして屋敷林を保全していこうと、そういう地域全体の意識改革を考えていく、そんな方向をぜひ御検討いただけたらと思います。
 以上3項目について質問し、当局の答弁を求め終わります。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 前田議員にお答えをいたします。
 まず、まちづくりと住民自治について、まちづくりの基本条例の御意見がございました。基本条例まで突っ込むのはどうかなという感じが率直な話しているわけです。おかげさまで、第7次総合計画をつくるに当たりまして、多くの皆さんに協力をしていただきました。各地区から推薦をいただいたまちづくり委員会の皆さんにも随分御協力をいただいて、そのことが、いわゆる第6の項目として、自分たちの住む町は自らつくるんだと、こういう形になったわけでございます。住民自治という理解をその場でそれぞれ参加した人たちも受けとめていただいたし、そのことを今皆さんで分かち合っておるといいますか、理解をしていただいておると、このように思っておる次第でございます。
 前田議員さんが提案されたこのことについては、確かに公的分野のサービスというのはますます増えてまいります。これを全部行政でやるというのはなかなか難しい時代になりました。あれもこれもというのはなかなかできません。その意味では、あちこちでNPO等がサービスを担う、例えば今おっしゃったようなごみの問題あるいは福祉の問題などもそれぞれ担うということをおやりになっておることを聞いております。つきましては、そのような実態から考えて、おっしゃるような基本条例というのは適当なのかどうなのか、私はまだ十分理解ができませんが、いずれにしても、おっしゃるように、これからはそういうサービスの広がりについては自ら進むという形があるんではないか。
 特に、阪神・淡路大震災からボランティア活動、NPOというのは行政でも位置づけられたわけでございます。自分たちの地域を自分たちで守る、そういう体制づくりもつくってこられたわけですから、そういうスタイルというものはこれから大事にすべきだと思うし、認識をしていただきたい。市としては、そういう住民との場を大切にして、盛り上がりといいますか、ただし、余り行政が関与するものではないと、このように思っております。
 少し視点が違うんですが、地方自治法第260条の2による地縁団体が今あちこちでできました。自らの地域の財産を自分たちで持って、そこで話し合いをしてお金も集めて、みんなで総会をやって執行するという、そういう地縁団体が、今、砺波市に21か22あるんです。そういう人たちというのはおられるわけですから、これはおっしゃるようなまちづくり基本条例とは違うんでしょうけれども、地域コミュニティーの中で、ちゃんと法律に基づいて自らおやりになっている地域もございますから、そのことを別に私ども指導しておるわけでございませんけれども、自らそのことを申請されて民主的にそれぞれ活用されているという実態がございます。私は、それなりにこれらのまちづくりがうまく発展していってくれればいいなと、このように思っておるわけでございます。
 いろいろおっしゃるような考え方も理解できるんでございますけれども、今、自治振興会もそれなりにいい振興会として発展しているのではないか。そしてすばらしい自治活動をしておられるのではないかと、こう思っております。したがいまして、おっしゃる気持ちはわかりますけれども、その面についてのまちづくり基本条例という形のものについてはしばらく研究をしたいと、このように思います。
 ただ、福井市だったでしょうか、四十幾つかの地区があって、それぞれに相当経費も出すようであります。例えば花づくりでこの町をきれいにしたいという申請があれば、まちづくりの組織をしっかりさせて、そこへ経費を出して、自らも金を出して、自分の地域をすばらしい地域にするということで、福井市は総務大臣表彰をもらっておられましたけれども、そういう意味で進める手もあるのではないか。
 それは、おっしゃるように、小学校区単位でコミュニティーを図ったらという提案もそこにあるのではないかと思います。確かに、子供たちを中に入れて一つのコミュニティーをやるというのはすばらしいことだと思いますし、今、現実的に福祉とか教育で小学校単位でのコミュニティーをちゃんとつくっておられるのではないかと思います。それを行政が勝手にくちばしを入れて、ああしなさい、こうしなさいというのはいかがなものか。今、自主的に住民自治の姿でそれぞれ小学校単位でおやりになっております。これは大変いいことではないかと、このように私は思っております。
 だから、行政からあるいは公民館や教育委員会からそれぞれ指導するんじゃなくて、自然発生的に行っておられますから、少し上薬なりエキスをあげることによって伸びるものならそのようにすべきではないかと、このように私は思っておるわけでございます。
 なおまた、今の話と混同しますけれども、自治振興会が小学校区に3つあるとして、その3つを一緒にしてやればかえって屋上屋になりますし、やっぱりコミュニティーというのは基盤があってそこで発展するのではないか。だから、福祉とか教育ということでなくて、一つの目的があれば、その校区でまた盛り上がりというのができて、いいコミュニティーが生まれるような気がいたします。そんなことを考えておりますので、おっしゃる気持ちはわかりますけれども、皆さんいかがでございましょう。このようなコミュニティーは大事にしなければいけませんけれども、おっしゃるような条例化だとか、あるいは行政がそれにお願いをするとかというものではないような気がしておるわけでございます。私の考え方を示せと、こうおっしゃいましたので、率直に今の私の気持ちを申し上げたわけでございます。いろいろ御異論がまだあると思いますけれども、御理解をいただきたいと思います。
 次に、エコマネーの問題であります。これも何度かお話がありました。県内では富山市、高岡市でもあるようでございます。地域のボランティア活動を融通し合いするといいますか、そういう意味で活用されておるようであります。
 特に、これからの少子・高齢化、福祉問題あるいはごみ問題などにつきましては、今おっしゃるような意見も大事なことではないか。いわゆる他人がサービスをして、いずれ他人にまたお返しをするといいますか、お返しをしてもらうといいますか、そういうことになるものですから、このような時代ではそのようなこともあるかもしれない。ただし、私は本来的には、例えば福祉は従来は家庭福祉であった。家庭ではなかなかできないから、親戚に頼って親戚福祉をやった。親戚が遠いからということで地域福祉をやった。これでもどうもならないからといって社会福祉の時代になったわけですね。福祉そのものの時代が変化してきたんです。本当は地域福祉か社会福祉でみんなで守ってやるというのが必要ではないかと、こう思うんです。
 エコマネーというのは、確かに金ではないんですけれども、ラベルがあって、あれがあって、こっちのほうで点数を数えたらいずれ私ももらえるぞというようなことなんでしょう。元気な間はそれもいいでしょう。ただ、今、社会福祉あたりで自らボランティアで運転しておられる方は一切そんなことは要求されません。ただ、はたから見ている人が、そのことを価値として与えるエコマネー制度をつくったらどうですかと私に対して質問がございました。そうおっしゃる皆さんがつくられたらどうですかと。行政がそれをつくるのではなくて、あなた方がつくられたらどうですかと。そう市長に言われるのはわかる。だから私は支援してあげましょうと。おっしゃるんだったら、提案された皆さんでつくられたらどうですかという話はしております。ただし、これには一人一人の信頼関係が必要でございますし、大きくなりますと事務員も要りましょう、あるいは台帳も要りましょう。今コンピューター化していますから台帳は要らないかもしれませんが、そのような気持ちでないとなかなかつくれないんではないかと、このように私は思っております。気持ちはよくわかりますが、このような時代だと私は思う。ただし、本質的には、このことは本当は地域でやってあげたり協力したりするのが大事だと。
 そこで現実的に、今、福祉あたりで運転ボランティアをやっておられる人は、「おらのときは何か助けてくれま」そんなことは一切言われません。また、ボランティアというのはそんなものだろうと思う。ただ、はたから見てる人が、エコマネーをしてあげて、この人が倒れたときに、この家へどんどん行ってあげればいいのではないかという気持ちでおっしゃっておるようですが、私はその意味で、本当に信頼関係があって、広い視野でそのように考えて皆さんが本当に努力されることについては御支援を申し上げたいと、このように思っております。ただし、行政でやるという気持ちは今のところございません。やっぱりみんな腹がそろわないとできないのではないかと、このように思っております。
 次は、環境基本条例につきまして、前田議員さんから前にも御質問がございまして、環境の重要性については私も認識しておりますし、今、このことについてぜひ皆さん方に訴えて、基本条例をつくって基本計画をつくってまいりたいと、このように思うわけでございます。
 私には、地域レベルでの環境施策をどう思うかということです。私は、地域レベルであるがゆえに、これは住民とも直結しております。その立場からいいますとぜひ必要だと。いわゆるグローバルな時代でございます。地球環境というのはグローバルな問題でありますけれども、地域社会の中に根差している、そして住民と直結している。そのことを理解をしていただくならば、地方自治体の環境政策というのは特に今日的な問題ではないかと、こう理解をいたしております。その点では認識が一致しているのではないかと、このように思うわけでございます。
 このことは飯田議員にも申し上げましたが、環境というのは確かに広い視野ですが、地方自治体もこのことについて頑張ることが全体的に波及効果も大きいんだと。そして、我々の生命も長生きできるという、そういうことになるのではないかと、こう思うがゆえに申し上げるわけでございます。
 次は、家電リサイクルの関係でいろいろおっしゃいました。一つの提案としては、前田議員さんはデポジットをおっしゃっておられると思います。そして、基本的には前払い方式、そして製造者負担ということがあるのではないかと思います。
 今、例えば新車の場合でしたら、前払い方式は簡単だと言われております。ただ、使用中の車についてはどうするか。これもおっしゃるようにステッカーなどどこでどう発行するのか、その方法があると思いますし、あるいは自動車の場合、車検制度がございますから、そこで処理できるんではないかという気がいたします。
 ただし、なかなか製造者側は言うことを聞かないような状況でありますが、行政としてはそれぞれ前払い方式をしていただく。そして、後日払い戻すデポジットという方式をやらなければいかんだろう。市長会でもこれは一致しているんです。このことについては出しておりますし、恐らく今年の市長会でもこのことについては大いに言われることだろうと、このように思っております。
 環境省はこのことについてどのように受け答えして、今どのようになっているのか、私もまだ勉強しておりませんが、いずれにしても、私どもから逆にインターネットで直接提言するという手も私はあると思う。その意味で、今おっしゃった5つの点等、要求してまいりたいと、このように思うわけでございます。
 それから、環境基本条例をつくるときには、提案にございましたように、確かに区分をしていくべきだと思います。どんな形にまとめればいいかまだ模索しているところですが、生活環境の問題がございます。それから自然環境もありますし、都市づくりを初めとする都市環境があったり、そして強調されております循環型をそれぞれにどう区分していくか。
 それで、従来言われてきました例えば公害防止、自然環境、この観点だけでなくて、一歩突き進んでいくべきではないか。先進の各市の状況も勘案しながら、おっしゃるような提案を含めて考えさせていただきたい。そして、つくり方については、皆さんで提案をしていただいて、皆さんで議論をしていただく、そういう場づくりをすべきではないかと、このように思っております。
 つくったものについては、皆さんだけにお見せするということではなくて、このことは将来のためになるんだということで継承することを考えなければいけませんし、環境への負荷が少ないことをみんなに知ってもらう。そうしないと理解されないのではないかと。
 そこで、砺波の場合、特に散居景観や屋敷林の問題、こういう個性を環境政策の中にどう入れていくか。砺波の場合、特徴があると思う。そして、広くは地球環境の問題を乗せていくということになるんではないかなと、このように今想定をいたしております。まだ決めたわけではございませんが、いろいろな分野からも御意見を賜りまして構成させていただきたいと、このように思うわけでございます。
 それから、終わりの質問の屋敷林の落ち葉等の問題、いい提案がございました。参考にさせていただきたいと思います。確かに私の家でもスンバ(杉の落葉)のニョウが2つぐらいございました。そのことを考えると、そういう枝葉を積み重ねるという手も私はあると思います。そのほうがかえって景観上もいいのではないかなという気もいたします。おっしゃるようなことについて十分参考にさせていただきたい。
 なおまた、このことも実は散居村ミュージアムの中で議論されておりまして、幾つか新聞に出ておりましたが、そのようなことも考えておられるようでございますので、参考にさせていただいて、カイニョを守っていきたいもんだと、このように思うわけでございます。
 その他の質問につきましては総務部長、並びに入札の電子化等については情報化時代でもございまして、研究最中でございますが、財政課長からお答えをいたしたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 総務部長 野村泰則君。
  〔総務部長 野村泰則君 登壇〕

◯総務部長(野村君) 前田議員御質問のうち、情報ネットワークについて御答弁を申し上げます。
 ネットワークの構築につきましては、既に教育ネットワークについては構築が終わっております。行政機関全体をネットワーク化する地域イントラネットにつきましては、平成13年度の第2次補正で国の予算がついたわけでございまして、これによりまして地域イントラネットの事業の一部として整備したいと考えております。これによりまして、行政機関相互の情報通信網は、将来を見据えたものができることになるわけであります。
 このネットワークを使いまして、当面のサービスといたしましては、体育施設等の利用状況の把握あるいは利用の申し込み、また子育てや介護等の行政に対する相談業務、それから市民交流のページ設置、あるいは議員御提案のホームページの充実等を計画しているところでございます。
 ただ、一般的な情報はこういうような形で相互やり取りができるわけでございますけれども、個人的な情報を含むものにつきましては、セキュリティの問題とか、あるいは電子認証制度というものがございますので、この技術が今のところまだ確立しておりませんので、それが確立次第、個人の情報も場合によっては習得、やり取りができるようになると思っております。
 将来的には、行政機関に対する申請、届出、手続のほとんどについて、ペーパーあるいは今言いましたようなイントラネットを通じて電子的なもので行えるようになるということでありますので、第2次総合計画の中でうたっている高度な電子サービス、いわゆるワンストップサービスやノンストップサービスなどの基盤が構築できるものと考えております。
 なお、これにつきましては、インターネットが重要なキーポイントになるわけでありますけれども、各家庭によって、直接このネットワークに、中へ入ることによって今言ったようなサービスを受けられるわけでありますけれども、今のところ必ずしも全家庭にそういうようなインターネットが普及されていないということもありますので、今のところ、地区公民館にはそういうような端末機を1台置くということで、これは直接ネットワークに直結されている機器でありますので、こういう機器を通じて一般の方も利用していただくということになるわけであります。
 そこで、議員の御質問にありましたように、活用の仕方を普及したり、あるいは操作方法の講習の機会を設けたりすることによって、市民の皆さんの能力の向上を図ることがポイントになるわけでありますので、緊急地域雇用創出特別交付金等を利用しまして、そのための人材を配置することも考えておるわけであります。
 以上であります。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 財政課長 永田俊満君。
  〔財政課長 永田俊満君 登壇〕

◯財政課長(永田君) 前田議員の入札手続の電子化推進についてのお尋ねにお答えを申し上げます。
 市では、公共工事等の契約方法として、随意契約によることができるものを除いて、指名競争入札、そして10億円以上の工事については制限付き一般競争入札を行っております。
 これまで、入札の競争性、透明性、公正性の向上のために、入札参加業者数を設計額に応じて増やす、予定価格を事前に公表の上、その価格を上限として競い合っていただく、入札参加業者について入札後その結果を公表する、こんなことなどを行いまして、競争性、透明性などを高める努力をいたしてまいりましたが、それらのことによりまして一定の効果を上げることができたものと考えております。
 そこで、さらに入札の競争性を高めるために、電子入札を導入してはどうかという御提案でございました。広域的に広く入札参加を求め競争性を高める方法としては、電子入札も効果的であり、特に情報化社会のこれからの趨勢にマッチした改善方法の一つの選択肢であると存じております。
 電子入札制度は、国や横須賀市など大都市で始まったばかりでございます。導入までには幾つかのステップ、そして規模といった課題も多くあると伺っております。
 そこで、そうした課題の解決方法などについて今後十分検討させていただき、よりよい入札制度について検討改善を図ってまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 以上で、通告による質問並びに質疑は終わりました。
 ほかに質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(村中君) 質疑なしと認めます。
 これをもって、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を終結いたしました。
 ただいま議題となっております議案第1号から議案第39号まで、平成14年度富山県砺波市一般会計予算外38件及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについては、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

◯議長(村中君) 次に、日程第2 医療制度改革について国への意見書採択を求める請願書外2件については、お手元に配付してあります請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。

◯議長(村中君) 以上をもって本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明3月9日から14日までの6日間は、委員会審査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(村中君) 御異議なしと認めます。よって、明3月9日から14日までの6日間は、委員会審査のため休会することに決しました。
 なお、次回の本会議は、3月15日午後2時から開会いたします。
 本日はこれをもちまして散会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午後 4時06分 閉議



平成14年3月定例会(第2号) 議事日程・名簿

     平成14年3月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
  第1 議案第34号から議案第39号まで、平成13年度富山県砺波市一般会計補
     正予算(第7号)外5件
     (提案理由説明)
  第2 市政一般に対する質問、並びに議案第1号から議案第39号まで、平成14
     年度富山県砺波市一般会計予算外38件及び報告第1号 専決処分の承認を
     求めることについて
    (代表質問、一般質問)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
    3月7日  午前10時02分  開議
    3月7日  午後 3時12分  閉議

1.出席議員(20名)
   1番 飯 田 修 平 君     2番 林   忠 男 君
   3番 柴 田   智 君     4番 齊 藤 源 秋 君
   5番 寺 島 良 三 君     6番 江 守 俊 光 君
   7番 松 本   昇 君     8番 池 田 昭 作 君
   9番 石 田 隆 紀 君    10番 高 田 隼 水 君
  11番 村 中 昭 二 君    12番 堀 田 信 一 君
  13番 山 岸 銀 七 君    14番 西 尾 英 宣 君
  15番 宮 木 文 夫 君    16番 柴 田 豊 明 君
  17番 前 田 喜代志 君    18番 吉 澤 邦 麿 君
  19番 松 本 恒 美 君    20番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 野 村 泰 則 君

                   産業建設
 民生部長 津 田 俊 祐 君    部  長 藪 田 康 男 君

                   企画調整
 水道部長 坪 本 正 樹 君    室  長 堀   秋 博 君

 検査室長 宮 井   正 君    総務課長 吉 田 孝 夫 君

                   社会福祉
 財政課長 永 田 俊 満 君    課  長 今 井 孝 夫 君

 商工観光              上水道
 課  長 有 若   隆 君    課  長 安 念   茂 君

                   病  院
 病院長  北 野 喜 行 君    事務局長 井 上 辰 夫 君

 教  育
 委員長  長 久 太 郎 君    教育長  飯 田 敏 雄 君

 教育次長 喜 田 豊 明 君    監査委員 畑   尚 之 君

 監  査
 事務局長 永 井   進 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

 事務局長 古 井 勝 久      主  幹 舘   賢 一

 調査係長 田 嶋 和 樹



平成14年3月定例会(第2号) 本文 

1.会議の経過
 午前10時02分 開議

◯議長(村中君) これより本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。
 日程第1 議案第34号から議案第39号まで、平成13年度富山県砺波市一般会計補正予算(第7号)外5件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) ただいま追加提案いたしました議案について御説明申し上げます。
 議案第34号から議案第39号まで、すべて補正予算関係であり、主として国の平成13年度第2次補正予算に伴うもの及び各事業費の確定等に伴い、一般会計、特別会計及び企業会計の補正を行うものであります。
 補正予算の規模は、
  一般会計                8億2,064万6,000円
  特別会計                4億6,765万7,000円
  企業会計               △  2,948万4,000円
であります。
 まず、一般会計の歳出予算の増額補正の主なものとしては、
  地域情報化推進事業           3億5,970万0,000円
  農業経営等構造対策事業           1,393万0,000円
  まちづくり整備事業             5,338万0,000円
  出町小学校建設事業             8,215万9,000円
  幼稚園増築事業             2億0,239万7,000円
  文化財保護事業             1億8,083万3,000円
などであります。
 なお、地域情報化推進事業、農業経営等構造対策事業、出町小学校建設事業、幼稚園増築事業につきましては、従来から要望しており、また事業について、今回、国の第2次補正予算による経済対策として国庫補助を受け実施しようとするものであります。事業内容といたしましては、光ファイバーによる超高速での地域イントラネット基盤の整備、新規就農者の確保と技術習得を行い、担い手育成を図るための新規就農者研修施設の整備、また、本年4月に新たに開校する出町小学校プールの建設、3歳児保育及び預かり保育の実施を拡大し子育て支援を図るため、五鹿屋、中野、栴檀野の各幼稚園における保育室等の増築などであります。これらの国の第2次補正に係る事業費としては、予算総額で約6億6,000万円となるものであります。
 なお、今回の補正予算では、通常の国庫補助金にかえてNTT株式売払収入を活用した無利子貸付金により事業を行うものであり、この無利子貸付けに係る地方債につきましては、後の償還額が国庫補助金として交付されるものであります。また、後年度の元利償還金につきましても、地方交付税による措置がされる有利な起債内容となっているものであります。
 また、「(仮称)健康づくりセンター」整備事業、文化財保存整備事業につきましては、それぞれ計画的に進める必要から、今回、設計及び工事に着手するなど、地域総合整備事業の事前審査を受けて実施しようとするものであります。元利償還金に対して地方交付税による措置が講じられる有利な起債を充当し、事業を実施しようとするものであります。
 減額補正の主なものとしては、
  重度障害者等医療助成費           1,500万0,000円
  土地改良総合整備事業補助          1,531万9,000円
  団体営農道整備事業             1,471万4,000円
  組合施行土地区画整理事業          2,817万5,000円
  病院会計事業費               2,110万7,000円
などであり、精査の上、計上したものであります。
 これら事業等の財源といたしましては、
  分担金及び負担金                 69万4,000円
  県支出金                  1,658万3,000円
  寄付金                     450万0,000円
  繰越金                 2億8,266万0,000円
  市   債               8億0,300万0,000円
などを増額し、また、
  国庫支出金                   546万6,000円
  財産収入                     66万3,000円
  繰入金                 2億5,000万0,000円
  諸収入                   3,066万2,000円
を減額しようとするものであります。
 継続費につきましては、出町小学校プール建設事業が国の補助事業の認可を受けたことから、平成13年度事業として前倒しをして実施しようとするものであり、このことに伴い、継続費の年割額の変更を行うものであります。
 債務負担行為につきましては、特別養護老人ホーム建設事業費元金償還金の補助をするものなど、それぞれ追加、廃止をするものであります。
 また、地方債につきましては、国庫補助金が起債に振り替えられたことによるもの及び事業内容の変更等により、限度額を増額するものであります。
 砺波市国民健康保険事業特別会計につきましては、保険給付費、老人保健医療費拠出金、直営診療施設繰出金等を増額するものであります。これらの財源として、国庫支出金、療養給付費交付金、繰越金等を増額し、一般会計繰入金、基金繰入金を減額するものであります。
 砺波市国民健康保険太田診療所特別会計につきましては、指定寄附に伴い診療施設整備費を増額するものであり、これらの財源として、一般会計繰入金を増額するものであります。
 砺波市下水道事業特別会計につきましては、国の第2次補正予算に伴い事業費4億円を追加するほか、事業費の確定により、公共下水道事業、特定環境保全公共下水道事業、財政調整基金積立金等を増額し、下水道維持管理費を減額するものであります。これらの財源として、分担金及び負担金、国庫支出金、市債を増額し、使用料及び手数料、繰入金、諸収入を減額するものであります。
 債務負担行為につきましては、施設保守管理等の業務委託をするため定めるものであります。
 また、地方債につきましては、国庫補助金が起債に振り替えられたことによるもの及び事業内容の変更等により限度額を増額するものであります。
 砺波市農業集落排水事業特別会計につきましては、事業費の確定等により、農業集落排水事業費を減額するものであります。これらの財源として、使用料及び手数料を増額し、分担金及び負担金、国庫支出金、繰入金、市債等を減額するものであります。
 債務負担行為、地方債につきましては、事業内容の変更等により、それぞれ所要の補正を行うものであります。
 また、企業会計のうち病院事業会計につきましては、収益的収支では、現年度中の企業債支払利息の確定により、負担金及び交付金、他会計補助金等を減額し、資本的収入では、企業債について事業内容の確定により減額を要することから、それぞれ所要の補正を行うものであります。
 以上をもちまして、本日提出いたしました議案の説明といたします。
 何とぞ慎重に御審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(村中君) この際、暫時休憩をいたします。

 午前10時11分 休憩

 午前10時49分 再開

◯議長(村中君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

◯議長(村中君) 日程第2 市政一般に対する質問並びに議案第1号から議案第39号まで、平成14年度富山県砺波市一般会計予算外38件及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
 これより、市政全般に対する代表質問並びにただいま議題となっています案件に対する質疑を行います。
 通告により発言を許します。
 16番 柴田豊明君。
  〔16番 柴田豊明君 登壇〕

◯16番(柴田君) 私は、自由民主党砺波市議会議員会を代表して、本定例会に提案されました平成14年度砺波市一般会計予算案を初め各会計予算と当面する諸問題について質問と要望をいたします。
 国政では、持続的な経済成長を取り戻すため、経済、財政、行政、社会の各分野での構造改革を進められている中で、「21世紀を平和な世紀へ」の願いをいたしておりましたが、米国におけるテロ事件の発生、日本近海における武装不審船の出没など、平和の維持、危機管理が現実の課題となっております。このような現状の中で、あらゆる分野での構造改革を一日も早く軌道に乗せて、実行に移すことが必要であると思われます。
 小泉内閣では、改革本番の年として、経済再生の基盤を築く年として、着実な経済成長の実現を目指すとされ、平成14年度予算が今国会へ提出され、昨晩、衆議院を通過いたしました。
 それによりますと、一般会計全体の予算規模は81兆2,300億円と、前年度当初比率は17%の減少となっております。歳出面についての一般歳出規模は47兆5,472億円となり、前年度当初予算比2.3%の減少となっており、国家公務員の定数については、行政機関職員の定員削減を図り、補助金等についても整理合理化を積極的に進めるとされております。
 主要な経費についても、将来にわたり持続可能で安定的効率的な社会保障制度を構築する観点から、医療制度改革を行うとともに、少子・高齢化や雇用情勢に対応するための施策を推進するとされており、公共投資関係費については、その水準を全体として縮減しつつ、循環型経済社会の構築など環境問題への対応と文教及び科学振興については、創造力と活力に富んだ国家を目指して、確かな学力の育成など教育改革推進のための環境整備、高等教育学術研究の充実、科学技術の振興に努めるとされております。
 地方財政については、国の歳出の見直しと歩調を合わせ、地方の歳出の見直しを行うとともに、財政のさらなる透明化を推進する観点から、交付税及び譲与税、配分金、特別会計における借入金を縮減しつつ、所要の地方交付税総額を確保するなど、地方財政の運営に支障を生じることのないよう、適切な措置を講じるとされております。
 一方、富山県予算については、平成14年度一般会計予算案の発表では、一般会計5,795億3,082万円で前年度当初比率で2.9%の減少となり、175億円の減少となっております。3年連続のマイナスとなるということでございます。景気低迷による県税収入の大幅なダウンなどによって過去最大の減額、減少となります。
 国の第2次補正予算に対応したケーブルテレビの整備や公共事業などを盛り込んだ2月補正予算170億円と合わせると、平成13年度当初予算並みとなります。
 歳入では、県税が12.5%の減少、法人事業税は9.1%の減少、自動車税は0.4%の増加、利子割県民税は64%の減少、地方交付税は0.5%の減少、地方債については19.8%増となっております。
 歳出では、民生費と衛生費を合わせた福祉予算の構成比は、平成13年度と同様の11.5%とし、公共事業費は8%減少、主要単独事業費は7.9%減少、公債費は8.4%増加となっております。人件費、公債費、扶助費を合わせた義務的経費の割合は2.1%増で49.8%となり、建設事業費などの投資的経費は1.8%減の25.1%となっております。
 県予算総額は、一般会計、特別、収益、企業の各会計の総額は6,590億6,123万円になると発表されております。
 このような財政状況の中で、砺波市は、21世紀プラン第7次総合計画第2年目となり、安念市長は、昨年12月、2期目を無投票で再選をされて、自信をもって予算を編成されたことと思います。県予算については、中沖知事は、「元気なとやま創造予算」と位置づけされておりますが、砺波市予算についてはどのような思いで予算編成されたのか、お聞かせをいただきたいと思います。
 さて、平成14年度予算については、一般会計予算は166億5,200万円で前年度当初比3.1%減少し、特別会計予算では74億9,270万円で前年度当初比107.7%で7.7%の増加、企業会計予算は172億270万円で対前年度比103%で3%の増加となり、企業会計の構成比率は41.6%となり、一般会計より多くなっております。市の総予算額は413億4,740万円で、対前年度比101.2%で提案されております。
 なお、平成13年度一般会計補正予算については、平成14年度に計画されておりました出町小学校プール建設、幼稚園3カ所の増築、地域情報化推進事業など6億6,000万円余りが前倒しで組み入れられ、特別会計では下水道事業で4億円が計上されており、国の補正を受けて積極的な予算編成がなされております。
 市長は、財政状況が厳しい中にも積極的に新規事業にも取り組まれ、長らく懸案でありました国保税の固定資産税割の廃止に取り組まれており、我が自民会が要望いたしました施策に対しても、新年度予算に組み入れられていることについても、高く評価をいたします。
 ここで私は、平成14年度予算案並びに実施計画についてお伺いをいたします。
 まず、予算については、長期施策の中で考えるものであると思います。「散居に広がる 快適都市 となみ」を創造する上で、「となみ21世紀プラン」の基本構想をもとに検討しながら施策を決定されたと思いますが、平成14年度の主要施策と新規事業について、具体的にその考えをお伺いいたします。
 次に、歳入についてお伺いをいたします。
 市税の収入については、53億1,400万円で、対前年度比100.5%と0.5%増が見込まれております。そのうち、個人市民税は15億3,400万円で対前年度比2.3%の減少、法人市民税は3億2,800万円で対前年度比31.8%の減少となっております。固定資産税につきましては31億5,600万円で対前年度比108.3%と8.3%増となっております。今日の経済動向から見ても見通しが難しいと思われますが、どのような根拠に基づいて計画されたのか、お伺いをいたします。
 次に、地方交付金等についてでございます。地方譲与税が2億円と対前年度比105.3%で5.3%の増加。地方消費税交付金は3億6,000万円で対前年度比102.9%で2.9%の増加であります。地方特例交付金は1億8,000万円で対前年度比111.1%で11.1%の増加となっておりますが、どのような基準で計画されたのか、お伺いをいたします。
 次に、地方交付税についての歳入見込みは44億円と計画され、3億5,000万円の減少となり、対前年度比7.4%の減少となっておりますが、どのような見込みで計画されたのか、お伺いをいたします。
 次に、使用料及び手数料について4億6,100万円となっており、対前年度比79.6%と20.4%の減少になっておりますが、どのような要因で試算されたのか、お伺いをいたします。
 次に、市債についてお伺いをいたします。
 平成14年度一般会計の市債は18億3,800万円で対前年度比112.6%となり、構成比率は17%となっております。市債残高については、平成14年度末で201億8,422万円になっております。市債の中では、交付税対象となるものなど財政支援措置されるものが多くありますが、そのような交付を見込めるものは、市債残高に対してどれほどの割合で見込めるのか、お伺いをいたします。
 次に、公債費について22億9,946万円になっており、対前年度比99.4%で、構成比は13.8%で減少の傾向にありますが、今後の推移はどのように見通しておられるのか、お伺いをいたします。
 次に、一般会計歳出についてお伺いをいたします。
 平成14年度一般会計の歳出については、性質別に見ると、構成比で義務的経費が38.1%であり、投資的経費は20.2%、その他の経費は40.6%となっております。義務的経費のうち扶助費が前年度比109.9%となっており、9.9%の増加、その他の経費のうち繰出金が前年度比113.5%と13.5%増加しており、投資及び出資金については、対前年度比134.2%と34.2%の増加となっておりますが、その内容についてどのような要因があるのか、お伺いをいたします。
 次に、行政機構改革についてお伺いをいたします。
 今回、県においても行政機構の改革が検討されております。当市においても、行政機構の改善、事務改善等について検討、実施されているところでありますが、地方主体の行政を進めるためにも、市民の目線に合った行政改革と合理化が必要であると思われます。業務の民間移行を含め平成14年度はどのように改善されるのか、お伺いをいたします。
 次に、佐藤工業株式会社の会社更生法申請についての影響についてお伺いをいたします。
 去る2日、突然、佐藤工業は自力再建を断念して会社更生法の適用を申請されると報道され、3月3日に会社更生法を申請されました。まことに驚きとしか言いようがありません。佐藤工業株式会社は、当市で佐藤組として創業され、国内準大手のゼネコンとして富山市に本店を置き、東京、大阪、名古屋、九州、札幌など全国に営業拠点を持ち、特にトンネル工事では高い技術水準を持っておられ、県内、市内で多くの建設に携わってこられ、県内に多くの関連会社や下請業者があり、連鎖倒産も心配されております。
 現在、当市において総合病院の建設については、共同企業体の代表として契約し、建設を進められておりましたが、建設工事の施工についての現況と今後の対応についてどうなるのか、工事は計画どおり施工されるのか。また、建設工事契約の関係と代金の支払い状況についてどうなっているのか、お聞かせください。
 なお、砺波市内での佐藤工業株式会社の工事がほかにもあるのかどうか、市内への影響はどのように考えておられるのか、お伺いをいたします。
 次に、下水道整備計画についてお伺いをいたします。
 砺波市の下水道整備計画については、当初、市内各地区で農業集落排水事業で計画されていたのでありますが、平成10年に検討委員会が設置され、検討の結果、平成11年2月に答申され、基本整備計画ができました。既に実施計画が定まっている区域と栴檀山地区を除く区域は、基本的に公共、特定環境保全公共下水道で整備を行い、また、栴檀山地区については、地勢を考慮し合併浄化槽で整備をすることが望ましいとなりました。
 平成12年度以降、10年以内に下水道整備の見込みがない区域については、合併浄化槽設置に対して補助を行い、集合処理の条件が整うまでつないでいこうとするもので、河川の汚濁に配慮したものであったと思っております。現在は、県との協議に基づいて、順次進んできているものと思っております。
 当市の下水道普及率は、公共・特環合わせて24.1%、農集で12.5%で、合計36.6%、個別処理の13.4%を加えると約50%となっており、富山県内の普及率59%に比べ、まだ低い状況にあります。
 平成14年度においては、公共では杉木地内、特環では庄下地内、南般若地内において測量設計、工事が行われることになっております。この後、柳瀬、太田、中野、五鹿屋の4地区に事業が予定されており、集合処理と合併浄化槽を併用して効率のよい事業の期待をいたしておりますし、予算の確保についても努力を願いたいと思っております。
 先日の下水道対策委員会で、市長は、2期幹線及び北部地域における特環整備事業については難しいと言っておられるが、住宅密集地域が各地域にあり、そのような場合に集合で整備することが望ましく、基本計画と違うことになりますが、市長の思いをお聞かせください。
 次に、合併浄化槽に関する経費についてお伺いをいたします。
 近年、合併浄化槽の価格が大変安くなってきておると聞いておりますが、補助がなくても、補助を受けた残りの費用と同額程度で設置ができるということであります。合併浄化槽の補助制度のあり方、下水道計画を総合的に検討されることが必要であると思われるが、その対応について市民負担の平等と環境浄化の面から市長はどのように考えておられるのか、お伺いをいたします。
 次に、水道水の鉛規制対応についてお伺いをいたします。
 水道法関連の省令を近く改正し2003年4月に施行する予定で、人体に有害な鉛対策として厚生労働省は、鉛の水道水質基準を世界保健機関のガイドラインと同じ1リットル当たり0.01ミリグラム以下とし、現行の5倍に規制する方針を決めたと報道されました。
 厚生労働省は、鉛製から塩化ビニール製やステンレス製などへの給水管の交換を呼びかけるが、費用面の問題から施行までの取り替え完了は困難で、厚生労働省は水道水の酸性を抑えるpH調整など、鉛の溶出を防ぐ緊急措置をとるよう、水道事業者への指導を徹底するとされておりますが、当市内の排水管、給水管で使用されているものがどのくらいあるのか。また、宅地内で引き込む給水管で鉛を使った管がどのくらいあるのか。また、今後どのような対応と指導をされるのか、お伺いをいたします。
 次に、出町小学校新築開校に伴う跡地の文教ゾーン対策についてお伺いをいたします。
 建設が進められておりました出町小学校が4月に開校できることになりましたので、その跡地の利用整備を進めなければなりません。この場所については、校舎の解体、保育所の移設、市民プールの解体、図書館の移設など多くの課題がありますが、文教ゾーン対応とし、生涯学習センターの検討がなされていると聞いておりますが、どのように進んでいるのか、市長は今後どのような順で整備を考えておられるのか、お伺いをいたします。
 次に、市町村合併問題についてお伺いをいたします。
 市町村合併問題については、市町村合併特例法により、県においても強い指導がなされ、原案として砺波広域圏内10市町村案と、小矢部市、福岡町を加えた12市町村案が示されました。当砺波圏においても、昨年5月に12市町村で砺波地域合併に関する研究会が設置され、研究の成果を最終報告書として取りまとめられたところであり、砺波市内各地区において説明会を開催されたところであります。
 我が自民党議員会においても、昨年5月に総務文教部会、民生病院部会、産業建設部会を設置し、専門的な政策部会活動を行ってきたところであり、主として、合併問題については総務文教部会で何回も検討を重ね、自民会全体で協議を重ねて、合併に関する中間取りまとめを行いました。
 その1つは、社会の現状から見て、合併は避けて通れないことから、合併を進めていくことであります。
 2つ目は、市町村間で思いが異なることから、合併の意思があり、合意できるところと協議を進めることであります。
 3つ目は、市民の意向をよく聞いて進めることということで、この3項目について市長へ申し入れを行ったのであります。
 安念市長は、12市町村に呼びかけられ、各助役、部課長で協議会に向けて準備会をつくり、話し合いに入るということですが、各市町村の参加の意思はどのようになっておりますのか。今後、市長の市民へのPRと意向の徴集など、どのように考えておられるのか、今後どのような方向で進めていく思いであるのか、お伺いをいたします。
 以上で私の質問を終わりますが、誠意ある答弁を期待し、質問を終わります。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 柴田豊明議員の代表質問にお答えをいたします。
 大変ボリュームのある質問でございますが、少し詳しく申し上げて、御理解をいただきたいと思います。
 前段述べられました改革については、私も賛成でございます。しかしながら、地方自治や地方財政を揺るがすような改革は、私は賛成できないところでございます。したがいまして、具体的には市長会等を通じまして、これらについて国に対する要望をしてまいると、そのように考えておる次第でございます。
 県予算にも触れられましたが、県予算を見ますと、随分苦慮されておるというように感じております。私どもも編成に当たりましては随分苦慮をしたわけでございますが、おかげさまで、元気な砺波市であるという認識を持って対処したわけでございます。いろいろ予算等については評価をしていただきまして、お礼を申し上げたいと思います。
 それでは、具体的に申し上げていきたいと思います。
 まず、平成14年度の予算編成に当たって、市長の思いはどういうことかという点であります。2期目をおかげさまで迎えさせていただきまして、頑張ってまいりたいと思いますが、総合計画で示しておりますように、市民に対しては「人すこやか 心なごやか 緑さわやか」を基調にして、この後の政策目標にございます「散居に広がる 快適都市 となみ」を目指して、予算づくりをしたわけでございます。
 なお、また、総合計画でも市民にいろいろお約束をしておりましたので、この目標達成のために最大限努力しなければならないと、このように存じ、予算を作成させていただいたわけでございます。したがいまして、議員各位の皆さんの御理解と御協力を切にお願いする次第でございます。
 次に、重点施策と事業の内容等についての御質問でございます。
 市の財政は、市民税が落ち込んできております。また、お話にもございましたように、交付税が削減をされるという実態もございますので、やむを得ず市債に頼らざるを得ないような状況であることを御理解いただきたいと思います。
 なお、先ほど追加提案をいたしましたが、幸い景気浮揚策ということで、2次補正が国で行われました。これを目一杯使わせていただいたということではないかと思います。それを総合して、平成14年度、随分忙しい年になるのではないかと、このように思っておりますので、これらについては堅実に事業執行を図るように進めたいと、このように思います。
 そこで、中身でございますが、健康医療対策に重点を置きまして、健康づくりセンター、あるいは住民の基本健康診査等、各種健診をさらに強化をしてまいりたい。このことが医療費の問題にも反映すると考えております。総合病院の増改築については、さらに推進をいたします。
 それから、今、問題でございます少子・高齢化につきましては、北部こども園と同様に、太田保育所に子育て支援センターを建設する。それから、お約束の北部地区総合福祉施設についてはいよいよ着手をしてまいりたいと、こう思っております。
 それから、学校施設等については、出町小学校が一段落いたしますが、東部小学校がいよいよ生徒数の増によって増築をしなければならない、体育館の改築もしなければならないということで、それらについては進めさせていただこうと、このように思っております。
 なお、学校給食センターについてでありますが、これも子供たちに安心して食生活を送っていただくために整備をしてまいりたいと思います。
 なお、生涯学習、青少年育成では、学校週5日制に対する支援策、それから鷹栖小学校の放課後児童対策の拠点施設も建設をしていきたいと思います。
 次は、芸術文化でありますけれども、文化会館の大規模改修、それから増山城跡の調査事業など、あるいはこれから環境の時代だと言われております。これにつきましては、環境基本計画の作成、田園空間整備事業の推進、それから、新しく特定地域生活排水処理事業を進めることにいたしております。その他、道路交通網の整備や情報通信体系の整備、あるいは土地区画整理事業の推進、農林業の振興、商工業の振興、観光地の整備、あるいは今問題になっております雇用拡大等についてそれぞれ取り組んでまいりたいと、このように思っておる次第でございます。
 次に、歳入についての質問でございます。
 まず、個人市民税につきましては、雇用状況、勤労統計の給与総額を参考にして、2.1%の減を見込んだところでございます。また、法人市民税につきましては、主要法人の新年度の業績予測を調査いたしました。前年比よりも34.8%減となる額を見込んだところでございます。大変残念なことでございますけれども、今、不況の最中で、各企業も努力をされているというところでございましょう。
 固定資産税につきましては、土地負担調整の状況、それから新しく家屋の新増築、店舗の新増築もございました。それから、ある企業によっては、償却資産の設備投資もございました。それらを勘案いたしますと、どこの市町村でも見られない状況でありますが、8.3%増を見積もったところでございます。
 次に、地方譲与税、地方消費税交付金、地方特例交付金につきましては、それぞれ譲与税関係につきましては、国税として賦課徴収をされ、地方公共団体に対して譲与されるものでございます。これらにつきましては、御存じのように、市道の道路延長や面積について案分されるものでございます。それから、消費税交付金につきましては、御存じのように、消費税を5%皆さん納めておられるわけですが、そのうちの1%が都道府県と市町村に割り当てられるわけです。これにつきましては、国勢調査の人口、事業所、従業者数等々で案分をされるものでございますので、それぞれ精査の上、載せさせていただいたわけでございます。
 それから、地方特例交付金につきましては、税制改正がございまして恒久減税があったわけですが、これについての補てんでございますので、これは指示に従って財源として措置をしたものでございます。その他の収入項目につきましては、平成13年度の交付実績、それらを勘案して見積もったところでございます。
 問題の地方交付税であります。そのうち普通交付税につきましては、地方交付税については国の財政不足のために、国と地方の行政の責任分担を明確にする。これも勝手な言いぐさだと思いますけれども、お金がないもんだから地方にも仕事をしてもらうよ、国も仕事しますよということで、その分を計算する段階で半分ずつしようということで、理屈としては成り立つのかどうか私わかりませんけれども、減額をされてきておるわけでございます。向こうの説明では、国と地方が折半するんだということでございます。その不足分については臨時財政対策債で補てんするものと、このようにされておるわけでございます。地方財政計画にはそのように載っておりますので、9.1%減の35億円を見込んだところでございます。
 次に、特別交付税でありますが、これにつきましては不確定要素が大きいことから、平成13年度の決算見込み及び地方財政計画等で載っております指数を見積もって出したわけでございます。
 次に、使用料・手数料につきましての減でありますが、このことについては、1つは改革要因がございます。今、条例も提案しておりますが、新しく平成14年度から南部ショートデイサービスの運営を社会福祉法人に委託することになりました。要は、公設、市がつくって運営は民営化をする、そういう時代だと思います。したがいまして、利用者の介護給付費、それらの収入については運営側で全部取ってもらう。このことから減額をしておりますし、それから、ごみ手数料として袋の金額も40円から30円にしたということで、大幅に減収になったものでございます。
 それから、次は、市債についてのお尋ねでございますが、地方債につきましては、今後の財政の健全性を考えながら位置づけをさせていただいたわけでございます。そうかといって、地方の活力も一方では大事ではないかと。そういうことも考え合わせまして、市は借金をするのですけれども、そのことによって仕事をしてもらう、そういうことも考えなければいけません。そんなことなどを考えまして重点的に資金確保をしたものでございます。ただし、それぞれの資金確保につきましては、交付税措置のあるもの、有利な起債ということを優先して実施をしたわけでございます。特に平成13年度補正対応では、6億5,700万円の市債を計画しております。これまでこんなことはなかったわけでございますが、後年度の補助金として分割交付されるという意味で有利であろうと、このように思っております。そのように思い切りさせていただきました。したがいまして、平成14年度もそのような観念で、建設関連事業といたしましては13億7,000万円と、当初予算ベースでは昨年よりも若干少なくなりましたけれども、今の時代としては少し大きいのではないかと、こう思っておるところでございます。
 それから、地方の収入不足を解消するために、臨時財政対策債が出てまいりましたので、新年度は4億円をみさせていただきました。昨年に比べて3億円も多いわけでございますが、この元利償還金の全額については交付税の基準財政需要額に算入されるものでございますので、今後の公債費等々につきましては余り心配が要らないのではないかと、このように考えております。
 なおまた、これからの推移についてはどうかということでございます。平成14年度の歳出における公債費、いわゆる元利償還金は22億9,900万円でございます。平成13年度に比べまして0.6%減の予算となっておりますが、いろいろ計算してまいりますと、平成16年度に28億9,000万円余り償還をいたしますと、これがピークになろうと思いますけれども、平成17年度以降は少しずつ減少するものと、このように見込んでおるところでございます。
 いずれにいたしましても、公債費負担の軽減を図るために、高利の地方債に対する借り換えをしてまいりたいと思います。繰り上げ償還も財政の健全化になると思いますので、そのように今考えておるところでございます。
 さて、今後も地方においての景気対策等に適切に対応しなければならないと、そのように配慮してまいりたい。財政状況は、平成14年度以降も引き続き私は厳しい状況にあると考えますけれども、総合計画で検討し認めていただいたものについては、私はなるべく確実に進めさせていただきたいと、このように思っておる次第でございます。
 次に、性質別のことについて御質問がございましたので申し上げたいと思います。
 まず、性質別で大きいのは扶助費でございます。扶助費の増につきましては、御存じのように、国も骨太方針の中で少子・高齢化を出しました。その対策の一環として出てきたのが児童扶養手当の増であります。そのことがまず大きいことです。それから、生活保護費の増がございます。保護世帯の増加、医療費扶助の増加も出てまいっているわけでございます。それから、保育所等につきましては、御存じのように、居残り特別保育、広域入所児童が増加をいたしております。それから、在宅福祉対策の増もあるわけでございます。このように、福祉事業関連が事業の増加をいたしておりますので、扶助費等が増額をしたということであります。
 次に、繰出金につきましては、前年度に比べて1億8,000万円の増であります。これは砺波地方介護保険組合繰出金の増がございます。先般も介護保険組合議会を行いましたが、随分この制度を理解されたといいますか、お使いになる老人も多くなってきております。そのようなことで増になったということを御理解いただきたいと思いますし、農業集落排水事業の繰出金の増、それから、特定地域生活排水事業や農集事業の起債償還額の増加等がございますので、繰出金については多くなってきているということで御理解をいただきたいと思います。
 次に、行革についての御質問であります。
 まず、市の行政改革の推進につきましては、行政あるいは財政基盤の強化をこれからしていくことが肝要だと思います。そのためには、従来の慣行や従来のシステムだけでは私はいいものにならないと。しかも、市民福祉の向上というのはさらに上回ってくること、そのことを考えますときに、思い切って経費を落とすところは落とさなければならない。その意味での行政改革というのが私は重要だと、このように思っております。そういった意味で、行革についてはこれからも進めたいと思っております。
 それで、平成14年度の対応についてはどうかということでございます。
 1つは、窓口サービスを向上しなければなりません。そして、行政の公正化、透明性、そのように進める事務改善も必要だと、このように認識をいたしております。
 なお、これらについては、口先だけでなくて、実際これだけ実施したよ、実施することによってこれだけの数値が上がったというのをこれから公表しなければ、私は意味がないと思って、その面でも努力をさせていただきたいと、このように思います。
 行政改革市民会議も引き続き進めてまいりまして、民間の皆さんからもいろいろ御意見を賜りたいと、このように存じておる次第でございます。
 平成14年度の内容としまして一番大きいものは、行政改革とぴたっと一致するかどうかわかりませんけれども、まず合併問題があると私は思います。後ほど申し上げますけれども、これらも一つの課題として、行革の一環としてとらえなければならないのではないかと思っております。
 それから、子育て支援等のやり方、幼保一体化を進める、これも行革の一つだと思って太田保育所を建設し、幼稚園と合体をしていきたいと、このように思うわけであります。
 それから、地域イントラネット等につきまして補正でもお願いをしておるわけですが、これらを活用することをどうするのか。知恵を絞って福祉の問題であったり、双方向性であったり、そんなことなどを考えたり、あるいは今、診療等の予約もできるようなシステムを考えられておるようですから、病院とも連携をしながら進めさせていただくということになろうかと思います。
 それから、特定環境保全公共下水道区域、このことについても後ほど申し上げたいと思いますが、そういう特環の地域でも合併処理浄化槽を設置することが効率が上がるということであります。幸い2次補正で、今回1億円と3億円をちょうだいいたしましたが、そんなに新年度は配当として、いただけるものではないわけですね。いずれにしても、減額がございます。なかなか起債も難しくなるという場合に、やっぱり個々で合併浄化槽をつくっていただいて環境整備に当たるということも一つの改革ではないかと、私はそのように理解をしております。
 それから、先ほど言いましたように、デイサービスの民営化、これも公設民営化ということで、民間に知恵を絞ってもらい、合理的にやってもらうということで進めることも行革の一つではないかと思って、平成14年度は実施してまいりたいと思っております。
 それから、戸籍事務の電算化、窓口サービス等々ございます。各種団体等に職員派遣をしていることについての縮小、人員の削減、そして民間委託を適正に考えていくことが大切ではないかと、このように思っております。
 このほかに、市民負担の軽減といたしまして、国民健康保険税やごみ処理手数料を引き下げることを今御提案をしているわけでございますので、この面についても御理解をいただければと、このように存じておる次第でございます。
 次に、佐藤工業株式会社の会社更生法の申請に伴う影響等についての御質問にお答えをいたします。
 柴田議員さんもおっしゃったとおり、佐藤工業株式会社は、当市を創業地として誕生したわけでございますが、おっしゃるように、トンネル等についてはすばらしい技術があって、企業として活躍、発展をされてきたところでございますが、今般、会社更生法の適用申請に至ったことはまことに残念だと、このように思っております。一刻も早く経営の再建がされますように心から期待をするものでございます。
 ついては、砺波総合病院の建設につきましては、佐藤工業を代表とする共同企業体で建築主体工事の建設が進められてきたわけでございます。おかげさまで既に西棟が完成し、稼働いたしておるところでございます。現在は東棟の基礎工事に着手をしておりますが、3月4日、1日だけ工事が中断した後、5日から従来どおり工事が進められておるところでございます。平成16年9月には完成するものと私は確信をいたしております。
 工事等の支払いにつきまして申し上げますと、工事契約金額は71億8,000万円あったわけですが、平成13年12月末までの支払いは35億7,000万円、請負契約上、工事代金の支払いは工事出来高の90%を限度に支払っておりますので、過払いではないと、このように存じておる次第でございます。なお、昨日、保全管理人の代理としてお越しになりまして、おわびと総合病院の増改築については約束どおり推進していきたいというごあいさつがあったところでございます。
 なお、下請の皆さんにも若干情報を得たわけでございますが、下請の皆さんにも昨日、これからの仕事は現金払いでいたしますので、それぞれ推進するように契約のやり直しといいますか、一筆を交互に交わされたようであります。文書の内容は知りませんけれども、そのように報告を聞いておりますので、私は円滑に工事が進むものと、このように存じておる次第でございます。
 なお、市内の下請企業や従業員に対する影響につきましては、県で支援チームがつくられました。現在把握しておる状況では、資金の面で若干の影響があると聞いております。特別支障のある場合等につきましては、県の支援チームに紹介することになっておりますので、そのように指導していきたい、連絡調整を図りたいと、このように存じておる次第でございます。
 いずれにしましても、会社あるいは県等々と密接な連携をとりながら、連鎖倒産にならないように努力をしてまいりたいと、このように思う次第でございます。
 次に、下水道について申し上げます。
 御意見にもございましたように、砺波市の下水道の普及率は、実はよくないほうでございます。速やかに普及促進を図らねばならない、このように思っておる次第でございます。何度も申し上げますが、幸い、2次補正で要望した金額をちょうだいいたしましたので、若干の進捗率は上がるものと、このように思っておるわけでございます。
 特にお尋ねがありました件につきましては、後ほど水道部長からも申し上げますが、小矢部川流域下水道事業では、御存じのように、砺波庄川幹線と高岡福野幹線の2期幹線が実は計画をされておりました。その後、2期幹線については計画が外れて現在に至っておるわけでございます。平成11年2月に下水道マップを見直していただいて、栴檀山地区を除くところについては特定環境で整備したらどうかというような答申も実はいただいておったわけでございます。
 ただし、2期幹線が進まないという状況の中で、いわゆる合併浄化槽地域を実は考えたわけでございます。今、2期幹線の布設につきましては、現実、1期幹線の庄川高岡線のことにつきましても、国の補助金が削減の方向にございます。実はペースダウンしているわけですね。そんなことから考えますときに、どうしても北部地域については合併浄化槽を設置していかないと、環境の問題あるいは河川の汚濁防止にはつながらないと、このように思っておるところでございます。
 なお、細部につきましては水道部長からお答えをいたします。
 次に、出町小学校の新築開校に当たりましての跡地についての御質問でございます。
 この跡地につきましては、広くまちづくりの核となるような施設設置が望ましいと考えております。しかし、いろいろ今検討していただいておりますけれども、用途地域の指定の関係から用途が限定をされておりますので、そう高層化はできないというのが現実でございます。
 それから御意見にもございましたように、出町保育所、プールについてはどうするのか。あるいは今いろいろ提案されておりますけれども、敷地については制約があります。そんなことなどございますが、これから総合的に議論をしていただきたいと思いますが、昨年の6月から、社会教育関係者、生涯学習団体の代表、地元の皆さんも含め、学識経験者で構成いたします生涯学習施設計画検討委員会を設置して、現在まで5回にわたって検討会が開催されておるわけでございます。その中には、高度な情報社会における砺波市の生涯学習の拠点にすべきだという意見や、あるいは出町文教ゾーンは、御存じのように町の中心になったわけであります。この中心をどう位置づけをすることによって市街地の発展につなげるかという意見などもいろいろございます。こんな意見などをさらに集約をしていただいて、ことしの年度内に御意見を賜りたいと、このように思っておるわけでございます。
 それから、出町小学校の校舎につきましては、平成14年度中にはプレハブを解体、移築をしたいと、このように思っておりますし、解体につきましては平成15年度を予定いたしております。いずれにしましても、出町市街地の真ん中でございます唯一まとまった敷地でございますので、これこそ本当に議論をしていただいて、町の人、市民全体が喜ぶような、そういう施設づくりをすべきではないかと思いますので、これからも広く意見を求めてまいりたいと、このように存じております。
 次に、市町村合併について申し上げます。
 市町村合併は、国の意向もございますし、いろいろあると思いますけれども、私は1つは、情報化時代を迎えた、それから少子・高齢化時代を迎えた、随分社会的に変化した段階で、別の意味で財政需要が必要になったわけですね。これらを将来考えるときに、基盤を大きくしないと対処できないということが1つ私はあると思う。本当は私は、地方財政の抑圧を合併に持ってくるというのは好きではないのですけれども、ただし、全体的にそういう時代変化があると思う。その場合に、例えば情報化の場合には、スピーディーである。スケールメリットもある。従来、手書きでやったものは全部パソコンの時代だということになれば、行政そのものも改革することによって、その辺の必要な経費を削減することができる。そうすると、市民に対する負担も軽減できるのではないか。このことから考えますときに合併も必要だと、このように私は理解をしております。
 したがいまして、合併特例法の期限を念頭に置いて進めさせていただければと、このように思うわけでございます。今、合併につきまして、私だけが叫んでおってもいけませんので、市民の皆さんによく理解をしてもらうということが大切と思いまして、先般から振興会の皆さんに協力いただいて、各地で説明会を開催しておるわけでございます。そんなことで、まず市民の皆さんの御理解を得るということが原則だろうと、このように考えております。
 そこで、合併協議会をつくれという意見もございます。ただし、まだその域ではないと思います。したがいまして、皆さんに十分PRした段階で、各市町村との合併協議会をつくりたいと思いますので、本年度はその準備会をつくったらどうかと、このように提案をしておるわけでございます。平成14年度中にしっかり協議をしていただいて、その方向を進めるべきではないかと思っておるわけでございます。いよいよ準備会をスタートすることになりましたら、議会ともよく相談をさせていただきたいと、このように思うわけでございます。
 それで、合併というのは、合併するという目的だけではなくて、やっぱり中身が大切ではないかと、このように思っておりまして、これからのまちづくりをどうするか。それから将来とも、今、住みよさランキングなどで高い評価をいただいておりますが、上位を保つような合併でなければ意味がないように私は思っております。そんなことなど、いろいろ各地区でも言われておるようでございますので、十分意見を吸収して進めさせていただきたいと、このように思うわけでございます。
 なお、具体的に合併の意向、その確認についてはという話でございましたが、正式にそれぞれ確認をしたわけではございませんので、これからだろうと思います。準備会の中で忌憚のない意見を出し合いながら進めさせていくということであります。
 なお、自民党議員会で取りまとめました案等については十分参考にさせていただいて、市民が幸せになるようなそういう合併を進めさせていただければありがたいと、このように思うわけでございます。
 以上、私から申し上げて、あと補足として水道部長から申し上げます。以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 水道部長 坪本正樹君。
  〔水道部長 坪本正樹君 登壇〕

◯水道部長(坪本君) 柴田豊明議員からの市内の下水道計画についての質問のうち、合併処理浄化槽の設置に関する経費についてお答えいたします。
 現在、当市で実施しております合併処理浄化槽設置整備事業は、国の定める基準事業費に従いまして、その4割を補助金として、一般的な7人槽では基準事業費109万5,000円の4割の43万8,000円を限度として補助金を交付しております。
 なお、設置条件によって事業費は異なりますが、平成12年4月から現在までの7人槽での設置費用の最低額は119万7,000円、最高額は144万2,000円で、いずれも基準事業費以上となっております。
 本体設置時には、現場での製品検査、据え付け検査を実施し、工事が適正に施工されているかを確認しているところでございます。また、設置費用につきましては、実績報告書に領収書を添付させ、厳正に書類審査いたしているところであり、基準事業費以内の費用で設置された場合は、その4割を事業費として補助金を算定し、交付することにしております。
 今後とも集合処理での下水道整備が望めない区域においては、河川の汚濁防止と生活環境の保全及び公衆衛生の向上を図るため、本事業を推進してまいりたいと考えております。
 次に、上水道水の鉛規制についてお答えいたします。
 まず、水道水の水質基準強化の動きにつきましては、平成13年7月16日付の厚生労働省健康局水道課長から、平成15年4月から水道水中の鉛濃度を現行の1リットル当たり0.05ミリグラム以下を1リットル当たり0.01ミリグラム以下へと水質基準を強化する通知があったところであります。
 このため当市では、昨年8月、市内数カ所を抽出し、夜間、長時間使用されず滞留した朝一番の水とバケツ1杯約10リットル放水後の水の水質調査を実施した結果、いずれも新基準値内でありましたが、さらに詳細なデータを得るため、新年度において各地区4カ所、計72カ所の水質調査を早急に実施いたしたく考えております。
 次に、当市での鉛管使用実態についてお答えいたします。
 まず、排水本管への鉛管の使用実績はありません。また、鉛製給水管については、平成4年度より使用を中止いたしましたが、現在、鉛製給水管を使用している件数は約3,000件程度と推測しております。市では、今後の対策のため、鉛製給水管の正確な使用実態を把握しようと、全使用者について8月末までに調査を行う予定であります。
 鉛製給水管の対応につきましては、これまで老朽管更新事業や下水道事業、道路改良事業などによる排水本管の布設替えや漏水修理時において鉛製給水管が発見された場合、他の管種への変更を同時に実施してきており、これからも鉛製給水管の解消に努めてまいります。また、水道水のpH調整により鉛の溶出が抑制できると言われていることから、pHの改善等についても検討していきたいと考えております。
 以上であります。

◯議長(村中君) この際、暫時休憩いたします。

 午前11時48分 休憩

 午後 1時02分 再開

◯議長(村中君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告に基づき、順次発言を許します。
 10番 高田隼水君。
  〔10番 高田隼水君 登壇〕

◯10番(高田君) お許しを得ましたので、市政一般について2項目ばかりと若干の要望、質問をさせていただきます。
 第1項目は、田園空間整備事業についてお伺いいたします。
 そのうちの第1点は、進捗状況と今後の見通しについて。
 この事業は全国で平成10年度に17地区、11年度10地区、あるいは12年度13地区と、全国で合計40カ所が採択をされた事業でありますが、当地区は平成10年度に採択を受け、県と市町村の複合事業主体として事業費23億円、平成16年度までとして、砺波平野の散居村または伝統的施設を保全することを主な目的とするものであります。
 我が自民会では、砺波地区と同様に平成10年に採択を受けた散居村形態を有する島根県斐川町の田園空間整備事業を去る2月18日に研修をして、つぶさに勉強してまいりました。それらも参考にして、1、2の質問をさせていただきます。
 斐川町では、農地改革の直前に島根県で7番目の大きな地主である江角家から申し出のあった豪農屋敷を譲り受けて、この事業の中核展示施設として取り組んできているとのことでありました。すなわち、この事業に対しまして、市当局、住民からの能動的な発想で進んできておると、こういうことでございました。
 一方、砺波市では、県営事業として採択を受け、県指導で事業が進んできているが、該当市町村の意見も反映すべく、例えば、散居村ミュージアム検討委員会等を通じて、徐々に住民の意見を取り入れてきておりますが、最初の取り組み方が受動的であったので、市民にとっては、この事業に関していま一歩の盛り上がりがないのではないかと思っております。そういう点もかんがみて、本年度、砺波市平成14年度予算では、9,107万円の事業費を計上していますが、現在までの進捗状況と今後の見通しについてお伺いをいたします。
 第2点は、砺波市のコア施設の内容と運営方法について。
 となみ野の散居村の情報発信基地として、砺波散居村ミュージアムが計画されております。その主な内容は、散居村を体験する、知る、保全する、語る、創る等であり、それらの施設としてとなみ野田園空間博物館事務所、あるいは農機具の展示、散居村の資料室、庭園、広場、農園、観賞池、あるいは調整池等が組まれておりますが、予定されている各施設はいろんな意味で長大重厚のしっかりしたものにしていただきたいと思います。
 補助事業にはよくあることですが、ともすれば実のない名だけの軽薄な施設があり、最後には利用価値のないむだな施設となるのも多々見受けられるので、そのようなことのないようにお願いをしたいと思います。
 例えば、農機具の展示にしても、伝統的家屋のほんの一隅に少しばかりの展示をする方法ではなく、やはり農機具だけを展示するしっかりした家屋で、しっかりしたものを展示して重厚なものにしていただきたい、こういうことでございます。
 この事業は総事業費23億円、県の方針としては、関係市町村1市5町1村の施設規模に応じて、あるいは平均的な予算配分も考えられているかと思いますが、23億円のうち平均的に配分して事業をするのではなく、散居村の景観の拠点施設、すなわち散居村の情報発信基地として、この事業の中核となるべき砺波ミュージアムには、重点的な予算配分が必要だと思います。
 砺波ミュージアムの運営方法はどのように考えておられるのでしょうか。入場料金等、あるいはまた職員は市から派遣されるのか、あるいは維持管理は県が行うのか、市が行うのか、あるいは第三セクター方式なのか等についてお伺いをいたします。
 第3点は、散居村(屋敷林)の保存のためのソフト事業の早期実施について。
 田園空間整備事業の目的は、富山を代表する散居村景観や活用を主目的としておりますが、散居村は、言うまでもなく屋敷林から成り立っていますが、田園空間整備事業では、ともすればハード面が先行して、ソフト面、特に屋敷林の保全に関することが遅れがちでございます。
 去る2月22日、富山県田園空間博物館整備地方委員会が開催をされ、屋敷林の維持管理に関して、保全、育成に必要な屋敷林に対して県と市町村が協定締結した者に対しては、各4分の1の補助をするという案等が示されたとのことでございますが、市もソフト面について早急に対応をしていただきたいと思います。
 例えば、屋敷林保全、育成に関する技術者が不足していますが、技術者を市に登録し、市民に公表して、屋敷林保有者からおのおのその技術者に屋敷林の保全、育成等の仕事をお願いする、そのような制度などもどうでしょうか。
 生活様式、あるいは生活環境の変化により屋敷林は毎年8%ぐらいが失われているという報告もあります。一刻も早く屋敷林の保全、育成に関するソフト事業を実行することにより、屋敷林の減少にストップをかけていただきたいと思います。
 一度失われた屋敷林は30~40年でないともとには戻りません。
 第4点は、コアの施設の観光資源としての利用について。
 観光資源として散居村ミュージアムを砺波市の観光ルートに組み込まれ、あるいはパンフレット等で全国的に紹介、発信をしたらと思います。例えばチューリップ公園、あるいは四季彩館、そして足を延ばして散居村展望台に行って散居村を一望し、そして戻って散居村ミュージアム、そういうものを見学するといった、そのように散居村ミュージアムを観光資源としてどのように利用、活用されるのか、お伺いいたします。
 第2項目は、社会増(団地)等による人口増加と高速自動車道網の完成によるいろんな問題についてお伺いいたします。
 第1点は高齢化について。
 砺波市の人口統計資料によると、平成11年より平成13年までの人口増加数は、自然増が314人、社会増が729人となっております。すなわち、砺波市は人口増加数は社会増が大きな割合を示しているわけです。これは、転入者が非常に多いことを数字で示していると思います。この転入者の大多数は、住宅団地の一戸建ての住宅を購入して生活をしている市民であると思われます。
 そこで、住宅団地の住人の年齢別人口推移といいますか、割合について、当市では最も古い部類に入ります住宅団地の新栄町団地で検証をしてみました。
 新栄町団地、その中には市営団地の分は除いておりまして、本来の砺波地区の住宅団地のはしりでございますが、その部門だけを見ると、この団地は昭和37年ぐらいに完成し、現在まで約40年ぐらいを経過しましたが、現時点の年齢別の人口は、50歳以上が60%ぐらい、60歳以上が33.9%、65歳以上が19.2%と非常に高齢化が進んでおります。あと数年もすると、超高齢化の団地になるのではないかと思います。
 このことは、子供たちが独立をすると、両親のもとを離れて砺波市以外のところに職場を求めて出ていくと想像されます。すなわち人材の市外流出とでも申しましょうか。それを如実に示しておるのが、世帯の平均人数は大体2人強でございます。
 このような現象は、大都会ではもうあらわれてきているように聞いております。例えば三多摩地区の大きな団地でも、できたときは若い人が随分入り、非常に活気あふれている。それが40年ぐらいたつと、子供は出ていく、残るのは年寄りばかりと。それが今大変問題になってきております。
 当市もおのずとそういう時代が来るかと思いますが、この傾向は、市の人口が増加する限り続いていくと思われます。生産人口が減少して、高齢者が多くなり、財政的にも非常に高齢者等に対する社会福祉関係の経済負担が大きくなると思われます。この問題についてはどういうふうにお考えでしょうか、お伺いいたします。
 また、若い人たちの市内での職場の確保は大切なことですが、それは地元の企業育成と企業誘致であると思います。
 第2点は、企業誘致についてお尋ねします。
 産業構造が長大重厚型の製造業からソフトウエア、情報サービス、IT関連等に躍進しているので、平成13年3月に新しい砺波市企業誘致条例を制定し、また、市の企業誘致の競争力を強化してきました。また、今議会にも企業誘致の条例の改定が一部なされておりますが、それらの現況と見通しについてお伺いします。
 また、となみ21世紀プランでは、企業誘致対策事業として、平成16年、17年におのおの1,000万円を計上しているが、平成14年、15年には計上がありません。現況の経済状況では大変困難な難しいことかと思いますが、若い人の職場の確保のためにも、平成14年、15年に少しばかりか予算を計上し、継続的に第5工業団地誘致事業をお願いを申し上げる次第でございます。
 企業誘致による若者の職場確保の例として、松下電器産業の砺波工場を例にとりますと、平成14年2月現在では、砺波工場では社員816名であります。そのうち砺波市の居住者は268名、砺波広域圏は50名、また砺波市内の居住者の268名の年齢別では、20代が77名の29%、30代が131名の49%、40代が54名20%、60代は6名2%となり、20代、30代で208名78%と若者の職場の確保に大変貢献をしていると思います。
 松下電器産業砺波工場では、工場用地として買収した用地に空き地がありますが、本来の工場用地として活用すべく、当局としてもいかなる働きかけを工場側にしておられるか、お伺いをする次第です。
 平成12年に松下電器産業で二百数十億円の設備投資を魚津市で行いましたが、そのとき砺波工場は空き地となって工場増設もできなかったか、あるいはいろいろアプローチもあったのか教えていただきたく、また、今後このようなことが生じましたら、松下側に働きかけて、若者の職場の確保をしていただきたいと思います。
 第3点は、観光について。
 東海北陸道は平成16年ぐらいに全線開通が予定されております。観光に最も重要なものの要素には交通機関があります。砺波市には高速道路網が発達し、非常に恵まれています。この恵まれた道路網をいかに活用するかでございます。従来から言われているように、季節型、通過型観光ではなく、通年型、滞在型観光へと脱皮が必要かと思います。砺波地区を通過点にしないため、インターチェンジの周辺整備が必要です。また、交通が便利になるので、他の観光地、加賀温泉方面、あるいは能登方面との競争の激化が予想されるので、砺波型、砺波広域圏型観光資源の商品化も必要かと思います。
 また、いろいろ各国と友好交流をしておる砺波市でございますから、外国の観光客も確保すべく、従来の各県単位の観光マップではなく、東海・北陸を網羅した観光マップを作成し、世界に売り込むことも必要かと思います。
 以上、東海北陸自動車道全線開通に向けての観光開発あるいは周辺整備についてお伺いいたします。
 第4点は、砺波市の将来像について。
 市長は、「となみ21世紀プラン」において、将来の砺波市像を「散居に広がる 快適都市 となみ」として、散居にこだわり、自然と共生しながら、安全で安心して暮らせる快適な環境を実現し、住みよさが実感できる都市を目指すとあります。
 砺波市では、都市発展のために最も重要な要素の1つであります人口については毎年順調に増加をし、そのことにあわせて住宅団地の造成、建築、企業誘致による工業団地造成等により、いろんな税収等によって財政面で非常に潤っております。
 市では、それらの財源でいろいろ施策を実行しておる次第でございますが、しかし、市の発展が進めば進むほど、一方では人口増加により住宅団地、企業誘致等によって農地が失われていくというジレンマが生じるのではないでしょうか。
 砺波市では、平成2年から11年までの10年間で、農地転用面積は一般住宅で647件、67万9,343平米、会社、工場、アパートでは624件、92万545平米で、合計159万9,888平米が転用されております。年平均にしますと15万9,988平米ぐらいかと思います。
 このような問題は、都市が成長する過程では避けては通れない問題かと思いますが、都市の発展と開発とは互いに相反する面を持っておると思います。非常に難しいと思いますが、このような問題に対してどのように対処して、今後、都市の発展と開発とを両立されていかれるのか、市長の所見をお伺いして質問を終わります。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 高田議員にお答えをいたします。
 まず最初に、田園空間整備事業でございます。
 進捗状況と今後の見通しについてということでございますが、御承知のように、田園空間整備事業はとなみ野地区ということで進めてきたわけでございます。富山県及びとなみ野地区の構成する7市町村で整備について話し合いをし、今日に至っておるところでございます。
 砺波市においては、富山県が主体となりまして、仮称でございますけれども、散居村ミュージアムの整備を進めておるところでございます。現在、用地関係につきまして、地元の皆さんの協力を得て取得をさせていただきたいと、そのように存じておる次第でございます。
 また、設計につきましては、関係各界の代表から成る皆さん方に検討会を設けていただき、県が中心になって取りまとめをいたしておるところであります。
 去る2月9日、田園空間シンポジウムがございました。屋敷林の保全と地域づくりについて、専門家等の御意見や体験談もあって、皆さんに認識を深めていただいたところだと、このように存じておるわけでございます。
 また、昨年、砺波地方全体から募集をしておりました家屋についても、今調査をされ、伝統的な家屋の解体が今後県で発注をされまして、一時保管後、仮称の散居村ミュージアムの中へ移築されることになっておるわけでございます。
 そのような状況ではございますけれども、確かに盛り上がりがないのが現況でありますけれども、ただし、皆さんは随分関心が多いということでございます。このことにつきまして、多くの皆さんからいろんな意見が出ております。一般的には確かに盛り上がってはいないんですけれども、関心のある皆さんから随分多くの御意見が来ておりまして、それを取りまとめるについては、大変県も苦慮しておるようでございます。
 今、お話にもございましたように、せっかくやるんだったらしっかりしたものをやれと、こうなりますと、面積の問題や空間の問題などいろいろございます。ただし、これも補助事業でございますので、そう全部のみ込めるわけにはなかなかいかない。ただし、今、高田議員がおっしゃった施設等については、皆さんが合意をしているようですから、これからさらに詰めていきたいと思いますし、ほぼ詰まりましたら、県営の事業になりますけれども、議会の皆さんにもお諮りをして、御理解を賜りたいと、このように思っておる次第でございます。
 なお、予算配分等につきましていろいろおっしゃっておられますけれども、総事業費は約23億円ということで、実は頭打ちになっております。そのうち各市町村、平均ではございませんで、砺波市分として約11億円、約半分が砺波市分だと、このように言われておりますので、そのように重点的配分になるということを御理解いただければよろしいかと思っております。
 それから、コアの運営その他についての御質問でございますが、散居村保全活動をまずするという農林水産省の姿勢がございます。したがいまして、そこを情報発信として、このすばらしい田園空間を全体的に守る情報発信の場だと、こういうことになっておりますので、圏域内の中核施設でございますので、多くの皆さんが利用、活用できる内容にしていただきたいと、もともとそのように私は申し上げておるわけでございます。
 ただ、運営方向についてはまだ議論している最中でございます。私は、できれば県が中心になって運営管理をしていただきたいと、このように強く申し上げておるところですが、県も、砺波市に建設するんだから、おまえのところで責任を持てというような意向もございます。十分これからも話し合いをして進めさせていただければと、このように思っておるところでございます。
 次に、ソフト事業等についての御意見もございました。おっしゃるとおり、施設整備をしましても、やっぱりソフト事業を上手に展開しないと、私はいい施設とはだれも評価してくれないだろうと思います。その意味で、施設整備のほかにそういうソフト整備をしなきゃいかんと、このように思うわけでございます。
 県は先般、屋敷林の維持、あるいは保全をするために、住民の皆さんと協定を結んで屋敷林の枝打ち等の費用については、新しい制度ですが2分の1を補助して守りたいという提案もございます。これも一つのソフト事業でしょうけれども、いずれにしても内容の問題でありますし、運営の問題であろうと思います。そのことをこれからも十分考えてまいりたいと、このように思っておるところでございます。
 それから、高田議員さんから、屋敷林を保全、育成するために、技術者なんかも置いてやったらどうかと、そのとおりであります。このミュージアムをつくりましたら、そのような場を設けていくことが大切ではないかと、このように思っておるわけでございます。
 いずれにしましても、日本最大の散居村でございます。このすばらしい砺波平野の景観を皆さんで守るという、そのことの認識をまず全体に持ってもらうという意識を持つべきではないか。あそこにあんなものを建ててというのではなくて、その建てた場を一つの試験的な場として、いずれにしても、個々の財産を個々が守っていかないと、私はこの散居村というのは守れないと思っております。
 まだみんな決まったわけではございませんので、高田議員がおっしゃった御意見なども参考にさせていただいて、要望の中へ入れていきたいと、このように考えておる次第でございます。
 それから、このコアについては観光資源にしたらどうかと、そのとおりであります。私もそういう観光の場にしたいと思います。今、確かにアズマヤを見たい、散居村に入ってみたいという意向がございます。ただし、それぞれ生活をされておりますし、個々の財産を保持しておられますので、私どもの方から「はい、どうぞ」と言うわけになかなかいかない。ただし、理解のある家については、入れていただいたり、説明をさせていただいたりしておりますけれども、今度は、全国からおいでになる皆さんには、気軽にその施設を見てもらって、ゆっくり説明をするという意味では、随分私は観光資源になると、このように考えております。
 したがいまして、博物館的な要素も入れまして、観光施設として、農林水産省には余り観光施設という言葉を使ってはいけませんでしょうけれども、十分活用させていただきたい。したがいまして、砺波市の新たな観光エリアとして進めたいと思っておりますので、今、地元の皆さんにも申し上げているんですが、その意味でアクセス道路もきっちりつくりたい、こんなことを思って、今要望いたしております。地元の皆さんに協力をいただけないとすばらしい道路もつくれませんので、ぜひ協力をお願いしたいと思っておるところであります。
 次に、人口増加もいいことですが、将来の高齢化や、あるいは将来像、企業誘致等について質問がございましたので、私の考え方を申し上げたいと思います。
 確かに高齢化が進んでおります。2月1日現在で20.8%、恐らく3月1日になると、まだデータは出ておりませんけれども、20.9%ぐらいになるのではないかと思っております。その意味で高齢化率が進捗してまいっております。今の総合計画の目標年次の2010年でも計算上は22%になるだろう、このように推察をしております。しかし、他の市町村から見ますと、この進み方は遅いといいますか、他の町村に比してその意味では過重にならない、そういうことが言えるのではないかと思っております。
 先ほど、住宅団地等について調査をされた、貴重な調査だろうと思いますが、おっしゃるとおりそのような実態がございますし、住宅団地だけではなくて、私どもの村落でも、現実的に老夫婦2人、老人1人という家庭がちらほら増えてきている、そういう実態がございますので、団地だけではなくて地域もそのような状況になっております。
 そうしますと、おっしゃるとおり高齢者の福祉等については随分これから経費がかかってくるということでございます。したがいまして、どうするかということでございます。おかげさまで、口すっぱく生まれ月健診等に出るようにお願いしておりまして、そのことの関係でしょうか、県下で最も低いレベルの医療費になっております。このことを大事にしていきたいと思っております。今度も新しく基本健診、あるいはがん検診を口すっぱくお願いをして初期検診に当たって安心してもらえる、そういうサービス、少し口すっぱく言うことが私はサービスになると思いますので、その辺はちょっと行政的で威圧的になるかもしれませんが、そのことが本人のためになるのではないか、このように思っております。
 もう1つは、ヘルスアップ事業など推進をしてまいりたいと思っておりますし、今、提案しております健康づくりセンターもそのようなことを中心に考えてまいりたいと思っております。
 新しく老人クラブの皆さんに、シニアウオーク事業やニュースポーツも取り入れていただくように、若干の予算でございますけれども、提案をしておるわけでございますので、ぜひ老人の皆さんもアウトドアに出てもらう、体育大会に出てもらう、競技会にも出てもらう、そのことが何よりも大切ではないかと、私はそのように考えております。
 それから、北部でつくります総合福祉施設につきましても、皆さんに出歩いてでもいいから来てもらうという施設づくり、そして、この施設の中には健康もある、交流もあるという形を考えておるわけでございます。
 なお、出町にありますふれあいいきいきサロンなども人気がございますし、このようなことについても助成を続けてまいりたいと思いますし、今、シルバー人材センターで一生懸命頑張っていただいて、毎年売り上げも多いようでございますが、こういう就労するということも支援をしていくということが大事ではないかと思います。
 その意味で、おっしゃるように高齢化することによって、確かに高齢者福祉施設や福祉事業費等々がかさばんでまいります。一方、寝たきりや介護ということになると、医療費、介護費がかさんでまいりますので、このようなことが生じないように、少なくなるように努力することが行政の大事なことではないかと、このように思っております。このことについては一生懸命努力をさせていただきたいと思っております。
 次に、企業誘致の問題であります。
 大変厳しい時代を迎えております。なかなか企業にお願いするという状況ではないわけであります。先般の月例経済報告でもございますように、まだまだ厳しいという実態が続いておりますし、失業者も実は増えてきております。先般は若干改正のようでありますが、中身を見てみますと、まだ悪化、あるいは景気の悪化ということでリストラ等も実はあるわけです。私の方へも電話をかけてきて、何とかならんかというような話もございますけれども、現実的には、きょう国保の補正を出しておりますけれども、健康保険から国保へシフトしているわけですね。そのことは、リストラという言葉が全部に当てはまるかどうか知りません。任意でおやめになった方もあるでしょうけれども、増えてきておる状態から見ますと、随分雇用情勢も厳しいのではないかと、このように感じております。
 したがいまして、安易に企業誘致ということができるかどうか、なかなか難しい状況であることを御理解いただきたいと思いますし、きょうの日経にも出ておりますように、全国に分散しておるのを集約化すると同時に、みんな中国に行くんだと。大手も弱電もほとんどそんな状況でありまして、ITどころか、家電を含めて中国へシフトするようなことが書いてございましたが、なかなか難しい状況だと、このように私は認識をいたしております。
 確かに、そのような企業があることによって若者が定着をしてくれる、大変うれしいことだし、そうあってほしいと願うんですが、随分私どもとしては甘く期待できないのが実態ではないか、このように思います。そのことを認識しておきながら、できれば何か引っかかりたいな、来てほしいなというような気持ちもございまして、企業誘致の条例の一部を改正したりしておるわけでございます。
 なおまた、新しい工業団地を整備しろと、こうおっしゃっておりますが、何度かこの質問もいただきました。そのように厳しい状況でありますし、困難な状況でもございます。確かに今、金利が安いですから、借金をしても大したことないと、このように思われるかもしれませんけれども、現実的にはそういう甘いものではないのではないか、私はそのように認識しておりますが、その点、御批判があるとすれば承りたいと、こう思っております。
 今後も、誘致できる企業等々がございましたら、決まった段階で即、農林水産省方式などオーダーメードで考えるべきではないか、このように思っております。そのことは先般も申し上げたところでございます。
 次に、松下電器等についてのお話でございます。
 1月に松下の半導体の本社に行ってまいりました。社長初め幹部の皆さんと経済状況等々についてお話をしてまいりましたし、今おっしゃるように、活用されていない土地等の有効利用等についても申し述べました。しかし、現状は随分困難視をされておりました。今後も働きかけてまいりますけれども、現状はそう甘くないというのが現実であります。
 それから、松下電器が魚津に逃げていったという話でありますが、これも前の議会に申し上げたと思いますが、これはいわゆる事業用揚水が、御存じのように9,400トンある。この時代では最高の認可をとって御理解をいただいて調印もしてきたわけです。
 今回言われたのは、御承知だと思いますけれども、さらに1万トン追加せよと、倍の水が必要なんだということなんです。そのことについては、即刻県にもお願いしたりしておりましたが、到底ではないが県の認可は得られません。もちろん、下流の問題もございますので、そのことについては困難になったわけでございます。しかも、これは1年後、2年後ではなかった。あの時代で、即刻3カ月後に用意しろと、こういうことです。井戸を掘っておる暇さえないような注文でございますから、なかなかそのことについては問題視があります。これは隣接の皆さんにも了解を得なければいけませんし、隣の高岡にも了解を得なければいけない。もちろん、このアクセスについては県知事の許可を得なければいけませんという状況ですから、何か私の責任みたいな言い方でございますけれども、そうではないと御理解をいただきたいと思います。
 ただし、先般も京都へ行った段階では、今、半導体については物すごい厳しいものがあるということで、今、投資したことの苦慮といいますか、心配をしておられました。その意味では、砺波市で心配が起こらなかったので、私は逆にほっとしているというような状況でございます。
 次に、観光についての話でございます。
 おっしゃるとおり、大幹線がもうもうできます。その意味では、従来からもこのことについて、いわゆるインターを持って、ジャンクションを持っている砺波市でございますから十分認識するようにということでございましたので、それなりに十分私も認識しておるつもりでございます。
 業者の皆さんといいますか、新しく進出される皆さんそれなりに、私どもが指導するまでもなく、もっと業者の方が早い対応をされておりまして、ここはいいという判断でそれぞれ対応しておりますので、幾つか今店舗が張りついたりしていることは御承知だと思います。
 ただ、言われるとおり、砺波市の今の現状からいって、ターゲットにするといいますか、何か大きい標的といいますか、そういうものがあればいいんですけれども、なかなか見当たらないのが状況です。やっとあるのは、私は四季彩館ではないかと、こう思っております。このことについてのPRは大いにしていきたい。そして発信するという考え方。
 そこで、先ほど高田議員さんからも提案ありましたように、散居村ミュージアムもそれの1つに加えて、いつでもどうぞ来てください、冬の風景もいいですよ、秋の風景はなおいいよ、夏は涼しいよという形で散居村ミュージアムもその1つに加える、そのことも私は大事だと思います。
 さて、これからは私は、この砺波市の持っておる散居と花のまち、このうち花の4大イベント、これをやっぱりPRして、逆に言えばもっと拡大していきたいなと、そんな気がしております。あるいは今、出町の皆さんが頑張っておられる夜高まつりや子供歌舞伎も宣伝をする必要がありますし、あるいは庄川のアユや、栴檀山等でやっておられる山菜まつりあたりをもっと拡大して、1日だけでなくて3日ぐらいやるようなことを考えなきゃいけません。それから、砺波の米はおいしいわけですから、砺波のコシヒカリはいいよ、あるいは大門そうめんもすばらしいよというようなことで、これらのイベントをうまく組み合わせる。そんなことなど、小さいのを組み合わせることに連担すれば大きいものになるではないか、こんな気持ちを持っております。ぜひその面での知恵を出していただいて、私どもも考えますので、高田議員さんの方でも知恵を出していただければありがたいと、このように思うわけでございます。
 もう1つは、広域観光という問題がございます。先般、富山、石川、岐阜、それらの関連のところで観光についての話し合いがされて、飛越能経済観光都市懇談会というのが設けられました。これをベースにして、広域観光ルートのホームページやそれらをつくりたいと思いますが、ただし、これをやることによって、能登にばかり行ってもらっても余り意味がないわけです。参加はしますけれども、私どもの特徴を出していくということが大事だと。それを、先ほどちょっと申し上げましたが、そのような考え方をみんなで盛り上げて、これこそ官民一体で進めなければならないだろうと、このように考えておるわけでございます。各種提案がございましたので、参考にさせていただきたいと、このように思います。
 次は、砺波市の将来像であります。
 住宅、あるいは企業、あるいはいろいろ施設が出てまいります。これも大事なことです。そうかといって、今申しましたすばらしい散居村を残すことも大事、このことは高田議員さんもおっしゃっておるとおり、都市の発展と農地の保全というのは相反する面もあると、これは承知しておられるわけですが、さてどうするかという大変難しい質問でございます。
 ただ、1つ言えることは、私の方は富山、高岡のように市街化調整区域ではございません。だから、そんなに開発に対して強い規制がないわけです。したがいまして、個々の財産でございますから、売りたいと言われて農振地域を除外し、開発行為を申請してやれば、それは通るわけですね。その面では、売る立場としては、開発の立場でいけば随分楽なわけです。だから、どちらかというと業者の皆さんがそこに目をつけてきているということです。ただし、これを頭から否定したら、今度は発展につながらない、その辺が難しいところです。
 したがいまして、私は、皆さんに申し上げているんですが、この辺のバランスをとって開発行為等については慎重に行けと。やるんだったら、緑を残し公園もつくる、融雪もきちっとやる、散居形態に合わせたような、そういう開発行為をすべきではないか。若干業者に対しては厳しいかもしれませんが、こういう地域なんだ、住む人にも喜んでもらえるということで、業者の皆さんは、投資は大きいかもしれませんが、その意向を十分踏まえて開発行為の許可をするべきではないか、これを強く言わざるを得ないと思うわけでございます。
 いずれにしましても、線引きの土地利用計画というのはなかなか難しいということです。確かにすばらしい空間がある、ここには一つも建てるな、会社、工場もだめだというわけにはいかない。もしやるとすれば、それに即応したような施設整備をしていただきたい、このようにお願いせざるを得ないだろうと思います。
 いずれにしましても、都市計画である用途地域に本当は開発されるものを誘致すべきだと、私はそう思います。ただし、結構そこの地面が高いわけですから、そうするとなかなか誘導しにくいという実態がございます。そうすれば、指導としては用途地域へ持っていきたい。あと、農振地域とのバランスのとり方、農振地域でどうしても開発したいというなら、何遍も申し上げますけれども、砺波市に合った、この地域の田園空間に合った形の開発をしていただきたい。それを私ども強く言うことによって、散居村を守り、すばらしい住みよさランキングにも調和をしていくのではないか、こんなことを実は思うわけでございます。
 回答にはなかなかなりませんけれども、私の思いを申し上げて答弁といたします。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 8番 池田昭作君。
  〔8番 池田昭作君 登壇〕

◯8番(池田君) お許しをいただきましたので、私は、ちょっと断片的になるかもしれませんが、4点について市長、教育長並びに関係部長に質問と要望を申し上げたいと思います。
 第1点は、庄川河川敷の整備促進についてであります。
 庄川は、清らかな自然の流れと、背面には雄大な立山が眺められるなど、最高の憩いの場となっており、近年、軽スポーツを楽しむ方や魚釣り、バーベキューと、余暇、休日を利用して訪れる方が大変多くなってきております。
 さて、平成10年3月に庄川環境整備基本構想が策定され、左岸側には水辺の交流ゾーン、プレイゾーン、スポーツゾーンなど、そして右岸側はファミリーレクリエーションゾーン、自然ゾーンとして整備が図られることになっております。
 ちなみに、各地の河川敷の公園・緑地等の利用計画及び利用面積を調べてみますと、新湊市は5カ所10万4,700平方メートルでありますが、過日の新聞報道によりますれば、「水辺の楽校プロジェクト」として、子供たちにとって身近な河川を自然体験や環境学習の場として活用、また、野鳥や植物が眺められる観察センターや資料館、薬草園、展望広場、体験広場、せせらぎ水路などを整備するということであります。
 また、大島町は、ふれあい広場6,900平方メートル、ピクニック広場、わんぱく広場、多目的広場などとして9,200平方メートルなどが河川公園として整備されております。庄川町は、御案内のとおり弁財天公園2万4,000平方メートル、スポーツ公園が1万2,500平方メートル、緑の広場が4万200平方メートルなど、合わせて7万6,900平方メートルを利用しております。
 当市におきましても、サッカー・ラグビー広場、ソフトボール広場、芝生広場、駐車場用地などとして整備が行われ、広く市民に親しまれ利用されておりますことはまことにありがたいことであります。
 つきましては、庄川左岸太田橋下流の水辺交流ゾーンの整備でありますが、地元には庄川を考える会と称するボランティア団体があり、河川敷を自然のままの状態で残し、小さな小川や池をつくり、魚や昆虫、蛍などが育つ水辺ゾーンをつくろうと活動しております。
 また、現在の子供たちは、プール以外での水遊びや水辺での魚とりの体験がほとんどありませんので、児童生徒の情操教育の面から、水辺での学習、遊びが期待されており、その点からも水辺交流ゾーンの整備が望まれるのであります。
 つきましては、国土交通省と連結を密にしていただきまして、水辺交流ゾーンの整備を早期に着手くださるよう強く御要望申し上げ、今後の進め方について市長のお考えを承りたいと存じます。
 次に、マラソン・ジョギングコース等の整備についてお尋ねをいたします。
 昨年暮れ、国土交通省の御尽力により、かねて念願のマラソン・ジョギングコースが一部工事に着手されたことはまことにありがたいことであります。ついては、過日、全員協議会で概要を承ったのでありますが、太田橋付近は水辺交流ゾーンとしての整備計画もあり、また、桜づつみとして整備されるところもありますが、ついては、予定されるコース、幅員、区間など全体的な建設計画及び完成目標年度等について、改めて具体的にわかる範囲で御説明を求めたいと思います。
 次に、桜づつみの整備促進について御要望を申し上げ、当局の御見解を承りたいと思います。
 戦前、桜の名所となっておりました太田桜づつみの再現を図ろうと、平成2年6月から、堤防の強化と川辺の緑化や美化を進める目的で、5.8キロメートルにわたり日本一と言われる桜づつみ事業が国土交通省の御尽力により順次工事が進められておりますが、昨今、ちょっと動きが鈍いようであります。
 つきましては、今、健康づくりが行政の大きな課題となっておりますが、人生の健康と福祉の向上を図る条件としては、生活環境の中に緑の広場、生活の空間を多く確保することだとも言われております。
 その点からも、地域住民の憩いの場として、あるいは健康づくりの緑の広場としてこの施設は大変重要であると思いますが、今後の整備の進め方について、産業建設部長の答弁を求めたいと存じます。
 次に、グリーンプラン計画の策定についてであります。
 新しいグリーンプラン計画については、現在、鋭意策定作業中であると承っておるのでありますが、これらに関連し、私たちは先月、花のまちづくり事業を進めております福岡県直方市を視察いたしましたので、参考になればと思い若干実情を報告いたします。
 福岡県直方市は、近年になってから花のまちづくり事業を積極的に推進している面積が62平方キロメートル、人口6万1,000人余り、遠賀川という川に沿って開ける都市であります。
 平成9年になってようやく第1回のチューリップフェアが開かれたのでありますが、このチューリップフェアの特色は、河川敷内のリバーサイド・パーク公園の5万坪の圃場に、市民のボランティア団体の協力で35万球のチューリップを植栽して行うというものであり、会場では特にイベントらしきものは企画されず、したがって、入場料は徴収されておりません。圃場は自由に見学できるということでありますが、ちなみに、昨年度は53万人の観光客が訪れたと言われます。
 ここで注目されたことは、市民一人一人がそれぞれ家庭、地域、職場で役割分担をし、かつボランティア活動によって花づくりやチューリップフェアが進められているということでありました。
 さらには、花と緑の基金条例を制定し、法人団体1口2万円、個人1口2,000円の募金を呼びかけ、これにチューリップフェアの際に球根募金を募り、年間約600万円程度を集めるということでありますが、これが球根の購入費に充てられるということであり、余り経費をかけずに、市民のボランティア活動によって花のまちづくりが進められていることに感銘をしたのであります。
 ついては、新しいグリーンプラン計画を作成されるに当たっては、市民一人一人が主役となって、さらに積極的に花や緑が増えること、さらには市民全体のボランティア活動による花と緑のまちづくり計画となりますよう御期待を申し上げ、現在の基本的な考え方と計画の骨子について当局の答弁を求めたいと思います。
 次に、行財政改革の推進についてお伺いいたします。
 本年度の行政改革の進め方につきましては、午前中、自民会の代表質問で柴田豊明議員から質問のあったところでありますが、私は、市の行政改革の一環として、砺波市が関係する協議会等の活動及び組織の見直しについてお尋ねをいたしたいと思います。
 現在の市の職員録に登載されております審議会等は11団体、協議会等が11団体、その他の団体等で約38、合わせて60団体前後になります。それぞれに法律なり条例で設置が決められているもの、その事業や施設の運営上、設置がやむを得ないものもあると思います。しかし、これまでに十分機能を果たしてきておるが惰性で続いているような団体、あるいは年1回程度しか開かれないもの、また、同じような性格の団体などがあるやに見受けられます。
 ついては今、時代の流れとして、すべてのものが見直しや改革が進められておるとき、協議会や団体等の活動内容、組織のあり方について検討されることも必要ではないかと存じますが、当局の考え方を今井助役から承りたいと存じます。
 次に、幼保一体化事業の推進についてお聞きいたします。
 第1点は、幼保小連携による学習の取り組みについてでありますが、今、児童の健全な育成対策を進めていく上からも、この学習の取り組みが大変注目を集めております。
 砺波市は、文部科学省の指定を受けて、庄南小学校でいち早くこの事業に取り組んでいただいたことを大変ありがたく思っております。
 過日、この合同研究発表会が開かれたのでありますが、当日の公開授業のテーマは、「人とよりよく関わる力」というテーマでありました。
 テーマどおり、庄南小学校1年生、中野幼稚園年長児、太田幼稚園年長児、庄下保育所園児が一体となって交流しゲームを楽しむ状態を見て、一部で言われておりますように、子供に社会性のないことや、人との交わりが十分できないなどとささやかれておるときに、幼い児童のころからこのように人とよりよくかかわる力を養うことは大変すばらしいことであると感じました。
 当日は、富山県内からの参加はもちろん、石川県、福井県、東京からの参加者もあり、砺波市が進めております幼保一体化事業には大変関心が高かったようであります。
 ついては、このような学習を今後も総合学習として取り上げていただきたいと思いますが、教育長のお考えをお聞かせください。
 最後に、太田保育所の建設概要についてお伺いいたします。
 北部地区に次いでの第2弾として、庄西地区における幼保一体化事業として取り組みを始めていただきましたことに対し、市長を初め関係者に感謝を申し上げるものであります。
 先日、北部こども園を見学させていただいたのでありますが、園長のお話では、開設来1年間でありますが、幼稚園児と保育園児との間に自然の交流が生まれてきておることや、幼稚園の教諭と保育士が子供の保育のあり方については持ちつ持たれつで、子供に対する見方も違ってきておることなど、あるいは子育て支援センターが盛況であることを伺い大変心強く感じました。
 つきましては、かねて施設の概要については承っておりますが、工事が現の太田幼稚園に併設して施行されることや、農村公園グラウンドを利用される方々の関心もあり、今回新年度で建設費が計上されました時点で、改めて施設の概要、工事の進め方等について民生部長の答弁を求めまして、私の質問を終わります。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 池田議員にお答えをいたします。
 まず、庄川河川敷の整備についてであります。
 水辺交流ゾーンの整備等について御質問がございましたのでお答えをいたしたいと思いますが、砺波市は、従来、旧建設省さんのお許しを得て運動広場等を建設させていただいてきたわけです。国体にも利用させていただいて、その当時、駐車場も整備をさせていただいたわけでございます。どちらかといいますと、庄川の上流部に当たるといいますか、そんなことで、堤防の補強等を随分しなければいかんということで、ずっと太田、あるいは般若、東般若地域まで、あるいは柳瀬を含めて、その地域についての補強・強化をしたいということで投資もされてきたわけであります。
 なおまた、御存じのように桜づつみも投資をさせていただきました。もちろん、私どもも協力をしてきたわけですが、そのように感じておるわけでございます。
 庄川につきましては、先般、出町出身の山田さんが「瀑流」という本を出されたわけです。これも随分人気があって、随分売れたようでありますが、流木の問題がいろいろ出ているんですけれども、御存じのように昭和9年の大水害があったとき、堤防がありながら流れたわけですね。そういう歴史的な経緯も説明をされておるんですけれども、いずれにしても、すばらしい水量がバックにあるわけですから、いい川だという評価と同時に、そういう暴れ川であるということからしますと、今、水辺ゾーン等々の話よりも、やはりベースとして上流部は根固めしなければいかんというのが国土交通省の考え方でございます。
 幸い、従来からお願いをしておりましたこのことについては、今おっしゃいました水辺交流ゾーン等につきまして、地元の皆さんも随分協力をしていただいて、設置をすることになりました。先般も富山工事事務所との懇談会でもこのことについてお礼を申し上げていたわけでございます。これからも、地元の皆さんとこの水辺交流ゾーンを通じて、すばらしい川づくり、環境づくりをしてまいりたいと思うわけでございますので、今後とも御協力を願いたいと、このように存じております。
 次に、ジョギング・マラソンコース等につきまして、これも長年お願いをしておりました。ただし、庄川ということにつきましても、一種の上流部でございますので、設備投資もしなきゃいかんというのでなかなか進めていただけなかったのですが、いよいよ国土交通省は、マラソン・ジョギングコースとは名づけておりませんで、基本的な計画である庄川環境整備事業の「水辺ふれあいロード」という名称で整備することになりました。
 ついては、砺波市だけではなくて、庄川町の水記念公園から高岡まで、そしていずれは将来、新湊まで結びたいという計画でございます。ロードにつきましては、河川敷内のコースを一応基本といたしますが、しかし、河川との距離、障害物等もございますので、一部堤防を使用することになると思いますが、詳細な全体的なコースについてはこれからも協議がされると思います。
 なお、体協等を通じましていろいろ図面を出して提案をされておりますので、ほぼその方向で進むものではないかと思います。ただ、予算の関係もございますので、いつまでにできるという明確なものはございませんが、引き続き要望をしてまいりたいと、このように思っております。
 いずれにしても、砺波市から着手をしていただきましたので、お礼を申し上げたいと思いますし、これからも協力をさせていただきたいと、こう思っております。
 今、砺波総合運動公園からバリアフリーの道路を堤防上につけておりますし、それから、河川敷の駐車場から太田橋周辺までのコースをやっております。それから、太田橋から南の堤防の乗り上げ等についての道路の3カ所において整備が行われております。先般、聞くところによりますと、2次補正でも予算が計上されたようでございますので、もう少し延びるのではないかと。なお、平成14年度の計画はまだ明確ではございませんが、それをプラスしていきますとある程度延びるのではないかと。できれば早く延びていただいて、記念になるマラソン大会を開催すればどうかと、このように思っているところでございます。
 次に、新グリーンプラン計画について申し上げます。
 本年度内に計画を目指して、今作業をしておるところでございます。推進母体であります花と緑の推進市民会議がございまして、先般、その常任委員会にお諮りをして取りまとめをいたしておるところでございます。
 プランの概要、骨子等につきましては、「となみ21世紀プラン」のその趣旨を踏まえましてつくったわけでございます。したがいまして、1つは、市民が主役の緑花活動を進める、緑花の持つ防災等の機能を活用する、それから緑花による快適な生活環境の形成を柱としております。ソフト面としては、花と緑を進める、花と緑をつくる、花と緑にふれあう、花と緑をはぐくむ、この4つを柱として、できれば家庭内緑花など、花いっぱい運動を、それこそ今池田議員さんがおっしゃったように一人一人がそのような活動をする、そして、この高齢化の時代でございますので、緑花のボランティアなども大いにやって、いわゆる老人宅の花壇もつくってあげるような、そんな気持ちをこれに据えたらどうかということなどを思っております。
 今、議員からいろいろ提案のあったことにつきましては参考にさせていただいて、それなりに位置づけをさせていただければありがたいと、このように思っておる次第でございます。
 その他の質問については、助役、教育長、民生部長、産業建設部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 助役 今井 烈君。
  〔助役 今井 烈君 登壇〕

◯助役(今井君) 池田議員御質問の行政改革について、市の関連する協議会等々の見直しについていかがかという御質問にお答えをいたします。
 議員の御提言のとおりでございまして、今、市にあります審議会、協議会等は60を超えるかと思うのでございます。確かに、設置されましたときにはその目的、必要性があったというふうに考えるわけでございますが、中身を一つ一つチェックしてまいりますと、既にその目的を果たしたもの、それからまた、同じようなものが設置されておるというようなことがございます。平成14年度には必ず行政改革推進委員会におきまして見直しの取り組みをいたしまして、それぞれに会長さんとかがおられますので、皆さん方とも相談しながら、見直しについて着手することをお約束いたしまして、答弁とさせていただきます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 幼保小連携による学習の取り組みということで、池田議員の質問にお答えします。
 議員御指摘のとおり、本事業について、平成12年度に文部科学省から3年間、幼稚園、保育所と小学校との連携による発達段階に応じた系統的な指導方法等の研究開発を課題として指定を受けて取り組んでいるところでございます。
 具体的な課題は、地域とふれあう合同活動を通して、子供たちの社会性の研究開発と改善、子供、教師、保育士、保護者のかかわりを豊かにする幼保小合同活動などでございます。
 近年、小学校で不適応を起こす子供が増えており、本事業については、今の時代に最も大事な分野だと思っております。本事業の取り組みに当たっては、現在行っております実践活動の研究成果を見極め、幼稚園、保育所、小中学校の関係者において十分研究を重ね、展開していくべきものと考えております。
 これらの研究を続けてまいりますためには、目的と手法について相互に共通理解をした上で、学校区内の幼稚園と保育所との実践を経て、幼稚園、保育所、小学校への接続、さらに小学校と中学校への接続などについても十分検討して取り組むべきものと思っております。
 実は、この研究につきましては、先日、県の教育委員会のほうから、平成14年度の各幼保小の研究の重点として、この課題を全県下一斉に取り組んで進めるようにというふうな通達もございまして、この課題については等しく進めてまいらなければならないものと考えております。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 民生部長 津田俊祐君。
  〔民生部長 津田俊祐君 登壇〕

◯民生部長(津田君) 池田議員の幼保一体化事業の推進についてのうち、太田保育所の建設概要についてお答えをいたします。
 昨年4月開所いたしました北部保育所に続く幼保共用型の施設として、太田幼稚園に隣接し、(仮称)太田保育所を新設するもので、幼稚園舎と渡り廊下で結び、一体的利用が図れる施設を予定しておるところでございます。
 施設の規模は、鉄筋コンクリート平屋建て1,280平米程度を予定しており、ゼロ歳児、1歳児、2歳児の低年齢児60名の定員で、各2部屋ずつの保育室を設置し、加えて、北部こども園でたくさんの方が利用されている子育て支援室や一時保育室を併設いたしたいと考えております。
 また、遊戯室、調理室、事務室を配置し、幼保児童の交流が図れるよう幼稚園と共用するとともに、新たに用地を取得し南側に玄関を設け、駐車場等正面機能の幼保一体的利用を図るものでございます。
 当建設工事につきましては、農村公園敷地分を含めて有効に活用させていただき、国の内示があり次第、実施設計に基づいて新年度早期に工事着手し、平成15年4月開設を目指しまして、鋭意進めてまいりたいと考えているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 藪田康男君。
  〔産業建設部長 藪田康男君 登壇〕

◯産業建設部長(藪田君) 池田議員さんの桜づつみ事業の促進について答弁をいたします。
 議員御存じのように、桜づつみモデル事業は、堤防に盛り土腹づけをして堤防の強化を図ることにより、堤防上に桜の高木樹などを植樹し、河川及びその周辺の緑化を推進しようとするものであります。
 当市の庄川桜づつみモデル事業は、平成2年度に国の認定を受け、高岡市境から庄川町境までの約5,800メートルの区間を国が盛り土腹づけを、市が桜の木を植栽することでスタートいたしましたが、堤防と太田工場団地との間隔が狭いことなどから、高岡市境から市道太田16号線先の搬路までの総延長約4,200メートルで一応の区切りとしたいと考えております。
 現在、太田橋から高岡市境までの約3,400メートルにつきましては、堤防の盛り土腹づけと桜の植樹を終えており、進捗率は約80%となっております。太田橋から上流約600メートル区間については、既に用地買収を終えて、国土交通省が盛り土腹づけをしている最中であり、完了次第、市においてエドヒガンザクラを植樹して太田桜の再現を図りたいと考えております。
 さらに、上流の市道太田16号線先の搬路までの残り約200メートルにつきましては、桜づつみ事業の最終区間として、現在、1法人と用地に係る交渉を鋭意努力しているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 7番 松本 昇君。
  〔7番 松本 昇君 登壇〕

◯7番(松本君) お許しを得ましたので、通告に基づきまして2点お尋ねを申し上げます。
 第1点、各地区の環境の変化に伴う消防団員数並びに車両の整備についてお伺いをいたします。
 近年、当地並びにその周辺において都市化が大変進みましたので、地区の環境が大きく変わろうといたしております。それに伴いまして、住宅の増加、人口の増も以前から見ますと比較にならないほど大きく変わっております。
 ただし、地区の消防団員、設備は以前と同様に見受けられましたので、団員の方に話を聞けば、団員数には地区割があるとのことであり急激な対応はできないとのことでございました。また、備品については予算関係があり、計画的な対応となり無理と思いますとのことでありました。団員増については、人口の増加に伴う団員数は地区においてお願い推薦することから、地区割の見直しを早急にお願いいたしたいと思います。
 なお、簡単に確保できるとは思いませんが、年齢、職業、勤務場所など、条件はいろいろあると思いますが、最小限の団員数は確保いたしたいと思います。データによりますと、17地区のXバーは大体24.7人程度かと思っております。市民の皆様の生命と財産を守るという大義名分があり、言葉だけでなく、行政サービスの一環ともなりますので、広域消防となる地区の範囲が拡大されることに伴い、広域拡大は市民のサービスの低下につながってはなりません。早急に対応をお願いいたしたいと思います。
 間近に春、秋の火災予防週間、毎月2回の定例地区回り、1日、15日の火災予防警戒など、臨時には強風時の火の元の注意、水止め江ざらい時期の注意、年末には年末警戒など休まるときがありません。地区によって違いますが、水難訓練、防災訓練などに消防団員の役割がいかに重要か改めて認識されております。団員数の見直しと、それに伴う消防ポンプ車の整備を早急に求めて、行政のお考えをお伺いいたします。
 2点目、給食センター建設について。
 当市の施設は、昭和50年度に竣工し、27年間の経過をいたしております。第7次総合計画に基づき早急に対応する必要があると思いますが、予算も平成14年度、用地、設計、段取り等、平成15年度建設と計画されているようでありますが、参考にと思いまして一部提案を申し上げます。
 本年2月上旬、自民会2期の一同で行政視察で福岡県古賀市の学校給食センターを視察いたしてまいりました。市にあいさつをいたし、現地を案内され、センター所長の案内でビデオを拝見しながら施設を見させていただきました。施設面積は7,000平米、建物床面積は2,320平米、鉄骨一部2階建て、大変衛生的なフルドライ方式でございました。市内8小学校、3中学校で総計6,450食を対応とのことでありました。調理能力は1日9,000食の規模であるということでございました。米飯給食週3回、パン給食週2回が基本だとの説明でございました。給食回数は小中学校とも年間180回、職員構成は、正職員25名、臨時職員19名、登録制で必要に応じ時間パートで実施しているとのことでございました。
 臨時職員につきましては、調理と洗浄に対応されているとのことであり、配送は午前11時半にスタートされ、回収につきましては午後1時半より車両4台でピストン作業を行っておるということでございました。搬入、洗浄については、持ち込みに応じて1ないし2名の時間パートにて対応しておるとのことです。調理室は自動化を導入し、作業の効率化を図り、自然採光、空調設備を十分考慮されたようでありますが、天井が少し高いようであり、天井の空間が大変今後の課題であるということのお話でありました。
 当市の計画におきましては、空調管理や衛生管理等十分考慮をいただき、特にお願いをいたしたいと思います。
 洗浄室は作業の軽減を図るため、各セクションに配送、自動供給のベルトコンベアを活用され、洗浄ラインの制御装置を設置され、食器整理はロボット3台にて対応されておりますが、ロボットが故障のときには大変苦労をするというような話もございました。
 残滓自動計量装置につきましては、最新型の機種を導入されております。
 検収室で搬入された食材は厳密に検査が行われ、セクション(倉庫)に運ばれ、食材については、地元生産物を優先し、年間納入を基本に希望しているとのことでございましたが、季節並びに市場関係もあり大変とのことでございました。その他食材については、牛乳、肉類につきましては県給食センターに依頼して納入を願っておるとのことでございました。
 下処理では衛生面を重視し、3層のシンクで洗浄し、容器についても食材ごとに識別されるとのことでありました。なお、大きなグランドケトル1基2,000食可能の大型釜で、煮炊きする釜として利用されておりました。給水、給湯、食材料の計量、攪拌まですべて自動式で実施されていました。環境問題の観点からは、発生する下処理から出る野菜くず及び学校からの残飯などをすべて厨芥処理機でバイオを利用し発酵処理されておりました。処理されたものは堆肥化し、学校の花壇、公共施設の花壇、公園等で肥料として利用するという説明でありました。
 当センターの厨房方式は省力化、効率化であると同時に、衛生的なドライシステム方式であり、炊飯、洗浄、整理装置(ロボット3台)の自動化が導入され、自然環境にも大変に考慮されておりました。時代ニーズに対応したセンター設備であると思いました。ただし、先ほど申し上げましたとおり、建物の天井空間が大きいようであり、今後、空調関係等のことでランニングコストが必要かと考えられます。
 当給食センター建設については、エアシャワー、エアタオル、エアカーテンなどの設置を考慮いただき、衛生面には特に注意され、当給食センターの建設に当たりましてはプロポーザル方式を取り入れられ、管理委員会の方々に十分検討をいただき、特に少子化時代の21世紀を担う児童生徒のために、夢のある楽しい学校給食を提供できる学校給食センターを計画・立案していただきますことをお願いし、参考にと思い視察の内容を申し上げました。
 市長の建設についての基本的考えをお伺いいたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 松本昇議員にお答えをいたします。
 まず、消防団員数と車両設備等の見直しについてであります。
 まず、消防団員数の対応、見直しについて申し上げたいと思います。
 消防団員の条例の定数は486名でありますが、各地区の従来の人口、それから密集地の規模、その他地理的条件といいますのは、河川か山間地かあるいは工業団地が密集しているか、そういう実態があるわけで、それによりまして定数条例を各地区別に配分をして、分団を組織していただいているということでございます。
 今おっしゃるとおり、市内の人口も増えてまいりました。特に、南般若の場合、団地等がございますので、密集地という言葉が当てはまるかどうか知りませんけれども、そういう団地化が多くございますので、その面から考えて、団員の定数の割合を変更すべきではないかと、私はそのように思っております。
 ただ、総体的に増えておりますので、団員そのものを増やさなければいかんのではないかと、このように思っております。消防の基準がございますが、その基準に対応するように検討して、今作業に入っております。いずれ結論を出してまいりたいと、このように思います。
 団員数についてはそのように、今しばらくお待ちいただきたいと思いますが、見直しをしてお願いをしてまいりたいと、このように思っております。
 それから、消防車両等につきましても、国の基準がございまして、先ほど言いましたように、山間地なのかあるいは集落が密集しているとか、あるいは工業団地があることによって、消防力の基準がございまして、この地域のこのエリアでしたら小型動力ポンプ付の積載車でいいよ、それから、これだけの工場団地があったり密集地があるということになれば、それは消防ポンプだと、このように決まっております。その地域に応じて消防ポンプ自動車か、小型動力ポンプか、それは補助金をもらう関係もございまして、その地域の分団の状況によって違ってまいりますので、地区、人口、密集地等々を勘案し、補助金の適用になるかどうか、そのことを考えて消防車両の選択を行うわけでございます。
 したがいまして、恐らく南般若等につきましては、人口も増加しておりますので消防ポンプ等になるのではないかと、私はそのように思っております。しかも年次別に今計画をしておりますので、その時点で検討させていただきたいというように思います。
 次に、学校給食センターの建設についてであります。
 松本議員から貴重な御意見をいただきました。まことにありがとうございました。
 この給食センターを建設するに当たりましては、施設検討委員会がございまして、給食関係の皆さんで運営委員会を持っておりますが、校長先生を初め保健主事の皆さん、あるいは給食主任、私のほうの担当者も入りまして、いろいろ見学もしてまいりましたし、議論もしていただきました。
 昨年の12月に最終的な意見の提案がございました。これらの内容を参考にさせていただきまして、まず、早々厨房の基本設計に入りたいと思います。何よりも厨房がかなめでございますので、それをやる。あとは、文部科学省から衛生管理基準というのが出ております。それを尊重しながら進めたいと、このように思います。
 そこで、先ほどお話もございましたが、見学されて幾つか柱を決めたんですが、1つは、ドライシステムでやる。作業区域の明確化、温度管理等の徹底などを衛生的にやること。まず1つ、ドライシステムを含め衛生的であるということ。それから2つ目は、これも松本議員がおっしゃったんですが、できるだけ省エネで、省力化して、能率の上がる施設、そういう体系づくりをしていきたいということであります。それから次は、厨房設備についてよく吟味をして、あるいは強化磁器等の導入を考える、そういう施設整備を考えたいということでございます。4点目は、広範な皆さんにも御協力いただく。先ほども地元の野菜とか何とかという話がございましたが、その意味も含めて、調理状況をみんなが見学できる、でき得れば栄養指導もそこでできるような、そういうようなものにしたらどうか、こんなことを実は思っています。
 その他細部につきましては、今、松本議員から、議員さんが勉強されたことが提案されましたので、最後にあるように、夢のある楽しい学校給食施設ができるようにと、このように考えておりますので、何かと御協力、御指導いただければありがたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 6番 江守俊光君。
  〔6番 江守俊光君 登壇〕

◯6番(江守君) お許しを得ましたので、私は通告に基づき、市政一般の中から4項目についてそれぞれ質問と幾つかの要望、並びに若干の提案を交えながら行いたいと存じますので、よろしくお願いいたします。
 不況下における雇用促進についてお尋ねいたします。
 最近の経済情勢は、IT不況により、商工業経済の厳しい状況にあり、県内でも雇用情勢が悪く、三協アルミ、立山アルミなど大型リストラ、また最近では日本重化学工業、そして佐藤工業の会社更生法の申請と、身近に雇用の不安が発生しているのが現状ではないでしょうか。
 そこで、平成14年度緊急地域雇用創出特別交付金事業が創設されました。この事業を当市としてどのように取り組まれるのか、幾つくらいの事業を平成14年度にしようとしているのか、これにより何人ぐらいの雇用の創出ができるのかお尋ねいたします。
 ペイオフに対して、当市の対応についてお尋ねいたします。
 いよいよ今年4月1日からペイオフ解禁となります。当市としても公金の運用については、地方自治法により最も確実にかつ有利な方法により保管しなければならないという定めがあります。ペイオフ解禁後はこのことが困難と思われるが、当市としてどのような対応を考えておられるのか。
 富山県では、公金の運用は元本が確実に回収できることを最優先に、安全性、確実性を前提に効率的な運用を図る、預金債権と県債借入金の相殺で最終的に保全を図ることを基本として、本年はペイオフの対象とならない普通預金で対応するとあります。また、運用のため預金管理委員会を設置するとありますが、当市も県のように資金管理委員会を設置するのか、また、平成14年度はペイオフの対応として普通預金で対応されるのか。さらに、平成15年度以降はどのように対応されるのかお聞きいたします。
 地域産業の振興についてお尋ねいたします。
 いまだかつてない経済不況に見舞われ、大変厳しい環境下にありますが、今日までの郷土の活力源として頑張ってきたのは農業、林業、そして商業ではなかったかと思います。これらの産業は大きな荒波にもまれながらも、今後とも産業基盤の下支えとして基幹的な役割を担うものであります。
 そこで、これらの振興策についてお尋ねいたします。
 まず、農業についてお尋ねをします。
 農業は産業振興の観点にとどまることなく、国土保全、総合的な視点からも基幹的な産業だと思います。しかしながら、農業の抱える課題は大きく深いものがあります。
 当市の現状を見ますと、平成13年度の水稲作付面積は3,195ヘクタールとなっておりますが、減反政策等によりまして、平成7年と比較いたしますと634ヘクタールも減少しております。中山間地の荒廃や放置田等が社会問題となっております。
 また、穀物自給率も年々低下傾向にあり、先進国中最低の水準にまで落ち込んでいます。穀物需要を見ますと、我が国の人口は減少傾向にあることから、国内需要の大幅な伸びは見込まれないものでしょうが、世界規模でその人口は引き続き増加が予想され、食料危機の深刻さは増大するものと思われます。課題が大きくて、一自治体では充足し得ない点もあるかと思いますが、休耕田や放置田の貸付制度の導入、農業公社等の活用も踏まえて将来構想をお聞かせください。
 次に、林業振興についてお尋ねいたします。
 輸入材の影響を大きく受けて、国内の林業経営が大変困難な状況にあり、また、グローバルには自然破壊の問題も指摘されております。そこで、国内需要に対して供給体制を確保し、地域環境保全等の視点からも酸素と水素の涵養に資するための林業振興策を推進する必要があると思いますが、市民参加による放置林等の造成・造林、そして間伐材の有効活用等、林業施策の将来展望についてお聞かせください。
 次に、商工振興についてお尋ねいたします。
 農業など第一次産業の振興にはきめ細かい施策があり、それなりの効果を上げておりますが、商業に至ってはこれといった手がないのが実態であると思われます。そこで、店舗を1カ所へ集めてはどうか。当市では、大型店の出店により従来からの小売店は大きな打撃を受けており、売上不振、後継者難による店じまいをしようという経営者もあり、かつての商店街は虫食い状態になっているのが現状であります。ますます商店街は魅力がないものになっています。
 こうした状況下にあるとき、国では大店法の規制緩和に対処して、商店街を活性化するため、特定商業集積の整備促進に関する特例措置法が平成3年に国会で成立しました。この内容については御存じと思いますが、中心となる商店街を基点とした形成に助成するものであります。この施策に積極的に取り組むことが将来の商店街を残す方策と考えますが、いかがでしょうか。
 また、平成12年3月に策定した砺波市中心市街地活性化基本計画に沿ったTMOを検討してはどうか、お尋ねいたします。
 最後に、特産物の販路拡大についてお尋ねいたします。
 当市は、米、ネギ、里芋、チューリップ等の特産物がありますが、生産、販売とも最近は伸び悩んでおります。生産には余力が十分あると思いますが、顧客の拡大の見通しがないため、生産を拡大しても仕方がないと生産を抑制しているとも聞いております。
 そこで、特産物の販路拡大のためアンテナショップの開設をしてはどうか。最近、他の県や市町村では、農協と協力して全国の郷土出身者等に特選品の宣伝と市のPRをねらったアンテナショップを開設していると聞いていますが、当市としても数多くの特産品があり、これらの特産品の販売拡大のためにも、当市も研究してはいかがでしょうか、お尋ねいたします。
 以上で質問を終わります。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 江守議員にお答えをいたします。
 まず、地域産業の振興ということで、農業、林業、商業等についての、回答にはなりませんが、思いを述べよということでしょう。感じたことを申し上げて、御理解をいただきたいと思います。
 農業につきましては、基本産業であることは十分認識しておりますし、これからも重要な産業の位置づけとしてみんなでカバーすることが大切だと思います。そのことで、いわゆる自由競争の時代ですが、生産調整をすることでみんなに頑張ってもらうというスタイルが、私は今日の生産調整ではないかと。確かに3割の減反ですから厳しいわけですが、みんな平等で減反をして維持をしようというのが、私はそういう思想があると思います。残念ながら、このことはやはりのまざるを得ないのではないかと、私はそのように思います。
 話の中にもございましたように、人口も減りつつございますし、御飯も余り食べなくなった。他からの栄養補給が多分にあるんでしょうか、そんなことを考えますときに、大変残念でなりませんけれども、みんなで減反をしてこの農業を守るという意味で頑張らなきゃいけないのではないだろうかと、このように思います。
 特に、中山間地等については、確かにデータでは多くの放棄田が出てまいっております。それをカバーするために、農林水産省は新しく中山間地対策直接払いをしたわけでございます。もちろんこれには制約がございます。集落ごとの協定を結んで、間違いなく水張りで転作するんだよと、あるいは蔬菜をつくるんだよ、あるいは果樹をやるんだということになりますので、これも苦労の要る話でございますので大変だと思いますが、この応援をしてまいりたい。
 なおまた、放棄田等がございましたら、それなりに対応するために農業公社をつくったわけでございます。耕作放棄田がありますれば、すぐ対応して、全体が緑になるような田園づくりをしたいと、このように思うわけでございます。
 御存じのように、農業につきましては食料・農業・農村基本計画という法律も出たわけでございます。私は、農業は環境を含めて多面的な機能を有する産業だろうということでございます。その意味では、転作も協力をしながら優良農地の保全をする、そういう立場に立って、でき得れば、それは個々ではなくて集落全体でカバーする、いわゆる食料・農業・農村ですから、農村も守るという意味では連帯感をお互いに持って進めるべきではないか、こういう意味で私は農業を位置づけていきたい、そのようにこれからも応援をしてまいりたいと思っておるところでございます。
 次は林業であります。
 これも厳しい時代を迎えておるようでございます。木材価格が低迷をしており、経営コストも厳しいということでございますので、森林所有者につきましては意欲が減退しておるというような状況であります。したがいまして、今、森林組合と提携しながら、林業構造改善事業に協力をいたしておるわけです。林道の改修であったり、作業道の新設であったり、あるいは高性能林業機械の導入を図ったりしているわけでございます。そして平成13年度から、江守議員さんもおっしゃいました緊急間伐材にも取り組んでおるところでございます。そして、新たに里山林の保全推進事業というのが加わってまいりましたので、大いに皆さんにも参加をしていただいて、山を見直してほしいということでございます。
 私は、森林は国民全体の共有の財産──もちろん個々の財産なんですが、その森林全体は国民全体の財産だろうと思っています。その意味で、みんなで守っていかなければ、私は、山が廃れるとその国が滅びるとさえ言われているぐらいですから、水源の涵養もございますし、緑が豊富なことによって我々にも酸素を供給するわけですから、みんなでこの財産を守って支援をしてあげる。もうからないからということで放置しておってはいけないのではないか。みんなで守るという認識が大事ではないかと。「市長、おまえどうするがや」と、こう言われても、それしか言いようが今はないわけであります。
 次に、商業振興について申し上げます。
 市内におきます小売業の現状は、平成9年は555店舗あったんです。平成11年のデータでは570店舗なんです。砺波市全体から見ますと、ほかの市町村と違いまして、店舗数は増えているわけです。なおまた、従業員数につきましては、平成9年では2,525人、平成11年のデータでは2,874人、13%も砺波市の場合は増えておるんです。この現状から見ますと、江守議員さんが心配するほどのことでは逆にないのではないか、砺波市は元気があるのではないか。
 ただ、おっしゃるように中心市街地は困ったものだということなんです。商業そのものは、私は、他の町村に比して元気のある、そういう都市だと、このように理解をしております。ただ、おっしゃるように中心市街地には、車の関係もございましょう、郊外へシフトをするということもございまして、市街地については随分寂れてきているというのが実情でございます。
 したがいまして、おっしゃるように、特定商業集積整備の促進に関する特別措置法がございまして、砺波市中心市街地活性化基本計画、いわゆるTMOまちづくり機構というものを検討してはどうかということであります。このことについては呼びかけて話しかけております。ただ、江守議員さんもその辺御承知だと思いますけれども、実は、おれが親方になってやろうかという人がいないんです。譲り合いをして。中心市街地にせめて、譲り合いじゃなくて、よし、私も犠牲になってやろうか、みんなで一緒にやろうかということで手を挙げていただきますなら、私も応援したいと思います。現実的には実はないんですね。計画もちゃんとあるんです。法律ができましたから、みんなで考えたんです。そして、うちの総合病院が、御存じのように外来が1,500から1,900人来るんですよ。それだけの動きがあるわけです。逆に言いますと、行き来しますと4,000人動くんですね。もちろん病院のお見舞いも含めてでしょうけれども、それだけの動きがある。それと、銀行が実は中心なんですが、これも動きが大きいんです。砺波圏域における銀行としてのいわゆる血液機関として頑張っているわけです。これをうまく作用できないのかという私の主張なんです。
 将来はもう1つ、出町小学校の跡地に何か核をつくることによって、私は動きが始まらないかなという気もしております。その前段として、でき得ればまちづくり機構に手を挙げていただいて──これは市役所がやるものじゃないんです。市役所は助成します。あるいは援助せいと言ったら、理屈に合うものでしたら私は援助したい。そういうやっぱりやる気のある人がおってほしい。
 その意味では、これは回答になりませんよ。なりませんが、そのような気持ちで譲り合いだけで終始しておりますので大変困難な状態だと。方向としてはそういうものをきちっと私ども背景として持っておりますので、そのように商工会議所あたりとも話をして、でき得れば今申し上げましたようなまちづくり機構等で動いていただけないか、こんなことを思っておるわけでございます。
 なおまた行政としては、チューリップフェアの際には、わざわざ南町へ行ってタピ・ドゥ・フルーをやろうと言っておりますし──随分金がかかるんですよ、あそこは。それから、夜高の問題や、夢まつりや、冬のふれあい市、少しずつではございますけれども、ちゃんと補助金を出して、元気を創出するように努力をしております。
 そんなことで、行政としても、これ以上と言われても、何かやっぱり核としてやろうという組織ができて、手を挙げていただくならば応援してあげたいと、このように思いますし、自らイベントなどを計画してほしいと、先般私は申し上げた。月に1遍ぐらい皆さんイベントをやってみなさい。うちからばかり申し上げて、はい50万円、100万円という、そういうイベントじゃなくて、自ら考え出したらどうですかという話は持ちかけてあるんですが、まだ反応がないんですね。その意味で、ぜひ自らやるという意欲を設けないと、私は、中心市街地は大変難しいと、このように思っております。
 いずれにしても、みんなで創意工夫をして、やっぱり砺波市の中心ですから、中心に活気があるように期待を申し上げて、私の答弁といたします。
 その他につきましては、助役、収入役、アンテナショップ等については産業建設部長からお答えします。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 助役 今井 烈君。
  〔助役 今井 烈君 登壇〕

◯助役(今井君) 江守議員の御質問のうち、不景気下の雇用について、緊急地域雇用創出特別交付金事業の取り組みについての御質問にお答えをいたします。
 現在の雇用情勢は、経済情勢が悪化しておることや産業構造の改革の過程にあるということにおきまして、大変厳しいものがございます。国におきましては、平成11年から13年度におきまして、雇用創出を図るということで、緊急雇用創出基金市町村補助事業というものを実施してまいりました。
 当市でもそれに乗っかって雇用創出を図ってまいったわけでございまして、現在、構造改革の集中調整期間中であるということで、その臨時応急措置といたしまして、国では、さらに平成13年度の補正から16年度の4カ年にわたりまして、市町村が地域のニーズを踏まえて独自に創意工夫を凝らして、公的部分における緊急かつ臨時的な雇用の創出を図るという緊急地域雇用創出特別交付金事業というものを実施することになったわけでございます。この4年間におきますところの当市に対します事業費は4,880万円、一応配分されるということになっておるわけでございます。
 それで、平成14年度の当市の取り組みといたしましては、地域住民のIT学習支援及びITリーダーの育成を図る事業、それから不法投棄防止パトロール、不法投棄ごみマップを作成するという事業、それから埋蔵文化財の発掘調査により出土された遺物等の洗浄整理をする事業、それから砺波総合病院におきますところの療養環境改善を図るための清掃を実施する事業等々、14事業を民間及びシルバー人材センターに委託するということにしておるわけでございます。
 この平成14年度におきますところの事業費は1,731万8,000円を今予算でお願いしておるわけでございます。これに伴い創出されますところの雇用は37名を予定しておるわけでございます。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 収入役 柳原和夫君。
  〔収入役 柳原和夫君 登壇〕

◯収入役(柳原君) 江守議員のペイオフ解禁に伴う当市の対応についての御質問にお答えいたします。
 ペイオフ対策につきましては、公金を取り扱う関係部署の職員を対象に、銀行、証券会社等から講師を招きまして研修会を行ったり、あるいは他の研修会に積極的に参加をしてまいりました。その研修会や他市の対応状況などを把握しながら、砺波市の対策を検討してきたところであります。
 砺波市としましては、地方自治法の趣旨を踏まえながらも、元本が確実に回収できることを最優先として公金の管理に取り組みたいと考えております。平成14年度につきましては、歳計現金などを原則として、普通預金で管理するものとし、基金等につきましては、預金債権と借入金債務との相殺ができる範囲内で定期預金などで運用することで考えておるところであります。
 また、平成15年度以降につきましては、債権と債務との相殺を基本として、地域経済も念頭に置きながら公金の管理をし、運用したいと考えているところであります。
 また、基金などは中長期的運用が可能なものにつきましては、国債などで運用することも考えていきたいというふうに考えております。
 なお、市全体の公金をより安全かつ確実な方法で運用するに当たりまして、各公金の管理状況を一元的に集約をする必要があります。そして、すべての公金管理に共通する運用基準を定めることといたしております。この基準の運用状況の把握及び必要に応じて運用方針の協議などを行うために、砺波市といたしましても、公金管理委員会を組織する予定で準備を進めているところであります。
 以上です。

◯議長(村中君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 藪田康男君。
  〔産業建設部長 藪田康男君 登壇〕

◯産業建設部長(藪田君) 江守議員さんの当市の特産物拡大のためのアンテナショップの開設について答弁をいたします。
 全国では地元特産品の販売、PRとともに顧客の反応や売れ筋などの情報を販売活動に反映させるため、アンテナショップが数多く開設されております。
 御質問のアンテナショップの開設につきましては、行政が行うものではなく、農業生産団体など民間団体が実施するものと考えるものであり、市内の民間団体で開設されることになれば、市としても支援などについて検討してまいりたいと考えております。
 特産品の販路の拡大につきましては、「アグリTONAMI21」が主催して、会員制による散居の香り事業に取り組み、となみ野米のコシヒカリと合わせて砺波市特産品セットとして、ふく福柿や里芋などを全国各地の会員の皆さんに産地より直送しているところであります。
 また、フラワーランドとなみにおいては、となみ野農協大門素麺事業部と連携を図り、インターネットでの受け付けやゆうパック誌への掲載を行い販路の拡大に努めており、昨年度の夏には、一時商品が品切れ状態となるほどの申し込みがなされたと聞いております。
 今月からは、農業公社のホームページも開設し、特産品の紹介を行っており、今後とも市内の特産品のPRに努め、農家所得の向上に努めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(村中君) 以上をもって、本日の日程を終了いたします。
 次回は、明3月8日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもちまして散会いたします。
 御苦労さまでした。

 午後 3時12分 閉議



平成14年3月定例会 議案一覧

      本定例会に付議された議案等の件名

議案第 1号 平成14年度富山県砺波市一般会計予算
議案第 2号 平成14年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算
議案第 3号 平成14年度砺波市国民健康保険太田診療所特別会計予算
議案第 4号 平成14年度砺波市老人保健医療事業特別会計予算
議案第 5号 平成14年度砺波市赤坂霊苑特別会計予算
議案第 6号 平成14年度砺波市下水道事業特別会計予算
議案第 7号 平成14年度砺波市農業集落排水事業特別会計予算
議案第 8号 平成14年度砺波市水道事業会計予算
議案第 9号 平成14年度砺波市病院事業会計予算
議案第10号 公益法人等への砺波市職員の派遣等に関する条例の制定について
議案第11号 砺波市立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関
       する条例の制定について
議案第12号 砺波市出町体育館条例の制定について
議案第13号 砺波市特定地域生活排水処理施設の設置及び管理に関する条例の制定に
       ついて
議案第14号 砺波市特定地域生活排水処理事業分担金徴収条例の制定について
議案第15号 砺波市条例の整備に伴う特別措置に関する条例の制定について
議案第16号 砺波市長の資産等の公開に関する条例の一部改正について
議案第17号 砺波市職員定数条例の一部改正について
議案第18号 砺波市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について
議案第19号 砺波市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について
議案第20号 砺波市職員の給与に関する条例等の一部改正について
議案第21号 砺波市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について
議案第22号 砺波市国民健康保険税条例の一部改正について
議案第23号 砺波市立小・中学校設置条例の一部改正について
議案第24号 砺波市立幼稚園条例の一部改正について
議案第25号 砺波市学校運動場夜間照明施設条例の一部改正について
議案第26号 砺波市デイサービスセンター条例の一部改正について
議案第27号 市立砺波総合病院並びに診療所の使用料及び手数料条例の一部改正につ
       いて
議案第28号 砺波市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について
議案第29号 砺波市企業誘致条例の一部改正について
議案第30号 砺波市下水道条例の一部改正について
議案第31号 砺波市民会館条例の廃止について
議案第32号 栴檀山東部辺地に係る総合整備計画の策定について
議案第33号 市道路線の認定及び廃止について
議案第34号 平成13年度富山県砺波市一般会計補正予算(第7号)
議案第35号 平成13年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
議案第36号 平成13年度砺波市国民健康保険太田診療所特別会計補正予算(第1号)
議案第37号 平成13年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
議案第38号 平成13年度砺波市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)
議案第39号 平成13年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)
議案第40号 砺波市公平委員会委員の選任について
議案第41号 砺波市公平委員会委員の選任について
議案第42号 砺波市公平委員会委員の選任について
報告第 1号 専決処分の承認を求めることについて
 専決処分第1号 平成13年度富山県砺波市一般会計補正予算(第6号)
平成13年議員
提出議案第6号 市議会議員の公共事業等の契約対象除外に関する決議について
議員提出議案
第  1  号 砺波市議会委員会条例の一部改正について
議員提出議案
第  2  号 砺波市議会会議規則の一部改正について
請     願 医療制度改革について、国への意見書採択を求める請願書
請     願 雇用の危機突破を求める意見書採択等についての請願
請     願 安心の医療制度への抜本改革を求め、意見書採択等についての請願
砺波地区老人福祉施設組合議会議員の一般選挙
所管事務調査に係る閉会中の継続審査について



平成14年3月定例会 目次

   平成14年3月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(3月1日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  3
  報告事項 ……………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  平成13年議員提出議案第6号
   総務文教常任委員会の審査報告 ………………………………………………  3
    質疑・討論 ……………………………………………………………………  4
    採 決 …………………………………………………………………………  5
   特別委員会の報告 ………………………………………………………………  5
   施政方針並びに議案第1号から議案第33号まで、平成14年度富山県砺波市
   一般会計予算外32件及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについて
     提案理由の説明………(安念市長)……………………………………… 15

★第2号(3月7日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 33
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 33
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 33
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 33
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 34
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 34
  議案第34号から議案第39号まで、平成13年度富山県砺波市一般会計
  補正予算(第7号)外5件
    提案理由の説明………(安念市長)………………………………………… 35
  市政全般に関する代表質問
   16番  柴田 豊明 議員 ………………………………………………… 38
      ・平成14年度予算案及び実施計画について
      ・行政改革について
      ・佐藤工業(株)の会社更生法申請に伴う影響について
      ・市内の下水道計画について
      ・上水道水の鉛規制について
      ・出町小学校新築開校に伴う跡地文教ゾーンの対策について
      ・市町村合併問題について
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑
   10番  高田 隼水 議員 ………………………………………………… 56
      ・田園空間整備事業について
      ・社会動態(団地)による人口増加と高速自動車道路網の完成に
       よる砺波市の将来像について
    8番  池田 昭作 議員 ………………………………………………… 69
      ・庄川河川敷の整備について
      ・グリーンプラン計画について
      ・行政改革について
      ・幼保一体化事業の推進について
    7番  松本  昇 議員 ………………………………………………… 78
      ・地区の住宅人口の変化に伴う消防団員数及び車両設備の見直しに
       ついて
      ・学校給食センターの建設について
    6番  江守 俊光 議員 ………………………………………………… 83
      ・不景気下の雇用について
      ・当市のペイオフ対策について
      ・地域産業の振興について
      ・特産品の販路拡大について

★第3号(3月8日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 93
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 93
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 93
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 93
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 94
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 94
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑
    5番  寺島 良三 議員 ………………………………………………… 95
      ・市町村合併について
      ・下水道事業について
      ・高齢者福祉について
    4番  齊藤 源秋 議員 …………………………………………………105
      ・新年度からの教育課題について
      ・環境衛生の充実について
      ・国道、市道の改良促進について
    3番  柴田  智 議員 …………………………………………………115
      ・完全学校週5日制実施について
      ・高齢者居住安定確保法について
      ・ケーブルテレビの加入促進について
    2番  林  忠男 議員 …………………………………………………128
      ・進む少子化について(少子化対策)
      ・不妊治療について(少子化対策)
      ・心のケアについて(自殺者防止対策)
    1番  飯田 修平 議員 …………………………………………………137
      ・不登校の予防対策について
      ・野焼き禁止について
      ・優良農地の改廃規制と特産種もみの圃場確保について
   14番  西尾 英宣 議員 …………………………………………………148
      ・市町村合併について
      ・教育、福祉行政について
      ・財政支出の見直しについて
   17番  前田 喜代志 議員 ………………………………………………164
      ・まちづくりと住民自治について
      ・地域情報化の推進について
      ・環境基本条例づくりについて
  議案の常任委員会付託(議案第1号から議案第39号及び報告第1号) …176
  請願の常任委員会付託 ……………………………………………………………177

★第4号(3月15日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………179
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………179
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………180
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………180
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………180
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………181
  議案第1号から議案第39号及び報告第1号
   各常任委員会の審査報告 ………………………………………………………181
   質 疑 ……………………………………………………………………………188
   討 論
    反対討論 ……………(西尾議員)…………………………………………188
   採決(議案第1号、議案第26号、議案第27号、議案第34号) ……190
   採決(議案第2号から議案第25号、議案第28号から議案第33号、
   議案第35号から議案第39号及び報告第1号) …………………………190
  請願3件
   医療制度改革について、国への意見書採択を求める請願書
    質 疑 …………………………………………………………………………191
    討 論
     反対討論 …………(西尾議員)…………………………………………191
    採 決 …………………………………………………………………………192
   雇用の危機突破を求める意見書採択等についての請願
    質疑・討論 ……………………………………………………………………193
    採 決 …………………………………………………………………………193
   安心の医療制度への抜本改革を求め、意見書採択等についての請願
    質疑・討論 ……………………………………………………………………193
    採 決 …………………………………………………………………………193
  議案第40号
    提案理由の説明 ………(安念市長)………………………………………194
    採 決 …………………………………………………………………………194
  議案第41号及び議案第42号
    提案理由の説明 ………(安念市長)………………………………………195
    採 決(議案第41号) ……………………………………………………195
    採 決(議案第42号) ……………………………………………………195
   議員提出議案第1号
    提案理由の説明 ………(梶谷議員)………………………………………196
    討 論 …………………………………………………………………………196
    採 決 …………………………………………………………………………197
   議員提出議案第2号
    提案理由の説明 ………(梶谷議員)………………………………………197
    討 論 …………………………………………………………………………197
    採 決 …………………………………………………………………………197
   砺波地区老人福祉施設組合議会議員の一般選挙 ……………………………198
   所管事務調査に係る閉会中の継続審査 ………………………………………199
   閉会の宣告 ………………………………………………………………………199
 請願審査結果 …………………………………………………………………………203



平成14年3月定例会(第1号) 議事日程・名簿

     平成14年3月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
  第1 会議録署名議員の指名
  第2 会期の決定について
  第3 平成13年議員提出議案第6号 市議会議員の公共事業等の契約対象除外に
     関する決議について
     (委員長報告、質疑、討論、採決)
  第4 特別委員会の報告
  第5 施政方針並びに議案第1号から議案第33号まで、平成14年度富山県砺波
     市一般会計予算外32件及び報告第1号 専決処分の承認を求めることにつ
     いて
     (提案理由説明)

1.本日の会議に付した事件
  議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
      3月 1日  午前10時06分 開議
      3月 1日  午前11時49分 閉儀

1.出席議員(19名)
   1番 飯 田 修 平 君     2番 林   忠 男 君
   3番 柴 田   智 君     4番 齊 藤 源 秋 君
   5番 寺 島 良 三 君     6番 江 守 俊 光 君
   7番 松 本   昇 君     8番 池 田 昭 作 君
   9番 石 田 隆 紀 君    10番 高 田 隼 水 君
  11番 村 中 昭 二 君    12番 堀 田 信 一 君
  13番 山 岸 銀 七 君    14番 西 尾 英 宣 君
  15番 宮 木 文 夫 君    16番 柴 田 豊 明 君
  17番 前 田 喜代志 君    19番 松 本 恒 美 君
  20番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(1名)
  18番 吉 澤 邦 麿 君

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 野 村 泰 則 君

                   産業建設
 民生部長 津 田 俊 祐 君    部  長 藪 田 康 男 君

                   企画調整
 水道部長 坪 本 正 樹 君    室  長 堀   秋 博 君

 検査室長 宮 井   正 君    総務課長 吉 田 孝 夫 君

                   社会福祉
 財政課長 永 田 俊 満 君    課  長 今 井 孝 夫 君

 商工観光              上水道
 課  長 有 若   隆 君    課  長 安 念   茂 君

                   病  院
 病院長  北 野 喜 行 君    事務局長 井 上 辰 夫 君

 教  育
 委員長  長 久 太 郎 君    教育長  飯 田 敏 雄 君

 教育次長 喜 田 豊 明 君    監査委員 畑   尚 之 君

 監  査
 事務局長 永 井   進 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

 事務局長 古 井 勝 久      主  幹 舘   賢 一

 調査係長 田 嶋 和 樹



平成14年3月定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時06分 開議
◯議長(村中君) ただいまから平成14年3月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 まず、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235号の2第1項の規定により実施した例月出納検査の結果報告をお手元に配付のとおり受けておりますので、御検討をお願い申し上げます。

◯議長(村中君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第109条の規定により、議長において
   15番 宮 木 文 夫 君
   16番 柴 田 豊 明 君
   17番 前 田 喜代志 君
を指名いたします。

◯議長(村中君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本3月定例会の会期は、本日から3月15日までの15日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(村中君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月15日までの15日間と決定いたしました。

◯議長(村中君) 次に、日程第3 平成13年議員提出議案第6号 市議会議員の公共事業等の契約対象除外に関する決議についてを議題といたします。
 本案について、委員長の報告を求めます。
 総務文教常任委員長 高田隼水君。
  〔総務文教常任委員長 高田隼水君 登壇〕

◯総務文教常任委員長(高田君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について、御報告を申し上げます。
 平成13年第5回臨時会において、当委員会に付託され、閉会中の継続審査となっておりました平成13年議員提出議案第6号 市議会議員の公共事業等の契約対象除外に関する決議についてを審査するため、去る2月4日、総務文教常任委員会を開催したのであります。
 付託案件につきましては、慎重に審議をいたしました結果、原案を否決することに決したのであります。
 ここで、審査の概要について申し上げます。
 まず、この決議については、議員自身のモラルの問題であるが、議員は公共事業の請負契約等に関し、地方自治法第92条の2の規定を守り、議員本人が請負契約に影響力を及ぼさないように努め、より公明、清潔な議員活動を行う必要があるとの意見がありました。
 その具体的な発言内容としては、議員は役職により襟を正していかねばならないが、二親等以内まで規定することはよく検討しなければならない。
 役職についている場合は指名・請負等を自粛するならともかく、議員全員を対象とすると困難となるのではないか。この問題は議員自身のモラルであり、襟を正していくべきである。
 また、決議文中の「二親等」を「経営方針に関与している企業については、自粛するよう」と修正してはどうか。
 議員にも生活があるが、市民から疑惑を受けないようにしなければならない。
 この決議は二親等まで規制をしており、親族の生活権も侵害される恐れもあり、また議員自身のモラルの問題であり、今後、議会内部で十分に検討をしなければならない等の意見がありました。
 以上、審査の結果とその概要の一端を申し上げ、総務文教常任委員会の御報告といたします。

◯議長(村中君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(村中君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(村中君) 討論なしと認めます。
 これより、平成13年議員提出議案第6号を採決いたします。
 お諮りいたします。平成13年議員提出議案第6号 市議会議員の公共事業等の契約対象除外に関する決議についてに対する委員長の報告は、原案否決であります。
 本議案を委員長報告のとおり否決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔起立多数〕

◯議長(村中君) 起立多数であります。よって、平成13年議員提出議案第6号 市議会議員の公共事業等の契約対象除外に関する決議については、委員長報告のとおり否決することに決しました。

◯議長(村中君) 次に、日程第4 特別委員会の報告についてを議題といたします。
 各特別委員会の報告を求めます。
 広域都市問題特別委員会委員長 池田昭作君。
  〔広域都市問題特別委員会委員長 池田昭作君 登壇〕

◯広域都市問題特別委員会委員長(池田君) 広域都市問題特別委員会の御報告を申し上げます。
 当特別委員会は、去る1月28日、関係当局の出席を得て開催したのであります。
 まず最初に、砺波広域圏事業について、次いで砺波広域水道企業団事業、砺波地方介護保険事業の概要について説明を受け、当面する諸問題について協議をいたしたのであります。
 それでは、砺波広域圏事業につきまして、事業の概要について申し上げます。
 社会福祉法人わらび学園については、本年度在籍園児数は、砺波市からの4名を初めとして、砺波広域圏内から14名、その他町村からの4名、合わせて18名とのことでありました。
 次に、砺波圏急患センターにつきましては、休日の夜間に開設をしているもので、平成12年度の利用実績については、73日の診療日数に対し、福野町が177名、砺波市が61名、ほか346名の診療実績があり、1日当たりでは4.7人の利用者数とのことでありました。
 次に、砺波広域圏ケーブルテレビ施設整備事業については、平成13年12月末の加入数及び加入率は、広域圏全体で3,399世帯、29.49%で、うち砺波市が1,046世帯、22.94%となっており、従来からのとなみ衛星通信テレビ株式会社が整備したエリアと併せ、砺波市の加入率は計画世帯数1万1,045世帯のうち2,681世帯が加入し、24.26%とのことでありました。
 次に、クリーンセンターとなみ事業に関しましては、1市3町1村のエリアを構成市町村としてごみ処理を行っており、ごみ焼却施設、粗大ごみ処理施設、最終処分場の3施設を運営管理しております。
 ごみ焼却施設については、現在、ダイオキシン対策のため、排ガス高度処理施設の整備工事を実施中でございます。整備の内容は、ごみ焼却施設におけるダイオキシン類の低減化措置として、温調用熱交換器の新設、ろ過式集じん器の新設、ガス冷却室の拡張、誘引通風機の更新、灰固形化施設を新設することなどで、総事業費14億9,149万8,000円とのことでありました。
 また、一般廃棄物最終処分場につきましては、従来からの安定型から管理型処分場への整備事業として、徳万地内において、平成11年度及び12年度の2カ年継続事業で、埋立容量5万7,000立方メートルの埋立処分場及び浸出水処理施設の建設を行い、平成13年3月に完成したもので、今後15年間の使用が可能とのことでありました。
 次に、広域消防につきましては、平成10年4月に1市5町1村で常備消防が合併し、11年4月には平村、上平村、利賀村の五箇三村が加わり、砺波広域圏の全市町村で構成されることとなり、1本部5署、1出張所及び2分遣所で、職員は148名体制とのことであります。
 火災及び緊急等の発生件数について、平成12年度と13年度を比較してみますと、火災に関しましては2件減の38件、緊急救助については143件増の2,498件で、件数的には圧倒的に救急の要請が増加しており、今後は救急車両等の適正配置による効率化を検討し、救命率の向上に努めたいとのことでありました。
 次に、広域農業共済事業につきましては、平成13年4月1日に砺波広域圏事務組合に統合され、1年を迎えようとしております。
 農業共済事業の執行計画としては、大豆共済の累積欠損金の解消と損害防止の効果的な実施及び農家負担の軽減、大豆共済の災害品質補償方式の導入調査、事業普及と市町村・地区推進協議会の取り組み、家畜共済診療業務の嘱託化拡大と水稲共済異動票作成システムの改良と普及に重点的に取り組むとのことでありました。
 また、大豆共済の制度改正については、生産者の出荷実績に基づき、単位収量、等級を設定し、共済割合も組合員の選択制とするものであり、2、3年後の実施に向けて過去のデータ収集及び生産者の意向把握に当たりたいとのことでありました。
 次に、広域水道企業団の概要について御報告いたします。
 まず、供給地域1市5町1村の計画給水人口は10万1,000人で、1人1日最大給水量は600リットル、1日最大供給量は4万8,600トンであります。
 また、供給料金については、従来1トン当たり75円でありましたが、平成13年度からは5円の値下げを行い、70円で供給しているとのことで、今後とも水質に万全を期するとともに、安全で低廉な水の供給に努めていきたいとのことでありました。
 企業債等の残高におきましては、本年度末までに償還総額の83.8%が償還され、償還残高は25億9,552万9,000円となり、その中でも庄川かんがい負担残高2億9,109万9,000円については、平成16年度で償還が完了するとのことであり、今後は一層の経営の安定が見込まれるとのことでありました。
 次に、介護保険事業につきましては、平成11年2月3日に、一部事務組合として砺波地方介護保険事務組合を2市6町4村の構成で設立し、平成12年4月から実施をいたし1年10カ月を迎えようとしております。
 平成13年の3月から8月までの実績として、要介護認定者は4,228人で、受給者は3,496人とのことでありました。
 居宅サービスにおける1カ月当たりの要介護者数は2,198人、1人当たりの給付額は8万76円で、利用限度額に対する利用割合は35.5%でありました。また、施設サービスの受給者は1,298人で、1人当たり平均給付額は31万4,510円とのことでありました。
 なお、介護保険料の普通徴収における収納率は92%とのことでありました。
 また、本年度における圏域内の施設サービスの現状は、特別養護老人ホーム565床、老人保健施設479床、療養型病床群374床で合計1,418床であり、3施設とも待機者が多い状況にあり、施設の充実が必要とのことでありました。
 次に、主な質疑、意見等について申し上げます。
 まず、砺波広域圏事務組合の高等教育機関基金及びふるさと市町村圏基金の今後の見通しについてただしたところ、高等教育機関基金については、専門学校も対象にしてはとの意見もありますが、当面は現状のままで新たな学校の設置があれば支援を行いたいとのことでありました。
 また、ふるさと市町村圏基金については、昨今低金利ではあるが、元金を取り崩さず、利子の運用によりイベント等の支援をしたいとのことでありました。
 次に、介護保険事業における施設の増設及び保険料改定の見通しについてただしたところ、介護保険組合の構成市町村内に特別養護老人ホーム等の増床計画があり、平成14年度で191床の増床が見込まれ、これらサービス提供施設の増加等に伴う保険給付額の増加が見込まれるため、今後保険料の改定が必要となってくる見通しとのことでありました。
 次に、ケーブルテレビを通じ行政サービス利用への向上を図るため、砺波市としての全戸加入の方策についてただしたところ、行政が財政支援によりエリア内の全戸加入の整備を行うことについては、既加入者との不公平が生じるため困難であり、また、低所得者に対する助成についても難しい面があるので、当面は加入金の分割払い等の実施により対応したいとのことでありました。
 そのほか、大豆、水稲の共済制度について、緊急出動時における出動署の状況について、廃棄物リサイクル促進のデポジット制の導入について、共済事業における水張り面積の算出について、ケーブルテレビの地区別加入率について、介護保険の収納状況について、市町村合併についてそれぞれ意見要望等があったところであります。
 以上、当面する問題について審議の概要を申し上げ、広域都市問題特別委員会の報告といたします。

◯議長(村中君) 環境保全対策特別委員会委員長 宮木文夫君。
  〔環境保全対策特別委員会委員長 宮木文夫君 登壇〕

◯環境保全対策特別委員会委員長(宮木君) 環境保全対策特別委員会報告を申し上げます。
 当特別委員会は、去る1月29日、関係当局の出席を得て、環境保全について協議いたしたところであります。
 まず、環境保全対策については、市民と行政が一体となって取り組んでいかねばならないことでもあり、常に状況を把握していくことが大切であり、当市の環境行政の現状について当局の説明を求めたところであります。
 現在、市内において、大気汚染防止法、水質汚濁防止法等の法律及び富山県公害防止条例の規定に基づき、政令等で定める特定施設を有する事業所は、昨年より2事業所が増加し465事業所となっております。
 また、市で受理した公害苦情については、富山県環境保全課に報告しており、本年度は12月末現在で21件あり、また主なものとしては、道路へのごみの放置、家庭や事業所でのごみ焼却に伴うばい煙等の苦情があり、これらについては、問題の発生の都度、直ちに原因調査を行い、苦情に対する処置を適切に行っているとのことであります。
 次に、地下水の採取については、本年度富山県地下水の採取に関する条例に基づく設置届出件数は、これまでに6件、また廃止が1件で、合計278件の揚水設備が届け出られております。
 近年設置された揚水設備の多くは、融雪用の用途が多くなっていることから、事業所などで必要以上に揚水されることを避け、交互散水方式の採用、降雪探知器の設置に配慮するなど、おおむね1分間当たり1平方メートルに対して0.3リットルの量を目標値として指導しており、また「砺波市開発指導要綱」に井戸の深度を100メートル以上とするよう義務づけをいたしております。
 また、庄川流域並びに庄川扇状地の河川や地下水のメカニズムについて、国土交通省富山工事事務所で調査中であり、砺波市は庄川扇状地地下水環境検討委員会にオブザーバーとして参加しているとのことでありました。
 次に、公害防止のための各種の定期測定につきましては、測定場所は市内全域にわたっており、水質測定は工場排水を含む農業用水について15カ所、大気観測は太田に1局、騒音測定は環境騒音調査地点9地点、交通騒音調査地点15地点の合計24地点の測定地点を行っております。
 また、ごみ処理の状況につきましては、平成4年7月から現在の有料指定袋を使用した分別収集を実施しており、一般家庭系可燃ごみと事業系可燃ごみを加えると全体の89.3%を占めており、最近のダイオキシン問題を反映し、排出されるごみの量は平成10年から年ごとに伸びてきております。また、宅地開発やアパートの増加もあり、ごみステーション数も増加しているとのことであります。
 次に、し尿処理については、公共下水道、農業集落排水及び個人の浄化槽の設置などによる水洗化の拡大に伴い、くみ取り生し尿収集量は年々低減傾向にあるが、農業集落排水施設及び合併処理浄化槽からの汚泥については増加しているとのことでありました。
 次に、不法投棄の監視については、平成13年4月から家電リサイクル法が施行され、家電4品目の不法投棄の増加が懸念されたことから、不法投棄防止パトロール隊を結成し、監視体制を強化するとともに情報把握に努めているところであり、平成13年4月 から12月の不法投棄通報件数は8件であり、また市による家電4品目の回収台数は10台とのことでありました。
 次に、主な意見について申し上げます。
 まず、騒音の規制値のオーバーしている場所があるが、その対策等についてただしたところ、現在、騒音測定調査によると、生活に支障を来す80デシベルを下回っており、特に苦情もないので今後の経過を見守るとのことでありました。
 また、大辻にある畜産農家の悪臭の問題について、環境面から対策についてただしたところ、現在、大辻地内で年1回、アンモニア、ノルマル酪酸、ノルマル吉草酸等の濃度を測定しているが、現状の測定結果では公害防止法による行政指導は困難であり、今後は、悪臭測定の回数の増加を検討し、また同所の浄化施設が十分に稼動されていれば悪臭の発生が防げるとのことであり、当面は施設等の指導を行っている農林課サイドから施設改善の指導を行いたいとのことでありました。
 当委員会としても、悪臭の防止については、近隣住民を初め、新出町小学校も近いことでもあり、関係機関並びに関係各課と十分連携し、一刻も早く生活環境の保全に努められるよう強く要望するものであります。
 家電リサイクル法の施行に伴う不法投棄のパトロールの状況についてただしたところ、現在、17名でパトロール隊が組織されており、昨年は2回実施し、普通ダンプ2台分を回収したとのことであり、大量に不法投棄される場所も特定されており、今後とも継続してパトロールを実施するとのことでありました。
 野焼きが全面禁止されるが、その状況についてただしたところ、法律の施行により野焼きは原則禁止となり、その中には農林業に関するもの及び樹木剪定枝葉等も含まれるとのことでありました。
 また、個人の簡易焼却炉の使用についても、本年12月からダイオキシン発生防止のため、全面使用禁止となるとのことであり、今後は細かく裁断し、クリーンセンターに持ち込むよう指導するとのことでありました。
 その他に、庄東地区観測井戸における水位調査結果の地元への公表について、生ごみのリサイクルについて、電気式生ごみ処理機の補助状況についてなどの意見、要望があったところであります。
 以上、当面する問題について審議の概要を申し上げ、環境保全対策特別委員会の報告とさせていただきます。

◯議長(村中君) 下水道対策特別委員会委員長 寺島良三君。
  〔下水道対策特別委員会委員長 寺島良三君 登壇〕

◯下水道対策特別委員会委員長(寺島君) 下水道対策特別委員会の審議の概要について報告を申し上げます。
 当委員会は、去る1月30日に、関係当局の出席を得て、公共下水道事業や農業集落排水事業の進捗状況並びに合併処理浄化槽事業について所管課より説明を受け、当面する諸事項について審議いたしたところであります。
 まず、小矢部川流域下水道事業の概要については、平成12年度末における処理面積等の事業進捗状況は、全体事業計画1万2,200ヘクタールのうち、事業計画認可面積は7,439ヘクタール、事業実施面積は4,363ヘクタールで、58.7%の進捗率とのことでございました。
 次に、砺波市での公共下水道事業の概要につきましては、昭和59年8月に認可され、平成3年4月に出町市街地の一部が供用開始され、平成5年10月に砺波市特定環境保全公共下水道事業計画の認可を受けております。
 今年度末においては、公共下水道事業では291ヘクタール、特定環境保全公共下水道事業においては、油田地区の一部供用開始部分を含め146ヘクタールで、合計397ヘクタールの処理面積になるとのことでありました。
 次に、下水道事業の進捗状況等については、まず公共下水道事業では、本年度におきまして、管路延長171メートル、事業費で6,100万円、特定環境保全公共下水道事業では、管路延長6,696メートル、事業費で6億7,900万円となる見込みであります。
 また、接続状況につきましては、公共下水道事業では105世帯、特定環境保全下水道事業では96世帯のつなぎ込みをいただいたところで、水洗化率はそれぞれ81.2%及び42.8%とのことでありました。
 次に、農業集落排水事業の概要といたしましては、平成8年度から供用開始している東般若地区、平成10年度から供用開始している般若地区、さらに本年度から供用開始の栴檀野地区の3地区が稼動しており、さらに本年度末には栴檀野地区においては処理場の機能調整工事を終え、すべての工事が完了するとのことでありました。
 また、庄東3地区における接続件数は135世帯でつなぎ込みがされたところであり、水洗化率は71.1%になるとのことでありました。
 次に、平成12年度から実施されております、今後10年以内に下水道整備が見込めない地域における合併処理浄化槽設置整備補助事業の本年度の設置数は61基、事業費で2,751万9,000円とのことでありました。
 さらに今後は、太田地区、中野地区、五鹿屋地区の特定環境保全公共下水道事業の地区においても、国土交通省、環境省、農林水産省の3省統一の経済比較マニュアル並びに長期展望に立った市の財政を踏まえ、家屋間限界距離に基づき、延長80メートル以上のところにつきましては、従来の市が合併処理浄化槽を設置し管理する総務省方式から、北部地区と同様に設置者に補助金を交付し、設置者自らが管理を行う環境省方式の合併処理浄化槽による整備を検討しているとのことでありました。
 次に、砺波市全体の下水道普及率は36.6%で、富山県下の59%に比べますとまだまだ低い状況にありますが、個別処理の13.4%を加えますと約50%になるところです。
 また、平成14年度からは、栴檀山地区において新しく合併処理浄化槽による特定地域生活排水処理事業を実施するとのことでありました。
 次に、主な意見要望について申し上げます。
 まず、2期幹線の今後の見通しについてただしたところ、当初の小矢部川流域下水道計画における2期幹線は、現段階では計画されていないが、現在、福岡町からの2期幹線計画について、福岡町を中心に高岡市、小矢部市及び砺波市において協議中とのことでありました。
 次に、受益者負担金及び使用料の滞納対策についてただしたところ、受益者負担金の滞納については、倒産した企業、行方不明者、経営不振などがあるが、納入者が不明となり滞納処分の執行停止処分を行い整理するものを除いて徴収に努めるとのことでありました。
 当委員会としても、大多数の市民が、生活が苦しい中にも善良に納入していることを踏まえ、公平の原則においても厳正に対応されるよう強く要望するものであります。
 次に、下水道事業完了地区における水洗化率の向上対策についてただしたところ、農業集落排水事業で整備した地区については、昨年10月に般若地区において、未接続世帯を全戸訪問し、接続の依頼を行ったとのことでありました。また、公共下水道事業で整備した地区につきましては、管渠工事が完了した地区の住民にその旨のはがきを出すなど、一日も早い接続をお願いしているとのことでありました。
 さらに、平成14年度から、特定環境保全公共下水道事業及び農業集落排水事業地区におきましても、水洗化促進補助金交付要綱を定め、水洗化率の向上を図りたいとのことでありました。
 その他、企業の受益者負担金について、大辻地内の畜産農家の対策並びに制度融資の活用による水洗化の促進等について意見・要望があったところであります。
 以上、当面する問題について審議の概要を申し上げ、下水道対策特別委員会の報告といたします。

◯議長(村中君) 病院事業特別委員会副委員長 松本恒美君。
  〔病院事業特別委員会副委員長 松本恒美君 登壇〕

◯病院事業特別委員会副委員長(松本君) 病院事業特別委員会の御報告を申し上げます。
 当委員会は去る平成14年2月14日、市長を初め当局の出席を得て委員会を開催し、病院事業の当面する問題について協議をいたしたのであります。
 ここで、審査の概要について御報告いたします。
 まず、病院事業の経営状況については、平成13年12月末現在では、1日の平均患者数は、入院では398人で、当初計画に対し若干減少となっているものの、外来ではほぼ当初計画どおりの1,473人とのことでありました。
 しかしながら、入院及び外来ともに診療単価の順調な伸びが見られること、さらに本年1月から入院患者数にも伸びが見られることから、この状態が続けばほぼ予算どおりの収益が見込めるとのことでありました。
 また、診療費の改定等については、現在、中央社会保険医療協議会において審議されているところでありますが、来年度において、薬価では1.4%の減、診療報酬では1.3%の減で、合計2.7%の診療費のマイナス改定が行われる見込みとのことであります。
 この改定が実施されますと、医業収益にも大きく影響することから、診療報酬上、加算措置の大きい急性期病院の条件を早く整え、医業収益の確保ができるように病院内で検討をしているとのことでありました。
 次に、病院増改築工事の進捗については、昨年7月の西棟完成後、第1病棟や中央診療棟の機能を仮設建物等に移設し、同年10月から11月にかけて、第1病棟及び中央診療棟の解体工事を行い、現在、基礎工事のための地下掘削工事を行っているとのことであります。
 土留工事については、一部に地盤が固く当初は進捗の遅れもあったが、現在は工程どおり二次掘削を行っており、4月には基礎工事及び免震工事に取りかかることが可能とのことでありました。
 5月からは躯体工事に取りかかり、12月には8階までのコンクリートの打設を行い、平成15年1月からヘリポートにかかるペントハウスの工事を行い、同年2月には全躯体工事が終了予定で、同年5月には東棟の完成を迎え、7月にはオープンの予定とのことでありました。
 さらに、北棟の改修については、平成15年7月から平成16年2月の予定とのことでありました。
 次に、病床数の変更については、昨年の医療法の改正により、1ベッド当たりの占有面積が4.3平方メートル以上から6.4平方メートル以上に改定されたため、東棟7階の精神病棟が50床から44床に6床減少する結果、全体では当初534床のところ528床に変更するとのことであります。
 次に、企業債の償還計画については、平成11年には約9億円、平成12年には約43億円、平成13年には約32億円、平成14年には約30億円、平成15年には約21億円、平成16年には約5億円の起債を予定しており、未償還残高は平成15年度でピークを迎え155億3,000万円になるとのことであり、平成17年度には元金償還のピークを迎え8億7,000万円になるとのことであり、4億8,000万円の利息と合わせて13億5,000万円に達するとのことであります。
 次に、(仮称)砺波市健康づくりセンターの計画については、平成14年度から実施設計に着手し、平成15年7月の病院増改築事業における北棟の改修に併せて1階の一部と2階及び3階に設置するとのことでありました。
 また、同センターの機能としては、健康相談、健康診査、予防接種等の保健機能、高齢者や身体障害者に対する福祉サービス機能、さらには子育て支援機能を併せ持ったものを考えているとのことでありました。
 そのほか、償還利息の総額について、平均在院日数について、小児科診療について、救急救命センターの設置について意見及び要望があったところであります。
 当委員会としても、今後、診療費の引き下げ、隣接する新しい病院の開設、多額な企業債の償還など、病院事業を取り巻く環境が一層厳しくなることから、経費の節減に努め、効率的な経営に努められるよう要望するものであります。
 以上、審査の結果とその概要について申し上げ、病院事業特別委員会の御報告といたします。

◯議長(村中君) 次に、日程第5 施政方針並びに議案第1号から議案第33号まで、平成14年度富山県砺波市一般会計予算外32件及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 本日、ここに平成14年3月砺波市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御多忙中にもかかわらず、御出席を賜り厚く御礼を申し上げます。
 提案いたしました平成14年度予算案を初めとする諸案件について、その概要と所信を申し上げ、議員各位を初め市民の御理解と御協力を賜りたいと存じております。
 さて、今日の国際社会は、温暖化による地球環境の破壊、地域紛争や難民問題、世界を震撼させたテロ行為など、さまざまな問題に直面しております。また、世界経済面では、ようやく回復の兆しが見え始めたと言われており、また、本年1月からはEU(欧州連合)の共通通貨「ユーロ」の流通が開始され、新たな時代を迎えております。
 我が国においては、本格的な少子・高齢社会を迎えており、また、高度情報化やグローバル化が予想を上回る進展を見せております。さらには、ダイオキシンなどの環境問題、青少年の教育問題、厳しい雇用情勢、多様化する犯罪など、課題が山積しております。
 そうした中、政府は、赤字公債発行を抑制し経済の持続的な成長力を高めるための構造改革を推進し、経済不況からの脱却を図るとの方針のもと、「改革断行予算」と位置づけた平成14年度予算案を提出し、今国会において審議が行われております。
 一方、地方自治体においては、不況による財源不足と地方交付税等の見直しによる一般財源の収入減となるところであります。しかしながら、市民ニーズはますます高度化、多様化しており、豊かな市民生活の実現と福祉の向上のため、より一層の創意工夫を凝らし、明確なビジョンを持って、計画的かつ重点的に諸施策を推進していくことが重要であります。
 このように、時代は大きな転換期にありますが、市民の皆さんと策定した第7次総合計画の基本理念「人すこやか 心なごやか 緑さわやか」に基づき、目指す都市像「散居に広がる 快適都市 となみ」の実現のため、市民と力を合わせて全力で取り組んでまいりたいと存じております。
 平成9年12月に4万人を超えた人口は、その後も着実に増加を続けており、住民基本台帳による2月20日現在の人口は4万1,468人を数えております。さらには、土地区画整理事業や主要幹線道路の整備、そして大規模店舗や企業の進出などによって、先般発表されましたマスコミの「全都市住みよさランキング」において第3位にランクされるなど、活気あるまちとして高い評価を得ております。
 このことは市勢の発展を示すものであり、先人によって築き上げられてまいりましたこれらの財産をしっかりと受け継ぎ、市民の皆さんとともにさらなる発展を目指し、財源の厳しい時代ですが、地方分権の確立に向けて、希望と魅力あふれるまちづくりを推進してまいりたいと考えております。
 次に、平成14年度の予算編成の基本方針について申し上げます。
 我が国経済は、2月の月例経済報告によれば、景気の基調判断については、個人消費が低迷し雇用情勢が依然厳しいことなどから、昨年12月報告の「悪化を続けている」との見方を3カ月連続で据え置いた内容となっております。また、完全失業率につきましても、昨年12月には過去最高の5.6%となり、依然として厳しさを増しております。このことから、消費マインドも悪化傾向が懸念されており、今後も十分に注視していく必要があります。
 国においては、構造改革の道筋を示す「改革工程表」が取りまとめられ、先行して実施すべき施策として「改革先行プログラム」が示され、早急な実施に努めることとして進められております。これを受けて、緊急雇用対策などを含む平成13年度補正予算が可決されたところであります。その後、さらに景気下支えのための公共事業を中心として、環境、少子・高齢化対策など重点7分野について、先般、第2次補正予算が成立したところであります。
 しかしながら、国の「2002年度予算編成」では、公共投資関係費を対前年度比10%を削減することや歳出全般にわたり見直しを行うこととしており、補助金等や地方交付税の地方歳出の縮減で、極めて厳しい内容が示されております。
 一方、地方財政におきましても、国と同一の基調による地方財政計画での規模は約87兆5,700億円、一般歳出ベースでは71兆1,300億円程度と対前年度比3.3%の減とされたところであります。
 当市の平成14年度の当初予算編成に当たりましては、国・県の新年度予算編成方針と地方財政計画等を勘案しながら、財政の健全性の確保と独自の改革を推進いたしたいと存じております。
 しかしながら、今後着実に推進しなければならない環境対策や雇用対策を初めとし、教育施設、福祉施設等の重要課題である大型事業につきましては、第7次総合計画に基づき、事業の優先度・緊急度・事業効果等を勘案し、推進してまいりたいと考えております。
 このような基本方針に基づき編成いたしました平成14年度の会計別予算案の規模は、
 一般会計166億5,200万円(対前年度比△5億2,600万円 3.1%減)
 特別会計 74億9,270万円(対前年度比5億3,570万円 7.7%増)
 企業会計172億0,270万円(対前年度比4億9,310万円 3.0%増)
 総  額413億4,740万円(対前年度比5億0,280万円 1.2%増)
となったところであります。
 次に、歳出予算の概要につきましては、第7次総合計画に掲げました「まちづくり施策の大綱」に基づき御説明申し上げます。
 第1に、「健やかでやすらぎのある生活づくり」について申し上げます。
 市民が健康で安心してやすらぎのある生活ができるよう、保健・医療・福祉の各施策を展開することが重要であると考えております。
 まず、市民の健康増進につきましては、「市民一人一人のライフサイクルに応じた健康づくり」を目標とし、基本健康診査、がん検診等の受診しやすい体制づくりに努めるとともに、生活習慣病予防のための食生活改善の施策や訪問指導をきめ細かく実施してまいりたいと考えております。
 なお、基本健康診査のメニューに新たにC型肝炎の検査項目を追加して実施するとともに、「歯ぐきフレッシュアップ作戦」として、市内の中学1年生及び2年生を対象に歯周病予防のための歯磨きの個別指導を実施したいと考えております。
 次に、「(仮称)健康づくりセンター」につきましては、平成16年度の開所を目指しております。今年度末から基本設計に着手し、新年度において実施設計、平成15年度早期の工事着手に向けて諸準備を進めてまいりたいと考えております。
 次に、病院事業について申し上げます。
 増改築事業につきましては、東棟の山留工事を終え、現在、地下掘削工事を行っております。4月から免震構造の基礎工事に入り、順調に進めば、年内には8階まで躯体工事が終わる予定であります。また、病院東側の医師住宅につきましては、解体の後、患者用駐車場に整備したいと考えております。
 経営状況につきましては、診療報酬改定による引き下げ、増改築工事による一時的な費用の増加などで、ここ数年間は苦しい状態が続きますが、職員とともに地域の中核病院として、経営の健全化に努めてまいりたいと存じております。
 次に、社会福祉事業について申し上げます。
 まず、高齢者福祉について申し上げます。当市の高齢化率は年々上昇を続けており、本年1月末では20.8%となっております。こうした状況を踏まえ、「高齢者保健福祉計画」に基づき、高齢者福祉施策を総合的、計画的に推進してまいりたいと考えております。北部地区における総合福祉施設の整備につきましては、平成14年度での用地取得を目指し、基本設計を実施したいと考えております。また、老人クラブ連合会が行うシニアウォーク事業、ニュースポーツ講習等を推進し、高齢者が健康で生きがいのある生活を送れるよう努めてまいりたいと存じております。
 次に、介護保険について申し上げます。
 導入以来2年目の圏域内における介護保険の利用状況につきましては、居宅サービスは対前年比12.2%の伸び、施設サービスは8%の伸びを示しており、平成14年度の利用推計値では、事業計画に対して居宅が105%、施設が99%と見込まれております。このような実態を踏まえて、今後とも、各種居宅及び施設サービスが過不足なく受給できるよう、民間も含めた体制整備に努めてまいりたいと存じております。
 なお、特別養護老人ホームの整備につきましては、民間において建設整備計画が予定されており、国・県の補助金に加え、当市としても一部助成を検討しているところであります。
 また、介護保険に該当しない福祉サービスにつきましては、従来の施策に加え、ひとり暮らし高齢者等が安心して暮らせるよう、新しい緊急通報装置等支援強化を図ってまいりたいと考えております。
 次に、障害者福祉につきましては、「障害者福祉計画」に基づき、着実に施策を展開してまいりたいと考えております。平成14年度からは、国・県の補助を受け、障害者社会参加促進事業を実施し、障害者の社会参加を呼びかけてまいりたいと存じております。なお、精神保健福祉法の改正に伴い、平成14年度から精神保健福祉業務の一部が保健所から移管されることになっております。保健所等の関係機関とも連携を取りながら、精神障害者に対する福祉サービスの充実を図ってまいりたいと考えております。
 次に、児童福祉について申し上げます。
 「(仮称)太田保育所」の建設につきましては、現在、実施設計を進めており、先般、国へ事前協議を行ったところであります。今後、用地取得を行い、国の内示があり次第、幼稚園の改修も行い、平成15年度開設に向けて工事に着手したいと考えております。
 平成14年度の保育所入所申し込み状況につきましては、乳児保育や低年齢児保育の希望が増加しており、定員を上回る状況であります。今後は、途中入所への対応や適正な職員配置を行い、安全な保育に努めてまいりたいと存じております。
 また、放課後児童クラブにつきましては、油田地区及び砺波東部、砺波北部、鷹栖の各小学校校下で実施いたしております。現在、利用申し込みを取りまとめているところであり、中でも、鷹栖小学校校下につきましては、児童数の増加に伴い校舎内の空き教室での実施が困難となってまいりましたので、活動拠点施設の整備を行いたいと考えております。
 次に、近年特に問題となっております児童虐待につきましては、今年度に設立した砺波市児童虐待防止連絡協議会等の関係機関と連携を図り、被虐待児童の早期発見とサポートシステムの構築に努めてまいりたいと存じております。
 第2に、「豊かな心と創造性に富む人づくり」について申し上げます。
 まず、教育の振興について申し上げます。
 平成14年度から新学習指導要領による教育課程の本格実施となります。各小中学校では基礎・基本の学習を大切にするとともに、総合的な学習の時間の趣旨を生かすこと及び地域や学校の特色を活かした教育課程の編成と学習活動の充実を図ることなどが重要だと考えております。
 また、学校・家庭・地域の三者が連携して、子供たちが社会性を身につけ、主体的に生きる喜びを育むことができるように条件を整備することも大切であります。引き続き、「心の教育推進事業」「14歳の挑戦事業」などの事業を実施し、体験的・実践的諸活動を通して子供たちが一層たくましく育つよう図ってまいりたいと考えております。
 また、出町小学校の校舎等建設事業につきましては、2月に完成をいたしましたので、竣工検査を経て3月中に引越し作業を終えたいと存じております。4月3日には、新校舎において入校式と始業式を挙行されることになっております。
 砺波東部小学校の児童数急増化対策につきましては、校下の自治振興会、PTAの皆さん、学校関係者等による懇談会を設け検討してきたところであります。体育館の老朽化や教室数不足などが見込まれることから、今後の改築計画を進めるため、平成14年度において基本設計を作成し、その後、平成15年度着工に向けて体育館等の実施設計に着手したいと考えております。
 また、学校給食センターにつきましては、施設検討委員会において施設整備の協議を進めてまいりました。その結果、平成14年度からの2カ年で建設事業に取り組むこととし、新年度では用地取得、実施設計を行い、一部工事に着手したいと考えております。
 次に、生涯学習につきましては、4月から実施されます学校週5日制への対応として、青少年地域活動事業の委託料を増額するなど、地域における青少年活動を充実させるとともに、地域学習支援センターや子育てサポーター養成講座の新設などにより、地域で取り組んでいただきたいと存じます。また、地域活動の拠点となる地区公民館や幼稚園及び学校施設の地域開放を積極的に推し進めたいと考えております。
 生涯学習活動の拠点施設の整備につきましては、生涯学習施設計画検討委員会において、引き続き出町文教ゾーンを念頭に、その内容、規模などについて検討を行っていただき、平成14年度末には意見書を提出していただく予定であります。その他、「市民一人一学習」を合い言葉に、市民大学「学遊塾」を初め各種講座・教室を充実させるとともに、社会教育団体の活動支援などを推進してまいりたいと考えております。
 次に、スポーツの振興について申し上げます。
 高齢化の中における健康の維持・増進、余暇時間の増加、子供たちの体力の低下、さらには地域におけるコミュニティの欠如が問われる中で、スポーツの果たす役割がますます大きくなってきております。こうした生涯スポーツの受け皿として、引き続き地区体育振興会の設立を働きかけてまいりたいと存じております。さらには、各種スポーツ教室の開催や「名球会」の誘致にあわせ、ニュースポーツを中心としたスポーツイベントの実施、また、庄川河川敷の水辺ふれあいロードの着工を記念し、新たに河川敷を利用した「となみチューリップマラソン大会」を開催するなど、広く市民の皆さんがスポーツに触れる機会を提供してまいりたいと考えております。
 また、国際スポーツ交流として、日中国交正常化30周年を記念し、中学生を日中友好交流中学生卓球交歓大会に派遣し、友好都市との交流を促進するとともに、競技力の向上を図りたいと考えております。
 一方、施設面では、順次建設を行っております地域体育館の建設を進めるとともに、陸上競技場の設計に着手したいと考えております。
 次に、芸術・文化の推進について申し上げます。
 美術館におきましては、「日本陶磁五千年の至宝」と題しまして、重要文化財3点を含む陶磁器の展覧会を初め、京都画壇で活躍されている作家の日本画展などの企画展を予定しております。また、市内の園児や児童を対象にした「子どもの造形アトリエ」などの美術教育の推進を図るとともに、美術品の収集や調査も行いたいと考えております。
 文化会館におきましては、子供たちの発達段階に応じた団体鑑賞プログラムを展開するとともに、市民の芸術文化の高揚を図るため、演劇や演奏会など多彩な自主事業を計画しております。また、文化協会と連携し、文化祭の開催やアマチュア文化団体の育成に努めたいと考えております。なお、開館から20年が経過し、施設・設備とも老朽化していることから、大規模改修に係る基本設計を行ったところであり、市制50周年に当たる平成16年度春までの3カ年で改修工事を実施したいと考えております。
 文化財の保護につきましては、増山城跡総合調査の第6年次調査及び子供歌舞伎曳山修理事業の第5年次事業を実施するとともに、開発行為に伴う埋蔵文化財調査を初め、市内の文化財保護のために必要な施策を実施したいと考えております。
 次に、国際交流事業について申し上げます。
 チューリップを御縁に、昨年の第50回チューリップフェアに当市を訪問いただいたアメリカ合衆国のスカジットバレー・チューリップフェスティバルの会長から、本年4月に開催される同フェスティバルに招待をいただいております。チューリップによる交流の輪を広げるとともに、英語を公用語とする人々・地域との新たな交流の機会として参加してまいりたいと考えております。
 なお、青少年の国際交流として、4月にオランダ王国リッセ市へ中学生を派遣し、ホームステイや学校訪問などを通して交流を深めていただきたいと存じております。
 その他、姉妹友好都市等との交流につきましても、これまで培ってまいりました友好、信頼のきずなを大切に、相互の連絡を密にしながら、一層の交流推進に努めてまいりたいと存じております。
 第3に、「緑豊かで安全な快適環境づくり」について申し上げます。
 豊かな環境の保全は、市民が健康で文化的な生活を営む上で必要なことであり、良好な地域環境を将来の世代へつないでいくことが大切であります。そのためには、身近なところから環境への負荷の低減に努めなければなりません。これまで、循環型社会の実現に向けて、資源ごみの分別収集や容器包装リサイクル、家電リサイクル、さらにはごみ焼却施設のダイオキシン対策などを行ってまいりました。散居という豊かな自然環境の中で、「もっと住みたくなる となみ」をつくり出すため、市、市民、事業者、民間団体などがそれぞれの役割分担と協働を図り、環境保全に関する長期的な視野に立った目標及び施策の大綱を定める「環境基本計画」の策定を行いたいと考えております。
 また、緑花の推進につきましては、新グリーンブランに基づき、自然と人との共生による快適な生活環境の形成を目指してまいりたいと考えております。
 次に、県を中心に散居村の保全・整備を通じ快適な環境の地域づくりを目指して進められております田園空間整備事業につきましては、引き続き「(仮称)散居村ミュージアム」の用地取得に努めてまいりたいと存じております。
 なお、施設の実施設計につきましては、市民の皆さんの御意見を取り入れながら、関係者と協議し、県で検討されることになります。このほか散居村保全のためのソフト事業を展開し、砺波平野に広がる屋敷林に囲まれた美しい散居景観を維持してまいりたいと考えております。
 次に、上水道事業について申し上げます。
 平成12年度から実施してまいりました市内全戸の水圧調査が完了いたしましたので、その結果の分析を行い、今後の漏水防止対策に活用してまいりたいと考えております。
 また、本年1月に完成しました水道施設中央監視システムにより、有人管理となっておりました上中野及び安川配水場を4月から無人化し、一層のコスト縮減と配水管理の合理化を図ってまいりたいと考えております。
 新規事業といたしましては、国において「水道水中に含まれる鉛濃度基準の引き下げ」が予定されていることから、緊急地域雇用創出特別交付金事業により、鉛給水管の使用実態調査並びに水質調査を実施したいと考えております。
 なお、老朽管更新事業につきしまても、引き続き早期完成に向け実施してまいりたいと考えております。
 次に、下水道事業について申し上げます。
 公共下水道事業につきましては、今年度末で291ヘクタールの供用を開始する見込みであります。新年度におきましては、杉木地内管渠工事、広上雨水幹線の設計に着手したいと考えております。
 特定環境保全公共下水道事業につきましては、今年度末で146ヘクタールの供用を開始する見込みであります。新年度におきましては、南般若地区、庄下地区の管渠工事に着手したいと考えております。
 農業集落排水事業につきましては、栴檀山地区で特定地域生活排水処理事業に着手したいと考えております。この事業は、し尿と生活雑排水をあわせて処理することにより、生活環境の保全及び公衆衛生の向上を目的として、個別の合併処理浄化槽を設置するものであります。
 次に、ごみ対策について申し上げます。
 「クリーンセンターとなみ」では、1号焼却炉におけるダイオキシン対策のための改修工事が完成しております。昨年11月に実施した性能試験では、排出基準を十分に満たした検査結果を得ており、現在、2号焼却炉の工事が行われているところであります。
 次に、「(仮称)第2赤坂霊苑」の建設について申し上げます。
 今年度で実施設計が完了いたしましたので、造成工事に着手したいと考えております。工事の内容、必要工期等を考慮し、完成目標を平成15年度と考えております。
 次に、交通安全対策について申し上げます。
 昨年の当市における交通事故による死者は8人となり、富山市、高岡市に次ぐ悪い結果となっております。特に高齢者の占める割合が高く、これまで以上に高齢者の事故防止に力を入れて、安全対策と交通安全教室事業を継続的に推進してまいりたいと考えております。
 次に、除雪対策につきましては、地域ぐるみによる除雪を推進するため、鷹栖地区、若林地区及び太田地区の除雪機械の更新を行い、体制の充実を図ってまいりたいと考えております。
 第4に、「人が集いにぎわいのある都市づくり」について申し上げます。
 当市は、砺波平野の中心にあって、高速自動車道など主要幹線道路が集中する交通の要衝に位置し、砺波地方の中核的都市になっております。このため、道路網、情報システムの整備・拡充などにより都市機能の一層の充実を図るとともに、企業進出の受け皿となる基盤を整備することが重要であると考えております。
 まず、交通体系の整備について申し上げます。
 高規格幹線道路のうち、東海北陸自動車道につきましては、五箇山インターから飛騨清見インター間の工事が進められており、来年度中に五箇山インターから白川インター間の開通を目指しております。
 次に、国道整備として、国道156号砺波除雪拡幅事業につきましては、今年度で砺波市内全線が完成し、平成14年度以降は、庄川町から井波町間の事業が進められる予定であります。
 また、国道359号砺波東バイパス事業につきましては、現在、太田地区で用地取得が進められております。引き続き工事の着手が予定されており、推進に努めてまいりたいと存じております。
 県道整備につきましては、主要地方道砺波福光線道路改良及び主要地方道坪野小矢部線権正寺交差点改良については用地取得も残りわずかとなり、平成14年度完成に向け鋭意工事が進められております。また、主要地方道富山戸出小矢部線につきましては、江波交差点から改良事業に着手され、現在、用地取得と工事が進められております。さらには、主要地方道砺波小矢部線、主要地方道砺波庄川線につきましては、道路整備に向けた現地調査が実施されており、事業化に向けて強く要望してまいりたいと存じております。
 市道整備としては、十年明鷹栖線、柳瀬松ノ木線、伏木谷線等の改良事業や国道156号砺波除雪拡幅事業、国道359号砺波東バイパス事業関連等の改良事業の進捗を図ってまいりたいと考えております。
 次に、公共交通のバス事業につきましては、改正された道路運送法が本年2月から施行され、乗り合いバスとタクシー事業の参入や撤退が大幅に自由化されたところであります。その結果、民営路線バスの不採算路線の運行に懸念が出てきたことから、民営乗り合いバス路線維持対策連絡協議会による協議の場を持ち、地域の生活交通の確保に努めてまいりたいと存じております。
 次に、情報通信システムの整備について申し上げます。
 情報通信網の整備につきましては、国の補助を受けて積極的に進めております。今年度において小中学校を結ぶイントラネット工事が完了し、子供たちは授業の中でインターネット等を活用しております。今後は、保育所、幼稚園を含むすべての公共施設を光ファイバーで結ぶイントラネットの構築を計画しているところであります。
 また、市民の皆さんがパソコンを利用される機会が増えてきておりますが、使い方がよくわからない場合などに相談に応じる制度や講習会を、緊急地域雇用創出特別交付金を活用して実施してまいりたいと考えております。
 次に、都市基盤の整備について申し上げます。
 まず、改正された都市計画法が昨年6月に施行されたことに伴い、県で策定される「都市計画区域マスタープラン」に合わせ、「砺波市都市計画マスタープラン」を修正したいと考えております。
 次に、県施行街路事業の国道359号道路改築事業につきましては、平成14年度完成を目指し広上町交差点までの整備が行われますが、引き続き事業を延長し、一般県道安養寺砺波線の交差点改良を進めたいと考えております。
 まちづくり総合支援事業による「(仮称)出町大けやき公園」の整備につきましては、施設のより一層の充実を図るため、公園の拡大を進めてまいりたいと考えております。
 次に、砺波総合運動公園につきましては、完成を目指し、引き続き風の丘の整備を進めてまいりたいと考えております。
 また、多くの市民の皆さんや全国からの観光客の方々を迎えてまいりましたチューリップ公園につきましては、市制50周年に向けて、景観等のリフレッシュを図るための調査を実施したいと考えております。
 次に、出町土地区画整理事業につきましては、換地処分に必要な換地計画書の作成にめどがつきましたので、換地処分を行いたいと考えております。
 組合土地区画整理事業につきましては、深江地区におきまして公園整備を行うとともに、換地処分に向けて手続を進める予定となっております。また、杉木地区におきましては、今年度で仮換地を終え、いよいよ物件移転を初め道路築造などの本工事が進められ、区域外となる一部を街路事業栄町苗加線築造事業として計画しております。さらには、出町市街地東部地区におきましては、土地区画整理事業化可能地区の選定を行い、調査業務の進捗を図り、事業推進の指導をしてまいりたいと考えております。
 第5に、「活力に満ちた産業づくり」について申し上げます。
 近年、産業を取り巻く社会経済情勢は大きく変化しており、こうした変化に対応するためには、農林業、工業、商業等の各分野において的確な振興施策を展開していくことが肝要であります。
 まず、中小企業に対する経営安定支援の要請が依然として強いことから、中小企業融資資金取扱要綱を改正し、融資限度額の引き上げ、融資期間の延長及び預託額の増額を実施してまいりたいと考えております。
 また、小口事業融資資金預託とこの融資に係る保証料の負担軽減を引き続き実施するとともに、中小企業の資金調達の円滑化のために国及び県が実施する金融セーフティネット対策を支援してまいりたいと考えております。
 次に、雇用対策について申し上げます。
 先に申し上げましたとおり、雇用情勢が一段と悪化する中で、砺波公共職業安定所管内の有効求人倍率につきましても、本年1月で0.56と前月を0.09ポイント下回り、依然として大変厳しい状況にあります。雇用環境の改善を図るため、砺波公共職業安定所が実施する合同面接会や雇用対策会議等を通じて、国が行う施策を支援してまいりたいと考えております。
 また、新たな雇用・就業機会の創出を図るため、緊急地域雇用創出特別交付金事業を積極的に申請してまいりたいと考えております。
 次に、農林業について申し上げます。
 国民の「くらしといのち」の基本に関わる食料の安定供給、国土の保全など多面的機能を持つ農業・農村の持つ役割は極めて重要であります。
 しかしながら、水稲作を主体とした当市の農業にとって、最近における米の価格動向は、かつてない厳しい状況となっております。今後とも、農業の持続的な発展を推進していくため、昨年4月に策定した「農業農村基本計画」に基づき、財団法人砺波市農業公社と連携を図りながら、農業政策を展開してまいりたいと考えております。
 次に、米の生産調整につきましては、今年度と同様、従来分に緊急拡大分を加えた1,264.32ヘクタールの配分となり、過去最大規模の転作となったところであります。これに対しましては、麦・大豆・飼料作物の生産振興、団地化への誘導、とも補償制度、稲作経営安定対策への加入促進を図りながら、関係機関と連携を図り対処してまいりたいと考えております。
 また、3年連続となりました米の品質低下に対しましては、土づくりの推進を中心に、その対策について関係機関とともに技術指導を図りながら、品質の向上と安定化に努めてまいりたいと存じております。
 園芸特産関係につきましては、チューリップ球根の生産振興に向けての条件整備について積極的に取り組んでまいりたいと考えております。また、白ネギなどの野菜や果樹、花卉を取り入れた複合経営の取り組みを誘導するよう関係機関とともに努めてまいりたいと存じております。
 中山間地域振興につきましては、中山間地域等直接支払制度の活用を図り、集落一体となった農地の保全に努めてまいりたいと存じております。また、「中山間地域振興基金」の活用による特定農山村活性化支援事業は2年目を迎えることになり、地域住民が自ら取り組む中山間地域の高収益・高付加価値型農業の展開等に対し、引き続き支援をしてまいりたいと考えております。
 農業農村整備事業につきましては、県営かんがい排水事業・県営土地改良総合整備事業等を引き続き支援するとともに、市営ふるさと農道整備事業等を進め、農業生産基盤の整備を推進してまいりたいと考えております。
 また、以前から要望してまいりました庄川左岸地域における基幹用排水路の整備計画につきましては、平成14年度政府予算案に国営事業地区調査「庄川左岸地区」として盛り込まれたところであります。今後は、地域全体をとらえた効率的な用排水計画が立てられるよう、関係機関と連絡調整しながら調査の実施に協力してまいりたいと考えております。
 また、市内の土地改良区の統合整備につきましては、各土地改良区において検討が進められておりますが、市といたしましても、関係機関と密接に連携・協力しながら支援してまいりたいと考えております。
 林業政策につきましては、林業地域総合整備事業等を引き続き推進し、林業生産基盤及び地域住民や都市住民の参加による多様な活動の場となる里山林について、新たな保全・利用・整備のあり方を検討してまいりたいと考えております。
 次に、工業振興について申し上げます。
 これまでの製造業に加え情報サービス業等の誘致を図ってまいりましたが、IT関連産業等の不況により、企業は分散していた工場の集積化と海外への生産拠点の移行を模索しております。したがって、砺波市企業誘致条例の一部を改正し、企業の活性化と雇用機会の拡大に努めてまいりたいと存じております。
 また、企業の事業用水を確保するため、県営による利賀川工業用水道事業の調査が実施されているところであり、早朝の工事着手を要望してまいりたいと存じております。
 次に、商業の振興について申し上げます。
 中心市街地の商業活性化対策につきましては、「中心市街地活性化基本計画」に基づき、市街地整備と商業振興との一体的な推進を図るため、空き店舗対策事業等に対しても引き続き支援を行ってまいりたいと考えております。
 次に、観光について申し上げます。
 今年のチューリップフェアは「散居にひろがる 花のまち」をテーマに、会場内のチューリップの植えつけに工夫を加えるほか、商店街との連携と市街地の活性化を図ることを目的に、チューリップの花びらで平面アートを描く「タピ・ドゥ・フルーとなみ」がとなみ駅前商店街に会場を移して実施されることや、大型チューリップ畑のある柳瀬会場を含めまして、これまで以上にチューリップの花を楽しんでいただけるフェアにしてまいりたいと考えております。
 観光地整備につきましては、夢の平レクリエーション地帯を市民の憩いと健康づくりの場として順次整備を進めてまいりたいと考えており、老朽化しているスキーリフトをペアリフトとして新設し、スキーセンターの改修等も進めたいと考えております。
 第6に、まちづくりの諸施策を推進していく上での基本的な考え方である「市民が主役のまちづくり」について申し上げます。
 まちづくりを進め、目指す都市像を実現していくためには、主役である市民の皆さんの市政への参画が不可欠であり、そのための取り組みを進めていくことが大変重要であります。
 まず、市町村合併について申し上げます。
 「砺波地域合併に関する研究会」の報告書によれば、砺波地域の現状や将来見通しの厳しさを踏まえると合併の議論は避けて通れない課題であり、合併特例法の期限内の合併を目指すのであれば、より具体的な議論を進めていかなければならない時期となっております。
 そのことを踏まえ、今年1月の砺波広域圏事務組合の理事会におきまして、関係市町村の助役や担当課長を構成員とする合併協議会の準備会設置を提案し、同意を得たところであります。この準備会の中で、合併に関する基本的項目の確認や効率のよい行政運営ができる合併の規模を検討した上で、関係市町村による合併協議会を設立したいと考えております。
 もとより、市町村合併は地域住民の意思に基づき、住民主体で進めるべき課題であると考えております。そのための情報提供活動の一環として、2月には、市町村合併に関する説明会を市内全地区で開催したところであります。そのほかにも、行政出前講座やケーブルテレビ、インターネットのホームページなどを活用し、砺波地域の状況や合併のメリット、懸念事項等についてお知らせしてきたところでありますが、今後、市広報等でも逐次情報提供に努め、市町村合併に対する機運の盛り上げに努めてまいりたいと存じております。
 次に、男女共同参画の推進について申し上げます。
 平成14年度も引き続き、男女共同参画推進会議の開催や地区活動集会を充実させ、「となみ男女共同参画プラン」の推進に努めるとともに、独自の条例制定について研究してまいりたいと考えております。
 次に、全国散居村連絡協議会について申し上げます。
 一昨年の全国散居村サミットで提案されました連絡協議会につきましては、平成14年度に設立することで関係自治体が合意したところであります。調査研究に関する情報交換や中央省庁への提案・要望等を行い、散居村の特性を活かしたまちづくりを進めてまいりたいと考えております。
 次に、広報・公聴事業について申し上げます。
 昨年7月に本放送を開始いたしましたケーブルテレビでの「砺波市コミュニティー番組」では、地区特派員の皆さんの御協力により各地区の話題を提供する「地区だより」を中心に、行政情報やイベント案内など身近な情報の提供に努めております。今後とも、市広報やインターネット、コミュニティーFM等とあわせ、一層の情報提供に努めてまいりたいと考えております。
 また、「市長への手紙」や「行政出前講座」「市長と語る会」などの公聴事業につきましても継続して実施してまいりたいと考えております。
 次に、行政改革の推進について申し上げます。
 昨今の地方行財政を取り巻く厳しい環境の中で、今後ますます行政運営の効率化、経費の削減、組織の適正化などが求められております。
 行政改革市民会議につきましては、昨年6月に第2期の行政改革市民会議を開催し、市民の方々にも広く御意見を伺うため、5名の委員を市民から公募いたしました。また、市職員による調査研究組織「行政事務改善委員会」を「行政改革推進委員会」に改称し、事務改善にとどまらず行政改革的な大きなテーマについても研究検討を行ってきたところであります。
 今年度に実施した主なものは、市町村合併に関する調査・研究と情報の提供、農業公社の設置による生産基盤の確立支援、体育施設の管理運営の体育協会への委託、地域イントラネットの基盤整備として行政・教育施設間のネットワーク化、また、市民負担の軽減として水道料金の引き下げ、保育料の一部引き下げなどであります。
 平成14年度におきましては、市町村合併協議会設置に向けた協議、特定環境保全公共下水道区域であっても一部合併処理浄化槽で整備する区域を協議できること、子育て支援の強化、戸籍事務電算化による窓口サービスの向上、環境基本計画の策定、個人情報保護条例の策定、デイサービス事業の管理運営民営化、幼稚園の3歳児保育の充実、幼保一元化の取り組み、また、市民負担の軽減として国民健康保険税及びごみ処理手数料の引き下げなどを実施する予定にいたしております。
 今後とも、行政改革大綱に基づき、市民会議の御意見、御提言をいただきながら、引き続き行政改革の推進に積極的に取り組んでまいりたいと存じております。
 次に、平成16年の市制50周年を記念して編纂作業を進めております「砺波市50年史」につきましては、編纂委員、執筆委員を委嘱し、「第1編 砺波市政の歩み」「第2編 砺波市勢の展開」として、それぞれ資料収集並びに執筆作業を進めていただいております。
 以上、第7次総合計画に掲げる6つの項目ごとに、平成14年度の歳出予算の概要と、あわせて市政運営に当たっての所信を申し述べましたが、議員各位を初め市民の皆さんの御理解と御協力を重ねてお願い申し上げる次第であります。
 次に、歳入予算のうち、主なものについて御説明申し上げます。
 まず、一般会計におきましては、市税は、前年度比0.5%増の53億1,432万4,000円を計上いたしました。この見積もりに当たりましては、最近の経済情勢や雇用情勢、資産評価の動向、地方財政計画などを勘案するとともに、過去の実績等を踏まえ、見込み得る額を計上いたしました。
 市民税につきましては、個人市民税においては、最近の雇用情勢の悪化や所得の減少を見込み、前年度比2.3%の減として計上いたしました。また、法人市民税においては、昨年、市内の主な企業に対し業績予測調査を行ったところ、平成14年度の業績予測は総じて低く見込まれており、法人税割では、今年度の決算見込みの額をさらに15%程度減じた額を計上いたしました。
 また、固定資産税につきましては、中心市街地における土地の評価の下落に伴い減収が見込まれるものの、農地転用等による宅地化の進展や負担調整措置に伴う増収、家屋の新増築による増収、さらには近年設備投資を行った企業の償却資産の増収などを見込んで、前年度比8.3%の増を見込んで計上いたしたところであります。
 次に、地方交付税につきましては、国が進める構造改革の一つであります交付税制度の改正が行われ、臨時財政対策債への振り替えや交付税算定の段階補正の見直しにより、減額を含めた方針が出されたことによる影響等を勘案し、前年度比7.4%減の44億円を計上いたしております。
 国庫支出金では、出町小学校校舎建設の完成等に伴い前年度比45.9%減の7億2,856万4,000円を算定し、また、使用料及び手数料では、デイサービス事業の公設民営化等により、前年度比20.4%減の4億6,192万1,000円を計上いたしております。
 市債につきましては、地方債計画を勘案し、適債事業を慎重に検討するとともに、高利率の市債の繰り上げ償還を行うなど、地方債残高の抑制を図ることとしておりますが、昨年から制度化されました臨時財政対策債4億円を含め、恒久的な減税の実施に伴う減収の一部に対処するための減税補てん債6,000万円、そのほか事業に見合う適債を加え、前年度比12.6%増の総額18億3,820万円を計上いたしたところであります。
 その他の収入につきましては、社会・経済情勢の動向を考慮するとともに、過去の実績などを勘案の上計上いたしております。
 また、特別会計及び企業会計につきましては、国庫支出金、使用料及び手数料、繰入金、市債、事業収益などの収入を過去の実績、業務予定量などを勘案の上、見込み得る額を計上いたしております。
 次に、予算以外の案件について申し上げます。
 条例関係につきましては、新たに制定するものは、出町小学校の移転に伴い、現在の同校体育館を社会体育館として活用するために必要事項を定めるものなど6件であります。また、一部改正及び廃止するものは、国民健康保険加入者の税負担を軽減するため、課税額のうち資産割については算定しないこととするために所要の改正を行うものなど16件であります。
 条例関係以外の案件につきましては、栴檀山東部辺地に係る総合整備計画の策定に関するものなど2件であります。
 報告案件といたしましては、平成13年度富山県砺波市一般会計補正予算(第6号)につきまして、去る1月17日の出町中学校図書室の火災に際しまして、本棚や図書並びに天井の一部等を焼失したことに伴い、早急に復旧が必要であったことから専決処分を行ったものであります。
 なお、復旧経費につきましては、全国市有物件災害共済会から全額火災保険金として受け入れるものであります。
 また、生活道路及び通学路の確保に必要な除雪経費につきましては専決処分を行ったものであり、議会の承認を求めるものであります。
 以上をもちまして、平成14年度における市政運営の基本方針及び提出いたしました諸議案の説明といたします。
 何とぞ、慎重に御審議の上、可決、承認を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(村中君) 以上をもちまして、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明3月2日から6日までの5日間は、議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と叫ぶものあり〕

◯議長(村中君) 御異議なしと認めます。よって、明3月2日から6日までの5日間は休会することに決定いたしました。
 次回は、3月7日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 御苦労さまでした。

 午前11時49分 閉議



平成13年第5回臨時会 議案一覧

     本臨時会に付議された議案等の件名

議案第75号  工事請負契約の締結について
議案第76号  字の区域の新設及び変更について(出町地区)
議案第77号  字の区域の変更について(出町地区、庄下地区)
議員提出議案
第  6 号  市議会議員の公共事業等の契約対象除外に関する決議について



平成13年第5回臨時会 目次

     平成13年第5回砺波市議会臨時会会議録目次

★ 12月25日
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  3
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  3
  報告事項 ……………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  議席の指定 …………………………………………………………………………  4
  議席の変更 …………………………………………………………………………  4
  会期の決定 …………………………………………………………………………  4
  委員会委員の選任 …………………………………………………………………  4
  議案第75号から議案第77号
  提案理由の説明  安念市長 ……………………………………………………  5
   常任委員会付託 …………………………………………………………………  6
   総務文教常任委員長報告  高田委員長 ……………………………………  7
   質疑・討論 ………………………………………………………………………  8
   採 決 (議案第75号から議案第77号) ………………………………  8
  議員提出議案第6号
  提案理由の説明  前田議員 ……………………………………………………  9
   常任委員会付託 ………………………………………………………………… 11
   総務文教常任委員長報告  高田委員長 …………………………………… 12
   質疑・討論 ……………………………………………………………………… 12
   採 決 (議員提出議案第6号) …………………………………………… 12
  閉会の宣告 ………………………………………………………………………… 14